JPH0614540Y2 - 公衆電話機の着信回路 - Google Patents

公衆電話機の着信回路

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JPH0614540Y2
JPH0614540Y2 JP14710989U JP14710989U JPH0614540Y2 JP H0614540 Y2 JPH0614540 Y2 JP H0614540Y2 JP 14710989 U JP14710989 U JP 14710989U JP 14710989 U JP14710989 U JP 14710989U JP H0614540 Y2 JPH0614540 Y2 JP H0614540Y2
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JP
Japan
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signal
incoming
incoming call
circuit
detection
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JP14710989U
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Inventor
幹彦 小原
順夫 鈴木
勝美 吉村
晶彦 小松
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株式会社田村電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、接続完了後に送受器の短絡を解除して通話
可能状態にする公衆電話機の着信回路に関するものであ
る。
[従来の技術] 一般に、公衆電話機は不正通話を防止するため、各種の
工夫が施されている。ダイヤル識別を行っている公衆電
話機においては、不正に送受器からダイヤル信号を送ら
れるのを防止するため、利用者が公衆電話機に有効金額
を投入し、相手応答が確認されるまで送受器を短絡して
おき、送受不能の状態にしている。このような処理を行
っている公衆電話機において、着信通話を行わせるため
には、着信信号を検知し、それによって送受器の短絡を
解除し、相互通話を可能としている。この場合、電話回
線からのノイズによってその着信回路が誤検知をする
と、送受器が開放され前述のような不正使用の可能性が
あるので、正規の着信信号の周期の信号が連続して到来
するまで着信を検知しない状態にしている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら着信信号が最初に到来した瞬間、すなわち
着信ベル等が一瞬鳴動したときにオフフックした場合、
先ループ式の公衆電話機では局内との直流ループを閉成
するため、交換機側は着信信号が停止し、接続完了状態
となる。ところが公衆電話機側は前述した理由によって
着信検知状態とならず、送受不能あるいは片通話となっ
てしまう場合がある。また、後ループ式の場合は送受共
に不能になる。これによって、利用者から見た場合、着
信ベルが鳴ったのにもかかわらず、着信通話が不能であ
るという問題が発生する。
[課題を解決するための手段] このような課題を解決するために第1の考案は、一定時
間以上の着信信号の到来を検出する検出回路と、この検
出回路の検出出力によって到来する着信信号に同期して
着信音を発生する着信音発生回路とを備えたものであ
る。第2の考案は、一定時間以上の着信信号の検出で制
御回路を動作させ、その後の一定時間以上の着信信号の
検出によってベルを駆動するようにしたものである。
[作用] 第1の考案は、オンフック時において着信ベル等を鳴動
させる回路はスイッチ素子によって開放状態にしてお
く。この状態において着信信号が最初に到来した瞬間は
着信ベルが鳴動しないが、着信信号は安定した段階で検
知され、ラッチされる。そのラッチされた信号によっ
て、着信ベル等を鳴動させる回路を開放していたスイッ
チ素子を閉成状態とする。これによって、それ以後は着
信信号が到来していれば、着信ベル等は鳴動する。これ
によって利用者は着信を知ることができ、オフフックし
た場合は既に着信は検知され、その信号はラッチされて
いるので、公衆電話機の制御部は確実に着信状態を検知
できるので、送受器短絡状態を解除し、相互通話可能と
なる。
第2の考案は第1の着信検出回路での着信信号の検出に
よって制御回路の動作が完了し、その後の着信信号の検
出によってベルが駆動される。
[実施例] 第1図はこの考案の一実施例を示すブロック図である。
図において1は局線、2はトリクル充電を行うための高
抵抗、3は電源回路、4はダイヤル送出回路、5は通話
回路、Rはレシーバ、Mはマイクロホン、6は制御部で
あり、レシーバRおよびマイクロホンMは送受器を構成
しており、制御部6はダイヤル送出回路4にダイヤル信
号Diを送出し、通話回路5にミュート信号Muを送出
するようになっている。7はダイヤルキー、8は誤動作
防止のためのガード処理ユニット、HS,HSはフ
ックスイッチ、Cはコンデンサである。
フックスイッチHS1,2はオンフック時には図の位置
に接続されており、フックスイッチHSおよびコンデ
ンサCを介した着信信号は着信検出回路10およびベル
駆動回路11に供給されるようになっている。12はス
イッチ制御回路、13はスイッチ、14はベルである。
なお、着信検出回路10およびスイッチ制御回路12は
電源回路3において局線より充電された電源によって動
作するようになっている。
着信検出回路10は交換機側より到来する16Hzまたは
25Hzの着信信号をラッチし、着信検知信号を送出する
回路であり、交換機側が着信信号を停止した場合、一定
時間後に着信検知信号は自動的に解除されるようになっ
ている。
このように構成された装置において、オンフック時にス
イッチ13は開放状態となっているので、この時点で着
信信号が到来してもベル14は鳴動しない。この状態で
着信信号が一定条件、すなわち送受器の短絡を解除する
ための所定時間以上の期間にわたって到来すると、着信
検出回路10はこれを検出してその状態をラッチし、着
信検出信号をスイッチ制御回路12および制御部6に供
給する。
この結果、スイッチ制御回路12はこの信号に基づいて
スイッチ13を閉成する。一方、着信信号4は継続して
供給されるのでそれがベル駆動回路11に供給され、そ
こでは着信信号に同期したベル信号が送出され、それが
スイッチ13を介してベル14を鳴動させる。
ベル14が鳴動することによって被呼者がオフフックす
ると着信検知信号は既に制御部6に供給されているの
で、ミュート信号Muが解除されて確実に着信通話が可
能になる。オフフックした場合あるいは着信信号が途中
で中止した場合、着信検出回路10から送出されていた
着信検知信号は一定時間後、解除されるようになってい
る。このため、スイッチ制御回路12はスイッチ13の
接点を開放し、初期状態に復旧する。
ベル鳴動前に発信等でオフフックした場合、制御部が着
信検知していればミュートを解除して着信状態となる
が、制御部が着信検知していなければ、発着衝突しな
り、ミュートのまま、片通話となる。
なお、以上の実施例は着信信号の時間が所定時間以上供
給されていることを検出して着信検知信号を送出した
が、これは着信信号のオン・オフ回数をカウンタによっ
て計数して、その回数によって着信検知信号を送出して
も良い。またスイッチ13は機械的なものあるいは光学
的なものの何れでも良く、ベルはブザーあるいは電子音
発生器でも良い。
第2図は第2の実施例を示すブロック図であり、第1図
と同一部分は同記号を用いている。図において着信信号
は整流器20で整流され、フォトカップラ21を介して
着信検出回路10に供給される。そこではチャッタリン
グ吸収回路10でチャッタリングが除去された信号が
カウンタ10でカウントされ、オア回路10および
バッファ10を介して制御部6に供される。この信号
を受けた制御部6は着信検出処理を行う。ここで、カウ
ンタ10は第3図に示すように入力信号をカウントし
て端子Q1〜Q3より出力するので、端子Q1〜Q3の
どの端子から出力信号が発生してるときでもオア回路1
は出力信号を発生し、着信信号の確実な検出が行え
る。
一方、整流器20で整流された着信信号はツェナーダイ
オード22およびコンデンサ23で安定化され、着信信
号検出回路24に供給される。着信信号検出回路24は
抵抗24,24,コンデンサ24、電圧検知用I
C24から構成されている。そして電圧検知用IC2
に供給される電圧が抵抗24とコンデンサ24
によって遅延されるので、着信信号が供給されてから所
定時間後に電圧検知用ICは出力信号を発生する。そこ
で、着信信号検出回路24の出力信号は着信検出回路1
0の出力信号が発生するタイミングより後になるように
設定しておけば、着信信号発生回路24は制御部6の動
作準備が完了してから出力信号を発生する。この信号は
ベル駆動回路25に供給され、ベル14を駆動するの
で、ベルが鳴動する。このベルは制御回路6の動作準備
が完了した後に鳴動するので、仮にベルが瞬間鳴動した
後にオフフックしても、制御部6は確実に着信処理を行
うことが可能になる。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案は、一定時間以上の着信信
号の到来を検出する検出回路の検出出力によって、ベル
を鳴動させるものであるから、呼出音鳴動と同時にオフ
フックしても確実な着信通話が行えるようになるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は図はこの考案の一実施例を示すブロック図、第
2図は他の実施例を示すブロック図、第3図は各部着信
検出回路の各部波形図である。 1……外線、3……電源回路、5……通話回路、6……
制御部、10……着信検出回路、11……ベル駆動回
路、12……スイッチ制御回路、13……スイッチ、1
4……ベル。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オフフック時に一定時間の着信信号到来の
    検知出力に基づき送受器の短絡を解除して着信通話を可
    能とする公衆電話機の着信回路において、 前記一定時間以上の着信信号の到来を検出する着信検出
    回路と、 この着信検出回路の検出出力によって到来する着信信号
    に同期して着信音を発生するベル駆動回路とを備えてな
    る公衆電話機の着信回路。
  2. 【請求項2】オフフック時に一定時間の着信信号到来の
    検知出力に基づき送受器の短絡を解除して着信通話を可
    能とする公衆電話機の着信回路において、 一定時間以上の着信信号の到来を検出し制御回路に検出
    信号を送出する第1の着信検出回路と、 着信信号の到来を第1の着信検出回路より後に検出する
    第2の着信検出回路と、 第2の着信検出回路の出力によって到来する着信信号に
    より着信音を発生するベル駆動回路とを備えたことを特
    徴とする公衆電話機の着信回路。
JP14710989U 1989-02-21 1989-12-22 公衆電話機の着信回路 Expired - Lifetime JPH0614540Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14710989U JPH0614540Y2 (ja) 1989-02-21 1989-12-22 公衆電話機の着信回路

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-19035 1989-02-21
JP1903589 1989-02-21
JP14710989U JPH0614540Y2 (ja) 1989-02-21 1989-12-22 公衆電話機の着信回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03450U JPH03450U (ja) 1991-01-07
JPH0614540Y2 true JPH0614540Y2 (ja) 1994-04-13

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ID=31717410

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JP14710989U Expired - Lifetime JPH0614540Y2 (ja) 1989-02-21 1989-12-22 公衆電話機の着信回路

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