JP2879393B2 - キャップの良否検出装置 - Google Patents

キャップの良否検出装置

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JP2879393B2 JP4185178A JP18517892A JP2879393B2 JP 2879393 B2 JP2879393 B2 JP 2879393B2 JP 4185178 A JP4185178 A JP 4185178A JP 18517892 A JP18517892 A JP 18517892A JP 2879393 B2 JP2879393 B2 JP 2879393B2
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賢志 小寺
博之 丸山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボトル等の容器の先端
に嵌めるキャップの良否を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内容物を入れたボトル等の容器
の中には、キャップが傾いて被冠されるものやキャップ
に印刷されている表示の位置がずれているもの等の不良
品が含まれているため、箱詰めされる前にキャップの良
否を検出する必要がある。従来から、キャップの良否を
検出する方法として実際に測定器を用いて作業者が判定
していた。又、容器のキャップの開栓トルクの良否を非
破壊で検出する装置として、特開平3-46532 号に開示さ
れた装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、キャップの良
否を測定器を用いて作業者が判定すると、手数がかか
り、かつ個人差等から誤差が生じやすく精密な検出が難
しいという問題点があった。又、特開平3-46532 号に開
示された装置は、キャップの締め込み状態の良否のみを
非破壊で検出するものであり、キャップの傾き状態やキ
ャップの印刷位置を検出するものではなかった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み、キャップの傾
き状態やキャップの印刷位置の良否を手数をかけず、か
つ精密に検出することができるキャップの良否検出装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャップ表面
上の文字、符号、模様等からなる表示部分と無表示部分
とを2値化する手段と、前記キャップが斜めに被冠され
ている場合やキャップ表面の表示がずれている場合に、
前記表示部分と重なるように位置決めされている検出ウ
インドウを生成する手段と、前記検出ウインドウと重な
っている前記2値化された表示部分の画素数が所定数以
下であるか否かにより、キャップの良否を判定する手段
とからなり、前記検出ウインドウが、前記表示部分の内
側または外側、もしくは両側に位置されることを特徴と
するキャップの良否検出装置である。
【0006】
【作 用】本発明によれば、生成された検出ウインドウ
と重なっている前記2値化された表示部分の画素数が所
定数以下であるか否かにより、キャップの良否を判定す
るので、手数をかけることなく、非破壊でキャップの良
否を検出することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明のキャップの良否検出装置を図
面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示す
ブロック図である。図において、1は内容物を詰めたボ
トル等の容器、2は容器1を搬送するコンベア、3は容
器のキャップ、4は光学的に容器1の有無を検出する容
器検出部、5はキャップ3の表面を常時照明している照
明装置、6は照明装置5の発光をコントロールする照明
制御部、7はキャップ3の表面を撮影するカメラであ
る。
【0008】10はカメラ7によって撮影された画像の
処理を行う画像処理装置である。画像処理装置10の構
成を詳細に述べると、11は制御部であり、カメラ7か
らの画像の取り込みを指示したり、また、画像処理装置
10の各部を統括的に制御したりする。12は制御部1
1による画像の取り込みの指示によりカメラ7の画像を
2値化してメモリに記憶させる画像取込部、13は基準
となる検出ウインドウWを生成するウインドウ生成部で
ある。14は画素数カウント部であり、検出ウインドウ
W内における2値化画像の画素数を面積のカウントによ
り算出する。15はキャップ良否判定部であり、画素数
カウント部14が算出した画素数が所定数以下であるか
否かによってキャップの傾き状態やキャップの表示位置
が適正であるか否かを判定する。20は2値化画像,検
出ウインドウを表示するモニタである。
【0009】図2は、上記実施例における画像処理に関
するフローチャートである。まず、容器検出部4がコン
ベア2で搬送されてくる容器1を検出すると(ステップ
1)、制御部11はカメラ7によりキャップ3の画像
を2値化して取り込む(ステップS2 )。次に、取り込
んだ2値化画像の基準位置を検出して補正し(ステップ
3 )、予め設定しておいた検出ウインドウWを生成す
る(ステップS4 )。この検出ウインドウWは、キャッ
プが許容範囲を越えて斜めになっている場合や表面の表
示が許容範囲を越えてずれている場合に、表示のレリー
フ(暗部)がかかるように位置決めされている。本実施
例では、キャップの表面の円形部分に文字が印刷で表示
されており、検出ウインドウWはその印刷表示の内側
(許容範囲として2mmだけ印刷表示と離隔している)
に位置している。
【0010】次に、検出ウインドウW内の表示部分の画
素の面積をカウントする(ステップS5 )。そして、キ
ャップ良否判定部15は、画素数カウント部14でカウ
ントした数が図3(a)のように、全くないか所定数以
下であれば良品、図3(b)のように所定数以上であれ
ば不良品と判定する(ステップS6 )。以上、本発明の
好ましい実施例を説明したが、発明の範囲又は精神から
逸脱することなく開示した実施例に種々の変更をするこ
とができることは明らかである。例えば、検出ウインド
ウWの形状を2重円形にして、円形の白地部分に表示が
入るように位置決めして判定してもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、生成された検出ウイン
ドウと重なっている2値化された表示部分の画素数が所
定数以下であるか否かにより、キャップの傾き状態やキ
ャップの印刷位置の良否を手数をかけることなく、非破
壊でかつ精密に検出することができる。
【0012】又、本発明は、ロールオンキャップ(Roll
-on Cap)により、ねじ口びんに無地のキャップを被せ、
びんのねじ山を型にして、ロールで外部よりねじをつく
る方式において、その誤動作により、キャップの傾き及
び印刷ずれを検出する場合に、特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】画像処理についてのフローチャートである。
【図3】キャップの良否検出の例を示す説明図であり、
(a)は良品の場合、(b)は不良品の場合を示す。
【符号の説明】
1…容器、 2…コンベア、 3…容器のキャップ、 4…容器検出部、 5…照明装置、 6…照明制御部、 7…カメラ、 10…画像処理装置、 11…制御部、 12…画像取込部、 13…ウインドウ生成部、 14…画素数カウント部、 15…キャップ良否判定部、 20…モニタ、 W…検出ウインドウ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップ表面上の文字、符号、模様等か
    らなる表示部分と無表示部分とを2値化する手段と、 前記キャップが斜めに被冠されている場合やキャップ表
    面の表示がずれている場合に、前記表示部分と重なるよ
    うに位置決めされている検出ウインドウを生成する手段
    と、 前記検出ウインドウと重なっている前記2値化された表
    示部分の画素数が所定数以下であるか否かにより、キャ
    ップの良否を判定する手段とからなり、 前記検出ウインドウが、前記表示部分の内側または外
    側、もしくは両側に位置される ことを特徴とするキャッ
    プの良否検出装置。
JP4185178A 1992-07-13 1992-07-13 キャップの良否検出装置 Expired - Fee Related JP2879393B2 (ja)

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DE19613878C1 (de) * 1996-04-06 1997-06-12 Voith Sulzer Finishing Gmbh Kalander für Papier o. dgl.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2723983B2 (ja) * 1989-07-14 1998-03-09 サントリー株式会社 キャップ締め角度検査装置

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