JP2878893B2 - 自走式エレベータ - Google Patents
自走式エレベータInfo
- Publication number
- JP2878893B2 JP2878893B2 JP6222792A JP6222792A JP2878893B2 JP 2878893 B2 JP2878893 B2 JP 2878893B2 JP 6222792 A JP6222792 A JP 6222792A JP 6222792 A JP6222792 A JP 6222792A JP 2878893 B2 JP2878893 B2 JP 2878893B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- guide rail
- self
- propelled elevator
- speed
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高層建物の昇降路のガ
イドレールに沿って乗りかごをリニアモータで昇降する
自走式エレベータに係り、特に、この自走式エレベータ
おける乗りかごの調速機取付装置に関する。
イドレールに沿って乗りかごをリニアモータで昇降する
自走式エレベータに係り、特に、この自走式エレベータ
おける乗りかごの調速機取付装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、超高層建物の建築が建設されてお
り、この超高層建物に収容される多数の人員を効率よく
運搬する運搬手段には、従来のロープ式（つるべ式）の
エレベータに代って自走式エレベータが提案されてい
る。
り、この超高層建物に収容される多数の人員を効率よく
運搬する運搬手段には、従来のロープ式（つるべ式）の
エレベータに代って自走式エレベータが提案されてい
る。
【０００３】既に提案されているこの種の自走式エレベ
ータは、図３に示されるように構成されている。
ータは、図３に示されるように構成されている。
【０００４】即ち、図３に示されるように、高層建物の
昇降路１の側壁１ａには、ガイドレール２が立設されて
おり、このガイドレール２の位置する上記昇降路１の側
壁１ａには、リニアモータの一次コイル３が上記ガイド
レール２に沿って貼設されている。又、このガイドレー
ル２の向合った位置の昇降路１には、乗りかご４が設け
られており、この乗りかご４には、リニアモータの二次
導体５が上記一次コイル３と互いに向き合うように設け
られている。さらに、上記乗りかご４の上下部には、一
対のブラケット６ａ、６ｂが付設されており、この一方
のブラケット６ａには、逆Ｕ字状をなす保持部材７が支
軸８で回動自在に軸装されている。さらに又、この保持
部材７の外側には、一対のガイドローラ９が上記ガイド
レール２の両側を挟持するように付設されており、この
一方のガイドローラ９には、調速機１０が上記乗りかご
４の速度を検出するように伝動ベルト１１を介して連結
されている。又、上記各ガイドローラ９の下位の保持部
材１２には、非常停止装置（非常止装置ともいう）１３
が、非常停止の制動時、上記ガイドレール２へ圧接する
ように設けられており、上記各ガイドローラ９と非常停
止装置１３とは、支軸８の周りに回動する保持されてい
る。
昇降路１の側壁１ａには、ガイドレール２が立設されて
おり、このガイドレール２の位置する上記昇降路１の側
壁１ａには、リニアモータの一次コイル３が上記ガイド
レール２に沿って貼設されている。又、このガイドレー
ル２の向合った位置の昇降路１には、乗りかご４が設け
られており、この乗りかご４には、リニアモータの二次
導体５が上記一次コイル３と互いに向き合うように設け
られている。さらに、上記乗りかご４の上下部には、一
対のブラケット６ａ、６ｂが付設されており、この一方
のブラケット６ａには、逆Ｕ字状をなす保持部材７が支
軸８で回動自在に軸装されている。さらに又、この保持
部材７の外側には、一対のガイドローラ９が上記ガイド
レール２の両側を挟持するように付設されており、この
一方のガイドローラ９には、調速機１０が上記乗りかご
４の速度を検出するように伝動ベルト１１を介して連結
されている。又、上記各ガイドローラ９の下位の保持部
材１２には、非常停止装置（非常止装置ともいう）１３
が、非常停止の制動時、上記ガイドレール２へ圧接する
ように設けられており、上記各ガイドローラ９と非常停
止装置１３とは、支軸８の周りに回動する保持されてい
る。
【０００５】一方、他方のブラケット６ｂには、Ｕ字状
をなす保持部材１４が支軸１５で回動自在に軸装されて
おり、この保持部材１４の外側には、一対のガイドロー
ラ１６が上記ガイドレール２の両側を挟持するように付
設されている。又、この各ガイドローラ１６の上位の保
持部材１４の外側には、制動装置１７が制動時上記ガイ
ドレール２へ制動を加えるように設けられており、この
制動装置１７の反対側の上記乗りかご４には、永久磁石
による二次側導体１８ａが各階床に付設されたリニアモ
ータの一次コイル１８ｂと互いに向き合って水平に敷設
されている。又、図３に示されるように、上記乗りかご
４には、かご側の開閉扉４ａと乗場側の開閉扉１９がそ
れぞれ同期して開閉するように設けられている。
をなす保持部材１４が支軸１５で回動自在に軸装されて
おり、この保持部材１４の外側には、一対のガイドロー
ラ１６が上記ガイドレール２の両側を挟持するように付
設されている。又、この各ガイドローラ１６の上位の保
持部材１４の外側には、制動装置１７が制動時上記ガイ
ドレール２へ制動を加えるように設けられており、この
制動装置１７の反対側の上記乗りかご４には、永久磁石
による二次側導体１８ａが各階床に付設されたリニアモ
ータの一次コイル１８ｂと互いに向き合って水平に敷設
されている。又、図３に示されるように、上記乗りかご
４には、かご側の開閉扉４ａと乗場側の開閉扉１９がそ
れぞれ同期して開閉するように設けられている。
【０００６】従って、上述した自走式エレベータは、乗
りかご４を上記ガイドレール２に沿って昇降するとき、
乗りかご４内に設置されて運転操作盤（図示されず）を
操作して所望の階床へ押し釦を押すことにより、乗りか
ご４のリニアモータの二次導体５へ通電し、この二次導
体５とリニアモータの一次コイル３とによって乗りかご
４を上昇又は降下する。さらに、乗りかご４の昇降中、
上記調速機１０は一方のガイドローラ９の回転を伝動ベ
ルト１１を介して乗りかご４の昇降速度を検出する。さ
らに、乗りかご４を所定の階床に停止するときには、制
動装置１７が制動して上記ガイドレール２へ制動を加え
て着床する。
りかご４を上記ガイドレール２に沿って昇降するとき、
乗りかご４内に設置されて運転操作盤（図示されず）を
操作して所望の階床へ押し釦を押すことにより、乗りか
ご４のリニアモータの二次導体５へ通電し、この二次導
体５とリニアモータの一次コイル３とによって乗りかご
４を上昇又は降下する。さらに、乗りかご４の昇降中、
上記調速機１０は一方のガイドローラ９の回転を伝動ベ
ルト１１を介して乗りかご４の昇降速度を検出する。さ
らに、乗りかご４を所定の階床に停止するときには、制
動装置１７が制動して上記ガイドレール２へ制動を加え
て着床する。
【０００７】特に、上述した自走式エレベータの調速機
は直接に乗りかご４の上部に設置されており、しかも、
ガイドローラ９の回転を伝動ベルト１１を介して乗りか
ご４の速度に比例した周速にして回転させて昇降速度を
検出している。
は直接に乗りかご４の上部に設置されており、しかも、
ガイドローラ９の回転を伝動ベルト１１を介して乗りか
ご４の速度に比例した周速にして回転させて昇降速度を
検出している。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た自走式エレベータにおける調速機１０の回転部材１０
ａの回転速度は、ガイドローラ９の滑りや伝動ベルト１
１の撓み等により、乗りかご４の振動に大きな影響を受
け、正確な昇降速度を検出することが困難である。しか
も、乗りかご４は上記ガイドレール２の継ぎ目やギャッ
プ等により振動を受けると共に、調速機１０の回転部材
１０ａは上記ガイドレール２の継ぎ目やギャップ等の影
響を受けて正確な回転を得られない等の問題がある。
た自走式エレベータにおける調速機１０の回転部材１０
ａの回転速度は、ガイドローラ９の滑りや伝動ベルト１
１の撓み等により、乗りかご４の振動に大きな影響を受
け、正確な昇降速度を検出することが困難である。しか
も、乗りかご４は上記ガイドレール２の継ぎ目やギャッ
プ等により振動を受けると共に、調速機１０の回転部材
１０ａは上記ガイドレール２の継ぎ目やギャップ等の影
響を受けて正確な回転を得られない等の問題がある。
【０００９】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、乗りかごの振動に影響を受けることな
く、しかも、伝動ベルトの撓みによる影響を解消し、調
速機の正確な昇降速度を検出して精度の向上を図り、安
全性や信頼性の向上を図ることを目的とする自走式エレ
ベータを提供するものである。
ものであって、乗りかごの振動に影響を受けることな
く、しかも、伝動ベルトの撓みによる影響を解消し、調
速機の正確な昇降速度を検出して精度の向上を図り、安
全性や信頼性の向上を図ることを目的とする自走式エレ
ベータを提供するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、昇降路のガイ
ドレールに沿って乗りかごをリニアモータで昇降する自
走式エレベータにおいて、上記乗りかごに支持部材を直
接若しくは間接的に設け、この支持部材に車輪を備えた
台車を制振ばね及びダンパ装置を介して設けると共に上
記ガイドレールへ挟持して転動するようにし、上記台車
に上記ガイドレールへ圧接して回転しながら調速する調
速機を設けたものである。
ドレールに沿って乗りかごをリニアモータで昇降する自
走式エレベータにおいて、上記乗りかごに支持部材を直
接若しくは間接的に設け、この支持部材に車輪を備えた
台車を制振ばね及びダンパ装置を介して設けると共に上
記ガイドレールへ挟持して転動するようにし、上記台車
に上記ガイドレールへ圧接して回転しながら調速する調
速機を設けたものである。
【００１１】
【作用】本発明は、乗りかごを上記ガイドレールに沿っ
て昇降するとき、乗りかご内に設置された運転操作盤を
操作して所望の階床へ押釦を押すことにより、乗りかご
のリニアモータの二次導体へ通電し、この二次導体とリ
ニアモータの一次コイルとによって乗りかごを上昇又は
降下し、他方、上記乗りかごの支持部材に台車を制振ば
ね及びダンパ装置を介して設けることにより、乗りかご
による振動等を吸振して解消し、乗りかごの昇降中、上
記調速機の回転部材で乗りかごの速度を正確に検出し、
乗りかごを制動装置で上記ガイドレールへ制動を加えて
所定の階床へ着床するものである。
て昇降するとき、乗りかご内に設置された運転操作盤を
操作して所望の階床へ押釦を押すことにより、乗りかご
のリニアモータの二次導体へ通電し、この二次導体とリ
ニアモータの一次コイルとによって乗りかごを上昇又は
降下し、他方、上記乗りかごの支持部材に台車を制振ば
ね及びダンパ装置を介して設けることにより、乗りかご
による振動等を吸振して解消し、乗りかごの昇降中、上
記調速機の回転部材で乗りかごの速度を正確に検出し、
乗りかごを制動装置で上記ガイドレールへ制動を加えて
所定の階床へ着床するものである。
【００１２】
【実施例】以下、本発明を図示のー実施例について説明
する。
する。
【００１３】なお、本発明は、上述した具体例と同一の
構成部材には、同じ符号を付して説明する。
構成部材には、同じ符号を付して説明する。
【００１４】図１及び図２において、符号１は、高層建
物の昇降路１であって、この昇降路１の側壁１ａには、
ガイドレール２が立設されており、このガイドレール２
の位置する上記昇降路１の側壁１ａには、リニアモータ
の一次コイル３が上記ガイドレール２に沿って貼設され
ている。又、このガイドレール２の向合った位置の昇降
路１には、乗りかご４が設けられており、この乗りかご
４には、リニアモータの二次導体５が上記一次コイル３
と互いに向き合うように設けられている。さらに、上記
乗りかご４の上下部には、一対のブラケット６ａ、６ｂ
が付設されており、この一方のブラケット６ａには、逆
Ｕ字状をなす保持部材７が支軸８で回動自在に軸装され
ている。さらに又、この保持部材７の外側には、一対の
ガイドローラ９が上記ガイドレール２の両側を挟持する
ように付設されており、この一方のガイドローラ９を支
持する水平な支持部材２０には、断面がコ字状をなす固
定枠体２１が一体にして固定されている。又、この固定
枠体２１には、台車２２が上下一対の制振ばね２３ａ、
２３ｂ及び一対のダンパ装置２４を介して設けられてお
り、この台車２２には、調速機２５がその回転部材２６
を上記ガイドレール２へ圧接して回転するように設けら
れている（図２参照）。
物の昇降路１であって、この昇降路１の側壁１ａには、
ガイドレール２が立設されており、このガイドレール２
の位置する上記昇降路１の側壁１ａには、リニアモータ
の一次コイル３が上記ガイドレール２に沿って貼設され
ている。又、このガイドレール２の向合った位置の昇降
路１には、乗りかご４が設けられており、この乗りかご
４には、リニアモータの二次導体５が上記一次コイル３
と互いに向き合うように設けられている。さらに、上記
乗りかご４の上下部には、一対のブラケット６ａ、６ｂ
が付設されており、この一方のブラケット６ａには、逆
Ｕ字状をなす保持部材７が支軸８で回動自在に軸装され
ている。さらに又、この保持部材７の外側には、一対の
ガイドローラ９が上記ガイドレール２の両側を挟持する
ように付設されており、この一方のガイドローラ９を支
持する水平な支持部材２０には、断面がコ字状をなす固
定枠体２１が一体にして固定されている。又、この固定
枠体２１には、台車２２が上下一対の制振ばね２３ａ、
２３ｂ及び一対のダンパ装置２４を介して設けられてお
り、この台車２２には、調速機２５がその回転部材２６
を上記ガイドレール２へ圧接して回転するように設けら
れている（図２参照）。
【００１５】即ち、図２に拡大して示されるように、上
記台車２２の下枠体２２ａには、上下一対の制振ばね２
３ａ、２３ｂ及び一対のダンパ装置２４が上記乗りかご
４からの振動を制振して吸収するように設けられてお
り、この下枠体２２ａの両端部には、各垂直枠体２２
ｂ、２２ｃが各ピン軸２７ａ、２７ｂで枢着されてい
る。又、上記各垂直枠体２２ｂ、２２ｃの両上端部に
は、調整螺杆２８がコイルばね２９を介装して連結され
ており、上記垂直枠体２２ｂの中程には、上記調速機２
５の回転部材２６が支軸２６ａで回転自在に軸装されて
いる。さらに、上記垂直枠体２２ｃには、コ字状をなす
枠体３０が各コイルばね３１ａ、３１ｂを介して設けら
れており、この枠体３０の上下には、各車輪（ローラ
ー）３２ａ、３２ｂが上記ガイドレール２へ圧接して転
動するように設けられている。さらに又、上記各ガイド
ローラ９の下位の保持部材１２には、非常停止装置（非
常止装置ともいう）１３が、非常停止の制動時、上記ガ
イドレール２へ圧接するように設けられており、上記各
ガイドローラ９と非常停止装置１３とは、支軸８の周り
に回動する保持されている。
記台車２２の下枠体２２ａには、上下一対の制振ばね２
３ａ、２３ｂ及び一対のダンパ装置２４が上記乗りかご
４からの振動を制振して吸収するように設けられてお
り、この下枠体２２ａの両端部には、各垂直枠体２２
ｂ、２２ｃが各ピン軸２７ａ、２７ｂで枢着されてい
る。又、上記各垂直枠体２２ｂ、２２ｃの両上端部に
は、調整螺杆２８がコイルばね２９を介装して連結され
ており、上記垂直枠体２２ｂの中程には、上記調速機２
５の回転部材２６が支軸２６ａで回転自在に軸装されて
いる。さらに、上記垂直枠体２２ｃには、コ字状をなす
枠体３０が各コイルばね３１ａ、３１ｂを介して設けら
れており、この枠体３０の上下には、各車輪（ローラ
ー）３２ａ、３２ｂが上記ガイドレール２へ圧接して転
動するように設けられている。さらに又、上記各ガイド
ローラ９の下位の保持部材１２には、非常停止装置（非
常止装置ともいう）１３が、非常停止の制動時、上記ガ
イドレール２へ圧接するように設けられており、上記各
ガイドローラ９と非常停止装置１３とは、支軸８の周り
に回動する保持されている。
【００１６】なお、上記垂直枠体２２ｃの上下部には、
各ローラ２７ｃ、２７ｄが上記ガイドレール２へ当接し
て転動するように付設されている。
各ローラ２７ｃ、２７ｄが上記ガイドレール２へ当接し
て転動するように付設されている。
【００１７】又一方、他方のブラケット６ｂには、Ｕ字
状をなす保持部材１４が支軸１５で回動自在に軸装され
ており、この保持部材１４の外側には、一対のガイドロ
ーラ１６が上記ガイドレール２の両側を挟持するように
付設されている。又、この各ガイドローラ１６の上位の
保持部材１４の外側には、制動装置１７が制動時上記ガ
イドレール２へ制動を加えるように設けられており、こ
の制動装置１７の反対側の上記乗りかご４には、永久磁
石による二次側導体１８ａが各階床に付設されたリニア
モータの一次コイル１８ｂと互いに向き合って水平に敷
設されている。又、図１に示されるように、上記乗りか
ご４には、かご側の開閉扉４ａと乗場側の開閉扉１９が
それぞれ同期して開閉するように設けられている。
状をなす保持部材１４が支軸１５で回動自在に軸装され
ており、この保持部材１４の外側には、一対のガイドロ
ーラ１６が上記ガイドレール２の両側を挟持するように
付設されている。又、この各ガイドローラ１６の上位の
保持部材１４の外側には、制動装置１７が制動時上記ガ
イドレール２へ制動を加えるように設けられており、こ
の制動装置１７の反対側の上記乗りかご４には、永久磁
石による二次側導体１８ａが各階床に付設されたリニア
モータの一次コイル１８ｂと互いに向き合って水平に敷
設されている。又、図１に示されるように、上記乗りか
ご４には、かご側の開閉扉４ａと乗場側の開閉扉１９が
それぞれ同期して開閉するように設けられている。
【００１８】以下、本発明の作用について説明する。
【００１９】従って、今、乗りかご４を上記ガイドレー
ル２に沿って昇降するとき、乗りかご４内に設置された
運転操作盤（図示されず）を操作して所望の階床へ押釦
を押すことにより、乗りかご４のリニアモータの二次導
体５へ通電し、この二次導体５とリニアモータの一次コ
イル３とによって乗りかご４を上昇又は降下する。
ル２に沿って昇降するとき、乗りかご４内に設置された
運転操作盤（図示されず）を操作して所望の階床へ押釦
を押すことにより、乗りかご４のリニアモータの二次導
体５へ通電し、この二次導体５とリニアモータの一次コ
イル３とによって乗りかご４を上昇又は降下する。
【００２０】他方、台車２２を制振ばね２３ａ、２３ｂ
及びダンパ装置２４を介して設けたあるので、乗りかご
４による振動等を制振ばね２３ａ、２３ｂ及びダンパ装
置２４で吸振して解消する。
及びダンパ装置２４を介して設けたあるので、乗りかご
４による振動等を制振ばね２３ａ、２３ｂ及びダンパ装
置２４で吸振して解消する。
【００２１】従って、乗りかご４の昇降中、上記調速機
２５の回転部材２６で乗りかご４の昇降速度を正確に検
出し、乗りかご４を制動装置１７で上記ガイドレール２
へ制動を加えて所定の階床へ安全に着床する。
２５の回転部材２６で乗りかご４の昇降速度を正確に検
出し、乗りかご４を制動装置１７で上記ガイドレール２
へ制動を加えて所定の階床へ安全に着床する。
【００２２】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、昇降
路のガイドレールに沿って乗りかごをリニアモータで走
行する自走式エレベータにおいて、上記乗りかごに支持
部材を直接若しくは間接的に設け、この支持部材に車輪
を備えた台車を制振ばね及びダンパ装置を介して設ける
と共に上記ガイドレールへ挟持して転動するようにし、
この台車に上記ガイドレールへ圧接して回転しながら調
速する調速機を設けてあるので、乗りかごの振動に影響
を受けないばかりでなく、伝動ベルトの撓みによる影響
を解消し、正確な昇降速度を検出して調速機の速度検出
の精度の向上を図ると共に安全性や信頼性の向上を図る
ことができる等の優れた効果を有する。
路のガイドレールに沿って乗りかごをリニアモータで走
行する自走式エレベータにおいて、上記乗りかごに支持
部材を直接若しくは間接的に設け、この支持部材に車輪
を備えた台車を制振ばね及びダンパ装置を介して設ける
と共に上記ガイドレールへ挟持して転動するようにし、
この台車に上記ガイドレールへ圧接して回転しながら調
速する調速機を設けてあるので、乗りかごの振動に影響
を受けないばかりでなく、伝動ベルトの撓みによる影響
を解消し、正確な昇降速度を検出して調速機の速度検出
の精度の向上を図ると共に安全性や信頼性の向上を図る
ことができる等の優れた効果を有する。
【図１】本発明の自走式エレベータの側面図。
【図２】本発明の要部を示す拡大側面図。
【図３】既に提案されている自走式エレベータの側面
図。
図。
１ 昇降路 ２ ガイドレール ３ 一次コイル ４ 乗りかご ５ 二次導体 ２０ 支持部材 ３２ａ、３２ｂ 車輪 ２２ 台車 ２３ａ、２３ｂ 制振ばね ２４ ダンパ装置 ２５ 調速機
Claims (1)
- 【請求項１】昇降路のガイドレールに沿って乗りかごを
リニアモータで昇降する自走式エレベータにおいて、上
記乗りかごに直接若しくは間接的に設けられた支持部材
と、この支持部材に制振ばね及びダンパ装置を介して設
けられると共に上記ガイドレールへ挟持して転動する車
輪を備えた台車と、この台車に設けられて上記ガイドレ
ールへ圧接して回転しながら調速する調速機を具備した
ことを特徴とする自走式エレベータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222792A JP2878893B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 自走式エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222792A JP2878893B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 自走式エレベータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05262472A JPH05262472A (ja) | 1993-10-12 |
| JP2878893B2 true JP2878893B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=13194065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6222792A Expired - Lifetime JP2878893B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 自走式エレベータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2878893B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002338175A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-27 | Otis Elevator Co | 自走式エレベータ |
| CN108275537A (zh) * | 2018-03-22 | 2018-07-13 | 日立电梯（中国）有限公司 | 一种机械式电梯限速安全钳 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6253879B1 (en) | 1998-12-22 | 2001-07-03 | Otis Elevator Company | Apparatus and method of determining overspeed of an elevator car |
| US6161653A (en) * | 1998-12-22 | 2000-12-19 | Otis Elevator Company | Ropeless governor mechanism for an elevator car |
| US6173813B1 (en) | 1998-12-23 | 2001-01-16 | Otis Elevator Company | Electronic control for an elevator braking system |
| US6170614B1 (en) | 1998-12-29 | 2001-01-09 | Otis Elevator Company | Electronic overspeed governor for elevators |
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- 1992-03-18 JP JP6222792A patent/JP2878893B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JPH05262472A (ja) | 1993-10-12 |
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