JP2878303B2 - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents

画像形成装置の給紙装置

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JP2878303B2 JP1091855A JP9185589A JP2878303B2 JP 2878303 B2 JP2878303 B2 JP 2878303B2 JP 1091855 A JP1091855 A JP 1091855A JP 9185589 A JP9185589 A JP 9185589A JP 2878303 B2 JP2878303 B2 JP 2878303B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、前側給紙方式の画像形成装置の給紙装置に
関する。
従来技術 最近の複写機は、種々の倍率の変倍複写が可能なもの
が多くその場合、使用する転写紙を自動的に切換えて給
紙することができるように多種のサイズの転写紙を別々
の給紙カセットトレイに収納して複写機に装着しておく
ことが必要になる。このような場合、給紙カセットトレ
イへの用紙の装填が容易でかつ複写機の両側に余裕スペ
ースを多く必要としない利点を有するところから、給紙
カセットトレイを複写装置本体から手前側に引出して用
紙を装填し、装置本体に手前側から押込んで所定の位置
に装着して給紙を行なう前側給紙方式(フロントローデ
ィング方式)が適している。
第5図は、前側給紙方式の複写装置の概略外観を示す
図である。複写機本体1には、手差し給紙口1′が設け
られてはいるが、通常の自動給紙は、装置下部に設けら
れた給紙カセットバンク4,5に設けられ手前側に引出
し、手前側から押入れることのできる引出し型カセット
トレイ2により行なわれる。図示の例では、カセットト
レイ2は把手3を手で持って引き出すようになっている
が、複写機本体上面手前側の操作部に押ボタン6を設け
て、その押下により、自動的に引出し、押入れることも
可能である。
さて、給紙カセットトレイ内に積載されあ用紙束を上
から順次1枚ずつ複写機の転写部に給紙する手段として
は、第6図に示す如く、カセット2の底部に後端を枢着
され、前部下面を装置本体に給紙方向と直角方向に延設
された軸8に固定された加圧板9の先端部により押上げ
られ、用紙束7を載置する底板10を設け、装置本体側に
は所定の位置に装着されたカセット2内の底板10が加圧
板9で押上げられた場合底板10上に載置された用紙束7
の上面前端部に圧接する位置に給紙コロ11を設け、か
つ、用紙束前端より給紙方向前方で給紙コロ11の下面に
接離可能なフリクションパッド13を設け、底板10上の用
紙束7の上面の給紙コロ11に対する給紙圧P、フリクシ
ョンパッド13の給紙コロ11に対するパッド圧Q、給紙コ
ロ11と用紙との間の摩擦係数、給紙コロ11とフリクショ
ンパッド13との間の摩擦係数及び用紙相互間の摩擦係数
を適切に選ぶことにより、重送を分離して上から1枚ず
つ給紙するようにした摩擦分離給紙方式が広く採用され
ている。その原理は公知であるから説明を省略する。
第7図は上記方式の分離給紙装置の分離給紙部の1例
を示す図であって、給紙コロ11は適当な摩擦係数を有す
る合成ゴムで作られ、給紙信号に応じて軸12により図中
矢印で示す方向に回転する。フリクションパッド13はパ
ッド台14の上面に貼り付けられ、パッド台14は、その一
端をピン15により揺動自在に固定の支持台16に支持さ
れ、スプリング17によりピン15の回りに反時計方向に、
すなわちフリクションパッド13が給紙コロ11に圧接する
方向に付勢されており、これによりフリクションパッド
圧Qが与えられる。パッド台14は図示しない手段により
引下げることにより、フリクションパッド13は給紙コロ
11より離間可能となっており、給紙はフリクションパッ
ド13が給紙コロ11に圧接している時のみ可能となる。
さて、前面給紙方式の給紙装置では、カセットの引出
し方向が給紙方向と直角方向になるので、カセットを引
出す時に、給紙コロにフリクションパッドが圧接したま
ゝであると、用紙が給紙コロとフリクションパッドとに
挟まれて残った場合、カセットの前方への引出しにより
前端を挟まれた用紙は破れたり、しわになったり、取出
しても使用不可能な状態になったり、手で除去すること
が困難な状態になる。
したがって、カセットの引出し時にはフリクションパ
ッドが給紙コロから退避することが必要である。さら
に、カセットを引出すに先立ってフリクションパッドが
給紙コロから退避していることがなお望ましい。又、カ
セットを所定の位置にセットした時、フリクションパッ
ドが給紙コロに自動的に圧接するようにすることも必要
である。しかし、カセットを引出す過程や引出した状態
では安全の見地から電源をオフにするのが通常であり、
フリクションパッドの給紙コロへの接離を電気的に行な
うことは適当でない。
発明が解決しようとする課題 本発明は、前側給紙方式の画像形成装置の給紙装置に
おける上記の問題点に鑑み、給紙カセットの前方への引
出し時に、電気的手段を用いることなくフリクションパ
ッドを給紙コロから退避させることができ、用紙が給紙
コロとフリクションパッドとに挟まれて残ることのない
給紙装置を提供することを課題とする。
課題解決のための手段 本発明は、上記の課題を解決させるため、画像形成装
置本体から手前側に引出し、手前側より押し入れて所定
の位置に脱着可能で、底部に用紙束を載置する可動底板
を有するカセットトレイと、前記所定の位置に装着され
たカセットトレイの前記底板を押圧、解除可能な加圧板
と、該加圧板で上方に押圧された前記底板に載置された
用紙束の上面前端部に圧接する給紙コロと、用紙束前端
より給紙方向前方で該給紙コロ下部に圧接、解除可能な
フリクションパッドとを有し、前記給紙コロにより用紙
束の上から順次送り出された用紙の重送を前記フリクシ
ョンパッドにより分離して1枚ずつ給紙する前側給紙方
式の画像形成装置の給紙装置において、前記加圧板を前
記底板に対して押圧、解除する機構と、前記所定の位置
にセットした前記カセットトレイをロックするためのロ
ック手段と、該ロック手段を解除する手段と、該ロック
解除手段の解除動作に連動して前記加圧板を解除する如
く連動させる部材とを有し、前記フリクションパッドが
前記加圧板に支持され、前記ロック解除手段の解除動作
により前記加圧板と前記フリクションパッドとが同時に
解除されることを特徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、第6図に示した給紙コロおよびフリクショ
ンパッドに本発明を適用した実施例を示す斜視図であ
る。
第1図において、フリクションパッド13は加圧板9に
支持されている。本実施例では、給紙カセット2の底板
10を下から押圧する加圧板9に一体的に爪30を設け、こ
の爪30をフリクションパッド台14に設けた係止部31に係
止し、加圧板9が軸8を中心に下方に回動すればフリク
ションパッド台14も同時に下方へ下ってフリクションパ
ッド13が給紙コロ11から離れ、加圧板9が底板10を押圧
する位置に上昇すればフリクションパッド台14も上昇し
てフリクションパッド13が給紙コロ11に圧接するように
なっている。
第2図は、給紙カセット2の底板10を下から押圧する
加圧板9及びその加圧機構を示す図である。
第2図において、給紙カセット2の引出し方向奥側の
壁には図に示す如く後方に向ってブラケット20が突設さ
れており、その先端にはコロ21が設けられている。この
コロ21は、給紙カセット2を装置内の所定のセット位置
にセットされた状態で、図中に破線で示す如く、装置本
体後側板22に中央を回動自在に取付けられたレバー23の
一端から前方に延設されたカム部24に係合して押し下
げ、レバー23を破線で示す位置に回動させ、その右端付
近上縁が装置本体後側板22に立設されたストッパ25に当
接して位置決めされる。レバー23の右端と、加圧板9の
軸8の一端に設けられたレバー26との間には引張りばね
27が張架され、レバー23のカム24がコロ21に押下げら
れ、レバー23の右端がストッパ25に係合した状態でばね
27の力により加圧板9は給紙カセット2内の底板10を押
上げ、その上に載置された図示しない用紙束の上面の給
紙方向前端部を給紙コロ11に圧接させるようになってい
る。
この加圧板9の加圧、解除は、給紙カセット2の引出
し、押入れに連動して行なわれる。その連動させる機構
は、第2図に記載すると、図面が煩雑になるため、第3
図に示している。
第3図において、カム24に係合するコロ21を先端に支
持するブラケット20は板ばねで作られており、その側面
を押圧することにより、図中に破線で示す如く、弾性変
形し、給紙カセット2が所定の位置にセットされた状態
でもコロ21とカム24との係合が外れるようになってい
る。
給紙カセット2を引出す取手3の内側には、給紙カセ
ット2を装置本体の所定のセット位置にロックするロッ
ク爪34を外すために内板33が設けられている。給紙カセ
ット2の側面にはロック爪34と連動するリンク35,36が
設けられており、さらに、給紙カセット2の後面には、
リンク36に連動して前記の板ばね製ブラケット20の側面
を押圧、離脱可能なレバー37が設けられており、通常時
は、弱い引張りばね38によりレバー37はブラケット20の
側面より離れた位置に保持されている。給紙カセット2
の引出しに先立って内板33を指で手前に引けばロック爪
34が外れると同時に、リンク35,36を介してレバー37は
引張りばね38のばね力に抗してブラケット20の側面を押
圧する方向に移動し、ブラケット20は破線で示す如く弾
性変形し、第2図に示すコロ21がカム24から外れる。こ
のとき、レバー23が第2図の実線の位置に戻って軸8が
反時計方向に回転し、直ちに加圧板9及びそれに支持さ
れたフリクションパッド13は夫々底板10及び給紙コロ11
から退避する。ロック爪34が外れた後、リンク35,36は
通常の位置に戻り、コロ21も元の位置に戻るので、給紙
カセット2を押入れる際はコロ21がカム24に係合し、加
圧板9は底板10を押上げるとともに、フリクションパッ
ド13が給紙コロ11に圧接し、正常な給紙が行なわれる。
このように構成された給紙装置は、フリクションパッ
ド台14が加圧板9に支持されているので、加圧板9フリ
クションパッド13の加圧解除も同時に行なわれる。
本実施例における給紙カセット2のロック外し、加圧
板9及びフリクションパッド13の解除、給紙カセット2
の引出し、押込み、加圧板9及びフリクションパッド13
の加圧の一連の動作フローを第4図に示す。
本発明の装置では、加圧板、フリクションパッドの解
除、加圧は電気力を使用せず、給紙カセットの引出し、
押入れ又はロック外し等の手動操作と連動して機械的に
行なわれるので、安全性の見地から給紙カセットが少し
でも所定のセット位置より引出された位置に移動すれば
装置の電源が予熱スイッチ状態に切換えられるようにす
るのがよい。
効果 以上の如く、本発明によれば、簡単な機構で電力を使
用することなく、給紙カセットの引出しに先立って行な
われるロック外し動作に連動させて加圧板及びフリクシ
ョンパッドの解除を同時に行なうことにより、用紙や加
圧板が給紙カセットに引掛る等の事故を完全に回避する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図はカム
と係合するカムフォロワ及び底板加圧板の加圧、解除機
構の一例を示す斜視図、第3図は給紙カセットのロック
外しと連動して加圧板及びフリクションパッドを解除す
るようにした機構の一部を示す斜視図、第4図はこの実
施例の動作のフローを示すフローチャート、第5図は前
側給紙方式の複写機の一例のの外観を示す斜視図、第6
図はフリクションパッド方式の給紙分離装置の構成を示
す断面図、第7図はそのフリクションパッドの接離機構
を示す斜視図である。 2…給紙カセット(カセットトレイ) 7…用紙束、8…加圧板軸 9…加圧板、10…底板 11…給紙コロ、13…フリクションパッド 14…フリクションパッド台 20…ブラケット、21…コロ 23…レバー、24…カム 25…ストッパ、26…レバー 30,31…係止部、33…内板 34…ロック爪、35,36…リンク 37…レバー、38…引張りばね

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置本体から手前側に引出し、手
    前側より押し入れて所定の位置に脱着可能で、底部に用
    紙束を載置する可動底板を有するカセットトレイと、前
    記所定の位置に装着されたカセットトレイの前記底板を
    押圧、解除可能な加圧板と、該加圧板で上方に押圧され
    た前記底板に載置された用紙束の上面前端部に圧接する
    給紙コロと、用紙束前端より給紙方向前方で該給紙コロ
    下部に圧接、解除可能なフリクションパッドとを有し、
    前記給紙コロにより用紙束の上から順次送り出された用
    紙の重送を前記フリクションパッドにより分離して1枚
    ずつ給紙する前側給紙方式の画像形成装置の給紙装置に
    おいて、 前記加圧板を前記底板に対して押圧、解除する機構と、
    前記所定の位置にセットした前記カセットトレイをロッ
    クするためのロック手段と、該ロック手段を解除する手
    段と、該ロック解除手段の解除動作に連動して前記加圧
    板を解除する如く連動させる部材とを有し、前記フリク
    ションパッドが前記加圧板に支持され、前記ロック解除
    手段の解除動作により前記加圧板と前記フリクションパ
    ッドとが同時に解除されることを特徴とする給紙装置。
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JP2977210B2 (ja) * 1989-08-30 1999-11-15 株式会社東芝 給紙装置
JP2774606B2 (ja) * 1989-09-13 1998-07-09 株式会社東芝 給紙装置
CN112774776A (zh) * 2021-01-27 2021-05-11 付智忠 一种医用调制外敷制剂用捣药装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6141960A (ja) * 1984-08-03 1986-02-28 Ngk Spark Plug Co Ltd 空燃比検出装置

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