JP2877709B2 - 周波数逓倍器 - Google Patents

周波数逓倍器

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JP2877709B2
JP2877709B2 JP6320900A JP32090094A JP2877709B2 JP 2877709 B2 JP2877709 B2 JP 2877709B2 JP 6320900 A JP6320900 A JP 6320900A JP 32090094 A JP32090094 A JP 32090094A JP 2877709 B2 JP2877709 B2 JP 2877709B2
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    • H03K19/215EXCLUSIVE-OR circuits, i.e. giving output if input signal exists at only one input; COINCIDENCE circuits, i.e. giving output only if all input signals are identical using field-effect transistors
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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排他的OR論理機能ま
たは排他的NOR反転機能を実行する排他的OR型の、
普通にはXOR(XORまたはNXOR)型ゲートと呼
ばれる電子ゲート・ツリーに関する。本発明は詳しく
は、複数の層に配置され、1つの層の各ゲートが2つの
入力と、隣接層の1つのゲートの1つの入力に接続され
た1つの出力とを有する、XOR型ゲート・ツリーを目
的とする。本発明は特に、このようなツリーを組み込ん
だ周波数逓倍器に適用される。本発明はまた、このよう
なツリーを、単独で、または周波数逓倍器を構成するも
ののように組合せで組み込んだ、集積回路を目的とす
る。この集積は、MOS(金属酸化膜シリコン)技術に
よってもバイポーラ技術によっても、また単結晶シリコ
ンにおいてもガリウムヒ素化合物などのIII −V族半導
体においても可能である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】刊行物
IBMテクニカル・ディスクロジャ・ブルテン第26巻
3A号、1983年8月、ページ990〜991に記載
の、I.ヘルナンデス・ジュニアの論文「遅延回路を使
用する周波数逓倍器」は、一連の遅延回路で形成され、
これらの回路の出力はXORゲート・ツリーの各入力に
接続されている、周波数逓倍器を記載している。この刊
行物に記載のツリーは、2つの入力と隣接層の1つのゲ
ートの一方の入力に接続された1つの出力とから成り、
そのゲートの他方の入力は、一連の遅延回路のそれぞれ
の出力に直接接続されている。こうして各ゲートはツリ
ーの異なる層を構成する。言い換えれば、ツリーは、一
連の遅延回路に含まれる遅延回路の数と同数の層を有
し、各層は2つのブランチを有し、これらのブランチの
一方は直前のゲートにさかのぼり、他方のブランチは一
連の遅延回路の各出力に達している。したがって、2つ
のブランチにおける信号の伝播時間の間には非対称性が
存在し、この非対称性はツリーの出力に近づくにつれて
増加する。したがってツリーの出力信号において、同じ
エッジの回帰期間が、周波数が高い場合には高い比率で
変化し得る。したがってこの刊行物に記載の周波数逓倍
器は、非常に高い周波数、例えば秒当たりギガビット以
上の周波数には適合しない。
【0003】欧州特許EP−A−0441684号は、
一連の遅延回路の連続する出力がロック回路によって操
作され、すべて、XORゲート・ツリーの第1層の各入
力に加えられる、周波数逓倍器を記載している。後続の
層は次々にゲートが半分となり、最後の層には1つのゲ
ートしかない。したがってこのツリーは、各入力信号に
ついてほとんど同じ伝播を保証し、非常に高い周波数に
は好都合である。
【0004】しかし、このような周波数については、ツ
リーはそのそれぞれの入力から出力まで同じ伝播時間を
保証しなければならず、伝播すべきエッジがどんなもの
であってもそうである。そのようなとき、ツリーは対称
であると言われる。したがってこの対称性は、ツリーの
すべてのゲートが集積回路内で同じ様式で設計され、ア
クティブ入力がどんなものであろうと、伝播すべきエッ
ジがどんなものであろうと同じ伝播時間を供給し、それ
らの負荷が同じであることを意味する。
【0005】これらの制約条件をすべて満足するために
は、XOR型ゲートがその第1入力に加わる信号を、切
換え時に安定している第2入力の状態に応じて反転で
き、あるいはできないことのために、第1の問題が生じ
る。したがって、ツリーの入力の状態によって出力にお
ける立上りエッジは、ツリー内における立上りエッジ
か、立下りエッジの大多数か、または中間構成によって
のみ発生することができる。逆のことが、ツリーの出力
における立下りエッジについてもあてはまる。
【0006】通常CMOS(相補型金属酸化膜シリコ
ン)技術と呼ばれる、絶縁ゲート電界効果相補型トラン
ジスタ集積回路技術を採用する場合、別の問題が生じ
る。この技術は、単に2つの電源電位VddとVssと
の間に直列に接続された2つの相補型トランジスタNM
OS(n型)とPMOS(p型)を含む反転アセンブリ
に基づいて作られたゲートを使用するという利点をもた
らす。入力信号は2つのトランジスタのゲートに加えら
れ、出力信号は2つのトランジスタのドレーンの接続点
に供給される。トランジスタPMOSは上昇するエッジ
の出力切換えを保証し、立下りエッジはトランジスタN
MOSによって発生する。したがって、この技術に固有
の非対称性により、ツリーの対称性という制約を満たす
ことが妨げられる。この制約は特に負荷の等化の際に影
響を及ぼす。隣接ゲート間のケーブル長を等しくする
と、この最後の拘束は部分的に満たされるが、この制約
は本質的には、このようなゲートに対する内部負荷の等
化にある。
【0007】結局、これら2つの問題が解決されたと想
定して、さらに、ツリーの入力ゲートの直接入力と反転
入力が同時に逆方向に入れ換わる必要がある。この条件
は一般にCMOS技術では生じず、CMOS技術では、
信号を反転させるための唯一の方法は反転器を付け加え
ることである。しかし、この反転器の通過時間によっ
て、直接信号とその反転信号が正確に同じ瞬間には入れ
換わらなくなる。
【0008】他方、バイポーラ・トランジスタ技術によ
って、より良好な動的性能、特に、より多いスループッ
トを得ることができる。バイポーラ・トランジスタは、
特に差動ECL(エミッタ結合型論理)またはCML
(電流モード論理)方式を利用するため、対称アセンブ
リには適している。しかし、スループットがより多いた
め対称性の制約が増加し、特別の方式が必要となる。E
CL論理では、従来のXORゲートは、直列に接続され
て重なり、それぞれが2つの入力の相補信号を受け取る
2つの差動段から成る。この方式は、下段から出る相補
信号が上段を横切らなければならないので、2つの入力
の伝播時間が異なるという不都合を示す。したがって、
これらのゲートは、ツリーの入力の様々な状態に関する
前記の第一の問題に加えて、CMOSブランチにおける
直列トランジスタの場合と同じ問題を生じる。
【0009】本発明は、ツリーのアクティブ入力と伝播
すべきエッジがどんなものであっても、完全に同じ伝播
時間を提供するために、前記の3つの問題を解決する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ツリーの入力
信号を受け取る入力層から始まる後続の連続する層にゲ
ートが配置され、各ゲートの出力が隣接層のゲートの入
力に接続されている、2入力排他的OR型ゲートのツリ
ーであって、各ゲートが2つのセルを含み、これらのセ
ルは2入力中の一方の入力のそれぞれ2つの相補信号に
応答してほぼ同時に切り換わり、かつ排他的OR型相補
機能を表すそれぞれの出力信号を供給することを特徴と
するツリーを対象とする。
【0011】本発明はまた、排他的OR型ゲートのツリ
ーのそれぞれの入力に加えられる出力を有する一連の遅
延回路を含む周波数逓倍器であって、前記のツリーが予
め定義されたものであることを特徴とする周波数逓倍器
も対象とする。
【0012】もちろん本発明は、本発明による前記の対
象を組み込んだ集積回路も対象とする。
【0013】
【実施例】以下に、本発明を添付の図面に示された実施
例によって説明する。
【0014】図1で、XOR型ゲート11のツリー10
は、8つの入力信号CL0〜CL7を受け取る1つの入
力端子10aと1つの出力信号8CL0を供給する1つ
の出力端子10bを有する。ゲート11は、複数の層、
図の例では3つの層に配置され、それぞれの出力が隣接
層のゲートの入力に接続されている。入力層を構成する
第1層は4つのゲートを含み、その8つの入力が入力端
子10aを構成し、それぞれ8つの入力信号CL0〜C
L7を受け取り、その4つの出力は4つの信号2CL0
〜2CL3を供給する。第2層は2つのゲート11を含
み、これらのゲートは2つの信号4CL0、4CL1を
供給し、第3層は1つのゲート11しか含まない出力層
を構成し、このゲートは出力信号8CL0を供給する。
図示されたツリー10は、一連の遅延回路13を有する
周波数逓倍器12を形成する。周波数逓倍器12は、外
部信号、例えばクロック信号CLを受け取る入力端子1
2aを有し、一連の遅延回路には8つの遅延回路13が
あり、それらのそれぞれの出力は8つの入力信号CL0
〜CL7を供給する。
【0015】図2は、図1に示すすべての信号の波形を
表し、また周波数逓倍器12の機能動作も示す図であ
る。8つの遅延回路が、それぞれクロック信号CLの2
つの所定の反復エッジ、図示の例では立上りエッジの時
間間隔Tを等分割した遅延を生成する。したがってクロ
ック信号CLは、8つの入力信号CL0〜CL7を供給
するために次々にT/8ずつずらされる。これらの信号
の周波数は、ツリー10の各層においてそれぞれの2倍
ずつ逓倍される。図の例では、出力信号8CL0はクロ
ック信号CLの周波数の8倍高い周波数を有する。
【0016】図3は、本発明によるゲート11のCMO
S技術による第1実施例を示す。各ゲート11は2つの
相補型セル11a、11bを含み、これらのセルはそれ
ぞれ、入力信号の排他的OR型相補関数を表す出力信号
XOR、NXORを供給する。図3の例では、入力信号
はAとBで示し、それらの反転はNAとNBで示してあ
る。すなわちA、NAとB、NBは、2つの入力の4つ
の相補信号である。11aと11bで示す各セルは、相
補ブランチ14n、14pと14’n、14’pの2つ
の対14、14’から成り、これらのブランチは、セル
の出力を構成してそれぞれの信号XOR、NXORを供
給する共通点で結合されている。各ブランチは、電源電
位と共通点との間に直列に接続されたドレーン・ソース
電流経路を有する2つのトランジスタを含む。2つのブ
ランチ14p、14’pは高電源電位Vddに接続さ
れ、2つのPMOS型トランジスタPa、Pbを有し、
一方、他の2つのブランチ14n、14’nは低電源電
位Vssに接続され、2つのNMOS型トランジスタN
a、Nbを有する。相補ブランチ14pと14nの対で
は、相補トランジスタPa、Naの対がそれらのゲート
の上で入力Aを受け取り、一方、相補ブランチ14’p
と14’nの対では、相補トランジスタPa、Naの対
がそれらのゲートの上で入力Aの補信号NAを受け取
る。相補トランジスタPa、Naの2つの対が、それぞ
れ2つの相補トランジスタPb、Nbと直列に組み立て
られ、これらの相補トランジスタPb、Nbはそれらの
ゲート上で他の入力の相補信号B、NBを受け取る。
【0017】こうして、各セルの4つのブランチは完全
に対称となる。セル中では、絶えず2つの相補ブランチ
がアクティブ状態である。例えば、B=0、NB=1、
Aは切り換わる信号と仮定する。セルNXOR11b
ブランチ対14では、トランジスタPbとトランジスタ
Nbはアクティブ状態である。したがって出力NXOR
は、ブランチ14pまたはブランチ14n中のAの切換
え効果の下で、入力Aのエッジが立下りか立上りかに応
じて切り換わる。この場合、他方のブランチ対14’は
非アクティブ状態である。これと対称的に、セルXOR
11aにおいては、これは、それぞれNAの立上りエッ
ジまたは立下りエッジに応答してアクティブ状態となっ
ている相補ブランチ14p、14’nである。したがっ
て、2つのセル11a、11bが2つの入力の一方のそ
れぞれ2つの相補信号に応答して、ゲート11bはAの
効果の下で、またゲート11aはNAの効果の下で、両
方とも極めて対称的に、ほぼ同時に切り換わることが明
らかである。他の入力Bについても同様である。簡単に
言えば、各ゲート11は2つのセル11a、11bを含
み、これらのセルは、2つの入力の一方のそれぞれの相
補信号A、NA及びB、NBに応答してほぼ同時に切り
換わり、排他的OR型の相補関数を表す出力信号XO
R、NXORをそれぞれ供給する。
【0018】しかし、各ブランチは2つの直列トランジ
スタから構成される。どちらか一方の入力から出力への
伝播時間を同一にするため、1つの解決法としては、V
ddまたはVssに接続されたトランジスタを出力に接
続されたトランジスタに比べて大きくすることである。
例えば、0.5ミクロンの技術では、ブランチの2つの
トランジスタの寸法比率は1.25となる。この比率に
するとほぼ同時の伝播が保証される。しかし、ある種の
技術的方法によっては、またはある条件の下では、この
解決法は実現困難であることが明らかなっている。例え
ば、伝播時間が匹敵するような、同じブランチの2つの
トランジスタの間の比率が見出せないことがあり得る。
【0019】図4は、伝播時間の完全な対称性を保証す
る解決法を示す。この解決法は、ブランチ14p、14
n、14’p、14’nの各々をツイン・ブランチ11
4p、114n、114’p、114’nに分けるもの
で、その中で入力が交差している。例えば、図3のセル
XOR11aで入力B、NAを受け取るブランチ14p
は、図4の当該セル中ではツイン・ブランチ14p、1
4’pに分けられ、その中で入力は交差している。ブラ
ンチ14pは変わらないが、ブランチ114pでは入力
NAは電位Vddに近いトランジスタに加えられ、入力
Bについてはその逆である。したがって、入力NAに現
れる入力インピーダンスは、ブランチ14pの2つの直
列トランジスタによって形成される入力インピーダンス
と、それに並列な、ブランチ114pにおけるVddに
近いトランジスタPaの入力インピーダンスである。同
様に、入力Bにおける入力インピーダンスは、ブランチ
14pのトランジスタPbによって形成される入力イン
ピーダンスと、それに並列な、ブランチ114pにおけ
る2つの直列トランジスタの入力インピーダンスであ
る。さらに一般的には、ツイン・ブランチにおいて入力
が交差しているので、入力A、NA、B、NBにはそれ
ぞれ、1つのブランチにおける2つの直列トランジスタ
とツイン・ブランチにおける電源電位に近いトランジス
タの並列組立てによって構成されるほぼ同じ入力インピ
ーダンスが現れる。入力インピーダンスの平衡により、
入力信号A、NA、B、NBに、ゲート11のセル11
a、11bの各々におけるのと同じ伝播時間が与えら
れ、その対称性が保存される。
【0020】次に、図3と図4に図示するようなゲート
11の層から構成されるツリー10の挙動を分析する。
説明をわかりやすくするために、ツリー10の出力10
bは、一連の遅延回路が各層におけるゲートの入力Aま
たはNAしか通らないということの効果によって切り換
わると仮定する。出力AとBの間のゲート11の完全な
対称性を考慮すると、この状況は他の入力B、NBに対
して特定の挙動を持たない。また、ツリー10の出力1
0bは立上りエッジによって切り換わり、立下りエッジ
についてももちろん同じであると仮定する。出力の立上
りエッジはツリーのゲート11の最終層におけるトラン
ジスタPによって発生することがわかっている。このト
ランジスタPが信号NAによって制御されるトランジス
タであったかどうかは、信号Bの状態に依存するので、
わからない。しかしAまたはNAと出力との間に完全な
対称性があるので、この不確実性は結果に対して影響を
及ぼさない。
【0021】確実に知られていることは、出力10bを
高レベルに切り換えさせた信号AまたはNAが立下りエ
ッジであったことである。したがって、それぞれの相補
信号NAまたはAは立上りエッジであって、セルの非ア
クティブ状態のブランチに加えられたため、出力の切換
えに影響を及ぼさなかった。したがって、立下りエッジ
でアクティブ状態の信号は、トランジスタNによってゲ
ート11の最後から2番目の層で生成された。ツリー1
0の最後から2番目の層についても同様である。簡単に
言えば、このアクティブ状態のトランジスタN(Naま
たはNb)は立上りエッジの効果によって切り換わっ
た。ツリー10の入力10aまでこの推論を続けると、
ツリーの層の数が偶数の場合には、切換え経路はトラン
ジスタNと同数のトランジスタPを通る。これらの条件
では、ツリー10における伝播時間は各エッジについて
同じである。
【0022】ここで対称性の制約はツリー10の入力1
0aに移り、そこで相補入力が逆方向に同時に切り換わ
らなければならない。この条件はCMOS技術では普通
ではなく、このCMOS技術では、1つの信号の反転を
得る唯一の方法は反転器を加えることである。しかし、
この反転器の挿入が原因で、逆信号は反転器の通過時間
が直接信号とずれてくる。この非対称性に、程度は僅か
であるがトランジスタPと反転器のトランジスタNとの
間の非対称性が加わる。
【0023】この困難を解決するために、ツリー10の
第1層の各ゲート11に加えられた相補信号A、NA及
びB、NBは、図1における8つの入力信号CL0〜C
L7のうちそれぞれ2つの入力信号から出て、それぞれ
2つの入力セル15によって発生する。図5は、ツリー
10の当該入力端子10aから出て入力セル15の入力
に加えられる入力信号CL0に関する、入力セル15の
一実施例を示す。図示されたセル15では、入力CL0
は、入力Aを供給する直接経路と反転入力NAを供給す
る反転経路を通過する。直接経路は2つの直列のCMO
S反転器16を含み、一方、反転経路は、1つの直列の
CMOS反転器17と、2つの相補型通過トランジスタ
(パストランジスタ)Np、Ppから成るアセンブリ1
8とを含み、これらのトランジスタは並列ドレーン・ソ
ース電流路、及びそれぞれの電源電位Vdd、Vssに
接続されたゲートを有する。反転経路は、反転器17に
よって入力信号CL0を反転し、それらを通過トランジ
スタアセンブリ18によって遅延させる。反転器17と
アセンブリ18は、直接経路の2つの反転器16におけ
るそれぞれの伝播時間とできるだけ同じ伝播時間を発生
するように、寸法を設定する。もちろん反転器17とア
センブリ18は同じ形では機能しないので、この補償は
近似的なものである。しかし入力セル15は1度しか通
らないが、ゲート11はツリー10中の層の数だけ通過
する。したがって、こうして発生する可能性がある最小
にしたい伝播時間の差は、累積されない。
【0024】実際に、図3と図4に示すゲートによっ
て、製造、温度、及び電源電圧のばらつきにもかかわら
ず、数10分の1ピコ秒の精度で4層ツリー10におけ
る伝播時間の等化を達成した。
【0025】当業者は、前述のツリー10に種々の変形
を加えることができる。例えば、入力セル15を、入力
NAを供給する反転器16を含む経路と、アセンブリ1
8を含み入力Aを供給する経路を含む経路とに制限する
こともできる。
【0026】図6は、ツリー10の各ゲートのセル11
a、11bを形成するための種々の対称なアセンブリか
ら成るバイポーラ・トランジスタを使用した一実施例を
示す。図示された例は、完全対称CML論理回路の図で
ある。ECL論理回路は、エミッタフォロワサーキット
アセンブリによって形成される電圧シフト段を加えるだ
けで得られる。図6のゲート11は2つのセル11a、
11bから成り、そのそれぞれが、入力Aの相補信号を
受け取る2つのバイポーラ・トランジスタTaの差動ア
センブリ、及び入力Bの相補信号を受け取る2つのバイ
ポーラ・トランジスタTbの差動アセンブリから作られ
る。これら2つのアセンブリは、低電源電位Veeに接
続されたそれぞれの電流源Sによって電力が供給され
る。図示のセル11では、それぞれ入力A、Bを受け取
る2つのトランジスタTa、Tbは、負荷抵抗Rを介し
て高電源電位Vccに接続されたコレクタを有する。そ
れぞれ入力NA、NBを受け取るトランジスタTa、T
bについても同じである。抵抗Rによって供給される2
つの電位KとLは論理積A・NA、NA・Bを表すもの
で、ORゲート中で論理的に加算される。このORゲー
トは、並列コレクタ・エミッタ経路を有する2つのトラ
ンジスタTk、Tlによって形成され、負荷抵抗Rと電
流源Sとの間に直列に接続されている。トランジスタT
k、Tlの2つのコレクタの共通点はセル11aの出力
端子を構成し、出力信号XORを供給する。セル11b
では、トランジスタTa、Tbのコレクタは、論理積A
・BとNA・NBを表す電位K’、L’を得るために相
互接続され、これらの論理積が、電流源Sが共通である
他方のセルのゲートに似たORゲート中で論理的に加算
される。トランジスタTk’、Tl’のコレクタの共通
点は、信号NXORを供給するセル11bの出力端子を
構成する。
【0027】図7は、図6に示すゲート11の実施例で
得られる電位レベルを示しており、ここでVcc=0ボ
ルト(0V)、Vee=−5ボルト、Rは負荷抵抗Rの
値、Iは各電源Sを通る電流の強さを示す。主として、
積を示す電位K、L、K’、L’は3つの値0、−R
I、及び−2RIをとることができ、したがって3値論
理を構成することがわかる。出力XOR、NXORに関
する最後の2つの列では、0と1は出力論理レベルを示
す。その結果、図8に示す真理値表が得られる。ここで
は中間状態−RIは1/2で示されている。中間状態が
2進状態のいずれか1つ、この場合はOR型ゲートのト
ランジスタのブロック状態を表す状態に対応するように
すると、XORゲート、NXORを論理的に示す図9の
真理値表と、図7の表に示す論理レベルが得られる。実
際には前記の例では、中間状態は、2つの間の偏差が許
容ノイズ範囲内にある場合には2進状態のうちの1つに
対応すると考えられた。したがって、これは、バイポー
ラ・トランジスタの寸法を設置する場合に考察された例
で行われた。この実施例の更に詳しい説明は、本出願と
同日に提出された本出願者のフランス特許出願に見られ
る。図7、8、9の表は、これを説明している。したが
って、原則として、ゲート11は、切り換わる入力がど
うであっても、出力におけるエッジがどうであっても、
セルがどんなものであっても、2つのセル11a、11
bにおいて同じ伝播時間を提供する。したがってツリー
10は、ゲート11間のケーブル配線長を入念に等しく
するならば、完全に対称となる。
【0028】簡単に言えば、ツリーが、略号BiCMO
Sで知られるようなバイポーラ・トランジスタを使用し
た技術で完全にまたは部分的に作られる場合には、一方
のセルは、論理積A・BとNA・NBを表す電位を生成
するように相互接続された2つの対称差動アセンブリ
と、2つの論理積の論理和を作るためのORゲートとを
含み、他方のセルは、論理積A・NBとB・NAを表す
電位を生成するように相互接続された2つの対称差動ア
センブリと、2つの論理積の論理和を作るためのORゲ
ートとを含む。これらの2つのORゲートは1つの共通
電流源をもつ。差動アセンブリはAND型のゲート、こ
の場合はNANDゲートを形成するが、OR型の図示し
たゲートはNON−OR(NOR)ゲートである。
【0029】本発明はまた、本発明によるXORゲート
のツリーのそれぞれの入力に加えられる出力を有する、
一連の遅延回路を含む周波数逓倍器も対象とする。この
一連の遅延回路は簡単には、冒頭に引用した刊行物に記
載のもの、またはやはり冒頭に引用した資料に記載のも
の、あるいはその他の形式にすることができる。一般的
に、各ゲートの2つの入力が所望の倍率を得るように様
々に接続されている偶数個または奇数個の層を有する排
他的OR型ゲートのツリーによって、偶数又は奇数の倍
率を形成し得ることは当業者には周知である。換言すれ
ば、所望の倍率を有するCMOS技術による最小のツリ
ーを作るために、層数が理論的に奇数である場合には、
1つの層をさらに加え、各層のゲートを相互接続すると
所望の倍率が得られることは良く知られている。しか
し、先行の偶数の層は完全対称を保証しているので、奇
数個の層の唯一の欠陥は、最終の奇数層の存在である。
したがって、奇数個の層を有するツリーの全般的欠陥が
許容範囲内であれば、奇数も維持できる。
【0030】説明した本発明は単結晶シリコンに適用さ
れるが、ガリウムヒ素などのIIIからV族半導体にも適
用できる。例えば、図6を参照して説明したバイポーラ
・トランジスタ構造は、前述の関連出願中に記載されて
いるようなSCFL論理(ソース結合FET論理)のM
ESFET(金属半導体電界効果トランジスタ)に直接
書き直すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】XORゲート・ツリーを組み込んだ周波数逓倍
器の概略構造図である。
【図2】図1の周波数逓倍器の機能を示すダイアグラム
である。
【図3】図1に図示したツリーのゲートのCMOS技術
による第1実施例の概略図である。
【図4】図1に図示したツリーのゲートのCMOS技術
による第2実施例の概略図である。
【図5】図1に図示したツリーの入力層の、図3または
4に示したようなゲート入力の相補信号発生入力セルを
示す概略図である。
【図6】図1に図示したツリーのゲートのバイポーラ技
術による実施例を示す概略図である。
【図7】図6に図示したゲートにおいて得られる電位レ
ベルを示す表である。
【図8】図6に図示した3論理レベル・ゲートの真理値
表である。
【図9】図6に図示し、XOR及びNXOR機能に対応
する2つの論理レベルを有するように修正された、ゲー
トの真理値表である。
【符号の説明】
10 ツリー 11 排他的OR型ゲート 11a、11b セル 12 周波数逓倍器 12a 入力端子 13 遅延回路 14n、14p ブランチ 15 入力セル 16 反転器 17 反転器 18 アセンブリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レザ・ヌザムザドー−モオザビ フランス国、78390・ボワ・ダルシイ、 リユ・バラグ、12 (56)参考文献 特開 平4−329022(JP,A) 特開 平4−290010(JP,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排他的OR型ゲート(11)のツリー(1
    0)を含む周波数逓倍器であって、 前記ゲートの各々が2入力信号(A,B)の二つの相補
    的形態(A,NA;B,NB)を受け取るために4入力
    を有し、かつ、ともに前記4入力に接続されたXORセ
    ル(11a)およびNXORセル(11b)を含み、各
    ゲートの前記XORセルおよびNXORセルは、前記2
    入力信号(A,B)のうちの1信号の前記二つの相補的
    形態が切り替わった際に実質的に同時に切り替わり、か
    つ、出力信号の二つの相補的形態(XOR,NXOR)
    をそれぞれ発生するようにされており、 前記ゲートは、入力層と出力層とを含む連続した層に位
    置しており、前記入力層の前記ゲートは、所定の周波数
    に対応する周期(T)を共有するように相互間で連続的
    に遅延したツリーの入力信号(CL0−CL7)を受け
    取り、前記入力層の前記ゲートの各々の前記2入力信号
    (A,B)は、前記ツリーの入力信号のうちの二つであ
    り、前記出力層は、前記ゲートのうちの一つのゲートを
    有しており、かつ、ツリーの出力信号(8CL0)を発
    生し、前記ツリーの出力信号の周波数は、前記所定の周
    波数の倍数であり、 前記出力層の前記ゲートをのぞく前記ゲートの前記出力
    信号(2CL0−2CL3,4CL0,4CL1)の各
    々の前記二つの相補的形態は、隣接層の前記ゲートのう
    ちの一つのゲートの前記4入力のうちの2入力に印加さ
    れ、前記隣接層の前記ゲートに印加された前記2入力信
    号のうちの一信号の前記二つの相補的形態を構成する周
    波数逓倍器。
  2. 【請求項2】 前記ツリーがCMOS技術を使用して作
    成されており、各ゲート(11)の各XORセルまたは
    NXORセル(11a,11b)が、ゲートの前記2入
    力信号(A,B)のうちの1信号の二つの相補的形態
    (A,NA)をそれぞれ受け取る相補トランジスタ(N
    a,Pa)の2対を含み、この2対がそれぞれ二つの相
    補トランジスタ(Nb、Pb)と直列に接続され、これ
    らの相補トランジスタ(Nb、Pb)がゲートの他方の
    入力信号の相補的形態(B、NB)を受け取り、これら
    2対とそれらの相補トランジスタが4つのブランチ(1
    4n、14p、14’n、14’p)を形成し、これら
    4つのブランチがセルの出力を形成する共通点で結合さ
    れており、各ゲートのXORセルおよびNXORセルの
    それぞれの共通点が、ゲートの前記出力信号の二つの相
    補的な形態(XOR,NXOR)を発生させる請求項1
    に記載の周波数逓倍器。
  3. 【請求項3】 各ブランチにおいて、セルの出力に接続
    されたトランジスタが、他方のトランジスタより、ほぼ
    同じ伝播時間を有するように決定された比率の小さな寸
    法を有する請求項2に記載の周波数逓倍器。
  4. 【請求項4】 各ブランチ(14p)が、2つのツイン
    ・ブランチ(14p、114p)に分けられ、その中で
    入力が交差する請求項2に記載の周波数逓倍器。
  5. 【請求項5】 ツリーの前記入力層の前記ゲートが、前
    記入力層のゲートの前記入力信号の前記二つの相補的形
    態を発生させる入力セル(15)を通して前記ツリーの
    入力信号(CL0−CL7)を受け取る請求項2から4
    のいずれか一項に記載の周波数逓倍器。
  6. 【請求項6】 各入力セルが、反転器(16)を含む第
    1経路と、並列接続されたドレーン・ソース線と二つの
    電源電位(Vdd、Vss)に接続されたゲートとを有
    する通過相補トランジスタ(Np、Pp)のアセンブリ
    (18)を含む第2経路とを有する請求項5に記載の周
    波数逓倍器。
  7. 【請求項7】 前記のセルがバイポーラ技術によって作
    られる請求項1または5に記載の周波数逓倍器。
  8. 【請求項8】 前記のセルがガリウムヒ素などのIII −
    V族半導体の中に、特に論理SCFLとして組み込まれ
    る請求項1または5に記載の周波数逓倍器。
  9. 【請求項9】 ツリーの層の数が偶数である請求項1か
    ら6のいずれか一項に記載の周波数逓倍器。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれか一項に記載
    の周波数逓倍器を組み込んだ集積回路。
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