JP2877674B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷暖房を行うための空
気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】良く知られているように、特に夏期や冬
期では、空気調和機を昼夜を問わず運転することが多
い。
【0003】空気調和機の室外ユニットの室外ファン
や、圧縮機、あるいは室内ファンは、運転時にかなりの
騒音を出す。
【0004】空気調和機を昼間運転する場合には、特に
このような運転騒音が問題になることはない。
【0005】しかし、夜間に空気調和機を運転する場合
には、夏期や冬期に関係なくその運転騒音が問題になる
ことがあり、できる限り静かに、たとえば40dB程度
の低騒音で静音運転をする必要がある。
【0006】従来、空気調和機には、1つの室外ユニッ
トに対して1つの室内ユニットを接続する、いわゆるシ
ングルタイプの空気調和機と、1つの室外ユニットに対
して複数の室内ユニットを接続する、いわゆるマルチタ
イプの空気調和機がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に、1つの室外ユニットに対して1つの室内ユニットを
接続する場合と、1つの室外ユニットに対して複数の室
内ユニットを接続する場合とでは、室内ユニットをシン
グルタイプとマルチタイプの室外ユニットに共通で使用
するものとすれば、室外ユニットに対して通信して要求
する要求運転周波は同じである。
【0008】このように要求する運転周波数が同じであ
るにも拘らず上述したように、夜間に空気調和機を運転
する場合には、たとえば40dB程度の低騒音で運転す
る必要があるという問題がある。
【0009】そこで、本発明は上記問題を解消するため
になされたものであって、接続する室内ユニットの数に
対応して、所定の騒音値以内で確実に静音運転をするこ
とができる空気調和機を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、室内ユニットと室外ユニットを備え、上
記室内ユニットと上記室外ユニットを通常運転と静音運
転することができる空気調和機において、上記室内ユニ
ットの数に応じて、上記静音運転時における上記室外ユ
ニットの騒音が、所定の騒音の値以内になるように、上
記静音運転に要求される上記室外ユニットの運転周波数
を設定する手段を設けた空気調和機である。
【0011】
【作用】室内ユニットの数に対応して、室外ユニットの
騒音を所定の値以内にすることにより、たとえば夜間に
おける静音運転を可能とする。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の空気調和機の好適な実施
例を示している。図1において、空気調和機は、いわゆ
るインバータ式のエアコンであり、この空気調和機は、
1つの室内ユニット10と、1つの室外ユニット12
と、その室内ユニット10のためのリモートコントロー
ラ(以下、リモコンという)14を備えている。
【0014】図1の実施例では、1つの室外ユニット1
2に対して、1つの室内ユニット10が接続されてい
る。つまり、室外ユニット12と室内ユニット10は、
1対1の接続関係にある。
【0015】図1の室内ユニット10は、室内ファン1
6とマイクロコンピュータ18等を有している。室外ユ
ニット12は、たとえば冷房用の室外熱交換器20と、
暖房用のガス暖房による温水熱交換器22を有してい
る。
【0016】この空気調和機は、好ましくは暖房と、冷
房と、そしてドライ運転等を行うことができる。
【0017】暖房時はガス加熱による温水熱交換器22
を用い、冷房時には冷媒循環型の室外熱交換器20を用
い、そしてドライ運転時には温度を下げないようにして
ドライ運転を行うために、温水熱交換器22と室外熱交
換器20を組み合わせて用いるようになっている。
【0018】冷房用の室外熱交換器20と室内ユニット
10の間には、冷媒配管24が配置されている。また、
温水熱交換器22と室内ユニットとの間に温水配管25
が配置されている。室外ユニット12は、たとえばマイ
クロコンピュータ26と、室外ファン28,30と、圧
縮機40を有している。
【0019】このマイクロコンピュータ26と、室内ユ
ニット10のマイクロコンピュータ18は、信号線31
により接続されている。
【0020】リモコン14のボタンをオペレータが操作
することにより、リモコン14のマイクロコンピュータ
32は、無線式で、たとえば発光部34から発射される
赤外線を用いて、室内ユニット10のマイクロコンピュ
ータ18に対して、種々の指令を送ることができるよう
になっている。
【0021】さらに、リモコン14のマイクロコンピュ
ータ32は、室内ユニット10のマイクロコンピュータ
18の受光部に対して、所定時間における通常運転の指
示と、通常運転のための所定時間とは異なる所定時間に
おける静音運転の指示を与えることができる。
【0022】上記通常運転とは、騒音源としての室内ユ
ニット10の室内ファン16や、室外ユニット12の室
外ファン28,30や、圧縮機40の各モータを、通常
の回転数や通常の運転周波数で運転する場合である。
【0023】これに対して、所定時間における静音運転
とは、室内ユニット10の室内ファン16や、室外ユニ
ット12の室外ファン28,30や、圧縮機40の各モ
ータを、通常の回転数や通常の運転周波数より落とした
回転数や運転周波数で運転する場合であり、たとえば4
0dB以下の低騒音になるように静音運転して、運転騒
音を低減する。
【0024】上記静音運転のための所定時間とは、たと
えば、図3に示すように、毎日、深夜の23時から、翌
朝の6時までの7時間である。図3の斜線で示すこの7
時間では、騒音防止のために静音運転を強制的に行う。
残りの時間は、通常運転が許される。
【0025】次に、図2は、本発明の空気調和機の好適
な別の実施例を示している。
【0026】図2において、空気調和機は、2つの室内
ユニット10と、1つの室外ユニット12と、2つの室
内ユニット10のための2つのリモートコントローラ
(以下、リモコンという)14を備えている。
【0027】図2の実施例では、1つの室外ユニット1
2に対して、2つの室内ユニット10が接続されてい
る。つまり、室外ユニット12と室内ユニット10は、
1対2の接続関係にある。これらの室内ユニット10,
10は、別々の部屋に設定されていて、能力が同じかあ
るいは能力が異なっている。
【0028】なお、図2に示す室外ユニット12と、各
室内ユニット10と、各リモコン14の構成と機能は同
じであるので、それらの説明を省略する。
【0029】つぎに、図1と図2に示す実施例の空気調
和機による夜間自動静音運転について説明する。
【0030】図1の実施例では、図4に示すように、室
内ユニット10のマイクロコンピュータ18は、室外ユ
ニット12のマイクロコンピュータ26からのシリアル
信号により、図4に示すように、シングルタイプの室外
ユニットが接続されていると認識する。
【0031】図1において、たとえば図3に示すよう
に、時刻23時に、リモコン14の発光部34から発射
された赤外線が室内ユニット10のマイクロコンピュー
タ18の受光部に受光される。
【0032】これにより、図1の室内ユニット10のマ
イクロコンピュータ18から室外ユニット12のマイク
ロコンピュータ26に対して、信号線31を介して静音
運転のための信号が与えられる。
【0033】一方、室外ユニット12のマイクロコンピ
ュータ26は、圧縮機40と、室外ファン28,30の
各モータに対して静音運転を実行する。
【0034】これにより、室内ユニット10の室内ファ
ン16や、室外ユニット12の室外ファン28,30や
圧縮機40の各モータが、通常の回転数あるいは通常の
運転周波数で運転されていた状態から、強制的に静音運
転で運転される。この静音運転は、図3に示すように、
7時間続く。
【0035】この静音運転では、図4に示すように、好
ましくは40dB以下になるように、室外ユニット12
が運転される。つまり、室外ユニット12のマイクロコ
ンピュータ26は、1つの室内ユニット10の運転負荷
を考慮して、静音運転が可能となる様に設定した室内ユ
ニット10からの要求周波数により、室外ユニット12
の室外ファン28,30の回転数と、圧縮機40のモー
タに要求する運転周波数の上限を設定する。
【0036】このようにして、図1に示すように、1台
のみの室内ユニット10を接続した場合における、室外
ユニット12の夜間における運転騒音値を、所定の騒音
値以内におさめるのである。
【0037】これに対して、図2の実施例では、図4に
示すように、各室内ユニット10のマイクロコンピュー
タ18は、室外ユニット12からのシリアル信号によ
り、マルチタイプの室外ユニットが接続されていると認
識する。
【0038】図2において、たとえば時刻23時に、両
方のリモコン14、発光部34から一斉に発射された赤
外線が各室内ユニット10のマイクロコンピュータ18
の受光部に受光される。これにより、図2の室内ユニッ
ト10のマイクロコンピュータ18から室外ユニット1
2のマイクロコンピュータ26に対して、信号線31を
介して静音運転のための信号が与えられる。
【0039】一方、室外ユニット12のマイクロコンピ
ュータ26は、圧縮機40と、室外ファン28,30の
各モータに対して静音運転を実行する。
【0040】これにより、室内ユニット10の室内ファ
ン16や、室外ユニット12の室外ファン28,30や
圧縮機40の各モータが、通常の回転数運転周波数で運
転されていた状態から、強制的に静音運転で運転され
る。この静音運転は、図3に示すように、7時間続く。
【0041】この静音運転では、図4に示すように、好
ましくは40dB以下になるように、室外ユニット12
が運転される。つまり、室外ユニット12のマイクロコ
ンピュータ26は、2つの室内ユニット10,10の運
転負荷を考慮して、静音運転が可能となる様に設定した
室内ユニット10,10からの要求周波数により室外ユ
ニット12の室外ファン28,30の回転数と、圧縮機
40の各モータに要求する運転周波数の上限を設定す
る。
【0042】このようにして、図2に示すように、2台
の室内ユニット10,10を接続した場合における、室
外ユニット12の夜間における運転騒音値を、所定の値
以内におさめるのである。
【0043】以上説明したように、図1のいわゆるシン
グル接続の場合における室外ユニット12側に指示する
指示運転周波数と、図2のいわゆるマルチ接続の場合に
おける室外ユニット12側に指示する指示運転周波数を
変えることにより、シングル接続の場合でも、マルチ接
続の場合でも、所定の騒音値以内での静音運転、たとえ
ば40dB以内での静音運転が可能である。
【0044】ところで、本発明は、特許請求の範囲を逸
脱しない範囲で、種々の変形を行うことができる。
【0045】たとえば、夜間における静音運転の時間帯
は、例示した23時から翌日の6時までの7時間に限定
されるものではない。また、リモコンは、赤外線式のも
のに限らず、他の形式のものを使用することもできる。
【0046】さらに、本発明は、1台の室外ユニットに
対して2台の室内ユニットを組み合わせる空気調和機だ
けでなく、1台の室外ユニットに対して3台以上の複数
の室内ユニットを組み合わせる空気調和機にも、適用す
ることができる。すなわち、この場合であっても、3台
以上の室内ユニットの運転負荷を考慮して、室外ユニッ
トの各モータの運転周波数を下げて、たとえば40dB
以下の騒音値で静音運転をするのである。
【0047】さらに、各マイクロコンピュータの代わり
に、CPUを用いることもできる。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、室外ユニットに対し
て接続する室内ユニットの数に拘らず、所定の騒音値以
内で確実に静音運転をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の好適な実施例を示す説明
図。
【図2】本発明の空気調和機の好適な別の実施例を示す
説明図。
【図3】本発明の実施例における静音運転の時間帯の例
を示す説明図。
【図4】図1と図2の本発明の各実施例における静音運
転を説明するための図。
【符号の説明】
10 室内ユニット 12 室外ユニット 14 リモコン(リモートコントローラ) 16 室内ファン 28 室外ファン 30 室外ファン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−87546(JP,A) 特開 昭61−178585(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内ユニットと室外ユニットを備え、上
    記室内ユニットと上記室外ユニットを通常運転と静音運
    転することができる空気調和機において、 上記室内ユニットの数に応じて、上記静音運転時におけ
    る上記室外ユニットの騒音が、所定の騒音の値以内にな
    るように、上記静音運転に要求される上記室外ユニット
    の運転周波数を設定する手段を設けたことを特徴とする
    空気調和機。
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