JP2877638B2 - 自動原稿送り装置 - Google Patents

自動原稿送り装置

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JP2877638B2
JP2877638B2 JP32385392A JP32385392A JP2877638B2 JP 2877638 B2 JP2877638 B2 JP 2877638B2 JP 32385392 A JP32385392 A JP 32385392A JP 32385392 A JP32385392 A JP 32385392A JP 2877638 B2 JP2877638 B2 JP 2877638B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】自動原稿送り装置。
【0002】
【従来の技術】自動原稿送り装置における原稿の搬送に
際して、原稿の斜め送り防止のため原稿を読取る前に一
度原稿をたわませた後スタートしている。原稿をたわま
せることで先端ぞろえを行うことができる。
【0003】従来の複写機の自動原稿送り装置では、両
面原稿の表面と裏面の搬送条件を同じにしており、レジ
スト時間(たわみ量)の調整は、どちらの搬送経路にお
いても、たわみ量を均一としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、原稿の搬送経
路が数種類にあるのに、レジスト時間がすべて同じであ
ると機械的要素のバラつき、また搬送の手順のちがいな
どから斜め送り補正ができずに原稿を送り、画像がずれ
る等画像にも影響を及ぼしてしまう結果を生ずる。
【0005】すなわち、原稿送りの搬送モードには、
1)片面モード設定時、2)両面モードでの1面目読み
込み、3)両面モードでの2面目読み込みの3モードが
存在する。この3モードに対して1種類のレジスト時間
で行った場合、3種類の違う原稿の搬送経路があるた
め、図4に示すような原稿送りの各搬送モードに対応す
る原稿の搬送経路において、lとlの距離が異なる
と原稿のたわみ量が変化することで斜め送り補正ができ
ない可能性がでてくる。
【0006】そこで、本発明では、両面原稿の搬送に際
し、原稿の斜め送りを補正することにより、画像形成に
好ましくない影響を及ぼすことのない自動原稿送り装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明においては、両面原稿の搬送に際して、原稿
の表面と裏面とを別経路より搬送するようになっている
自動原稿送り装置に、2方向に回転可能な原稿支持ドラ
ムと協働して原稿を送給する左右の押圧ローラの手前に
各配置されている原稿検出センサの検知に対応して起動
するタイマの設定値を、原稿送りの搬送モードに対応す
る原稿の搬送経路のそれぞれの部分において設定するこ
とで、原稿の最適のレジスト時間(たわみ量)を、原稿
の搬送経路に応じて個々に設定可能とするように制御す
る制御装置を備える。
【0008】
【作用】2方向に回転可能な原稿支持ドラムと協働して
原稿を送給する左右の押圧ローラの手前に各配置されて
いる原稿検出センサが、原稿を検知するとタイマを起動
し、一定時間後に原稿搬送ローラ対のクラッチ又は原稿
の反転搬送ローラ対のクラッチをOFFする。
【0009】したがって、原稿送りの各搬送モードに対
応する原稿の搬送経路のそれぞれの部分において上記タ
イマの設定値を設定することで、原稿の最適のレジスト
時間(たわみ量)が個別に制御される。
【0010】
【実施例】図1を参照して本発明の自動原稿送り装置の
構成及び動作を説明する。
【0011】本発明の自動原稿送り装置は、原稿給送ロ
ーラを駆動するクラッチP(ACL1)4、搬送ローラ
対のクラッチQ(ACL5)12、原稿の進路の切り替
えレバーを駆動するソレノイド(ASL3)3、2方向
に回転可能な原稿支持ドラム8、原稿支持ドラム8と協
働して原稿を送給する左右の押圧ローラL(ACL2)
13と押圧ローラR(ACL4)1、反転搬送ローラ対
6、出紙ローラ10、排出ローラ対9、原稿を反転搬送
路へ導く原稿排出ローラ18、反転ガイド19を備えて
いる。さらに、原稿の搬送路には、原稿検出センサ2、
5、7、11、15が配置されており、原稿を検出した
ときにそれぞれ送り出される上記各原稿検出センサから
の信号は、図示していないコントローラへ送られる。P
は露光ポイントである。
【0012】次に、上記構成の自動原稿送り装置におけ
る原稿送りの搬送モードに対応する動作を説明する。
【0013】実施例1 <片面モード時の動き>原稿トレイ上に原稿束をセット
して操作パネル上のキー入力手段により複写モード(片
面原稿、複写枚数、濃度など)を入力する。
【0014】操作パネル上のプリントスイッチが操作さ
れると自動原稿送り装置のメインモータMが駆動され、
その後クラッチP(ACL1)4がONされて原稿給送
ローラが原稿トレイ上の原稿束の最上面の原稿を1枚だ
け給送する。このときに搬送ローラ対のクラッチQ(A
CL5)12も同時にON状態となり、搬送ローラ対も
回転駆動される。
【0015】給送された原稿の先端がセンサ1(APD
1)2に達するとソレノイド(ASL3)3がONさ
れ、搬送路を切り換えるレバーが一点鎖線で示した状態
から実線で示した状態に移動する。
【0016】さらに給送が続行されると原稿先端は右の
押圧ローラR(ACL4)1側へと案内される。センサ
1(APD1)2のONタイミングより所定時間タイム
カウントし、原稿支持ドラム8と右の押圧ローラR(A
CL4)1により支持されると、一旦原稿の給送を停止
する。
【0017】次に原稿走査装置とのタイミングをとって
クラッチ(ACL1)4をONし,原稿支持ガラス上面
の露光ポイントPへと再び原稿給送を開始する。原稿先
端は原稿支持ドラム8の表面に押し付けられ、たわみが
発生することなく原稿支持ガラス面と原稿支持ドラム8
との接点である露光ポイントPを右側より通過する。露
光ポイントPを通過した走査後の原稿先端は出紙ローラ
10側へと送られる。また排出される原稿先端は、原稿
案内ガイドの上面により案内され排出搬送路を通って排
出ローラ対9により排紙トレイ上へと排出させる。
【0018】排出搬送路中のセンサ5(APD5)15
は原稿後端を検知して原稿が排出トレイ上へと排出され
たことを検知するものである。
【0019】複数枚の原稿が原稿トレイ上にセットされ
ているときは、前の原稿の後端が露光ポイントPを通過
するタイミングを見計らって次の原稿を給送する。原稿
トレイには原稿検出センサが設けられており、最後の原
稿がなくなるまで動作を繰り返す。
【0020】実施例2 <両面モードの動き>原稿トレイに原稿束をセットして
操作パネル上のキー入力手段により複写モード(両面原
稿、複写枚数、複写濃度など)を入力する。
【0021】操作パネル上のプリントスイッチが操作さ
れると原稿自動送り装置のメインモータMが駆動され、
その後クラッチP(ACL1)4がONされ原稿給送ロ
ーラが原稿トレイ上の原稿束の最上面の原稿を1枚だけ
給送する。このときに搬送ローラ対のクラッチQ(AC
L5)12も同時にON状態となり、搬送ローラ対も回
転駆動される。
【0022】給送された原稿の先端がセンサ1(APD
1)2に達するとき、ソレノイド(ASL3)3はOF
Fとされ、チェンジレバーは一点鎖線の状態になって原
稿の先端は左の押圧ローラL(ACL2)13側へと案
内される。
【0023】センサ1(APD1)のONタイミングに
より所定時間タイムカウントし、原稿支持ドラム8と左
の押圧ローラL(ACL2)13により支持されると一
旦原稿の給送を停止する。
【0024】次に原稿走査装置とのタイミングをとって
クラッチP(ACL1)をONし、原稿支持ガラス上面
の露光ポイントPへと再び原稿の給送を開始する。原稿
先端は原稿支持ドラム8の表面に押し付けられ、たわみ
が発生することなく原稿支持ガラスと原稿支持ドラム8
との接点である露光ポイントPを左側より通過する。露
光ポイントPを通過した走査後の原稿先端は原稿排出ロ
ーラ18側へと送られる。排出される原稿先端は反転搬
送路へと導かれ反転搬送ローラ対6によりセンサ3(A
PD3)7方向へと搬送される。原稿先端がセンサ3
(APD3)7に達すると反転ガイド19が一点鎖線で
示した位置に回動し、反転搬送路を開放する。この動作
はセンサ1(APD1)2のOFF後一定時間経過する
まで続けられる。同時に、ソレノイド(ASL3)3が
ONされ、搬送路を切り換えるレバーが一点鎖線で示し
た状態から実線で示した状態に移動する。
【0025】この間クラッチW(ACL3)6はOFF
であり、再度ONした時間より所定時間カウントし原稿
支持ドラム8と押圧ローラR1により支持されると一旦
原稿の給送を停止する。
【0026】次に原稿走査装置とのタイミングをとって
原稿支持ガラス上面の露光ポイントPへと再び原稿の給
送を開始する。原稿先端は原稿支持ドラム8の表面に押
し付けられ、たわみが発生することなく原稿支持ガラス
と原稿支持ドラム8の接点である露光ポイントPを右側
より通過する。
【0027】露光ポイントPを通過した走査後の原稿先
端は出紙ローラ10側へ送られる。反転ガイド19はセ
ンサ3(APD3)7が後端を検知した後、実線で示し
た元の位置に戻る。
【0028】出紙ローラ10により排出される原稿の先
端は排出搬送路を通って排出ローラ対9により排紙トレ
イ上へと排出される。排出搬送路中のセンサ5(APD
5)15は原稿の後端を検出して原稿が排紙トレイへと
排出されたことを判別するものである。
【0029】複数枚の原稿がトレイ上にセットされてい
る場合は、前の原稿の2面目の走査露光時、原稿の後端
が露光ポイントPを通過するタイミングを見計らって次
の原稿を給送する。原稿トレイには原稿検出センサが設
けられており、原稿がなくなるまで動作を繰り返す。
【0030】前述の説明のとおり、原稿の搬送経路とし
ては A、原稿トレイよりセンサ1(APD1)2、センサ4
(APD4)5を通過し、右の押圧ローラ(ACL4)
1への経路。
【0031】B、原稿トレイよりセンサ1(APD1)
2、センサ2(APD2)11を通過し、左の押圧ロー
ラ(ACL2)13への経路。
【0032】C、Bより更にセンサ3(APD3)7を
通りセンサ4(APD4)5を通過し、右の押圧ローラ
(ACL4)1への経路。
【0033】の3つに分別される。
【0034】それぞれの搬送経路が違うので、各搬送経
路A、B、C別に最適なレジスト量を決める。ここでい
うレジスト量とは、原稿の先端がセンサ4(APD4)
5又はセンサ2(APD2)11を通過してから、一定
時間後にクラッチQ(ACL5)12を停止させるが、
実際の搬送路長よりも少し長く搬送させてたわみをつく
る。このたわみ量のことを指す。実際にはこのたわみ量
を時間で管理し、細かい精度での調整を可能とする。
【0035】図2及び図3に本発明のタイムチャートを
示す。図2は片面モードに、また図3は両面モードに対
応する。タイムチャート上に、レジスト時間として調整
する部分を原稿の搬送経路に対応させてA、B、Cで示
す。
【0036】タイムチャートにおける各タイムラグを表
1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】このように、原稿送りの各搬送モードに
対応して、個々に原稿のレジスト量を調整させることに
より、斜め送りのないスムーズな原稿の搬送が可能とな
り、画像形成に好ましくない影響を及ぼすことのない自
動原稿送り装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動原稿送り装置の断面図を示す。
【図2】本発明の自動原稿送り装置の片面モードのタイ
ムチャート示す。
【図3】本発明の自動原稿送り装置の両面モードのタイ
ムチャート示す。
【図4】自動原稿送り装置における、原稿送りの各搬送
モードに対応する搬送経路の概略を示す図である。
【符号の説明】
1、13 押圧ローラ 2、5、7、11、15 センサ 3 ソレノイド 4、6、12 クラッチ 8 原稿支持ドラム 9 排出ローラ 10 出紙ローラ 18 原稿排出ローラ 19 反転ガイド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面原稿の搬送に際して、原稿の表面と
    裏面とを別経路より搬送するようになっている自動原稿
    送り装置において、2方向に回転可能な原稿支持ドラム
    と協働して原稿を送給する左右の押圧ローラの手前に各
    配置されている原稿検出センサの検知に対応して起動す
    るタイマの設定値を、原稿送りの搬送モードに対応する
    原稿の搬送経路のそれぞれの部分において設定すること
    で、原稿の最適のレジスト時間(たわみ量)を、原稿の
    搬送経路に応じて個々に設定可能とするように制御する
    制御装置を備えることを特徴とする自動原稿送り装置。
JP32385392A 1992-12-03 1992-12-03 自動原稿送り装置 Expired - Fee Related JP2877638B2 (ja)

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JP4678292B2 (ja) * 2005-12-01 2011-04-27 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置

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