JP2877245B2 - 自動車用ルーフレール - Google Patents

自動車用ルーフレール

Info

Publication number
JP2877245B2
JP2877245B2 JP6044728A JP4472894A JP2877245B2 JP 2877245 B2 JP2877245 B2 JP 2877245B2 JP 6044728 A JP6044728 A JP 6044728A JP 4472894 A JP4472894 A JP 4472894A JP 2877245 B2 JP2877245 B2 JP 2877245B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
liner
roof rail
rail
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6044728A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07228198A (ja
Inventor
澤 修 三 大
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riken Seiko Co Ltd
Original Assignee
Riken Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Riken Seiko Co Ltd filed Critical Riken Seiko Co Ltd
Priority to JP6044728A priority Critical patent/JP2877245B2/ja
Publication of JPH07228198A publication Critical patent/JPH07228198A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2877245B2 publication Critical patent/JP2877245B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はルーフからの雨垂れを防
止し、その取付け精度とルーフパネルとの間の水密性を
向上し得るとともに、ルーフパネルの強化とルーフラッ
クへの利用を図れるようにした自動車用ルーフレールに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用ルーフラックは、例えば
実開平1ー58339号公報のように、ルーフパネル上
に取付ける左右一対のラック杆と、これらの間に掛け渡
すクロスバーとからなり、上記ラック杆は複数の脚部を
有し、該脚部に突設したボルトをルーフパネルに形成し
た取付孔に差し込み、これルーフパネルの裏面からナ
ットをねじ込んで取付けていた。
【0003】しかし、この場合は上記取付孔を大径また
は長孔に形成して、脚部の取付け位置調整用に利用して
いたため、ルーフラックの取付け後、脚部とルーフパネ
ルとの間の水密性が損なわれる惧れがあった。
【0004】ところで、自動車のルーフパネルは、一般
に左右両側に緩やかに下降する湾曲面状に形成され、そ
の両側に雨水を流下させる構造を採用しているため、ル
ーフパネルの左右両側縁からの雨垂れを防止を要してい
た。例えば実公昭55ー1948号公報では、ルーフパ
ネルの左右両側縁に雨樋を設けるとともに、該雨樋にサ
イドバイザーを取付ける等して、雨垂れや車室内への雨
の吹き込みを防止するようにしている。
【0005】しかし、このような雨垂れ防止法は、雨樋
のみでは溢水による雨垂れを生じて不十分であり、また
サイドバイザーによる場合には、一応の効果は得られる
が上記バイザーが高価である等の問題がある。しかも、
近時の自動車は外観の向上から雨樋を設けない傾向があ
って、新たな雨垂れ防止対策が要望されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、ルーフからの雨垂れを防止し、その取付け精度
とルーフパネルとの間の水密性を向上し得るとともに、
ルーフパネルの強化とルーフラックへの利用を図れるよ
うにした自動車用ルーフレールを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の自動
車用ルーフレールは、自動車のルーフパネルに左右一対
のルーフレールを前後方向へ互いに平行に配置し、該レ
ールの下部に下方に開口する下側ガイド溝を設け、該溝
にライナーを摺動かつ掛け止め可能に嵌合し、該ライ
ナーの一端に突出するボルトまたはビスをルーフパネル
内に挿入して、ルーフレールをルーフパネルに取付けた
自動車用ルーフレールにおいて、前記ライナーの一端に
ルーフパネルを押圧可能な端面を設け、該端面をルーフ
レールの直下に配置する一方、ライナーの他端に弾性を
備えた係止片を折り曲げ可能に突設し、該係止片を前記
下側ガイド溝の内面上部に係合可能に配置し、ライナー
をルーフパネル側へ付勢可能にして、ライナーとルーフ
パネルとの密着を強化し、ルーフレールとルーフパネル
との間の水密性を向上するとともに、ルーフレールをル
ーフパネルに強固に取付け、ルーフパネルの強度を強化
るようにしている本発明は、自動車のルーフパネルに
左右一対の取付溝を前後方向へ互いに平行に設け、該溝
に沿ってルーフレールを配置し、該レールの下部に取付
溝に収容可能な凸部を設け、該凸部に下方に開口する下
側ガイド溝を設けて、取付溝を形成したルーフパネルに
取付け可能にしている。本発明は、ライナーを合成樹脂
製として、ライナーの作用および製作に好適な材質を提
している。本発明は、ルーフレールを金属または合成
樹脂部材で構成し、ルーフレールの作用および製作に好
適な材質を提案している。本発明は、ルーフレールの内
部に中空室を設け、該室の内面に複数の係止溝を形成
し、ルーフレールの具体的な構を提案している。本発
明は、ルーフレールの上部に上方に開口する上側ガイド
溝を設け、該溝内にライナーを摺動かつ掛け止め可能に
嵌合し、該ライナーに設けたボルトまたはビスを介し
て、クロスバーの一端をルーフレールに取付け可能に
し、ルーフレールにルーフラックを取付け可能にしてい
る。本発明は、ライナーの一端に弾性を有する係止片を
折り曲げ可能に突設し、該係止片を前記上側ガイド溝の
内面下部に係合可能に配置し、ライナーをクロスバ ー側
へ付勢可能にして、クロスバーをルーフレールに強固に
取付けられるようにしている。本発明は、クロスバーの
一端面にライナーを収容可能な凹孔を形成し、クロスバ
ーの位置決めと取付けの容易化を図っている。本発明
は、上下側ガイド溝に装着したライナーを同一に構成
し、ライナーの製作および管理の合理化を図るようにし
ている。
【0008】
【作 用】請求項1の発明は、ライナーの一端にルーフ
パネルを押圧可能な端面を設け、該端面をルーフレール
の直下に配置するライナーの他端に弾性を備えた係止
片を折り曲げ可能に突設し、該係止片を前記下側ガイド
溝の内面上部に係合可能に配置し、ライナーをルーフパ
ネル側へ付勢可能にするライナーとルーフパネルとの
密着を強化し、ルーフレールとルーフパネルとの間の水
密性を向上するとともに、ルーフレールをルーフパネル
に強固に取付け、ルーフパネルの強度を強化する。請求
項2の発明は、取付溝を形成したルーフパネルにルーフ
レールを取付け可能にする請求項3の発明は、ライナ
ーに好適な材質として合成樹脂を提案する請求項4の
発明は、ルーフレールに好適な材質として金属または合
成樹脂を提案する。 請求項5の発明は、内部に中空室と
複数の係止溝を形成したルーフレールの具体的な構造を
提案する請求項6の発明は、クロスバーの一端をルー
フレールに取付け可能にし、ルーフレールにルーフラッ
クを取付け可能にする請求項7の発明は、ライナーを
介して、クロスバーをルーフレールに強固に取付ける。
請求項8の発明は、クロスバーの位置決めと取付けの容
易化を図る。 請求項9の発明は、ライナーの製作および
管理の合理化を図る
【0009】
【実施例】以下、本発明を取付溝ないし雨溝を形成した
自動車のルーフに適用した図示実施例について説明する
と、図1乃至図13において1は自動車のルーフパネル
で、左右両側に緩やかに下降する湾曲面に形成され、そ
の左右両側端部に取付溝2,2が前後方向に互いに平行
して設けられ、該溝2,2に金属製または合成樹脂製の
ルーフレール3,3が取付けられている。
【0010】ルーフレール3,3は実施例の場合、アル
ミニウムの押し出しまたは引き抜き成形部材からなり、
これをルーフパネル1の曲面形状に沿って、前後左右お
よび上下の三次元方向、または前後および上下の二次元
方向に湾曲成形し、かつ互いに左右対称に構成してい
る。
【0011】ルーフレール3,3の長さは、ルーフパネ
ル1の前後方向の長さと同長か若干短小に形成されて、
サイドウィンドガラス(図示略)の上端部全域と対応位
置に配置され、その断面は図4のように略台形管状に成
形されていて、一側面に下向きのテーパ面3a,3aを
有し、これらを互いに外側に配置している。
【0012】ルーフレール3の上面の一端、つまり内側
位置には矩形断面の上側ガイド溝4が形成され、その開
口縁部に係止突起5,5が対向して突設されている。ル
ーフレール2の下面両端部には凹溝6,6が形成され、
また前記レール3の中央には取付溝2に挿入可能な凸部
7が下向きに突設されていて、その下面に上側ガイド溝
4と同形の下側ガイド溝8が形成され、その開口縁部に
前記係止突起5,5と同形の係止突起9,9が対向して
突設されている。
【0013】ルーフレール3内には異形の中空室10が
設けられ、該室10の相対する内面に係止溝11,12
が形成され、またその上部に略鋸歯形の係止溝13が形
成され、下部に略矩形の係止溝46が形成されている。
ルーフレール3,3の両端部には矩形の挿入穴14,1
4が設けられ、これらの開口幅は上側ガイド溝4と同幅
に形成され、その内部に合成樹脂製のライナー15,1
5を挿入可能にしている。
【0014】ライナー15は図5のように略箱形に形成
され、これは上側ガイド溝4に摺動可能に嵌合するライ
ナー本体16と、該本体16より薄厚で幅広なライナー
板17とからなり、これらの間の両側面には案内溝1
8,18が形成され、前記係止突起5,5と摺動可能に
嵌合している。
【0015】このうち、ライナー本体16の表面には、
六角ボルト19の頭部19aまたはナット(図示略)を
収容可能な凹孔20が形成され、該孔20の底面に貫通
孔21が開口されていて、この他端がライナー板17に
開口しており、またライナー本体16の両側に、弾性を
備えた係止片22,22が折り曲げ可能に突設されてい
る。
【0016】ルーフレール3,3の両端部には、後述す
る合成樹脂製のキャップを取付け可能な切欠部23,2
3が設けられ、該切欠部23,23は図4の切断線Xー
Xに沿って、上記レール3,3の略上半部を切欠いて形
成され、その上部の対向位置に係止突起24,25が形
成されている。
【0017】前後部キャップ26,27は略烏帽子状に
形成され、その断面外周形状はルーフレール3と同形状
に成形されていて、これらは互いに左右対称に構成さ
れ、その下面に左右一対の係合爪28,29を突設し、
該係合爪28,29を係止突起24,25に係合可能に
している。図中、30はキャップ26,27の前後端部
に下方に突設した係合片30で、切欠部23の端面に密
着して配置され、下側ガイド溝8の側方開口部を閉塞し
た状態で、取付溝2に緊密に挿入可能にされている。
【0018】キャップ26,27の一端には、前記係止
溝13に嵌合可能な略V字形断面の差込片31,32が
突設され、該差込片31,32はアルミニウム成形部材
で構成されていて、キャップ26,27と一体にインサ
ート成形されている。差込片31,32の側部には、上
側ガイド溝4の底部壁と係合可能な側片31a,32a
が設けられ、該片31a,32aの所定位置に、ビスま
たはボルト33をねじ込み可能なネジ孔34,35が設
けられている。
【0019】図中、36はルーフレール3の下端面とル
ーフパネル1との間に介挿したシール部材で、その一端
を凹溝6に嵌合させており、37は取付溝2の底部裏面
に配設した補強ブラケットで、該ブラケット37を貫通
したボルト19をナット38で緊締している。39は左
右のルーフレール3,3間に取付けたクロスバーで、そ
の両端の下面にはライナー板17を収容可能な凹孔39
aが形成され、上記板17の表出を隠蔽させている。ま
た、クロスバー3,3には切欠孔40が設けられ、該孔
40の底部にはボルト挿通孔41が形成され、該孔41
を貫通したボルト19にナット42がねじ込まれてい
る。この他、43は上下側ガイド溝4,8に着脱可能に
取付けた化粧カバーで、当該開口部を閉塞可能にしてお
り、44は取付溝2の底部に形成した通孔であるボルト
挿通孔である。52は取付溝2とライナー板17との間
に介挿した非吸水性のウレタンゴムからなるシールワッ
シャー、53は切欠孔40を閉塞するカバーである。
【0020】図9乃至図11はキャップとその取付け法
に関する本発明の他の実施例を示し、前述と構成と対応
する部分には同一の符号を使用している。この実施例で
は、ルーフレール3の切欠部23,23を廃し、充実断
面のまま所定長さに延設し、その両端部を図9のように
垂直平面状に切断し、その中空室10の内面全域に差込
片31,32を嵌合している。
【0021】差込片31,32は中空室10の断面形状
と同形のアルミニウム成形部材で構成され、その側部に
係止溝11,12と嵌合可能な凸部45,46とを突設
し、その上部と下部に係止溝13および係止溝47と嵌
合可能な係合突起48と係合突起49とを突設してい
る。したがって、キャップ26,27は、差込片31,
32を中空室10の内面全域に嵌合することで、前述の
実施例よりも強固に取付けられ、前述の係合爪28,2
9を廃している。
【0022】図12および図13はルーフレール3の取
付け法に関する本発明の他の実施例を示し、前述と構成
と対応する部分には同一の符号を使用している。この実
施例では、取付溝2を有しないルーフパネル1に関する
ルーフレール3の取付法を示し、この場合のルーフレー
ル3は、図示のように凸部7を廃して、下面をルーフパ
ネル1と同一湾曲または平面状に形成し、その中間部に
下側ガイド溝8を設けている。
【0023】そして、下側ガイド溝8にライナー15を
取付け、該ライナー15に取付けたボルト19をルーフ
パネル1に設けた通孔であるボルト挿通孔50に差し込
み、これを前記パネル1の裏面から補強ブラケット37
を介して、ナット38をねじ込んでいる。
【0024】ルーフレール3,3の両端部には、後述す
る合成樹脂製のキャップを取付け可能な切欠部51,5
1が設けられ、該切欠部51,51は図13の切断線Y
ーYに沿って、上記レール3,3の略上半部を切欠いて
形成され、その上部の対向位置に係止突起24,25が
形成されている。
【0025】このように構成したルーフレール3,3
は、アルミニウム成形材をルーフパネル1の湾曲面に沿
って前後左右および上下の三次元方向に折り曲げ、その
上下面に上側ガイド溝4と下側ガイド溝8の一部を開口
しており、この両端を機械加工して切欠部23,23と
挿入穴14,14とを隣接して形成し、該切欠部23,
23にキャップ26,27を取付ける。
【0026】切欠部23,23は、ルーフレール3,3
の両端をキャップ26,27の長さ分切欠き、かつその
上半部を図4のXーX線に沿って切欠形成し、その内側
位置に係止突起24,25を対向して形成する。
【0027】次に係止片22を上側にしてライナー15
を保持し、その貫通孔21にボルト19を差し込み、そ
の頭部19aを凹孔20に収容させた状態を維持しなが
ら、所定数のライナー本体16、実施例では取付溝2に
形成したボルト挿通孔44の個数分を、ルーフレール
3,3の両端外方から係止片22,22の弾性に抗して
下側ガイド溝8に差し込み、これを該溝8に沿って所定
位置へ移動させて置く。
【0028】このようにすると、ライナー板17が
7の下面に密着して表出し、またライナー本体16が係
止片22,22の弾性によって、下側ガイド溝8内に緊
密に保持され、一方、上記表出したライナー板17を押
し動かすことによって、ライナー15が下側ガイド溝8
方向へ摺動し、その位置を調整可能に取付けられる。
【0029】この後、キャップ26,27を保持し、こ
れを切欠部23,23に押し込み、係合爪28,29を
前記係止突起24,25に掛け止めるとともに、差込片
31,32を切欠部23,23の端面に開口した係止溝
13に押し込み、ボルトまたはビス33を挿入穴14,
14の上方から、その底部に形成した通孔(図示略)を
介して、側片31a,32aのネジ孔34,35にねじ
込む。
【0030】この状況は図1のようで、キャップ26,
27がルーフレール3の切欠部23,23を閉塞して密
着し、これらが連続する緩やかな周面を形成しており、
またキャップ26,27の両端に突設した係合片30,
30が切欠部23の端面に密着して下方に突出し、下側
ガイド溝8の側方開口部を閉塞している。
【0031】この場合、図10のようなキャップ26、
つまり係合爪28,29を廃し、中空室10の内面全域
と嵌合可能な断面形状の差込片31を有するキャップ2
6を用いると、上記爪28,29の省略分、キャップ2
6の構成が簡潔になり、またルーフレール3に対し前述
のような切欠部23,23の加工を省略することができ
るから、その分製造コストの低減を図れる。その場合の
ルーフレール3の端部状況は図9のようで、垂直な平坦
面に形成され、その端面に上下側ガイド溝4,8と中空
室10とが開口している。
【0032】そこで、上記キャップ26をルーフレール
3に取付ける場合は、下側ガイド溝8にライナー15を
前述と同様に差し込み、この後キャップ26を保持して
差込片31を中空室10に押し込み、その全面を嵌合す
る。次にボルトまたはビス33を挿入穴14,14の上
方から、その底部に形成した通孔(図示略)を介して、
側片31aのネジ孔34,35にねじ込めばよい。
【0033】この場合の取付け状況は図11のようで、
差込片31が中空室10の内面全域と緊密に嵌合してい
るから、前述の場合に比べてキャップ26が強固に取付
けられる。なお、係合片30の取付け位置と作用は前述
と同様である。
【0034】一方、上記キャップ26,27を取付ける
際、ルーフレール3,3間にクロスバー39を取付けな
いとき、つまり当面ルーフラックの使用を予定してしな
い場合は、上側ガイド溝4,4の上方から化粧カバー4
3を押し込み、上記溝4,4の開口部を閉塞して、当該
部の体裁を改善するとともに、レール3内に侵入した雨
水の排水を促す。この場合、挿入14,14も適宜手
段で閉塞しておくことが望ましい。
【0035】なお、取付溝2を有しないルーフパネル1
に取付けるルーフレール3は、図13のように前述と別
個のものを使用する。上記ルーフレール3は、前述の凸
部7を有しない分小型軽量で、その底面はルーフパネル
1と同様な湾曲面または平坦面に形成されている。
【0036】そして、上記ルーフレール3にキャップ2
6,27を取付ける場合は、該レール3を図13のYー
Y線に沿って切断し、その上半部を切り欠いてルーフレ
ール3の両端部に切欠部51,51を形成する。切欠部
51,51に対するキャップ26,27の取付け法や、
下側ガイド溝8に対するライナー15の取付け法は、前
述と実質的に同一である。
【0037】こうしてキャップ26,27を装着したル
ーフレール3を、例えば自動車の生産ライン上でルーフ
パネル1に取付ける場合は、左右一対のルーフレール
3,3を用意し、それらの下面の凹溝6,6にシール部
材36,36を嵌合させて取付け、またライナー板17
から突出したボルト19にシールワッシャー52を取付
ける。
【0038】次に凸部7を下向きにしてルーフレール3
を保持し、両端の係合片30,30と凸部7をルーフパ
ネル1の取付溝2に挿入して、ライナー15と一体のボ
ルト19を取付溝2内のボルト挿通孔44に差し込み、
その螺軸端をルーフパネル1の裏面に取付けた補強ブラ
ケット37に挿入し、その貫通部にナット38をねじ込
んで緊締する。
【0039】上記ボルト19の挿入時、該ボルト19の
位置がボルト挿通孔44と一致しない場合は、ライナー
15を下側ガイド溝8に沿って適宜移動させて位置合わ
せすればよく、このようにボルト19の位置を調整し得
ることで、ボルト挿通孔44の小径化を図れ、従来のよ
うな大径化や長孔に形成する必要がない。
【0040】こうしてナット38を緊締すると、ライナ
ー板17がシールワッシャー52を介して取付溝2の底
面に密着し、ボルト挿通孔44を閉塞して、該孔44を
水密にシールするとともに、シール部材36,36がル
ーフレール3の下端とルーフパネル1との間に押し縮め
られて、当該部を水密にシールする。また、係合片3
0,30は取付溝2内において、ルーフレール3の外側
に近接して配置され、下側ガイド溝8を遮蔽して当該部
の体裁を向上する。この場合、ボルト挿通孔44は上述
のように従来の孔に比べて小径化を図れるから、その分
水密性が向上する。
【0041】一方、取付溝2を有しないルーフパネル1
にルーフレール3,3を取付ける場合は、該レール3の
下端にシール部材36,36を取付け、ライナー板17
から突出したボルト19にシールワッシャー52を取付
け後、ライナー15と一体のボルト19をボルト挿通孔
50に差し込み、これを補強ブラケット37に挿入して
ナット38をねじ込めばよい。この場合、ボルト19と
ボルト挿通孔50の位置が合わないときは、前述同様に
ライナー15を下側ガイド溝8方向へ適宜移動させ、そ
れらを位置合わせすればよく、このようにボルト19の
位置を調整し得ることで、ボルト挿通孔50の長孔や大
径化を廃して小径化を図れ、上述のように当該部の水密
性が向上する。
【0042】こうしてルーフパネル1上に取付けたルー
フレール3,3は、図1のように下部全域がルーフパネ
ル1に密着し、かつ当該部をシール部材36で水密にシ
ールしているから、雨天時にルーフパネル1の左右側縁
方向へ流下する雨水は、ルーフレール3,3によって堰
き止められ、サイドウィンドガラス(図示略)方向への
移動を制止する。したがって、サイドウィンドガラス部
周辺の雨垂れを防止し、または大幅に低減して、乗降車
時の不快感を防止する。なお、化粧カバー43の間隙か
ら侵入した微量の雨水は、上側ガイド溝4の端部からキ
ャップ26,27の接合部の間隙を経て取付溝2に排水
される。
【0043】また、ルーフレール3,3がルーフパネル
1に密着して取付けられることで、当該部の強度が補強
されるから、このための補強部材の使用を節減できる利
点がある。特にこの効果は、取付溝2を有するルーフパ
ネル1では、上記取付溝2によって当該部の剛性が改善
されることと相俟って、顕著になる。
【0044】次にルーフパネル1上に取付けたルーフレ
ール3,3を利用してルーフラックを組み立てる場合
は、一般の自動車利用者において可能であり、その際は
ライナー板15を上向きにしてライナー15を保持し、
その下方からボルト19を貫通孔21に差し込み、その
ボルト頭部19aを凹孔20に収容し、かつその螺軸を
ライナー板17上に突出させた状態で、ライナー本体1
6を挿入孔14に挿入し、これを係止片22,22の弾
性に抗して上側ガイド溝4に落し込む。
【0045】このようにすると、ライナー板15がルー
フレール3上に表出し、この後該片15をルーフレール
3の軸方向へ移動すると、ライナー本体16が上側ガイ
ド溝4に差し込まれ、係止片22,22の弾性によって
一定の位置を保持する。したがって、ライナー15,1
5を適宜移動すれば、それらの間隔を調整することがで
き、この間隔調整後にクロスバー39の端部位置付
け、その凹孔39aにライナー板17を嵌め込み、ボル
ト挿通孔41に上記ボルト19を挿入し、これにナット
42をねじ込んで緊締すればクロスバー39が連結さ
れ、この後カバー53を切欠孔40に取付け、当該部を
閉塞する。
【0046】このように本発明のルーフレール3は、雨
垂防止の他にルーフラックとしての利用を図れるから、
従来の雨樋やサイドバイザーのような専用のものに比べ
て、種々の利用を図れる利点がある。しかも、ルーフレ
ール3は、取付溝2に取付ける場合、ルーフパネル1の
表面より内側のライナー15によって取付けられている
から、従来のルーフラックのような脚部の露出がなく、
その分低姿勢ないし小型化を図れて外観が向上し、走行
抵抗も低減する。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明は、ライナーの一端にル
ーフパネルを押圧可能な端面を設け、該端面をルーフレ
ールの直下に配置する一方、ライナーの他端に弾性を備
えた係止片を折り曲げ可能に突設し、該係止片を前記下
側ガイド溝の内面上部に係合可能に配置し、ライナーを
ルーフパネル側へ付勢可能にしたから、ライナーとルー
フパネルが強力に密着し、ルーフレールとルーフパネル
との間の水密性が向上するとともに、ルーフレールをル
ーフパネルに強固に取付け、ルーフパネルの強度を強化
することができる請求項2の発明は、自動車のルーフ
パネルに左右一対の取付溝を前後方向へ互いに平行に設
け、該溝に沿ってルーフレールを配置し、該レールの下
部に取付溝に収容可能な凸部を設け、該凸部に下方に開
口する下側ガイド溝を設けたから、取付溝を形成したル
ーフパネルにルーフレールを取付けることができる
求項3の発明は、ライナーを合成樹脂製としたから、ラ
イナーの作用および製作に好適な効果がある。 請求項4
の発明は、ルーフレールを金属または合成樹脂部材で構
成したから、ルーフレールの作用および製作に好適な効
果がある請求項5の発明は、ルーフレールの内部に中
空室を設け、該室の内面に複数の係止溝を形成したか
ら、ルーフレールの好適な構造を提案することができ
請求項6の発明は、ルーフレールの上部に上方に開
口する上側ガイド溝を設け、該溝内にライナーを摺動か
つ掛け止め可能に嵌合し、該ライナーに設けたボルトま
たはビスを介して、クロスバーの一端をルーフレールに
取付け可能にしたから、ルーフレールにルーフラックを
取付けることができる請求項7の発明は、ライナーの
一端に弾性を有する係止片を折り曲げ可能に突設し、該
係止片を前記上側ガイド溝の内面下部に係合可能に配置
し、ライナーをクロスバー側へ付勢可能にしたから、ク
ロスバーをルーフレールに強固に取付けることができ
請求項8の発明は、クロスバーの一端面にライナー
を収容可能な凹孔を形成したから、クロスバーの位置
めと取付けの容易化を図ることができる。 請求項9の発
明は、上下側ガイド溝に装着したライナーを同一に構成
したから、ライナーの共用化を図れ、その製作および管
理の合理化を図ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図で、ルーフレー
ルの取付け状況の要部を示している。
【図2】図1のAーA線に沿う拡大断面図である。
【図3】本発明の要部を分解示す斜視図である。
【図4】図1のBーB線に沿う拡大断面図である。
【図5】本発明に適用したライナーの一例を示す斜視図
である。
【図6】図1のCーC線に沿う拡大断面図である。
【図7】本発明に適用したキャップの一例を示す斜視図
である。
【図8】図1のDーD線に沿う拡大断面図である。
【図9】本発明の別なキャップの取り付け法に好適なル
ーフレールの端面状況を示す斜視図である。
【図10】本発明の別なキャップの一例を示す斜視図で
ある。
【図11】本発明の別なキャップの取り付け法の要部を
示す断面図である。
【図12】本発明に他の実施例の要部を示す断面図で、
取付溝を有しないルーフパネルにルーフレールを取付け
た状況を示している。
【図13】図12に適用したルーフレールを拡大して示
す断面図である。
【符号の説明】
1 ルーフパネル 2 取付溝 3 ルーフレール 4 上側ガイド溝 7 凸部 8 下側ガイド溝 10 中空室 11,12,13,47 係止溝 14 挿入孔 15 ライナー 16 ライナー本体 19 ボルトまたはビス 20 凹孔 22 係止片 23,51 切欠部 24,25 係合突起 26,27 キャップ 28,29 係合爪 31a 差込片 39 クロスバー 44,50 通孔 45,46 係合突起 48,49 係合溝

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のルーフパネルに左右一対のルー
    フレールを前後方向へ互いに平行に配置し、該レールの
    部に下方に開口する下側ガイド溝を設け、該溝内にラ
    イナーを摺動かつ掛け止め可能に嵌合し、該ライナーの
    一端に突出するボルトまたはビスをルーフパネル内に挿
    入して、ルーフレールをルーフパネルに取付けた自動車
    用ルーフレールにおいて、前記ライナーの一端にルーフ
    パネルを押圧可能な端面を設け、該端面をルーフレール
    の直下に配置する一方、ライナーの他端に弾性を備えた
    係止片を折り曲げ可能に突設し、該係止片を前記下側ガ
    イド溝の内面上部に係合可能に配置し、ライナーをルー
    フパネル側へ付勢可能にしたことを特徴とする自動車用
    ルーフレール。
  2. 【請求項2】 自動車のルーフパネルに左右一対の取付
    溝を前後方向へ互いに平行に設け、該溝に沿ってルーフ
    レールを配置し、該レールの下部に取付溝に収容可能な
    凸部を設け、該凸部に下方に開口する下側ガイド溝を設
    た請求項1記載の自動車用ルーフレール。
  3. 【請求項3】 ライナーを合成樹脂製とした請求項1記
    載の自動車用ルーフレール。
  4. 【請求項4】 ルーフレールを金属または合成樹脂部材
    で構成した請求項1記載の自動車用ルーフレール。
  5. 【請求項5】 ルーフレールの内部に中空室を設け、該
    室の内面に複数の係止溝を形成した請求項1記載の自動
    車用ルーフレール。
  6. 【請求項6】 ルーフレールの上部に上方に開口する上
    側ガイド溝を設け、該溝内にライナーを摺動かつ掛け止
    め可能に嵌合し、該ライナーに設けたボルトまたはビス
    を介して、ルーフラックのクロスバーの一端をルーフレ
    ールに取付け可能にした請求項1記載の自動車用ルーフ
    レール。
  7. 【請求項7】 前記ライナーの一端に弾性を有する係止
    片を折り曲げ可能に突設し、該係止片を前記上側ガイド
    溝の内面下部に係合可能に配置し、ライナーをクロスバ
    ー側へ付勢可能にした請求項記載の自動車用ルーフレ
    ール。
  8. 【請求項8】 クロスバーの一端面にライナーを収容可
    能な凹孔を形成した請求項記載の自動車用ルーフレー
    ル。
  9. 【請求項9】 上下側ガイド溝に装着したライナーを同
    一に構成した請求項1または請求項6記載の自動車用ル
    ーフレール。
JP6044728A 1994-02-21 1994-02-21 自動車用ルーフレール Expired - Lifetime JP2877245B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6044728A JP2877245B2 (ja) 1994-02-21 1994-02-21 自動車用ルーフレール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6044728A JP2877245B2 (ja) 1994-02-21 1994-02-21 自動車用ルーフレール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07228198A JPH07228198A (ja) 1995-08-29
JP2877245B2 true JP2877245B2 (ja) 1999-03-31

Family

ID=12699510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6044728A Expired - Lifetime JP2877245B2 (ja) 1994-02-21 1994-02-21 自動車用ルーフレール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2877245B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100893554B1 (ko) * 2008-04-03 2009-04-17 (주)몰드피아 루프 캐리어

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19618641A1 (de) * 1996-05-09 1997-11-13 Happich Fahrzeug Dachsysteme Dachreling für Fahrzeuge
JP4162935B2 (ja) * 2002-07-04 2008-10-08 株式会社小糸製作所 車両用灯具
US8528799B2 (en) 2008-10-01 2013-09-10 Jac Products, Inc. System and method for vehicle article carrier having stowable cross bars
US8348111B2 (en) 2008-10-01 2013-01-08 Jac Products, Inc. System and method for vehicle article carrier having stowable cross bars
JP6183593B2 (ja) * 2013-06-27 2017-08-23 アイシン精機株式会社 ルーフレール
KR101393503B1 (ko) * 2013-11-20 2014-05-13 쌍용자동차 주식회사 차량의 루프랙 체결장치
KR101695427B1 (ko) * 2015-06-11 2017-01-11 문태홍 루프랙 인입 타입 루프박스 및 루프캐리어 고정 브라켓
KR102034918B1 (ko) * 2016-02-26 2019-10-21 (주)엘지하우시스 하이브리드형 차량용 루프랙
US10160393B2 (en) 2016-12-13 2018-12-25 Jac Products, Inc. Vehicle article carrier system having stretch rails with stowable cross bars
KR102563899B1 (ko) * 2023-02-28 2023-08-04 김상훈 차량의 루프 랙 어셈블리

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3626926A1 (de) 1986-08-08 1988-02-18 Daimler Benz Ag Befestigung von abdeckleisten auf kraftwagendaechern

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01107647U (ja) * 1988-01-12 1989-07-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3626926A1 (de) 1986-08-08 1988-02-18 Daimler Benz Ag Befestigung von abdeckleisten auf kraftwagendaechern

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100893554B1 (ko) * 2008-04-03 2009-04-17 (주)몰드피아 루프 캐리어

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07228198A (ja) 1995-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8205389B1 (en) Window seal assembly having a T-shaped trim member
US5566510A (en) Molded glass run channel corner assembly
JP2877245B2 (ja) 自動車用ルーフレール
US4667442A (en) Construction of door frame in motor vehicle
JPS633845Y2 (ja)
JPS5822739A (ja) 縁飾りの取付構造
US5913762A (en) Weatherstrip for motor vehicle side windows
DE102017116069B4 (de) Dichtungshalterungsträger für Fahrzeug-Dichtungsstrukturen
US4505965A (en) Rain protective molding for automobiles
US6149218A (en) Raised roof for vehicles
JP3314632B2 (ja) サンルーフ車のルーフ構造
JPH0136656Y2 (ja)
CN214267818U (zh) 一种方便安装和维护的汽车侧窗总成
JPS641898Y2 (ja)
CZ115494A3 (en) Sealing, bordering and covering strip
JPH0324410Y2 (ja)
CA1206183A (en) Rain protective molding for automobile and method for making the same
JPH0435274Y2 (ja)
JP2560038Y2 (ja) サンルーフ車のルーフ構造及び車両のルーフモール取付構造
JPS5918903Y2 (ja) 自動車ドアのモ−ル構造
JPS6315049Y2 (ja)
JPH0641864Y2 (ja) 自動車用ドアトリムにおけるウェザーストリップの取付構造
JPS6119924Y2 (ja)
JP3223229B2 (ja) 自動車の窓ガラス用ウエザーストリップ
JPH051453Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981215

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080122

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090122

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100122

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110122

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120122

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120122

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140122

Year of fee payment: 15

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term