JP2877232B2 - 調理用加熱器具 - Google Patents
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Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばテーブルコンロのグリル、オーブ
ン、ロースタなどの食品に上方から遠赤外線を放射する
加熱手段を設けた調理用加熱器具に関する。
ン、ロースタなどの食品に上方から遠赤外線を放射する
加熱手段を設けた調理用加熱器具に関する。
さらに詳しくは、加熱手段としての表面燃焼バーナ、
熱放射板、及び、加熱手段と隔壁に兼用された熱放射壁
の改良に関する。
熱放射板、及び、加熱手段と隔壁に兼用された熱放射壁
の改良に関する。
従来、加熱手段はいずれも普通のステンレス鋼で形成
されていた。
されていた。
しかし、普通のステンレス鋼では魚や肉などを美味し
く焼くために重要な遠赤外線の放射量が不十分であり、
食品加熱性能向上のために遠赤外線を十分にかつ効率良
く発生させる点に技術課題があった。
く焼くために重要な遠赤外線の放射量が不十分であり、
食品加熱性能向上のために遠赤外線を十分にかつ効率良
く発生させる点に技術課題があった。
本発明の目的は、魚や肉などを美味しく焼くために十
分な遠赤外線を効率良く放射でき、しかも実用面で優れ
た調理用加熱器具を提供する点にある。
分な遠赤外線を効率良く放射でき、しかも実用面で優れ
た調理用加熱器具を提供する点にある。
本発明の特徴構成は、食品に上方から加熱する手段と
しての表面燃焼バーナ、熱放射板、又は、加熱室と高温
ガス流路を区画する熱放射壁において、20〜35重量%の
Cr、0.5〜5重量%のMo、3重量%以下のMn及び3重量
%以下のSiを含有するFe−Cr−Moステンレス鋼の表面
に、0.2mg/cm2以上の高温酸化膜を酸化雰囲気内での高
温酸化処理により備えさせて成る遠赤外線放射材によっ
て、前記表面燃焼バーナや熱放射板の下向き壁面、又
は、前記熱放射壁の内壁面が形成され、前記高温酸化膜
付の表面が前記表面燃焼バーナや熱放射板の下向き面、
又は、前記熱放射壁の内面になっていることにあり、そ
の作用は次の通りである。
しての表面燃焼バーナ、熱放射板、又は、加熱室と高温
ガス流路を区画する熱放射壁において、20〜35重量%の
Cr、0.5〜5重量%のMo、3重量%以下のMn及び3重量
%以下のSiを含有するFe−Cr−Moステンレス鋼の表面
に、0.2mg/cm2以上の高温酸化膜を酸化雰囲気内での高
温酸化処理により備えさせて成る遠赤外線放射材によっ
て、前記表面燃焼バーナや熱放射板の下向き壁面、又
は、前記熱放射壁の内壁面が形成され、前記高温酸化膜
付の表面が前記表面燃焼バーナや熱放射板の下向き面、
又は、前記熱放射壁の内面になっていることにあり、そ
の作用は次の通りである。
つまり、いかなる材料で表面燃焼バーナや熱放射板や
熱放射壁を形成すれば、魚や肉などを美味しく焼くに十
分な遠赤外線を効率良く発生させることができ、また、
衛生面での問題が無い状態で実用できるきについて、各
種実験によりさらに追究した結果、次の事実が判明し
た。
熱放射壁を形成すれば、魚や肉などを美味しく焼くに十
分な遠赤外線を効率良く発生させることができ、また、
衛生面での問題が無い状態で実用できるきについて、各
種実験によりさらに追究した結果、次の事実が判明し
た。
ステンレス鋼の組成を、20〜35重量%のCr、0.5〜5
重量%のMo、3重量%以下のMn及び3重量%以下のSiを
含有するように調整し、そのステンレス鋼の表面に、0.
2mg/cm2以上の高温酸化膜を酸化雰囲気内での高温酸化
処理により備えさせ、ステンレス鋼の加熱で表面から遠
赤外線を放射させると、普通のステンレス鋼の放射率よ
りもはるかに高い放射率が得られた。
重量%のMo、3重量%以下のMn及び3重量%以下のSiを
含有するように調整し、そのステンレス鋼の表面に、0.
2mg/cm2以上の高温酸化膜を酸化雰囲気内での高温酸化
処理により備えさせ、ステンレス鋼の加熱で表面から遠
赤外線を放射させると、普通のステンレス鋼の放射率よ
りもはるかに高い放射率が得られた。
また、0.2mg/cm2以上にした高温酸化膜は外力によっ
て剥離せず、使用に際して高温酸化膜の剥離を完全に防
止できた。
て剥離せず、使用に際して高温酸化膜の剥離を完全に防
止できた。
したがって、上述の高温酸化膜付のステンレス鋼で、
調理用加熱器具の食品上方から遠赤外線を放射するため
の表面燃焼バーナや熱放射板の下向き壁面、熱放射壁の
内壁面を形成し、高温酸化膜を有する表面を表面燃焼バ
ーナや熱放射板の下向き面、熱放射壁の内面にすると、
魚や肉を美味しく焼くに十分な遠赤外線を効率良く放射
できると共に、剥離によるトラブルが無い状態で調理用
加熱器具として実用できる。
調理用加熱器具の食品上方から遠赤外線を放射するため
の表面燃焼バーナや熱放射板の下向き壁面、熱放射壁の
内壁面を形成し、高温酸化膜を有する表面を表面燃焼バ
ーナや熱放射板の下向き面、熱放射壁の内面にすると、
魚や肉を美味しく焼くに十分な遠赤外線を効率良く放射
できると共に、剥離によるトラブルが無い状態で調理用
加熱器具として実用できる。
その結果、魚や肉などの食品を十分量の遠赤外線によ
って美味しく焼けると共に、異物混入の無い衛生的な状
態で調理できる、一段と高性能な調理用加熱器具を提供
できるようになった。
って美味しく焼けると共に、異物混入の無い衛生的な状
態で調理できる、一段と高性能な調理用加熱器具を提供
できるようになった。
次に実施例を示す。
(実施例A) 第1図に示すように、テーブルコンロ(1)に設けた
グリル(2)内部上方に表面燃焼バーナ(3)を設け、
食品(4)を上方からの放射熱で加熱するように構成し
てある。
グリル(2)内部上方に表面燃焼バーナ(3)を設け、
食品(4)を上方からの放射熱で加熱するように構成し
てある。
表面燃焼バーナ(3)を形成するに、第2図に示すよ
うに、ガス燃料と燃焼用空気の混合ガスを供給する燃料
供給管(5)に、扁平なボックス状のバーナ本体(6)
を接続し、バーナ本体(6)の下向き壁面(6a)に多数
の小炎口(7)を形成し、小炎口(7)で形成した炎と
下向き壁面(6a)からの放射熱を食品(4)に付与する
ように構成してある。
うに、ガス燃料と燃焼用空気の混合ガスを供給する燃料
供給管(5)に、扁平なボックス状のバーナ本体(6)
を接続し、バーナ本体(6)の下向き壁面(6a)に多数
の小炎口(7)を形成し、小炎口(7)で形成した炎と
下向き壁面(6a)からの放射熱を食品(4)に付与する
ように構成してある。
(実施例B) 第3図に示すように、テーブルコンロ(1)に設けた
グリル(2)の内部上方にバーナ(8)と熱反射板
(9)を設け、食品(4)を上方からの放射熱で加熱す
るように構成してある。
グリル(2)の内部上方にバーナ(8)と熱反射板
(9)を設け、食品(4)を上方からの放射熱で加熱す
るように構成してある。
第4図に示すように、バーナ(8)を形成するに、ガ
ス燃料と燃焼用空気の混合ガスを供給する燃料供給管
(10)に、ほぼU字形状のバーナ本体(11)を接続し、
バーナ本体(11)の内側縁に沿って炎口(12)を形成し
てある。そして、バーナ本体(11)の上方を覆う状態で
熱反射板(9)を配置し、炎口(12)で形成した炎と熱
反射板(9)からの放射熱を食品(4)に付与するよう
に構成してある。
ス燃料と燃焼用空気の混合ガスを供給する燃料供給管
(10)に、ほぼU字形状のバーナ本体(11)を接続し、
バーナ本体(11)の内側縁に沿って炎口(12)を形成し
てある。そして、バーナ本体(11)の上方を覆う状態で
熱反射板(9)を配置し、炎口(12)で形成した炎と熱
反射板(9)からの放射熱を食品(4)に付与するよう
に構成してある。
(実施例C) 第5図及び第6図に示すように、ケース(13)内に筒
状の熱反射壁(14)を設け、食品(4)の加熱室(15)
とその周囲の高温ガス流路(16)を区画する隔壁と、食
品(4)に上下及び両横から放射熱を付与する加熱手段
に熱放射壁(14)を兼用してある。
状の熱反射壁(14)を設け、食品(4)の加熱室(15)
とその周囲の高温ガス流路(16)を区画する隔壁と、食
品(4)に上下及び両横から放射熱を付与する加熱手段
に熱放射壁(14)を兼用してある。
ケース(13)と熱放射壁(14)の間にファン(17)と
ガスバーナ(18)を設け、熱放射壁(14)に高温ガス流
路(16)から加熱室(15)へのガス流入口(19)を形成
し、ガスバーナ(18)で発生させた高温ガスを、ファン
(17)の作用により高温ガス流路(16)において熱放射
壁(14)の周りで旋回流動させた後加熱室(15)に送る
ように構成してある。
ガスバーナ(18)を設け、熱放射壁(14)に高温ガス流
路(16)から加熱室(15)へのガス流入口(19)を形成
し、ガスバーナ(18)で発生させた高温ガスを、ファン
(17)の作用により高温ガス流路(16)において熱放射
壁(14)の周りで旋回流動させた後加熱室(15)に送る
ように構成してある。
上記実施例AないしCにおける表面燃焼バーナ(3)
や熱放射板(9)の下向き壁面、熱放射壁(14)を遠赤
外線放射材で形成してあり、その遠赤外線放射材を以下
に説明する。
や熱放射板(9)の下向き壁面、熱放射壁(14)を遠赤
外線放射材で形成してあり、その遠赤外線放射材を以下
に説明する。
(実施例D) 遠赤外線放射材は、Fe、Cr及びMoを含有するステンレ
ス鋼の表面に0.2mg/cm2以上の高温酸化膜を有するもの
であり、その表面が表面燃焼バーナ(3)や熱放射板
(9)の下向き面、熱放射壁(14)の内面になってい
る。
ス鋼の表面に0.2mg/cm2以上の高温酸化膜を有するもの
であり、その表面が表面燃焼バーナ(3)や熱放射板
(9)の下向き面、熱放射壁(14)の内面になってい
る。
Crの含有量は、耐食性向上の面から20重量%以上に、
かつ、脆化防止と易加工性の面から35重量%以下にする
必要がある。
かつ、脆化防止と易加工性の面から35重量%以下にする
必要がある。
Moの含有量は、耐食性向上の面から0.5重量%以上
に、かつ、脆化防止と易加工性の面から5重量%以下に
する必要がある。
に、かつ、脆化防止と易加工性の面から5重量%以下に
する必要がある。
Moが含まれる場合、靭性及び高温での耐酸化性の劣化
を防止するために3重量%以下にする必要がある。
を防止するために3重量%以下にする必要がある。
Siが含まれると、高温での耐酸化性が向上して、高温
酸化処理が容易になるが、延性劣化防止面から3重量%
以下が望ましい。
酸化処理が容易になるが、延性劣化防止面から3重量%
以下が望ましい。
Ti、Nb、Zrから成る群から選択された一種又は複数種
が含まれる場合、その含有率を0.5重量%以下にして、
靭性や耐酸化性を向上することが望ましい。
が含まれる場合、その含有率を0.5重量%以下にして、
靭性や耐酸化性を向上することが望ましい。
La、Ce、Nd、Yから成る群から選択された一種又は複
数種が含まれる場合、その含有率を0.3重量%以下にし
て、高温酸化膜の耐剥離性を向上することが望ましい。
数種が含まれる場合、その含有率を0.3重量%以下にし
て、高温酸化膜の耐剥離性を向上することが望ましい。
高温酸化膜を形成するに、ステンレス鋼を酸化性雰囲
気中で900〜1200℃で加熱することが望ましい。
気中で900〜1200℃で加熱することが望ましい。
つまり、加熱温度が900℃未満では、ステンレス鋼中
でのCrの拡散が遅いために、表面で酸化物として抜ける
Crの量に対し、内部から表面へのCrの拡散補充量が少な
くなり、表面側の厚さ数十μmにわたってCr含有率の低
い層が形成されて、耐食性が顕著に劣化するが、900℃
以上で加熱すると、内部でのCrの拡散速度が十分に大き
くなり、十分な耐食性が得られる。また、加熱温度が12
00℃を越えると、ステンレス鋼の高温変形が激しくなっ
て実用できないが、1200℃以下で加熱すると、変形を十
分に抑制できる。
でのCrの拡散が遅いために、表面で酸化物として抜ける
Crの量に対し、内部から表面へのCrの拡散補充量が少な
くなり、表面側の厚さ数十μmにわたってCr含有率の低
い層が形成されて、耐食性が顕著に劣化するが、900℃
以上で加熱すると、内部でのCrの拡散速度が十分に大き
くなり、十分な耐食性が得られる。また、加熱温度が12
00℃を越えると、ステンレス鋼の高温変形が激しくなっ
て実用できないが、1200℃以下で加熱すると、変形を十
分に抑制できる。
高温酸化膜を0.2mg/cm2以上で形成するための加熱プ
ログラムは適当に選定できるが、一般的には、900℃以
上〜1100℃未満では、温度をT(℃)、時間をt(mi
n)として t≧142.5−0.125T となるように加熱時間を設定し、また、1100℃以上〜12
00℃以下では5min以上加熱する。尚、加熱温度を加熱途
中で適当に変更してもよい。
ログラムは適当に選定できるが、一般的には、900℃以
上〜1100℃未満では、温度をT(℃)、時間をt(mi
n)として t≧142.5−0.125T となるように加熱時間を設定し、また、1100℃以上〜12
00℃以下では5min以上加熱する。尚、加熱温度を加熱途
中で適当に変更してもよい。
酸化性雰囲気にするに、大気、酸素富化ガス、水蒸気
富化ガス、燃焼ガス、その他適当なガスを利用できる。
富化ガス、燃焼ガス、その他適当なガスを利用できる。
高温酸化膜は0.5〜2mg/cm2が最適であり、剥離しにく
くするためには10mg/cm2以下にすることが望ましい。
くするためには10mg/cm2以下にすることが望ましい。
ステンレス鋼の表面粗度を大きくして、遠赤外線の放
射面積を増大することが望ましく、その場合、加熱前に
ブラスト処理やダルスキンパス圧延で表面に加工歪みを
与える。
射面積を増大することが望ましく、その場合、加熱前に
ブラスト処理やダルスキンパス圧延で表面に加工歪みを
与える。
次に実施例を示す。
〈実施例〉 下記表1の組成のステンレス鋼板を準備した。
尚、鋼板は10cm角ど厚さが1mmである。C−1ないし
C−6は市販品で焼鈍及び酸洗したステンレス鋼であ
り、D−1及びD−2は、実験的に溶製し、圧延、焼
鈍、酸洗の順で処理したステンレス鋼である。表1の単
位は重量%である。
C−6は市販品で焼鈍及び酸洗したステンレス鋼であ
り、D−1及びD−2は、実験的に溶製し、圧延、焼
鈍、酸洗の順で処理したステンレス鋼である。表1の単
位は重量%である。
表1の試料に表面処理を施して、又は、表面処理無し
で高温酸化処理し、処理条件を変更し、粗度Ra、高温酸
化膜の量、放射率を測定し、かつ、耐食性を調べ、下記
表2の結果を得た。
で高温酸化処理し、処理条件を変更し、粗度Ra、高温酸
化膜の量、放射率を測定し、かつ、耐食性を調べ、下記
表2の結果を得た。
尚、表面処理において、SiCは180番のSiCショットを
用いたブラスト処理であり、Feは0.1mmの鉄球ショット
を用いたブラスト処理であり、圧延は荒い表面のロール
による圧延で表面をあらすダルスキンパス圧延処理であ
る。
用いたブラスト処理であり、Feは0.1mmの鉄球ショット
を用いたブラスト処理であり、圧延は荒い表面のロール
による圧延で表面をあらすダルスキンパス圧延処理であ
る。
高温酸化膜の量は、ステンレス鋼板の高温酸化処理前
後夫々における重量を測定し、単位表面積当りの増加重
量を求め、その増加重量を3.3倍した値である。つま
り、高温酸化膜はX線分析によるとほとんどCr2O3から
成り、Cr2O3とO2のモル重量比(Cr2O3/O2)が3.3である
から、上記のようにして高温酸化膜の量を求めた。
後夫々における重量を測定し、単位表面積当りの増加重
量を求め、その増加重量を3.3倍した値である。つま
り、高温酸化膜はX線分析によるとほとんどCr2O3から
成り、Cr2O3とO2のモル重量比(Cr2O3/O2)が3.3である
から、上記のようにして高温酸化膜の量を求めた。
さらに放射率を求めた。
耐食性は塩水噴霧試験(JIS Z2371)を4時間行っ
た。
た。
表2の結果から、Fe−Cr−Moステンレス鋼が、20〜35
重量%のCr、0.5〜5重量%のMo、3重量%以下のMn及
び3重量%以下のSiを含有するものであり、表面に0.2m
g/cm2以上の高温酸化膜を備えたもの、つまりNo1〜5に
おいて、0.7以上の高い放射率が得られると共に、耐食
性に優れて外力により剥離しないことが判明した。
重量%のCr、0.5〜5重量%のMo、3重量%以下のMn及
び3重量%以下のSiを含有するものであり、表面に0.2m
g/cm2以上の高温酸化膜を備えたもの、つまりNo1〜5に
おいて、0.7以上の高い放射率が得られると共に、耐食
性に優れて外力により剥離しないことが判明した。
したがって、調理用加熱器具において食品に上方から
遠赤外線を放射する加熱手段に高温酸化膜を下側にして
実用できる。
遠赤外線を放射する加熱手段に高温酸化膜を下側にして
実用できる。
〔別実施例〕 次に別実施例を説明する。
本発明はオーブン、レンジ、トースター、ロースター
など各種のものに適用でき、それらを調理用加熱器具と
総称する。
など各種のものに適用でき、それらを調理用加熱器具と
総称する。
表面燃焼バーナ(3)、熱放射板(9)、熱放射壁
(14)の具体構造は、公知のものから適宜選択自在であ
る。
(14)の具体構造は、公知のものから適宜選択自在であ
る。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造および方法に限定されるものではない。
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造および方法に限定されるものではない。
第1図及び第2図は本発明の実施例を示し、第1図はテ
ーブルコンロの一部切欠正面図、第2図は要部斜視図で
ある。 第3図及び第4図は本発明の別実施例を示し、第3図は
テーブルコンロの一部切欠正面図、第4図は要部の分解
斜視図である。 第5図及び第6図は本発明のさらに別の実施例を示し、
第5図は断面図、第6図は第5図のVI−VI矢視図であ
る。 (3)……表面燃焼バーナ、(9)……熱放射板、(1
4)……熱放射壁、(15)……加熱室、(16)……高温
ガス流路。
ーブルコンロの一部切欠正面図、第2図は要部斜視図で
ある。 第3図及び第4図は本発明の別実施例を示し、第3図は
テーブルコンロの一部切欠正面図、第4図は要部の分解
斜視図である。 第5図及び第6図は本発明のさらに別の実施例を示し、
第5図は断面図、第6図は第5図のVI−VI矢視図であ
る。 (3)……表面燃焼バーナ、(9)……熱放射板、(1
4)……熱放射壁、(15)……加熱室、(16)……高温
ガス流路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 15/24
Claims (3)
- 【請求項1】食品に上方から遠赤外線を放射する加熱手
段を設けた調理用加熱器具であって、20〜35重量%のC
r、0.5〜5重量%のMo、3重量%以下のMn及び3重量%
以下のSiを含有するFe−Cr−Moステンレス鋼の表面に、
0.2mg/cm2以上の高温酸化膜を酸化雰囲気内での高温酸
化処理により備えさせて成る遠赤外線放射材によって、
前記加熱手段としての表面燃焼バーナ(3)の下向き壁
面が形成され、前記高温酸化膜付の表面が下向き面にな
っている調理用加熱器具。 - 【請求項2】食品に上方から遠赤外線を放射する加熱手
段を設けた調理用加熱器具であって、20〜35重量%のC
r、0.5〜5重量%のMo、3重量%以下のMn及び3重量%
以下のSiを含有するFe−Cr−Moステンレス鋼の表面に、
0.2mg/cm2以上の高温酸化膜を酸化雰囲気内での高温酸
化処理により備えさせて成る遠赤外線放射材によって、
前記加熱手段としての熱放射板(9)の下向き壁面が形
成され、前記高温酸化膜付の表面が下向き面になってい
る調理用加熱器具。 - 【請求項3】食品に上方から遠赤外線を放射する加熱手
段を設けた調理用加熱器具であって、20〜35重量%のC
r、0.5〜5重量%のMo、3重量%以下のMn及び3重量%
以下のSiを含有するFe−Cr−Moステンレス鋼の表面に、
0.2mg/cm2以上の高温酸化膜を酸化雰囲気内での高温酸
化処理により備えさせて成る遠赤外線放射材によって、
前記加熱手段、及び、加熱室(15)とその周囲の高温ガ
ス流路(16)とを区画する隔壁に兼用された熱放射壁
(14)の内壁面が形成され、前記高温酸化膜付の表面が
内面になっている調理用加熱器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63210945A JP2877232B2 (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | 調理用加熱器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63210945A JP2877232B2 (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | 調理用加熱器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0261434A JPH0261434A (ja) | 1990-03-01 |
| JP2877232B2 true JP2877232B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=16597698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63210945A Expired - Fee Related JP2877232B2 (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | 調理用加熱器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2877232B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS60129532A (ja) * | 1983-12-19 | 1985-07-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 調理用加熱器 |
| JPS60125418U (ja) * | 1984-02-01 | 1985-08-23 | 大阪瓦斯株式会社 | 燃焼器具 |
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| JPH0676653B2 (ja) * | 1985-12-24 | 1994-09-28 | 川崎製鉄株式会社 | アルミニウム含有ステンレス鋼材表面のアルミナウイスカ−形成方法 |
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| JPH045865Y2 (ja) * | 1987-02-03 | 1992-02-19 |
-
1988
- 1988-08-25 JP JP63210945A patent/JP2877232B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0261434A (ja) | 1990-03-01 |
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