JP2876889B2 - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は対流ファンからの風を熱
源体のフィンと熱交換させて温風を供給するようにした
温風暖房機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の温風暖房機の一例を図5
を用いて説明する。図において、1はバーナであり、そ
の下流側には燃焼筒2、熱交換器3、排気管4が設けて
ある。上記熱交換器3は連結体5を介して燃焼筒2と平
行するようにしてある。6はバーナ1に燃焼用空気を供
給する送風機、7は同バーナ1に燃料を供給するポン
プ、8は着火用の点火装置である。9は器具本体10の
背面に設けた温風送風用の対流ファン、11は器具本体
10内に設けた制御部で、仕切り板12によって前記燃
焼筒2および熱交換機3からの熱より保護されている。
【0003】このように構成された温風暖房機について
その動作を説明する。まず、送風機6から送られる燃焼
用空気とポンプ7から送られる燃料は、バーナ1で混合
され、点火装置8により着火され、火炎を形成して燃焼
筒2内で燃焼する。燃焼筒2内で燃焼した燃焼ガスは、
連結体5、熱交換機3を通って排気管4へと排気され
る。このとき対流ファン9によって燃焼筒2および熱交
換器3の外表面から熱交換した温風が器具本体10の前
面から送風される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、対流ファン9より供給される風は、燃焼筒
2の表面を均等に通り抜けられず、図6の(B)、
(C)に示すように温風吹き出し口13からの温風の風
量及び温度は不均一なものとなっていた。さらに燃焼筒
2の円周において対流ファン9側は対流ファンからの
風が当たりやすく、対流熱伝達の効果が大きいことより
比較的低温状態に保たれるが、吹き出し口13は対流フ
ァン9からの風が当たりにくく高温状態となり易く、そ
のため両部分における温度差が激しくなって熱変形を誘
発する課題もあった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、吹き
出し口からの温風の水平方向の温風量及び温風温度を均
一なものとすると同時に燃焼筒などの熱源体の熱変形を
防止することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、燃料と空気を混合して燃焼させるバーナと、
このバーナの下流側に設け、燃焼室を形成する燃焼筒
と、この燃焼筒で燃焼を完了した燃焼ガスを導き、室内
空気と熱交換させる熱交換器と、器具背面で前記熱交換
器と略対向する位置に設け、前記燃焼筒及び熱交換器等
に送風を行う対流ファンと、前記燃焼筒に略対向する器
具前面に設けた温風吹出口を備え、前記燃焼筒表面には
異なる2種類のフィンを設け、対流ファン側の外周表面
に対流ファンからの風を略水平方向に均一に通過させる
ガイドフィンを設けるとともに、温風吹出口側の外周表
面には、少なくとも前記ガイドフィンより密に構成した
放熱フィンを設けることで、燃焼筒の円周方向の温度差
を少なくし、燃焼筒円周方向全域で効率よく熱交換でき
るように伝熱面積を大きくした構成としてある。
【0007】
【作用】本発明は上記構成によって、燃焼筒外周表面
設けられた異なる2種類のフィンのうち、対流ファン側
フィンすなわちガイドフィンは、対流ファンからの風を
水平方向に均等に分散させることにより、吹き出し口か
らの温風の水平方向における風量分布および温度分布を
均一なものとし、他方の吹き出し口側フィンすなわち放
熱フィンは、燃焼筒の対流ファン側に比べ高温状態とな
っている吹き出し口側の熱を効率的に放出して、燃焼筒
の円周方向における温度差を少なくする。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図1から図3を参照し
て説明するが、従来例と同一部分は同一番号を付記して
説明は省略し、異なる部分のみ説明すると、14、15
は燃焼筒2の外周表面に一体的に設けた異なる構成の
ィンである。上記フィン14、15のうち、対流ファン
側のフィンすなわちガイドフィン14は図3の(A)に
示すように、対流ファンからの風を燃焼筒2表面に均
一に分散させるような形状に形成してある。一方、吹き
出し口側のフィンすなわち放熱フィン15は直線状に設
けるとともに、前記フィン14よりも密に設けることで
放熱効果を高めるようにしてある。
【0009】
【効果】以上説明したように本発明は、燃焼筒外周表面
異なる2種類のフィンを設けるという非常に簡単な構
成で、吹き出し口からの温風の風量分布及び温度分布の
均一化を図ることができるとともに、燃焼筒外周表面全
域を有効に使った効率的な熱交換もでき、かつ燃焼筒自
体の温度分布も均一化させることができるので燃焼筒の
熱変形も防止することができる。
【0010】図4は温風温度分布をさらに均一化させた
ものである。すなわち燃焼筒2はバーナ1側が最も温度
が高く連結体5側にいくほど温度は低くなる。したがっ
て吹き出し口側に設けるフィン15はバーナ側から連結
体側へいくほど阻になるように設けてあり、放熱作用は
バーナ側ほど効率よく行われるようにしてある。したが
ってこの構成によれば燃焼筒の長手方向の熱分布もより
均一なものとすることができ、温風温度分布はさらに均
一なものとなる。
【0011】なお上記実施例では吹き出し口側のフィン
は密に設置することによって放熱効果を上げるようにし
たが、これは他の方法、例えば板厚を対流側フィンより
も厚くするなどの方法によって、その放熱効果を上げて
もよく実施例の構成に限定されるものではない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、燃焼筒表
面にフィンを設けるという非常に簡単な構成で、吹き出
し口からの温風の風量分布及び温度分布の均一化を図る
ことができるとともに、燃焼筒外表面全域を有効に使っ
た効率的な熱交換もでき、かつ燃焼筒自体の温度分布も
均一化させることができるので燃焼筒の熱変形も防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における温風暖房機の一部欠
裁断面図である。
【図2】図1のA-A線断面図である。
【図3】同温風暖房機における燃焼筒及び温風の風量、
温度分布を示す図で、(A)は平面図、(B)は風量分
布図、(C)は温度分布図である。
【図4】同温風暖房機の他の実施例における燃焼筒及び
温風の風量、温度分布を示す図で、(A)は平面図、
(B)は風量分布図、(C)は温度分布図である。
【図5】従来の温風暖房機の一部欠裁断面図である。
【図6】従来の温風暖房機における燃焼筒及び温風の風
量、温度分布を示す図で、(A) は平面図、(B)は
風量分布図、(C)は温度分布図である。
【符号の説明】
1 バーナ 2 燃焼筒 3 熱交換器 9 対流ファン 10 器具本体 11 制御部 13 吹き出し口 14 フィン 15 フィン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24H 3/06 301 F24H 3/06 302 F24H 3/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料と空気を混合して燃焼させるバーナ
    と、このバーナの下流側に設け、燃焼室を形成する燃焼
    筒と、この燃焼筒で燃焼を完了した燃焼ガスを導き、室
    内空気と熱交換させる熱交換器と、器具背面で前記熱交
    換器と略対向する位置に設け、前記燃焼筒及び熱交換器
    等に送風を行う対流ファンと、前記燃焼筒に略対向する
    器具前面に設けた温風吹出口を備え、前記燃焼筒表面に
    は異なる2種類のフィンを設け、対流ファン側の外周表
    面に対流ファンからの風を略水平方向に均一に通過させ
    るガイドフィンを設けるとともに、温風吹出口側の外周
    表面には、少なくとも前記ガイドフィンより密に構成し
    た放熱フィンを設けることで、燃焼筒の円周方向の温度
    差を少なくし、燃焼筒円周方向全域で効率よく熱交換で
    きるように伝熱面積を大きくした温風暖房機。
  2. 【請求項2】 放熱フィンは、燃焼筒のバーナ側を密と
    して下流側ほど疎になるようにした請求項1記載の温風
    暖房機。
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