JPS5851542Y2 - 温風暖房器 - Google Patents
温風暖房器Info
- Publication number
- JPS5851542Y2 JPS5851542Y2 JP2188678U JP2188678U JPS5851542Y2 JP S5851542 Y2 JPS5851542 Y2 JP S5851542Y2 JP 2188678 U JP2188678 U JP 2188678U JP 2188678 U JP2188678 U JP 2188678U JP S5851542 Y2 JPS5851542 Y2 JP S5851542Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- baffle
- combustion chamber
- air heater
- hot air
- fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は燃焼室内の上部にバッフルを設け、このバッフ
ルに対向した暖房器本体の背面に室内空気の循環用ファ
ンを設けたポット式燃焼器をそなえる温風暖房器に関す
るものである。
ルに対向した暖房器本体の背面に室内空気の循環用ファ
ンを設けたポット式燃焼器をそなえる温風暖房器に関す
るものである。
従来、一般市場に出回っているこの種温風暖房器では燃
焼室内に燃焼ガスを均一に流すために、吐出口の直前に
第3図に示すような平板状のバッフル9′を設けること
が行なわれていた。
焼室内に燃焼ガスを均一に流すために、吐出口の直前に
第3図に示すような平板状のバッフル9′を設けること
が行なわれていた。
(例えば実公昭50−28615号、実開昭50−36
132号)しかしこのものでは燃焼ガスの流れは燃焼室
6の吐出口直前で絞られる。
132号)しかしこのものでは燃焼ガスの流れは燃焼室
6の吐出口直前で絞られる。
すなわち燃焼ガスは燃焼室中央を大部分が流れ、バッフ
ル9′に当って周囲を迂回して燃焼室9を出る流れとな
っている。
ル9′に当って周囲を迂回して燃焼室9を出る流れとな
っている。
このためバッフル9′の周囲では流速が早くなり、熱伝
達が良くなって放熱量が増えるが、燃焼室9の中央及び
下部では炎を含む高温ガスが中央部に集中して流れるた
め壁面での流速が小さく、そのため熱伝達が促進されず
、この部分に放熱量増加の余地があった。
達が良くなって放熱量が増えるが、燃焼室9の中央及び
下部では炎を含む高温ガスが中央部に集中して流れるた
め壁面での流速が小さく、そのため熱伝達が促進されず
、この部分に放熱量増加の余地があった。
本考案は上記欠点を解消し、熱効率の良好な温風暖房器
を提供することを目的とするもので、燃焼室内の上部に
バッフルを設け、このバッフルに対向した暖房器本体の
背面に室内空気の循環用ファンを設けたポット式燃焼器
をそなえる温風暖房器において、前記バッフルを循環用
ファン側に緩やかな傾斜面を有するパケット状に形成し
、さらにこのバッフルの前後側上端面に横巾の長いL状
取付部と、横巾の短かいL状取付部を形成し、この取付
部を燃焼室内の上面に密着して取付けるようにしたこと
を特徴とするものである。
を提供することを目的とするもので、燃焼室内の上部に
バッフルを設け、このバッフルに対向した暖房器本体の
背面に室内空気の循環用ファンを設けたポット式燃焼器
をそなえる温風暖房器において、前記バッフルを循環用
ファン側に緩やかな傾斜面を有するパケット状に形成し
、さらにこのバッフルの前後側上端面に横巾の長いL状
取付部と、横巾の短かいL状取付部を形成し、この取付
部を燃焼室内の上面に密着して取付けるようにしたこと
を特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、1は背面に室内の空気吸込口13、前
面に温風吹出グリル14を有する暖房器本体(以下本体
と称す)、2は灯油を燃料とするポットバーナ、3はポ
ットバーナ2へ灯油を供給する供給口、4はポットバー
ナ2に取付けられた点火用ヒータ、5はポットバーナ2
の外側に設けられた空気室、6はポットバーナ2上に設
置された熱交換器兼用燃焼室、7は燃焼室6の上面に設
けられた燃焼ガスの吐出口、8は本体1背面の吸込口1
3に設けられた室内空気の循環用ファンである。
面に温風吹出グリル14を有する暖房器本体(以下本体
と称す)、2は灯油を燃料とするポットバーナ、3はポ
ットバーナ2へ灯油を供給する供給口、4はポットバー
ナ2に取付けられた点火用ヒータ、5はポットバーナ2
の外側に設けられた空気室、6はポットバーナ2上に設
置された熱交換器兼用燃焼室、7は燃焼室6の上面に設
けられた燃焼ガスの吐出口、8は本体1背面の吸込口1
3に設けられた室内空気の循環用ファンである。
9は燃焼室6の上部に取付けられたバッフルで、このバ
ッフル9は第2図に示すようにパケット状に形成されて
いる。
ッフル9は第2図に示すようにパケット状に形成されて
いる。
しかもその底部曲面9aは後側(ファン8側)9a1を
湾曲度の小さい、すなわち緩やかな傾斜面に、前側(吹
出グリル14側)9a2を急傾斜にそれぞれ形成されて
いる。
湾曲度の小さい、すなわち緩やかな傾斜面に、前側(吹
出グリル14側)9a2を急傾斜にそれぞれ形成されて
いる。
10.11はバッフル9の後側9a1および前側9a2
の上端にそれぞれ一体に成形されたL状の取付部で、前
者10の横幅は短かく、後者11の横幅は長いように形
成され、燃焼室6内の上面に密着して取付けられている
。
の上端にそれぞれ一体に成形されたL状の取付部で、前
者10の横幅は短かく、後者11の横幅は長いように形
成され、燃焼室6内の上面に密着して取付けられている
。
12は燃焼室6上にこれと連通ずるように設けられた補
助熱交換器である。
助熱交換器である。
次に上記のように構成した本実施例の作用について説明
する。
する。
灯油を供給口3よりポットバーナ2へ供給し点火ヒータ
4を介して点火する。
4を介して点火する。
同時に燃焼用ファン(図示せず)により燃焼用空気を空
気室5へ送風すると、その空気はポット六ニナ2内に均
一に導入されるから燃焼が続行される。
気室5へ送風すると、その空気はポット六ニナ2内に均
一に導入されるから燃焼が続行される。
燃焼室6内で完全に燃焼した燃焼ガスはバッフル9のフ
ァン8側の湾曲度の小さい底面9a1に沿って多量に流
れ、燃焼室6の上面に設けられた吐出ロアを経て補助熱
交換器12へ吐出され、さらにこの補助熱交換器12内
を流通した後に本体1外へ排出される。
ァン8側の湾曲度の小さい底面9a1に沿って多量に流
れ、燃焼室6の上面に設けられた吐出ロアを経て補助熱
交換器12へ吐出され、さらにこの補助熱交換器12内
を流通した後に本体1外へ排出される。
この場合、ファン8側の燃焼室6壁面とバッフル9の後
面9atとの間を燃焼ガスが迅速に流れるので、燃焼室
6内面の熱伝達率は増大する。
面9atとの間を燃焼ガスが迅速に流れるので、燃焼室
6内面の熱伝達率は増大する。
さらに後面9a1側に設けられた取付部10の幅は狭い
ので、燃焼ガスの流通抵抗はきわめて小さいため、燃焼
ガスは後面9a1に沿って多量に流通する。
ので、燃焼ガスの流通抵抗はきわめて小さいため、燃焼
ガスは後面9a1に沿って多量に流通する。
したがって熱伝達率が大になっても燃焼ガスの温度低下
率は小さいので、空気側との温度差は従来のものより大
となるから伝熱量は増加することになる。
率は小さいので、空気側との温度差は従来のものより大
となるから伝熱量は増加することになる。
またバッフル9の前面9a2側はファン8の効果は少な
く、はとんど放射による放熱であるから従来のものと大
差はない。
く、はとんど放射による放熱であるから従来のものと大
差はない。
上記状態においてファン8を駆動して室内空気を吸入口
13から本体1内へ導入すると、この導入された室内空
気は上記のように加熱された燃焼室6および補助熱交換
器12の外側を流通する間に強制的に加熱される。
13から本体1内へ導入すると、この導入された室内空
気は上記のように加熱された燃焼室6および補助熱交換
器12の外側を流通する間に強制的に加熱される。
このため室内空気は温気となり、吹出グリル14から室
内に送出されるので室内を暖房することができる。
内に送出されるので室内を暖房することができる。
以上説明したように、本考案は燃焼室の上部に設けたバ
ッフルを循環用ファン側に緩やかな傾斜面を有するパケ
ット状に形成したので、循環用ファン側の燃焼室壁面と
バッフルの緩やかな傾斜面との間を燃焼ガスが迅速に流
れ、燃焼室内面への熱伝達率は増大する。
ッフルを循環用ファン側に緩やかな傾斜面を有するパケ
ット状に形成したので、循環用ファン側の燃焼室壁面と
バッフルの緩やかな傾斜面との間を燃焼ガスが迅速に流
れ、燃焼室内面への熱伝達率は増大する。
またこのバッフルの循環用ファン側に設けられた取付部
はその幅が狭いため燃焼ガスの流通抵抗はきわめて小さ
くなり、燃焼ガスはバッフルの緩やかな傾斜面に沿って
多量に流通する。
はその幅が狭いため燃焼ガスの流通抵抗はきわめて小さ
くなり、燃焼ガスはバッフルの緩やかな傾斜面に沿って
多量に流通する。
従がって本考案によれば燃焼室における全体の放熱特性
を向上させることにより熱効率の増大をはかることがで
きる
を向上させることにより熱効率の増大をはかることがで
きる
第1図は本考案の温風暖房器の一実施例を示す側断面図
、第2図は本考案に使用されるバッフルの斜視図、第3
図は従来の温風暖房器に使用されるバッフルの斜視図で
ある。 2・・・・・・燃焼器、6・・・・・・燃焼室、9・・
・・・・バッフル、9a・・・・・・底面、9a1・・
・・・・曲面。
、第2図は本考案に使用されるバッフルの斜視図、第3
図は従来の温風暖房器に使用されるバッフルの斜視図で
ある。 2・・・・・・燃焼器、6・・・・・・燃焼室、9・・
・・・・バッフル、9a・・・・・・底面、9a1・・
・・・・曲面。
Claims (1)
- 燃焼室内の上部にバッフルを設け、このバッフルに対向
した暖房器本体の背面に室内空気の循環用ファンを設け
たポット式燃焼器をそなえる温風暖房器において、前記
バッフルを循環用ファン側に緩やかな傾斜面を有するパ
ケット状に形成し、さらにこのバッフルの前後側上端面
に横巾の長いL状取付部と、横巾の短かいL状取付部を
形成し、この取付部を燃焼室内の上面に密着して取付け
、燃焼ガスが循環用ファン側の傾斜面に沿って多量に流
れるようにしたことを特徴とする温風暖房器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2188678U JPS5851542Y2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 温風暖房器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2188678U JPS5851542Y2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 温風暖房器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54125155U JPS54125155U (ja) | 1979-09-01 |
JPS5851542Y2 true JPS5851542Y2 (ja) | 1983-11-24 |
Family
ID=28855618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2188678U Expired JPS5851542Y2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 温風暖房器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851542Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-22 JP JP2188678U patent/JPS5851542Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54125155U (ja) | 1979-09-01 |
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