JPS5824116Y2 - 貯湯湯沸器 - Google Patents

貯湯湯沸器

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Publication number
JPS5824116Y2
JPS5824116Y2 JP1976158983U JP15898376U JPS5824116Y2 JP S5824116 Y2 JPS5824116 Y2 JP S5824116Y2 JP 1976158983 U JP1976158983 U JP 1976158983U JP 15898376 U JP15898376 U JP 15898376U JP S5824116 Y2 JPS5824116 Y2 JP S5824116Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
combustion chamber
water storage
gas burner
storage tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976158983U
Other languages
English (en)
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JPS5375844U (ja
Inventor
修 高橋
健三 山田
建夫 住吉
Original Assignee
株式会社ターダ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ターダ filed Critical 株式会社ターダ
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Publication of JPS5375844U publication Critical patent/JPS5375844U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガスバーナーを用いた貯湯湯沸器に関するもの
である。
従来の貯湯湯沸器は第2図に示すように、貯湯槽3の下
部に燃焼室2を設け、この燃焼室2に二次空気を吸気部
14及び吸気孔15より導入してガスバーナー4の燃焼
を行ない、上方に開口する排気筒1′を介して燃焼排気
を排出するようになっていた。
この種の従来例としては実願昭49−94437号(昭
和49年8月6日付出願)である。
しかしながら、このような従来例にあっては、吸気部1
4及び吸気孔15を介して導入される二次空気はガスバ
ーナー4の燃焼に関係なく流入するようになっているの
で、ガスバーナー4の消火時にあっても、二次空気の吸
気孔15から外気が燃焼室2内及び排気筒1′に流入す
ることになり、貯湯槽3内の湯の熱気が放熱され、湯温
が低下するという欠点があった。
例えば、垂直方向に配設された排気筒1′内の空気が貯
湯槽3内の湯の熱気にて熱せられると、上方に向うドラ
フト(上昇気流)が生ずることになって吸気孔15から
外気が継続的に流入することになり、貯湯槽3内の湯が
より速く冷却されるという欠点があった。
また、ガスバーナー4の燃焼時にあっても二次空気の導
入量が多すぎると、燃焼熱気の上昇速度が必要以上に速
くなって燃焼室2及び排気筒1内の燃焼熱気と貯湯槽3
内の水との間の熱交換効率が悪くなるという欠点があっ
た。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところはガスバーナー消火時に貯湯槽内の湯温
の低下が少く、ガスバーナーの燃焼熱を効率よく利用で
きる貯湯湯沸器を提供するにある。
以下、本考案−実施例について図を用いて説明する。
貯湯槽3は円筒状に形成してあり、その全外周を断熱材
5で被覆しである。
貯湯槽3内の下部には円筒状の燃焼室2が設けてあり、
燃焼室2の側周下部より延出した略水平な排気路1を貯
湯槽3外周下部で開口せしめである。
また燃焼室2内には二次空気を導入することなく混合管
7の一次空気取入口16を介して導入された全−次空気
により燃焼する赤外線型のガスバーナー4が設けてあり
、ガスバーナー4と連通した略り字状の混合管7の開口
端を外部に導出してあって、この開口端より混合管7内
にガス管8の端部が挿入しである。
しかして、給水管9より貯湯槽3内に水を給水してパイ
ロットバーナー10でガスバーナー4に点火すると燃焼
室2のガスバーナー4によって貯湯槽3内の水は燃焼室
2壁を介して加熱されて貯湯槽3内の水が熱せられるも
のである。
この場合、ガスバーナー4は二次空気を導入していない
ので、燃焼室2内に放流された燃焼排気はガスの供給量
に応じて排気されることになって、比較的ゆっくりと排
出され、燃焼室2が小さく、排気路1の長さが短かい場
合であっても熱交換効率を良くすることができる。
貯湯槽3内にはサーモスタットが設けてあって、湯温に
応じてガスバーナー4の点火・消火を行い、貯湯槽3内
の湯温を一定温に保つようにしである。
図中12は給湯を行う給湯管である。
また、排気路1の開口と混合管7端の一次空気取入口1
6とを同一方向に開口するようにしておくと、風によっ
て生じる逆流(排気路1→ガスバ一ナー4→混合管7)
がなく、安定した燃焼が得られる。
即ち開口が同一方向であれば同一の風圧が排気路1と混
合管7端にかかるためである。
このことはガスバーナー4の消火時にも同様で、燃焼室
2内の空気の流れが少ないので貯湯槽3の湯温の低下を
さらに防止できる。
さらに実施例では、二次空気の吸気孔がない上、排気路
1は燃焼室2の下部側面に開口する略水平な排気路1と
なっており、従来例のように垂直な排気路がないので、
ガスバーナー4の消火時において排気路1及び燃焼室2
に生じるドラフトによる外気の流入がきわめて少なくな
って消火時における湯温の低下がより小さくなる。
本考案は上述のように貯湯槽の全外周を断熱材で被覆す
るとともに貯湯槽の内部に燃焼室を形威し、混合管の一
次空気取入口を介して導入される一次空気で燃焼するガ
スバーナーを燃焼室内に密閉配置すると共に燃焼室下部
側面に略水平な排気路を設け、排気路の開口と一次空気
取入口とを同一方向に開口するように設定したものであ
り、貯湯槽の全外周を断熱材で被覆することによって貯
湯槽の外面からの放熱を阻止するとともに、ガスバーナ
ーとして混合管を通して導入される一次空気で燃焼する
ものを用いることによってガスバーナーに必要最少限の
空気を供給する(ガスバーナーへのガスの供給量に応じ
て供給され消火時には供給されない)ようにして燃焼室
を介しての放熱を阻止することにより、ガスバーナーの
消火時における湯温の低下を少くすることができるとい
う利点があり、また、燃焼室下部側面に略水平な排気路
を設けたので、垂直な排気路を有する従来例のように燃
焼室及び排気路内にドラフトが発生することをなくして
ガスバーナーの消火時における湯温の低下を少なくする
ことができるという利点がある。
また、排気路の開口と一次空気取入口とを同一方向に開
口するように設定しているので、風圧が排気路の開口と
空気取入口の開口(こ略等しく印加され、風によって生
じる逆流がなく安定した燃焼が得られるという利点があ
り、さらにまた、ガスの燃焼による燃焼排気はガスの供
給量に応じて排気されることになって比較的ゆっくりと
排出されるので、燃焼室が小さく、排気路の長さが短か
い場合(すなわち熱交換面の面積が小さい場合)であっ
ても熱交換効率を良くすることができ、ガスバーナーの
燃焼熱を効率良く利用でき、しかも、排気路を長ぐする
必要がないので、軽量コンパクトにできるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案−実施例の断面図、第2図は従来例の断
面図であって、1は排気路、2は燃焼室、3は貯湯槽、
4はガスバーナーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯湯槽の全外周を断熱材で被覆するとともに貯湯槽の内
    部に燃焼室を形成し、混合管の一次空気取入口を介して
    導入される一次空気で燃焼するガスバーナーを燃焼室内
    に密閉配置すると共に燃焼室下部側面に略水平な排気路
    を設け、排気路の開口と一次空気取入口とを同一方向に
    開口するように設定して成る貯湯湯沸器。
JP1976158983U 1976-11-27 1976-11-27 貯湯湯沸器 Expired JPS5824116Y2 (ja)

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JP1976158983U JPS5824116Y2 (ja) 1976-11-27 1976-11-27 貯湯湯沸器

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JP1976158983U JPS5824116Y2 (ja) 1976-11-27 1976-11-27 貯湯湯沸器

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JPS5375844U JPS5375844U (ja) 1978-06-24
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ID=28766943

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5022766B2 (ja) * 2007-04-27 2012-09-12 株式会社パロマ 貯湯式給湯器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5034U (ja) * 1973-05-01 1975-01-06

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JPS5375844U (ja) 1978-06-24

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