JP2876784B2 - 排水弁装置 - Google Patents
排水弁装置Info
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- JP2876784B2 JP2876784B2 JP33817490A JP33817490A JP2876784B2 JP 2876784 B2 JP2876784 B2 JP 2876784B2 JP 33817490 A JP33817490 A JP 33817490A JP 33817490 A JP33817490 A JP 33817490A JP 2876784 B2 JP2876784 B2 JP 2876784B2
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭用などに使われる浴槽内の流体を自動
的に浴槽外へ排出する排水弁装置に関する。
的に浴槽外へ排出する排水弁装置に関する。
従来の技術 近年、風呂の給水、加熱等に遠隔操作による自動化が
なされている。従来のこの種の浴槽排水弁は、浴槽底部
に設けられた弁座に嵌合するゴム栓が使用されていた。
そして排水時には、人がこのゴム栓を直接浴槽内へ引っ
張り上げることにより開栓し、浴槽水を排出するという
方法が採られていた。
なされている。従来のこの種の浴槽排水弁は、浴槽底部
に設けられた弁座に嵌合するゴム栓が使用されていた。
そして排水時には、人がこのゴム栓を直接浴槽内へ引っ
張り上げることにより開栓し、浴槽水を排出するという
方法が採られていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来の構成の排水弁では、以
下のような課題があった。
下のような課題があった。
１）浴槽に残り湯がある場合の排水作業は、人が手を水
中にいれてゴム栓を引き抜かなければならない。したが
って、特に冬期においては、作業性の面から好ましくな
かった。
中にいれてゴム栓を引き抜かなければならない。したが
って、特に冬期においては、作業性の面から好ましくな
かった。
２）浴室への自動湯張り、水位設定および維持、保温等
の給湯生活が自動化される中で、人手による現在の排水
作業は、完全自動風呂の実現に対する大きな障壁の一つ
になっていた。
の給湯生活が自動化される中で、人手による現在の排水
作業は、完全自動風呂の実現に対する大きな障壁の一つ
になっていた。
３）一方、排水作業が自動化され、排水弁の機械駆動体
で動作させた場合、機械駆動体が故障したり停電になっ
たとき、排水ができなくなる場合があった。
で動作させた場合、機械駆動体が故障したり停電になっ
たとき、排水ができなくなる場合があった。
本発明はこのような従来の課題を解消するもので、浴
槽水を自動的に浴槽外へ排出する排水弁装置を提供する
ことを目的としている。
槽水を自動的に浴槽外へ排出する排水弁装置を提供する
ことを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、浴槽にとりつけ
られた第１の弁座とこの第１の弁座に当接し内部に第２
の弁座を有する第１の弁体を設け、この第１の弁体を機
械駆動体で開閉動作させるとともに、前記第２の弁座に
当接する第２の弁体を設け、この第２の弁体を手動で開
閉動作させる構成としたものである。
られた第１の弁座とこの第１の弁座に当接し内部に第２
の弁座を有する第１の弁体を設け、この第１の弁体を機
械駆動体で開閉動作させるとともに、前記第２の弁座に
当接する第２の弁体を設け、この第２の弁体を手動で開
閉動作させる構成としたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、浴槽に湯が張ってあ
る時は、湯の水圧により第１の弁体及び第２の弁体は第
１の弁座及び第２の弁座にそれぞれ当接し、閉栓状態を
たもつ。一方排水時には、自動排水操作によって機械駆
動体の力で第１の弁体を第１の弁座から離脱させること
により、第１の弁座と第１の弁体間に間隙を作り排水す
る。
る時は、湯の水圧により第１の弁体及び第２の弁体は第
１の弁座及び第２の弁座にそれぞれ当接し、閉栓状態を
たもつ。一方排水時には、自動排水操作によって機械駆
動体の力で第１の弁体を第１の弁座から離脱させること
により、第１の弁座と第１の弁体間に間隙を作り排水す
る。
また、機械駆動体の故障或いは停電により第１の弁体
を駆動させることが出来なくなった場合には、第２の弁
体を手動で開栓して排水する。
を駆動させることが出来なくなった場合には、第２の弁
体を手動で開栓して排水する。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。第１図において、１は湯を注入して入浴する浴槽、
２は入浴後不必要になった湯を浴槽１から浴槽１外へ排
出するため浴槽１の底面に設けられた排水口にある第１
の弁座、３は第１の弁座２と当接し内部に第２の弁座を
有し排水弁を構成する第１の弁体、４は第１の弁体３を
開閉駆動するために電磁力を利用した機械駆動体である
ソレノイドで、電力を供給することにより第１の弁体３
を開閉駆動する。５はソレノイド４の駆動力を第１の弁
体３に伝えるための駆動軸である。
る。第１図において、１は湯を注入して入浴する浴槽、
２は入浴後不必要になった湯を浴槽１から浴槽１外へ排
出するため浴槽１の底面に設けられた排水口にある第１
の弁座、３は第１の弁座２と当接し内部に第２の弁座を
有し排水弁を構成する第１の弁体、４は第１の弁体３を
開閉駆動するために電磁力を利用した機械駆動体である
ソレノイドで、電力を供給することにより第１の弁体３
を開閉駆動する。５はソレノイド４の駆動力を第１の弁
体３に伝えるための駆動軸である。
上記構成における排水弁装置において、第１の弁体３
のほかに手動で開閉できる別の弁体を設けたものが本発
明である。第１図において６はこの別の弁体で第１の弁
体３の内部に設けられた第２の弁座に当接する第２の弁
体、７は第２の弁体６を手動開閉するための鎖である。
８は排水される湯が流れる排水管である。第１の弁体３
の底部には開放口があり、第２の弁体６を手動で外した
とき浴槽１の内部の湯は排水される。
のほかに手動で開閉できる別の弁体を設けたものが本発
明である。第１図において６はこの別の弁体で第１の弁
体３の内部に設けられた第２の弁座に当接する第２の弁
体、７は第２の弁体６を手動開閉するための鎖である。
８は排水される湯が流れる排水管である。第１の弁体３
の底部には開放口があり、第２の弁体６を手動で外した
とき浴槽１の内部の湯は排水される。
第１の弁体３の構成を第２図に示す。第２図におい
て、９は第２の弁体３に接触する第２の弁座で金属等の
剛体からなる。10は第１の弁座２と当接するゴム材等か
らなる緩衝体で、第１の弁体３の外周に張り合わせてあ
る。11は底板で開放口12を有し、駆動軸５と結合し第１
の弁体３の構成体としてソレノイド４の駆動力を受け
る。第２の弁体６はゴム栓でなり、第１の弁体３の金属
剛体からなる第２の弁座９と当接し閉栓および開栓をす
る。
て、９は第２の弁体３に接触する第２の弁座で金属等の
剛体からなる。10は第１の弁座２と当接するゴム材等か
らなる緩衝体で、第１の弁体３の外周に張り合わせてあ
る。11は底板で開放口12を有し、駆動軸５と結合し第１
の弁体３の構成体としてソレノイド４の駆動力を受け
る。第２の弁体６はゴム栓でなり、第１の弁体３の金属
剛体からなる第２の弁座９と当接し閉栓および開栓をす
る。
次に上記構成においての動作を説明する。通常第２の
弁体６は第１の弁体３の第２の弁座９と当接し閉栓状態
になる。自動風呂として自動湯取り自動排水を行なう場
合、第１の弁体３が第２の弁体６によって閉栓された状
態で、ソレノイド４の駆動で第１の弁座２に対し自動開
閉し排水口の閉栓，開栓を行なう。
弁体６は第１の弁体３の第２の弁座９と当接し閉栓状態
になる。自動風呂として自動湯取り自動排水を行なう場
合、第１の弁体３が第２の弁体６によって閉栓された状
態で、ソレノイド４の駆動で第１の弁座２に対し自動開
閉し排水口の閉栓，開栓を行なう。
一方ソレノイド４が故障したり停電が発生した場合、
第１の弁体３と開栓することが出来ないが、第２の弁体
６を手動で開栓することにより排水させることが可能と
なる。尚、ソレノイドで動作させる第１の弁体３は、ソ
レノイドが故障したり停電のときに第１の弁座２と当接
して閉栓状態になる構成が望ましい。
第１の弁体３と開栓することが出来ないが、第２の弁体
６を手動で開栓することにより排水させることが可能と
なる。尚、ソレノイドで動作させる第１の弁体３は、ソ
レノイドが故障したり停電のときに第１の弁座２と当接
して閉栓状態になる構成が望ましい。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明の排水弁装
置は浴槽にとりつけられた第１の弁座と当接する第１の
弁体を、機械駆動体で開閉動作させるので、浴槽への自
動湯張りや、浴槽水を自動的に浴槽外へ排出することが
でき、したがって完全自動風呂が実現できる。
置は浴槽にとりつけられた第１の弁座と当接する第１の
弁体を、機械駆動体で開閉動作させるので、浴槽への自
動湯張りや、浴槽水を自動的に浴槽外へ排出することが
でき、したがって完全自動風呂が実現できる。
また、万一機械駆動体の故障や停電によって第１の弁
体が動作しなくなった場合には、手動で開栓できる第２
の弁体を利用出来るので浴槽が使えなくあることが避け
られる。
体が動作しなくなった場合には、手動で開栓できる第２
の弁体を利用出来るので浴槽が使えなくあることが避け
られる。
第１図は本発明の一実施例の排水弁装置の要部断面図、
第２図は同装置の第２弁座を有する第１の弁体の断面外
観斜視図である。 １……浴槽、２……第１の弁座、３……第１の弁体、４
……ソレノイド、６……第２の弁体、９……第２の弁
座。
第２図は同装置の第２弁座を有する第１の弁体の断面外
観斜視図である。 １……浴槽、２……第１の弁座、３……第１の弁体、４
……ソレノイド、６……第２の弁体、９……第２の弁
座。
Claims (1)
- 【請求項１】浴槽に取り付けられた第１の弁座と、この
第１の弁座に当接し内部に第２の弁座を有する第１の弁
体と、前記第２の弁座に当接し手動で開閉される第２の
弁体と、前記第１の弁体を自動的に開閉駆動する機械駆
動体とを備えた排水弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33817490A JP2876784B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 排水弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33817490A JP2876784B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 排水弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04203125A JPH04203125A (ja) | 1992-07-23 |
| JP2876784B2 true JP2876784B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=18315617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33817490A Expired - Fee Related JP2876784B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 排水弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2876784B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102401158A (zh) * | 2011-07-11 | 2012-04-04 | 西安泵阀总厂有限公司 | 离心泵耐腐蚀手动排液止回底阀 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5363519A (en) * | 1992-12-23 | 1994-11-15 | Kohler Co. | Drain valve assembly |
| JP6454842B2 (ja) * | 2014-04-04 | 2019-01-23 | 丸一株式会社 | 排水装置 |
| JP2018164692A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 東京瓦斯株式会社 | 排水システム及び浴室システム |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33817490A patent/JP2876784B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102401158A (zh) * | 2011-07-11 | 2012-04-04 | 西安泵阀总厂有限公司 | 离心泵耐腐蚀手动排液止回底阀 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04203125A (ja) | 1992-07-23 |
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Legal Events
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