JPH0349584Y2 - - Google Patents

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JPH0349584Y2
JPH0349584Y2 JP10457286U JP10457286U JPH0349584Y2 JP H0349584 Y2 JPH0349584 Y2 JP H0349584Y2 JP 10457286 U JP10457286 U JP 10457286U JP 10457286 U JP10457286 U JP 10457286U JP H0349584 Y2 JPH0349584 Y2 JP H0349584Y2
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bathtub
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drainage device
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は浴槽の排水装置に関する。
(ロ) 従来の技術 近年、外部からの電気的指令により、設定され
た定温湯を、設定された量だけ浴槽に給湯する浴
槽用自動給湯システムが普及しつつある。
かかる浴槽用自動給湯システムAの一例を第1
図に示しており、同システムAは、給湯機1と、
浴槽2と、吐水口部を浴槽2に臨ませて浴室に設
置した吐出器具3と、給湯機1からの給湯管路4
と給水源からの給水管路5とを、モーター8によ
つて駆動される調整弁9を介して、吐出器具3に
連絡する混合水管路10に連絡せしめる混合弁ユ
ニツト11と、浴槽2の底部に設けた排水口部1
2を開閉する排水栓13を操作する排水装置B
と、同システタムを作動させる信号を発生する指
令部15と、指令部15からの信号に基づいて混
合弁ユニツト11と排水装置Bの作動を制御する
制御部16とから構成されており、上記制御部1
6は混合弁ユニツト11に一体的に設けられ、指
令部15、混合弁ユニツト11、排水装置Bの駆
動モータ23と各々電気配線により連絡してい
る。
また、このシステムは指令部15として操作ス
イツチ18の操作により電気信号を発生する浴室
内外の二つのコントロールパネル18a,18b
と、公衆電話回線19を利用して外部から指令を
発し、この指令を制御部に伝達するホームコント
ローラー20を具備している。
かかる構成によつて、浴槽用自動給湯システム
Aは、浴槽2への給湯の開始、停止及び給湯温度
等を自動的に制御することができるとともに、外
部からの電気的指令により排水栓13を開閉する
ことができ、浴槽2の水抜きから湯張りまで完全
自動化することができる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、かかる浴槽用自動給湯システムAにお
いて、同システムAの一部を形成する排水装置B
は、未だ以下の点において問題を有していた。
排水装置Bは、排水栓13と、同排水栓13を
開閉する駆動部14とからなり、駆動部14は、
排水栓13に一端を結着したワイヤ等の駆動力伝
達手段21と、駆動力伝達手段21の他端を結着
し、両端を浴槽2の上部に回動自在に枢支したス
ピンドル22と、同スピンドル22の浴槽外側端
部に減速機構を介して連結した駆動モータ23
と、手動による排水操作を可能とするためスピン
ドル22の浴槽内側端部に固着した手動回転操作
ハンドル24とからなる。
しかるに、上記駆動モータ23とスピンドル2
2との間に介設した減速機構は、減速比を大きく
してスピンドル22の回転数を極めて小さいもの
とするため、多段の歯車列から構成されており、
そのため、手動回転操作ハンドル24を操作する
場合、減速機構を構成する各ギアに急激かつ過大
な回転トルクをかけることとなり、ギアの折損を
生じることともなつていた。
なお、ギアの折損を防止するために、ギアの材
質を高め、厚みを大きくすることも考えられる
が、この場合、排水装置Bの製作費の大幅な上昇
を招来することになる。
本考案は、上記問題点を解決することができる
浴槽用の排水装置を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、浴槽底壁に開設した排水口部と、排
水口部を開閉する排水栓と、排水栓を作動させる
駆動部と、電気的信号により排水口部の開閉を指
令する指令部と、指令部からの指令を受けて駆動
部を駆動させる制御部とを備えてなる浴槽の排水
装置において、駆動部を、一端を排水栓に連結し
た駆動力伝達手段の他端を結着しかつ浴槽上部に
回動自在に枢支したスピンドルと、同スピンドル
の浴槽側端部に固着した手動回転操作ハンドル
と、同スピンドルの浴槽外側端部に取付けたトル
クリミツターと、同トルクリミツターに減速機構
を介してスピンドル回動力を伝達する駆動モータ
とから構成したことを特徴とする浴槽の排水装置
に係るものである。
(ホ) 作用及び効果 上記構成により、本考案は、以下の効果を奏す
る。即ち、減速機構とスピンドルとの間にトルク
リミツターを介設させたので、手動回転操作ハン
ドルによつて、スピンドルを、同スピンドルの回
転に必要な回転トルク以上の過大な回転トルクで
回転しても、トルクリミツターのスリツプ作用に
よつて、かかる過大回転トルクが減速機構を構成
する各ギアに伝達されるのを効果的に防止するこ
とができ、手動回転操作ハンドルの操作に伴う急
激かつ過大な回転トルクの伝達に起因するギアの
折損を効果的に防止することができる。
(ヘ) 実施例 以下、本考案を、添付図に示す実施例に基づい
て、詳説する。
なお、本考案に係る排水装置において、上記し
た従来の排水装置Bと同一の構成、作用をなす構
成部材は同一の符号によつて示す。
第1図に本考案に係る排水装置Bの要部を示し
ており、図中、2は浴槽で、その側壁上部にはエ
ルボ状の溢水金具30を取付けた溢水口部31
が、又底壁にはエルボ状の排水金具32を取りつ
けた排水口部12が各々設けられており、上記溢
水金具30と排水金具32とを垂直管である溢水
管33で連絡して、溢水口部31より溢れ出た湯
水を排水金具32に接続される排水管34に導く
通路35を浴槽2外部に略L形状に形成してい
る。
第2図に示すように、溢水口部31内には、ス
ピンドル22が配設されており、その両端は、そ
れぞれ、溢水金具30の外壁に設けた軸受36
と、溢水口部31の流入口側に配設したスピンド
ルガイド37によつて回動自在に支持されてい
る。
なお、本実施例では、スピンドル22は、取付
の便宜を考慮して、スプライン結合からなる2分
割体としているが、一体物とすることできる。
第3図に上記スピンドル22の浴槽外側端部2
2aを駆動モータ23に連結する構造が示す。
図示するように、溢水金具30の外面には減速
機構Rを構成するギアボツクス40の内側端面が
固設されており、また、同ギアボツクス40の外
側端面には駆動モータ23が着脱自在に連結され
ている。
そして、駆動モータ23からスピンドル22へ
の回動力の伝達は、ギアボツクス40内に突出し
た駆動モータ23の出力軸23aに固着したギア
41を、スピンドル22の浴槽外側端部22aに
装着したギア42とを複数段のギア43,44,
45,46,47,48,49からなる減速歯車
列によつて連結することによつて構成している。
さらに、第3図及び第4図に示すように、上記
スピンドル22の溢水金具30内に延びた浴槽側
端部22bにはハンドル24が一体的に回転でき
るようにスプライン結合によつて連結されてお
り、また、かかる連結において、ハンドル24
は、側壁との間に間隙を存して配設される。
ついで、上記スピンドル22と排水栓13とを
連結する駆動力伝達手段21について説明する。
第2図及び第3図に示すように、スピンドル2
2は、その中途に、半径方向に突出するリンク取
付アーム55を突設しており、このリンク取付ア
ーム55に後述する第1リンク機構aの上端が連
結される。
即ち、第1リンク機構aは、弓状に湾曲形成し
た2本の棹杆a1,a2を互いに枢着して構成し、一
方の棹杆a1の自由端をリンク取付アーム55に係
着して通路35内に垂下せしめ、他方の棹杆a2
自由端、即ち下端には鍾体a3を揺動自在に懸吊す
ることによつて構成している。
従つて、上記鍾体a2は手動回転操作ハンドル2
4の手動操作若しくは外部からの電気信号によつ
て作動する駆動モータ23の回転に連動するスピ
ンドル22の回転により上下動することになる。
一方、第2図に示すように、排水金具32には
排水栓13が配備される。
排水栓13は、排水金具32に着脱自在に嵌入
する栓全体からなり、排水金具10の浴槽1内に
臨む開口部に嵌合密着して排水口部2を閉栓し得
るように形成され、下方には排水金具10内周面
と係合する案内羽根片60を一体に備える。
また排水栓13の下面中央部には棒軸61を垂
設し、該棒軸61に第2リンク機構bを連結す
る。
第2リンク機構bは、一端を棒軸61下端に枢
着した略L型の連結杆b1と、この連結杆b1の他端
に上向きには折れるが逆方向には折れないように
枢着した略偏平V型の梃子杆b2とで構成されてお
り梃子杆b2の自由端には受圧部b3が形成されてい
る。
上記梃子杆b2は支点部が溢水管33の水平部内
周面下面に接し、受圧部b3が第1リンク機構a下
端の鍾体a3下面に近接対向する。
従つて、鍾体a3が下降して受圧部b3に下方へ押
す方向の力が加わると、排水栓13は押し上げら
れて開栓し、鍾体a3が上昇して受圧部b3に対する
力が解除されると、排水栓13は、その自重によ
つて下降して排水金具10に嵌合し閉栓する。
即ち、排水口部12の開閉栓13は手動回転操
作ハンドル24の手動回転操作及び駆動モータ2
3の回転駆動により行われ、第1、第2リンク機
構a,bは駆動力伝達手段21を構成することに
なる。
上記駆動モータ23は正逆回転モーターであつ
て、正回転により第1、第2リンクa,bを開栓
方向に作動させ、逆回転により第1,第2リンク
a,bを閉栓方向に作動させる。
上記基本構成において、本考案は、第3図に示
すように、スピンドル22の浴槽外側端部22a
に、最終ギア42をトルクリミツターTを介して
取付けたことを特徴とする。
なお、かかるトルクリミツターTは、従来周知
かつ市販のものを使用することができる。
かかる構成によつて、手動操作時において、手
動回転操作ハンドル24の回転トルクが減速機構
Rの歯車41〜50の許容回転トルクより大きい
場合であつてかつ急激であつても、トルクリミツ
ターTのスリツプ作用によつて、設定回転トルク
(スピンドル22を回転するのに必要な回転トル
クより大きく、減速機構Rの各歯車41〜50の
折損を生じない許容回転トルクより小さい回転ト
ルク)以上の回転トルクは歯車41〜50に伝達
しないので、歯車41〜50の破損を効果的に防
止することができる。
なお、第1図及び駆動モータ23の駆動回路の
一例を示す第5図を参照して浴槽の排水栓13の
開閉操作について説明すると以下のごとくなる。
浴室内、外のコントロールパネル18,18a
の排水装置用操作部70を操作するか、電話20
を利用した信号により、制御部16に指令を発す
れば、制御部16はその指令に基づいて排水装置
Bの駆動モータ23を作動させる。
即ち、上記指令が「排水栓開」であれば、第5
図駆動回路のスイツチ71を開接点に接続して駆
動モータ23を正回転させ、駆動力伝達手段21
を介して排水栓13を開け、上記指令が「排水栓
閉」であれば、スイツチ71を閉接点に接続して
駆動モータ23を逆回転させ、同様に駆動力伝達
手段21を介して排水栓13を閉じる。
いずれの場合も、通電と同時にタイマーがスタ
ートし所定時間が経過してタイマーがタイムアツ
プするとスイツチ71は接点から離れて通電を停
止し、駆動モータ23の回転を停止するようにな
つている。
また、排水装置Bは、スピンドル22に設けた
手動回転操作ハンドル24を操作することによ
り、通路35内に設けたリンク機構a,bを作動
させて排水栓13を動かし排水口部の開閉を行う
ことができる。
なお、駆動力伝達手段21は、以上の如き形式
のものにする必要は必ずしもなく、排水栓13に
連結した鎖を浴槽内で、駆動モータ23等で巻上
げて排水栓13を排水口部12から引き抜き開栓
する形式とすることも、閉栓時の栓体のガイドを
工夫することにより可能である。
また、排水管34の途中に電磁弁を設けたり、
排水金具32に固定デスクと可動デスクとにより
構成される排水栓を装備した構成とすることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る浴槽の排水装置を含む浴
槽用自動給湯システムの全体構成説明図、第2図
は浴槽の排水装置を浴槽用自動給湯システムに組
込んだ状態のシステム図、第3図は排水装置の要
部の拡大断面平面図、第4図は同側面図、第5図
は駆動部の駆動回路の説明図である。 図中、A:浴槽用自動給湯システム、B:排水
装置、T:トルクリミツター、2:浴槽、12:
排水口、13:排水栓、14:駆動部、15:指
令部、16:制御部、21:駆動力伝達手段、2
2:スピンドル、23:駆動モータ、24:手動
回転操作ハンドル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 浴槽2底壁に開設した排水口部12と、排水口
    部12を開閉する排水栓13と、排水栓13を作
    動させる駆動部14と、電気的信号により排水口
    部12の開閉を指令する指令部15と、指令部1
    5からの指令を受けて駆動部14を駆動させる制
    御部16とを備えてなる浴槽の排水装置におい
    て、 駆動部14を、一端を排水栓13に連結した駆
    動力伝達手段21と、同駆動力伝達手段21の他
    端を結着しかつ浴槽2上部に回動自在に枢支した
    スピンドル22と、同スピンドル22の浴槽側端
    部に固着した手動回転操作ハンドル24と、同ス
    ピンドル22の浴槽外側端部にトルクリミツター
    Tを介して連結した駆動モータ23とから構成し
    たことを特徴とする浴槽の排水装置。
JP10457286U 1986-07-07 1986-07-07 Expired JPH0349584Y2 (ja)

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JP10457286U JPH0349584Y2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07

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JP10457286U JPH0349584Y2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07

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Publication Number Publication Date
JPS6310987U JPS6310987U (ja) 1988-01-25
JPH0349584Y2 true JPH0349584Y2 (ja) 1991-10-23

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ID=30978192

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JP10457286U Expired JPH0349584Y2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2503923Y2 (ja) * 1989-11-24 1996-07-03 東陶機器株式会社 浴槽の排水装置
JP2008275285A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 給湯機

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JPS6310987U (ja) 1988-01-25

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