JP2765147B2 - 排水弁装置 - Google Patents

排水弁装置

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JP2765147B2
JP2765147B2 JP658390A JP658390A JP2765147B2 JP 2765147 B2 JP2765147 B2 JP 2765147B2 JP 658390 A JP658390 A JP 658390A JP 658390 A JP658390 A JP 658390A JP 2765147 B2 JP2765147 B2 JP 2765147B2
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bathtub
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邦夫 中村
義幸 横網代
正次 中村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、浴槽内の流体を自動的に浴槽外へ排水する
排水弁装置に関する。
従来の技術 近年、風呂の給水、加熱等を遠隔操作による自動化が
なされている。
従来のこの種の浴槽排水弁は、浴槽底部に設けられた
弁座に嵌合するゴム栓が使用されていた。そして排水時
には、人間がこのゴム栓を直接浴槽内へ引っ張り上げる
ことにより開栓し、浴槽水を排出するという方法が採ら
れていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成の排水弁では、以下のような不
都合点があった。
1)浴槽に残り湯がある場合の排水作業は、作業者が手
を水中に入れてゴム栓を引き抜かなければならない。し
たがって、特に冬季においては、作業性の面から好まし
くはなかった。
2)浴室への自動湯張り、水位設定および維持、保温等
給湯生活が自動化される中で、人手による現在の排水作
業は、完全自動風呂実現に対する大きな障壁の一つにな
っていた。
本発明はこのような従来の欠点を解消するもので、浴
槽水を自動的に浴槽外へ排出する排水弁装置を提供する
ことを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために浴槽底面にとりつ
けた弁座と当接する弁体を、外径が下方にゆく程大きく
なる円錐台で形成し、上記弁体を回転させながら直接運
動をさせる一対の雄ねじと雌ねじから成る送りねじ機構
を有し、弁体と送りねじ機構の雌ねじの間にばねを介在
する排水弁装置の構成としたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、浴槽に湯が張ってあ
るときは、ばねの引っ張り力により弁体は弁座に当接
し、閉栓状態を保つ。一方排水時には、送りねじ機構に
よりばねの引っ張り力以上の力で弁体を弁座から離脱さ
せることにより、弁座と弁体間に間隙をつくり排水する
ことができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図を参照しなが
ら説明する。
図に示すように、弁座1は浴槽11に設けられ、排水路
2と繋がっている。弁体3は軸4を介して送りねじ機構
の雄ねじを形成する駆動軸5とに連結されている。この
駆動軸5は、雌ねじ6と組み合わさって送りねじ機構を
構成しており、上記雌ねじ6は排水路2の一部に固定さ
れている。前記駆動軸5の先端には従動歯車7が圧入さ
れ、モータ9の軸に圧入された駆動歯車8により、回転
運動を伝達されるようになっている。そして弁体3と雌
ねじ6の間にはばね10が介在されている。なお第1図は
弁3が殆んど閉じている状態を示している。
上記構成において、動作を説明する。モータ9が回転
すると、駆動歯車8により従動歯車7が駆動される。そ
の結果、駆動軸5は回転運動を行ないつつ矢印a方向に
直接運動を行ない、バネ10の引っ張り力に抗して、弁体
3を下方へ移動させることができる。その結果、弁体3
と弁座1の間に隙間が生じ、浴槽内の流体は排水路2を
通じて浴槽外へ排出される。なおここで従動歯車7のピ
ッチ円直径は駆動歯車8のそれより大きくしてあり、か
つ従動歯車7の歯幅もまた駆動歯車8のそれよりも大き
くしてあるため、小さな駆動トルクでも弁体の直線運動
のストロークを大きくとることが可能となる。
このように本構成においては、ばねと送りねじ機構に
より、排水弁を自動的に開閉することができるため、浴
槽の残り湯の排水作業を大幅に改善することができる。
また閉栓時に浴槽底部と同一平面内にある弁体を、開
栓時には浴槽外下方へ移動するため、人体に触れること
もなく安全であるとともに、浴槽底部の清掃も容易にな
る。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明の排水弁装
置は浴槽底面にとりつけた弁座と当接する弁体を、外径
が下方にゆく程大きくなる円錐台で形成し、上記弁体を
回転させながら直線運動をさせる一対の雄ねじと雌ねじ
から成る送りねじ機構を有し、上記弁体と上記送りねじ
機構の雌ねじの間にばねを介在する構成になっている。
すなわち本構成では、閉栓時はばねで弁体を弁座へ当接
し、開栓時は送りねじ機構により弁体を下方へ移動して
開栓するように配してなるため、次の効果が得られる。
1)入浴時、すなわち閉栓時には、弁体表面は浴槽底部
と同一平面内にあり、万一手足が弁体に触れても、ばね
の力により弁体が大きく変位することがなく、手足を挟
まれることがない。一方開栓時には弁体は浴槽外下方に
向かって移動するため、人体に触れることもなく安全で
ある。
2)開栓時に弁体は浴槽外方へ移動するため、浴槽内に
は突起物がなく、浴槽底部の清掃が容易となる。
3)駆動部を排水路外部へ設置することを考えた場合、
弁体が浴槽底面から浴槽外へ移動させる本手段は、送り
ねじ機構部を短かくすることができるため、弁の開閉を
精度よく実行することが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例の排水弁装置の断面図である。 1……弁座、3……弁体、5……駆動軸、7……従動歯
車、8……駆動歯車、11……浴槽。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03C 1/23 A47K 1/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽底面にとりつけた弁座と当接する弁体
    を、外径が浴槽外下方にゆく程大きくなる円錐台で形成
    し、上記弁体を回転させながら直線運動をさせる一対の
    雄ねじと雌ねじから成る送りねじ機構を有し、上記弁体
    と上記送りねじ機構の雌ねじの間にばねを介在した排水
    弁装置。
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