JPH10212747A - 排水栓装置 - Google Patents

排水栓装置

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JPH10212747A
JPH10212747A JP9018431A JP1843197A JPH10212747A JP H10212747 A JPH10212747 A JP H10212747A JP 9018431 A JP9018431 A JP 9018431A JP 1843197 A JP1843197 A JP 1843197A JP H10212747 A JPH10212747 A JP H10212747A
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定夫 寺村
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Akira Fukuhara
晃 福原
Hisashi Miyawaki
久始 宮脇
Yoji Hatake
洋二 畠
Eiichi Tsuji
栄一 辻
Satoshi Morikawa
聡 森川
Hideaki Nagase
秀明 長瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水栓を手動操作と遠隔操作信号のいずれに
よっても、いつでも自由に開閉できるようにする。 【解決手段】 押しボタン2の押し下げ動作によって昇
降し、ワイヤ14を介して栓蓋38を開閉させる支持筒
5と、遠隔操作信号によって駆動するモータ6と、モー
タ6を駆動源として回転する回転軸22と、回転軸22
の回転に伴って回転するカム7とを備え、カム7によっ
て支持筒5を押し下げ、栓蓋38を開栓または閉栓した
ときは、カム7を元の状態に復帰させて待機する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽の排水栓を自
動、手動のいずれによっても開閉可能な排水栓装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、浴槽の排水栓を遠隔操作信号
によっても、手動操作によってもいずれも開閉可能とし
たものがある。
【0003】例えば、実公平3−49583号公報に記
載されているものは、電磁装置を駆動源とし、遠隔操作
信号によって排水栓の弁体の弁軸を軸線方向に駆動して
排水線を開閉する一方、手動操作に基づく場合には、排
水栓の弁体に連接されたチェーンを別途設け、それを引
っ張ることで開栓するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、別途設けたチェーンを引っ張ることによって
排水栓を開閉するときには、排水栓に連接されたチェー
ンが入浴中に身体に当たり入浴者に不快感を与えたり、
浴槽の掃除をするときの邪魔になる。また、開栓するた
めにチェーンを引っ張る際に、浴槽の水で手が濡れた
り、閉栓するときの操作も煩わしいという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、手動操作によるときでも操作が簡単
で、しかも、電気的な操作信号による開栓または閉栓
と、手動操作による開栓または閉栓を実現した排水栓装
置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、請求項1の排水栓装置は、浴槽の底部に
排水栓を設け、その排水栓の開動作によって、浴槽内の
湯水を排水する排水栓装置において、前記排水栓の開動
作(あるいは閉動作)を操作する操作部と、前記操作部
には排水栓を手動により開動作(あるいは閉動作)する
手動操作手段、及び排水栓を電気的な遠隔操作信号によ
り開動作(あるいは閉動作)する電気的操作手段とを有
し、前記手動操作手段あるいは前記電気的操作手段のい
ずれの手段によっても前記排水栓の開動作(あるいは閉
操作)を行い得るようにしたことを特徴としている。
【0007】請求項2の排水栓装置は、浴槽底部の排水
栓を電気的な遠隔操作信号と手動操作のいずれによって
も開閉可能とした排水栓装置において、浴槽上縁部に設
けられ押し下げ自在の操作ボタンを有する操作部と、排
水栓に連係させたワイヤと、操作ボタンの押し下げ動作
によって昇降し、ワイヤを介して排水栓を開閉させる支
持筒と、遠隔操作信号によって駆動するモータと、前記
モータを駆動源として回転する回転軸と、前記回転軸の
回転運動を前記支持筒の昇降運動に変えて排水栓を開閉
させるカム手段と、排水栓の開栓状態と閉栓状態とを交
互に固定保持させるロック機構とを設け、前記カム手段
は、排水栓を開栓または閉栓した後は、元の状態に復帰
するようにしたことを特徴としている。
【0008】さらに、請求項3の排水栓装置は、支持筒
側面において互いに対向する2つの開口と、前記開口に
対して水平方向に貫通させた回転軸と、回転軸の軸回り
に支持筒を間に挟むように配設したカム手段と、支持筒
からカム手段の下方に向かって突設されてカム手段の回
転運動を昇降運動の駆動力として支持筒に伝える受部と
から構成されることを特徴としている。
【0009】請求項1の発明によれば、一つの排水栓装
置において、手動操作及び電気的操作によって排水栓の
開動作(あるいは閉動作)を実現したので、従来のよう
に別途チェーン等により排水栓用の弁と連結する必要が
なくなる。
【0010】請求項2の発明の排水栓装置によれば、電
気的な操作信号によって駆動するモータを駆動源として
回転軸が回転し、その回転運動がカム手段によって支持
筒の昇降運動に変えられる。遠隔操作信号または手動に
よる操作ボタンの押し下げ動作によって支持筒が押し下
げられ、排水栓はロック機構により開栓状態もしくは閉
栓状態に固定保持されるが、遠隔操作信号によって開閉
したときは、支持筒を押し下げた後のカム手段を元の状
態に復帰させるようにすることで、常に手動操作による
開閉が可能となる。
【0011】請求項3の発明の排水栓装置によれば、カ
ム手段をするときの回転させる回転軸は支持筒に設けた
開口を貫通しているので、カム手段の回転運動に伴って
支持筒は自在に昇降する。すなわち、開口を貫通して固
定されている回転軸に対して、開口が昇降することにな
る。
【0012】また、支持筒を間に挟むようにカム手段を
設けているため、カム手段の回転運動を支持筒の昇降運
動の駆動力として確実に伝えるとともに、カム手段が支
持筒を押し下げる時に回転軸にかかる負荷を分散させる
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態に係る排
水栓装置の要部断面図、図2は排水栓の開閉動作の機構
の説明図、図3は遠隔操作信号により排水栓を開閉する
ときの動作説明図、図4は排水栓装置の操作部の外観図
である。
【0014】図1に示すように、排水栓装置は、浴槽の
上縁部18に設けた操作部20と、浴槽底部19の排水
口に設けられる排水部30と、この排水部30と操作部
20とを連結する長さ方向に剛性を有する線状体からな
るワイヤ14とを備えている。
【0015】操作部20において、浴槽の上縁部18に
嵌入して取り付けられたガイド筒1の内部には、押しボ
タン2が操作軸21を介して支持筒5により押し下げ自
在に支持されいる。ガイド筒1には、浴槽上縁部18の
裏側から収容筒4が螺合され、これによってガイド筒1
と収容筒4とが浴槽の上縁部18を挟む状態で締結され
ている。
【0016】収容筒4の側面には、図示しない制御部か
らの信号によって駆動するモータ6を収容したモータケ
ース8が取り付けられ、モータ6には、その駆動力を伝
えるための回転軸22の一端がギアを介して連結されて
いる。そして、回転軸22の軸回りには支持筒5を挟む
ように円板形をした左右一対のカム7が一体的に固定さ
れている。
【0017】支持筒5は、回転軸22に規制されること
なく軸方向に沿って昇降可能なように、その側壁には回
転軸22が貫通される長穴31(図2(c)参照)が設け
られており、また、カム7の下方位置には、カム7に係
合する受部15が一体的に形成されている。また、収容
筒4の側壁には近接スイッチ16が設けられ、受部15
の一端を延長した部分ににはマグネット17が埋設され
ている。
【0018】一方、排水部30は、浴槽底部19の排水
口に取り付けられた排水筒35の上部に栓蓋38が支持
軸34により昇降、開閉自在に設けられ、また、排水筒
35は、浴槽底部19を挟んで排水管29と締結されて
いる。
【0019】連係筒32の内部には、支持軸34によっ
て栓蓋38を開栓または閉栓状態で固定保持するための
ロック機構、例えば公知のスラストロック機構33が設
けられている。
【0020】すなわち、このスラストロック機構33
は、操作部20の押しボタン2の押し下げ操作に応じ
て、支持軸34を上下動させ、これによって栓蓋38を
開栓状態もしくは閉栓状態に切り替えるもので、固定リ
ング33aと、この固定リング33aとのカム作用によ
って上下動毎に一定角度回転する回転リング33bと、
固定リング33aや回転リング33bを上下に案内する
案内溝(図示省略)とからなる。
【0021】ワイヤ14は、押しボタン2およびカム7
の押し下げ力を栓蓋38側に伝達するもので、長さ方向
に剛性を有する線状体からなり、一端はシャフト9に連
結され、他端は連係筒32内でスラストロック機構33
に連結されている。また、押しボタン2の押し下げ力が
解除されたときに、支持筒5および押しボタン2を上方
に押し上げるために、ワイヤ14を押し上げる支持筒5
内に内蔵されたスプリング(図示せず)に加えて、復帰
用のスプリング40が支持筒5の受部15とガイドシャ
フト55との間に設けられている。
【0022】次に、栓水栓を電気的操作により、あるい
は手動操作により開閉する機構について、図2を用いて
さらに詳細に説明する。
【0023】図2(a)は、図1においてモータケース
8を取り外したときのものであり、操作部20とモータ
ケース8との接合面50から左側を見た図である。
【0024】図2(a)に示すように、主要機構として
手前から円板形のカム7があり、カム7は回転軸22に
よってその中心からずれた位置に固定されている。カム
7の後方には支持筒5が配置されており、支持筒5の受
部15に復帰用のスプリング40が当接することにより
上方への力が加えられている。
【0025】次に、図2(a)の機構図のうち、特に電
気的操作に関与する部分を示したのが図2(b)であ
る。図2(a)にさらに斜線部を追加した部分がこれに
該当する。すなわち、この機構では、カム7が回転した
場合には、カム7が受部15に当接して支持筒5を下方
により押し下げるようになっている。
【0026】また、図2(a)の機構図のうち、特に手
動操作に関与する部分を示したのが図2(c)である。
すなわち、この機構では、押しボタン2の下方に配置さ
れた支持筒5には、カム7の回転軸22によってその昇
降動作が制約されるを避けるための長穴31が設けられ
ている。そして、押しボタン2が押されると、長穴31
によって回転軸22を避けつつ支持筒5が下方によって
押し下げられるようになっており、その動きが支持筒
5、シャフト9、ワイヤ14、スラストロック機構3
3、および支持軸34を介して栓蓋38に伝達されて栓
蓋38が押し上げられることで開栓する。
【0027】このような手動操作の動作を図1を参照し
てさらに詳細に説明する。
【0028】開栓後、押しボタン2の押し下げを解除す
ると、排水部30はスラストロック機構33のロック作
用によって栓蓋38は開栓状態に保たれるとともに、ス
ラストロック機構33のロック作用によってワイヤ14
の戻りが若干少なくなるため、押しボタン2は元の位置
より一定距離だけ下がった状態で保持される。
【0029】このとき、マグネット17の近接離反によ
って近接スイッチ16が動作し、これによって現在の排
水栓の開閉状態が図示しない制御部で判断される。
【0030】排水栓を閉める場合は、再び押しボタン2
を押し下げる。その押し下げ操作力によってスラストロ
ック機構33のロック作用が解除され、これに伴い、支
持筒5は、これに内蔵された図示しないスプリング及び
復帰用のスプリング40により上方に押し上げられて、
押しボタン2とともに元の状態に復帰し、さらに、スラ
ストロック機構33のロック作用の解除により栓蓋38
や支持軸34が自重により下降して閉栓する。
【0031】次に、遠隔操作信号に基づく電気的操作に
より排水栓を開閉する場合の動作について、図3を用い
て詳細に説明する。
【0032】図示しない制御部からの電気的な遠隔操作
信号によってモータ6が駆動されると、そのモータ6の
駆動力が回転軸22を介してカム7に伝わり、カム7が
回転する。
【0033】すなわち、図3(a)に示した初期の閉栓
状態から、カム7が回転すると、図3(b)のように
し、カム7が受部15に当接しながら支持筒5を押し下
げる。これにより、手動操作で押しボタン2を押し下げ
たのと同じ動作となり、栓蓋38が押し上げられて開栓
される。
【0034】この開栓動作に引き続いて、図示しない制
御部からモータ6に対して、それまでとは逆方向によっ
て駆動させる信号が与えられると、回転軸22の回転方
向が切り替わる。これによって、カム7は押し下げを解
除して図3(c)に示した元の状態に復帰する。その場
合、栓蓋38は、スラストロック機構33のロック作用
によって開栓状態に保持されるので、図3(c)のよう
に、カム7が元の状態に復帰にしても、支持筒5は図3
(a)の初期状態に比べて一定距離だけ下降した位置に
保持される。
【0035】このときの状態は手動操作によって開栓し
た場合と同じであり、マグネット17の近接、離反によ
って近接スイッチ16が動作して、現在の排水栓の開閉
状態が図示しない制御部で判断される。
【0036】続いて、遠隔操作信号によって排水栓を閉
める場合には、図3(c)の状態からモータ6を駆動し
てカム7を回転させる。すると、カム7が受部15に当
接しながら図3(b)のように支持筒5を押し下げる。
その押し下げ力によってスラストロック機構33のロッ
ク作用が解除されるので、その後、カム7に対する回転
駆動力を押し下げ時とは逆方向に切り替えると、カム7
が図2(a)に示した初期状態に復帰する。このとき、
支持筒5は、これに内蔵された図示しないスプリング及
び復帰用のスプリング40により上方に押し上げられ
て、押しボタン2とともに元の状態に復帰し、また、栓
蓋38や支持軸34が自重により下降して閉栓する。
【0037】開栓および閉栓時のモータ6の駆動方法に
ついては、例えば図3(a)の閉栓状態から約3秒間だ
け通電駆動し、カム7を回転させて支持筒5を押し下
げ、次に、図3(b)の押し下げ状態が約4秒間経過し
たところでモータ6の駆動力を切り替え、続いて、カム
7を逆方向に約3秒間だけ回転させて初期状態に復帰さ
せ、図3(c)の開栓状態になったところで通電を絶つ
ようにする。開栓状態から閉栓する場合も同様である。
【0038】このように、排水栓の開閉動作を行う時だ
けモータ6に通電するようにすれば、節電とモータ6の
耐久性の向上につながる。
【0039】以上述べたように、排水栓を手動操作によ
って開閉した場合も、遠隔操作信号によって開閉した場
合も、開栓時と閉栓時におけるカム7と支持筒5の位置
関係は同じで、閉栓時は図3(a)の状態、開栓時は図
(c)の状態となる。
【0040】したがって、例えば遠隔操作信号によって
開栓した図3(c)の状態から、押しボタン2を押し下
げる手動操作によって閉栓することも可能であり、手動
操作による開閉も遠隔操作信号による開閉もいつでも自
由に行うことができる。
【0041】さらに、この排水栓装置はメンテナンスを
容易にするために、種々の工夫がなされており、その工
夫について説明する。
【0042】カム7や回転軸22、支持筒5などの駆動
部は経年変化により消耗するため、メンテナンスが必要
である。その手順としては、図4において、まず、ビス
51を外し、ケース蓋52を外すと、収納筒4の一面に
モータケース8を取り付けているビス53に直接ドライ
バーを差し込むことができ、しかも、図1において、回
転軸22は、ギアを介してモータ6に連結されているだ
けなので、ビス53を外すと、モータ6はモータケース
8とともに取り外すことができる。
【0043】収容筒4において、モータケース8が取り
付けられている面50は、一面が開口となっているた
め、モータケース8を取り外すと、回転軸22、カム
7、支持筒5など、収容筒4の内部に収まっている部品
が図2(a)に示すように現れる。
【0044】ここで、操作軸21は、支持筒5に嵌合接
続してあるので、操作軸21は、押ボタン2とともに容
易に上方へ引き抜くことができる。また、支持筒5とシ
ャフト9とは若干の引き抜き力により容易に連結解除で
きるように嵌合接続してあり、さらに、回転軸22の他
端はOリングを取り付けて収納筒4の軸受54に挿着さ
れているだけであるから、回転軸22、カム7、及び支
持筒5を一体として軸受54およびシャフト9から引き
抜くことで、それらを収容筒4の側部のモータケース8
との接合面50側の開口から容易に取り出すことができ
る。
【0045】このようにして、ガイド筒1及び収納筒4
を浴槽上縁部18に取り付けた状態のままで、駆動部品
の点検、修理、交換を行うことができる。
【0046】
【発明の効果】本発明の排水栓装置は、以上説明したよ
うな構成としたことで、次のような効果を奏する。
【0047】(1) 一つの排水栓装置において手動及び
電気的操作の双方により排水栓の開動作(あるいは閉動
作)を行い得ることができるので、別途チェーン等で排
水栓と連結する必要がなく、このため、従来のように、
チェーン等が身体に当たって入浴者に不快感を与えた
り、浴槽の掃除の際の邪魔になるといったことがない。
【0048】(2) また、制御部からの遠隔操作信号に
よってカム手段を元の状態によって復帰させるようにし
たので、いつでも手動操作が可能な状態にある。したが
って、遠隔操作信号によって開栓した後、停電したり、
カム手段の駆動部が故障した場合でも、排水栓の開閉を
確実に行うことができる。
【0049】逆に、手動操作によって開栓した場合でも
カム手段の状態は変わりがないので、、いつでも遠隔操
作信号によって排水栓を開閉することができる。
【0050】(3) また、カム手段は、支持筒を間に挟
むように配設されているので、カム手段の回転運動は支
持筒の昇降運動の駆動力として確実に伝えられ、安定し
て排水栓を開閉することできるとともに、支持筒を押し
下げる際にカム手段に加わる力も均一で、カム手段が配
設されている回転軸への負担が少なく、駆動部品の耐久
性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る排水栓装置の要部断面
図である。
【図2】操作部の機構説明図である。
【図3】遠隔操作信号により排水栓を開閉するときの動
作説明図である。
【図4】本発明の実施形態に係る排水栓装置の操作部の
外観図である。
【符号の説明】
1…ガイド筒、4…収容筒、5…支持筒、7…カム、1
4…ワイヤ、15…受部、20…操作部、22…回転
軸、30…排水部、38…栓蓋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福原 晃 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 宮脇 久始 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 畠 洋二 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 辻 栄一 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 森川 聡 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 長瀬 秀明 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の底部に排水栓を設け、その排水栓
    の開動作によって、浴槽内の湯水を排水する排水栓装置
    において、 前記排水栓の開動作(あるいは閉動作)を操作する操作
    部と、前記操作部には排水栓を手動により開動作(ある
    いは閉動作)する手動操作手段及び排水栓を電気的な遠
    隔操作信号により開動作(あるいは閉動作)する電気的
    操作手段とを有し、前記手動手段あるいは前記電気的操
    作手段のいずれの手段によっても前記排水栓の開動作
    (あるいは閉動作)を行い得るようにしたことを特徴と
    する排水栓装置。
  2. 【請求項2】 浴槽底部の排水栓を電気的な遠隔操作信
    号と手動操作のいずれによっても開閉可能とした排水栓
    装置において、 浴槽上縁部に設けられ押し下げ自在の操作ボタンを有す
    る操作部と、排水栓に連係させたワイヤと、操作ボタン
    の押し下げ動作によって昇降し、ワイヤを介して排水栓
    を開閉させる支持筒と、遠隔操作信号によって駆動する
    モータと、前記モータを駆動源として回転する回転軸
    と、前記回転軸の回転運動を前記支持筒の昇降運動に変
    えて排水栓を開閉させるカム手段と、排水栓の開栓状態
    と閉栓状態とを交互に固定保持させるロック機構とを設
    け、前記カム手段は、排水栓を開栓または閉栓した後
    は、元の状態に復帰するようにしたことを特徴とする排
    水栓装置。
  3. 【請求項3】 支持筒側面において互いに対向する2つ
    の開口と、前記開口に対して水平方向に貫通させた回転
    軸と、回転軸の軸回りに支持筒を間に挟むように配設し
    たカム手段と、支持筒からカム手段の下方に向かって突
    設されてカム手段の回転運動を昇降運動の駆動力として
    支持筒に伝える受部とから構成されることを特徴とする
    請求項1記載の排水栓装置。
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