JPS63161227A

JPS63161227A - じや口

Info

Publication number: JPS63161227A
Application number: JP30727286A
Authority: JP
Inventors: 大日方　葉子
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-12-23
Filing date: 1986-12-23
Publication date: 1988-07-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、流体排出／遮断装置さらには水道のじゃ口
に取付けられる水量調節用の水道栓に利用して効果的な
技術に関する。

［従来の技術］従来の水道栓は、把手をつかんで回すかレバーを上下動
させることにより弁の開度を調節することによって、水
を流出させたり遮断させる構造が一般的であった。

［発明が解決しようとする問題点コ従来の水道栓は、必ず人間の手による操作が必要であり
、非衛生的にならざるを得ないとともに、非合理的でも
あった。すなわち、水道のじゃ口を使う多くの場合は、
汚れた手を清浄するためであるが、汚れの付いた手を洗
うには、先ずその汚れた手で把手を握って水を出してや
らなければならない。そのため、手に付着していた汚れ
が水道栓の把手に移ってしまう。そして、洗浄後に水を
止めるため再び把手を操作せざるを得ないので、洗浄前
に把手に付着された汚れが再び自分の手に移ってしまう
ことになる。

このように従来の水道栓は非常に非衛生的であった。ま
た、それを回避するには、洗浄後に水道水を使って把手
を洗い、その後再び手を洗うという動作を繰り返すこと
になるので非合理的でもあった。

特に公衆トイレ等に設置される水道栓に関しては、感染
症を媒介させるおそれもあるという問題点があった。

［発明の目的］この発明の目的は、衛生的かつ合理的な洗浄が可能なじ
ゃ口を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］上記目的を達成するため、この発明は、水道のじゃ口に
ソレノイドを装着して、ソレノイドのプランジャ先端に
弁体を取り付けて水道栓を構成し、人間の動き等を検出
するセンサからの信号によって上記ソレノイドを駆動さ
せて、水道栓による水の流出／遮断を制御するようにし
た。

さらに、上記ソレノイドを回転式の把手内に装着して把
手の回転操作によって水道栓を上下動させることができ
るような構造とした。

［作用コ上記した手段によれば、人間の手による操作を必要とせ
ずに自動的に水道水の流出／遮断が行なえるようにして
、衛生的かつ合理的なじゃ口を実現できる。また、把手
の操作によって水道水の流出／遮断が行なえるようにな
って、停電時等にも支障を来さないようにすることがで
きる。

［実施例］第１図に本発明に係るじゃ口の一実施例を示す。

同図において、１は水道管（図示省略）に接続されるじ
ゃ口本体、２はじゃ口本体１の」二部に形成されたネジ
部１ａに螺合された把手である。この実施例では、上記
把手２内にソレノイド３が組み込まれており、ソレノイ
ド３に挿入されるプランジャ４の先端（図では下端）に
、弁体５が固着されている。また、プランジャ４には鍔
部４ａが形成され、この鍔部４ａとじゃ口本体］との間
には圧縮バネ６が介装されており、プランジャ４を常時
下方へ付勢して、弁体５をじゃ口本体内の隔壁１ｂに形
成された流水孔」Ｃに嵌合させて水の流出を阻止してい
る。そして、ソレノイド３を励磁させると、圧縮バネ６
の反発力に抗してプランジャ４が上昇され、弁体５が流
水孔１　ｃを開いて水を流出させるようになっている。

なお、７は水洩れ防止用のシール部材である。

さらに、この実施例では、把手２内に上記ソレノイド３
の下面に当接するようにプレート８が装着されていると
ともに、プランジャ４の上部に段部４ｂが形成され、こ
の段部４ｂが上記プレート８のわずか上方に位置される
ことにより、把手２を回してソレノイド３を上昇させた
とき、プレート８が段部４ｂに当接して、プランジャ４
を上昇させ、これによって弁体５を開く方向に移動させ
る。つまり、把手２を回すことによっても水道水を流出
させることができるようになっている。

また、把手２の回転位置にかがねらず内部のソレノイド
に対して外部から給電できるようにロータリ式のコネク
タ９が上記プレート８とじゃ口本体１のネジ部１ａの上
面との間に設けられている。

そして、上記コネクタ９からは、じゃ口本体１内を通し
てリード線１０が引き出され、リード線１０の途中に設
けられたスイッチ１１を介してプラグ１２に接続されて
いる。上記ロータリコネクタ９はソレノイド３の上昇に
伴って電気的接続が遮断されるものでも、遮断されない
ものでもよい。

次に、上記じゃ口の使用方法について説明する。

上記じゃ口が取り付けられた洗面台には、じゃ口の近傍
等、人間の手または体が接近したことを検出できる位置
に光センサのような検出器を取り付け、この検出器から
の検出信号によって上記スイッチ１１をオンさせ、ソレ
ノイド３に通電させるようにする。

巳のようにすれば、人間がじゃ口に近づくが、じゃ口の
下に手を差し伸べるだけで自動的にソレノイド３が励磁
されて水道栓が開き、把手２を回さずに水がじゃ口より
流出され、手を引くと水の流出が停止されるようになる
。従って、汚れた手で把手２が汚されることがなく、非
常に衛生的であり、また洗った後の手で把手を洗い、再
び手を洗うというような繰返しをしなくて済むため、合
理的である。

さらに、上記実施例では、把手２を回すことによっても
じゃ口から水を出すことができるため、じゃ口の構造も
しくは使用方法を知らない人間でも従来と同じ方法で使
用できるとともに、停電に際しても使用できるので、何
ら支障を来すことがない。

さらに、センサを設ける代わりに、スイッチ１１をフッ
トスイッチで構成し、洗面台の下方等に配置しておく方
法も考えられる。

また、上記使用方法の他、例えば浴槽等への給水用じゃ
口に適用して、水位計のようなセンサからの信号に基づ
いて上記スイッチ１１をオン・オフ制御するようにすれ
ば、所定の水位に達したところで自動的に給水を停止さ
せることができるというような使用方法も考えられる。

なお、上記実施例では、把手２内に弁（水道栓）の駆動
用ソレノイド３を設けているが、把手２を省略してソレ
ノイド３のみで水道水の流出／遮断を行なうように構成
してもよい。

［発明の効果］以上説明したごとく、この発明は、水道のじゃ口にソレ
ノイドを装着して、ソレノイドのプランジャ先端に弁体
を取り付けて水道栓を構成し、人間の動き等を検出する
センサからの信号によって上記ソレノイドを駆動させて
、水道栓による水の流出／遮断を制御するようにしたの
で、人間の手による操作を必要とせずに自動的に水道水
の流出／遮断が行なえるようになって、衛生的がっ合理
的なじゃ口を実現される。

また、上記ソレノイドを回転式の把手内に装着して把手
の回転操作によって上下動可能な構造としたので、把手
の操作によって水道水の流出／遮断が行なえるようにな
って、停電時等にも支障を来さないという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るじゃ口の一実施例を示す断面側面
図である。１・・・・じゃ口本体、２・・・・把手、３・・・・ソ
レノイド、４・・・・プランジャ、５・・・・弁体、９
・・・・ロータリコネクタ、１０・・・・リード線。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）じゃ口本体外部にソレノイドを固着し、該ソレノ
イドのプランジャの先端を上記じゃ口本体を貫通して内
部に臨ませるとともに、上記プランジャの先端に弁体を
取り付けてなることを特徴とするじゃ口。
（２）上記ソレノイドは、じゃ口本体上部に取り付けら
れた水量調節用の把手内に設けられていることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載のじゃ口。