JP2876496B2 - チップドレッサ用カッタ - Google Patents

チップドレッサ用カッタ

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JP2876496B2
JP2876496B2 JP9855191A JP9855191A JP2876496B2 JP 2876496 B2 JP2876496 B2 JP 2876496B2 JP 9855191 A JP9855191 A JP 9855191A JP 9855191 A JP9855191 A JP 9855191A JP 2876496 B2 JP2876496 B2 JP 2876496B2
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一雄 新井
貞夫 亀井
博之 木▲崎▼
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抵抗溶接機の電極チッ
プを整形するチップドレッサ用のカッタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開平2−6178号公報によ
り、ドレッサ本体内に回転駆動されるカッタホルダを設
け、該ホルダに放射状に複数のスリットを形成して各ス
リットに各カッタブレードを収納し、カッタホルダの回
転により電極チップの先端部をこれらカッタブレードで
切削整形するようにしたチップドレッサが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のものでは、カッ
タの交換に際し、各カッタブレードをカッタホルダの各
スリットに個々に抜き差しする必要があって、交換作業
に手間がかかる不具合がある。本発明は、以上の点に鑑
み、交換を容易にしたカッタを提供することをその目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、抵抗溶接機の電極チップを整形するチップド
レッサ内の回転駆動されるカッタホルダに保持されるカ
ッタであって、放射状に複数のカッタブレードを備える
ものにおいて、カッタホルダに着座するベース板を備
え、該ベース板に前記複数のカッタブレードを一体に立
設し、且つ、該ベース板の中央部に切粉排出用の透孔を
形成すると共に、前記複数のカッタブレードのうち所定
の2個のカッタブレードの径方向内端間に前記透孔を横
断するようにして跨がるブリッジを形成し、該ブリッジ
に電極チップの先端面を切削する切刃を形成したことを
特徴とする。
【0005】
【作用】複数のカッタブレードがベース板を介して一体
に連結されており、カッタホルダの凹入部等にベース板
を挿入して着座させるだけでカッタを取付けることがで
き、カッタの交換が容易になる。ところで、カッタの中
央部にチップ先端面を切削する切刃を形成する場合、カ
ッタの中央部には遠心力が左程作用しないため切粉が溜
り易くなる。然し、本発明によれば、ブリッジに形成し
た切刃によるチップ先端面の切削で生じた切粉を透孔を
介して効率良く排出できる。尚、1個のカッタブレード
の径方向内端部分を中心側に延出して、この延出部にチ
ップ先端面用の切刃を形成することも可能であるが、こ
れでは延出部が片持ち構造になって切削時にビビリを生
じ易くなる。これに対し、上記ブリッジは2個のカッタ
ブレードで両端支持されるため、チップ先端面をビビリ
を生ずることなく切削できる。
【0006】
【実施例】図1を参照して、1はドレッサ本体を示し、
該本体1内に、中央部に凹入部2aと外周にギア2bと
を形成した一側のカッタホルダ2と、モータ3で駆動さ
れる他側の駆動ギア4と、該駆動ギア4をカッタホルダ
2のギア2bに連結する中間のアイドルギア5とを夫々
回動自在に収納し、該カッタホルダ2の凹入部2aにカ
ッタ6を収納して、モータ3の作動により駆動ギア4と
アイドルギア5とカッタホルダ2とを介してカッタ6が
回転されるようにし、ドレッサ本体1の上面に着脱自在
に取付けたガイドプレート7に形成されるガイド孔7a
を通して電極チップWをカッタ6に突き合て、該カッタ
6の回転で該チップWの先端部を切削整形するようにし
た。
【0007】カッタ6は、図2及び図3に示す如く、中
央部に切粉排出用の透孔61を形成した環状のベース板
62に周方向に間隔を存して複数例えば3個のカッタブ
レード63を一体に立設して成るもので、ベース板62
をカッタホルダ2の凹入部2aの底面に着座させ、該ベ
ース板62に形成したピン穴64に該底面に立設したピ
ン2cを嵌合させて(図1参照)、カッタ6をカッタホ
ルダ2に回り止めした。該カッタ6には、所定の2個の
カッタブレード63、63の径方向内端間に前記透孔6
1を横断するようにして跨るブリッジ65が形成されて
おり、各カッタブレード63に電極チップWの先端部外
周面を切削する切刃66と、ブリッジ65に電極チップ
Wの先端面を切削する切刃67とを形成した。チップ先
端面を切削する切刃67は、カッタホルダ2の回転中心
に合致する中心点Oを起点として所定の径方向にのびる
単一の刃で構成されており、更に該切刃67の起点部分
を中心点Oを越えて前記半径方向とは逆側に延出した。
この延出部67aは、すくい面がカッタ6の回転方向後
方を向くため、チップ先端面の切削機能は発揮しない
が、先端面をしごいてこれを平滑にする機能を発揮す
る。又、延出部67aの端は剛性が不足して欠け易くな
るが、これが欠けても中心点Oまでは切刃67が存在す
るため、チップ先端面の中心部に切り残しが発生するこ
とはない。更に、カッタホルダ2に対するカッタ6の組
付ガタ等によりカッタ6の中心点Oがカッタホルダ2の
回転中心に対し切刃67の長手方向に偏位しても、延出
部67aが切刃として機能して切り残しは発生しない。
そして、チップ先端面の切削で生じた切粉は前記透孔6
1を介して効率良く排出される。又、本実施例におい
て、電極チップWの先端部外周面を切削する切刃66
は、その径方向内端と中心点Oとを結ぶ放射方向の線a
に対し回転方向前方に傾むいており、そのためカッタ6
に電極チップWに食い込む方向の力が付与され、チップ
ドレッサを把持する作業者がこれを電極チップ側に強く
押さずに済み、作業が容易になる。
【0008】尚、上記実施例では、ベース板62の上面
にカッタブレード63を立設したが、溶接ガン等の上下
1対の電極チップを同時整形すべく、ベース板62の上
下両面にカッタブレード63を突設しても良く、この場
合はカッタホルダ2の凹入部2aの底壁に下面のカッタ
ブレード63を挿通するスリットを形成する。
【0009】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、発明
によれば、複数のカッタブレードがカッタホルダに着座
するベース板を介して一体化されているため、ワンタッ
チで簡単にカッタを交換でき、更に、切粉の排出効率を
向上させて、チップ先端面を切れ味良く切削できるカッ
タが得られる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明カッタを具備するチップドレッサの一
側の截断側面図
【図2】 そのカッタの斜視図
【図3】 そのカッタの平面図
【符号の説明】
2 カッタホルダ 6 カッタ 61 透孔 62 ベース板 63 カッタブレード 65 ブリッジ 67 チップ先端面用切刃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 11/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗溶接機の電極チップを整形するチッ
    プドレッサ内の回転駆動されるカッタホルダに保持され
    るカッタであって、放射状に複数のカッタブレードを備
    えるものにおいて、カッタホルダに着座するベース板を
    備え、該ベース板に前記複数のカッタブレードを一体に
    立設し、且つ、該ベース板の中央部に切粉排出用の透孔
    を形成すると共に、前記複数のカッタブレードのうち所
    定の2個のカッタブレードの径方向内端間に前記透孔を
    横断するようにして跨がるブリッジを形成し、該ブリッ
    ジに電極チップの先端面を切削する切刃を形成したこと
    を特徴とするチップドレッサ用カッタ。
JP9855191A 1991-04-30 1991-04-30 チップドレッサ用カッタ Expired - Fee Related JP2876496B2 (ja)

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