JP2876487B2 - ハンディ型情報処理装置 - Google Patents
ハンディ型情報処理装置Info
- Publication number
- JP2876487B2 JP2876487B2 JP2224662A JP22466290A JP2876487B2 JP 2876487 B2 JP2876487 B2 JP 2876487B2 JP 2224662 A JP2224662 A JP 2224662A JP 22466290 A JP22466290 A JP 22466290A JP 2876487 B2 JP2876487 B2 JP 2876487B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flag
- power supply
- battery
- microprocessor
- prohibition flag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
は、電源電圧低下時の誤動作を防止したハンディ型情報
処理装置の改良に関する。
ゆるハンディ型情報処理装置が実用化されている。この
ハンディ型情報処理装置は、電源として電池を用いてい
るため、電池の出力電圧が低下したときに電池交換を行
う必要がある。
成の装置では、電池の出力電圧が低下すると表示器とし
て用いているLCDのコントラスト調整を行っているが、
コントラスト調整を行ってもLCDがはっきりと表示され
なくなった時点で電池交換を行っている。
ア構成のものでは、電池の出力電圧を検出する回路を有
し、システムプログラム内には電池の出力電圧をチェッ
クする関数を備えている。このようなハンディターミナ
ルに搭載するアプリケーションプログラムには、特定の
処理が終了した時点で電池の出力電圧をチェックする関
数をコールし、電圧が所定の値以下であった場合には必
要に応じて処理を中止し、電源を“OFF"する等の処理を
行うプログラムが備えられている。
では、以下に述べる問題点がある。
で電池交換を行う方式では、コントラスト調整を行って
もLCDがはっきりと表示されなくなったにもかかわらず
さらに使用を続けると、電池の出力電圧がマイクロプロ
セッサやメモリ等の定格電圧以下となり、誤動作やメモ
リ内データの消失,化け等を起こすおそれがある。
電圧をチェックする処理や所定の電圧値以下となった場
合の処理を行うプログラムを組込む方式では、すべての
アプリケーションプログラムがそのようなプログラムを
備えていなければならず、アプリケーションプログラム
の開発負担を増大させている。
ものであって、電池の出力電圧が低下した場合の誤動作
等を防止し、かつ、アプリケーションプログラムの開発
負担の小さいハンディ型情報処理装置を提供することを
目的とする。
報処理装置の特徴は、電池の出力電圧が所定値以下とな
ったときにマイクロプロセッサに検出信号を出力する電
圧検出回路と、マイクロプロセッサに制御されて電池か
らの出力供給を“OFF"する電源制御回路とを備えてい
て、マイクロプロセッサが、アプリケーションプログラ
ムの所定の処理の実行時にメモリのフラグ領域に電源
“OFF"を禁止する禁止フラグをセットし、所定の処理の
終了時にその禁止フラグをリセットするものであり、か
つ、マイクロプロセッサが検出信号を受けたとき、割込
み処理でシステムプログラムを起動してフラグ領域を参
照し、禁止フラグがセットされているか否かの判定処理
を行い、禁止フラグがセットされていない場合には電源
制御回路を制御して電池からの電力供給を“OFF"し、禁
止フラグがセットされている場合には、以後、禁止フラ
グがリセットされるまで一定時間ごとに割込み処理でシ
ステムプログラムを起動して禁止フラグがセットされて
いるか否かの判定処理を行い、禁止フラグがリセットさ
れたときに電源制御回路を制御して電源を“OFF"するも
のである。
を行う手段として、割込み処理でシステムプログラムを
起動して電源“OFF"を禁止する禁止フラグがセットされ
ているか否かを判定し、セットされていない場合に電源
“OFF"等の処理を行うため、アプリケーションプログラ
ム内には所定の処理の開始時に禁止フラグをセットし、
所定の処理の終了時にその禁止フラグをリセットするプ
ログラムを設けるだけでよい。そのため、アプリケーシ
ョンプログラムの開発負担が軽減される。
細に説明する。
置の斜視図である。このハンディ型情報処理装置は、例
えば、ICカードを利用したいわゆるショッピング端末装
置(以下ショッピング端末)であり、ICカードに対する
読出し又は書込み処理等を行う。第2図はこのショッピ
ング端末のブロック図、第3図はこのショッピング端末
のアプリケーションプログラムの処理のフローチャート
を示す図である。
の従業員が商品の購入者にショッピング端末1を渡し、
購入者はICカード2をショッピング端末1に図の矢印に
示すように挿入し、入力キー3を押して暗証番号を入力
する。その後、従業員が金額を入力すると、ショッピン
グ端末1はその金額を表示部4に表示するとともにICカ
ード2に書込み処理を行う。このとき、金額データを扱
うことから、書込み処理中に電池の出力電圧の低下によ
って誤動作が発生することを防止しなければならない。
そのため、電池の出力電圧が低下したときには、処理を
中止して電源を“OFF"することが必要であるが、金額デ
ータの書込み処理中に電源を切るとICカード内のデータ
が不完全となり、不具合が生じる。
ケーションプログラムでは、第3図のフローチャートに
示すように、暗証番号チェック(ステップ101)とデー
ター入力処理(ステップ102)の後にICカードに対する
書込み処理の前に電源“OFF"禁止フラグをメモリ6内の
フラグ領域61(ステップ103)にセットし、ICカードに
対する書込み処理(ステップ104)後にその電源“OFF"
禁止フラグをリセット(ステップ105)する。
所定の値以下となったことを検出してその検出信号をCP
U5に送出する。CPU5は、この検出信号を割込み信号とし
て受けて第4図のフローチャートに示す処理を行うシス
テムプログラムを起動し、実行する。この処理において
は、ステップ201で電源“OFF"禁止フラグの有無の判定
を行い、電源“OFF"禁止フラグがセットされていないと
きにはステップ202で電源制御回路を制御して電源“OF
F"をする処理を実行するが、電源禁止フラグがセットさ
れているときには、電源“OFF"をする処理を実行せずに
ステップ203でシステムプログラム内の例えば10[ms]
ごとのタイマ割込み処理プログラムを起動する。
チャートに示すような処理であり、10[ms]ごとにタイ
マから割込み信号を受けると起動されて、ステップ301
で電源“OFF"禁止フラグの有無の判定を行い、電源“OF
F"禁止フラグがセットされていない場合にはステップ30
2で電源“OFF"をする処理を実行し、電源“OFF"禁止フ
ラグがセットされている場合には電源“OFF"をする処理
を実行せずに処理を終えるものである。このタイマ割込
み処理は、一度設定されれば、例えば10[ms](割込み
時間はシステムプログラムであらかじめ設定されてい
る)ごとに起動されるため、電源“OFF"禁止フラグがリ
セットされた後に電源が“OFF"されるまで繰り返し行わ
れる。
理装置に用いるシステムプログラムの処理を表すフロー
チャートであり、電源検出回路11から送出された検出信
号をCPUが受けたときの処理を示している。
監視して電源を“OFF"にして節電するキーボードセンス
処理等の定期的に行う処理がある場合には、第4図に示
すようなタイマ割込み処理をあらたに設定しなくても、
その定期的に行う処理の中で前述のタイマ割込み処理と
同様の処理を行うことができる。
検出回路11から検出信号が出力された時点において、電
源“OFF"禁止フラグがメモリ61のフラグ領域61aにセッ
トされていないときは電源制御回路12を制御して電源
“OFF"をする処理を実行し、電源“OFF"禁止フラグがセ
ットされているときには電源“OFF"をする処理を実行せ
ずにメモリ6のフラグ領域61bに電池電圧低下フラグを
セットする。
ては、第7図のフローチャートに示すように、フラグ領
域61a及び61bを参照して、電池電圧低下フラグがセット
され、かつ電源“OFF"禁止フラグがセットされてない場
合には電源“OFF"をする処理を実行し、それ以外の場合
には電源“OFF"をする処理を実行せずに処理を終える。
この処理は電源“OFF"をする処理が実行されるまでキー
ボードセンスが行われるたびに実行される。
はショッピング端末に限らず、切符の清算装置や一般の
電子手帳にもこ発明を適応することができる。
フラグをセットしなければならないような処理として
は、ICカードへの書込み処理以外にも、例えば、外部コ
ンピュータとの間のデータ転送中などがある。
ィ型情報処理装置にあっては、電池の出力電圧が低下し
たときに誤動作等を防止する目的で電源“OFF"等の処理
を行う手段として、アプリケーションプログラム内には
所定の処理の開始時に禁止フラグをセットし、所定の処
理の終了時にその禁止フラグをリセットするプログラム
を設けるだけでよい。そのため、アプリケーションプロ
グラムの開発負担が軽減され、開発効率の向上及び開発
期間の短縮を図ることができる。
図、第2図は、第1図に示すショッピング端末のブロッ
ク図、第3図は、第1図に示すショッピング端末のアプ
リケーションプログラムの処理のフローチャートを示す
図、第4図は、システムプログラムの処理のフローチャ
ートを表す図、第5図は、タイマ割込みの処理のフロー
チャートを表す図、第6図は、この発明の他の実施例の
ハンディ型情報処理装置に用いるシステムプログラムの
処理のフローチャートを表す図、第7図は、キーボード
センス等の処理のフローチャートを表す図である。 1……ショッピング端末、2……ICカード、 3……入力キー、4……表示部、5……CPU、 6……メモリ、7……表示回路、8……キーボード回
路、9……ICカードインタフェース、 10……タイマ、11……電圧検出回路、 12……電源制御回路、13……主電源用電池、 14……バックアップ電源用電池、51……ROM、 61……フラグ領域。
Claims (2)
- 【請求項1】システムプログラムを有するマイクロプロ
セッサと、アプリケーションプログラムが格納されたメ
モリと、電池と、この電池の出力電圧が所定値以下とな
ったときに前記マイクロプロセッサに検出信号を出力す
る電圧検出回路と、前記マイクロプロセッサに制御され
て前記電池からの電力供給を“OFF"する電源制御回路と
を備え、前記マイクロプロセッサは、前記アプリケーシ
ョンプログラムの所定の処理の実行時に前記メモリのフ
ラグ領域に電源“OFF"を禁止する禁止フラグをセット
し、前記所定の処理の終了時に前記禁止フラグをリセッ
トするものであり、かつ、前記検出信号を受けたとき、
割込み処理で前記システムプログラムを起動して前記フ
ラグ領域を参照し、前記禁止フラグがセットされている
か否かの判定処理を行い、前記禁止フラグがセットされ
ていない場合には前記電源制御回路を制御して前記電池
からの電力供給を“OFF"し、前記禁止フラグがセットさ
れている場合には、以後、前記禁止フラグがリセットさ
れるまで一定時間ごとに割込み処理で前記システムプロ
グラムを起動して前記判定処理を行い、前記禁止フラグ
がリセットされたときに前記電源制御回路を制御して電
源を“OFF"することを特徴とするハンディ型情報処理装
置。 - 【請求項2】システムプログラムを有するマイクロプロ
セッサと、アプリケーションプログラムが格納されたメ
モリと、電池と、この電池の出力電圧が所定値以下とな
ったときに前記マイクロプロセッサプロセッサに検出信
号を出力する電圧検出回路と、前記マイクロプロセッサ
に制御されて前記電池からの電力供給を“OFF"する電源
制御回路とを備え、前記マイクロプロセッサは、前記ア
プリケーションプログラムの所定の処理の実行時に前記
メモリの第1のフラグ領域に第1のフラグをセットし、
前記所定の処理の終了時に第1のフラグをリセットする
ものであり、かつ、前記検出信号を受けたとき、割込み
処理で前記システムプログラムを起動して前記メモリの
第2のフラグ領域に第2のフラグをセットし、一定時間
ごとに以後割込み処理で前記システムプログラムを起動
して第2のフラグ領域を参照して第2のフラグがセット
されているか否かの判定処理を行い、第2のフラグがセ
ットされ、かつ、前記第1のフラグ領域に前記第1のフ
ラグがセットされていない場合には電源を“OFF"するこ
とを特徴とするハンディ型情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2224662A JP2876487B2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | ハンディ型情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2224662A JP2876487B2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | ハンディ型情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04106610A JPH04106610A (ja) | 1992-04-08 |
JP2876487B2 true JP2876487B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=16817245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2224662A Expired - Lifetime JP2876487B2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | ハンディ型情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2876487B2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-27 JP JP2224662A patent/JP2876487B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04106610A (ja) | 1992-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5704040A (en) | Computer having resume function | |
US5875345A (en) | Information processing system having dual power saving modes | |
US5634000A (en) | Power-fail return loop | |
EP1034477B1 (en) | Battery-operated device with power failure recovery | |
US5435005A (en) | Method and system for controlling resuming operation of an AC-driven computer system using an external memory | |
JP3617877B2 (ja) | コンピュータシステムおよびその自動起動方法 | |
JP2876487B2 (ja) | ハンディ型情報処理装置 | |
JPH04329413A (ja) | 情報処理方法及び装置 | |
JPS62143153A (ja) | 中央処理装置の制御装置 | |
JP2967219B2 (ja) | ディジタル・コンピュータの外部電源瞬断対処装置 | |
JP2917381B2 (ja) | 電断処理装置 | |
JPH0736574A (ja) | 電子機器の初期化装置及び方法 | |
JPH0519906A (ja) | 計算機端末装置 | |
JP2687520B2 (ja) | 補助バッテリのバッテリ保守装置 | |
JP3130077B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JPH06250939A (ja) | データ処理装置 | |
JPH0517722U (ja) | コンピユ−タの停電補償装置 | |
JPH02100743A (ja) | 電子機器 | |
JP2579690B2 (ja) | 電子機器 | |
JP3404664B2 (ja) | 端末装置 | |
JPH0511893A (ja) | 商品情報ターミナル | |
JP2739003B2 (ja) | 誤起動防止方法 | |
JPH0530925U (ja) | 電源電圧低下検出機能付き情報処理装置 | |
JPS5958576A (ja) | 計算機装置 | |
JPH02120999A (ja) | 電子機器の電源断処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090122 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100122 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100122 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100122 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110122 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110122 Year of fee payment: 12 |