JPH0511893A - 商品情報ターミナル - Google Patents

商品情報ターミナル

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JPH0511893A
JPH0511893A JP3167002A JP16700291A JPH0511893A JP H0511893 A JPH0511893 A JP H0511893A JP 3167002 A JP3167002 A JP 3167002A JP 16700291 A JP16700291 A JP 16700291A JP H0511893 A JPH0511893 A JP H0511893A
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JP
Japan
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battery
backup
central processing
power failure
processing unit
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JP3167002A
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Inventor
Yoshihisa Iwaki
喜久 岩城
Koichi Orito
浩一 織戸
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 POSターミナル、電子キャッシュレジスタ
などの商品情報ターミナルにおいて用いられるバッテリ
バックアップ機能の信頼性を高め、しかも小容量・安価
なバッテリで確実にバックアップできるようにする。 【構成】 商用電源の瞬断あるいは停電時において、中
央処理装置10と揮発性メモリ16のみをバックアップ
し、消費電力の大きい周辺装置はバックアップしないよ
うにする。また、バッテリ18の出力電圧をアナログ・
デジタル変換器32を介して中央処理装置10が直接モ
ニタするようにして、バックアップ動作中のバッテリ電
圧が規定電圧以上であることを常時確認して、バックア
ップ動作の有効性を保証できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は商品情報ターミナル、特
に商用電源の瞬断あるいは停電時にも処理の継続を確実
に保証することが可能な、バッテリバックアップ機能を
有する商品情報レジスタ、POSターミナル、電子キャ
ッシュレジスタなどの商品情報ターミナルに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば、実公平2−22777
号公報に示された、バッテリバックアップ機能を有しな
い従来の電子キャッシュレジスタの構成を示すブロック
図である。
【0003】図4において、従来の電子キャッシュレジ
スタは、中央処理装置(CPU)10と、表示器11
と、プリンタ12と、金銭の登録や精算の指示を行うキ
ーボード13と、売上合計金額処理などを行なうプログ
ラムを格納したROM15と、商品販売情報等を格納す
る揮発性メモリであるRAM16と、中央処理装置10
で行われるプログラム処理に関連してデータの書込みが
可能な不揮発性メモリであるEPROM21と、EPR
OM21の書込み制御を行なう制御回路22とから構成
されている。
【0004】次に、上記の通り構成される従来の電子キ
ャッシュレジスタの動作について説明する。この電子キ
ャッシュレジスタにおいては、キーボード13から入力
されたデータの内容に基づいて、ROM15に記憶され
ているプログラムに従って中央処理装置10で演算が行
なわれる。すなわち、商品登録、入出金の入力を行われ
る度に、その結果がRAM16に記憶されるようになっ
ている。そして、一日の入出金処理がすべて終了した時
点で、キーボード13から日計精算の指示が入力される
と、ROM15に記憶されているプログラムに従って日
計精算処理が行なわれる。そしてさらに、その日計精算
の結果である売上合計金額が、制御回路22を介してE
PROM21に書き込まれると共に、累計の売上合計金
額がRAM16にストアされる。
【0005】ここで、何等かの原因でEPROM21に
記録されている各日計の売上合計金額と、RAM16に
記録されている各日計の売上合計金額に不整合が発生す
ると、EPROM21に記録されている各日計の売上合
計金額より累計売上合計金額を算出し直し、RAM16
にストアされている累計売上合計金額を修正する。
【0006】ところで、実公平2−22777号公報に
示されている従来の電子キャッシュレジスタは以上説明
したように動作するが、商用電源の瞬断あるいは停電な
どの発生で電子キャッシュレジスタへの電源供給が断た
れると、揮発性メモリであるRAM16に記憶された当
日の売上合計金額等の情報が失われることになり、その
ため累計売上合計金額も当日の売上合計金額の含まれな
い誤ったものになってしまうという問題があった。
【0007】このような問題点を解消するために、例え
ば、特開昭62−256014号公報に示されるような
バッテリバックアップ機能を有する電子キャッシュレジ
スタが提案されるようになった。図5は、その特開昭6
2−256014号公報に示されたバッテリバックアッ
プ機能を有する電子キャッシュレジスタのブロック図を
示すものである。
【0008】図5において、従来のバッテリバックアッ
プ機能を有する電子キャッシュレジスタは、中央処理装
置10と、金額、商品名、メッセージなどを表示する表
示装置11と、レシート発行、ジャーナル記録用のレシ
ート・ジャーナルプリンタ12と、金銭の登録や精算の
指示を行うキー装置13と、中央処理装置10が実行す
るプログラムを記録・ロードするためのフロッピーディ
スク装置14と、プログラムを格納するROM15と、
商品販売情報等を格納するRAM16と、装置の各部に
電力を供給する電源装置17と、バックアップ用のバッ
テリ18と、停電発生時に中央処理装置に停電を通知す
るための停電検知器19と、バックアップ時間の設定部
20と、電源装置17から装置各部に電力を供給する給
電線101と、電源装置17よりバッテリ18への充電
線102と、バックアップ時のバッテリ18からの給電
線103とから構成されている。
【0009】すなわち、図5に示されるバッテリバック
アップ機能を有する電子キャッシュレジスタは、図4に
示される電子キャッシュレジスタと比較してみると、停
電検知器19、設定部20を付加して備え、装置各部に
対してバッテリ18という商用電源とは異なる補助的な
電源装置を備えていることを特徴としている。
【0010】先に説明したように、一般に、この種の商
品情報ターミナル、例えば、商品情報レジスタ、POS
ターミナル、あるいは電子キャッシュレジスタ等は、R
AM16を内蔵しており、このRAM16には中央処理
装置10が行うべき動作を記述したプログラム等が記録
されているほか、同様に重要なデータとしての商品登
録、入出金、売上合計金額、商品販売情報、売上ログ等
のデータが格納されている。
【0011】そして、RAM16は揮発性メモリであり
電源の供給が断たれるとその保持するデータが消滅して
しまうために、停電時にもデータ内容を保持できるよう
にバッテリ18が用いられ、停電発生時に自動的に電圧
が印加されるように構成されている。従って、この様な
バッテリバックアップ機能を有する電子キャッシュレジ
スタにおいては、商用電源の瞬断あるいは停電などによ
り電源装置17の出力が低下しても、RAM16はバッ
テリ18の働きによりその内容が保持されることにな
る。
【0012】次に、上記の通り構成される従来のバッテ
リバックアップ機能を有する電子キャッシュレジスタの
バックアップ時の動作について、図6を用いて詳細に説
明する。
【0013】まず、予めバッテリ18の能力に応じたバ
ックアップ時間を設定部20で設定しておく(ステップ
51)。このバックアップ時間はバッテリ18がRAM
16のデータを保持できる、すなわちデータの正確性を
保証できる時間であって、バッテリバックアップ可能な
商用電源の瞬断的な停電の継続時間を示すものである。
なお、この設定部20により設定されるバックアップ時
間の設定値は、バッテリの能力の他にも、電源事情等に
より地域毎にも異なっている。
【0014】ここで、設定部20によるバックアップ時
間の設定が完了すると、以降通常動作となる。そして次
に、商用電源の瞬断あるいは停電などの状態が発生する
と、停電検知器19により商用電源電圧の低下が検出さ
れ、停電検知器19は中央処理装置10に停電状態の発
生を通知する。そして、中央処理装置10では、その通
知を受けて、停電状態か否かの判定を行なう(ステップ
52)。ここで、中央処理装置10において停電状態で
ないと判断されると、停電前の処理へ復帰する(ステッ
プ55)。中央処理装置10が停電状態であると判断す
ると、先に設定部20により設定されたバックアップ時
間が経過したかどうか(停電が継続しているか)が判定
される(ステップ53)。
【0015】そして、バックアップ時間が経過していな
ければ(バッテリの能力が保証できる間)、ステップ5
2に戻りバックアップ時間が経過するまで処理が繰り返
される。また、バックアップ時間が経過していれば、バ
ッテリの能力が保証できないので、バックアップ動作を
終了して(ステップ54)、以後完全な電源断の状態に
移行する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の商品情報レジス
タ、POSターミナル、電子キャッシュレジスタなどの
商品情報ターミナルのバッテリバックアップ機能は、以
上説明したように商用電源の瞬断あるいは停電時に、バ
ッテリを直接代替させるので、バッテリの充電不足など
の理由によりバックアップ電圧がバックアップ不可能な
程度に劣化している場合には、揮発性メモリのデータを
保持するだけの電力が保証されず、RAMの内容が失わ
れると言う問題点があった。
【0017】また、設定部により予め設定されたバック
アップ時間内であっても、バッテリの充電不足などの理
由により、バックアップ動作中にバックアップ電圧がR
AMのデータを保持するために必要なだけの出力を保証
できない場合が発生すると、商用電源の回復がバックア
ップ時間内であるために、中央処理装置はRAMのデー
タは正常であることを前提に回復処理を行なう。従っ
て、停電前の処理に復帰しようとしても、揮発性メモリ
であるRAMに記憶された当日の売上合計金額等の商品
販売情報が失われているので、復帰できないばかりか誤
った状態に陥ることがあり、バックアップの信頼性上大
きな問題となっていた。
【0018】また、バッテリがバックアップする対象が
周辺装置にまで及んでいたため、大容量のバッテリが必
要とされるという問題もあった。
【0019】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので,バックアップ機能の信頼性を高
め、しかも小容量のバッテリでバックアップすることの
できるバッテリバックアップ機能を有する商品情報ター
ミナルを得ることを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の発明に係わる商品情報ターミナルに
おいては、商用電源の瞬断あるいは停電時において中央
処理装置と揮発性メモリのみをバックアップし、消費電
力の大きい周辺装置をバックアップしないように構成さ
れていることを特徴とする。
【0021】また、第2の発明に係わる商品情報ターミ
ナルにおいては、バッテリの出力電圧を直接モニタする
手段を備え、停電発生時にバッテリバックアップ動作中
のバッテリ電圧が既定電圧以上であることを前記モニタ
手段により確認してバックアップ動作の有効性を保証す
るようにしたものである。
【0022】
【作用】従って、本発明の商品情報ターミナルによれ
ば,商用電源の瞬断あるいは停電時において中央処理装
置と揮発性メモリのみがバックアップされ、消費電力の
大きい周辺装置はバックアップされない。また、停電発
生時にバッテリの出力電圧が既定電圧以下である場合は
バックアップ動作が行われず、さらにバックアップ動作
中にバッテリ電圧が既定電圧以下になった場合はバック
アップ動作の有効性を保証しない。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明の電子キャッシュレジスタのブロッ
ク図である。この図1において、本発明の電子キャッシ
ュレジスタは、中央処理装置10と、金額、商品名、メ
ッセージなどを表示する表示器11と、レシート発行、
ジャーナル記録用のレシート・ジャーナルプリンタ12
と、金銭の登録や精算の指示を行うキー装置13と、中
央処理装置(CPU)10が実行するプログラムを記録
・ロードするためのフロッピーディスク装置14と、プ
ログラムを格納するROM15と、プログラムあるいは
商品販売情報等を格納するRAM16と、装置の各部に
電力を供給する電源装置17と、バックアップ用のバッ
テリ18と、停電時に中央処理装置10に停電を通知す
るための停電検知器19と、日付、時間、周辺装置の種
類などの情報を記憶するRAM30と、このRAM30
をバックアップする小型バッテリ31と、電源装置17
から装置各部に電力を供給すると共に、バックアップ電
圧も供給する給電線201と、中央処理装置10からバ
ッテリ18への周辺装置の電源入切指示信号線202
と、バッテリ18から周辺装置への給電線203と、電
源装置17よりバッテリ18への充電線であり、かつバ
ッテリ電圧をバックアップ電圧に変換するために入力さ
れるバッテリ18からの給電線204と、バッテリ18
のバッテリ電圧を出力する信号線205と、信号線20
5より入力されるアナログ値であるバッテリ電圧を中央
処理装置10がモニタできるようにデジタル値に変換す
るアナログ・デジタル変換器32と、アナログ・デジタ
ル変換器32の出力であるデジタル信号を中央処理装置
10に通知する信号線206とから構成されている。
【0024】そして、前記RAM30に記憶されるデー
タ内容は、長時間の停電時にも確実に保持される必要が
あるので、通常、消費電力が小さいスタティックRAM
が用いられ、バッテリ18とは別のバッテリである小型
バッテリ31によりバックアップされている。一方、バ
ッテリ18は大容量であるため、通常ダイナミックRA
Mが使用される。
【0025】次に、上記の通り構成される本発明の電子
キャッシュレジスタの動作について説明する。まず、R
AM16にはフロッピーディスク装置14からロードさ
れるプログラムや各種データが保持されている。そし
て、前述のようにRAM16は揮発性メモリであるの
で、商用電源の瞬断あるいは停電時にはその内容が消失
してしまうから、バックアップ機能を付加して、データ
の保持を確保している。しかし、従来の商品情報ターミ
ナルのバッテリバックアップ機能は、先に説明したよう
に、バッテリを直接代替させるので、バッテリの充電不
足などの理由によりバックアップ電圧がバックアップ不
可能な程度に劣化している場合には揮発性メモリのデー
タを保持するだけの電力が保証されず、RAMのデータ
内容が失われる等の問題があった。が、本発明の電子キ
ャッシュレジスタでは、バッテリ18のバッテリ電圧
を、アナログ・デジタル変換器32と信号線206を介
して中央処理装置10が直接モニタすることにより、常
に正常なバックアップ電圧をRAM16に供給すること
が可能となっている。
【0026】すなわち、まず商用電源の瞬断あるいは停
電発生時においては、停電検知器19が停電を検知し、
中央処理装置10に停電を通知する。同時に、バッテリ
18のバッテリ電圧が電源装置17においてバックアッ
プ電圧に変換され、給電線201を介して中央処理装置
10及びRAM16に供給される。
【0027】次に、停電通知を受信した中央処理装置1
0は、電源入切指示信号線202を介して、電源装置1
7に対して周辺装置の電源を切断するように指示をす
る。そして、電源切断指示を受信した電源装置17は、
周辺装置の電源を供給している給電線203を切断状態
とする。
【0028】一方、バッテリ18のバッテリ電圧は、そ
れを出力する信号線205よりアナログ・デジタル変換
器32に入力され、アナログ・デジタル変換器32にお
いてアナログ・デジタル変換され、変換後のデジタル値
が信号線206により中央処理装置10に出力されるの
で、中央処理装置10は直接そのバッテリ電圧をモニタ
することができる。
【0029】従って、バックアップ電圧をモニタする中
央処理装置10は、停電が発生した場合には、バッテリ
18の出力電圧がRAM16のデータを保持できるだけ
の規定電圧以上であることを確認した上で、商用電源か
らバッテリ18への電源切替え制御を行なうと共に、バ
ックアップ開始後のバックアップ動作中についても、バ
ッテリ電圧が規定電圧以上であることを常時確認して、
もしバックアップ電圧が設定値以下となるようなことが
あれば、バッテリによるバックアップを継続してもRA
M16のデータを保証することは出来ないので、バック
アップ動作を終了し、以後完全な電源断の状態に移行す
る。
【0030】以上の動作をバックアップ時の動作フロー
チャートを示す図2を用いてさらに詳細に説明する。
【0031】商用電源の瞬断あるいは停電などの状態が
発生すると、停電検知器19により商用電源電圧の低下
が検出され、停電検知器19は中央処理装置10に停電
状態の発生を通知する(ステップ56)。そして、中央
処理装置10はその通知を受けて、停電状態か否かの判
定を行なう。ここで、中央処理装置10が停電状態でな
いと判断すると、停電前の処理へ復帰するが、中央処理
装置10が停電状態であると判断すると、中央処理装置
10はバックアップ動作に入る前に、バッテリ18の出
力電圧がRAM16のデータを保持できるだけの既定電
圧以上であることを確認した上で、商用電源からバッテ
リへの切り替え制御を行なう。
【0032】すなわち、中央処理装置10は電源装置1
7に対して周辺装置の電源の切断を電源入切指示信号線
202により指示し、電源入切指示を受信した電源装置
17は周辺装置の電源として供給される給電線203を
切断状態とする(ステップ57)。
【0033】同時に、バッテリ18のバッテリ電圧が電
源装置17においてバックアップ電圧に変換されるとと
もに、給電線201を介して中央処理装置10及びRA
M16に供給され、バックアップ動作が開始される(ス
テップ58)。そして、本実施例の電子キャッシュレジ
スタにおいては、バックアップ動作中もバッテリ電圧が
既定電圧以上であることを常時確認してから、バックア
ップ動作の有効性を保証するために、中央処理装置10
が停電状態が継続しているかどうかの判定がバックアッ
プ動作中に行なわれる(ステップ59)。
【0034】ここで、停電状態が解除され、商用電源を
使用することができるならば、中央処理装置10は周辺
装置の電源を再び商用電源に切り替え(ステップ6
0)、停電前の処理へ復帰する(ステップ61)。一
方、停電状態が継続していれば、次にバッテリ電圧が予
め設定された規定電圧以上であるかを判定する(ステッ
プ62)。もし、バックアップ電圧が設定値以下であれ
ば、バッテリによるバックアップを継続してもRAM1
6のデータを保証することは出来ないので、バックアッ
プ動作を終了して以後完全な電源断の状態に移行する。
【0035】次に、以上説明した本発明の電子キャッシ
ュレジスタのバックアップ動作を、図3に示すタイムチ
ャートを用いて説明する。図3において、信号波形40
は商用電源の電圧波形であり、信号波形41は停電検知
器19による停電検知信号の信号波形であり、信号波形
42は周辺装置の電源切断信号の信号波形であり、信号
波形43はバッテリ18の電圧波形であり(通常+8〜
+15V程度)、信号波形44は中央処理装置10から
指示されるバックアップの開始・終了を示す信号波形で
ある。
【0036】停電検知信号の信号波形41は、“H”で
停電検知を示している。また、周辺装置の電源切断信号
の信号波形42は“L”で電源切断を示す。さらに、中
央処理装置10から指示されるバックアップの開始・終
了を示す信号波形44は“H”でバックアップの開始
を、“L”でバックアップの終了を示す。
【0037】商用電源の瞬断あるいは停電時(信号波形
40のA点)、停電検知信号が中央処理装置10に入力
され、これによって周辺装置の電源は切断される。これ
がバッテリによるバックアップ動作の開始である。バッ
クアップ動作の開始により、バッテリ18の電圧はバッ
クアップ電圧(通常+5V)に変換されて、中央処理装
置10及びRAM16に供給される。
【0038】ところで、このバックアップ電圧は時間の
経過と共に低下して行くが、バックアップ電圧を中央処
理装置10がモニタしており、予め設定された規定値を
下回るまで、図2に示すフローチャートが繰り返され
る。なお、この設定値は、バッテリ電圧が装置を充分バ
ックアップ可能なように一定の余裕をもって設定されて
いるのでバックアップ機能の信頼性は充分高いものとな
っている。
【0039】ここで、もし、バックアップ中にバッテリ
電圧が設定値を下回ると、バックアップを終了して完全
な電源切断状態となる(信号波形41のB点)。すなわ
ち、信号波形41のA点からB点までの時間Tabがバ
ックアップ時間である。
【0040】なお、バッテリバックアップ時間はバッテ
リ電圧によって決定されるので、多少のバラツキはある
が、バックアップ電圧の有効性を保証するために前記設
定値は充分な余裕を持たせているので、バックアップの
信頼性は充分高いものとなる。
【0041】また、上記実施例ではアナログ・デジタル
変換器32を用いてバッテリ電圧をアナログ値からデジ
タル値へ変換するとして説明したが、上述のアナログ・
デジタル変換器32の代わりに、例えば、印字装置制御
用のワンチップマイクロコンピュータのアナログ・デジ
タル変換機能を使用してもよい。
【0042】さらに、図1に示すスタティックRAM3
0を用いて、最も重要な情報はこのRAM30に退避す
るようにして、二重のバックアップシステムを構成する
ことも可能である。さらに、バッテリの充電を電源装置
からではなくメインボードから行なうことももちろん可
能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の商品情報ターミナルによれば、商用電源の瞬断あるい
は停電時において中央処理装置と揮発性メモリのみをバ
ックアップし、消費電力の大きい周辺装置をバックアッ
プしないように構成したので、小容量のバッテリで確実
にバックアップすることができるという効果がある。
【0044】また、請求項2の商品情報ターミナルによ
れば、バッテリの出力電圧を直接モニタする手段を備
え、停電発生時にはバッテリの出力電圧が規定電圧以上
であることを確認してから商用電源からバッテリへの切
り替え制御を行ない、かつバックアップ動作中のバッテ
リ電圧が規定電圧以上であることを確認してバックアッ
プ動作の有効性を保証するようにしたので、信頼性の高
いバックアップ機能を実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバッテリバックアップ機能を有する電
子キャッシュレジスタのブロック図である。
【図2】本発明の電子キャッシュレジスタのバックアッ
プ動作の動作フローチャートである。
【図3】本発明の電子キャッシュレジスタのバックアッ
プ動作における信号波形図である。
【図4】従来の電子キャッシュレジスタのブロック図で
ある。
【図5】従来のバッテリバックアップ機能を有する電子
キャッシュレジスタのブロック図である。
【図6】従来のバッテリバックアップ機能を有する電子
キャッシュレジスタのバックアップ動作のフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 中央処理装置 11 表示装置 12 印字装置 13 キーボード 14 フロッピーディスク装置 15 ROM 16,30 RAM 17 電源装置 18 バッテリ 19 停電検知器 20 バックアップ時間設定部 21 EPROM 22 制御回路 31 小型バッテリ 32 アナログ・デジタル変換器 101,103,201,203,204 給電線 102 充電線 205,206 信号線
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07G 1/12 331 F 8921−3E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央処理装置と、揮発性メモリと、周辺装
    置と、前記各装置に供給される一次電源の停電を検知す
    る停電検知手段と、一次電源停電時における代替電源と
    してのバッテリと、該バッテリのバックアップ動作の開
    始・終了を制御する制御手段とを備えた電子キャッシュ
    レジスタなどの商品情報ターミナルにおいて、 停電時に前記バッテリから供給される給電線は前記中央
    処理装置と揮発性メモリのみに接続され、消費電力の大
    きい周辺装置に対してはバッテリ電源を供給しないよう
    に構成したことを特徴とする商品情報ターミナル。
  2. 【請求項2】請求項1記載の商品情報ターミナルにおい
    て、前記バッテリの出力電圧を直接モニタする手段を設
    け、 該モニタ手段によりバッテリバックアップ動作中のバッ
    テリ電圧が既定電圧以上であることを確認することを特
    徴とする商品情報ターミナル。
JP3167002A 1991-07-08 1991-07-08 商品情報ターミナル Pending JPH0511893A (ja)

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Cited By (3)

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JP2001297377A (ja) * 2000-04-14 2001-10-26 Sharp Corp 販売管理装置
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