JP2579690B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2579690B2
JP2579690B2 JP1291258A JP29125889A JP2579690B2 JP 2579690 B2 JP2579690 B2 JP 2579690B2 JP 1291258 A JP1291258 A JP 1291258A JP 29125889 A JP29125889 A JP 29125889A JP 2579690 B2 JP2579690 B2 JP 2579690B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電源がオンしている間に充電される電池にて
バックアップされるメモリを備えた電子機器に係り、特
に電源がオフしていた時間の長さに応じて異なった種類
の警告メッセージを出力し得るようにした電子機器に関
するものである。
[従来の技術] 近年、あらゆる分野において各種の電子機器が使用さ
れてきているが、例えばスーパーマーケットやコンビニ
エンスストア等では、顧客との精算業務を行なう電子式
キャッシュレジスタ(以下、単にレジスタと称する)が
多く用いられている。このレジスタは、現金売り、掛け
売り、信用売り等の各種支払い別に、登録の締め処理を
行なうと共に登録データをメモリに累計し、かつレシー
ト発行を行ない、メモリに累計したデータをレシートに
印字して精算レシートの発行を行なうものである。
一方、このようなレジスタにおいては、データを記憶
するためのメモリとして、通常RAMが使用されている。
そして、レジスタの電源がオフした場合には、メモリ
(RAM)の内容が破壊されてしまうことから、従来レジ
スタの電源がオンしている間に充電されるバックアップ
用の電池を備え、レジスタの電源がオフした時にメモリ
の内容を保障するようにしている。
ところで、この種の電池を備えたレジスタにおいて
は、種々の原因によって電池のローバッテリー現象(出
力電圧がある値以下に低下する現象)が発生し、これに
よりメモリ(RAM)の内容が破壊されてしまうことがあ
る。そのため最近では、電池のローバッテリーが発生し
ていることを検出するローバッテリー検出機能を備え、
電池のローバッテリーを検出した時には、その旨の警報
を出力するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このようなローバッテリー検出機能を
備えたレジスタでは、単に電池のローバッテリーが発生
した旨を警報出力するのみであるため、電池のローバッ
テリー現象が、電池が一定時間以上放電したために発生
したものなのか、不慮の事故(レジスタの何らかの異常
等)によって発生したものなのかの原因を区別すること
ができず、ただ電池のローバッテリー現象が発生したこ
としか認識できなかった。従って、電池のローバッテリ
ー現象への適切な対策処理を、レジスタの使用者自身が
行なうことができなかった。
本発明は上述のような問題を解決するために成された
もので、電池のローバッテリー現象が発生した場合に、
その発生原因情報を使用者に明確に報知することがで
き、適切な対策処理を使用者自身が行なうことが可能な
極めて信頼性の高い電子機器を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本発明では、電子機器本
体の電源がオフすると同時に、当該電源がオンしている
間に充電される電池より電源供給してバックアップされ
る少なくとも1個のメモリを備えた電子機器において、
電子機器本体の電源がオフした時の日付および時刻を記
憶する記憶手段と、電子機器本体の電源がオンした時に
全てのメモリの記憶内容を読み出して、電池のローバッ
テリーが発生しているか否かを検出するローバッテリー
検出手段と、ローバッテリー検出手段により電池のロー
バッテリーが発生していることが検出されると、その時
の日付および時刻と記憶手段に記憶されている日付およ
び時刻とを読み出して比較し、両者の時間差が規定時間
以上であるか否かを判定する判定手段と、判定手段によ
る判定結果に応じて、異なった種類の警告メッセージを
出力する警告メッセージ出力手段とを備えて構成してい
る。
[作用] 本発明の電子機器においては、電子機器本体の電源が
オフした場合には、その時の日付および時刻が記憶手段
に記憶される。また、電子機器本体の電源がオンした場
合には、全てのメモリの記憶内容を読み出して、電池の
ローバッテリーが発生しているかどうかが検出される。
その結果、電池のローバッテリーが発生していることが
検出された場合には、その時の日付および時刻と、電子
機器本体の電源がオフした時の日付および時刻とが比較
し、両者の時間差が規定時間以上であるかどうかの判定
が行なわれる。そして、判定結果に応じて異なった種類
の警告メッセージが出力、すなわち規定時間以上である
場合には電池が放電した旨の警告メッセージが出力さ
れ、また規定時間以下である場合には電子機器本体に異
常が発生した旨の警告メッセージが出力される。これに
より、電池のローバッテリー現象の発生原因を使用者に
明確に報知することができ、使用者自身が適切な対策処
理を行なうことができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。
第1図は、本発明をレジスタに適用した場合の概略構
成例を示すブロック図である。第1図において、制御部
本体としての中央処理装置(以下、CPUと称する)1
は、演算回路,メモリ制御回路等を内蔵し、バスライン
2を介して、制御プログラム等の固定的データを記憶す
るROM(リード・オンリ・メモリ)3と、入力データ,
演算処理データ等の可変的データを記憶するDRAM(ダイ
レクト・ランダム・アクセス・メモリ)4とを制御す
る。
ここで、DRAM4は、レジスタ本体の電源がオンしてい
る間に充電されるNi-Cd(ニッケル−カドミウム)電池
(以下、単に電池と称する)によりバックアップされて
いる。また、このDRAM4には、パリティビットが付加さ
れており、データが破壊するとその1バイトを読み出し
た時に、CPU1へパリティエラー発生を通知できる(ロー
バッテリー検出機能)ようになっている。一方、ROM3の
制御プログラムとしては、本来のレジスタとしての制御
プログラムの他に、レジスタ本体の電源がオフした時の
電源オフ時処理機能と、レジスタ本体の電源がオンした
時の電源オン時処理機能と、DRAM4のローバッテリー検
出機能により電池のローバッテリーが発生していること
が通知されると、その時の日付および時刻と後述する時
計回路に記憶されている日付および時刻とを読み出して
比較し、両者の時間差が規定時間T以上であるか否かを
判定する判定機能と、判定機能による判定結果に応じて
異なった種類の警告メッセージを後述する表示器へ出力
表示する警告メッセージ出力機能も、それぞれプログラ
ムとして記憶されている。
一方、挿入されたカードに対してデータの読取りおよ
び書取りを行なうカードリーダーライター5との間でデ
ータの授受を行なうカードR/W(リーダー/ライター)
制御部6、日付および時刻の計時を行なう時計回路7、
「登録」「精算」「点検」「設定」等の各種業務モード
を選択するためのモードスイッチ8から選択信号が入力
されるI/Oポート9、キーボード10からキー入力操作に
より発生したキー信号を取り込むキーボード回路11、表
示器12を駆動制御して表示データに対応する文字,数字
等を表示させる表示制御回路13、レシート等に印字を行
なうプリンタ14のプリンタ駆動回路15とドロワ16を開放
させるドロワ開放装置17とにそれぞれ駆動信号を出力す
るI/Oポート18等が、上記バスライン2を介してCPU1に
接続されている。
ここで、時計回路7は、日付および時刻の計時を行な
う他、システムコンフィギレーション用として、合計64
バイトのRAMを有している。また、このRAMはリチウム電
池によりバックアップされており、通常数年間はデータ
の保障がされる。さらに、時計回路7は、レジスタ本体
の電源がオフしたことを検出すると、CPU1へ停電検出を
通知できるようになっている。
次に、以上の如く構成したレジスタの作用について、
第2図ないし第6図を用いて説明する。
第1図において、いまレジスタの電源がオフしたこと
が時計回路7で検出(システムの停電検出)されると、
CPU1は第2図に示す処理ルーチンを実行するようにプロ
グラム制御される。すなわち、まず前処理として、CPU
レジスタ等をスタック上へ控える。次に、時計回路7よ
り現在の日付と時刻を読み出し、その結果を時計回路7
の36番地へ書き込み、しかる後に後処理を行なう。この
場合、36番地は1バイトであり、全ての情報を書き込め
ないため、第3図に示すように時間帯別情報と日付のみ
を書き込む。例えば、3月22日の午前8時であれば、時
間=2H、日付=16Hとなり、36番地へは56Hを書き込むこ
とになる。
次に、レジスタの電源がオンすると、CPU1は第4図に
示す処理ルーチンを実行するようにプログラム制御され
る。すなわち、電源のオンに応じて所定の初期化処理を
行なった後に、DRAM4のチェックを1バイト単位で全バ
イトについて行なう。そしてこの時、DRAM4の電池のロ
ーバッテリーを検出するとパリティエラーが発生し、こ
れをCPU1へ通知する。これにより、パリティエラー発生
時処理ルーチンが動作して、第5図に示すように時計回
路7の35番地のビット7をオンする。なお、DRAM4の電
池のローバッテリーを検出しない時には、時計回路7の
35番地のビット7はオフしたままとなっている。その
後、図示しない外部記憶装置よりOS(オペレーティング
システム)プログラムを読み込んで立ち上げる。
次に、OSプログラムが立ち上った後に、第6図に示す
ローバッテリーチェックの処理ーチンが動作する。すな
わち、最初にパリティエラーが発生しているかどうか
を、時計回路7の35番地のビット7によりチェックす
る。その結果、もしパリティエラーが発生(35番地のビ
ット7がオン)していたならば、時計回路7より現在の
日付と時刻を読み出す。また同時に、時計回路7の36番
地より、レジスタの電源オフ時の日付と時刻を読み出
す。そして、両者の時間差が規定時間T以上であるかど
うかを判定する。
例えば、DRAM4の電池が8日間もつものと仮定する
と、現在の日付および時刻と電源オフ時の日付および時
刻との時間差が、8日以上であるか以下であるかを判定
する。その結果、両者の時間差が8日以上であった場合
には、それは当然発生してもおかしくない事象であるた
め、“電池が放電してしまいました……”という旨の警
告メッセージを、表示器制御回路13を通して表示器12へ
出力表示する。これにより、レジスタの使用者は、当該
警告に見合った復元処理(データ復元、電池の再充電等
の処理)を行なうことができる。一方、両者の時間差が
8日以下であった場合には、それは電池の放電ではな
く、何んらかの異常が発生している可能性があるため、
“システムに異常が発生しています……”という旨の警
告メッセージを、表示器制御回路13を通して表示器12へ
出力表示する。これにより、レジスタの使用者は、当該
警告に見合った復元処理(データ復元、サービスマンを
呼ぶ等の処理)を行なうことができる。このように、DR
AM4の電池のローバッテリーの発生原因によって、それ
に応じた種類の警告メッセージを表示器12へ出力表示す
ることができる。
上述したように、本実施例のレジスタにおいては、電
池のローバッテリー現象の発生によってDRAM4の内容が
破壊された場合に、電源がオフしていた時間の長さに応
じて、異なった種類の警告メッセージを表示器12へ出力
表示するようにしているので、電池のローバッテリー現
象が発生した場合に、電池が一定時間以上放電したため
に発生したものなのか、不慮の事故(レジスタの何らか
の異常等)によって発生したものなのかの発生原因を、
使用者に明確に報知することができる。これにより、電
池のローバッテリー現象への適切な対策処理を使用者自
身が行なうことが可能となる。
尚、上記実施例では、本発明をレジスタに適用した場
合について述べたが、何らこれに限定されるものではな
く、電源がオンしている間に充電される電池にてバック
アップされるメモリを備えた電子機器であれば、何にで
も適用できるものである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、電池のローバッ
テリー現象の発生を検出した場合に、電源がオフしてい
た時間の長さに応じて異なった種類の警告メッセージを
出力するようにしたので、電池のローバッテリー現象が
発生した場合に、その発生原因情報を使用者に明確に報
知することができ、適切な対策処理を使用者自身が行な
うことが可能な極めて信頼性の高い電子機器が提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をレジスタに適用した場合の一実施例を
示すブロック図、第2図は同実施例における電源オフ時
の処理ルーチンの一例を示すフロー図、第3図は時計回
路への時間帯別情報と日付の書込みの一例を示す図、第
4図は同実施例における電源オン時の処理ルーチンの一
例を示すフロー図、第5図はパリティエラー発生時の時
計回路の状態の一例を示す図、第6図は同実施例におけ
るローバッテリーチェックの処理ルーチンの一例を示す
フロー図である。 1……CPU、2……バスライン、3……ROM(リード・オ
ンリ・メモリ)、4……DRAM(ダイレクト・ランダム・
アクセス・メモリ)、5……カードリーダーライター、
6……カードR/W(リーダー/ライター)制御部、7…
…時計回路、8……モードスイッチ、9……I/Oポー
ト、10……キーボード、11……キーボード回路、12……
表示器、13……表示制御回路、14……プリンタ、15……
プリンタ駆動回路、16……ドロワ、17……ドロワ開放装
置、18……I/Oポート。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器本体の電源がオフすると同時に、
    当該電源がオンしている間に充電される電池より電源供
    給してバックアップされる少なくとも1個のメモリを備
    えた電子機器において、 前記電子機器本体の電源がオフした時の日付および時刻
    を記憶する記憶手段と、 前記電子機器本体の電源がオンした時に前記全てのメモ
    リの記憶内容を読み出して、前記電池のローバッテリー
    が発生しているか否かを検出するローバッテリー検出手
    段と、 前記ローバッテリー検出手段により電池のローバッテリ
    ーが発生していることが検出されると、その時の日付お
    よび時刻と前記記憶手段に記憶されている日付および時
    刻とを読み出して比較し、両者の時間差が規定時間以上
    であるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果に応じて、異なった種類の
    警告メッセージを出力する警告メッセージ出力手段と、 を備えて成ることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】前記警告メッセージ出力手段としては、前
    記判定手段により規定時間以上であると判定された場合
    には電池が放電した旨の警告メッセージを出力し、規定
    時間以下であると判定された場合には電子機器本体に異
    常が発生した旨の警告メッセージを出力するようにした
    ことを特徴とする請求項(1)項に記載の電子機器。
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