JP2875686B2 - 高純度シリカガラス質発泡体及びその製造方法 - Google Patents
高純度シリカガラス質発泡体及びその製造方法Info
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Description
発泡体に関し、特に、軽量で繰り返しの温度変化にも低
熱膨張性及び剛性を維持し、また、高温においても断熱
性、不燃性、高温形状安定性を有する各種技術分野に有
用な耐久性の優れたガラス質発泡体及びその好適な製造
方法に関する。
燃性及び断熱性に優れているので、建材用や耐熱構造材
として使用されてきた。また、環境産業や宇宙産業、核
融合等のエネルギー産業においては、想定される過酷な
状況、例えば高温や急激な温度変化が発生する状況にも
充分耐え得る精密軽量構造部材が求められており、この
ため軽量にして、ある程度化学的に安全で不燃性と耐熱
性を持ったガラス質発泡体の利用が注目されている。
砕されたガラス粉末と発泡剤としてカーボンと酸化助剤
を混合し、これを 700℃〜 800℃の温度範囲に数時間加
熱して、カーボンを酸化、気化させて発泡体を得る方法
が知られている。しかし、この方法に使用されるカーボ
ンは、高純度のものが得られ難いため、どうしても若干
の不純物を含むのでガラス中にそれらの不純物が残留
し、あるいは、発泡加熱処理後にカーボン自体がガラス
中に残留して、これらが温度変化を伴う環境において酸
化し、不要なガス発生の要因となり、また残留不純物や
カーボンとガラス素地との膨張率の違いによるクラック
の発生のもとになるなど軽量断熱材としても軽量構造材
としても使用上甚だ問題があった。
公平3-17794 号公報の様に金属炭酸塩を発泡剤として加
熱発泡を行う方法も知られているが、これらの方法はい
ずれも、加熱、気化処理後に残留炭素や残留金属が残
り、それらの残留物とガラス素地との反応による不要な
ガスの発生が避けられないという欠点がある。更に残留
金属が存在すると、ガラス質の主成分である酸化珪素分
の結晶化が促進され、非晶質部分との熱膨張率の差に基
づく歪が発生し、また転移によって局部的に体積が変わ
ったり変形し、あるいは上記と同様にマイクロクラック
が発生して最悪の場合には、破壊が起るという重大な問
題があった。
度のシリカガラスは、化学的な安定性と高温においての
形状安定性及び精密さを維持する低い熱膨張性を合わせ
もつ優れた耐熱素材と言われて来た。特に、例えばアル
ミナやSiC等のセラミックスに比較して比重が軽く、
剛性と低熱膨張性にも優れており、中軽量構造材として
も適した性能を有している。
は、高粘度で発泡が難しい純シリカをベースとしたもの
は、連通気孔を伴った機械的な強度の弱い焼結体やスー
ト等の多孔質体を除いては皆無に等しい。かかる多孔質
体は、高温において耐熱性が劣ったり、あるいは膨張率
が大きいために急激な温度変化により反りや変形、更に
は破壊を起こすなど、通常の建材にはどうにか使用でき
ても、過酷な条件での精密な形状維持性が要求される軽
量断熱材や軽量構造材としては好適とは言えなかった。
は、水酸基(OH基)含有量が100ppm以上の多孔質石英
ガラス母材をアンモニアと反応させた後に、これを 1,5
00℃〜1,700 ℃の高い温度に加熱して溶融発泡させるこ
とにより、高純度の石英(シリカ)ガラス発泡体を得る
ことが提案されている。この方法は、比較的高純度のシ
リカ発泡体を得ることができるが、得られた発泡体は、
例えば 1,000℃以上に保つと熱変形や収縮を起こし易
く、耐熱性や形状安定性に劣り、耐久性と寿命に問題が
ある。また、発泡後の気泡の形や大きさが不均一で、更
に気泡の独立性が充分でない為、特に気泡の大きな粗の
部分や気孔、気泡の連通部分では、断熱性の低下や機械
的な強度が低下するので、軽量断熱材や軽量構造材とし
て充分な性能を有しているとは言えなかった。
ような従来技術による問題点を解決するために、特に、
例えばパイレックス等の他のガラスやアルミナやSiC
等のセラミックスに比較して低熱膨張性に優れている高
純度シリカガラスに着目すると共に、高温断熱及び構造
用の工業材料として優れた特性を持った発泡体部材につ
いて種々の実験研究を重ねた。
損なうことが無く、軽量性、均一性、不燃性及び断熱性
に優れ、過酷な高温条件下においても変形しない形状及
び寸法安定性を合わせもつ耐久性、長寿命性の優れた高
純度シリカガラス質発泡体を提供することにある。ま
た、他の課題は高純度のシリカガラスを構成物質とし、
前記断熱及び構造用の工業材料として優れた特性を持っ
た高純度シリカガラス質発泡体を工業的に有利に製造す
る方法を提供することにある。
記請求項1及び2に記載された要件から成る高純度シリ
カガラス質発泡体及びその好適な製造方法を提供するも
ので、大きな比表面積を有する高純度シリカガラス粉末
をアンモニア化させ、そのアンモニア化されたシリカ母
材を、あるいは、更にこれにアンモニア化されていない
非晶質シリカ粉体を均一に混合した混合物を毎分 0.5℃
以上の昇温速度で 1,350℃以上の温度にまで加熱したの
ち、1,350 〜 1,800℃の範囲内の温度で溶融発泡させる
点が特徴的である。
度の非晶質シリカガラスであって、金属含有量の合計が
100ppm以下であることが重要である。シリカガラスに金
属不純物が含有されていると、含有された金属不純物が
核となり、シリカガラスの結晶化を促進し、結晶質の部
分と非晶質(ガラス質)の部分では膨張率が大きく異な
るので、膨張歪を発生しクラックや破壊を起こす原因と
なる。また、軽度の結晶化によるマイクロクラックであ
っても独立気泡の独立性を犯すのには充分であり、機械
的な強度や断熱性を低下させるという問題がある。更
に、結晶化による歪の発生は、軽量構造体としての形状
精度を損なう。かかる不都合を可及的に抑制し、実用上
の不利益を実質的に回避するには、金属不純物の合計含
有量は100ppm以下に抑制される。
る金属不純物は結晶化を促進するが、実質的にシリカガ
ラスに多く含有され結晶化を促進する金属不純物として
は、例えば、Na、K、Li、Ca、Ni、Fe、C
e、Al、Cu、Zn、Mg、B、Ti等が挙げられ
る。これらの金属不純物のうち、特にNa、K、Li、
Ni、Fe、Ce、Cu、B等は、その拡散が早く結晶
化に寄与しやすいのでそれぞれの含有量が1ppm 以下で
あることが望ましい。
質的に独立気泡から構成されているが、本発明において
実質的とは、独立気泡体積が連通する気孔を含む全気泡
の体積の約60%以上を意味する。独立気泡がより少ない
と、構成シリカガラスの気泡間の隔壁が3次元格子構造
として確立されにくく、あらゆる方向からの力に対して
等しい抵抗性を有する発泡体とならないので望ましくな
い。更に、熱が加わる断熱体としても、発泡体気孔の外
部との連通部が多いと連通部にダストや異物が残留し易
く、加熱時にこれがガス化し悪影響を及ぼすので好まし
くない。また、独立気泡内の残留ガスは、活性の小さい
窒素ガスや二酸化炭素等の安定なガスが望ましく、アン
モニア,塩素,ふっ素等の活性の高いガスの残留がない
ことが重要である。
を考慮した場合、発泡体を構成するシリカガラス中に
は、窒素が0.01重量%以上含まれ、水酸基の含有量は10
0ppm以下であることが極めて望ましい。これは、発泡体
のような格子構造のシリカガラス隔壁からなる構造の場
合、独立気泡による3次元格子構造化も重要であるが、
隔壁自体の高温における粘度が、特に気泡のないバルク
体に比較して、耐熱性に大きく影響するためである。ま
た、水酸基濃度や窒素濃度はシリカガラス内の分子間の
結合の状態に影響があり、結果として耐熱性を決める重
要な要因である粘度を変化させ、特にそれぞれ水酸基濃
度が低く、窒素濃度が高いほど高い粘度と耐熱性が得ら
れることから、この条件を2つとも満足することにより
シリカガラス質の発泡体の著しい耐熱性の向上が得られ
る。しかし、含有される窒素が多すぎると、使用中に窒
素が放出されるので、実質的には、窒素含有量は0.01重
量%〜 0.5重量%の範囲が望ましい。
品に関する技術は、これまで公表されている技術には全
く認められず、これらの特徴的構成要件をもつ本発明の
シリカガラス質発泡体により、はじめて高い形状寸法安
定性と耐久性、精密な断熱性を要求される用途に使用可
能なガラス質発泡体が提供されたのである。
体は、好適には、水酸基を含有し、比表面積が6m2/g以
上の非晶質シリカ母材を 600℃〜 1,300℃のアンモニア
ガスを含んだ雰囲気で熱処理し、ついで 1,350℃〜 1,8
00℃の範囲の温度で加熱発泡させる方法により効果的に
提供される。上記構成を有する本発明の方法は、特に、
アンモニア化処理した非晶質シリカ母材を毎分 0.5℃以
上の早い昇温速度で加熱し、望ましくは減圧雰囲気にて
保って加熱、溶融発泡させることが特徴的である。
母材は、例えば、CVD法で気相合成されたス−ト体や
ゾルゲル法で得られたシリカ乾燥多孔質ゲル等の合成シ
リカ非晶質や、高純度シリカガラス塊を粉砕した非晶質
シリカガラス粉であって、粉体であっても多孔質体であ
っても良いが、6m2/g以上の比表面積を有すること及
びアンモニア化に要求される水酸基を、例えば50〜100p
pm以上含有することが有用である。シリカ母材の比表面
積が6m2/g未満では、充分な水酸基の置換除去が進ま
ず、水酸基が残留してしまい耐熱性が低下し、また同時
にアンモニアの置換及び吸着導入量も減少する為、最終
的な含有窒素も減少し、さらに耐熱性を低下させるので
好ましくない。また、シリカ母材の比表面積が小さい
と、発泡時において独立気泡が形成されにくく望ましく
ないので、粉末形成の実情及びハンドリング様も考慮す
ると本発明の方法に用いられるシリカ母材は、比表面積
が10〜100m2/g程度で、粒径5〜 500μmの多孔性粉
体が実用上好ましい。
としての非晶質のシリカ母材は、比表面積が大きいため
にたとえCVD法やゾルゲル法にて得られたシリカ母材
であっても合成工程や仮焼、粉砕の後処理工程において
不純物に汚染され易く、特にシリカ母材のアンモニア化
処理及び発泡処理直前までの汚染を回避する必要があ
る。よって、本発明の方法に用いられる出発原料として
の非晶質のシリカ母材は、金属不純物、例えばNa、
K、Li、Ca、Ni、Fe、Ce、Al、Cu、Z
n、Mg、B、Ti等をできるだけ含まないことが望ま
しく、得られる発泡体の使用実体からもその合計量は10
0ppm以下であることが重要である。そのうち、特にN
a、K、Li、Ni、Fe、Ce、Cu、B等は拡散が
早く結晶化に寄与しやすいので、それぞれの含有量を1
ppm 以下とすることが好ましい。これらの金属不純物に
よる結晶化促進は発泡加熱時においては結晶化部分では
発泡による気泡の形成が抑制され、発泡体の不均質の原
因となるので好ましくない。
い比表面積を有する非晶質シリカ母材をまずアンモニア
化処理し、ついで、より高温に加熱昇温し発泡処理され
る。アンモニア化処理は、該母材をアンモニア雰囲気中
で 600〜 1,300℃の範囲の温度に加熱して、アンモニア
を反応、あるいは吸着させる。このアンモニア化反応
は、閉じた反応室内に充分量のアンモニアガスを存在さ
せて行われるが、不活性のキャリアガス、例えば、窒素
ガスで2〜3倍程度に希釈した一定濃度のアンモニアガ
スを一定の流速で反応室内に連続的に送り込むことが実
用的である。
り低いと反応速度が遅すぎて実用的でなく、また 1,300
℃を超えると、置換反応によって結合したアンモニア又
は窒素含有ガスが再び遊離し、続く発泡体の成形に悪影
響を与えるので不都合である。好ましい反応温度は 800
〜 1,000℃である。また、そのアンモニア化処理技術
は、得ようとする発泡体の発泡倍率により、あるいはガ
ラスの水酸基の含有量及び反応温度によって異なるが、
通常、1〜5時間程度である。
は、ついで、加熱発泡処理される。その処理は、通常、
100torr 以下の減圧炉内条件下に、毎分 0.5℃以上の昇
温速度で 1,350℃以上に加熱される。この加熱昇温は、
例えば、抵抗加熱式の減圧電気炉の高純度カーボン、S
iC、窒化珪素等からなる耐熱型または耐熱ケース内で
行われ、続いて 1,350〜 1,800℃の範囲の温度に保持さ
れて発泡処理される。この発泡処理温度において、アン
モニアまたは窒素含有ガスが遊離し発泡に寄与するが、
一部は発泡体構成シリカガラス内に窒素として残留す
る。
充分な発泡を行なわれないだけでなく、独立気泡内に活
性なアンモニアガスが熱分解されずに残留し、1,800 ℃
より高温であると発泡が進行しすぎて気泡間が連通化し
気泡の独立性が低下するので、発泡処理温度は 1,350℃
〜1,800 ℃の温度範囲であることが有用である。また、
耐熱性の型やケースは、発泡体の仕上げ形状を規定する
型材の目的に使用することもあるが、これらの耐熱材を
周囲に配置することにより、均熱性を高め均質な発泡を
促進するので望ましい。
囲、少なくとも 1,350℃までを昇温速度を毎分 0.5℃以
上となるように加熱し、好ましくは、その加熱雰囲気は
減圧にされる。 1,350℃まで急速加熱された非晶性シリ
カ母材は 1,800℃までの適切な発泡温度に加熱保持さ
れ、溶融発泡化される。出来上がった発泡体の気泡内部
のガス圧力を発泡体の実用温度 1,300℃以下の範囲にお
いて減圧に保つことがよく、そのためには発泡時の外圧
を大気圧より小さい条件下で発泡させることが望まし
い。
雰囲気で 100torr以下が望ましいが、 1,400℃において
0.5kg/cm2(約 500torr)より低い圧力でないと充分な
1,300℃以下の温度での減圧が確保された気泡の発泡が
行われないので好ましくない。また、密度や気泡サイズ
の制御は、発泡処理時の温度や時間を高くまたは長くす
ると低密度、大泡となり、低くまたは短くすると高密
度、小泡となることにより行うことが出来る。更に、シ
リカ母材の比表面積は、大きければ大きいほど微細で単
位体積当りの独立気泡数の多い発泡体が得られ、また、
シリカ母材が粉体の場合はアンモニア処理されてない別
のシリカ母材を所定の量、例えば、10〜50重量%程度を
混ぜることにより、密度の高い発泡体を得ることが出来
る。本発明の方法においては、実際には、上記の組合せ
条件を選択して、所定の密度、気泡サイズ、気泡数の発
泡体を自由に得ることができる。
ス質発泡体は、その用途に応じて見かけ密度0.1 〜1.2g
/cm3、気泡径50μm〜 8,000μmの範囲に調製される
が、独立気泡径が小さく、密度が高いほど3次元構造の
格子が良く発達し機械的な強度の高い発泡体が提供され
る。他方、軽量性が重視される場合には、強度を犠牲に
して低い見かけの密度に発泡されるが、0.2 〜0.4g/cm3
の見かけ密度及び気泡径100 〜 2,000μmの範囲の発泡
体が実用上好ましい。
う機械的強度の低下が高度に抑制された高い実用性の部
材を提供する。特に、低い熱膨張率化によってヒートシ
ョックによる破損や温度差による歪の発生が効果的に防
止され、恒久的な高温形状安定性が確保されて、これま
での技術に見られないような耐久性の高い高純度シリカ
ガラス質発泡体が提供される。また、本発明の方法によ
れば、実質的に独立気泡からなる気泡均質性の高い高純
度の非晶質軽量発泡体が安定に形成され、含有金属不純
物量、含有窒素濃度、含有水酸基濃度がコントロールさ
れた高純度シリカガラス質発泡体が効果的に製造され
る。
する。 実施例1 四塩化珪素を酸水素火炎中で加水分解するCVD法によ
り、非晶質のシリカスート粉を得た。このシリカスート
粉の比表面積は、BET法による測定で、48m2/gであ
り、また、光拡散法で測定した平均粒径は、約8μmで
あった。更に、このスート粉中に含有される金属不純物
を分析(ICP法)したところ、Na、K、Li、C
a、Ni、Fe、Ce、Mg、Al、Cu、B、Ti及
びZnは、いずれもすべて0.5ppm以下であった。またこ
のシリカスート粉の光拡散法で粒径を調べたところ、平
均粒径が8μmであった。
製の容器に入れ、石英ガラス炉管とアンモニア、窒素ガ
ス導入排出管を備えた内容積1m3の電気炉にて、毎分 3
00mlのキャリヤ窒素ガスに毎分 200mlのアンモニアガス
を混ぜて流しながら 800℃の温度雰囲気中で4時間加熱
反応させアンモニア化した。
を 5.3kgだけシリカガラス容器から取り出し、内径 300
mm、深さ 300mm、肉厚20mmのカーボン製の耐熱容器に移
し、その上から外径 295mm、厚さ約 100mm、重量約10kg
の重石兼落し蓋を載せ抵抗加熱式の減圧炉に入れた。炉
内を、最初に1x 10-2torrまで減圧し、ついで常温から
1,650℃の温度まで毎分5℃の速度で加熱昇温させ、1,
650 ℃の温度に60分間保持した後、常温まで10時間かけ
て降温させた。処理終了後、炉及び耐熱容器から取り出
したシリカガラス質発泡体は、外径 300mm、高さ 250m
m、重量約 5.2kgで見かけ密度約0.3g/cm3であった。
性調査を行ったところ、次のような結果が得られた。 (1)独立気泡含有率;発泡体の見かけ密度と発泡体を
構成するシリカガラス自体の密度を測定し、その多孔性
発泡体を液体に浸漬して得られる連通気孔の体積から算
出される全気孔体積に占める独立気泡含有率は約80%で
あった。 (2)含有金属不純物;ICP法によって含有金属を分
析した結果、Na、K、Li、Ca、Ni、Fe、C
e、Mg、Al、Cu、Zn、B、Tiは、それぞれ各
0.5ppm以下で、これらの金属不純物の合計含有量は2pp
m であった。
反射スペクトル法により、含有水酸基を分析した結果、
10ppm の定量下限以下であった。 (4)含有窒素;不活性ガス融解熱伝導度法によって分
析した窒素含有量は、0.2 重量%であった。
片を破壊し、気泡からでてきた気体をガスクロマトグラ
フ質量分析計で分析した結果、主成分の窒素(N、N
2 )ガスと若干のCO2 ガスが検出された。 (6)熱膨張率;JIS C2141 に準じて測定した結果、25
℃〜 1,000℃における平均線膨張係数が、約6.6 x 10-7
1/℃であった。
定した結果、0.12kcal/m・hr・℃であった。 (8)圧縮強度;得られた発泡体を直径10mmx 高さ10mm
に成形し、毎秒1kg/cm2速度で圧縮力を加えて圧縮破壊
試験を行ったところ、その発泡成形体は、約30kg/cm2で
破壊した。 (9)気泡径;得られた発泡体の気泡を石英ガラスの屈
折率に合わせたマッチングオイル中で、顕微鏡観察をし
たところ、気泡径は 100μm〜 1,000μmの範囲に分布
しており、その平均は約 800μmであった。
実施例1の発泡体を、大気雰囲気の電気炉にて繰り返し
加熱耐久試験を行った。試験は、常温(約25℃)と 1,2
00℃の間において、昇温、降温を20℃/minで約 400回繰
り返し、発泡体の状態を観察した。その結果、変形、ク
ラックは全く見られなかった。
解するCVD法により得られた平均粒径が約8μmでB
ET法による比表面積が約48m2/gの非晶質シリカスート
粉をアンモニア化し、次いで、このアンモニア化粉を1
x 10-2torrの減圧条件下に毎分 0.5℃の昇温速度で 1,6
50℃まで加熱し、更に急速に加熱して、1,750 ℃の温度
に60分間保持して発泡させ、気孔の60%が独立気泡から
なる見かけ密度0.1g/cm3の発泡体を得た。得られた発泡
体のその他の諸物性を後記具体例のそれらと共に後掲表
1及び2にまとめて示す。なお、この実施例の発泡体
は、実施例1の発泡体に比べて圧縮強さは劣るが、熱伝
導率が極めて小さく断熱性に優れていることが確認され
た。また、400 回の加熱−冷却繰り返し耐久試験では同
様にに変形やクラックは全く見られなかった。
て得られたスート粉を、1,300 ℃の温度にて仮焼し、平
均粒径が約 100μm、BET法による比表面積が30m2/g
の非晶質シリカ粉を得た。これを実施例1と同様なアン
モニア化処理及び発泡処理を行って、見かけ密度0.9g/c
m3で、水酸基及び窒素含有量がそれぞれ10ppm 以下及び
0.01重量%のシリカガラス質発泡体を得た。得られた発
泡体について前記の諸物性を調査したところ、実施例1
の発泡体より熱伝導率が大きく断熱性がやや劣るが、圧
縮強さに優れていることが確認された。また、得られた
発泡体を実施例1と同様な繰り返し加熱耐久試験を行な
ったところ変形、クラックは全く見られなかった。
て得られたスート粉を、1,300 ℃の温度にて仮焼し、平
均粒径が約 200μm、BET法による比表面積が10m2/g
の非晶質シリカ粉を得た。これを実施例1と同様なアン
モニア化処理及び発泡処理を行い、更に発泡化処理にお
いて、温度プログラムを 1,650℃まで毎分10度の速度で
昇温させ、更に加熱して1,750 ℃にて60分だけ保持する
ように変更して発泡処理を行い、発泡体を得た。
ところ、水産基含有量が多く、窒素含有量が少ない発泡
体で、実施例1より熱伝導率が大きく、断熱性がやや劣
るものの、実施例1とほぼ同等の圧縮強さの発泡体であ
ることが確認された。しかし、実施例1と同様な繰り返
し加熱耐久試験を行なったところ、若干の変形と、試験
前の見かけ体積に対して約10%程度の体積収縮が見られ
た。
火炎中で加水分解し得られた平均粒径が約8μmでBE
T法による比表面積が約48m2/gの非晶質シリカスート粉
をアンモニア化処理し、更に実施例1と同様な発泡処理
において、1,650 ℃まで毎分 0.5℃にて昇温し、1,750
℃の温度で60分間保持して発泡処理を行い発泡体を得
た。得られた発泡体の諸物性の調査を行った結果、水酸
基含有量及び、窒素含有量とも小さく実施例1より熱伝
導率が大きく断熱性が大きく劣る発泡体が得られた。
調査結果を後記表1及び2に各具体例のそれらと共にま
とめて示した。更に実施例1と同様な繰り返し加熱耐久
試験を行った結果、部分的な変形と、試験前の見かけ体
積に対して約5%の体積収縮も見られた。また、気泡の
分布を観察したところ、発泡体中心付近から帯状の気泡
の少ない透明な層が多数みられ、密度も含めて分布が不
均質であることが分かった。
カガラスを、金属製のハンマーにて粗粉砕し、これに炭
酸カルシウムと酸化セリウム及びカーボン粉を約 5/200
重量%だけ加え、アルミナ製のボールミルにて混合微粉
砕し、平均粒径が約10μmでBET法による比表面積が
4m2/gの混合非晶質シリカ粉を得た。これを実施例1と
同様な発泡処理において 1,750℃まで毎分15℃にて昇温
し、更に1,750 ℃にて60min だけ保持するようにして、
炭酸カルシウムを分解気化させるとともに、カーボンも
酸化気化させて発泡処理を行い発泡体を得た。
ころ、特に含有金属不純物の分析(ICP法)におい
て、Cu、Zn、Mg、B、Tiがそれぞれ約0.5ppm、
Na、K、Li、Niがそれぞれ約2ppm 、Feが約10
ppm 、Al、Ca、Ceがそれぞれ約30〜50ppm であ
り、OH基含有量が多く、窒素含有のほとんどない発泡
体であった。また、熱膨張率は、他の実施例に比較して
極めて大きいものになっており構造体と寸法精度に純度
の影響が大きいことがわかる。さらに実施例1と同様な
繰り返し加熱耐久試験を行ったところ、約 200回目で表
面に多数のマイクロクラックとひび割れや剥離物が観察
され、約 400回目には、発泡体に大きなひび割れと編目
状のクラックの進行により一部が崩壊した。
変形と試験前の見かけ体積に対して約60%以上の体積収
縮も見られた。更に繰り返し試験後の発泡体の一部を剥
し、X線回折法で調査したところ、結晶質のクリストバ
ライトが検出され、耐久性低下に金属不純物と結晶化が
悪影響を及ぼしていることがわかった。
ーゲット上に堆積させ、比表面積が5m2/gで、直径80m
m、長さ 100mmの多孔質シリカガラス母材を得た。次い
でこの多孔質シリカ母材を毎分 400mlのキャリア窒素ガ
スに毎分 2,500mlのアンモニアガスを混ぜて流しなが
ら、1,000 ℃の温度雰囲気中で2時間反応させたのち、
これを大気中で毎分10℃の速度にて 1,600℃まで昇温
し、さらに1,600 ℃にて10分保持し発泡処理を行い発泡
体を得た。
調査を行なったところ、水酸基の含有量が多く、窒素含
有量が少ないだけでなく、独立気泡含有率が30%と低
く、他の実施例に比較して、熱伝導率が大きく、断熱性
圧縮強さともに劣っていることが確認された。また、実
施例と同様な繰返し加熱耐久試験を行なったところ、変
形と約30%の堆積収縮が見られた。以上の実施例1、
2、3、4、5及び比較例1の発泡体の物性測定結果を
表1及び表2にまとめて示した。
例と従来の石英ガラス体及び多孔質体との耐熱性につい
て比較を行った。
厚8mm、幅15mm及び長さ85mmの短冊片を製作した。これ
を長さ方向の中央から40mm(80mmスパン)の2点を支点
とし、大気雰囲気の電気炉にて 1,280℃にて20時間加熱
した時の自重による中央のたわみ熱変形量を測定したと
ころ、約 1.9mmの変形が観察された。
積させることにより直接透明な高純度合成石英ガラスを
製造する直接法にて得られた、窒素を殆ど含まず、OH
が約700ppmのシリカガラスインゴットから、実施例6と
同様な肉厚8mm、幅15mm、長さ85mmの短冊片を製作し、
実施例6と同様に加熱試験したところ、約 2.9mmの変形
が観察された。
カガラスのボールミルにて粉砕し、粒径60〜 300μmの
粉体を得た。このシリカガラス粉体を 1,350℃にて2時
間焼結し、見かけ密度0.9g/cm3の多孔質焼結体を製造
し、実施例4と同様な短冊片を製作した。これに同様な
加熱試験を行ったところ、約16mm以上の変形が観察され
た。
から、本発明のシリカガラス質発泡体は、従来の無孔質
のシリカガラス体と同等以上の耐熱性を維持しながら、
軽量を兼ね備えることが可能な部材であることが判る。
不燃性、保温断熱性、耐熱変形性という軽量断熱材とし
ての優れた特性と耐荷重性、低熱膨張性及び形状安定性
等の軽量構造体としての優れた特性を兼ね備え、しかも
金属不純物をほとんど含まない非晶質シリカガラスをベ
ースとする高い耐久性、非汚染性を有する耐熱性部材を
提供する。急昇降温、高温電気炉や超精密部材等の断熱
部材や構造部材に広く利用される軽量素材として、その
工業的な利用価値は著しく高い。また、本発明の方法
は、上記のようなシリカガラス質発泡体を容易に且つ効
果的に製造することができ、低コストで提供できるので
工業的に極めて有利である。
Claims (3)
- 【請求項1】 含有金属不純物が100ppm以下で、0.01重
量%以上の窒素及び100ppm以下の水酸基を含有する非晶
質シリカガラスで構成され、且つ見掛け密度0.1〜1.2g
/cm3を有する実質的に独立気泡から成る高純度シリカ
ガラス質発泡体。 - 【請求項2】 水酸基を含有し、比表面積が6m2/g以
上で含有金属不純物100ppm以下の非晶質シリカ母材をア
ンモニア雰囲気中で 600〜1,300 ℃の範囲の温度に加熱
してアンモニア化させ、そのアンモニア化されたシリカ
母材を毎分0.5 ℃以上の昇温速度で 1,350℃以上の温度
に加熱したのち、1,350 〜1,800 ℃の範囲の温度で発泡
させることを特徴とする高純度シリカガラス質発泡体の
製造方法。 - 【請求項3】 水酸基を含有し、比表面積が6m 2 /g以
上で含有金属不純物100ppm以下の非晶質シリカ母材をア
ンモニア雰囲気中で 600〜1,300 ℃の範囲の温度に加熱
してアンモニア化させ、且つ5〜 500μmの粒度の粉体
に調整された非晶質シリカ母材に、アンモニア化されて
いない同様な粒度に調整された非晶質シリカ粉体を均一
に混合して、該混合物を毎分0.5 ℃以上の昇温速度で
1,350℃以上の温度に加熱した後、1,350 〜1,800 ℃の
範囲の温度で発泡させることを特徴とする高純度シリカ
ガラス質発泡体の製造方法。
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1992
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