JP3394323B2 - 高純度シリカガラス質発泡体の製造方法 - Google Patents
高純度シリカガラス質発泡体の製造方法Info
- Publication number
- JP3394323B2 JP3394323B2 JP13966894A JP13966894A JP3394323B2 JP 3394323 B2 JP3394323 B2 JP 3394323B2 JP 13966894 A JP13966894 A JP 13966894A JP 13966894 A JP13966894 A JP 13966894A JP 3394323 B2 JP3394323 B2 JP 3394323B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- temperature
- quartz glass
- foaming
- opaque quartz
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/06—Glass compositions containing silica with more than 90% silica by weight, e.g. quartz
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C11/00—Multi-cellular glass ; Porous or hollow glass or glass particles
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2201/00—Glass compositions
- C03C2201/02—Pure silica glass, e.g. pure fused quartz
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2201/00—Glass compositions
- C03C2201/80—Glass compositions containing bubbles or microbubbles, e.g. opaque quartz glass
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Description
発泡体の製造方法に関し、詳しくは軽量で高温における
断熱性、不燃性、形状安定性を有し、かつ耐久性の優れ
たシリカガラス質発泡体の製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ガラス質発泡体は、軽量にして不
燃性及び断熱性に優れているところから、建材用や耐熱
構造材として使用されてきた。ところが、最近、ガラス
質発泡体の有する化学的安定性、純度、耐熱性が注目さ
れ出し、それらの特性を利用した部材が、例えば半導体
製造分野で使用されうようになってきた。 【0003】上記ガラス質発泡体は、所定の粒度に粉砕
したガラス粉末に、カーボン発泡剤と酸化助剤を加えて
加熱発泡させるか、あるいは前記ガラス粉末に尿素、そ
の他の有機物、または金属炭酸塩の発泡剤を加え、それ
を加熱発泡させて製造されている。特に、高温耐熱性の
要求されるガラス質発泡体の製造法としては、前記ガラ
ス粉末に、アルミナ、ジルコニア、チタニア、ボロン酸
化物または、炭化珪素等のセラミックス粉を配合し、そ
れをアンモニア化したのち加熱発泡する方法が採られて
いる。しかしながら、これらの製造方法で得られたガラ
ス質発泡体は、そのいずれにも、残留未反応の窒素分
や、アンモニア分や、炭素や金属不純物が残存し、それ
が原因で不要なガスが発生したり、あるいは不純物とガ
ラスとの熱膨張率差によってガラス中に歪が生じ、変形
やクラックが発生する等の欠点があった。また、前記セ
ラミックス粉の含有量が、1wt%以上となると、金属
不純物が焼結助剤として作用し、十分な発泡が得られな
いという欠点があった。 【0004】上記ガラス質発泡体を半導製造用部材とし
て使用するには一層の高純度化が必要であるが、かかる
高純度ガラス質発泡体の製造方法として、水酸基(OH
基)含有量が100ppm以上の高純度の多孔質石英ガ
ラス母材をアンモニアと反応させた後に、これを1,5
00〜1,700℃の温度に加熱して溶融発泡させるも
のがある(特開平1−308846号公報参照)。この
ガラス質発泡体の製造方法では、アンモニアが高温で腐
食性および爆発性が強いために危険性が非常に高く、ま
た手間、コストも非常に高いなど製造上大きな問題点が
あった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】こうした現状を踏まえ
て、本発明者等が鋭意研究を重ねた結果、不透明石英ガ
ラス体を減圧下にて加熱発泡させることにより上記欠点
のないシリカガラス質発泡体が得られることを見出し、
本発明を完成したものである。 【0006】すなわち、本発明は、気泡が独立気泡で、
しかもその分布が均一で断熱性に優れ、かつ半導体汚染
物質の放出がなく、過酷な高温条件下においても寸法安
定性が高く、耐久性に優れた高純度シリカガラス質発泡
体を工業的に有利に製造する方法を提供することを目的
とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、比重が1.7〜2.18g/cm3、気泡直径が
10〜200μm、気泡総体積が1〜30%の不透明石
英ガラス体を減圧下、1,400℃〜2,000℃の温
度範囲で加熱発泡することからなる高純度シリカガラス
質発泡体の製造方法に係る。 【0008】上記製造方法に用いられる不透明石英ガラ
ス体は、高純度の天然石英結晶粉をカーボン鋳型中に充
填し不活性ガス雰囲気の大気圧下で、室温から1,50
0℃までは、20℃/min以下の昇温速度で、1,5
00℃から1,700℃までの温度までは、10℃/m
in以下の昇温速度で昇温し、1,700℃から1,8
00℃の温度範囲で加熱溶融することによって得られ
る。得られた不透明石英ガラス体は比重1.7〜2.1
8g/cm3、気泡直径10〜200μm、気泡総体積
1〜30%であって、微細な気泡が均一に分散している
不透明石英ガラス体である。前記不透明石英ガラス体は
不活性雰囲気中で高温に加熱されて製造されるところか
らガラス中に水酸基が完全に除去されたガラス体であ
る。 【0009】上記高純度天然結晶石英粉とは、鉱山から
産出したシリカ原料を幾種類かの洗浄工程を経たのちナ
トリウム、カリウム濃度が各々0.5ppm以下、その
他の不純物、例えば、Al濃度が20ppm以下、Ca
濃度が1ppm以下、Li濃度が1ppm以下の天然結
晶石英粉とし、さらに米国特許第4,983,370号
明細書に記載の方法にて化学的に純化し、ナトリウム、
カリウム濃度が各々0.2ppm以下、Fe濃度が0.
1ppm以下、Mg濃度が0.05ppm以下、Zr濃
度が0.1ppm以下、Al濃度が20ppm以下、C
a濃度が1ppm以下、Li濃度が1ppm以下の結晶
石英粉をいう。 【0010】本発明は、上記不透明石英ガラス体を再度
カーボン鋳型中に設置して減圧下に、1,400〜2,
000℃の温度範囲に加熱し、前記不透明石英ガラス体
に含まれている気泡を膨張させ発泡させるシリカガラス
質発泡体の製造方法である。前記発泡時の雰囲気の圧力
は、不透明石英ガラス体製造時の圧力以下であればよい
が、大きな発泡状態を得るには、減圧度が低ければ低い
程好ましい。また、加熱発泡温度は、1,400℃〜
2,000℃、好ましくは1,500〜1,850℃が
好適であり、該温度が1,400℃未満では、充分な発
泡体が得られず、また加熱温度が2,000℃を超える
と、溶融が進行し、透明化してしまう。発泡状態の調整
は、不透明石英ガラス体の気泡状態、発泡成形時の圧
力、温度条件を任意に設定することにより所望の密度、
気泡サイズ、気泡数の発泡体を製造することができる。 【0011】本発明の製造方法で特に高温耐熱性に優れ
たシリカガラス質発泡体を製造するには、不透明石英ガ
ラス体製造用シリカ粉末に、アルミナ、ジルコニア、チ
タニア、ボロン酸化物、窒化珪素または炭化珪素等のセ
ラミックス粉を1wt%以上を配合するのが良い。 【0012】 【実施例】次に本発明を具体例によりさらに詳細に説明
するが、以下で使用する結晶粉は、原料結晶粉とその1
80μm以上の粒度の粒子を除去した結晶粉Aであり、
それらの粒度分布(使用した結晶粉を篩い分けした際
に、メッシュ開口が表中の粒径欄に示す篩い上に残った
重量割合を言う)を表1に示す。 【0013】 【表1】注)表中、数値は重量%である。 【0014】また、各例の物性値の測定は以下の方法に
よる。 (1)独立気泡含有率:発泡体の見かけ密度と発泡体を
構成するシリカガラス自体の密度を測定し、その多孔性
発泡体を液体に浸漬して得られる連通気孔の体積から算
出される全気孔体積に占める独立気泡の含有率。 (2)金属不純物濃度:原子吸光法による測定。 (3)含水酸基濃度:FT−IRによる拡散反射スペク
トル法による測定。 (4)平均熱膨張率:25℃〜700℃の膨張率をLI
X−1(レーザ熱膨張計)で測定した平均値。 (5)熱伝導率:比熱を断続型連続法で、熱拡散率をレ
ーザーフラッシュ法で測定し、熱伝導率=比熱×密度×
熱拡散率の式から求めた値。 (6)圧縮強さ:直径10mm×高さ10mmの発泡体
を毎秒1kg/cm2の速度で圧縮力を加えた圧縮破壊
試験の値。 (8)気泡径:発泡体の気泡を石英ガラスの屈折率に合
わせたマッチングオイル中で、顕微鏡観察した値。 (9)比重:アルキメデス法による測定 (10)独立気泡中の気体の分析:ガスクロマトグラフ
質量分析法による測定。 【0015】実施例1 結晶粉Aを内径200mmφ×高さ200mmの高純度
カーボン容器に深さ200mmまで充填し、それを真空
炉内に設置し、窒素をフローさせながら温度を室温から
1,500℃までは、20℃/minの昇温速度で1,
500℃から1,750℃の温度までは、10℃/mi
nの昇温速度で昇温し、1,750℃で60分間保持し
加熱溶融した。得られた不透明石英ガラスブロックから
サンプルを切り出し、このサンプルについて、気泡密
度、気泡体積、気泡断面積、比重を測定した。その結
果、気泡密度は478,200個/cm3、気泡体積は
8.8%、比重は2.115g/cm3であった。 【0016】上記石英ガラスブロックを外径200mm
φ×高さ100mmに切り出し、それを内径200mm
φ×高さ500mmの高純度カーボン容器内に設置し、
該容器を真空炉内に移動し、10ー1torr以下の真空
下に保持して、温度を室温から1,500℃までは、2
0℃/minの昇温速度で1,500℃から1,750
℃の温度までは、10℃/minの昇温速度で昇温し、
1,750℃で60分間保持し加熱溶融した。得られた
高純度シリカガラス質発泡体は、外径200mmφ×高
さ400mmの寸法を有し、その見かけ密度は約0.5
g/cm3であった。得られたシリカガラス質発泡体ブ
ロックはブロック体全域に渡り。均一な発泡状態であ
り、密度のばらつきは0.45〜0.55g/cm3で
あった。このブロック体からサンプルを切り出し、独立
気泡含有率、金属不純物濃度、含水酸基濃度、平均熱膨
張率、熱伝導率、圧縮強度および気泡径を測定した。そ
れらの結果を表3、4に示す。 【0017】次に、残った外径200mmφ×高さ20
0mmの発泡体を大気雰囲気の電気炉にて室温と1,2
00℃の間において昇温、降温を20℃/minで約4
00回繰り返し加熱耐久試験を行ったっその結果、変
形、クラックは、全く見られなかった。また、発泡体片
を破壊し、気泡からでてきた気体を分析したところ、主
成分の窒素ガス以外は、検出限界以下の値であった。 【0018】実施例2 原料結晶粉を石英ガラス管を炉芯管とする電気炉内に設
置し、塩化水素/窒素の50/50の雰囲気下、1,2
00℃で1時間熱処理し、金属不純物の純化を行った。
この純化結晶粉を原料として実施例1の製造方法で気泡
密度270,000個/cm3、気泡の総体積7.8
%、比重2.125g/cm3の不透明石英ガラス体を
作成し、該不透明石英ガラス体を実施例1と同様に発泡
を行った。得られた高純度シリカガラス質発泡ブロック
は、外径200mmφ×高さ290mmの寸法を有し、
その見かけ密度は約0.7/cm3であった。この高純
度シリカガラス質発泡体ブロックはブロック全域に渡り
気泡が均一に分布し、気泡密度の分散は0.65〜0.
75g/cm3の範囲であった。前記シリカガラス質発
泡体ブロックからサンプルを切り出し、実施例1と同様
に各物性値の測定を行った。その結果を表3、4に示
す。 【0019】また、発泡体片を破壊し、気泡からでてき
た気体を分析したところ、主成分の窒素ガス以外は、検
出限界以下の値であった。 【0020】比較例1 天然結晶粉を粗粉砕し、これに炭酸カルシウムと酸化セ
リウム及びカーボン粉を約2.5重量%だけ加え、アル
ミナ製のボールミルにて混合微粉砕した。これを内径2
00mmφ×高さ200mmのカーボン性鋳型中に高さ
200mmまで充填し、さらに重量6kgの落とし蓋を
載せ、それを真空炉内に設置して、10ー2torr以下
の真空下に保持して、温度を室温から1,500℃まで
は、20℃/minの昇温速度で1,500℃から1,
750℃の温度までは、10℃/minの昇温速度で昇
温し、1,750℃で60分間保持し加熱溶融した。室
温まで冷却したところで取りだした。得られたシリカガ
ラス発泡体は、内径200mmφ×高さ200mmで、
見かけ密度は約0.3g/cm3であった。この発泡体
について各物性を実施例1と同様に求めた。その結果を
表3、4に示す。 【0021】本例の発泡体中の金属不純物濃度は高く、
この素材で半導体用治具を作成したところ、半導体の歩
留まりの低下や、シリコンウエハー中に欠陥が多くみら
れた。更に実施例1と同様の繰返し加熱耐久試験を行っ
たところ、約200回目で表面に多数のマイクロクラッ
クとひび割れや剥離物が観察され、約400回目には、
発泡体に大きなひび割れと網み目状のクラックの進行が
起こり一部が崩壊した。 【0022】比較例2 四塩化珪素を酸水素火炎中で加水分解しこれを棒状ター
ゲット状に堆積させ直径80mmφ、長さ100mmの
多孔質シリカガラス体を得た。次いでこの多孔質シリカ
体を毎分400mlのキャリア窒素ガスに毎分2,50
0mlのアンモニアガスを混ぜて流しながら1,000
℃の温度雰囲気中で2時間反応させた後、これを大気中
で毎分10℃の速度にて1,600℃まで昇温し、さら
に1,600℃にて10分保持し発泡処理を行った。得
られた発泡体の1部を採取し、各物性を実施例1と同様
に求めた。その結果を表3、4に示す。 【0023】比較例3 実施例1と同様な結晶粉Aを使用して不透明石英ガラス
体を作成するに当たり、1,800℃まで10℃/mi
nで昇温し、1,800℃で60分間保持し溶融した。
得られた不透明石英ガラス体中の含有気泡分布は、不均
一で特にブロック中央部付近に径の大きな気泡が分布し
た。この中央部の気泡径は最大約5mmであった。この
不透明石英ガラス体を用いて、発泡を実施例1と同様に
行った。得られた発泡体は、中央部付近に大きく粗な部
分が発生していた。粗の部分の大きさは直径が最大30
mmφであり、中央部付近は発泡体として使用不可能で
あった。この発泡体について各物性を実施例1と同様に
求めた。その結果を表3、4に示す。 【0024】比較例4 実施例1と同様な方法で得られた不透明石英ガラス体
を、発泡するに当たり、真空度が、50mmHgである
外は、実施例1と同様の発泡を行った。得られた発泡体
は、充分な発泡が得られず、内径200mmφ×高さ1
50mmで、見かけ密度は約1.9g/cm3であっ
た。見掛け密度の分散は1.85〜1.95g/cm3
であった。この発泡体について各物性を実施例1と同様
に求めた。その結果を表3、4に示す。 【0025】比較例5 実施例1と同様な方法で得られた不透明石英ガラス体
を、発泡するに当たり、溶融温度が1,350℃である
外は、同様な発泡を行った。得られた発泡体は、充分な
発泡が得られず、内径200mmφ×高さ150mm
で、見かけ密度は約1.9g/cm3であった。この発
泡体について各物性を実施例1と同様に求めた。その結
果を表3、4に示す。 【0026】 【表2】 【0027】 【表3】【0028】上記表3、4から明らかなように本発明の
シリカガラス質発泡体は、熱伝導率が小さく、圧縮強度
が高く、繰返加熱を行う加熱耐久試験によっても変形、
クラックの発生がない。 【0029】 【発明の効果】本発明は、不透明石英ガラスを単に減圧
下で加熱発泡することにより実質的に独立気泡からなる
発泡体を製造でき、しかも得られた発泡体は軽量で、断
熱性、高温における寸法安定性、耐久性に優れ、半導体
工業で要求される要件を充分満たし半導体処理用治具素
材として有用な発泡体である。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】比重が1.7〜2.18g/cm3、気泡
直径が10〜200μm、気泡総体積が1〜30%の不
透明石英ガラス体を減圧下、1,400℃〜2,000
℃の温度範囲で加熱発泡することを特徴とする高純度シ
リカガラス質発泡体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13966894A JP3394323B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 高純度シリカガラス質発泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13966894A JP3394323B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 高純度シリカガラス質発泡体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07330376A JPH07330376A (ja) | 1995-12-19 |
JP3394323B2 true JP3394323B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=15250644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13966894A Expired - Fee Related JP3394323B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 高純度シリカガラス質発泡体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3394323B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6676826B1 (ja) * | 2018-12-14 | 2020-04-08 | 東ソー・クォーツ株式会社 | 不透明石英ガラスの製造方法 |
DE112019007431T5 (de) | 2019-06-03 | 2022-02-17 | Tosoh Quartz Corporation | Opakes Quarzglas und Verfahren zum Herstellen von diesem |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT510968B1 (de) * | 2011-02-10 | 2012-08-15 | Gst Marketing Service Und Vertriebs Ges M B H | Verfahren zum herstellen eines porösen steinerzeugnisses aus kristallinem naturstein |
US10370304B2 (en) * | 2012-11-29 | 2019-08-06 | Corning Incorporated | Fused silica based cellular structures |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP13966894A patent/JP3394323B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6676826B1 (ja) * | 2018-12-14 | 2020-04-08 | 東ソー・クォーツ株式会社 | 不透明石英ガラスの製造方法 |
DE112018008204T5 (de) | 2018-12-14 | 2021-09-09 | Tosoh Quartz Corporation | Verfahren zum Herstellen eines opaken Quarzglases |
DE112019007431T5 (de) | 2019-06-03 | 2022-02-17 | Tosoh Quartz Corporation | Opakes Quarzglas und Verfahren zum Herstellen von diesem |
US12006242B2 (en) | 2019-06-03 | 2024-06-11 | Tosoh Quartz Corporation | Opaque quartz glass and method of manufacturing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07330376A (ja) | 1995-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101403349B1 (ko) | 합성 불투명 석영유리 및 그 제조방법 | |
KR101313647B1 (ko) | 실리카 용기 및 그 제조방법 | |
US11053152B2 (en) | Spray granulation of silicon dioxide in the preparation of quartz glass | |
JP4903288B2 (ja) | シリカ容器及びその製造方法 | |
KR101911566B1 (ko) | 석영 유리 응용분야를 위한 고순도 이산화규소 과립 및 상기 과립의 제조 방법 | |
US20110183138A1 (en) | Method for producing quartz glass doped with nitrogen and quartz glass grains suitable for carrying out the method | |
EP2431338A1 (en) | Silica vessel and process for producing same | |
TW201733929A (zh) | 不透明石英玻璃體的製備 | |
TW201736289A (zh) | 合成石英玻璃晶粒的製備 | |
TW201731767A (zh) | 自二氧化矽粉末製備石英玻璃體 | |
JP2013530920A (ja) | 高純度合成シリカおよびその高純度合成シリカから製造されたジグなどの製品 | |
TW201733932A (zh) | 石英玻璃製備中之二氧化矽粉末的蒸氣處理 | |
JP3578357B2 (ja) | 耐熱性合成石英ガラスの製造方法 | |
JP3394323B2 (ja) | 高純度シリカガラス質発泡体の製造方法 | |
KR20090039668A (ko) | 합성 유리질 실리카의 대형 제품 제조방법 | |
JP3368547B2 (ja) | 不透明石英ガラスおよびその製造方法 | |
JPH07277751A (ja) | 合成石英ガラス部材の製造方法 | |
JPH0881226A (ja) | 高純度、高耐熱性石英ガラスの製造方法 | |
US2600525A (en) | Cellular glass of increased durability | |
JP2875686B2 (ja) | 高純度シリカガラス質発泡体及びその製造方法 | |
KR19980042540A (ko) | 실리카겔, 합성석영유리분말 및 석영유리의 성형품 | |
Thomas et al. | Thermal properties of Australian sedimentary opals and Czech moldavites | |
JPH0912322A (ja) | 高純度透明石英ガラス及びその製造方法 | |
JPS63166730A (ja) | 石英ガラスの製造方法 | |
Mohammed et al. | Preparation and characterization of foam glass from soda lime silicate glass waste by using different dosages of limestone |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090131 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090131 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100131 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110131 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110131 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120131 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120131 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130131 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130131 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140131 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |