JP2875252B1 - 足掛具の取付装置 - Google Patents

足掛具の取付装置

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JP2875252B1
JP2875252B1 JP10092244A JP9224498A JP2875252B1 JP 2875252 B1 JP2875252 B1 JP 2875252B1 JP 10092244 A JP10092244 A JP 10092244A JP 9224498 A JP9224498 A JP 9224498A JP 2875252 B1 JP2875252 B1 JP 2875252B1
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英三 高橋
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三山工業株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 小径の芯金を用いても、該芯金を覆う合成樹
脂の端部を外方へ拡開させることにより、小径の芯金を
用いてもその製作及び取り付け作業が容易で、コスト安
の気密で強固な足掛具の取付装置を提供する。 【解決手段】 足踏部6と側部5を芯金7とそれを覆う
合成樹脂8で形成すると共に、マンホ―ル壁2を貫通し
段付き孔12内まで脚部4を構成する芯金を延長させ、
該脚部の芯金の外周に段部13近傍まで貫通孔3と略同
径の合成樹脂層を形成すると共に、該芯金の先端部にね
じ部14を形成し、マンホ―ル壁の外側から、前記段部
に当接するパッキン15と、鍔付きの円筒体16と、ナ
ット17を順次脚部の芯金に挿通し、ナットにより円筒
体の先端部に形成した尖縁を脚部に形成した前記合成樹
脂層の端部に当接・圧入させて、該合成樹脂層の端部を
外方へ拡開して前記貫通孔に圧着させた足掛具の取付装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足踏部とその両側
に位置する側部とマンホ―ル壁内に挿入される脚部とを
有し、前記足踏部と側部とを芯金とそれを覆う合成樹脂
で形成した、マンホ―ルに取付けられる足掛具の取付装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,足踏部とその両側に位置する側部
とマンホ―ル壁内に挿入される脚部とを有する足掛具に
おいて、前記足踏部と側部を芯金とそれを覆う合成樹脂
で形成すると共に、前記マンホ―ル壁を貫通し段付き孔
内まで前記脚部を構成する芯金を延長させ、該脚部の芯
金の外周に段部の上流側で貫通孔と略同径の合成樹脂層
を形成すると共に、該芯金の先端部にねじ部を形成し、
マンホ―ル壁の外側から、前記合成樹脂層の端面に当接
する弾性体からなる円錐台状のブッシュと、前記段部に
当接するワッシャと、ナットを順次脚部の芯金に挿通
し、ナットにより前記ブッシュを押圧して該ブッシュの
外周を前記貫通孔に圧着させるようにした足掛具の取付
装置は例えば実用新案登録第3008446号公報に示
すように公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公知の
ものでは、ブッシュの外周を貫通孔に容易に圧着させる
ために、該ブッシュに形成した嵌合孔に拡径部を形成し
たり、芯金に傾斜部を加工したりするため、芯金として
小径のものが利用できないばかりか、必然的にその作業
も面倒でありコスト高となるものである。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、小径の芯金を用いても、該芯金を覆う合成樹脂
の端部を外方へ拡開させることにより、小径の芯金を用
いてもその製作及び取り付け作業が容易で、コスト安の
気密で強固な足掛具の取付装置を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における足掛具の取付装置は、足踏部と側部
を芯金とそれを覆う合成樹脂で形成すると共に、マンホ
―ル壁を貫通し段付き孔内まで脚部を構成する芯金を延
長させ、該脚部の芯金の外周に段部近傍まで貫通孔と略
同径の合成樹脂層を形成すると共に、該芯金の先端部に
ねじ部を形成し、マンホ―ル壁の外側から、前記段部に
当接するパッキンと、鍔付きの円筒体と、ナットを順次
脚部の芯金に挿通し、ナットにより円筒体の先端部に形
成した尖縁を脚部に形成した前記合成樹脂層の端部に当
接・圧入させて、該合成樹脂層の端部を外方へ拡開して
前記貫通孔に圧着させたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は本発明の一実施
例に関するものであり、図1は本発明に係る足掛具の取
付装置をマンホ―ルに適用した要部平面図、図2はその
正面図、図3はその側面図、図4は円筒体の先端部と合
成樹脂層の端部の状態を示す断面図である。
【0007】図において、1は足掛具の全体を示すもの
であり、該足掛具1は、それぞれマンホ―ルのコンクリ
―ト壁2内の貫通孔3に固定される脚部4を有する側部
5,5と、該側部5,5間に配置される足踏部6とを備
えている。
【0008】前記足踏部6は直線状の芯金7に合成樹脂
層8の被覆がなされたものであり、該合成樹脂層8の被
覆は足踏部6の中央部Sから両端に向けて1度ないし5
度のロフト角で厚みを増すようになされ、該合成樹脂層
8の上面に滑止め9用の凹凸が、また側面に波形の握り
部10が形成されており、また、該両端部の合成樹脂層
8の外周には反射体11,11が取付けられるようにな
っている。
【0009】また、前記側部5も直線状の芯金7(足踏
部6と連続したもの)に合成樹脂層8(足踏部6と連続
したもの)の被覆がなされたものであり、脚部4は該側
部5からの芯金7が延長して構成されるものである。そ
して、脚部4にも、途中まで(その範囲は後述する)合
成樹脂層8の被覆がなされている。
【0010】前記マンホ―ルのコンクリ―ト壁2にはそ
の外面から段付き孔12が形成され、該孔12の段部1
3からマンホ―ルのコンクリ―ト壁2の内面に向けて前
記貫通孔3が形成されている。そして、足掛具1の取り
付け時には前記脚部4の先端部は段付き孔12内まで延
び、該先端部にはネジ部14が形成されている。
【0011】この足掛具1に使用される芯金7の径は従
来の芯金の径に比して小径のものが使用され得るように
なっている。即ち、マンホ―ルのコンクリ―ト壁2に貫
通孔を形成するための冶具では、通常例えば19mm径
の貫通孔を作成している。そのため、例えば16mm径
の芯金7を用いた場合には、芯金7の外周と貫通孔3と
の間にはかなり大きな空隙が生じる。そこで、脚部4の
芯金7に前記段部13の近傍まで貫通孔3と略同径の合
成樹脂層8を形成する。
【0012】そして、前記脚部4の芯金7には、前記段
部13に当接するパッキン15と、強化プラスチック等
からなる鍔付きの円筒体16と、ナット17が順次挿通
されるようになっている。また、前記円筒体16の先端
部には先細の尖縁18が形成されている。
【0013】以上のような構成からなる足掛具の取付装
置であるので、先ず,足掛具1の芯金を従来例のものに
比して小径のものを使用する場合には、従来の冶具によ
って形成されるコンクリ―ト壁2の貫通孔3の径と略同
径になるように、脚部4における芯金7への合成樹脂層
8の被覆を厚くする。
【0014】そして、該足掛具1をコンクリ―ト壁2に
組付けるには、先ずコンクリ―ト壁2に形成した前記貫
通孔3に足掛具1の脚部4を通し、芯金7のねじ部14
を前記段付き孔12内に位置させる。次いで、該芯金7
にパッキン15を挿通し該パッキン15を前記段部13
に当接させる。次に鍔付きの円筒体16を芯金7に挿通
し且つその円筒部をパッキン15の孔を通過させて貫通
孔3内に位置させる。次にナット17を芯金7のねじ部
14に螺装して、該ナット17を締め付ける。このナッ
ト17の締め付けにより、パッキン15は鍔付きの円筒
体16の鍔を介して前記段部13に密着されると共に、
鍔付きの円筒体16の先端部の尖縁18も貫通孔3内の
合成樹脂層8の端部に当接される。更にナット17の締
め付けにより、前記尖縁18が前記合成樹脂層8の端部
に食い込み、該合成樹脂層8の端部を外方へ拡開して
(図4参照)、合成樹脂層8を前記貫通孔3に圧着させ
る。このようにして、足掛具1はコンクリ―ト壁2の貫
通孔3に気密・強固に取り付けられる。
【0015】図5は、前記鍔付きの円筒体16の先端部
の尖縁18の形状を変更した実施例であり、該尖縁18
を断面三角形状としたものであって、この場合でも、ナ
ット17の締め付けにより、尖縁18が合成樹脂層8の
端部に食い込み、該合成樹脂層8の端部を外方へ拡開し
て、合成樹脂層8を前記貫通孔3に圧着させ得るもので
ある。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、足踏部と側部を芯金と
それを覆う合成樹脂で形成すると共に、マンホ―ル壁を
貫通し段付き孔内まで脚部を構成する芯金を延長させ、
該脚部の芯金の外周に段部近傍まで貫通孔と略同径の合
成樹脂層を形成すると共に、該芯金の先端部にねじ部を
形成し、マンホ―ル壁の外側から、前記段部に当接する
パッキンと、鍔付きの円筒体と、ナットを順次脚部の芯
金に挿通し、ナットにより円筒体の先端部に形成した尖
縁を脚部に形成した前記合成樹脂層の端部に当接・圧入
させて、該合成樹脂層の端部を外方へ拡開して前記貫通
孔に圧着させたので、小径の芯金を用いた足掛具の場合
でもその製作及び取り付け作業が簡単・容易で、コスト
安の気密で強固な足掛具の取付装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る足掛具の取付装置をマンホ
―ルに適用した要部平面図である。
【図2】図2はその正面図である。
【図3】図3はその側面図である。
【図4】図4は円筒体の先端部と合成樹脂層の端部の状
態を示す断面図である。
【図5】図5は円筒体の先端部と合成樹脂層の端部の状
態を示す他の実施例の断面図である。
【符号の説明】 1 足掛具 2 コンクリ―ト壁 3 貫通孔 4 脚部 5 側部 6 足踏部 7 芯金 8 合成樹脂層 12 段付き孔 13 段部 14 ねじ部 15 パッキン 16 鍔付きの円筒体 17 ナット 18 尖縁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】足踏部とその両側に位置する側部とマンホ
    ―ル壁内に挿入される脚部とを有する足掛具において、
    前記足踏部と側部を芯金とそれを覆う合成樹脂で形成す
    ると共に、前記マンホ―ル壁を貫通し段付き孔内まで前
    記脚部を構成する芯金を延長させ、該脚部の芯金の外周
    に段部近傍まで貫通孔と略同径の合成樹脂層を形成する
    と共に、該芯金の先端部にねじ部を形成し、マンホ―ル
    壁の外側から、前記段部に当接するパッキンと、鍔付き
    の円筒体と、ナットを順次脚部の芯金に挿通し、ナット
    により円筒体の先端部に形成した尖縁を脚部に形成した
    前記合成樹脂層の端部に当接・圧入させて、該合成樹脂
    層の端部を外方へ拡開して前記貫通孔に圧着させたこと
    を特徴とする足掛具の取付装置。
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