JP2874362B2 - 文字切出し装置 - Google Patents
文字切出し装置Info
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- JP2874362B2 JP2874362B2 JP3046315A JP4631591A JP2874362B2 JP 2874362 B2 JP2874362 B2 JP 2874362B2 JP 3046315 A JP3046315 A JP 3046315A JP 4631591 A JP4631591 A JP 4631591A JP 2874362 B2 JP2874362 B2 JP 2874362B2
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- Japan
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- circuit
- character
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- extracting
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は文字切出し装置に関し、
特に、２値画像で表わされる文字列の中から１文字ずつ
文字領域を決定する文字切出し装置に関する。
特に、２値画像で表わされる文字列の中から１文字ずつ
文字領域を決定する文字切出し装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の文字切出し装置は、例えば「文字
認識概論（電気通信協会）」Ｐ６２に示すような文字切
出し方法を用いている。
認識概論（電気通信協会）」Ｐ６２に示すような文字切
出し方法を用いている。
【０００３】図３は、従来の文字切出し方法を説明する
ための説明図である。
ための説明図である。
【０００４】図３（ａ）に示すように、文字列と平行な
方向の軸（Ｘ軸）に文字の画像値を射影する。この時、
射影値の波形から、文字のパターン幅に応じて、文字の
左端、右端を決定することができ、これにより各文字領
域の位置を求めることができる。
方向の軸（Ｘ軸）に文字の画像値を射影する。この時、
射影値の波形から、文字のパターン幅に応じて、文字の
左端、右端を決定することができ、これにより各文字領
域の位置を求めることができる。
【０００５】次に、従来の文字列切出し装置は、例え
ば、「文字認識概論（電気通信協会）」Ｐ５９に示すよ
うな文字列切出し方法を用いている。
ば、「文字認識概論（電気通信協会）」Ｐ５９に示すよ
うな文字列切出し方法を用いている。
【０００６】図４は、従来の文字列切出し方法の説明図
である。
である。
【０００７】図４に示すように、文字列と垂直な方向の
軸（Ｙ軸）に文字の画像を射影する。この時文字行
（ａ）と（ｂ）のようにＹ軸への射影は互いに分離する
ので、これを利用して文字列領域の位置を求めることが
できる。
軸（Ｙ軸）に文字の画像を射影する。この時文字行
（ａ）と（ｂ）のようにＹ軸への射影は互いに分離する
ので、これを利用して文字列領域の位置を求めることが
できる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】この従来の文字切出し
方法では、図３（ｂ）に示すように切り出す方向に文字
が重なっている場合、射影の波形から文字の界を区別で
きないため、文字の切り出しができないという問題点が
あった。
方法では、図３（ｂ）に示すように切り出す方向に文字
が重なっている場合、射影の波形から文字の界を区別で
きないため、文字の切り出しができないという問題点が
あった。
【０００９】また、従来の文字列切出し方法では、図４
に示す文字行（ｂ）、（ｃ）のように射影の軸（Ｙ）に
対して傾いていた場合、射影の波形によって文字行を分
離することができず文字列領域を切り出すことが困難で
あるという問題点があった。
に示す文字行（ｂ）、（ｃ）のように射影の軸（Ｙ）に
対して傾いていた場合、射影の波形によって文字行を分
離することができず文字列領域を切り出すことが困難で
あるという問題点があった。
【００１０】
【課題を解決するための手段】第１の発明の文字切出し
装置は、文字切出し装置において、対象文字を撮像し映
像信号を出力する光電変換器と、前記映像信号をデジタ
ル化するＡ／Ｄ変換回路と、前記デジタル信号を
“０”，“１”の２値画像信号に変換する２値化回路
と、前記２値画像信号を記憶する画像メモリ回路と、前
記記憶した２値画像信号の“０”，“１”を入れかえる
画像反転回路と、前記反転した２値画像を線画像に変換
する細線化回路と、前記線画像における孤立点を除去す
る孤立点除去回路と、前記孤立点を除去した連続線画像
によって囲まれる閉領域を取り出す閉領域決定回路と、
前記閉領域によって前記画像メモリ回路内の前記文字を
切り出す文字切出し回路とを備える。
装置は、文字切出し装置において、対象文字を撮像し映
像信号を出力する光電変換器と、前記映像信号をデジタ
ル化するＡ／Ｄ変換回路と、前記デジタル信号を
“０”，“１”の２値画像信号に変換する２値化回路
と、前記２値画像信号を記憶する画像メモリ回路と、前
記記憶した２値画像信号の“０”，“１”を入れかえる
画像反転回路と、前記反転した２値画像を線画像に変換
する細線化回路と、前記線画像における孤立点を除去す
る孤立点除去回路と、前記孤立点を除去した連続線画像
によって囲まれる閉領域を取り出す閉領域決定回路と、
前記閉領域によって前記画像メモリ回路内の前記文字を
切り出す文字切出し回路とを備える。
【００１１】また、第２の発明の文字切出し装置は、前
記細線化回路による線画像に分岐した分岐点がある場合
は前記分岐点から分岐した先に存在する端点を除去する
分岐点除去回路を備えたことを特徴とする。
記細線化回路による線画像に分岐した分岐点がある場合
は前記分岐点から分岐した先に存在する端点を除去する
分岐点除去回路を備えたことを特徴とする。
【００１２】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【００１３】図１は本発明の文字切出し装置のー実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【００１４】対象の文字列を撮像する光電変換器１から
の映像信号ａをＡ／Ｄ（アナログデジタル）変換回路２
でデジタル画像ｂに変換する。次にデジタル画像ｂを２
値化回路３で“０”，“１”の２値画像ｃに変換し、画
像メモリ回路４に文字パターンｄとして記憶する。次に
文字パターンｄは、画像反転回路５で、“０”，“１”
の２値が反転され、文字の背景部分からなる反転画像ｅ
に変換される。
の映像信号ａをＡ／Ｄ（アナログデジタル）変換回路２
でデジタル画像ｂに変換する。次にデジタル画像ｂを２
値化回路３で“０”，“１”の２値画像ｃに変換し、画
像メモリ回路４に文字パターンｄとして記憶する。次に
文字パターンｄは、画像反転回路５で、“０”，“１”
の２値が反転され、文字の背景部分からなる反転画像ｅ
に変換される。
【００１５】次にこの反転画像ｅは細線化回路６で細線
化され、線画像ｆに変換される。この線画像ｆは、文字
を囲む閉領域を形成している部分と、文字内部を示す孤
立点や分岐点から分岐した先に存在する端点部分からな
るため、端点除去回路７により、孤立点や端点部分を除
去する。この孤立点や端点を除去した連続線画像ｇによ
って囲まれる領域を、閉領域決定回路８で切り出し、切
出し領域信号ｈとして出力する。
化され、線画像ｆに変換される。この線画像ｆは、文字
を囲む閉領域を形成している部分と、文字内部を示す孤
立点や分岐点から分岐した先に存在する端点部分からな
るため、端点除去回路７により、孤立点や端点部分を除
去する。この孤立点や端点を除去した連続線画像ｇによ
って囲まれる領域を、閉領域決定回路８で切り出し、切
出し領域信号ｈとして出力する。
【００１６】次に、文字切出し回路９では、前記切出し
領域信号ｈで決定した領域を文字パターンｄにあては
め、切出し文字ｉを最終的に決定する。
領域信号ｈで決定した領域を文字パターンｄにあては
め、切出し文字ｉを最終的に決定する。
【００１７】次に図２を用いて、図１のブロック図にお
ける処理過程を説明する。
ける処理過程を説明する。
【００１８】図２（ａ）に示すように文字列の原画パタ
ーン１０１は、画像反転回路５で文字の背景部が抽出さ
れ、同図（ｂ）の反転画像１０２となる。この反転画像
１０２は、細線化回路６によって同図（ｃ）に示すよう
に線画像１０３と端点１０４の画像に変換される。次に
端点除去回路７では線の大きさ（長さ）や線の連続性に
より判断し線画像１０３から端点１０４を除去する。こ
の線画像１０３を原画パターン１０１にあてはめた図が
図２（ｄ）である。同図に示すように線画像１０３によ
って区切られた領域により原画パターン１０１は、文字
領域Ａ１０５、文字領域Ｂ１０６と文字列領域Ｃ１０７
が区別され、各文字を切り出すことができる。
ーン１０１は、画像反転回路５で文字の背景部が抽出さ
れ、同図（ｂ）の反転画像１０２となる。この反転画像
１０２は、細線化回路６によって同図（ｃ）に示すよう
に線画像１０３と端点１０４の画像に変換される。次に
端点除去回路７では線の大きさ（長さ）や線の連続性に
より判断し線画像１０３から端点１０４を除去する。こ
の線画像１０３を原画パターン１０１にあてはめた図が
図２（ｄ）である。同図に示すように線画像１０３によ
って区切られた領域により原画パターン１０１は、文字
領域Ａ１０５、文字領域Ｂ１０６と文字列領域Ｃ１０７
が区別され、各文字を切り出すことができる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、第１の発明の文字
切出し装置は、文字の画像の背景部分に着目し、背景部
分の連続性を抽出し、各文字の領域を決定しているた
め、文字のたて（横）方向に一部重なりがあり、矩形領
域によって文字の界を定義できない場合でも、文字の切
り出しができるという効果を有する。
切出し装置は、文字の画像の背景部分に着目し、背景部
分の連続性を抽出し、各文字の領域を決定しているた
め、文字のたて（横）方向に一部重なりがあり、矩形領
域によって文字の界を定義できない場合でも、文字の切
り出しができるという効果を有する。
【図１】本発明の文字切出し装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】本実施例の動作説明図である。
【図３】（ａ）、（ｂ）は従来の文字切出し装置の動作
説明図である。
説明図である。
【図４】従来の文字列切出し装置の動作説明図である。
【符号の説明】１ 光電変換器２ Ａ／Ｄ変換回路３ ２値化回路４ 画像メモリ回路 ５ 画像反転回路 ６ 細線化回路 ７ 端点除去回路
Claims (2)
- 【請求項１】 文字切出し装置において、対象文字を撮
像し映像信号を出力する光電変換器と、前記映像信号を
デジタル化するＡ／Ｄ変換回路と、前記デジタル信号を
“０”，“１”の２値画像信号に変換する２値化回路
と、前記２値画像信号を記憶する画像メモリ回路と、前
記記憶した２値画像信号の“０”，“１”を入れかえる
画像反転回路と、前記反転した２値画像を線画像に変換
する細線化回路と、前記線画像における孤立点を除去す
る孤立点除去回路と、前記孤立点を除去した連続線画像
によって囲まれる閉領域を取り出す閉領域決定回路と、
前記閉領域によって前記画像メモリ回路内の前記文字を
切り出す文字切出し回路とを備えることを特徴とする文
字切出し装置。 - 【請求項２】 前記細線化回路による線画像に分岐点が
ある場合は前記分岐点から先に存在する端点を除去する
分岐点除去回路を備えたことを特徴とする請求項１記載
の文字切出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3046315A JP2874362B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 文字切出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3046315A JP2874362B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 文字切出し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04282790A JPH04282790A (ja) | 1992-10-07 |
| JP2874362B2 true JP2874362B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=12743735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3046315A Expired - Lifetime JP2874362B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 文字切出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2874362B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP3046315A patent/JP2874362B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04282790A (ja) | 1992-10-07 |
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