JP2873106B2 - 磁気テープ用のテープ・ヘッドの位置を調節、監視する装置および方法 - Google Patents

磁気テープ用のテープ・ヘッドの位置を調節、監視する装置および方法

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JP2873106B2
JP2873106B2 JP3051448A JP5144891A JP2873106B2 JP 2873106 B2 JP2873106 B2 JP 2873106B2 JP 3051448 A JP3051448 A JP 3051448A JP 5144891 A JP5144891 A JP 5144891A JP 2873106 B2 JP2873106 B2 JP 2873106B2
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/584Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S33/00Geometrical instruments
    • Y10S33/21Geometrical instruments with laser

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ用のテープ
・ヘッドの位置を調節、監視する装置および方法であっ
、テープ駆動装置において磁気テープ・ヘッドを位置
決め、固定し、テープ駆動装置に受け取られるようにな
っているカセット内に収容された磁気テープを正確にト
ラッキングする装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープ・カセットの使用はコンピュ
ータ業界では普通であり、前記磁気テープ・カセットに
内装される磁気テープは決まった幅と多数のトラックを
有し、適切に位置決めされた磁気ヘッドによって情報が
書き込まれ、次いで読み出され得るようになっている。
磁気テープのストリット上のトラック数を増やして、
こに収容され得る情報量をできるだけ増やそうとする傾
向がある。トラック数を増やした結果、或る特定のトラ
ックを位置決めするにはそのトラックに含まれる情報を
精密に読み取れる速度および精度でそれを実施すると言
うことはますます重要になってきた。特定のトラックを
「 位置決めする 」ということは、読み取り用あるいは書
き込み用の磁気ヘッドを磁気テープに関して位置決め
し、磁気ヘッドがトラックと正確かつ精密に一致してそ
この情報の検索を効果的に行なえるようにすることを意
味する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】磁気ヘッドがトラック
から読み出しを行ったり、そこに書き込みを行ったりす
るためには、テープ駆動装置が、テープ・ヘッドをテー
プの移動方向に対して直角の方向へ変位させ、トラック
を位置決めする目的のためにテープ・ヘッドをテープの
幅を横切って上下に移動できるようにする機構を備えて
いる必要がある。代表的には、ヘッド・キャリッジ組立
体はモータによって回転させることのできるスピンドル
または軸上に装着され、スピンドルはヘッド・キャリッ
ジ組立体にあるねじ孔に螺合させられている。スピンド
ルが回転すると、磁気ヘッドが上下に移動することにな
る。最高の読み取り / 書き込み効率を得るためには、
磁気ヘッドの精密な向き、位置を正しく設定しなければ
ならず、また、ヘッド・キャリッジ組立体を駆動するモ
ータが正確にプログラムされ、所望のトラックを直接一
致させるように磁気ヘッドを停止させなければならな
い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴は、
トラックを備えた磁気テープを受けるようになっている
テープ駆動装置の磁気テープ・ヘッドを方向付ける装置
であって、支持手段を有するフレームと、1つの軸線を
有し、この軸線まわりに回転できるように支持手段内に
装着した軸部材であり、支持手段の第1部分に枢着した
第1端および支持手段の第2部分にそれに対して動ける
ように装着した第2端を有し、この第2端が動いたとき
に第1端での回動が生じるようになっている軸部材と、
この軸部材に連結してあって軸部材をその軸線まわりに
回転させることのできるモータと、軸部材に装着した磁
気ヘッド・テープを包含し、このヘッドがテープ駆動
に受け取られるようになっている磁気テープに隣接し
て位置するようにテープ駆動装置内に設置されているヘ
ッド・キャリッジ組立体であり、軸部材の回転に応答し
て軸部材上を移動し、磁気テープ・ヘッドがテープの移
動方向に対してほぼ直角の方向へ直線移動し、前記テー
プ上のトラックと整合できるようになっているヘッド・
キャリッジ組立体と、支持手段に対して動けるようにそ
れに固着された固着部分および軸部材の第2端と係合し
てそれを移動させるようになっている連結部分を有し、
固着部分が動いたときに軸部材およびヘッド・キャリッ
ジ組立体の向きを調節し、テープ・ヘッドが所望の向き
にあるときには固着部分が支持手段にしっかり固着され
るアジャスタ部材とを包含するという装置を得ることで
ある。
【0005】本発明の第2の特徴によれば、トラックを
備えた磁気テープを受け取るようになっているテープ駆
装置であって、支持手段を備えたフレーム、第1、第
2の端を有する軸部材、この軸部材を回転させるモータ
および軸部材上に装着したヘッド・キャリッジ組立体を
有するテープ駆動装置において磁気テープ・ヘッドを方
向付ける方法であって、軸部材を支持手段内に装着し、
軸部材の第1端が固定点まわりに回動出来るようにし、
第2端を支持手段に動けるように取り付け、この動きで
軸部材の軸線方向変位を生じさせるようにする工程と、
軸部材上に磁気テープ・ヘッドを備えたヘッド・キャリ
ッジ組立体を取り付け、軸部材が回転したときにヘッド
・キャリッジ組立体が軸部材の軸線に対して平行な方向
に動けるようにする工程と、ヘッド・キャリッジ組立体
上のテープ・ヘッドの所望の向きを決定し、テープ・ヘ
ッドが磁気テープ上のトラックと精密に一致するように
する工程と、調節手段を調節して、テープ・ヘッドが所
望位置になる位置まで軸部材の第2端を移動させる工程
と、テープ・ヘッドが所望位置にあるときに調節手段を
支持手段に固定してテープ・ヘッドをその位置に保持す
る工程とを包含することを特徴とする方法を得ることで
ある。
【0006】本発明の第3の特徴によれば、メモリおよ
びモータを有するテープ駆動装置内に受け取られるよう
になっている磁気テープ上のトラックでテープ・ヘッド
を精密に位置決めする装置であって、レーザビームを発
するレーザ源と、テープ駆動装置を受け取る取り付けト
レイと、テープ・ヘッド上にそれと一緒に動けるように
取り付けた反射部材と、レーザ源から反射部材へレーザ
ビームを送る手段と、レーザ源に組み合わせてあって所
定の位置から磁気テープ上のトラックに隣接した位置ま
でテープ・ヘッドの移動した距離を正確に測定する手段
と、テープ・ヘッドの移動した距離についてのモータの
運動範囲を決定する手段と、この運動範囲でテープ駆動
装置のメモリをプログラムするプログラミング手段とを
包含することを特徴とする装置を得ることである。
【0007】本発明は、さらに、メモリおよびモータを
有するテープ駆動装置に受け取られるようになっている
磁気テープ上のトラックにテープ・ヘッドを精密に位置
決めする方法であって、出発点を決定し、この出発点を
テープ駆動装置のメモリにプログラミングする工程と、
出発点から所望トラックまでテープ・ヘッドを移動させ
る際にモータの回転数またはステップ数を決定する工程
と、出発点から残りのトラックまでのモータの回転数ま
たはステップ数を決定し、モータの回転数またはステッ
プ数をテープ駆動装置のメモリにプログラムする工程と
を包含することを特徴とする方法を得ることである。
【0008】
【作用】支持手段の第1部分が下方プレートを包含し、
支持手段の第2部分が上方プレートを包含し、軸部材の
第1、第2端がそれぞれ支持手段の上下のプレートの間
に位置していると良い。好ましくは、下方プレートに第
1の孔が設けてあり、上方プレートに第2の孔が設けて
あり、これら第1、第2の孔が軸線方向に整合してお
り、軸部材の第1端が第1の孔に枢着してあり、軸部材
の第2端が第2の孔内に入り、その中で動けるようにな
っている。軸部材の第2端がリング部材によって第2孔
内に保持され、リング部材が第2孔の直径よりも小さい
直径の外径を有し、リング部材および軸部材の第2端が
第2孔内で動けるようになっていると良い。
【0009】アジャスタ部材が上方プレート上に装着し
てあり、アジャスタ部材が、さらに、固着部分と連結部
分の間にピボット手段を包含し、固着部分が動くと、ア
ジャスタ部材がピボット手段のまわりに回動し、連結部
分ならびにそれに係合しているリング部材の位置を調節
するようになっていると便利である。アジャスタ部材の
固着部分が少なくとも1つの締め付けねじによって支持
手段に固着してあっても良い。好ましくは、固着部分に
調節用孔が設けてあり、支持手段に設けたベース孔が固
着部分のこの調節用孔と部分的に一致しており、これら
の孔が互いに偏心しており、調節用孔およびベース孔
が、さらに、固着部分の調節用孔を貫いて延び、支持手
段のベース孔と係合するようになっている調節工具を包
含し、ベース孔内で調節工具を回動させたとき、それが
固着部分の調節用孔を構成している壁面と係合し、固着
部分およびアジャスタ部材を支持手段に対して移動させ
るようになっている。
【0010】好ましくは、連結部分が2つのほぼ平行な
アームを包含し、これらのアームが間にスペースを構成
しており、軸部材の第2端がスペース内に入って平行な
アームと衝合しており、アジャスタ部材が動いたとき
に、平行なアームの動きと軸部材の第2端の軸線方向変
位が生じる。本発明の目的は、或る特定のテープ駆動
のカスタム設定およびプログラミングを許す方法およ
び装置を提供することにある。したがって、本発明は、
キャリア上に磁気ヘッドの向きを正確に設定する装置
よび方法に関し、ならびに、特定のテープ駆動装置の特
定の公差を考慮してテープ駆動装置を磁気テープ上に或
る特定のトラックを正確に位置決めするように測定、プ
ログラムするようになっている装置および方法を得るも
のである。
【0011】
【実施例】以下、図面の図1から図17を参照する。図
1においてここには、たとえば、コンピュータに接続す
るようになっているテープ駆動装置10Aのフレーム1
が示してある。このフレーム10は、概略的に言え
ば、ベース12と、このベース12の片縁にある側壁1
4とを包含する。側壁14はスロット16構成して
り、このスロットを通って、図1に破線で示す磁気テ
ープ・カセット18を抜き差しすることができる。フレ
ーム10は、磁気テープ・カセット18の抜き差しを行
う種々のモータ、構成要素を備えているが、これらは本
発明には直接関係ないので、図示していない。
【0012】磁気テープ・カセット18内には、スピン
ドルのまわりに取り付けた或る長さの磁気テープが収容
されており、テープを一方のスピンドルから他方のスピ
ンドルまで移動させて、後にさらに詳しく説明するよう
に磁気テープの或る特定の部分を読み取り用の磁気テー
プ・ヘッドに与えるようになっている。フレーム10は
孔22を設けたモータ支持プレート20を包含する。使
用時、後により詳しく説明するように、モータ24が
図2参照)モータ支持プレート20上に装着してあ
り、このモータ24は孔22を貫いて延びる軸26を駆
動する。軸26のモータ24と反対側の端にはモータ歯
車28が取り付けてある。この配置は図17に最も良く
示してある。
【0013】フレーム10は、さらに、 図1に示す
方プレート30とこの下方プレート30の上方にある上
方プレート32とを包含し、これら上,下方のプレート
は、後に充分に説明するように、リードねじ軸48・ヘ
ッド・キャリッジ組立体72を支持するようになってい
る。上,下方のプレート30、32は垂直方向の柱34
によって分離している。下方プレート30は孔36を有
し、上方プレート32は孔36と同軸のスロット38を
包含する。上方プレート32は、上方段部40と、下方
段部42と、下方段部42からフレーム10に関して内
方へ延びている片持ち式の棚部44とからなる。スロッ
ト38は棚部44に設けてある。上方段部40はほぼL
字形であり、連結片46によって下方段部42に結合し
てある。上方プレート32と下方プレート30は、リー
ドねじ軸48ヘッド・キャリッジ組立体72が孔36
とスロット38の間に装着されたときに、テープ・ヘッ
ド74がカセットの開口を通して磁気テープ・カセット
18のテープの一部にアクセスするように位置させてあ
る。フレーム10は、さらに、スピンドルを回転させて
テープを移動させるためのテープ・カセット駆動手段
(図示せず)も備えている。
【0014】ほぼ円筒形のリードねじ軸48が、下方プ
レート30,上方プレート32にある孔36,スロット
38間に装着してある。リードねじ軸48はほぼその全
長にわたってねじ山50を有する。リードねじ軸48は
その下端に取り付け軸52を有し、この取り付け軸は孔
36を貫通しており、たとえば、図2,図17などに示
す歯車54に連結してある。この歯車54は、モータ歯
車28と噛み合うようになっており、モータ24が付勢
されたとき、軸26、モータ歯車28、歯車54および
取り付け軸52を介してリードねじ軸48を回転させ
る。ここで、比較的小さなモータ歯車28と比較的大き
い歯車54の歯車比が、後に説明するようにリードねじ
軸48上に装着された時、ヘッド・キャリッジ組立体
の動きの際にステップあたりの移動距離をかなり大き
くすることに注目されたい。リードねじ軸48のベース
のところにおいて、リードねじ軸48と一緒に回転する
ディスク状のフランジ56が設けてある。このフランジ
56は、その円周方向の一点に、フランジ56と一緒に
回転する突起58を設けてある。この突起58は、ヘッ
ド・キャリッジ組立体72がリードねじ軸48に関して
最低点にあるときにヘッド・キャリッジ組立体72と係
合し、リードねじ軸48がさらに回転するのを阻止する
ようになっている。この特徴は以下にさらに詳しく説明
する。リードねじ軸48の上端は、ほぼディスク状で、
リードねじ軸48の中心軸線と同軸の突出部60を包含
する。突出部60およびリードねじ軸48は段部を構成
しており、この段部の水平部分62(図5参照)は片持
ち式棚部44(図9,図13,図14参照)の下面とほ
ぼ同一平面にあるか、あるいは、そのレベルより下にあ
る。突出部60は棚部44の下面より上方にあり、スロ
ット38内に延びている。
【0015】リング64( 図9で最も良くわかる)が
スロット38内へ挿入してある。リング64は中空の円
筒部66と、この円筒部66の上端にあるフランジ68
とを包含する。フランジ68の外径はスロット38の
よりもやや大きくなっており、リング64がスロット3
8を通り抜けるのを防いでいる。中空の円筒部66の外
径はスロット38のよりもやや小さくなっており、ス
ロット38内へリング64が少量滑り込むことができる
ようにしている。リング64がスロット38に挿入され
ると、フランジ68が棚部44の上面に乗り、突出部6
0を備えるリードねじ軸48が円筒部66の中空部内に
位置する。突出部60は、図4,図5に最も良く示すワ
ッシャとU字形クランプ70によってリング64に固着
される。
【0016】上記からわかるように、リードねじ軸48
は下方プレート30と上方プレート32の間で回転でき
るように堅固に取り付けられる。下端のところで、リー
ドねじ軸48は歯車54に固定され、そこから軸線方向
に変位することはできないが、そのまわりの回動は可能
である。上端において、リードねじ軸48はリング64
に固着され、リング64はスロット38内に装着されて
いる。リング64の円筒部66がスロット38の幅およ
び長さよりもやや小さい直径を持っているので、スロッ
ト38内でのリング64のある程度の動きは許され、リ
ング64が動くと、リードねじ軸48の付随した動きを
生じさせる。従って、スロット38内でのリング64の
動きはリードねじ軸48にある程度の変位を生じさせ、
リードねじ軸48の軸線をその垂直方向の長手軸線に対
して傾斜させることができる。ヘッド・キャリッジ組立
体72がリードねじ軸48上に装着してある。図2,図
3,図7,図8に最も良く示すヘッド・キャリッジ組立
72はテープ・ヘッド74とテープ・ヘッド支持体7
6とを含む。テープ・ヘッド支持体76は孔80を設け
た中央ポスト78を有し、かつ孔80は内ねじを有し、
この内ねじがリードねじ軸48のねじ付き外面と噛合
う。テープ・ヘッド支持体76は、さらに、孔80に対
してほぼ接線方向に外方に延びるアーム82を有する。
このアーム82にはS字形のピボット・アーム84が連
結されており、このピボット・アーム84は外方に延び
るアーム82に連結する第1部分86と、横方向部分8
8と、第2部分90とを有する。第2部分90はその一
側面に沿ってノッチ状の溝92を有し、この溝はフレー
ム10に装着したピン94を収容するようになってい
る。回転防止用のスプリング96は第2部分90から中
央ポスト78まで延びている。前記スプリングは半ナッ
トに作用し、この半ナットはリードねじ軸48に対して
押し付けられる。
【0017】ピボット・アーム84のピン94およびス
プリング96、半ナットの効果は、リードねじ軸48が
モータ24で回転させられたときにテープ・ヘッド支持
体76がリードねじ軸48の軸線まわりに回転するのを
阻止するということにある。テープ・ヘッド支持体76
が回転運動を阻止されるので、リードねじ軸48の回転
により、その回転方向に追随して、テープ・ヘッド支持
体76が昇降することになる。
【0018】中央ポスト78の下面98は、図8に最良
に示すディスク状のフランジ100を有する。このフラ
ンジ100はリードねじ軸48のベースのところでフラ
ンジ56の突起58と係合するようになっている突起1
02を有する。図8を参照して、ここで、リードねじ軸
48の回転がヘッド・キャリッジ組立体72を矢印Xの
方向に上昇させるか、あるいは、矢印Yの方向に下降さ
せるかのいずれかであることに注目されたい。図7に示
中央ポスト78がフランジ56に接近したとき、突起
102も下降し、最終的には、フランジ56上の回転し
ている突起58に係合する部位に到達する。突起58、
102の係合は、リードねじ軸48がさらに回転するの
を防ぎ、したがって、ヘッド・キャリッジ組立体72が
さらに下降するのを防ぐ。
【0019】中央ポスト78からは2本の取り付けアー
ム104、106が延びている。取り付けアーム10
4、106はテープ・ヘッド74を支持している。テー
プ・ヘッド74は1つの側面にテープ接触面108を有
し、また、テープ・ヘッド74から離れる方向に延び、
テープ・ヘッド74への、そして、そこからの信号を運
ぶ一連のリード線110をも有する。
【0020】上述したように、ヘッド・キャリッジ組立
体72は、中央ポスト78によってリードねじ軸48上
で上下運動できるようにリードねじ軸48まわりに装着
してある。ここで明らかなように、上下運動となるリー
ドねじ軸48の回転運動以外に、他の運動、すなわち、
リードねじ軸48の再整合または再方向付けがヘッド・
キャリッジ組立体72の運動に、特に、テープ接触面1
08の運動にそれ相応の効果を奏することになる。上述
したように、リードねじ軸48は、その中央軸線が孔3
6,スロット38の軸線に対して角度変位できるよう
に、フレーム10に対して装着してある。したがって、
リ−ドねじ軸48の軸線方向の不一致はテープ接触面1
08にそれ相応の影響を与えるが、フレーム10への取
り付けの際にリードねじ軸48を適当に調節することに
よってテープ接触面108を角度的に変位あるいは再方
向付けすることができる。テープ接触面108の位置を
微細に調節できるということの能力が重要であるという
ことは明白である。なぜならば、この後でテープ接触面
108と磁気テープ・カセット18内のテープとの間で
さらにもっと精密で正確な接触がなされ得るからであ
る。この調節機能および重要性については以下にさらに
説明する。
【0021】ここでは、リードねじ軸48に対するモー
タ24の位置を強調する。図示の実施例では、モータ2
4は、リードねじ軸48のすぐ下にではなくて、リード
ねじ軸48に側方に隣接してフレーム10上に装着して
ある。この構成配置からは2つの利点を得ることができ
る。第1の利点は、モータ24がリードねじ軸48の下
方に配置されているという現存のテープ駆動装置では普
通である構造よりもフレーム10をかなり薄くすること
ができるということにある。リードねじ軸48に側方に
隣接して設けることによって、フレーム10に要求され
る余分な厚みを避けることができ、その結果、よりスペ
ース効率が良い。コンパクトな組立体であるテープ駆動
装置10Aを得ることができる。スペースおよびコンパ
クト性について考慮することは、コンピュータを含めて
構成要素のサイズを小さくするという現行の努力にとっ
ては重要であるから、この構造は重要な利点である。
【0022】システムの第2の利点は、モータ歯車28
と歯車54の間の歯車比をステップあたりの分離距離を
増大させ、磁気テープに対するテープ・ヘッド74の配
置における精度を増大させ得ることができるということ
にある。モータ歯車28は相対的に言えば歯車54に比
して非常に小さいので、モータ歯車28に対してモータ
24によって生じた意図しない小さい動きがテープ・ヘ
ッド74の位置について与える影響は非常に小さくな
る。テープ・ヘッド74を磁気テープに対して位置決め
ることによって磁気テープをトラッキングする際、テー
プ・ヘッド74は正確に位置決めされなければならず、
これはその位置に到達するための所定のステップ数また
は回転数についてモータ24にプログラムされた命令を
与えることによって達成される。モータ24が精密な回
転数を超えるか、あるいは、それよりもやや手前の値ま
で回転した場合、回転数の差はここに説明する実施例で
はテープ・ヘッド74の最後位置にほとんど影響を与え
ることはない。たとえば、モータ歯車28が余分に半回
転したとすると、歯車54は摩擦だけで回転させられ、
ヘッド・キャリッジ組立体72の位置は、あったとして
も、テープ・ヘッド74の位置にほとんど影響をあたえ
ることのないほんの分単位の角度距離変位するだけであ
る。
【0023】次に図10,図11,図12を参照し
て、所望の位置に対するリードねじ軸48の軸線方向角
度位置を調節するのに使用するアジャスタ組立体112
について説明する。アジャスタ組立体112は固着部分
114とアジャスタ部分116とを包含し、固着部分1
14はアジャスタ部分116に対して高くなっており、
かつ垂直壁118によってそこから隔離されている。固
着部分114はフレーム10の図1に示す上方段部40
上にほぼ位置しており、アジャスタ部分116は下方段
部42と片持ち式棚部44上に位置している。垂直壁1
18は上方段部40と下方段部42との間で連結片46
にほぼ隣接して位置している。
【0024】アジャスタ部分116は扁平なプレート1
20を有し、ここから一対の指状突起122,124が
延びている。これら指状突起122,124は矩形スペ
ース126を構成している。指状突起122,124の
間に構成されたスペースはリング64のフランジ68の
外径にほぼ同じ間隔である。扁平プレート120はそ
の下面に支点128を有し、この支点は上方プレート3
2の下方段部42に設けた孔130内に入る。支点12
8は孔130の直径にほぼ等しい直径を有し、アジャス
タ組立体112の孔130の軸線まわりの回動を許す
が、孔130内の支点128によってはなんら 「 遊び
」 すなわち側方移動が許されないようになっている。
【0025】固着部分114はそこを貫いて3つのほ
ぼ等間隔の孔132,134,136が形成してある。
フレーム10において、上方段部40は3つのほぼ対応
する孔を有する。孔138は孔132に対応し、孔14
0は孔134に対応し、孔142は孔136に対応す
る。上方段部40の孔138,140は一体のねじを有
する。孔138,140は孔132,134と一致し、
孔132,134よりもやや直径が大きい。固着部分1
14の孔136は上方段部40の孔142よりやや大き
い直径となっており、孔136,142はやや軸線方向
にずれており、互いに偏心している。この目的について
は後に詳しく説明する。
【0026】ねじ144が孔132を貫いて延びてお
り、孔138と螺合し、アジャスタ組立体112を上方
プレート32に固着している。別のねじ146が孔13
4を貫通しており、同じ目的で孔140に螺合してい
る。孔132,134の直径が孔138,140の直径
よりもやや大きくなっているので、アジャスタ組立体1
12は、調節代が設けられている分、少ないながら種々
の範囲の位置にわたって上方プレート32に固着するこ
とができる。
【0027】使用にあたって、アジャスタ組立体112
を上述したように上方プレート32上に設置する。指状
突起122,124がリング64をまたぎ、フランジ6
8の外径部が指状突起122,124の内縁と衝合ある
いは接触する。支点128が孔130内に入り、その中
で回動する。孔138は孔132と一致し、ねじ144
を挿入してアジャスタ組立体112を上方プレート32
に固着する。孔134が孔140と一致しており、ねじ
146を用いてこれらを固着する。孔136は孔142
と部分的に一致しており、これら両方の孔はボルト、ね
じその他の固着手段を通さないままとする。
【0028】図2,図3に示すようにアジャスタ工具1
44Aが設けられ、これはほぼ円筒形の細長い部分14
6Aとテーパ付き部分148とを有する。テーパ付き部
分148の直径は、その最小横断面のところで、孔14
2の直径よりも小さい。最大横断面のところでのテーパ
付き部分148の直径は孔142の直径を超えている。
【0029】ねじ144,146が所定状態にあると
き、アジャスタ組立体112の位置はアジャスタ工具
44Aを孔136,142内に挿入することによって変
えることができる。前記工具144Aが孔142または
孔136あるいはこれら両方の縁と衝合すると、孔14
2を通ってさらに下方に移動することはもはやできな
い。その後、前記工具144Aをそれが固定された位置
で回動させると、この動きが工具144Aの テーパ付
き部分148を孔136または孔142あるいは両方の
孔を構成している側壁面と係合させることになる。
【0030】この動きの効果は、図2,図3,図10か
ら最も良くわかる。孔136または孔142あるいはこ
れら両方の孔を構成している壁面に対して前記工具14
4Aを充分に押し付けると、アジャスタ組立体112が
動くことになる。この動きには支点128まわりの回動
が含まれる。支点128まわりにアジャスタ組立体11
2が動くと、指状突起122,124のそれ相応の動き
を生じさせ、この動きが順次にリング64に伝えられ
る。リング64は、少ない動きで、リードねじ軸48の
上端の位置を調節し、リードねじ軸48は、上述したよ
うに、その下端まわり、たとえば、取り付け軸52まわ
りに回動できる。リードねじ軸48の運動程度は図1
3,図14でわかる。この動きの結果としてのねじの傾
斜が図15,16に誇張して示してある。
【0031】上述したようにリードねじ軸48に取り付
けてあるヘッド・キャリッジ組立体72がアジャスタ工
具144Aの動きに応答してその位置を調節することに
なる。 テープ・ヘッド74が正確に所望位置にあると
き、締め付けねじ144,146を締め付けてアジャス
タ組立体112をフレーム10に対してしっかりと保持
し、また、リードねじ軸48およびヘッド・キャリッジ
組立体72を所望の固定位置に保持する。
【0032】通常の環境の下では、アジャスタ組立体1
12はテープ駆動装置10Aのコンピュータへの組み込
み前に工場で設定されており、それ以上の調整は不要で
ある。しかしながら、テープ・ヘッド74と磁気テープ
との不整合が遅い動きまたはセトリング・オーバータイ
ムあるいは急激な衝動的動きにより生じた場合には、ヘ
ッド・キャリッジ組立体72の精密な位置の再設定を上
述の技術を用いて行い得る。
【0033】したがって、上記の装置は、リードねじ軸
48に対してその下方に対向して設けるのではなくて側
方に隣接してモータ24を設置することによって厚みが
かなり減じたテープ駆動装置10Aのフレーム10を提
供する。現存の装置では、前記フレーム10の厚さの減
少は、通常テープ・ヘッドとテープ・トラックの間に設
定できる必須の整合精度を低下させることによって達成
している。したがって、前記フレーム10がより薄く、
構成要素がより小型になるにつれて、精度が犠牲にな
り、トラッキングがより困難となる。
【0034】本発明の装置では、リードねじ軸48の側
方に隣接してモータ24を設置し、非常に具合がよくて
効果のある歯車比を与え、モータ24からリードねじ軸
48への直接駆動を行うことによってこの従来技術の欠
点を克服することを試みている。前記歯車比と直接駆動
方式により、磁気テープの正確かつ精密なトラッキング
を行うべくモータ24、ヘッド・キャリッジ組立体72
の設定時の精度をより大きくすることができる。
【0035】図18乃至図22に示すように、ステッパ
補正装置200がある。このステッパ補正装置200は
支持フレーム204を有する振動遮断テーブル202を
包含し、この上に花崗岩ベース206が装着してある。
支持フレーム204は動力供給源208を支持してい
る。花崗岩ベース206上には、全体的に参照符号21
0で示すレーザ干渉計と摺動固定具212が装着してあ
る。この摺動固定具212は図1にも示すようにテープ
駆動装置10Aのフレーム10を受け取るようになって
いる。摺動固定具212に設置すべきフレーム10は、
テープ・カセット18内に入っている磁気テープを受け
取り、駆動し、読み取るためのリードねじ軸48、ヘッ
ド・キャリッジ組立体72、必要なモータ24などを
えるものである。
【0036】花崗岩ベース206上には、レーザ源を含
むレーザ干渉計チューブ214が装着してあり、このレ
ーザ源からレーザビームが発せられる。前記干渉計チュ
ーブ214はスタンド216上に装着してあり、花崗岩
ベース206の表面のレベルよりも高くなっている。干
渉計チューブ214のビームの発する端218に隣接し
て、プリズム220が受け台222上に装着してある。
プリズム220は、レーザビームを90度の角度に偏向
するように配置してある。2つの垂直方向のアーム22
6,228と水平方向アーム230を包含するブラケッ
ト224が花崗岩ベース206上に装着してあり、水平
方向アーム230は摺動固定具212の上方に設置して
あり、垂直方向のアーム226,228はそれぞれ摺動
固定具212の外側方に設置してある。ブラケット22
4の水平方向アーム230上にはビーム・ベンダ232
が装着してある。前記干渉計チューブ214から発した
レーザビームはプリズム220でビーム・ベンダ232
に向かって偏向され、このビーム・ベンダ232はレー
ザビームを摺動固定具212に向かって下向きに以下に
より詳しく説明する位置まで偏向する
【0037】図20で最も良くわかる摺動固定具212
は、U字形ベース・ブラケット236を固定した水平ト
レイ234を包含する。ベース・ブラケット236はレ
ール・ガイド238と協動する。このレール・ガイド2
38は花崗岩ベース206に固定してあり、中央に隆起
240を有する。U字形ブラケット236のアーム24
2はレール・ガイド238上に配置してあり、隆起
40と一緒に一対のスペース(それぞれ、トラック部材
244,246を収容している)を構成している。使用
時、水平トレイ234に固定したブラケット236はト
ラック部材244,246上をレール・ガイド238に
関して前後方向に摺動する。この前後方向の動きは図1
9に示す矢印Xから最も良くわかる。摺動固定具212
が第1前進位置すなわち引っ込み位置に実線で示してあ
り、第2後退位置すなわち突出位置に仮想線で示してあ
る。トレイ234の後縁に沿ってハンドル248が設け
て有り、トレイ234を手動でレール・ガイド238上
を前後方向に動かすことができるようになっている。
【0038】図19に実線で示す前進位置すなわち引っ
込み位置にあるときおよび同じ図に仮想線で示す後退位
置すなわち突出位置にあるときにトレイ234を動かな
いように、錠止手段によって錠止するようになってい
る。
【0039】図21に示すように、テープ駆動装置10
のフレーム10は水平トレイ234に抜き差しできる
ようになっている。水平トレイ234は、参照符号25
0で示す4つのスプリング位置決めピンと、参照符号2
52で示す6つの嵌め止めピンとを包含し、これらのピ
ン250,252のすべては前記フレーム10を所定位
置にしっかりと保持するように前記トレイ234上に設
けてある。図21に示すテープ駆動装置10Aのフレー
ム10がリードねじ軸48とヘッド・キャリッジ組立体
72を備えていることに注目されたい。再帰反射器25
4が取り付けブラケット組立体256を介してテープ・
ヘッド74に装着してある。取り付けブラケット組立体
256および再帰反射器254は図22に最も良く示し
てある。取り付けブラケット組立体256はテープ・ヘ
ッド74に取り外し自在に取り付けるようになってお
り、垂直壁258と水平フランジ260を包含する。水
平フランジ260と垂直壁258の下端262は逆L字
形の構造を構成しており、これにより、取り付けブラケ
ット組立体256をテープ・ヘッド74上に容易に設置
することができる。水平フランジ260および下端26
2には磁石264が組み込んであり、これにより、取り
付けブラケット組立体256がバランスを崩すことなく
テープ・ヘッド74に固着され続け、しかも、小さな力
を加えることにより取り付けブラケット組立体256を
テープ・ヘッド74から容易に取り外すことができる。
【0040】垂直壁258の上端のところには、水平方
向の棚268が設けてあり、これは再帰反射器254を
支持する。再帰反射器254は、水平方向の棚268に
固定した支持皿270と、光線反射器272とを包含す
る。光線反射器272はV字状であり、レーザ干渉計チ
ューブ214から発せられたビームを反射して測定のた
めに本装置に戻すようになっている。
【0041】ステッパ補正装置200は、テープ駆動装
10Aのフレーム10内のモータ24(図示省略)に
接続するための適当な配線接続部274を包含し、さら
に、テープ駆動装置10A内のメモリ,プログラミング
装置(図示せず)に信号を伝える配線も包含する。ここ
で言う信号には、テープ・ヘッド74による正確なトラ
ッキングに関してテープ駆動装置10A内に記憶される
べき情報を含む。作動にあたって、ステッパ補正装置2
00はテープ駆動装置10Aのフレーム10のテープ・
ヘッド74をトラッキングする目的で正確にプログラミ
ングを行うのに使用される。テープ駆動装置10Aのフ
レーム10は水平トレイ234上に設置してあり、スプ
イング位置決めピン250と止めピン252によって正
しい位置にしっかりと保持される。テープ駆動装置10
のフレーム10は、図19に仮想線で示す突出位置す
なわち後退位置にあるときに水平トレイ234内に位置
する。前記フレーム10が水平トレイ234上の位置に
図示の向きで存在するとき、再帰反射器254は図22
に関連して説明したようにテープ・ヘッド74上に位置
する。ハンドル248を用いるか、あるいは、任意他の
適当な自動手段を用いて、水平トレイ234をレール・
ガイド238およびトラック部材246上で動かし、図
19に実線で示す完全に引っ込んだ位置に到達させる。
この位置において、錠止手段が係合して水平トレイ23
4が通常の操作でさらに摺動するのを阻止する。錠止手
段を外し、水平トレイ234の突出位置への動きを許す
にはちょっとした力を加えるだけで充分である。水平ト
レイ234およびフレーム10を引っ込み位置に動かす
前に、配線接続部274をテープ駆動装置10Aに接続
し、モータ24に電力を与えると共に、信号を伝える手
段がテープ駆動装置10Aのモータ,メモリおよび他の
特徴を所望の要領でプログラミングする。配線接続部2
74はステッパ・コントローラ276とレーザ・コント
ローラ278に接続され、これらのコントローラはレー
ザ干渉計チューブ214と接続しており、干渉計チュー
ブ214によって行われる正確な測定値をレーザ・コン
トローラ278およびステッパ・コントローラ276に
よって処理して関連したプログラム信号をテープ駆動装
10Aに与えることができる。
【0042】水平トレイ234が引っ込み位置に錠止さ
れたとき、レーザ干渉計チューブ214から発せられた
ビームはプリズム220によってビーム・ベンダ232
に偏向され、ビーム・ベンダ232は次いでビームを再
帰反射器254の光線反射器272に向かって下方に偏
向する。光線反射器272はビームを干渉計チューブ2
14に反射し、レーザビームを用いて測定を行う普通の
方法で、細かい距離の変化を測定することになる。
【0043】図1乃至図17に関して既に説明したよう
に、テープ・ヘッド74は、モータ24の付勢に応答し
たリードねじ軸48の回転の結果として上下方向に変位
するようになっている。したがって、テープ・ヘッド7
4に装着された再帰反射器254も、テープ・ヘッド7
4の変位と共に上下に動くことになる。このシステム
は、テープ・ヘッド74の動いた線形距離、すなわち、
上下方向の距離を測定して変動を監視して検出すると共
に、位置設定値を制御するようになっている。レーザ干
渉計チューブ214の精度は非常に高いので、このよう
な線形距離をほぼ100万分の3インチ内なで測定する
能力を得ることができ、また、トラッキングの目的のた
めにテープ・ヘッド74の設定を非常に正確に行うこと
が可能となる。
【0044】ヘッド・キャリッジ組立体72は適当な歯
車列を介してステッパ・コントローラ276、モータ
、リードねじ軸48によって駆動される。リードねじ
軸48,ステッパ・コントローラ276/モータ24
26,歯車28および軸受を含めてこのシステムを構
成している機械的な構成要素のほとんどすべては公差を
有する。これらの公差の結果として、磁気テープ上の或
る特定のトラックに到達すべくテープ・ヘッド74をプ
ログラミングしたり、送ったりする際にエラーが生じ易
い。磁気テープが少数のトラックしか持っていない場合
には、現在市販されている磁気テープのほとんどについ
て普通であるように、多数のトラックが存在している場
合よりもトラッキングの精度はそれほど重要ではない
が、トラックが多数である場合には、小さなエラーも意
持つことになり、トラッキング作業を耐えず正確に
行うにはこれらのエラーを補正する必要がある。
【0045】磁気テープ上のトラックの位置は完全に標
準的であり、通常は、磁気テープの下縁からの或る特定
の距離とすることによって識別される。したがって、ヘ
ッド・キャリッジ組立体72をテープ・ヘッド74と一
緒に磁気テープの下縁から或る特定のトラックまで移動
させるには、通常は、モータ24を或るステップ数を通
して進んでからテープ・ヘッド74を所望のトラックと
一致していると見做すようにプログラムすることにな
る。しかしながら、上述したような公差の存在により、
或る特定のトラックに到達するのに必要な標準ステップ
数では、実際に、テープ・ヘッド74を正しい位置に置
くことができないことがある。モータ24および装置の
公差は、普通は若干の不正確さを与え、テープ・ヘッド
74はトラックの実際の位置よりもやや上あるいは下に
位置することになる。テープ・ヘッド74が実際に移動
して或る特定のトラックと正確に整合しなければならな
い位置は公称距離として既知であり、この位置に到達す
べくモータ24が動かなければならないステップ数によ
って定義することができる。トラックの真の位置に到達
すべくテープ・ヘッド74移動することになっている
距離は実距離と呼ぶ。したがって、公差によるエラーは
実距離と公称距離との差と定義することができる。
【0046】本発明のステッパ補正装置200は、テー
プ・ヘッド74が或る特定のトラックまでの実距離(不
正確な公称距離ではない)を確実に移動するようにテー
プ駆動装置10Aをプログラミングするようにしてい
る。上記の説明を勘案して、次の例を参照されたい。
【0047】 例: 上記のレーザ干渉計210のシステムは、以下の表1に
記載するように情報を生じさせるために使用することが
できる。 ― 表1 ― Dに到達するため Dに到達するため 位置番号 距 離 の公称ステップ数 の実ステップ数 エラー 1 0.00375 30 28 2 2 (2)×(0.00375) 30 28 −4 3 (3)×(0.00375) 30 28 −2 4 (4)×(0.00375) 30 28 1 . . . . . . . . . . . . . . . 65 . 30 31 −1
【0048】表1で明らかなように、一定数の位置、た
とえば、65個の位置があり、磁気テープのトラックを
表わしている。各位置は互いに等距離、たとえば、0.
00375インチの距離隔たっている。モータ24の、
この距離を通ってテープ・ヘッド74を動かすべき公称
ステップ数、すなわち、移動数は、たとえば、30であ
る。公称ステップ数は、もしシステムが完全なものであ
るならばモータ24で移動しなければならないステップ
数を表わす。しかしながら、これはシステムの種々の公
差を考慮していない。したがって、これらの公差の結果
として、たとえば、0.00375インチの距離をカバ
ーすべき実際のステップ数は公称ステップ数(30)と
異なることになる。この差は「エラー」と考えるべきで
ある。エラーは次のように定義できる。 エラー = (公称ステップ数) − (実ステップ数)
【0049】表1を参照して、ここで、位置番号1まで
移動すべき距離が0.00375インチであり、位置番
号2まで移動すべき距離が(2)x0.00375イン
チであり、位置番号3まで移動すべき距離が(3)x
0.00375インチなどであることに注目されたい。
いずれの場合でも、或る特定の位置に到達する公称ステ
ップ数は30である。したがって、位置1と位置2の間
の公称ステップ数は30であり、位置2と位置3の間の
公称ステップ数は30などである。位置番号1を見る
と、距離0.00375をカバーする実ステップ数は2
8で良い。したがって、エラーは実ステップ数よりも2
小さい公称ステップ数となる。各位置に関して、そこに
到達するための実ステップ数が決定され、エラーに注意
される。或る特定の位置に到達するための実ステップ数
はシステムにプログラムされ、テープ・ヘッド74が磁
気テープの或る特定の位置から読み出しを行ったり、そ
こえ書き込みを行なったりしようとするとき、その位置
に到達するための精密な実ステップ数が定められる。ま
た、モータ24はこの実ステップ数を通じて作動して正
確な整合を達成するようにプログラムされることにな
る。
【0050】表2を参照して、下記に、磁気テープの縁
に関するトラックの位置が表わしてある。テープの縁か
らの任意のトラックの位置は、この分野では標準であ
り、たとえば、所与の能力を持つ駆動装置についての4
分の1インチテープは標準位置にトラック位置を有す
る。テープの縁および任意の他のトラックからの任意特
定のトラックの距離は既知であるから、この距離はモー
タの必要とするステップ数に算術的に変換されてテープ
・ヘッド74を昇降させ、トラックの上に正確に位置さ
せることができる。表2は図23と関連して読むことが
できる。図23はテープの長さを示し、トラック位置お
よびテープの縁から距離が示してある。したがって、ト
ラック番号1はテープの縁から距離D1であり、トラッ
ク番号2はテープの縁から距離D2などである。 ― 表2 ― トラック番号 テープ縁からの距離 テープ縁からのステップ数 1 D11 2 D22 3 D33 4 D44 . . . . . . 上記のことから明らかなように、表1は或る特定のテー
プ駆動装置10Aに対する唯一のものであり、表2はす
べてのテープ駆動装置10Aについて共通である。
【0051】或るトラックの位置およびそこに到達する
ためのステップ数をプログラムしようとするとき、テー
プの縁を、まず、上述したように、リードねじ軸48上
ヘッド・キャリッジ組立体72の最下方点に対して位
置決めする。この位置は、突起102,58が互いに係
合する位置である。したがって、テープの縁から停止点
までのステップ数がわかる。表2に含まれる情報の場
合、トラック位置がテープの縁に関してわかる。加え
て、トラック位置の公称位置がわかり、この公称位置に
到達するのに必要な公称ステップ数がわかる。任意のト
ラック位置に到達するための公称ステップ数がひとたび
わかったならば、上記の表1に従って決めるなどしてエ
ラー分を加えたり、引いたりすることによって実位置を
計算することができる。
【0052】水平トレイ234が引き込み位置に動い
て、テープ駆動装置10Aのフレーム10がステッパ補
正装置200に対して正しく装着された後、配線接続部
274が電力をモータ24へ送り、このモータ24がヘ
ッド・キャリッジ組立体72をリードねじ軸48上の最
下方変位位置まで下降させる。この最下方変位位置への
到達は、中央ポスト78のフランジ100の突起102
がリードねじ軸48のベースでフランジ56の突起58
と係合したときに達成される。この最下方変位位置にひ
とたび到達したならば、ヘッド・キャリッジ組立体72
およびリードねじ軸48は共に所定位置にあり、磁気テ
ープの或る特定のトラックに到達するために移動すべき
実距離をテープ駆動装置10Aにプログラミングするた
めの正確な設定を開始する。
【0053】突起58,102が係合したとき、上記の
最下方変位状態から、モータ24は多数のステップを通
るように動かされて、磁気テープの縁を読取れる位置ま
でヘッド・キャリッジ組立体72を直線状に上昇させ
る。この距離(磁気テープが用いられないので本目的に
とっては随意である)がステッパ・コントローラ276
およびレーザ・コントローラ278によって決定され、
テープ駆動装置10Aに記憶される。その後、磁気テー
プの第1トラックまでの公称距離まで移動するための標
準ステップ数を通して移動するようにモータがプログラ
ムされる。磁気テープの縁からトラックのすべてまでの
実距離は既知である。この例では、第1トラックに到達
するために、テープ・ヘッド74は、モータ24がトラ
ックに到達すべく移動しなければならないステップ数に
よって決定される公称距離を上昇するべくプログラムさ
れる。モータ24が指定ステップ数を動き、公称距離の
ところに到達したならば、テープ・ヘッド74の移動す
る距離はレーザ干渉計210によって測定される。第1
トラックの実位置が既知であり、テープ・ヘッド74の
動く距離がレーザ干渉計210によって決定されるの
で、ステッパ補正装置200は、テープ・ヘッド74が
第1トラックの実際の位置にあるかどうかを決定するこ
とができる。もしそうでなければ(たいていの場合)、
上述したように、実距離と公称距離の差を知ることによ
って位置エラーが決められる。その後、テープ・ヘッド
74が直線的に変位させられて実距離と公称距離との間
のエラーを補正する。実距離に到達すべくモータ24が
動かなければならないステップ数はステッパ・コントロ
ーラ276およびレーザ・コントローラ278によって
検知され、こうして、第1トラックまでの実距離を移動
するのにモータ24が動かなければならないステップ数
を正確に決定することができる。このステップ数は後に
使うためにテープ駆動装置10Aでプログラムされ、記
憶される。
【0054】一例として、テープの縁から第1トラック
までの公称距離を移動するために、モータ24は100
ステップを通して移動するようにプログラムしても良
い。しかしながら、トラックの上に精密に一致させるに
は、モータ24は102ステップ回転しなければならな
い。したがって、トラックおよびテープ・ヘッド74が
上記の測定によって正確に整合させられたとき、テープ
駆動装置10Aは102ステップを通してモータ24
駆動し、テープ・ヘッド74を磁気テープの縁から第1
トラックまで移動させるようにプログラムされることに
なる。
【0055】このプロセスは磁気テープの縁からの実距
離が知られている各トラックについて繰り返される。こ
うして、テープ駆動装置10Aはカスタム・プログラム
され、エラーを含む可能性のある公称距離のみの場合と
異なって、テープ・ヘッド74を関連したトラックと実
際に整合させるのに必要なステップ数を用いるようなモ
ータを移動させることになる。
【0056】トラック位置のすべてが決定され、テープ
駆動装置10Aが或る特定のトラックと整合するように
ステップ数に関してプログラムされたならば、水平トレ
イ234を突出位置に動かし、テープ駆動装置10A
配線接続部274から分離し、反射器取り付けブラケッ
ト組立体256をテープ・ヘッド74から外すことがで
き、こうして、テープ駆動装置10Aはコンピュータと
一緒に使用できることになる。引き続いた使用時に、磁
気テープ・カセット18をテープ駆動装置10Aのフレ
ーム10に挿入する毎に、キャリッジ組立体72がその
最下方位置に動かされ、その後、上方に動かされ、最終
的に、磁気テープの下縁の位置を決定する。この位置を
記憶したとき、磁気テープ上に或る特定のトラックに到
達するのにモータ24が動かなければならないステップ
数についての情報がテーフ゜駆動装置10Aにプログラムさ
れ、テープ駆動装置10Aはプログラムされたこの情報
に基づいて距離を計算することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータと一緒に使用するためのテープ駆
動装置フレームであって、磁気テープ・カセットを収
容するようになっているフレームの斜視図である。
【図2】図1に示すフレームを矢印Bの方向から見た部
分側面図であり、このフレームが種々の構成要素をそな
えている状態を示す図である。
【図3】テープ駆動装置フレームの調節状態を示す拡
大概略図である。
【図4】図2に示すフレームの部分の頂面図である。
【図5】図3に示すリードねじ軸およびヘッド・キャリ
ッジ組立体の詳細な頂面図である。
【図6】軸の構造をより明確に示すために種々の周辺要
素を省略したリードねじ軸の側面図である。
【図7】リードねじ軸上に装着したヘッド・キャリッジ
組立体の平面図である。
【図8】リードねじ軸上に装着したヘッド・キャリッジ
組立体の側面図である。
【図9】フレームに取り付けたリードねじ軸およびリン
グの上端を示す詳細展開斜視図である。
【図10】アジャスタ組立体の平面図である。
【図11】図10において矢印Cから見た、アジャスタ
組立体の側面図である。
【図12】図10において矢印Dから見た、アジャスタ
・プレートの側面図である。
【図13】フレームに対して第1位置にあるリードねじ
軸の上部を示す詳細側面図である。
【図14】フレームに対して第2位置にあるリードねじ
軸の上部を示す詳細側面図である。
【図15】アジャスタ組立体によって動されたときの第
1位置を示すために誇張した角度でリードねじ軸の組立
体を示す概略図である。
【図16】アジャスタ組立体によって動されたときの第
2位置を示すために誇張した角度でリードねじ軸の組立
体を示す概略図である。
【図17】リードねじ軸の組立体を装着したモータ、歯
車の側面図であり、直結駆動と減速駆動とを示す図であ
る。
【図18】本発明の別の特徴によるステッパ補正装置の
正面図である。
【図19】図18に示すステッパ補正装置の平面図であ
る。
【図20】ステッパ補正装置の一部をなす摺動固定具の
詳細側面図である。
【図21】ステッパ補正装置の一部をなす摺動固定具の
平面図であり、テープ駆動装置の位置を示す図である。
【図22】ステッパ補正装置の一部をなす再帰反射器の
斜視図である。
【図23】トラック位置および距離を示すテープ部分の
図である。
【符号の説明】10A テープ駆動装置 10 テープ駆動装置のフレーム 12 ベース 14 側壁 16 スロット 18 磁気テープ・カセット 20 モータ支持プレート 22 孔 24 モータ 26 軸 28 モータ歯車 30 下方プレート 32 上方プレート 34 柱 36 孔 38 スロット 40 上方段部 42 下方段部 44 片持ち式の棚部 46 連結片 48 リードねじ軸 50 ねじ山 52 取り付け軸 54 歯車 56 フランジ 58 突起 60 突出部 62 水平部分 64 リング 66 円筒部 68 フランジ 70 U字形クランプ 72 ヘッド・キャリッジ組立体 74 テープ・ヘッド 76 テープ・ヘッド支持体 78 中央ポスト 80 孔 82 アーム 84 S字形のピボット・アーム 86 第1部分 88 横方向部分 90 第2部分 92 ノッチ状の溝 94 ピン 96 回転防止用のスプリング 98 下面 100 フランジ 102 突起 104,106 取り付けアーム 108 接触面 110 リード線 112 アジャスタ組立体 114 固着部分 116 アジャスタ部分 118 垂直壁 120 扁平なプレート 122,124 一対の指状突起 126 矩形スペース 128 支点 130 孔 132,134,136 孔 138,140,142 上方段部の孔 144,146 ねじ 144A アジャスタ工具 146A 細長い部分 148 テーパ付き部分 200 ステッパ補正装置 204 支持フレーム 206 御影石 210 レーザ干渉計 212 摺動固定具 214 レーザ干渉計チューブ 216 スタンド 218 端 220 プリズム 224 ブラケット 226,228 垂直方向のアーム 230 水平方向アーム 232 ビーム・ベンダ 234 水平トレイ 236 U字形ベース・ブラケット 238 レール・ガイド 240 隆起部 242 アーム 244,246 トラック 部材 248 ハンドル 250 スプリング位置決めピン 252 プレス嵌め止めピン 254 再帰反射器 256 取り付けブラケット組立体 258 垂直壁 260 水平フランジ 262 下端 264 磁石 268 水平方向の棚 270 支持皿 272 光線反射器 274 配線接続部 276 ステッパ・コントローラ 278 レーザ・コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャグモハン エス. カクレジャ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91711 クレアーモント ウエスト レ ッドランド 585 (56)参考文献 特開 昭60−125916(JP,A) 特開 昭60−32111(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/56 G11B 21/20

Claims (40)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを受けるようになっているテ
    ープ駆動装置の磁気テープ・ヘッドを方向付ける装置で
    あって、第1、第2の部分を有する支持手段を有するフ
    レームと、支持手段内に回転可能に装着した軸部材であ
    り、支持手段の第1部分に枢着した第1端および支持手
    段の第2部分に装着した第2端を有し、第2端があらゆ
    る方向に移動可能であり、この移動が軸部材の第1端で
    の回動を生じさせるようになっている軸部材と、この軸
    材を回転させることのできるモータと、軸部材に装着
    した磁気テープ・ヘッドを包含するヘッド・キャリッジ
    組立体であり、磁気テープの移動方向に対してほぼ直角
    方向において軸部材上で移動できるヘッド・キャリッ
    ジ組立体と、支持手段設けたアジャスタ部材であ
    り、支持手段の第2部分に関して移動可能な固着部分
    軸部材の第2端に係合し、それを移動させることのでき
    る連結部分および固着部分と連結部分の間にあるピボッ
    ト手段を有し、固着部分の移動により連結部分の位置お
    よび軸部材、ヘッド・キャリッジ組立体の向きを調節
    るようになっており、磁気テープ・ヘッドが所望の向き
    にあるときに固着部分が支持手段に固着されることを特
    徴とする装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、支持手段
    の第1部分が下方プレートを包含し、支持手段の第2部
    分が上方プレートを包含し、軸部材の第1、第2の端が
    それぞれ支持手段の上下のプレート間に位置しているこ
    とを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置において、下方プレ
    ートに第1の孔が設けてあり、上方プレートに第2の孔
    が設けあり、これら第1、第2の孔が軸線方向に整合し
    ており、軸部材の第1端が第1の孔に枢着してあり、軸
    部材の第2端が第2の孔内に入り、その中で動けるよう
    になっていることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の装置において、軸部材の
    第2端がリング部材によって第2孔内に保持され、リン
    グ部材が第2孔の直径よりも小さい外径を有し、リング
    部材および軸部材の第2端が第2孔内で動けるようにな
    っていることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の装置において、リング部
    材が第2孔内に位置し、前記第2孔よりも小さい直径を
    有する円筒形部分とこの円筒形部分の上端にあるフラン
    ジとを有し、このフランジが第2孔の少なくとも一部よ
    りも大きい直径を有し、リングが第2孔を貫いて移動で
    きないようにしてあることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の装置において、アジャス
    タ部材の連結部分がリング部材のフランジと係合するこ
    とを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の装置において、アジャス
    タ部材が上方プレート上に装着してあり、アジャスタ部
    材が、さらに、固着部分と連結部分の間にピボット手段
    を包含し、固着部分が動くと、アジャスタ部材がピボッ
    ト手段のまわりに回動し、連結部分ならびにそれに係合
    しているリング部材の位置を調節することを特徴とする
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の装置において、軸部材の
    第2端が段付きとなっており、第2端のところに小径の
    突出部が設けられ、この突出部がリング部材に固着され
    ていることを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項3記載の装置において、上方プレ
    ートが上方段部と、連結片によってこの上方段部に連結
    した下方段部と、棚部とを包含し、上方段部がアジャス
    タ部材の固着部分を受けるようになっており、下方段部
    および棚部がアジャスタ部材の連結部分を受けるように
    なっており、第2孔が棚部に設けてあることを特徴とす
    る装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の装置において、軸部材
    にねじが切ってあり、ヘッド・キャリッジ組立体が軸部
    材と係合するねじ孔を有し、軸部材が回転すると、軸部
    材の回転方向に応じてヘッド・キャリッジ組立体がその
    上を上方あるいは下方に移動することを特徴とする装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の装置において、軸部
    材がその第1端付近にディスク状のフランジを有し、軸
    およびフランジがほぼ同軸となっていることを特徴とす
    る装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の装置において、軸部
    材が、さらに、止め手段を包含し、この止め手段がヘッ
    ド・キャリッジ組立体と係合してそれのさらなる下向き
    の移動を阻止するようになっていることを特徴とする装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の装置において、止め
    手段が軸部材の第1端にあるディスク状フランジに設け
    た突出部を包含し、この突出部がヘッド・キャリッジ組
    立体の反対面と係合するようになっており、この係合で
    軸部材がヘッド・キャリッジ組立体を下降させる方向へ
    さらに回転するのを阻止することを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項10記載の装置において、軸部
    材が、さらに、それとほぼ同軸に第1端から延びる延長
    軸を包含し、この延長軸の一端が軸部材の第1端に固定
    してあり、反対端が軸歯車に固定してあることを特徴と
    する装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の装置において、モー
    タがそこから突出するモータ軸を有し、このモータ軸に
    モータ歯車が設けてあり、軸歯車とモータ歯車が互いに
    直接接触していて歯車列を形成しており、それによっ
    て、モータが軸部材を駆動できるようになっていること
    を特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の装置において、軸歯
    車が比較的大きい直径を有し、モータ歯車が比較的小さ
    い直径を有し、それによって、ヘッド・キャリッジ組立
    体を動かすのにモータ歯車のかなりの動きを必要とする
    ような高い歯車比を与えていることを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の装置において、モー
    タが軸部材に実質的に隣接しているが間隔を置いてフレ
    ーム上に装着してあり、軸歯車が軸部材から下向きに延
    び、モータ歯車がモータから下向きに延び、モータ歯車
    および軸歯車がほぼ同一平面内にあることを特徴とする
    装置。
  18. 【請求項18】 請求項1記載の装置において、アジャ
    スタ部材の固着部分が少なくとも1つの締め付けねじに
    よって支持手段に固着してあることを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】 請求項1記載の装置において、固着
    に調節用孔が設けてあり、支持手段に設けたベース孔
    が固着部分のこの調節用孔と部分的に一致しており、こ
    れらの孔が互いに偏心しており、さらに、固着部分の調
    節用孔を貫いて延び、支持手段のベース孔と係合するよ
    うになっている調節工具を包含し、ベース孔内で調節工
    具を回動させたとき、それが固着部分の調節用孔を構成
    している壁面と係合し、固着部分を支持手段に対して移
    動させることを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の装置において、アジ
    ャスタ部材が、さらに、その固着部分および連結部分
    に介在するピボット突起を包含し、このピボット突起が
    支持手段のピボット孔内に係合し、それによって、調節
    工具によって固着部分が動かされたときに、アジャスタ
    部材がピボット突起のまわりに回動し、連結部分の対応
    する半径方向運動を生じさせることを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】 請求項1記載の装置において、連結
    が2つのほぼ平行な保持用アームを包含し、これらの
    保持用アームが間にスペースを構成しており、軸部材の
    第2端がこのスペース内に入って保持用アームと衝合し
    ており、アジャスタ部材が動いたときに、保持用アーム
    の動きと軸部材の第2端の軸線方向変位が生じることを
    特徴とする装置。
  22. 【請求項22】 請求項13記載の装置において、ヘッ
    ド・キャリッジ組立体が前記ねじ孔を構成する中央取り
    付け部を包含し、この中央取り付け部がそこから突出し
    ている突起を備えた下面を有し、ヘッド・キャリッジ組
    立体が軸部材の下端付近の或る位置に到達したときに中
    央取り付け部の突起が軸部材の第1端のところでフラン
    ジにある突起と係合して軸部材がさらに回転するのを阻
    止するようになっていることを特徴とする装置。
  23. 【請求項23】 磁気テープを受け取るようになってい
    るテープ駆動装置であり、支持手段を備えたフレーム、
    第1、第2の端を有する軸部材、この軸部材の第2端の
    位置を調節するアジャスタ手段、軸部材を回転させるモ
    ータおよび軸部材上に装着したヘッド・キャリッジ組立
    体を有するテープ駆動装置において磁気テープ・ヘッド
    を方向付ける方法であって、軸部材上に磁気テープ・ヘ
    ッドを包含するヘッド・キャリッジ組立体を装着し、ヘ
    ッド・キャリッジ組立体が軸部材の回転によって軸部材
    の軸線に対してほぼ平行な方向に動かされるようにする
    工程と、軸部材を支持手段内に装着し、軸部材の第1端
    が固定点まわりに回動できるようにし、第2端を支持手
    段にあらゆる方向に動けるように取り付け、この 動きで
    軸部材の軸線方向変位を生じさせるようにする工程と、
    テープ・ヘッドが磁気テープと正確に一致するようにヘ
    ッド・キャリッジ組立体上でのテープ・ヘッドの所望の
    向きを決定する工程と、アジャスタ手段をその固着端を
    動かすことによって調節し、アジャスタ手段の連結端を
    軸部材の第2端に連結し、アジャスタ手段の固着端の回
    動運動に応答して軸部材の前記第2端を移動させ、軸部
    材の第2端をテープ・ヘッドが所望の向きになるような
    位置に調節する工程と、テープ・ヘッドが所望位置にあ
    るときにアジャスタ手段を支持手段に固着してテープ・
    ヘッドをその位置に保持する工程とを包含することを特
    徴とする方法
  24. 【請求項24】 請求項23記載の方法において、さら
    に、軸部材を回転させるモータを設ける工程と、モータ
    と軸部材の間に高い歯車比を持つ歯車列を設け、軸部材
    上でヘッド・キャリッジ組立体を移動させるのにモータ
    のかなりの回転を必要とするようにする工程とを包含す
    ることを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の方法において、さら
    に、モータが第1端、第2端間に構成されたスペース内
    に位置するようにモータをフレーム上に設置する工程を
    包含することを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 メモリおよびモータを有するテープ駆
    装置内に受け取られるようになっている磁気テープ上
    のトラックでテープ・ヘッドを精密に位置決めする装置
    であって、レーザビームを発するレーザ源と、テープ駆
    装置を受け取る取り付けトレイと、テープ・ヘッド上
    にそれと一緒に動けるように取り付けた反射部材と、レ
    ーザ源から反射部材へレーザビームを送る手段と、レー
    ザ源に組み合わせてあって所定の位置から磁気テープ上
    のトラックに隣接した位置までテープ・ヘッドの移動し
    た距離を正確に測定する手段と、テープ・ヘッドの移動
    した距離についてのモータの運動範囲を決定する手段
    と、この運動範囲でテープ駆動装置のメモリをプログラ
    ムするプログラミング手段とを包含することを特徴とす
    装置
  27. 【請求項27】 請求項26記載の装置において、レー
    ザ源がレーザ干渉計を包含することを特徴とする装置。
  28. 【請求項28】 請求項26記載の装置において、取り
    付けトレイがテープ駆動装置を装填するための第1位置
    と、ヘッドおよび反射部材がレーザビーム経路内にある
    第2位置との間を移動できることを特徴とする装置。
  29. 【請求項29】 請求項28記載の装置において、取り
    付けトレイがその動きを阻止する錠止手段を第1、第2
    の位置に備えることを特徴とする装置。
  30. 【請求項30】 請求項26記載の装置において、反射
    部材が、テープ・ヘッド上に設置するためのL字形ブラ
    ケットと、垂直壁と、この垂直壁の上端にあり、レーザ
    ビームを反射する反射トレイとを包含することを特徴と
    する装置。
  31. 【請求項31】 請求項30記載の装置において、ブラ
    ケットが反射部材をテープ・ヘッドにしっかりと保持す
    る磁石を包含することを特徴とする装置。
  32. 【請求項32】 請求項26記載の装置において、レー
    ザビームを方向付ける手段がプリズムを包含することを
    特徴とする装置。
  33. 【請求項33】 請求項26記載の装置において、レー
    ザビームを方向付ける手段がビーム・ベンダを包含する
    ことを特徴とする装置。
  34. 【請求項34】 請求項26記載の装置において、前記
    決定手段が移動距離についてのモータのステップ数また
    は回転数を決定し、このステップ数または回転数がテー
    プ駆動装置のメモリにプログラムされていることを特徴
    とする装置。
  35. 【請求項35】 請求項26記載の装置において、前記
    所定位置がテープの縁を包含することを特徴とする装
    置。
  36. 【請求項36】 請求項26記載の装置において、プロ
    グラミング手段が所定位置から磁気テープの各トラック
    までのモータの移動範囲でテープ駆動装置メモリをプロ
    グラムすることを特徴とする装置。
  37. 【請求項37】 請求項26記載の装置において、さら
    に、レーザビームを方向付ける手段を支持する支持部材
    を包含することを特徴とする装置。
  38. 【請求項38】 請求項26記載の装置において、さら
    に、花崗岩ベースと、振動絶縁体と、電源とを有する取
    り付け手段を包含することを特徴とする装置。
  39. 【請求項39】 メモリおよびモータを有するテープ駆
    装置に受け取られるようになっている磁気テープ上の
    トラックにテープ・ヘッドを精密に位置決めする方法で
    あって、出発点を決定し、この出発点をテープ駆動装置
    メモリにプログラミングする工程と、出発点から所望
    トラックまでテープ・ヘッドを移動させる際にモータの
    回転数またはステップ数を決定する工程と、モータの回
    転数またはステップ数をテープ駆動装置のメモリにプロ
    グラムする工程と、出発点から残りのトラックまでのモ
    ータの回転数またはステップ数を決定し、モータの回転
    数またはステップ数をテープ駆動装置のメモリにプログ
    ラムする工程とを包含することを特徴とする方法。
  40. 【請求項40】 請求項39記載の方法において、出発
    点が磁気テープの縁に対応し、或る特定のトラックに対
    するモータの回転数またはステップ数がテープの縁から
    決定されることを特徴とする方法。
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