JPS6032111A - テ−プ走行変動検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は磁気テープ記伶再生装置の磁気ヘッド部分に於
ける磁気テープの走行変動を検出・Ｊる装置に関し、特
に磁気テープの幅方向に対Ｊる走行変動を検出するテー
プ走行変動検出装門。

に関するものである。

背影技術 近年、電子技術の発達に伴なって、各科装置がディジタ
ル化される傾向にあり％１ｉ１１気テープ記録再生装置
としての力士ットテーゾレコーダに対するディジタル化
の研兜が進められている。

この場合、ディジタル記録に際しては、テープスピード
等の関係から記録情報量が不足するために情報トラック
を例えば１６）ラックとすることによシディジタル記録
に必要な記録情報量を確保している。そして、この様な
多トラツク化構成にするとトラック幅およびヘッド幅は
必然的に狭くなり、例えば１６）ラック構成に於けるト
ラック幅は１００　／ｌｆｌ！、　１　）ラック当りの
記録ヘッド幅は７０μｍ、ｌ）ラック当シの再生ヘッド
幅は５０μｍ　となり、磁気テープの変位許容量は１０
８ｍ　と極めて微少なものとなってしまう。従って、デ
ィジタルカセットテープレコーダを構成するに際してれ
、磁憚テープ走行に於ける幅方向の変位を許容値以下で
安定化させることが最も重要になる。そして、゛この磁
気テープの走行時に於ける幅方向の変位測定は例え状次
に述る方法を用いて行なわれている。まず第１図に示す
様に記録ヘッド１を１６個のヘッド片２ａ〜２ｐが積層
された情報記録部２と基準信号記録部３とによって構成
し、基準化−り記録部３Ｌ比較的幅の広い１個のヘッド
片３ａによって構成されている。

一方、再生ヘッド４本情報再生部５と基準信号再生部６
とによって構成・されており、情報再生部５は記録ヘッ
ドｌに於ける情報記録部２と同様に１６個のヘッド片５
８〜５ｐが積層されて構成されており、基準信号再生部
６は２個のヘッド片６ａ、６ｂの積層によって構成され
ている。

この様に構成された記録ヘッドｌと再生ヘッド４は、ま
ず記録ヘッドｌの基ｆ＃？、信号記信号止釘が例えば１
２０　ＫＨｚの基準信号を磁気テープ７に記録し、再生
ヘラＦ　４の基準信号再生部６が基準信号記録部３によ
って記録された基準信号を再生して出力する。

仁の場合、基準信号記録部３は第２図に１１，１、大し
て示す様に比較的広幅のヘッド片３８によって基準信号
を記録しているのに対し、基準信号再生部６ｔｉ２個の
ヘッド片６　ａ　＊　６　ｂによって構成される関係上
、このヘッド６ａ、６ｂはヘッド３１１により磁気テー
プ７に記録された基準信号の記録部分８をデーグ一方向
に分割再生することになる。そして、このヘッド片ト１
６ｂは、磁気チーシフの正常走行時に社第２図に示す様
に記録部分８を互いに同一幅で再生する様に位置ずけさ
れている。

この様にして再生されたヘッド片６ａ、６ｂの出力９Ｍ
号は、第３図に示す様にアンプ９ａ。

９ｂに於いて増幅された後に比較器ｌＯに於いて両者の
差が変位検出信号Ａとして発生される。

つまり、磁気テープ８の正常走行時に於いて拡、ヘッド
片６ｇ　、６ｂによる記録部分８の再生幅が同一となる
ことから、両ヘッド片６　ａ　＊　６　ｂの出力レベル
が同一となって比較器ｌＯから発生される変位検出信号
へ社零と力る。°これに対して、磁気テープ７０走行変
動に伴なってヘッド片６　ｍ　＋　６　ｂと記録部分８
との関係が第４図（ａ）に示す様になると、ヘッド片６
ｂの出力に苅してヘッド片６ｍの出力レベルが大きくな
る事から、比較器ｌＯから発生される変位検出信号Ａ＃
ｉその変位量に応じた値の正極性信号となる。

また、＃！４図（ｂ）に示す様に磁気テープが変位走行
した場合には、ヘッド片６ｂの出力が増加することから
、比較器ｌＯから発生される変位検出信号へはその変位
量に応じた値の負極性信号となる。従って、この比較器
ｌＯから発生される変位検出信号Ａのレベルと極性を検
出することによって、磁気テープ７に対する幅方向の走
行変位量とその変位方向を知ることが出来るものである
。

しかし表から、上述したテープ走行変位検出方法に於い
ては、ヘッドタッチの不安定性、・＼ラドおよび摺−υ
ノイズの発生、ヘッドの７ジマス的整不良および磁気テ
ープに於けるＩ賀の違い等による出力変動が生ずるため
に、ディジタル記録に要求される高精度の走行変位Ｍ１
１定が得られない問題を有している。

発明の開示 従って、本発明による目的は、テープの走行変位を高祠
度に測定することが出来るテープ走行り）ｌ！：、１胡
ｊ装買を提供することである。

この様な目的を達成するために本発明は、磁気ヘッドの
一部にミラーを設け、テープ走行路を介して前記ミラー
にテープの幅方向に振動するレーザービームを照射して
その反射光を検出し、この検出出力信号とレーザービー
ムの振動周期との位相差をテープの走行変位検出イｕ号
とするものである。

そして、上記構成によるデープ走行変位検出装随に於い
ては、光学的に非接触でテープの走行変位雫を検出する
ものであるために、テープのへラドタッチ不良、アジマ
ス詞整不良、テープ材質の違いおよびノイズ等の影響を
受けなくなり、これに伴なって極めて高精度にテープの
走行変位測定が行なえる優れた効果を有する。

発明を実施するための最良な形態 第５図は本発明によるテープ走行変動検出装置の一実施
例を示す要部斜視図である。同図に於いてＩＩＵカセッ
トテープであって、その内部でかつ磁気テープ記録再生
装置にセットした場合に磁気テープ１１の走行路を介し
Ｃ磁気−・ラドあるいれダミーヘッド等からなるヘッド
１３と対向する部分にカセットテープ本体に釣し°Ｃ４
５°となる様にミラー１４が設けられている。

また、ヘッド１３と対向する部分に扛、磁気テープ１２
をヘッド面に押し付けるためのパット１５が十字状をな
した板バネ１６にλって支えられている。なお、カセッ
トテープ１１のヘッド１３と対向する四面には％通常の
カ七ットブーブと同様にヘッド挿入用窓１７およびビン
グーローラ挿入窓１８等が設けられている。１９４よ半
導体レーザー光源ｓ　２０　ｉｉ半導体レーザー光源１
９から放射されるレーザー光を」′・行止するカップリ
ングレンズであって、このカップリンクレンズ２０１通
過したレーザー光は縮小レンズ２１に於いて０．１ｗψ
以下のビーム径が小さけれに小さい程感度が良くなる。

しかし、半導体レーザーでは１μ以下にはなかなかしほ
れ表い。レーザービームに縮小される。従って、これら
半導体レーザー光Ｒｌ　９　、カップリングレンズ２０
．縮小レンズ２１ｔｉ光ビーム発生部を構成しているこ
とになる。２２は偏向ビームスプリッタ、２３は１波長
板、２４は駆動機構２５によって矢印入方向に回動され
るウオブリングミラー、２６社駆動機構２５を制御する
ための交流信号０とこの交流信号０に同期するデユーデ
ィ５ＯＮの矩形波信号！ｌを発生する発振器。

２７は偏向ビーノ〜スプリーツタ２２により分離された
戻りレーザービームを受光して電気信号に変換する光セ
ンサ−，２８Ｌアンプ、２９ｔ；ｔアンプ２８を介して
供給される光センサ−２７の出力信・号によシトリガさ
れるモノマルチツマイブレータ回路、３０社位相比較器
であって、発振器２６の出力信号Ｈとモノマルチバイブ
レータ回路２９の出力信号Ｇとの位相差に応じた出力を
発生する。３１はローパスフィルタであって、位相比較
器３０の出力信号を平滑することによ少変位検出信号Ａ
を発生する。また、ヘッド１３のミラー１４と対向する
部分に杖、ミラー３２が第６図および第７図に示す様に
設けられている。

この様に構成された装置に於いて、発振器２６が第８図
（ａｌに示す又原信号Ｂを発生すると、駆動機ｉｆｆ＋
２５はこの交流信号Ｂに応じてウオブリングミラー２４
を矢印Ｂで示す様に回動させる。

一方、光源としての半導体レーザー光源１９から発生さ
れたレーザー光線、カップリングレンズ２０に於いて平
行化された後に縮小レンダ２１に於いてＯ，ｌ門ψ程度
のレーザービームＤとされる。そして、このレーザービ
ームＤは、偏向ビームスプリッタ２２と１波長板２３を
介してウオブリングミラー２４に供給され、こ仁に於い
て反射された後にカセットテープｌｌの内部に設けられ
ているミラー１４によりヘッド１３に向けて反射される
。この場合、ウオブリングミラー２４社矢印Ｂで示す様
にわずかに回動（振動）されているために、レーザービ
ーム・秩カセットテープ１１の幅方向にわずかに振られ
ることに々る。そして、ミラー１４によって反射された
レーザービームは、第６図に矢印りで示す様に板バネ１
６の切り欠かれている部分に於ける磁気テープ１２の境
界部分を含む範囲をその磁気テープ１２の幅方向に走査
する様に位置ずけられている。ここで、レーザービーム
ＤＡ！ＰＩ気テーゾ１２の部分を走査している場合には
、このレーザービーム・Ｄは磁気テープ１２によって吸
収および乱反射されるために戻り分れほぼ零となる。こ
れに対して、磁気テープ１２か無い部分を走査している
場合に社、レーザービームＩ′）Ｌヘッド１３に設けら
れているミラー３２を１１ｉｉ、接走査することに力る
。この結果、レーザービームＤ社ミラー３２に於いて全
反射さ第１、更にミラー１４およびウオブリングミラー
２４に於いて反射された伊にＴ波長板２３を介して偏向
ビームスプリッタ２２に供給されることにより、一般に
周知の様に戻りビームＥとし°〔分離される。そして１
．こ−の様にして分離された戻りビームＥは、光センサ
２７に於すて１食出されることにより、第８　Ｉ）’４
　（ｂ）に示す出力信号Ｆとして出力され、アンプ２８
に於いて増幅された後にモノマルチノ々イブレータ回路
２９にｒＪｔ、ＷＨされる。モノマルチノ々イブレータ
回路２９は。

入力信号Ｆの立ち上シ部分に於いてトリガされることに
より１発振器２６の出力円ｊｕｌに一致するデユーティ
５０係のノξルス出力Ｇを光中する。

一方２発振器２６は第８図［、）に示しグこ駆動［′懲
購２５を制御するだめの交［を信号０と、このＶ流信号
Ｃに同期するデユーティ５０％の矩形波をなした出力信
号１（を伯生じている。従って。

この出力信号Ｈを基準としてモノマルチバイブレータ回
路２９の出力信号Ｇとの位相差を位相比較器３０に於い
てめることにより、ｂ（（気テーゾ１２の幅方向に対す
る走行武１ノ址がめられることになる。（１えば、磁気
テープ１２が幅方向に対して＠８１司ｆａ）に点線工で
示す棒に変位しｌことすると、交流信号０がこの点線■
を越える１［１１間に於い−Ｃ戻りビームＥが得られる
ために、光ヒンサー２７の出力信号Ｆもｉ　８　＋＝ｌ
　（ｈ）に示す様ｅここれに応じたものとなる。つまり
、磁気テープ１２の変位に応じて、出力信号Ｆの幅が交
流信号０の頂点部分を中心としてその幅が変化すること
になる。そして、この出力信号Ｆは、アンプ２８に介し
てその立ち上り部分に於いてモノマルチバイブレータ回
路２９をトリガする。ここで。

モノマルチバイブレー２回Ｐ３２９は、前述した様に発
振器２６から発生される又流信号０と同一周期でかつデ
ユーティ５０％のパルス信号Ｇを発生する様に構成され
ているために、この出力信号０は磁気テープ１２の変位
に応じて位相制御されることになる。従って、位相比較
器３０に於いて、変流信号０に同期する第８図（ｄ）に
示すデユーティ５０ｙ（の信号Ｉ（と位相制御を受妙て
いるモノマルチバイブレータ２９の出力信号Ｇの位相差
をめると、その出力信号は磁気テープ１２の幅方向に対
する変位量を示すことになる。そして、この位相比較器
３０め出力信号をローパスフィルタ３１を介して申り出
すと、ノイズ成分が除去されて第８図（ｅ）に点線で示
す変位検出信号人が得られる。この場合、磁気テープ１
２に対する変位の検出は光学的に非接触状態で行なわれ
るために、従来の様に磁気テープのへラドタッチ不良、
アジマスｌｌ１ｇ整不良、テープ材質の違いおよびノイ
ズの影響を受けなくなる。

なお、上記実施例に於いては、光源として半導体レーザ
ーを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく
、光を発する光源であればいかなるものであっても良い
。

以上説明した様に、本発明によるテープ走行変動検出装
置は、光ビームを磁気テープの幅方向に対する境界部分
を光ビームを用いて走査し、その反射光を電気信号に変
換した信号を用いてモノマルチパイブレーク回路金トリ
ガすることによって光ビームを走査駆動する又流信号の
周期に一致する信号を発生させる。そして、この発生信
号とつＹＳ♂−ムを走査駆動する信号との位相差をめる
ことによって磁気テープの幅方向に対する走行変位量を
めるものである。従つて、磁気テープに幻する変位測定
が光学的に非？触で行なわれることから、その副定精度
が従来に比較して極め°Ｃ′ＰＪ稍度のものとなる。ま
た、ヘッドによる読み増９を必要としないために、ヘッ
ドタッチおよびアジマス調整の不良、テープ材質の違い
およびノイズの影響を受けなくなる等の種々優れた効果
を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図１従来のテープ走行変動検出方法を説明するため
の記録ヘッドと再生ヘッドを示す正面図、第２図ｔｌｓ
ｉ図に示す記録ヘッドと再生ヘッドによる走行変動検出
用の記録と再生を説明するための概略図、第３図ｔ′！
第２図に示すヘッド片の出力から変位検出４ｉｔ号Ａ’
ｔ−１１２Ｄ出すための回路図、第４図（Ｒ）　、　（
ｂ）は磁気テープの変位に対する記録部とヘッド片の関
係を示す平面図、第５図は本発明によるテープ走行変動
検出装置の構成図、第６図、第７図は第５図のヘッド部
分を示す平面図および側面図、Ｗ、８図（ａ）〜（Ｃ）
は第５図に示す回路部分の各部動作波形図である。 １１・・・カセットテープ、１２・・・磁気テープ、１
３・・・ヘラＦ、１４．３２・・・ミラー、１９・・・
１１ｃ導体レーザー光源、２０・・・カップリングレン
ズ、２１・・・縮小レンズ、２２・・・偏向ビームスプ
リッタ、２３・・・Ｔ波長板、２４・・・ウオブリング
ミラー、２５・・・駆動機構、２６・・・発儀器、２７
・・・光センサ−，２９・・・モノマルチ／マイブレー
２回路。 ３０・・・位相比＋１Ｒ器、３１・・・ローパスフィル
メ。 １細人　日不電気ホームエレクトロニクス株式会社；表
朋締役　佐　々　木　附　三＜’層第６図 第７図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　力士ットテープＩＩＫＭｍ構に設けられている
   ヘッドの前面部分でかつカセットテープのバットと対向
   しない部分に設けられた第１のミラーと、このカセット
   テープ駆動機構にセットされたカセットテーゾ本体の内
   部でかつテープ走行路を介して前記ヘッドに設けられた
   第１のミラーと対向する部分に外来光を第１のミラーに
   向けて反射する様に設けられた第２のミラーと、光ビー
   ムを前記第２のミラーに供給する光ビーム発生部と、前
   記第２のミラーに供給される光ビームを磁気テープの幅
   方向に振動させるウオブリングミラーと、前記第１のミ
   ラーからの反射光を戻り光ビームとして検出することに
   よシミ気信号に変換する光センサーと、前記ウオブリン
   グミラーを駆動するための駆動掬構を制御するための信
   号およびこの信号に同期する矩形波信号を発生する発娠
   器と、前記光センサーの出力信号によシトリガされて前
   記発振回路より発生される矩形波信号と同一デユーティ
   の出力を発生するモノマルチバイブ１／−夕回路と、前
   記発振回路よシ発生される矩形波１言号と前記モノマル
   チ／クイブレー２回路の出力信号との位相差に応じた出
   力を発生する位相比較回路と、この位相比較回路の出方
   を大刀とじて変位検出信号を出力するローノ臂スフィル
   タとを備え−たことを４？徴とするテープ走行変動検出
   装置。