JPS6048810B2 - 光学的デ−タ読取り/書き込み装置 - Google Patents

光学的デ−タ読取り/書き込み装置

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JPS6048810B2
JPS6048810B2 JP55018817A JP1881780A JPS6048810B2 JP S6048810 B2 JPS6048810 B2 JP S6048810B2 JP 55018817 A JP55018817 A JP 55018817A JP 1881780 A JP1881780 A JP 1881780A JP S6048810 B2 JPS6048810 B2 JP S6048810B2
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lens
head
light
recording surface
optical
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秀人 岩岡
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Yokogawa Hokushin Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は板状の媒体に記録されている情報のデータを光
学的に読取る装置、または前記媒体にデータを光によつ
て書込む装置に関する。
近来、円板状の媒体(以下これをデスクと呼ぶ)の表面
に同心円または螺旋形の細溝(以下これをトラックと呼
ぶ)を設けこの細溝に沿つて円形または小判形の凹穴ま
たは突起(以下これをピットと呼ふ)を予め定めてある
所望の間隔を置いて直列に配列しこのピットの配列によ
つてデータを代表するデータ記憶装置とこのデータ記憶
装置(デスク)から光学的に非接触で記憶データを読み
出し、またはデスクにデータを書込む装置が実用されて
いる。
この種の装置はレーザ光利用技術の進歩と相俟つて長足
に進歩しつ、ある。
第1図は従来公知のデスクの一例の一部分を示した平面
図である。
このデスクは図示の如く円板状の媒体1の上面または下
面(図ては下面)に同心的に平行に並んでいる細溝のト
ラック2がきざまれており、このトラック2に沿つてピ
ット3が所望の間隔を置いて配列する。これらのトラッ
クに沿つて直列に配列するピットの有無は2値符号の1
、0に対応する。第2図はデスク下面のトラック2とこ
れに沿つて配列するヒト3の拡大図で。(a)は平面図
、(b)はY−Y面によつて切断せる立面図である。第
1図に示すディスク1は例えば直径約300TnlTt
)トラック間のピッチ′…は2μmトラック溝2の幅2
bは0.6μm深さ2dは0.07μmで、ピットの幅
3bは約0.5μm)長さ2〜15μm)3深さは約0
.15μmでヘッドで使用する光の波長114に選定さ
れている。デスクの情報データの記録面1aはピット部
分を除き全面反射率の高い金属薄膜でおゝわれている。
なおこのデータを記憶せるデスクの記録面1aは透明膜
で保護されてい4る。このようなデスクはデータ読取り
時は一定の速度で回転し、読取りヘッドはデータを読取
るための集束光線を、デスクのトラック2に沿つて相対
的に移動し、トラックに配置されている。ピットを順次
に走査しその反射光を検出してピットの有無によつて代
表されるデータを読取る。読取り/書込み用ヘッドでは
デスクの記録面に入射する光線としてコヒーレントなレ
ーザ光線が利用さ5れる。ヘッドはレーザ光線を集束し
てテスク記録面の所望のトラック溝2を正確に照射する
ための光束入射手段と記録面1aからの反射光を受光し
その光束の光量を電気的信号として検出する光電変換器
とを具備する。ヘッドはヘッドからの入射θ光がデスク
の回転にしたがいトラック溝2に追随しこれに配列する
ピットを走査検出しうるようにデスク面に対し浮動ヘッ
ド方式で対置される。しかるに通常回転するデスクには
デスク面の歪、デスク回転軸の偏心等があり、ヘッドと
デスクとの5相対位置を所望の関係に保つためにはデス
クの面のヘッドに対する偏位に追随してヘッドの位置を
補正することが必要である。そのために、ヘッドはデー
タの読み取り機能のほかに、デスク記録面に対するヘッ
ドの入射光束の入射点すなわち焦点)位置のずれ(これ
を焦点誤差と称する)およびトラックの中心線2a(こ
の中心線は仮想線である)に対するヘッドの焦点位置の
ずれ(これをトラッキング誤差と称する)を検出する機
能を有していることが必要である。デスクの記録面には
極めて高密度でデータが記憶されているので、焦点誤差
およびトラッキング誤差とともに1μm以上の精度で検
出する能力を有する光学的ヘッドが要求される。第3図
は上記の要求を満足する読取り/書き込みヘッドとして
開発された装置の一例の原理的説明図である。
図においてレーザ光河ΨSからの光束はレンズ12a)
および円筒レンズ12bによつて平行光束となり、偏光
プリズム13で屈折しλ/4位相板14を通過しデスク
1に対する対物レンズ15によつてレンズ15の焦点の
近傍にあるデスクの記録面の微小面積部分pに集束され
る。ヘッドは予めデスクに対し入射光束の中心軸S(レ
ンズ15の光軸Zと合致する軸を入射光束の光軸sと定
義する)はデスクの記録面1aと垂直に交わるように配
置されている。
したがつて1aからの反射光束は入射光束と同じ光路を
通り反対方向に進む。この反射光束はλ/4板14およ
び偏光プリズム13の作用により光溝ΨSの方向に光の
交流成分を焦点誤差およびトラッキング誤矛の検出に利
用するとともに前記パルス波に対応する光によつて前記
デスク記録面にビットを形成することを特徴とする前記
特許請求範囲第1項記載の光学的データ読取り/書込み
装置。 夕発明の詳細な説明 本発明は板状の媒体に記録されている情報のデータを光
学的に読取る装置、または前記媒体にデータを光によつ
て書込む装置に関する。
近来、円板状の媒体(以下これをデスクと呼ぶ)の表面
に同心円または螺旋形の細溝(以下これをトラックと呼
ぶ)を設けこの細溝に沿つて円形または小判形の凹穴ま
たは突起(以下これをビットと呼ふ)を予め定めてある
所望の間隔を置いて直列に配列しこのビットの配列によ
つてデータを代表するデータ記憶装置とこのデータ記憶
装置(デスク)から光学的に非接触で記憶データを読み
出し、またはデスクにデータを書込む装置が実用されて
いる。
この種の装置はレーザ光利用技術の進歩と相俟つて長足
に進歩しつ、ある。
第1図は従来公知のデスクの一例の一部分を示した平面
図である。
このデスクは図示の如く円板状の媒体1の上面または下
面(図ては下面)に同心的に平行に並んでいる細溝のト
ラック2がきざ−まれており、このトラック2に沿つて
ビット3が所望の間隔を置いて配列する。これらのトラ
ックに沿つて直列に配列するビットの有無は2値符号の
1,0に対応する。第2図はデスク下面のトラック2と
これに沿つて配列するヒト3の拡大図で二(a)は平面
図、(b)はY−Y面によつて切断せる立面図である。
第1図に示すディスク1は例えば直径約300Tn1T
t)トラック間のピッチ′…は2μmトラック溝2の幅
2bは0.6μm深さ2dは0.07μmで、ビットの
幅3bは約0.5μm)長さ2〜15μm)3深さは約
0.15μmでヘッドで使用する光の波長114に選定
されている。デスクの情報データの記録面1aはビット
部分を除き全面反射率の高い金属薄膜でおゝわれている
。なおこのデータを記憶せるデスクの記録面1aは透明
膜で保護されてい4(る。このようなデスクはデータ読
取り時は一定の速度で回転し、読取りヘッドはデータを
読取るための集束光線を、デスクのトラック2に沿つて
相対的に移動し、トラックに配置されている。ビットを
順次に走査しその反射光を検出してビットの有無によつ
て代表されるデータを読取る。読取り/書込み用ヘッド
ではデスクの記録面に入射する光線としてコヒーレント
なレーザ光線が利用さ7,れる。ヘッドはレーザ光線を
集束してテスク記録面の所望のトラック溝2を正確に照
射するための光束入射手段と記録面1aからの反射光を
受光しその光束の光量を電気的信号として検出する光電
変換器とを具備する。ヘッドはヘッドからの入射ク光が
デスクの回転にしたがいトラック溝2に追随しこれに配
列するビットを走査検出しうるようにデスク面に対し浮
動ヘッド方式で対置される。しかるに通常回転するデス
クにはデスク面の歪、デスク回転軸の偏心等があり、ヘ
ッドとデスクとの丁相対位置を所望の関係に保つために
はデスクの面のヘッドに対する偏位に追随してヘッドの
位置を補正することが必要である。そのために、ヘッド
はデータの読み取り機能のほかに、デスク記録面に対す
るヘッドの入射光束の入射点すなわち焦点・位置のずれ
(これを焦点誤差と称する)およびトラックの中心線2
a(この中心線は仮想線である)に対するヘッドの焦点
位置のずれ(これをトラッキング誤差と称する)を検出
する機能を有していることが必要である。デスクの記録
面には極めて高密度でデータが記憶されているので、焦
点誤差およびトラッキング誤差とともに1μm以上の精
度で検出する能力を有する光学的ヘッドが要求される。
第3図は上記の要求を満足する読取り/書き込みヘッド
として開発された装置の一例の原理的説明図である。
図においてレーザ光河ΨSからの光束はレンズ12a)
および円筒レンズ12bによつて平行光束となり、偏光
プリズム13で屈折しλ/4位相板14を通過しデスク
1に対する対物レンズ15によつてレンズ15の焦点の
近傍にあるデスクの記録面の微小面積部分pに集束され
る。ヘッドは予めデスクに対し入射光束の中心軸S(レ
ンズ15の光軸Zと合致する軸を入射光束の光軸sと定
義する)はデスクの記録面1aと垂直に交わるように配
置されている。
したがつて1aからの反射光束は入射光束と同じ光路を
通り反対方向に進む。この反射光束はλ/4板14およ
び扁光プリズム13の作用により光溝ΨSの方向には戻
らすに偏光プリズム13を通過しレンズ17を経て半透
明ミラー18により2分割され一方の反射光部分はトラ
ック誤差検出用第2光電検出器23の2分割受光面23
a,23bを照射する。また、他方の反射光部分はくさ
び形プリズム19zにより再ひ2分割され各分割部分は
第1光電検出器20の受光面を照射する。検出器20の
受光面は20a,20b,20cの3部分に分割されて
いる。回転テスク1の記録面1aに記憶されているデ1
ータすなわちビットの有無を読み出す場合には、(a)
記録面に対しヘッドの入射光束の集束点すなわち対物レ
ンズの焦点Fがデスクの記録面に一致し、また(b)入
射光束の中心軸Sがこれに対向するトラック2の中心線
2aに合致するようにヘッドの位置を位置決めしなけれ
ばならない。
上記(a)(b)の条件を満足するような保持位置をヘ
ッドの正常位置と名付ける。さて第3図に示すヘッドの
作用の概略を説明すれは次の如し。デスク記憶面1aか
ら反射する光束のうち半透−明ミラー18からくさび形
プリズム19に分岐しプリズム19て再分割される光は
第1光電検出器20の受光面に入射する。
いまヘッドが(a)の条件を満足している場合は受光面
20の20a部分に入射する反射光の光量に対応する出
力Eaと20c部分の出力Ecとの和(Ea+Ec)は
20b部分の出力Ebに等しく両者の差出力は零てある
。また、記録面1aに対しヘッドの集束点Fが矢印Z方
向またはその反対の方向にずれた楊合は検出器20を照
射する2つの光束hおよびgは矢印1,一1の方向また
はその反対の方向に移動する。したがつて(Ea+Ec
)とEbとの差出力Ezはその極性を反転する。したが
つてEzの極性によつて記録面に対する入射光の集束点
Fのすれの方向を検出することができる。差出力Ezを
焦点誤差信号 ιと名付ける。また前記(b)の条件す
なわち入射光軸Sとこれに対向するトラック2の中心線
2aが一致している楊合はその2つの受光面23a,2
3bを照射する反射光の光束量は相等しく両出力Edd
l,Ed2の差Eyは零であり、入射光軸8が (対向
するトラック中心線2aからy方向または一y方向にす
れているときは差出力Eyの大きさはすれの大きさに対
応し極性はずれの方向に対応する。したがつて差出力E
yの極性により入射光軸Sとトラック中心線2aとのい
ずれの方向を検出するこができる。差出力Eyをトラッ
キング誤差信号と名付ける。したがつて第3図のヘッド
で検出せる前記焦点誤差信号Ezおよびトラッキング誤
差信号Eyを利用してヘッドの位置を制御しその正常位
置に保持することができる。また、ヘッドの正常位置に
おいて入射光束がデスクのビット部分またはビットの無
い部分を照射するかによつて第1光電検出器20の3つ
の受光面部分に入射する反射光の全光束量が変化するの
で、3つの受光面の出力信号Ea,Eb,Ecの和Ed
を検出することによつてトラック上に直列に配列してい
るビットをデスクの回転にしたがつて順次に読取ること
ができる。以上説明せる如く、第3図に示す読み取りヘ
ッドはその正常位置からの焦点ずれ、トラック溝に対す
る入射光軸のトラッキングずれの検出機能を有している
。しかしながら、この装置の光学系はヘッドからデスク
記録面に対し垂直方向から入射光束を入射しその反射光
は入射光と同じ光路を逆行するように構成されている。
したがつて、これを書き込みに利用する場合、強力な反
射光がレーザ光源に戻り、レーザ発振が不安定になるお
それがあるので入射光と反射光とを分離しなければなら
ない。この入、反射光の分離手段としてλ/4位相板1
4、偏向プリズム13等の光学部品を含む。また、デー
タ読取り信号Ed)焦点誤差信号Ezとトラッキング誤
差信号Eyとを2つの光電検出器20および23によつ
て各別に検出しているので反射光を分岐するために半透
明ミラー18および、くさび形プリズム19等を含み、
ヘッドの光学系の構成は著しく複雑である。本発明は簡
単な構成の光学系によりヘッドのデスク面に対する相対
位置を正常位置に自己制御する機能を具備しデスクに記
憶されているデータの5読取りまたはデスクにデータ書
き込みのできる光学的装置を提供せんとするものである
。本発明においては上記の目的を達成するために次の方
法が採用されている。(i)ヘッドからデスク記録面に
対して入射光束を直角に入射せずに一定の入射角θ0で
入射し、記録面からの反射光束が入射光束と別の光路を
通り受光器すなわち光電変換器に導かれるように光学系
が構成されている。(Ii)反射光束を受光する光電変
換器は互に直角に交わりかつ光電変換器と直交する2平
面によつて4区分に分割されており、各区分を照射する
反射光束の光量に対応する出力信号は各別に外部に出力
する。(Iii)前訃4区分の出力信号を電気的演算手
段に導びき、これら4つの出力信号から焦点誤差信号、
トラッキング誤差信号、およびデータ読取り器ではデー
タ 夕読取り信号を演算する。本発明におけるヘッドは
(1)(il)に挙けた構成上の特性を有するのでその
構成がきわめて簡単でコンパクトに構成することができ
る。また(Iii)は純電気的な回路であり現在の技術
水準においては容易にかつコンパクトな回路で実 :現
することができる。以下、図面を参照して本発明実施例
を説明する。
第4図aは本発明実施例の主要部てある光学的データ読
取り/書き込み器HD(以下これをヘッドと略称する)
の平面図である。
第4図bはaに示されているヘッドの立面をa図のX−
X面で縦断して示した断面即とヘッドHDに付属する装
置ACを総括して示す。まず、A,bを参照してヘッド
HDを説明する。図において、容器11は上面が開放し
ており、内部に光源を保持する光源保持台4、第1凸レ
ンズレ、第2凸レンズL2、第3凸レンズL3およ〜び
光電変換器7を保持する受光部品保持台6を内蔵する。
図において、第1〜第3の各レンズLl,L2,L3の
光軸をそれぞれZl,Z2,Z3とし各々を1点鎖線で
示す。光軸Z1〜Z2の間隔Xl2とZセ〜Z3の間隔
X23は相等しい。また、光軸Zl,Z2,Z3は同一
平面X−Xに含まれる。光源保持台4のレンズL1に対
向する前面3はレンズL1の光.軸Z1とL1の焦点F
1において交わり、その交点F1にレーザ光の点光源5
が配置される。また、受光部品保持台6上の光電変換器
7は第3レンズL3に対向しそのほゞ中央部の1点8に
おいてL3の光軸Z3とL3の焦点F3またはその近二
傍において交わる一。光電変換器7は例えばフォトダイ
オードより成る。第5図aは光電変換器7の前面を拡大
して示す。図に示す如く光電変換器7はその中央部の光
軸Z3との交点8を通り光軸Z2とZ3を含む平面と直
交する平面と平行する微4小間隙の第1分割面9で電気
的に分離されており、さらに交点8を通り光軸Z2とZ
3を含む微力間隙の第2分割面10によつて電気的に分
離されており、α、β、γ、δの4部分の分割されてい
る。これらα〜δの4部分を第1〜第4光電変換器部分
と呼び、か)る構成の光電変換器7を複合光電変換器P
Eと名付ける。PEの各部分の出力信号Eα,Eβ,E
γ,Eδはそれぞれ出力導線730,31,32,33
によりヘツ日Dの外部に導き出され演算回路SCの入力
に与えられる。演算回路SCは各部分の出力信号を演算
変量とし下記3種類の演算出力Ey,Ez)およびEd
を出力する。但しこのヘッドが書込み専用の場合は(3
)式oの演算機能は不必要である。゛EY=(Eα+E
β)一(Eγ+Eδ) ・・・・・・(1)Ez=(E
α+Eδ)一(Eβ+Eγ) ・・・・・・(2)ED
=(Eα+Eβ+Eγ+Eδ) ・・・・・・(3)E
Yはトラッキング誤差信号、E。
は焦点誤差信7号、EDはデータ読取り信号と名付ける
。第6図は第4図によつて説明せる本発明のヘッドED
を利用してデスク1のデータ記録面1aに記憶されてい
るデータを読み出す装置を示す。図においてデスクの記
録面1aとヘッド即との相ノ対的な位置を明確にするた
めに空間内の1点Oにおいて互に直交する坐標軸0XN
0y)0Zを想定しこの坐標軸を参照してデスクとヘッ
ドの相対的な位置を説明する。本発明のヘッドより実際
に検出し得る光軸Z2方向の距離分解能は±1μm程度
であり、これに比しトラック溝2の深さ2dは無視し得
る程度であるのでトラック溝2の深さを無視し溝の中心
線ともに記録面1aと同一平面上にあるとみなすことが
できる。デスクの記録面とこれに対向するヘッドの関係
位置を前記直交する座標軸0x、0y、0zを参照し次
のように定める。
デスク記録面1aはXy平面に平行しており回転軸01
を中心として例えば半時計方向(図では矢印X方向)に
回転しているものとする。記録面1aに接し回転軸01
を通りq/軸と平行する一本の放射線Y−Yを想定する
。記録面上のトラック帯2はY−Y線を直角に横切つて
回転する。このデスクに対し、ヘッド囲はその中心軸Z
2(すなわちL2の光軸)がY−Y線と直角に交わり各
レンズの光軸Zl,Z2,Z3を含む平面(反射平面)
はY−Y線を直角に交わるように予め配置されており、
ヘッド即はY−Y線とこの関係を保ちながら0y軸に平
行にy方向および−y方向に移動し、かつ0y軸に沿つ
て上下に移動可能に保持される。第6図bにおいてヘッ
ドHDの上面に対しするデスクのトラック帯の中心線を
2a1および2anの二本で例示する。2Anはn番目
のトラック帯の中心線とする。
第6図A,bの配置において、ヘッドHDにより回転し
つつあるデスクの記録面上の第n番目のトラック帯の中
心線2anに沿つて配列するビットの位置を検出する場
合は、ヘッドHDはこれに含まれる第2レンズL2の焦
点F2がY−Y線と中心線2anとの交点で合致する位
置に保持されていなければならない。
記録面上の任意のトラック帯(溝)に対するヘッドの上
記の保持位置をヘッドの正常位置と名付ける。以下、第
6図を参照し本発明装置の構成および読取り動作を説明
する。
図において、ヘツ日Dおよびこれに接続する演算回路S
Cの構成については第4図および第5図によつて説明す
みであるからこゝではその説明を省略する。第1増幅器
A1および第2増幅器A2はともにロックイン増幅器で
あり、A1は演算回路SCからのトラッキング誤差信号
EyをまたA2は焦点誤差信号Ezを増幅する。RC−
1はA1の出力信号Ey’に対応してラシアルアクチエ
ータRAを駆動するアクチエータ駆動回路、RAはRC
−1の出力の大きさと極性に応じヘッドHDをY−Y線
に平行にyまたは一y方向に駆動する。RC−2はEz
の増幅信号E’zに対応してフォーカス アクチエータ
FAを駆動する第2駆動回路、FAはRC−2の出力信
号に応じてヘッドHDをZ軸に平行にZ方向または一Z
方向に移動する。0Sは交流発振器でA1およびA2に
同期増幅用の参照信号を与え、またレーザ駆動電力供給
回路LDに交流出力を供給する。
LDは直流出力を発振器0Sからの交流によつて変調し
、この変調出力をレーザ光源5に与えレーザ光源から交
流変調光を発光せしめる。このへ :ツドを書き込みに
利用するとき電力供給回路LDの入力44にパルス電流
が与えられこれによつて、光源からパルス光を発射せし
める。まず、デスクに記憶されているデータの読取り動
作を説明する。
いま、デスク記録面1aに対 フし、ヘッド即が上記の
正常位置に保持されており、EDの第2レンズL2の焦
点F2がトラック2n上の中央線2anに合致せる場合
について説明する。点光源5より発する光束は5から距
離f1離れている第1レンズL1により平行光束となり
、さらに第2レンズL2を通過してL2から距離F2離
れているデスク記録面1a上の入射光の中心軸S1との
交点pを含むほゝ゛円形の微小面積部分に集束し光源5
の実像を結ぶ。この微小面積部分の径は原理的には1点
であるが実際は略1〜5μm)程度である。この微小面
積部分は入射光が集束して反射する照度の高い部分であ
るからこれを輝点pと名づける。なお、入射光束によつ
てデスク記録面に生ずる輝点pは入射光束の光軸s1の
まわりに形成され、またpから反射される光束によつて
後述する光電変換器に結像されるpの輝点像p’も入射
光の光軸S1を通る光線の反射光S’1の光電変換器7
との交点のまわりに形成されるので入射光束および反射
光束をそれぞれ入射光線S1および反射光線S’1で代
表して説明をすすめる。入射光線S1は記録面に一定の
入射角θで入射する。反射光線S’1は反射角θで記録
面から反射し第2レンズL2および第3レンズL3を通
り光電変換器7の中心点8に入射する。反射光束は光電
変換器7の中心点8のまわりに輝点pの輝点像p’を結
像する。(第5図a参照)したがつてヘッドが正常位置
にあるときは輝点像p’に入射する反射光束の光量に対
応して生ずる光電変換器7の第1、第4変換部分α、δ
に発生する出力信号の和(Eα+Eδ)と第2、第3部
分β、γに発生する出力信号の和(Eβ+Eγ)とは相
等しく焦点誤差信号Ez=0である。いま何んらかの原
因によりヘッドHDのレンズL2の主面X2とデスク記
録面1aとの距離ZがL2の焦点距離F2に対しZ>F
2になつたた場合は記録面1a上の輝点pは入射光線の
入射方向S1に沿つて移動し、輝点pに対する光電変換
器上の輝点像p’はヘッドの正常位置における輝点像p
’の位置よソーx丁方向に移動する。またz>F2にな
れば+x方向に移動する。したがつて、距離zの変化に
対する焦点誤差信号ルは第8図のEz曲線で示すように
変化する。したがつて演算回路SCの出力端35に発生
する焦点誤差信号Ezの増幅出力E’zを第2′駆動回
路RC−2に与え、RC−2の出力によりフォーカルア
クチエータFAを駆動しヘッドHDとデスク記録面との
距離zをF2に等しく保持することができる。また、ヘ
ッドHDが正常位置に保持されておりヘッドの中心軸Z
2が第7図aに示す如くトラックの中心線2anと直角
に交わる場合、記録面1a上の輝点pからの反射光束は
入反射光軸Sl,S’1を含む平面を対称面として左右
対称に分布する。したがつて光電変換器上における輝点
像p’に入射する反射光束も?の中心点8を通りX軸に
平行な第2分割面9を境として(α+β)面部分に入射
する反射光の光束量と(γ十δ)面部分に入射する反射
光の光束量は相等しい。したがつて両部分の光束量に対
応する出力信号(Eα+Eβ)と(Eγ+Eδ)とは相
等しく演算回路SCの出力34に生ずるトラッキング誤
差信号Eyは零である。また、記録面1aに入射する光
線の光軸S1の1aへの入射点Psが第7図bに示す如
くトラック中心線2anからy方向またはその反対方向
にすれている場合は、入反射光軸Sl,S’1を含む平
面(すなわちPs点を通りXz軸を含む平面と平行な平
面)に関して反射光束の2つの部分S’yとS’−yの
光束分布に差異を生じ、したがつて光電変換器7の(α
+β)部分に入射する反射.光の光束量と(γ+δ)部
分に入射する光束量にも差異を生じ両部分の出力信号も
また相違する。第9図の曲線Eyはトラック中心線2a
nに対する入射光線S1の記録面への入射点Psとのず
れすなわち士yとトラッキング誤差信号EY=(Eα+
Eβ)一(Eγ+Eδ) ・・・・・・(1)との関係
の1例を示す。
トラッキング誤差y=0のときEy=0、トラッキング
誤差の大きさと極性に対応してEyも大きさと極性が変
化する。したがつて演算回厨βCの出力Eyの増幅出力
E’yを3第1駆動回路RC−1に与え、RC−1の出
力をフォーカルアクチエータRAに与えHDをY−Y軸
に平行にy=Oになるように駆動し、入射光束によつて
トラッキング溝の中心に輝点pを結像させることができ
る。3 デスクに記憶されているデータの読出しは演算回路SC
において入力信号Eα〜Eδからデータ信号ED=Eα
+Eβ+Eγ+Eδ ・・・・・・(3)を演算する。
ビットの有無に対応して光電変換器4(を照射する反射
光の全光束量がデジタル的に変化するのでEDのデジタ
ル的な変化から2値符号1,0を検出することができる
。レーザ光源5はレーザ電力供給回路LDからの直流を
交流で変調せる電流で駆動される。
したがつてレーザ光束も第10図に示すような正弦波で
変調されている。このレーザ光のAC成分は焦点誤差信
号Ezおよびトラッキング誤差信号Eyの検出に利用さ
れる。この場合、レーザ光に含まれているAC成分の周
期とデータ信号の周期とが互に干渉しないように発振器
0Sの周波数を選択しなければならない。本発明のヘッ
ドHDをデータの書き込みに利用フする場合は、書き込
み用デスクとしてデータを書き込む記録面にトラック溝
のみか施されているものを使用する。
レーザ光の駆動用電源には第11図に示すように直流を
交流で変調せる電流が使用される。この場合駆動電流の
直流成分は書き込みの場合のそれより弱いものを使用す
る。したがつてレーザ光出力も第11図に示すような正
弦波で変調されている光である。この光のうちの交流成
分を検出して、ヘッドのフオーカツシングおよびトラッ
キングを行う。書き込むべきデータ信号が駆動回路LD
に瞬時的(例えば50ns程度の間)入力されるとパル
ス光がデスクのトラック溝に沿つて照射されその部分の
デスク面の金属薄膜が蒸発しビットが形成される。本発
明によれば次の効果が得られる。
(a)ヘッドの光学系の構成が簡単でありかつコンパク
トてある。
入射光束と反射光束を分離するための光学手段が不必要
であり。(b)ヘッドの組立が容易である。
(c)焦点誤差信号、トラッキング誤差信号、およびデ
ータ読取り信号を単一の光電変換器によつて検出できる
したがつてこれらの信号を得るために光束を分離するた
めの光学的部品は不必要である。(d)フオーカシンブ
、トラッキング信号をS/Nよく得るための変調手段と
して、レンズや光源を振動させる機械的手段を用いす、
電気的に光強度を変調しているため、高速変調が容易で
ありアクセスタイムの短かい装置を構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用するデスク例の一部分の゛I”面
図。 第2図aは第1図で示すデスク記録面の・部を拡大して
示す平面図、bはY−Y面で切断して示す立面図である
。第3図は従来公知の光学杓データ読取り/書込みヘッ
ドの原理説明図である。第4図aは本発明実施例主要部
の光学的データ読取り/書込み器の平面図、bはX−X
面で縦断して示した立面図とヘッド付属装置のブロック
図を示す。第5図aは本発明のヘッドに含まれる複合光
電変換器の拡大図、bは演算回路のブロック図を示す。
第6図aは本発明実施例のヘッドの断面図および各構成
部分のブ市ツク図を示す。bは本発明実施例に含まれる
ヘッドの平面図を示す。第7図はデスク記録面の一部の
断面図を示す。第8図は記録面に対するヘッドの焦点位
置と焦点誤差信号との関係を示す線図である。第9図は
ヘッドのトラッキング誤差とトラッキング誤差信号の関
係を示す線図である。第10図は本発明のヘッドをデー
タ読出しに使用する場合のレーザ光出力の波形図、第1
1図はデータ書込みに使用する場合のレーザ光出力の波
形図を示す。第4図および第6図において、HD・・・
・・・データ読取り/書込み器、SC・・・・・・演算
回路、L11・・・・・・第1レンズ、L2・・・・・
・第2レンズ、L3・・・・・・第3レンズ、5 ・・
・・・・点光源、7 ・・・・・・複合光電変換器、1
・・・・・・デスク、1a・・・・・・デスクの記録
面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光源からの光束を平行光束にする第1レンズL1と
    該平行光束をデスク記録面に集束し該記録面上の微小面
    積部分に輝点を形成する第2レンズL2を含む第1集束
    手段、前記輝点からの反射光束を前記第2レンズL2お
    よび第3レンズL3を順次通過せしめ前記第3レンズL
    3に対向し該レンズL3の光軸と該レンズL3の焦点近
    傍の点で交叉する光電変換器の受光面の一部分に集束し
    該集束部分に前記輝点の輝点像を生ぜしむる第2集束手
    段を具備する光学的データ読取り/書込み器および演算
    手段を有し、前記光学的データ読取り/書込み器は、前
    記第1、第2、第3の各レンズの光軸は互に平行に配列
    しかつ前記第1、第3の両レンズの光軸は前記第2レン
    ズの光軸に対し対称に配置され前記各光軸は同一の反射
    平面に含まれており、前記光電変換器は該変換器が前記
    第3レンズの光軸と該第3レンズの焦点近傍の1点にお
    いて交叉し該交叉点の近傍の1点で交叉する前記反射平
    面と直交する第1分割面と該交叉点の近傍の1点で前記
    反射平面と平行する第2分割面とにより電気的に第1、
    第2、第3、第4の4部分に分離されており前記光電変
    換器の第1〜第4の各部分は各部分に入射する前記輝点
    からの反射光束の光量に対応する第1〜第4の電気的出
    力信号Eα、Eβ、Eγ、Eδを各別に出力するように
    構成されており、前記演算手段は前記第1〜第4の電気
    的出力信号を演算変量とし下記(1)および(2)式で
    代表されるトラッキング誤差信号EY、および焦点誤差
    信号EZを演算し各誤差信号を別々に出力する機能を有
    し、EY=(Eα+Eβ)−(Eγ+Eδ)・・・・・
    ・(1)EZ=(Eα+Eδ)−(Eβ+Eγ)・・・
    ・・・(2)前記トラッキング誤差信号および焦点誤差
    信号によつて前記データ読取り/書込み器の前記デスク
    記録面に対するトラッキング誤差および焦点誤差を検出
    することを特徴とする光学的データ読取り/書込み装置
    。 2 前記演算手段は第1〜第4の電気的出力信号を演算
    変量とし下記(3)式で代表されるデータ読取り信号E
    Dを演算し他の演算出力信号と別に出力する機能を有し
    E_D=(Eα+Eβ+Eγ+Eδ)(3)該データ読
    取り信号により前記記録面に記憶されているデータを検
    出することのできる前記特許請求の範囲第1項記載の光
    学的データの読取り装置。 3 前記光源を直流を交流で変調せる電力で駆動し前記
    光源から前記交流で変調されている強さの光を放射し該
    光の交流成分を前記焦点誤差およびトラッキング誤差の
    検出に利用する前記特許請求範囲第1項記載の光学的デ
    ータ読取り/書込み装置。 4 前記光源を直流と交流で変調せる電力で駆動すると
    ともに前記変調電力に瞬時的パルス波を重畳し、前記光
    源から放射される交流で変調された光の交流成分を焦点
    誤差およびトラッキング誤差の検出に利用するとともに
    前記パルス波に対応する光によつて前記デスク記録面に
    ピットを形成することを特徴とする前記特許請求範囲第
    1項記載の光学的データ読取り/書込み装置。
JP55018817A 1980-02-18 1980-02-18 光学的デ−タ読取り/書き込み装置 Expired JPS6048810B2 (ja)

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