JP2873015B2 - 分析装置 - Google Patents

分析装置

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JP2873015B2
JP2873015B2 JP1109539A JP10953989A JP2873015B2 JP 2873015 B2 JP2873015 B2 JP 2873015B2 JP 1109539 A JP1109539 A JP 1109539A JP 10953989 A JP10953989 A JP 10953989A JP 2873015 B2 JP2873015 B2 JP 2873015B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、液体を分析するための分析装置を用いる
半自動分析装置に関するものであり、特にプレートに形
成された素子上に試験液あるいは個別に標準液をも点着
し、点着した液に基づき検出した信号から試験液のイオ
ン濃度等の物質濃度を検出する分析装置に関する。
【従来の技術】
この種の分析装置として、例えば特開昭62−165147号
公報に開示されたイオン活量測定用アナライザーを第12
図及び第13図を用いて説明する。 第12図及び第13図は、装着したプレートを所定の測定
位置に移動させるための駆動機構部の斜視図及び断面図
を示し、第14図は、この装置に用いるプレートの分解斜
視図を示している。 第14図におけるプレート200は、3種のイオン(例え
ばNa+、K+、Cl-)濃度を測定するために試験液及び標準
液を受けるための3対の受液孔、211−212、213−214、
215−216を有する水不透性基板201と、下部支持枠231
と、基板201と下部支持枠231とに挟まれ、これらの各受
液孔211〜216の位置に対応して基板201の裏面に設けら
れる短冊状の6本の電極221〜226とからなる。又、下部
支持枠の下面所定部には、このプレート200の試験項目
並びにこのプレート200のロット情報等を示すためのバ
ーコード(不図示)が記されている。尚、一回の点着操
作により、試験液が受液孔211,213,215に、又、標準液
が受液孔212,214,216に流し込むための部材が基板201の
上部に設けられるがここではその説明を省略する。 このプレート200において例えば受液孔211に試験液を
点着し、受液孔212に標準液を点着すると、各受液孔21
1,212で各液中のイオン活量に基づく起電力が生じ、こ
れらの受液孔211,212に対応する電極221,222の間には二
つの起電力の差が導かれるので、この電位差を測定する
ことにより、予め既知のNa+イオン液にて求めておいて
検量線に基づいて前記試験液のNa+イオン濃度がわか
る。 次に第12図及び第13図の構成及び動作を説明する。 上記のプレート200をホルダー51に設けられた装着部5
1aにセットした上でプレート200の各受液孔211,213,215
に例えば試験液として血液を点着するとともに、受液孔
212,214,216にNa+,K+,Cl-の標準イオン濃度の液を点着
する。そして所定の釦(不図示)を押すと、モータ52が
駆動され歯車53及び54を介して棒ネジ55が回転する。こ
の棒ネジ55の回転により、棒ネジ55を雄ネジとして螺合
していた雌ネジ56が棒ネジ55の軸方向(第13図において
右方向)に移動し、この雌ネジ56と一体となっているホ
ルダー移動台57がガイド58に沿って移動する。このホル
ダー移動台57の所定部に突出した連結部材59に磁石60が
取り付けられており、又、前記ホルダー51の所定部より
突出した連結部材61にも前記磁石60と対向する位置に磁
石62が取り付けられている。従ってホルダー移動台57が
移動すると、磁石60,62の吸引力によって前記ホルダー5
1もガイド63に沿って移動する。 このようにしてホルダー51と共にプレート200が移動
し、バーコード読み取りセンサ64上を通過するとき、プ
レート200の裏面に記されていたバーコードが読み取ら
れる。このバーコードのうちロット情報は、以下の濃度
測定の際に適用される検量線を校正するために用いられ
る。 更にプレート200とともにホルダー51が移動してプレ
ート押え板65のストッパー部65aにホルダー51の端縁が
行き当たると、ホルダー51はその位置にて行き止まる
が、モータ52は引き続いて駆動されるため、ホルダー51
とホルダー移動台57とを相互に引き付け合っていた磁石
60と62とが離れ、ホルダー移動台57のみが更に右方向の
移動する。 ホルダー押え板65にて留どまったホルダー51内のプレ
ート200の位置(測定位置となる)下方には、スプリン
グ67にて押し下げられたプローブホルダー68が位置して
おり、このプローブホルダー68の下部にはローラ69が取
り付けられている。一方、前記ホルダー移動台58の所定
部には所定の傾斜をなす端面70aを有するカム部材70が
設けられており、ホルダー移動台57の移動に伴い、カム
部材70の傾斜端面70aがローラ69に押し当たるためにロ
ーラ69とともにプローブホルダー68が押し上げられ、そ
の結果、このプローブホルダー68の上部に取り付けられ
ていた6本の接触子71aが平面台72の6個の孔72aを貫通
してプレート200の各電極に当接するようになり、その
後、前記モータ52は停止される。この状態でプレート20
0に点着した試験液及び標準液の電位差が前記接触子71a
によって検出される。プレート200への点着から電位差
の検出開始までの時間は1分と定められており、電位差
の検出は1秒程度で終了する。 さて、電位差検出が済めば、モータ52が反転され、ホ
ルダー移動台57が今度は左方向に移動するので前記プロ
ーブホルダー68は元の位置に下降し、接触子71aがプレ
ート200から離れる。前記ホルダー移動台57が更に左方
向に移動すると、このホルダー移動台57側に取り付けら
れていた磁石60がホルダー51側に取り付けられていた磁
石62に当接するので、その後はホルダー移動台57の移動
に伴い、ホルダー51及びプレート200が前記測定位置か
ら左方向に移動し、左端の排出位置まで来れば、ホルダ
ー51内の測定済みのプレート200は開口72bを介して落下
しシュータ73より廃棄される。
【発明が解決しようとする課題】
上述した一連の動作でわかるように、この装置では、
プレート200への点着操作像にプレート200のバーコード
が読み取られ識別されるようになっている。従って、例
えばNa+,K+,Cl-のイオン濃度測定であるのに、別種のイ
オン測定用のプレート200をホルダー52に装着したとき
や、装置に予め登録してあったロットと異なるロットの
プレート200を装着したとき、あるいはプレート200の装
着時の向きが逆のような場合でも、そのプレート200に
試験液等を滴下しその後にプレート200のバーコードが
読み取られるまで測定無効であることを発見できず、点
着を行ったプレート200は再度利用できないため無駄と
なった。又、このような測定誤りを発見したときにはプ
レート200は既に奥の測定位置まで移動しているので、
手前のプレート排出位置まで移動させるのに手間がかか
り作業効率が低いという欠点があった。 又、プレートの排出の際には、装着部51aに嵌め込ん
だプレート200を自然落下させるものであるため、その
周縁部に粘性の高い試液等が付着したような場合、プレ
ートの自重が小さいこともあって落下しないこともあっ
た。 この発明は上述した問題点をなくすためになされたも
のであり、プレートへの滴下作業前に測定対象外のプレ
ート装着を検出できるようにし、かつ、プレートの排出
を確実に行えるようにした分析装置を提供することを目
的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明は、使い捨てのプレートに形成された素子に
それぞれ試料液および標準液を点着し、両液で得られる
信号の差に基づき該試料液中の目的物質濃度を測定する
分析装置であって、 排出位置〜プレートセット位置〜測定位置の間でガイ
ドに沿って移動自在のプレート移動台(3)と、 前記プレート移動台(3)とスプリング(17)で連系
している測定部押し上げ部材(15)と、 前記測定部押し上げ部材(15)に係合して前記プレー
ト移動台(3)を移動させる移動機構と、 前記移動機構により、プレート移動台(3)が一方向
に移動するとき、プレート移動台(3)のみを前記測定
位置に係止させるための第1のストッパー(23)と、 前記移動機構を更に駆動したとき、前記スプリング
(17)の付勢力に抗して更に移動する測定部押し上げ部
材(15)を所定位置にて係止させるための第2のストッ
パー(22)と、 プレートセット位置にてプレート移動台(3)上にプ
レートをセットするためのプレートシュータ(1)と、 測定位置にてプレート移動台(3)上のプレートに対
して前記目的物質濃度を検出する測定部(27)と、 プレート移動台(3)が測定位置に到達する直前で前
記測定部(27)を持ち上げ、プレート移動台(3)が第
1のストッパー(23)で係止された後も、測定部押し上
げ部材(15)が更に移動したときに前記測定部(27)が
降下するよう、測定部押し上げ部材(15)と係合するカ
ム部材(33)と、 プレートがセットされたプレート移動台(3)がプレ
ートセット位置から測定位置に移動する間に、プレート
裏面に記したバーコード情報を読み取るバーコード読み
取りセンサ(24,25)と、 プレートセット位置にてプレート移動台(3)上のプ
レートに対して点着できるよう、ピペット(150)を所
定位置にて保持するピペット保持機構(26)と、 プレート移動台(3)がプレートセット位置から排出
位置に移動する際に、プレートを係止させることによ
り、プレートをプレート移動台(3)上からプレートを
ずり落として外部に排出するプレート排出用ピン(34)
とを備え、 (イ)プレートセット位置にあるプレート移動台(3)
にプレートがセットされれば、 (ロ)バーコード読み取りのために、プレート移動台が
第1のストッパー(23)に当接するまで移動機構を作動
させ、 (ハ)その後、プレート移動台(3)を点着のためにプ
レートセット位置(点着位置)に戻し、 (ニ)前記点着位置にて、ピペット保持機構(26)に装
着したピペット(150)を用いて点着が実施されれば、
プレート移動台(3)を測定位置へ移動させ、更に測定
部押し上げ部材(15)が第2のストッパー(22)に当接
するまで移動機構をオンにし、これにより、プレートの
上面に当接させた検出部(32)の接触子(32a)を通じ
て目的物質濃度の測定を行い、 (ホ)測定後、プレート移動台(3)を前記排出位置ま
で移動させることにより、プレート移動台(3)上のプ
レートを外部に排出する、 以上の一連の動作を行うが、上記のバーコード読み取
り(ロ)により、測定対象外のプレートがセットされて
おれば、点着(ハ)、測定(ニ)を行うことなく直ちに
プレートの排出(ホ)を実施することを特徴とする。
【作用】
(イ)プレートがセットされると、(ロ)バーコード
読み取りのために、プレート移動台(3)が第1のスト
ッパー(23)に当接する測定位置まで移動する。このと
き測定部(27)は上方に退避する。 (ハ)その後、プレート移動台(3)は点着のために
プレートセット位置(点着位置)に戻り、 (ニ)その点着位置にて、ピペット保持機構(26)に
装着したピペット(150)を用いて点着が実施されれ
ば、プレート移動台(3)は測定位置へ移動し、更に測
定部押し上げ部材(15)のみが第2のストッパー(22)
に当接するまで移動することにより、検出部(32)の接
触子(32a)がプレートに当接して測定が実施される。 (ホ)測定後、プレート移動台(3)を排出位置まで
移動させることにより、プレート排出用ピン(34)で係
止されたプレートがプレート移動台(3)から落下して
外部に排出される。 一方、上記のバーコード読み取り(ロ)により、測定
対象外のプレートがセットされておれば、点着(ハ)、
測定(ニ)を行うことなく直ちにプレートの排出(ホ)
が行われる。
【実施例】
第1図は、この発明の一実施例になる分析装置全体を
示す側面図であり、第2図に当該装置における駆動機構
部の詳細斜視図を示し、第3図には、第2図中のプレー
ト移動台の斜視図を示している。尚、第1図〜第3図に
おいて共通の部分には同一の符号を付している。 1は、上述した検査用のプレートを本装置に滑り込ま
せるために傾斜面1aを有するシュータであり、2は、こ
のシュータ1にプレートが投入されたことを検出するホ
トセンサである。 ここで本装置に用いるプレートを第4図により説明す
る。プレート100は、絶縁性のベースフィルム層110、レ
ジスト層120及びカバーフィルム層140の3層から構成さ
れる。 最下層のベースフィルム層110上には、3種のイオン
(例えばNa+、K+、Cl-)濃度を測定するために試験液及
び標準液を受けるための3対の受液部、111−112、113
−114、115−116からそれぞれ端部Q(Q1〜Q6)に至
る、Ag層にてなる電極(以下素子117という)が形成さ
れており、前記受液部111〜116上には更にAgCl層が形成
される。 中間層のレジスト層120は2層120A,120Bよりなり、下
層120Aにおいては、前記受液部111〜116に対応する位置
に6個の孔121〜126が形成され、上層120Bにおいては、
前記孔121,123,125を含む孔127と、前記孔122,124,126
を含む孔128がそれぞれ設けられ、両孔127と128とは切
欠部129を介して連通している。この切欠部129には、液
絡部としてのブリッジ130が設けられ、又、前記各孔121
〜126にはNa+、Cl-、K+の各イオン選択膜131が設けられ
る。更に前記ベースフィルム層110における6箇所の素
子端部Qに対応する位置に両層120A,120Bを貫通する孔1
32が設けられる。 最上層のカバーフィルム層140においては、前記レジ
スト層120における6個の孔132に対応する位置に孔141
が設けられ、又、前記レジスト層120の二つの孔127と12
8とにそれぞれ試験液と標準液とを流し込ませるための
滴下孔142,143が設けられる。孔144は、前記滴下孔142,
143よりの液滴下の際に、レジスト層120の孔127,128内
の空気を逃がすための孔である。尚、図中の32aは、後
述する接触子であり、ベースフィルム層140及びレジス
ト層120の各孔141,132を貫通してベースフィルム層110
の素子端部Qに接触する。更に、ベースフィルム層110
の裏面にはバーコードが記される。 ところでバーコードの情報としては、前述したよう
に、プレートの種別やロット情報並びに当該プレートの
向き及び裏表の情報等があるのでバー数を多く必要とす
るがプレート100は2×3cm程度の大きさなので自ずとバ
ーは細くなり、バーコードを読み取るためのセンサは高
精度のものが必要となり高価になる。そこでこの発明で
は、第5図に示したようにバーコード145を2列とした
ことにより個々のバーを太くできるので高精度の読み取
りセンサは不用となり、読み取りセンサを2個用いても
安価となる利点がある。第5図の2列構成のバーコード
145において、先頭の各ビットA,Bは、プレート100の向
き検出用のものであり、各列の他の5ビット〜でそ
れぞれ32通りの測定情報が記される。 第1図〜第3図に戻り、3は、シュータ1より投入さ
れたプレート100を所定位置(プレートセット位置)に
て受け止め、所定の測定位置等に移動させるプレート移
動台である。このプレート移動台3を第3図により詳細
に説明する。ここで図中の矢印A及びBを、プレート移
動台3の前進方向及び後退方向と呼ぶことにする。この
プレート移動台3は、水平の部材にてなるプレート載置
台3aの中央部にプレート100を保持するために、凹部に
形成されたプレート装着部3bが設けられる。このプレー
ト装着部3bにセットされたプレート100を、矢印A方向
に抜き取れるように、このプレート装着部3bの一端側は
開放しており、一方、矢印B方向には抜け出ることのな
いよう、プレート載置台3aの部材による係止部3a′が残
される。但し、後述するプレート排出用のピンが、プレ
ート装着部3bのほぼ中央部をプレート台移動方向に通り
抜けるように、前記係止部材3a′に切欠部3a″が設けら
れるとともに、プレート装着部3bの底面にプレート台移
動方向に溝3cが設けられる。更に、このプレート装着部
3bにセットしたプレート100の裏面に記した2列のバー
コードを読み取れるように、前記溝3cを挟むようにして
バーコード読み取り孔3e,3fが形成される。 3g,3hは、プレート載置台3aの両側方に設けられたコ
の字形状の側壁部材であり、両側壁部材3g,3hの両脚部
には、第2図図示のプレート台移動方向に延在する2本
のガイド棒4,5が挿通する挿通穴3iが設けられ、これら
のガイド棒4,5をガイドとしてプレート移動台3が前進
もしくは後退可能となっている。尚、プレート載置台3a
と側壁部材3g,3hとの間に間隙を設けているように、プ
レート載置台3aは浮動状態に保持され押し下げ可能とな
っている。 6は、プレート装着部3b内のプレート100が矢印A方
向に抜け落ちないよう保持するためにプレート載置台3a
の前進方向側の開口端面にあてがわれる係止片であり、
この係止片6は、該プレート載置台3aの所定部に上下方
向に挿通させた2本の可動軸7,8の上端部に取り付けら
れており、これらのガイド棒7,8の下端部には、所定の
取付け部材9,10を介してローラ11,12が設けられる。 13及び14(第1図では不図示)は、本装置側にプレー
ト台移動方向に設けられたカム部材であり、このカム部
材13,14の矢印A方向側の端部には傾斜面13a及び14a(1
4aは不図示)を有し、プレート移動台3が後退して前記
ローラ11,12がこれらの傾斜面13a,14aと当接することに
より、ローラ11,12とともに前記係止片6も上昇し、そ
の結果、プレート装着部3bの端部が開口してプレート10
0が排出可能となる。 次に第1図及び第2図において、15は、プレート移動
台3の前進方向側で一方のガイド棒4に挿通された、測
定部(後述する)を押し上げるための測定部押上げ部材
であり、この測定部押上げ部材15の上部にはローラ16を
備える。又、この測定部押上げ部材15の所定部の前記側
壁部材3gの所定部との間に張架したスプリング17によ
り、双方の部材3gと15とは一体となって移動する。18
は、後で述べるようにプログラム制御に基づいて駆動さ
れるモータであり、このモータ18の回転軸に設けたプー
リ19と他方のプーリ20との間にベルト21が張架してあ
り、このベルト21の所定部と、前記測定部押上げ部材15
の底部15aとが相互固定される。 22及び23は、それぞれガイド棒4,5を支持するために
前進方向側に設けられた固定台であり、この固定台23
は、前進する側壁部材3hに対するストッパーとなり、固
定台22は測定部押上げ部材15に対するストッパーとな
る。24及び25は、プレート移動台3が前進したとき、プ
レート装着部3b内のプレート100の裏面に記した2列の
バーコードを前記バーコード読み取り孔3e,3fを通して
読み取るためのバーコード読み取りセンサである。26
は、第1図及び第2図に示した、プレートセット位置に
あるプレート移動台3上に設けられた、ピペットを保持
するためのピペット保持台であり、ここで本装置に用い
る2連式ピペットを第6図を用いて簡単に説明する。 ピペット150において、頂部の操作釦151,152を指にて
押し下げた後にその指を離せば、先端部のピペットチッ
プ153,154内に試験液及び標準液が吸い上げられる。こ
のピペット150を前記ピペット保持台26に装着して操作
釦151,152を押し下げれば、ピペットチップ153,154内の
試験液及び標準液がプレート移動台3にセットされたプ
レート100上に滴下するようになっている。155は、当該
ピペット150の所定部に設けられて反射部であり、156及
び157は、前記操作釦151を押し下げにより下降する反射
部と黒色の非反射部であり、通常の状態では両反射部15
6と155との間に非反射部157が位置しているが、操作釦1
51を押し下げたとき、非反射部157が下降して反射部155
の裏面に隠れるようになっている。 160及び161は、このピペット150を前記ピペット保持
台26に装着したとき、前記反射部155及び非反射部157に
おける反射率をそれぞれ検出するためのホトセンサであ
る。これらのホトセンサ160,161が反射部を検出したと
きHレベルを出力し、非反射部157を検出したとき及
び、ピペット150が抜き取られたときLレベルを出力す
るようになっており、第6図の状態では、ホトセンサ16
0がHレベルを出力し、ホトセンサ161がLレベルを出力
する。 以下にこれらのホトセンサ160,161よりの検出信号に
基づき、ピペット保持台26にてピペット150から正確に
点着されたか否かをいかにして検出するかを第7図
(A)〜第7図(F)を用いて説明する。 第7図(A)は、ピペット保持台26へピペット150を
挿入する前の状態を示しており、両ホトセンサ160及び1
61はともにLレベルを出力する。第7図(B)は、ピペ
ット150の装着過程においてピペット150の反射部155が
ホトセンサ161の位置にきたところを示しており、この
とき、ホトセンサ161はHレベルを出力し、ホトセンサ1
60はLレベルを出力する。第7図(C)は、ピペット保
持台26にピペット150を完全に挿入した状態を示してお
り、このときホオセンサ160は反射部155を検出するので
Hレベルを出力し、ホトセンサ161は非反射部157を検出
するのでLレベルを出力する。第7図(D)は、ピペッ
ト150の各ピペットチップ153,154内に吸引していた試験
液及び標準液をプレート100へ点着するために両操作釦1
51,152を押し下げた状態を示しており、このとき非反射
部157が押し下げられ、反射部156がホトセンサ161と対
向するようになるのでホトセンサ161はHレベルを出力
する。点着が済めば、操作釦151,152を押し下げた状態
のままでピペット150をピペット保持台26から引き抜く
が、第7図(E)はこの引き抜き過程を示しており、こ
の状態ではホトセンサ161はHレベルを出力し、ホトセ
ンサ160はLレベルを出力する。第7図(F)は、ピペ
ット保持台26からピペット150を完全に引き抜いた状態
を示しており、両ホトセンサ160,161は共にLレベルを
出力する。 この一連の過程において、各ホトセンサ160,161は、
上述したような順にHまたはLレベルを出力したとき、
本装置を制御するCPU(中央処理装置)では、プレート1
00への正確な点着が行なわれたものとして後で述べるよ
うな電位差測定を実行する。一方、例えば第7図(D)
に示した点着後に、操作釦151,152を離してピペット150
を引き抜いたとすると、点着液が再びピペットチップ15
3,154に吸い上げられてしまう。この場合、ホトセンサ1
60,161よりの検出信号は前述した正常動作の場合と異な
るのでCPUは点着誤りと測定し、表示器(不図示)等に
より点着誤りを表示する。 第1図及び第2図に戻り、27は測定部であり、28は、
この測定部27の矢印A方向側の所定部に設けられたコの
字型の金具であり、この金具28には、当該測定部27が回
動するときの支点となる軸29が挿通され、この軸29は本
装置の底板30の所定部に設けた軸受部31により軸支され
る。この測定部27の矢印B方向側の所定部(プレート10
0の測定位置となる)には、前述したプレート100におけ
る各電極端部Qと接触するための6本の接触子32aを所
定部に有する検出部32が設けられている。又、測定部27
の一側方には、第2図に示すように、台形の形状をなす
カム部材33を倒立状態にして固定される。このカム部材
33は、プレート移動台3の前進に伴い移動する測定部押
上げ部材15のローラ16と当接することにより、測定部27
が所定角度持ち上がるようになっている。尚、この測定
部27は、通常の状態では第1図に示すようにほぼ水平に
保たれている。 34は、前述したプレート排出用ピンであり、プレート
移動台3がプレートセット位置から更に後退するとき、
プレート装着部3bにセットされていたプレート100の一
端に当接するようになる。35は、プレート廃棄用のシュ
ータであり、プレート移動台3が更に後退した位置(プ
レート排出位置という)にきたとき、プレート装着部3b
より排出されたプレート100を外部に廃棄するためのも
のである。 次に上記構成になる分析装置の動作を更に第8図〜第
11図をも参照して説明する。 尚、以下に用いるプレート100の種別やロット情報等
の測定条件は予め磁気カードを介して本分析装置に登録
されるようになっている。 まず、プレートセット位置にあるプレート移動台3に
対してシュータ1よりプレート100を投入すると、第8
図に示すように、投入したプレート100はプレート装着
部3b内にセットされる。このとき、ホトセンサ2によっ
てプレート100の通過が検出されると、本装置は測定開
始状態となり、所定のタイミングの後にモータ18が回転
しベルト21が駆動されることにより、測定部押し上げ部
材15と共に、スプリング17によって前記部材15に付勢さ
れたプレート移動台3が前進し、第9図に示すように、
プレート移動台3の進行方向側端部が固定台23に行き当
たるところ(前述した測定位置)まで前進すればモータ
18は停止する。 このとき、測定部押上げ部材15のローラ16が、測定部
27のカム部材33の第1の傾斜端面33aを押圧するので、
測定部27は軸29を支点として少し持ち上がるので、計測
部32の接触子32aがプレート100に接触することはない。
又、このプレート移動台3の前進時に、プレート100が
バーコード読み取りセンサ24,25上を通過するので、こ
のとき、プレート100の裏面に記されていた2列のバー
コードの情報が読み取られる。読み取ったバーコードの
情報から、登録済みの種別並びにロットが同一でプレー
ト100のセット方向も正しければ、モータ18は直ちに反
転し、プレート移動台3は点着位置でもある元のプレー
トセット位置に戻り、測定部27も元の水平位置に戻る。 この状態で試験液及び標準液を予め吸引しておいたピ
ペット150をピペット保持台26に装着して、記述したプ
レート100に対して滴下する。滴下した試験液と標準液
とはそれぞれ滴下孔142,143を介してレジスト層120の各
孔127,128に満たされることにより、レジスト層120にお
ける各孔121〜126内の各イオン選択膜131に接する。前
記孔127,128内の各液は、液絡部であるブリッジ130によ
って相互に電気的につながる。従って、素子端子Q1とQ2
との間には、例えばNa+イオン活量に基づく起電力の差
が導かれる。又、この点着動作が第6図図示の2個のホ
トセンサ160,161で検出され、その検出信号から正確な
点着操作であると判定されたときは、所定の時間後に再
びモータ18が回転され、プレート移動台3は前進する。 さて、第9図に示した位置までプレート移動台3が前
進したとき、スライド移動台3は、固定台23に行き当た
った測定位置にロックされるが、測定部押上げ部材15は
スプリング17の付勢力に打ち勝ち、第10図に示したよう
に、測定部押上げ部材15のみが固定台22に行き当たると
ころまで前進すればモータ18が停止する。この測定部押
上げ部材15のみの移動過程において、ローラ16の接触部
がカム部材33の平坦部33bから第2の傾斜部33cに移るの
で、測定部27は元の水平位置に戻る。このとき、計測部
32の接触子32aが測定位置にあるプレート100上のそれぞ
れの素子端部Qに接触する。既述したようにプレート移
動台3におけるプレート載置台3aは押し下げ可能に浮動
状態に保持されているので、各素子端部Qと接触子32a
とは確実に接触して各電極に対する正確な電位差が測定
される。又、接触子32aが下降するとき、プレート移動
台3はロックされているので、接触子32aがプレート100
上を引っかくといったことはない。この電位差測定が終
了すれば、モータ18は反転する。このとき、最初は測定
部押上げ部材15のみが後退しプレート移動台3に行き当
たると、その後は、押し上げ部材15とともにプレート移
動台3も後退する。 測定終了後の後退時においては、第8図に示したプレ
ートセット位置を通過して更に後退する。この後退過程
において、まず、ローラ11,12がカム部材13,14の傾斜面
13a,14aに当接するので、その後は、ローラ11,12と共に
係止片6が上昇し、プレート装着部3cの前進側端部が開
放される。更にプレート移動台3が後退すると、今度
は、プレート排出用ピン34がプレート載置台3aの切欠部
3a″を通ってプレート装着部3b内のプレート100の一端
を押すようになり、プレート移動台3がプレート排出位
置まで後退するようになると、プレート100は係止片6
の上昇により生じた開口を介して排出され、排出された
プレート100は、シュータ35より廃棄される。 一方、第9図においてバーコード読み取りにおいて、
測定対象でないプレート100がセットされていた場合に
は、プレート移動台3は直ちに後退してそのままプレー
ト100は排出されるので、無駄になる点着操作は行わず
に済み、又、排出されたプレート100は廃棄する必要も
ない。 以上述べたように、モータ18の正逆運転により、プレ
ート移動台3を所定の各位置に移動させるとともに、プ
レート移動台3の動きを利用して、測定時の接触子32a
の上下動及びプレートの排出動作を行っており、これら
の一連の動作を1個のモータで制御動可能としたため、
駆動機構が簡略化され、又、モータを制御するためのプ
ログラムも単純なものとなる。 尚、上記実施例では、移動するプレート100に対して
固定状態のバーコード読み取りセンサ25でもってバーコ
ードの読み取りを行ったが、例えばプレートセット位置
に留どまったプレート100に対してバーコードを読み取
れるよう、水平方向にスライドするバーコード読み取り
センサを設けてもよい。又、上記実施例では試験液とと
もに標準液を用い、両液の電位差からイオン濃度を検出
したが、試験液に生じる起電力(又は電流)からイオン
濃度を検出することもでき、又、起電力ではなく、滴下
した試験液の光反射率からイオン濃度を検出することも
可能である。
【発明の効果】
この発明の分析装置は簡単な構成ではあるが、点着操
作の前にプレートのバーコード読み取りを行うようにし
たので、種別の異なるプレートあるいは装着向きの誤っ
たプレートがあった場合は、点着操作を行う前に発見で
きるので、無駄な点着操作を未然に防止でき、それ故、
点着してしまっためにそのプレートを廃棄しなくてはな
らないといったことも防止でき作業効率が高まる。 又、プレートの排出の際には、そのプレートを定位置
に係止した状態でプレート移動台のみを逃す構成とした
ため、プレートはその自重の大小に関係なく確実に落下
(排出)させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す分析装置の側面図、
第2図は、第1図の分析装置における駆動機構部の詳細
を示す斜視図、第3図は、第2図におけるプレート移動
部を示す斜視図、第4図は、本分析装置に用いたプレー
トの分解斜視図、第5図は、第4図のプレートの裏面に
記されたバーコードを示す図、第6図は本分析装置に用
いたピペットの斜視図、第7図(A)〜第7図(F)
は、第6図図示のピペットにおける正常な点着動作の説
明のために用いた図、第8図〜第11図は、本分析装置に
おける一連の動作を説明するために用いた概略図、第12
図及び第13図は、従来の分析装置における斜視図及び断
面図、第14図は、第12図及び第13図図示の装置に用いら
れるプレートの構成を示す分解斜視図である。 1……シュータ、2……ホトセンサ、 3……プレート移動台、3a……プレート載置台、 3b……プレート装着部、4,5……ガイド棒、 6……係止片、7,8……可動軸、 9,10……取付け部材、 11,12,16……ローラ、 13,14……カム部材、 15……測定部押し上げ部材、17……スプリング、 18……モータ、19,20……プーリ、 21……ベルト、22,23……固定台、 24,25……バーコード読み取りセンサ、 27……測定部、28……金具、29……軸、 30……底板、31……軸受部、32……検出部、 32a……接触子、33……カム部材、 34……プレート排出用ピン、35……シュータ、 100……プレート、150……ピペット。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−259148(JP,A) 特開 昭63−106565(JP,A) 実開 昭59−152457(JP,U) 実開 昭63−90163(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 35/00 - 35/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使い捨てのプレートに形成された素子にそ
    れぞれ試料液および標準液を点着し、両液で得られる信
    号の差に基づき該試料液中の目的物質濃度を測定する分
    析装置であって、 排出位置〜プレートセット位置〜測定位置の間でガイド
    に沿って移動自在のプレート移動台(3)と、 前記プレート移動台(3)とスプリング(17)で連系し
    ている測定部押し上げ部材(15)と、 前記測定部押し上げ部材(15)に係合して前記プレート
    移動台(3)を移動させる移動機構と、 前記移動機構により、プレート移動台(3)が一方向に
    移動するとき、プレート移動台(3)のみを前記測定位
    置に係止させるための第1のストッパー(23)と、 前記移動機構を更に駆動したとき、前記スプリング(1
    7)の付勢力に抗して更に移動する測定部押し上げ部材
    (15)を所定位置にて係止させるための第2のストッパ
    ー(22)と、 プレートセット位置にてプレート移動台(3)上にプレ
    ートをセットするためのプレートシュータ(1)と、 測定位置にてプレート移動台(3)上のプレートに対し
    て前記目的物質濃度を検出する測定部(27)と、 プレート移動台(3)が測定位置に到達する直前で前記
    測定部(27)を持ち上げ、プレート移動台(3)が第1
    のストッパー(23)で係止された後も、測定部押し上げ
    部材(15)が更に移動したときに前記測定部(27)が降
    下するよう、測定部押し上げ部材(15)と係合するカム
    部材(33)と、 プレートがセットされたプレート移動台(3)がプレー
    トセット位置から測定位置に移動する間に、プレート裏
    面に記したバーコード情報を読み取るバーコード読み取
    りセンサ(24,25)と、 プレートセット位置にてプレート移動台(3)上のプレ
    ートに対して点着できるよう、ピペット(150)を所定
    位置にて保持するピペット保持機構(26)と、 プレート移動台(3)がプレートセット位置から排出位
    置に移動する際に、プレートを係止させることにより、
    プレートをプレート移動台(3)上からずり落として外
    部に排出するプレート排出用ピン(34)とを備え、 (イ)プレートセット位置にあるプレート移動台(3)
    にプレートがセットされれば、 (ロ)バーコード読み取りのために、プレート移動台が
    第1のストッパー(23)に当接するまで移動機構を作動
    させ、 (ハ)その後、プレート移動台(3)を点着のためにプ
    レートセット位置(点着位置)に戻し、 (ニ)前記点着位置にて、ピペット保持機構(26)に装
    着したピペット(150)を用いて点着が実施されれば、
    プレート移動台(3)を測定位置へ移動させ、更に測定
    部押し上げ部材(15)が第2のストッパー(22)に当接
    するまで移動機構をオンにし、これにより、プレートの
    上面に当接させた検出部(32)の接触子(32a)を通じ
    て目的物質濃度の測定を行い、 (ホ)測定後、プレート移動台(3)を前記排出位置ま
    で移動させることにより、プレート移動台(3)上のプ
    レートを外部に排出する、 以上の一連の動作を行うが、上記のバーコード読み取り
    (ロ)により、測定対象外のプレートがセットされてお
    れば、点着(ハ)、測定(ニ)を行うことなく直ちにプ
    レートの排出(ホ)を実施することを特徴とする分析装
    置。
  2. 【請求項2】上記プレートシュータ(1)の所定部にプ
    レートを検出する光学センサ(2)を備え、該光学セン
    サ(2)の検出信号に基づき、次のバーコード読み取り
    に進む請求項1に記載の分析装置。
  3. 【請求項3】上記ピペット保持機構(26)に保持された
    ピペット(150)に対して適正な操作が行われたかを判
    定する判定手段を備え、適正操作が行われた場合には、
    次の点着に進むが、そうでない場合には測定者に異常を
    知らせる手段および/または分析工程を一旦停止させる
    手段を有することを特徴とする請求項1ないし2のいず
    れかに記載の分析装置。
  4. 【請求項4】プレートに記すバーコードを2列に別けて
    配置し、上記バーコード読み取りセンサ(24,25)は前
    記2列構成のバーコードを読み取る請求項1ないし3の
    いずれかに記載の分析装置。
  5. 【請求項5】上記測定部(27)は、点着した両液間で生
    じる起電力を測定する請求項1ないし4のいずれかに記
    載の分析装置。
  6. 【請求項6】上記測定部(27)は、点着した試料液およ
    び標準液の光反射率を測定する請求項1ないし4のいず
    れかに記載の分析装置。
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