JP2872632B2 - 吊り治具およびその使用方法 - Google Patents

吊り治具およびその使用方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保存容器や保存場
所に大量に保存された対象物、たとえば、原子力発電所
等に貯蔵された放射性の雑固体廃棄物等の廃棄物を、処
分容器、たとえば、ドラム缶内に移載するための吊り治
具およびその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】保存場所に大量に保存された対象物を、
ドラム缶等の処分容器に移載する際に、吊り部を有する
一定形状の対象物のみが保存されている場合には、専用
の吊り治具を作成して、これで対象物を吊り上げて移載
すれば良いが、対象物の形状、重量が異なる場合には、
対象物の種類毎にこれに合致した吊り治具を用意すると
共に、その交換にかなりの工数を要してきた。また、一
定形状でない種々の形状、重量、材質が混在している対
象物の場合には個々に吊り上げることは困難であり、対
象物が落下したりして危険であった。特に、雑固体廃棄
物のように放射性物質に汚染されている廃棄物は、吊り
上げ途中で落下したりすると、危険なばかりでなく環境
汚染への影響が大きく、安全、確実で簡便な吊り治具の
開発が求められてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる事情
を背景としてなされたものであって、大量に保存されて
いる、形状、重量、材質の異なるものが混在している不
定形の対象物を、安全、確実、簡便に移載するための、
適用範囲の広い吊り治具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決する手段】本願発明の第1の発明は、第1
のア−ムとその端部に回動自在に軸支された把持爪とよ
りなる第1の吊り部材と、これと対をなし相互のア−ム
を交差させて回動自在に軸支される第2の吊り部材と、
ア−ムに設けられて一対の把持爪の内側への回動に連動
する一対のラチェットと、これらの吊り部材の柄部の端
部にその一端を回動自在に軸支された連結具と、一対の
吊り部材のそれぞれの連結具の他端に回動自在に軸支さ
れる吊り手とよりなる吊り治具である。第2の発明は、
略コ字状のア−ムとその端部に回動自在に軸支された把
持爪とよりなる吊り部材と、ア−ムに設けられて一対の
把持爪の内側への回動に連動する一対のラチェットと、
吊り部材に直接または間接的に連結される吊り手とより
なる吊り治具である。第3の発明は、クレ−ン等により
吊り手を吊り上げて、吊り治具を対象物の上部に移動
し、一対のア−ムの間に対象物が入るように吊り治具を
降下させて対象物を挟んだ際に、把持爪の回動に連動す
るラチェットにより、把持爪を内側の回動させて対象物
を把持した位置で把持爪を固定し、次に、対象物を把持
したまま吊り治具を移動して処分容器内に挿入し、ラチ
ェットに設けられたラチェットレバ−によりラチェット
をフリ−の状態にしてから吊り治具を吊り上げることに
より、対象物を処分容器内に移載した後、吊り治具を処
分容器から取り出す吊り治具の使用方法である。
【0005】
【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態を、図面に
基づいて説明する。図1に示すように、本願発明の実施
例1の吊り治具(1)は、対象物を把持するための把持
部(2a)と、これに続く傾斜して設けられた柄部(3a)
を有するへ字状の第1のア−ム(4a)と、この第1のア
−ム(4a)の把持部(2a)の端部に回動自在に軸支され
た把持爪(5a)とよりなる第1の吊り部材(7a)と、こ
れと対をなし第1および第2のア−ムの柄部(3a)(3
b)を交差させて回動自在に軸支される第2の吊り部材
(7b)と、対をなす第1および第2のア−ムの柄部(3
a)(3b)の端部にその一端を回動自在に軸支された連
結具(6a)(6b)と、一対の吊り部材(7a)(7b)のそ
れぞれの連結具(6a)(6b)の他端に回動自在に軸支さ
れる吊り手(8)と、一対の把持爪(5a)(5b)の内側
への回動に連動するア−ムに設けられたラチェット(10
a)(10b)とより主としてなる吊り治具(1)である。な
お、第2の吊り部材(7b)は、第1の吊り部材(7a)と
対をなしているものであって、対象物を把持するための
把持部(2b)と、これに続く傾斜して設けられた柄部
(3b)を有するへ字状の第2のア−ム(4b)と、この第
2のア−ム(4b)の把持部(2b)の端部に回動自在に軸
支された把持爪(5b)と、この柄部(3b)の端部にその
一端を回動自在に軸支された連結具(6b)とよりなるも
のである。なお、本願発明において、一対の把持爪(5
a)(5b)の内側への回動により対象物が把持される状
態とは、対象物の両面が一対のア−ム(4a)(4b)や把
持爪(5a)(5b)の間に挟持されている状態ばかりでな
く、対象物がこれらに接触し、全体として把持爪(5a)
(5b)の上に載置されて落ちない状態で存在する状態も
含むものである。
【0006】さらに、吊り治具(1)のア−ムに設けら
れたラチェット(13a)の構成を説明すると、たとえば、
把持爪(5a)(5b)間に対象物を把持する際には、まず
ラチェットレバー(12a) により、ラチェット棒(11a)
とラチェット歯車(10a)とを嵌合させ、ラチェット機構
が働く状態(ONの状態)にする。この状態で、把持部
(2a)に設けられたラチェット棒(11a)と連結する第1
の吊り部材(7a)に設けられた把持爪(5a)と、これと
対向して設けられたこれと対をなす第2の吊り部材(7
b)に設けられた把持爪(5b)とが、対象物を把持する
ために互いに近づくように内側へ回動すると、把持爪
(5a) に設けられた把持爪ピン(14a)の位置が下から上
へ移動する。把持部(2a)に設けられたラチェット棒
(11a)は、柄部(3q)に設けられたラチェット歯車(10
a)に嵌合しつつラチェット機構により上方に押し上げら
れるが、把持爪(5a)が対象物を把持すると把持爪(5
a) の回動が止り、その位置でラチェット棒(11a)は、
ラチェット歯車(10a)に固定される構成になっている。
次に、対象物をを吊り上げて、把持爪(5a)(5b)間に
把持した対象物を処分容器内に排出する際には、ラチェ
ットレバ−(12a)を切替えて、ラチェット棒(11a)とラ
チェット歯車(10a)とが嵌合せずに、ラチェット機構が
働かないフリ−の状態(0FFの状態)にする。フリ−
の状態ではラチェット棒(11a)が移動しても、ラチェッ
ト歯車(10a)により把持爪(5a) が固定されることはな
くなり、第1の吊り部材(7a)に設けられた把持爪(5
a)は、自重により外側に回動して把持している対象物
を排出するように動作する構成になっている。なお、対
向して設けられた第2の吊り部材(7b)のラチェット
(13b)の構成も、第1の吊り部材(7a)のラチェット
(13a)の構成と同様である。
【0007】従って、図1においては、第1のア−ム
(4a)は把持部(2a)と柄部(3a)とからなり、第1の
吊り部材(7a)は、第1のア−ム(4a)と把持爪(5a)
と連結具(6a)とラチェット(13a)からなり、第1の吊
り部材(7a)に設けられたラチェット(13a)は、ラチェ
ット歯車(10a)とラチェット棒(11a)とラチェットレバ
−(12a)とからなり、吊り治具(1)は、第1の吊り部
材(7a)と第2の吊り部材(7b)と吊り手(8)とより
なるものである。
【0008】本願発明の特徴は、把持爪(5a)の回動に
連動するラチェットにより、把持爪(5a)を対象物を把
持した所定位置に固定し、対象物を移動した後ラチェッ
トが働かないフリ−の状態にして対象物を移載する点に
あるので、たとえば、図5のに示すように、一体化した
略コ字形のア−ムの両端に把持爪を回動自在に軸支した
吊り治具でも良く、また、ラチェット(13a)も、ラチェ
ット棒(11a)とラチェット歯車(12a)とからなるものに
限定されず、たとえば、トルクレンチのようなものでも
良い。なお、ア−ムの把持部の端部に回動自在に軸支さ
れる把持爪の先端部が次第に細くなっていると共に、ラ
チェットがフリ−の状態で、その先端部が把持爪の軸支
位置よりも対象物側にある形状であることが好ましく、
これによりスム−ズに対象物を把持することが出来る。
粒状や塊状の対象物を掬いあげて把持するためには、図
4に示したように、把持爪(5a)(5b)の先端部は幅広
になっていることが好ましい。
【0009】次に、保存容器に保存された対象物、たと
えば、雑固体廃棄物等を、処分容器、たとえば、内径6
00mmの200リットルのドラム缶に移載する際の動
作について説明する。図3に示すように、第1の吊り部
材(7a)の柄部(3a)の端部に回動自在に軸支された連
結具(6a)と、これと対をなす第2の吊り部材(7b)の
柄部(3b)の端部に回動自在に軸支された連結具(6b)
との両方に回動自在に軸支される吊り手(8)を、クレ
−ン等の鉤部(9)により吊り上げて所定位置に移動す
る際には、把持部(2a)(2b)の先端に回動自在に設け
られた把持爪(5a)(5b)は開いて下方に垂れ下がって
いる。まず、吊り手(8)をクレ−ン等の鉤(9)によ
り吊り上げて、保存容器内に保存されている対象物の上
部に移動して、第1の吊り部材(7a)と第2の吊り部材
(7a)の間に対象物が把持されるように、把持部(2a)
(2b)の先端に備えられた把持爪(5a)(5b)を開いた
状態で下降させる。
【0010】把持爪(5a)(5b)が対象物が載置されて
いる平面に達すると、把持部(2a)(2b)の先端に回動
自在に設けられた把持爪(5a)(5b)は先端部が次第に
細くなっていると共に、ラチェットがフリ−の状態で、
その先端部が把持爪の軸支位置よりも対象物側にある形
状であり、把持部(2a)(2b)の外側に設けられた把持
爪(5a)(5b)の外側への回動を抑止するための抑止板
(15a)(15b)があるため、吊り治具(1)を降下させて
いくと、把持爪(5a)(5b)は底面に接触しつつ、対象
物を把持するように内側に回動する。なお、把持爪(5
a)(5b)はア−ム(4a)(4b)に設けられた抑止板(1
5a) (15b)により、外側への回動は所定位置で抑止され
ているから、把持爪(5a)(5b)は底面に接触しつつ、
対象物を把持するように内側に回動する。把持爪(5a)
(5b)が回動すると、把持爪に設けられた把持爪ピン
(14a)(14b)により、ラチェット棒(11a) (11b)が上方
に押し上げられ、対向する把持部(2a)(2b)の先端部
に回動自在に設けられた把持爪(5a)(5b)は、次第に
内側に向って回動することにより対象物が、たとえば、
図2のように所定位置に固定され把持される。対象物が
大塊状でなく粒状や小塊状である場合でも、把持爪(5
a)(5b)はすくうように回動し、把持爪間が接触する
位置まで近づけられるので、対象物を確実に把持するこ
とが出来る。なお、把持爪(5a)(5b)は、幅狭の爪で
なく、図4に示したように、処分容器に挿入可能な範囲
で、下部に平板状部を有する横幅のある幅広の爪にして
おく方が、把持状態が安定するので好ましい。また、平
板状部の上部に、対象物の上部側を把持することが出来
るように、図4に示されるような平板状部に添って所定
間隔にガード棒(18a)を設けると対象物をより安定して
把持することが出来る。
【0011】次に、対象物を処分容器に移載するため、
吊り治具(1)のへ字状のア−ム(4a) (4b)の把持部
(2a)(2b)に続く柄部(3a)(3b)の端部にこれらと
回動自在に軸支された連結具(6a)(6b)に回動自在に
軸支された吊り手(8)をクレ−ン等の鉤(9)により
吊り上げて、処分容器の内径、たとえば、内径約600
mmのドラム缶よりも小さい長さを有するように把持さ
れた状態で、吊り治具(1)を下降させ、図2に示すよ
うに、処分容器中に挿入する。この時点では、対向する
へ字状の第1のア−ム(4a)の把持部(2a)とへ字状の
第2のア−ム(4b)の把持部(2b)は、互いに平行また
は下部側の間隔が、上部側の間隔よりも多少狭くなって
いるので、対象物を把持した状態で容易に処分容器中に
挿入することが出来る挿入された吊り治具(1)の把持
爪(5a)(5b)が処分容器の底部に接触した時点や処分
容器内の対象物に接触した時点で、ラチェットレバ−
(13a) (13b)を解放すると、ラチェット歯車(12a)(12
b)とラチェット棒 (12a)(12b)とはラチェット機構から
フリ−になり、把持爪(5a)(5b)の間に把持された対
象物は解放されて、図3に示すように、対象物は処分容
器内に落下し、対象物は処分容器に移載される。
【0012】その後処分容器から吊り治具(1)を取り
出すことになるが、この際の把持部(2a)(2b)相互の
距離が変化して、対象物を再び把持してしまうことのな
いようにへ字状の第1のア−ム(4a)の柄部(2a)とへ
字状の第2のア−ム(1b)の柄部(2b)とは、たとえ
ば、へ字状の第2のア−ム(1b)の柄部(2b)に設けら
れたフック部 (16b)に、連結具(6b)を回動自在に軸支
する軸支ピンに回動自在に軸支されたU字状のフック
(17b)を掛けることにより固定することが好ましい。な
お、へ字状の第1のア−ム(4a)の把持部(2a)とへ字
状の第2のア−ム(4b)の把持部(2b)との、相互の距
離を固定するには、へ字状の第1のア−ム(4a)の柄部
(3a)とへ字状の第2のア−ム(4b)の柄部(3b)とに
穴をあけて、ピンにより固定しても良く、上記のU字状
のフック (17b)を掛けることにこだわらない。その後吊
り治具(1)を吊り上げると、把持爪(5a)(5b)はラ
チェット機構とはフリ−になっているので、把持爪(5
a)(5b)は下方に開く方向に回動するから、その結
果、対象物は処分容器内に移載される。吊り治具(1)
の把持爪(5a)(5b)が処分容器の外へ取り出したら、
吊り治具(1)を対象物の保存場所に戻し、再度同様な
移載操作を繰り返し行い、積載を継続する。
【0013】
【発明の効果】 、把持部とこれに続く柄部とよりなるア−ムと、この
把持部の端部に回動自在に軸支された把持爪とラチェッ
トと連結具とよりなる吊り部材の把持爪の回動により、
把持部のラチェット機構により対象物を把持した位置で
固定され、対象物の把持が簡便、確実に出来るとこと。 、また、対向する把持部に設けられた把持爪により、
対象物が挟まれると共に、下から掬うように把持される
ので、大塊状のものに限らず、小塊状のものも確実に把
持出来るので、適用範囲が広く効率的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の吊り治具で、対象物を把持する直前
の状態を示す正面図である。
【図2】本願発明の吊り治具で、対象物を把持し、処分
容器内に挿入した状態を示す正面図である。
【図3】本願発明の吊り治具で、対象物を処分容器内で
解放した直後の状態を示す正面図である。
【図4】本願発明の吊り治具で、対象物を把持する直前
の状態を示す側面図である。
【図5】本願発明の別の吊り治具で、対象物を把持する
直前の状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 吊り治具 1 吊り治具 2a 第1の把持部 2b 第2の把持
部 3a 第1の柄部 3b 第2の柄部 4a 第1のア−ム 4b 第2のア−
ム 5a 第1の把持爪 5b 第2の把持
爪 6a 第1の連結具 6b 第2の連結
具 7a 〃 吊り部材 7b 〃 吊り
部材 8 吊り治具の吊り手 8 吊り治具の
吊り手 9 クレ−ン等の鉤 9 クレ−ン等
の鉤 10a 第1のラチェット棒 10b 第2のラチ
ェット棒 11a 第1のラチェット歯車 11b 第2のラチ
ェット歯車 12a 第1のラチェットレバ− 12b 第2のラチ
ェットレバ− 13a 第1のラチェット 13b 第2のラチ
ェット 14a 第1の把持爪ピン 14b 第2の把持
爪ピン 15a 第1の抑止板 15b 第2の抑止
板 16a 第1のフック部 16b 第2のフッ
ク部 17a 第1のフック 17b 第2のフッ
ク 18a 第1のガ−ド棒 18b 第1のガ−
ド棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−130281(JP,U) 実開 昭62−59683(JP,U) 実開 昭54−43773(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66C 1/00 - 1/68

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のア−ムとその端部に回動自在に軸
    支された把持爪とよりなる第1の吊り部材と、これと対
    をなし相互のア−ムを交差させて回動自在に軸支される
    第2の吊り部材と、ア−ムに設けられて一対の把持爪の
    内側への回動に連動する一対のラチェットと、これらの
    吊り部材の柄部の端部にその一端を回動自在に軸支され
    た連結具と、一対の吊り部材のそれぞれの連結具の他端
    に回動自在に軸支される吊り手とよりなることを特徴と
    する吊り治具。
  2. 【請求項2】 略コ字状のア−ムとその端部に回動自在
    に軸支された把持爪とよりなる吊り部材と、ア−ムに設
    けられて一対の把持爪の内側への回動に連動する一対の
    ラチェットと、吊り部材に直接または間接的に連結され
    る吊り手とよりなることを特徴とする吊り治具。
  3. 【請求項3】 ア−ムの端部に回動自在に軸支される把
    持爪の先端部が次第に細くなっていると共に、ラチェッ
    トがフリ−の状態下では、把持爪の先端部が軸支位置よ
    りも対象物側にある請求項1または請求項2記載の吊り
    治具。
  4. 【請求項4】 クレ−ン等により吊り手を吊り上げて、
    吊り治具を対象物の上部に移動し、一対のア−ムの間に
    対象物が入るように吊り治具を降下させて対象物を挟ん
    だ際に、把持爪の回動に連動するラチェットにより、把
    持爪を内側の回動させて対象物を把持した位置で把持爪
    を固定し、次に、対象物を把持したまま吊り治具を移動
    して処分容器内に挿入し、ラチェットに設けられたラチ
    ェットレバ−によりラチェットをフリ−の状態にしてか
    ら吊り治具を吊り上げることにより、対象物を処分容器
    内に移載した後、吊り治具を処分容器から取り出すこと
    を特徴とする吊り治具の使用方法。
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