JP2871979B2 - 感熱発色体 - Google Patents

感熱発色体

Info

Publication number
JP2871979B2
JP2871979B2 JP4315126A JP31512692A JP2871979B2 JP 2871979 B2 JP2871979 B2 JP 2871979B2 JP 4315126 A JP4315126 A JP 4315126A JP 31512692 A JP31512692 A JP 31512692A JP 2871979 B2 JP2871979 B2 JP 2871979B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compounds
indoxyl
derivative
carbon atoms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4315126A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06155917A (ja
Inventor
直人 柳原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP4315126A priority Critical patent/JP2871979B2/ja
Publication of JPH06155917A publication Critical patent/JPH06155917A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2871979B2 publication Critical patent/JP2871979B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感熱発色体に関し、感熱
発色体の中でも、特に白地部および発色画像の堅牢性を
改良した感熱記録材料に関する。
【0002】
【従来の技術】電子供与性無色染料と電子受容性化合物
を使用した感熱記録材料は既によく知られている。例え
ば、英国特許第2140449号、米国特許第4480
052号、同4436920号、特公昭60−2399
2、特開昭57−179836、同60−12355
6、同60−123557などに詳しい。近年、感熱記
録材料の用途拡大や画像の保存信頼性の向上を狙って、
発色画像の耐熱性、耐湿性、耐薬品性、耐可塑剤性など
の堅牢性に関する研究が鋭意行われている。しかしなが
ら、このような画像は電子供与性無色染料と電子受容性
化合物の可逆反応によって得られるために、本来強固な
発色体ではない。このような問題に対し、従来と全く異
なる反応形式で発色体を得る試みがなされている。例え
ば、特公平4−2117、特開平3−199085、W
O8706855などにはイソシアネート誘導体とイミ
ノイソインドリン誘導体を基本組成とする感熱記録材料
が開示されている。また、特開平4−124175には
ロイコインジゴイド誘導体を使用した感熱記録材料が開
示されている。本発明は電子供与性無色染料と電子受容
性化合物の反応とは異なる新しい反応形式による感熱発
色体に関し、インドキシル誘導体を使用することにより
発色画像の堅牢性の高い感熱発色体を作成するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は発色画像の堅
牢性の高い感熱発色体を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、下記一般式
(1)で示されるインドキシル誘導体を含むことを特徴
とする感熱発色体により達成された。 一般式(1)
【0005】
【化3】
【0006】式中、R1 および2 は同一でも異なって
いてもよくそれぞれ、水素原子、アルキル基、アリール
基、アシル基、置換スルホニル基、または置換シリル基
を表す。ただし、R 1 が水素原子またはアルキル基の場
合、R 2 はアセチル基ではない。3 、R4 、R5
よび6 は同一でも異なっていてもよくそれぞれ、水素
原子、アルキル基、アリール基、ヒドロキシ基、アルコ
キシ基、置換可能なアミノ基、ハロゲン原子、アリール
オキシ基、アシル基、シアノ基、ニトロ基、アシルオキ
シ基、または置換スルホニル基を表す。R3 〜R6 は互
いに結合して環を形成していてもよい。
【0007】上記一般式(1)において、R1 及び2
で表される基のうち、水素原子、炭素数1から8のアル
キル基、炭素数6から10のアリール基(特にフェニル
基)、炭素数3から15のアシル基、炭素数1から10
の置換スルホニル基、珪素数1から15の置換シリル基
が好ましい。これらの置換基は更に置換基を有していて
もよく、置換基としてはアルキル基、アリール基、ハロ
ゲン原子、アルコキシ基、置換アミノ基などが好まし
い。
【0008】上記一般式(1)において、R3 、R4
5 、R6 で表される基のうち、水素原子、炭素数1か
ら4のアルキル基、炭素数6から10のアリール基、ヒ
ドロキシ基、炭素数1から10のアルコキシ基、炭素数
1から6のアルキルアミノ基、炭素数2から12のジア
ルキルアミノ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、炭
素数6から10のアリールオキシ基、炭素数1から8の
アシル基、炭素数1から8のアシルオキシ基、シアノ
基、ニトロ基、炭素数1から10の置換スルホニアル基
が好ましい。これらの置換基は更に置換基を有していて
もよく、置換基としてはアルキル基、アリール基、ハロ
ゲン原子、アルコキシ基、置換アミノ基などが好まし
い。R3 〜R6 が互いに結合して環を形成する場合、イ
ンドキシルのベンゼン環と縮合してナフタレン環やテト
ラヒドロナフタレン環を形成していてもよい。
【0009】次に本発明に係るインドキシル誘導体の具
体的な化合物を例示するが、本発明はそれにより限定さ
れるものではない。
【0010】
【化4】
【0011】
【化5】
【0012】
【化6】
【0013】
【化7】
【0014】
【化8】
【0015】
【化9】
【0016】
【化10】
【0017】本発明の感熱発色体においてインドキシル
誘導体は3位の置換基が脱離し、インドキシル(3−ヒ
ドロキシインドール)を生成し、これがインジゴ系色素
となることにより画像を形成する。この際、インドキシ
ルは容易に空気酸化を受けインジゴ系色素になることが
知られている。従って、3位の置換基の脱離反応が促進
されるような触媒があれば発色反応は速くなり、感熱発
色体にしたときの発色感度にも影響を及ぼすことにな
る。本発明においてこのような触媒を使用してもよく、
触媒としては酸性物質または塩基性物質が好ましい。
【0018】本発明に酸性物質を用いる場合、酸性物質
としては、フェノール誘導体、サリチル酸誘導体、芳香
族カルボン酸の金属塩、酸性白土、ベントナイト、ノボ
ラック樹脂、金属処理ノボラック樹脂、金属錯体などが
挙げられる。これらの例は特公昭40−9309、特公
昭45−14039、特開昭52−140483、特開
昭48−51510、特開昭57−210886、特開
昭58−87089、特開昭59−11286、特開昭
60−176795、特開昭61−95988等に記載
されている。
【0019】本発明の酸性物質の例としては,ビスフェ
ノールA、2,2−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)ヘプタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)ブタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)−2−エチルヘキサン、1,1−ビス(3−クロロ
−4−ヒドロキシフェニル)−2−エチルブタン、ビス
(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、
1,7−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3,5
−ジオキサヘプタン、(4−ヒドロキシフェニル)−
(4−イソプロポキシフェニル)スルホン、4−ヒドロ
キシ安息香酸ベンジルエステル、2,4−ジヒドロキシ
安息香酸−β−フェノキシエチルエステル、2,4−ジ
ヒドロキシ安息香酸−α−メチル−β−(3−メトキシ
フェノキシ)エチルエステル、1,3−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン、2−(2,4−ジヒドロキ
シフェニル)−2−フェニルプロパン、3,5−ビス
(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛、3,5−ビス
(α,α−ジメチルベンジル)サリチル酸亜鉛,3,5
−ビス(α,α−ジメチルベンジル)−6−メチルサリ
チル酸亜鉛、3,5−ジ−t−オクチルサリチル酸亜鉛
等があげられる。
【0020】本発明に塩基性物質を用いる場合、塩基性
物質としては第3級アミン類、ピペリジン類、ピペラジ
ン類、アミジン類、ホルムアミジン類、ピリジン類、グ
アニジン類、モルホリン類等の含窒素化合物が挙げられ
る。特に、N,N−ビス(3−フェノキシ−2−ヒドロ
キシプロピル)ピペラジン、N,N−ビス〔3−(p−
メチルフェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル〕ピペラ
ジン、N,N−ビス〔3−(p−メトキシフェノキシ)
−2−ヒドロキシプロピル〕ピペラジン、N,N−ビス
(3−フェニルチオ−2−ヒドロキシプロピル)ピエラ
ジン、N,N−ビス〔3−(β−ナフトキシ)−2−ヒ
ドロキシプロピル〕ピペラジン、N−3−(β−ナフト
キシ)−2−ヒドロキシプロピル−N−メチルピペラジ
ン、1,4−ビス{〔3−(N−メチルピペラジノ)−
2−ヒドロキシ〕プロピルオキシ}ベンゼン等のピペラ
ジン類、N−〔3−(β−ナフトキシ)−2−ヒドロキ
シ〕プロピルモルホリン、1,4−ビス〔(3−モルホ
リノ−2−ヒドロキシ)プロピルオキシ〕ベンゼン、
1,3−ビス〔(3−モルホリノ−2−ヒドロキシ〕プ
ロピルオキシ〕ベンゼンなどのモルホリン類、N−(3
−フェノキシ−2−ヒドロキシプロピル)ピぺリジン、
N−ドデシルピペリジン等のピペリジン類、トリフェニ
ルグアニジン、トリシクロヘキシルグアニジン、ジシク
ロヘキシルフェニルグアニジン等のグアニジン類等が具
体的に好ましい。
【0021】本発明に酸性物質を用いる場合、本発明に
係るインドキシル誘導体に、従来より公知の電子供与性
無色染料であるトリフェニルメタンフタリド系化合物、
フルオラン系化合物、フェノチアジン系化合物、インド
リルフタリド系化合物、ロイコオーラミン系化合物、ロ
ーダミンラクタム系化合物、トリフェニルメタン系化合
物、トリアゼン系化合物、スピロピラン系化合物、フル
オレン系化合物など各種の化合物と併用できる。フタリ
ド類の具体例は米国再発行特許明細書第23,024
号、米国特許明細書第3,491,111号、同第3,
491,112号、同第3,491,116号および同
第3,509,174号、フルオラン類の具体例は米国
特許明細書第3,624,107号、同第3,627,
787号、同第3,641,011号、同第3,46
2,828号、同第3,681,390号、同第3,9
20,510号、同第3,959,571号、スピロジ
ピラン類の具体例は米国特許明細書第3,971,80
8号、ピリジン系およびピラジン系化合物類は米国特許
明細書第3,775,424号、同第3,853,86
9号、同第4,246,318号、フルオレン系化合物
の具体例は特開昭63−94878号等に記載されてい
る。
【0022】本発明に係る感熱発色体は電子供与性無色
染料と電子受容性化合物の代わりにインドキシル誘導体
と上記の触媒を用いることの他は、特開昭62−14
4,989、特開平1−87291明細書等に記載され
ているような形態をとる。具体的には,インドキシル誘
導体と触媒は分散媒中で10μ以下、好ましくは3μ以
下の粒径まで粉砕分散して用いる。分散媒としては、一
般に0.5ないし10%程度の濃度の水溶性高分子水溶
液が用いられ分散はボールミル、サンドミル、横型サン
ドミル、アトライタ、コロイダルミル等を用いて行われ
る。使用されるインドキシル誘導体と触媒の比は、重量
比で1:10から1:1の間が好ましく、1:5から
2:3の間が特に好ましい。
【0023】また熱応答性を改良するために熱可融性物
質を感熱発色層に含有させることができる。熱可融性物
質としては、芳香族エーテル、チオエーテル、エステル
及び又は脂肪族アミド又はウレイドなどがその代表であ
る。これらの例は特開昭58−57989、同58−8
7094、同61−58789、同62−10968
1、同62−132674、同63−151478、同
63−235961、特開平2−184489、同2−
215585などに記載されている。これらはインドキ
シル誘導体と触媒と同時に微分散して用いられる。これ
らの使用量は触媒に対して、20%以上300%以下の
重量比で添加され、特に40%以上150%以下が好ま
しい。
【0024】このようにして得られた塗液には、さらに
種々の要求を満たす為に必要に応じて添加剤が加えられ
る。添加剤の例としては記録時の記録ヘッドの汚れを防
止するために、バインダー中に無機顔料、ポリウレアフ
ィラー等の吸油性物質を分散させておくことが行われ、
さらにヘッドに対する離型性を高めるために脂肪酸、金
属石鹸などが添加される。したがって一般には、発色に
直接寄与するインドキシル誘導体と触媒の他に、熱可融
性物質、顔料、ワックス、帯電防止剤、紫外線吸収剤、
消泡剤、導電剤、蛍光染料、界面活性剤などの添加剤が
支持体上に塗布され、記録材料が構成されることにな
る。さらに必要に応じて感熱記録層の表面に保護層を設
けてもよい。
【0025】通常、インドキシル誘導体と触媒は、バイ
ンダー中に分散して塗布される。バインダーとしては水
溶性のものが一般的であり、ポリビニルアルコ−ル、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、エピクロルヒドリン変性ポリアミド、エチレン−
無水マレイン酸共重合体、スチレン−無水マレイン酸共
重合体、イソブチレン−無水マレインサリチル酸共重合
体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸アミド、メチロー
ル変性ポリアクリルアミド、デンプン誘導体、カゼイ
ン、ゼラチン等があげられる。またこれらのバインダー
に耐水性を付与する目的で耐水化剤を加えたり、疎水性
ポリマーのエマルジョン、具体的には、スチレン−ブタ
ジエンゴムラテックス、アクリル樹脂エマルジョン等を
加えることもできる。
【0026】得られた感熱塗液は、上質紙、下塗り層を
有する上質紙、合成紙、プラスチックフィルム等に塗布
される。この際JIS−8119で規定される平滑度が
500秒以上特に800秒以上の支持体を用いるのがド
ット再現性の点から特に好ましい。
【0027】また、本発明の感熱発色体ではインドキシ
ル誘導体がマイクロカプセルに内包されている形態をと
っていてもよい。この場合のマイクロカプセル壁は不透
過性であるが、加熱することによって、電子供与性無色
染料及び、または顕色剤を透過することを特徴とする。
使用されるマイクロカプセルは、ポリウレア、ポリウレ
タン、ポリウレア/ポリウレタン混合カプセル、尿素−
ホルマリンカプセル、ポリウレア/他の合成樹脂混合カ
プセル、ポリウレタン/他の合成樹脂混合カプセル、ポ
リエステル、ポリアミド等のカプセルが特に好ましい。
このマイクロカプセルは、芯物質を乳化したあと、その
油滴の周囲に高分子物質の壁を形成して作られる。高分
子物質を形成するリアクタントは油滴の内部及びまたは
油滴の外部に添加される。高分子物質の具体例として
は、ポリウレタン、ポリウレア、ポリアミド、ポリエス
テル、ポリカーボネート、尿素−ホルムアルデヒド樹
脂、メラミン樹脂、ポリスチレン、スチレン−メタクリ
レート共重合体、スチレン−アクリレート共重合体等が
挙げられる。この手法及び化合物の具体例については、
米国特許第3,726,804号、同3,796,66
9号等に記載されている。
【0028】マイクロカプセルをつくるときに保護コロ
イドとして水溶性高分子を用いることもできる。水溶性
高分子としては水溶性のアニオン性高分子、ノニオン性
高分子、両性高分子を含んでおり、アニオン性高分子と
しては、天然のものでも合成のものでも使用することが
でき、例えば、−COO- 、−SO3 - 基等を有するも
のが挙げられる。具体的なアニオン性の天然高分子とし
ては、アラビアゴム、アルギン酸等があり、半合成品と
しては、カルボキシメチルセルロース、フタル化ゼラチ
ン、硫酸化デンプン、硫酸化セルロース、リグニンスル
ホン酸等がある。合成品としては、無水マレイン酸系
(加水分解したものも含む)共重合体、アクリル酸系
(メタクリル酸系も含む)共重合体、ビニルベンゼンス
ルホン酸系重合体、カルボキシ変性ポリビニルアルコー
ル等がある。またノニオン性高分子としては、ポリビニ
ルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセ
ルロース等がある。両性の化合物としてゼラチン等があ
る。これらの水溶性高分子は、0.01〜10wt%の
水溶液として用いられる。
【0029】マイクロカプセル化の際に用いられる有機
溶媒としては、低沸点のものでは生保存中に蒸発損失が
あるので、沸点180℃以上のものが好ましく、リン酸
エステル、フタル酸エステル、その他のカルボン酸エス
テル、脂肪酸アミド、アルキル化ビフェニル、アルキル
化ターフェニル、塩素化パラフィン、アルキル化ナフタ
レン、ジアリールエタン等が用いられる。 具体例とし
ては、リン酸トリクレジル、リン酸トリオクチル、リン
酸オクチルジフェニル、リン酸トリシクロヘキシル、フ
タル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジウラ
レート、フタル酸ジシクロヘキシル、オレイン酸ブチ
ル、ジエチレングリコールジベンゾエート、セバシン酸
ジオクチル、セバシン酸ジブチル、アジピン酸ジオクチ
ル、トリメリット酸トリオクチル、クエン酸アセチルト
リエチル、マレイン酸ジブチル、イソプロピルビフェニ
ル、ジイソプロピルナフタレン、1,1, −ジトリルエ
タン、2,4−ジ−t−アミルフェノール、N,N−ジ
ブチル−2−ブトキシ−5−t−オクチルアニリン等が
挙げられる。
【0030】また本発明の感熱記録材料は特開昭63−
265682等に記載されているような形態に光吸収層
を設けた形態をとってもよい。具体的にはインドキシル
誘導体を内包したマイクロカプセル及び少なくとも酸性
物質または塩基性物質を乳化分散した分散物の主成分及
びバインダー等その他の添加物を含有した塗布液及び光
吸収層の塗布液を作り、紙や合成樹脂フィルム等の支持
体の上にバー塗布、ブレード塗布、エアナイフ塗布、グ
ラビア塗布、ロールコーティング塗布、スプレー塗布、
ディップ塗布等の塗布方法により塗布乾燥して製造され
る。
【0031】酸性物質及び塩基性物質の乳化分散物はこ
れらを含む油相と保護コロイド及び界面活性剤を含有す
る水相を高速攪拌、超音波分散等通常の微粒子乳化に用
いられる手段を使用して混合分散せしめ容易に得ること
が出来る。
【0032】また、熱ヘッドに対するステッキングの防
止や筆記性を改良する目的で、シリカ、アルミナ、チタ
ニア、酸化亜鉛、炭酸カルシウム等の顔料やスチレンビ
ーズ、尿素−メラミン樹脂等の微粉末を添加することが
できるが、感熱記録層の透明性を維持するために、感熱
記録層の上に、主として保存性と安定性を目的とする保
護層を公知の方法により設け、この保護層に添加するこ
とが好ましい。保護層についての詳細は例えば「紙パル
プ技術タイムス」(1985年 9月号、2〜4頁)に
記載されている。また同様にステッキング防止のために
金属石鹸類を添加することもできる。バインダーとして
はポリビニルアルコール、メチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、アラビアゴム、ゼラチ
ン、ポリビニルピロリドン、カゼイン、スチレン−ブタ
ジエンラテックス、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エ
ステル、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の各種エマル
ジョンを用いることが出来る。
【0033】
【0034】
【実施例】以下に実施例を示すが、本発明はこれに限定
されるものではない。実施例において特に指定のない限
り%は重量%を表す。実施例1インドキシル誘導体(4)、トリシクロヘキシルグアニ
ジン各々20gを100gの5%ポリビニルアルコール
(クラレPVA105)水溶液とともに一昼夜ボールミ
ルで分散し、体積平均粒径を3μmとした。一方焼成カ
オリン(Anisilex−93)80gをヘキサメタ
リン酸ソーダの0.5%溶液160gとともにホモジナ
イザーで分散した。 以上のように分散して得た各分散液
を、インドキシル誘導体分散液5g、トリシクロヘキシ
ルグアニジン分散液10g、焼成カオリン分散液22g
の割合で混合し、さらにステアリン酸亜鉛のエマルジョ
ン4gと2%のジ(2−エチルヘキシル)スルホコハク
酸ナトリウムの水溶液5gを添加して塗液を得た。この
塗液を、坪量50g/m 2 の上質紙上に乾燥塗布量が6
g/m 2 となるようにワイヤーバーで塗布し、キャレン
ダー処理を行い塗布紙を得た。
【0035】 [実施例2] 実施例1のインドキシル誘導体(4)インドキシル誘
導体(5)に代えた他は実施例1と同様に行って、塗布
紙を得た。
【0036】 [実施例3] 実施例1のインドキシル誘導体(4)インドキシル誘
導体(6)に代えた他は実施例1と同様に行って、塗布
紙を得た。
【0037】 [実施例4] 実施例1のインドキシル誘導体(4)インドキシル誘
導体(12)に代えた他は実施例1と同様に行って、塗
布紙を得た。
【0038】 [実施例5] 実施例1のインドキシル誘導体(4)をインドキシル誘
導体(16)に代えた他は実施例1と同様に行って、塗
布紙を得た。
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】 [比較例1] 実施例1のインドキシル誘導体(4)を2−アニリノ−
3−メチル−6−ジエチルアミノフルオランに、トリシ
クロヘキシルグアニジンをビスフェノールAに代えた他
は実施例1と同様に行って、塗布紙を得た。
【0047】 [比較例2]2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオ
ラン1.2g及びキシリレンイソシアネート10部をジ
イソプロピルナフタレン12部と酢酸エチル10部の混
合溶媒に溶解させた。この電子供与性無色染料の溶液を
ポリビニルアルコール3部が水46部に溶解している水
溶液に混合し、室温で乳化分散し、平均粒径0.8〜
1.2μmの乳化液を得た。得られた乳化液に水30部
を加え、攪拌しながら50℃に加温し、2時間後2−ア
ニリノ−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオランを
芯物質に含むカプセル液を得た。 次にビスフェノールA
40部を5%ポリビニルアルコール水溶液110部に加
えて、サンドミルで分散し、平均粒径1.0〜1.5μ
mのビスフェノールAの分散物を得た。 白色顔料として
炭酸カルシウム(ユニバー70、白石工業社製)40部
を、分散剤ヘキサメタリン酸ナトリウム0.4部を含む
水60部に加え、サンドミルで分散し、平均粒径1.5
μmの分散液を得た。 以上の様にして得られたカプセル
液40部にビスフェノールA分散物30部、顔料分散物
15部及びジ−(2−エチルヘキシル)スルホコハク酸
ナトリウム2%溶液3部を加えて分散し、発色層塗液と
した。 このようにして調製した発色層塗液をポリエチレ
ンテレフタレート上に、それぞれ固形分が0.8、1
2.0、2.4g/m 2 になるように順次塗布して乾燥
した後、キャレンダー処理を行い、感熱フィルムを作成
した。
【0048】 [記録材料の評価]実施例1〜 5及び比較例1、2で得た塗布紙を、京セラ
(株)製サーマルヘッド(KLT-216-8MPD1 )で印字して
評価サンプルを作成した。サンプルの評価を以下の様に
行った。結果を表1に示す。 (A)光に対する堅牢性の評価 サンプルにウェザオメーター(米アトラス社製)による
耐光促進テスト行った。この場合、光源として出力60
00Wのキセノンランプを用いた。24時間照射後の画
像部および非画像部の濃度をそれぞれマクベス反射濃度
計で測定した。 (B)溶剤等に対する堅牢性の評価 サンプルに蛍光ペン、マジック、印鑑などで上書きした
後の画像部および非画像部の変化の様子(カブリ、変
色、消色など)を観察(目視)した。 (C)可塑剤に対する堅牢性の評価 サンプルに塩化ビニルなどのラップを被せて保存した後
の画像部および非画像部の変化の様子(カブリや変色、
消色など)を観察(目視)した。
【0049】
【表1】
【0050】
【発明の効果】本発明により、白地部および発色画像の
堅牢性を改良した感熱記録材料を得ることができる。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で示されるインドキシ
    ル誘導体(ただし、該誘導体と、芳香族イソシアネート
    化合物及びイミノ化合物との組み合わせを除く。)を含
    むことを特徴とする感熱発色体。 【化1】 式中、R1 および2 は同一でも異なっていてもよく
    れぞれ、水素原子、アルキル基、アリール基、アシル
    基、置換スルホニル基、または置換シリル基を表す。
    だし、R 1 が水素原子またはアルキル基の場合、R 2
    アセチル基ではない。3 、R4 、R5 および6
    同一でも異なっていてもよくそれぞれ、水素原子、アル
    キル基、アリール基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、置
    換可能なアミノ基、ハロゲン原子、アリールオキシ基、
    アシル基、シアノ基、ニトロ基、アシルオキシ基、また
    置換スルホニル基を表す。R3 〜R6 は互いに結合し
    て環を形成していてもよい。
  2. 【請求項2】下記一般式(2)で示されるインドキシル
    誘導体(ただし、該誘導体と、芳香族イソシアネート化
    合物及びイミノ化合物との組み合わせを除く。)を含む
    ことを特徴とする感熱発色体。 【化2】 式中、R2 ´は炭素数2〜8のアルキル基、炭素数6〜
    10のアリール基、 たは炭素数1〜8のアルコキシ基
    を表す。
JP4315126A 1992-11-25 1992-11-25 感熱発色体 Expired - Fee Related JP2871979B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4315126A JP2871979B2 (ja) 1992-11-25 1992-11-25 感熱発色体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4315126A JP2871979B2 (ja) 1992-11-25 1992-11-25 感熱発色体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06155917A JPH06155917A (ja) 1994-06-03
JP2871979B2 true JP2871979B2 (ja) 1999-03-17

Family

ID=18061723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4315126A Expired - Fee Related JP2871979B2 (ja) 1992-11-25 1992-11-25 感熱発色体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2871979B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2600126B2 (ja) * 1991-08-05 1997-04-16 日本製紙株式会社 熱発色材料および感熱記録シート
JPH05124349A (ja) * 1991-11-05 1993-05-21 Mitsubishi Paper Mills Ltd 感熱記録材料

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06155917A (ja) 1994-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6392489A (ja) 感熱記録材料
JP2871979B2 (ja) 感熱発色体
JPH07314914A (ja) 感熱記録材料
JP3164928B2 (ja) 記録材料
JPS6235882A (ja) 感熱記録体
JPS62170388A (ja) 感熱記録体
JP2794244B2 (ja) 記録材料
JPS62196179A (ja) 感熱記録体
JP2720231B2 (ja) 記録材料
JPH04189180A (ja) 感熱記録材料
JP2697978B2 (ja) フェノール誘導体及びそれを使用した記録材料
JP2002002115A (ja) 多色感熱記録材料及びその製造方法
JP2687193B2 (ja) フェノール誘導体及びそれを使用した記録材料
JPH06122269A (ja) 記録材料
JPH0564958A (ja) 記録材料
JPS6395977A (ja) 記録材料
JPH03138190A (ja) 記録材料
JPH0393589A (ja) 記録材料
JPH0387287A (ja) 記録材料
JPH0225369A (ja) 記録材料
JPS6382778A (ja) 感熱記録体
JPH06328838A (ja) 記録材料
JPS6341183A (ja) 記録材料
JPH04189179A (ja) 感熱記録材料
JPH03227289A (ja) 記録材料

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080108

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090108

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees