JP2870944B2 - 磁気バイアス発生装置 - Google Patents

磁気バイアス発生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気光学効果を利用した光磁気ディスクドラ
イブ装置の記録・消去のための磁気バイアス発生装置に
関するものである。
従来の技術 一般に光磁気ディスクドライブ装置は追記または書替
え可能な光ディスク装置としてその技術が注目されてい
るが、光磁気ディスクに対する記録・消去は磁気光学効
果を利用するため、光学ヘッドと対向した位置に磁気バ
イアス磁界を与えることが必要である。以下、図を用い
て従来の磁気バイアス発生装置を説明する。
第4図は光磁気ディスクドライブ装置の概略構成図で
あり、対物レンズ1a、レーザ光源1bを有する光学ヘッド
1の上部に光磁気ディスク2が配置され、この光磁気デ
ィスク2はモータ3により回転する。さらに光磁気ディ
スク2をはさんで、光学ヘッド1に対向する位置に磁気
バイアス発生のための永久磁石4が反転軸4aによって軸
支され、極性反転手段として永久磁石4の上に設けたコ
イル5が駆動回路(図示せず)によって励磁されること
により回動する。このような構成において、以下その動
作を説明すると、たとえば永久磁石4をS極が光磁気デ
ィスク2と対向するように設置し、一定の磁界を光磁気
ディスク2上につくり、光学ヘッド1から、集束した光
ビームを当てることによりデータの消去を行う。つぎに
永久磁石4の上部に設けたコイル5に瞬間的に励磁する
ことによって永久磁石4を上記磁極が逆方向になるよう
に反転軸4aを中心に反転させて、消去時とは逆方向の磁
界をつくり、再び光磁気ディスク2上に光ビームを当て
ることにより、記録を行うものである。このように光磁
気ディスク2は磁気バイアスの極性を変えたうえで集束
した光ビームをディスク上に当てることにより情報の記
録または消去を行うことができる。
また、上記従来例においては、消去時に光磁気ディス
ク2に対向してS極が位置するように永久磁石4を設け
たが、N極を対向させて消去し、永久磁石4をコイル5
によって回転させ、S極と光磁気ディスク2を対向させ
て記録をすることも行われるものである。
発明が解決しようとする課題 上記構成において、コイル5に電流を流すことにより
磁界が発生し、永久磁石4が回転し反転した状態で直立
することになるが、通常、光学ヘッド1は対物レンズ1a
を駆動するためにも磁界を有しており、この磁界の影響
で永久磁石4は完全には直立せず、いくらか傾いた状態
となる。第3図に漏れ磁束により永久磁石4が傾く様子
を示す。このため完全に直立させるために回路上特別な
制御を行う必要があるという課題を有していた。
本発明は簡単な構成によって上記課題を解決する磁気
バイアス発生装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明は記録または消去
のための、バイアス磁界発生用の永久磁石と、前記永久
磁石を反転可能に軸支するための保持手段と、前記永久
磁石の極性を反転するための極性反転手段とを有し、前
記保持手段は磁性材料からなり前記永久磁石に対して開
口部を有するという構成を有するものである。
作用 本発明は上記の構成によって、永久磁石は光学ヘッド
の磁界によって傾いた分が前記磁性材料で補正され、特
別な駆動回路上の制御がなくても完全に直立して光磁気
ディスクに有効なバイアス磁界を与えるものである。
実施例 以下本発明の一実施例を図を用いて説明する。第1図
は本発明による磁気バイアス発生装置で、従来例と同一
機能のものには同一符号を付して説明を省略する。特に
従来例と異なる点は磁界発生ための永久磁石4を反転さ
せるための極性反転手段としてのコイル5の近傍に磁界
補正用の磁性材料6を有するように構成されている。磁
性材料6はたとえば5×5×1mmの形状の軟鉄片を用い
る。記録または消去の際に、まずコイル5に瞬間的に通
電することにより永久磁石4は反転軸4aを中心に回転し
直立しようとするが、図中の漏れ磁束により第3図のよ
うにわずかに傾くようになる。しかしこのとき磁界補正
用の磁性材料6により永久磁石4は引き寄せられ、ほぼ
正しく直立する。従来、コイルの磁束強度を増すために
コイルの巻線の中心に磁性材料をコアとして挿入するこ
とがあるが、この場合このコアは軸対称の位置にあるた
め、漏れ磁束による永久磁石4の傾きを補正することは
できず、本発明のように巻線中心以外に磁性材料を置く
ことが必要となる。
第2図は第2の実施例の要部構成図で、第1図の磁性
材料6に代えて前記永久磁石4を反転軸4aを中心に回動
自在に軸支するための、磁性材料よりなる保持部品7を
加えて構成される。
つぎにその動作を説明すると、この保持部品7により
永久磁石4の磁束は磁性体である保持部品7をコアと
し、その磁束が光磁気ディスク2に効率よく印加され、
効率のよい磁気バイアス発生装置を形成することができ
る。さらに、この永久磁石4を取付けた保持部品7を第
1図の光磁気ディスク2上に保持した場合、この保持部
品7の永久磁石4の上部に設けた開口部8を永久磁石4
の反転軸4aに沿って非対称、たとえば第2図における左
上部8aを大きく、右上部8bを小さくすることにより第1
図における永久磁石4の下部左方にある光学ヘッド1の
磁界からくる漏れ磁束の影響を補正し、永久磁石4を正
しく直立させることができるのである。
なお、極性反転手段としては駆動回路を持ったコイル
5を例示しているが、機械的手段、またはコイル以外の
他の手段を利用しても差支えないものである。また磁性
材料6、または保持部品7の位置,形状は永久磁石4の
傾きを補正するために適宜に選定すればよい。
発明の効果 以上説明したように本発明による磁気バイアス発生装
置は簡単な構成で光学ヘッドの洩れ磁束によりバイアス
発生用の永久磁石が傾くことによる磁界のずれの補正が
可能となり、回路上特別な制御を行う必要もなく光磁気
ディスクに有効なバイアス磁界を与えるものであり、低
コストの光磁気ディスクドライブ装置を実現するための
有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の磁気バイアス発生装置の概
略構成図、第2図は第2の実施例の要部構成斜視図、第
3図および第4図はそれぞれ従来の磁気バイアス発生装
置の概略構成図である。 4……永久磁石、4a……反転軸、5……コイル、6……
磁性材料、7……軸受け保持部分、8,8a,8b……開口
部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録または消去のための、バイアス磁界発
    生用の永久磁石と、 前記永久磁石を反転可能に軸支するための保持手段と、 前記永久磁石の極性を反転するための極性反転手段とを
    有し、 前記保持手段は磁性材料からなり前記永久磁石に対して
    開口部を有する磁気バイアス発生装置。
  2. 【請求項2】開口部が永久磁石の反転軸に沿って非対称
    である請求項1記載の磁気バイアス発生装置。
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