JP3211085B2 - 磁気バイアス装置 - Google Patents
磁気バイアス装置Info
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- JP3211085B2 JP3211085B2 JP31684689A JP31684689A JP3211085B2 JP 3211085 B2 JP3211085 B2 JP 3211085B2 JP 31684689 A JP31684689 A JP 31684689A JP 31684689 A JP31684689 A JP 31684689A JP 3211085 B2 JP3211085 B2 JP 3211085B2
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- magneto
- coil
- optical disk
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Description
【０００１】
本発明は磁気光学効果を利用した光磁気ディスクドラ
イプ装置の記録消去のための磁気バイアス装置に関する
ものである。
イプ装置の記録消去のための磁気バイアス装置に関する
ものである。
【０００２】
光磁気ディスクドライプ装置は書替え可能な光ティス
ク装置としてその技術が注目されているが、光磁気にお
ける記録・消去は磁気光学効果を利用するため、光学ヘ
ッドと対向した位置に磁気バイアスが必要である。以
下、第３図、第４図により従来の技術を説明する。
ク装置としてその技術が注目されているが、光磁気にお
ける記録・消去は磁気光学効果を利用するため、光学ヘ
ッドと対向した位置に磁気バイアスが必要である。以
下、第３図、第４図により従来の技術を説明する。
【０００３】 第３図は光磁気ディスクドライプ装置の概略構成図で
あり、第４図は薄形化を図った他の従来技術の要部概略
構成図である。第３図によると１は対物レンズ1aおよび
レーザ光源を有する光学ヘッドであり、上部に光磁気デ
ィスク２が配置され、この光磁気ディスク２はモータ３
により回転する。さらに、光磁気ディスク２をはさん
で、光学ヘッド１に対向する位置に磁気バイアス発生の
ための永久磁石生が配置され、このとき、永久磁石４を
Ｓ極が光磁気ディスクと対向するように設置し、一定の
磁界を光懲気ディスク２上につくり、光学ヘッド１よ
り、集束した光ビームを当てることによりデータの消去
を行う。次に永久磁石４の上部に設けたコイル５によっ
て永久磁石４を上記磁極を逆方向に反転させて、消去時
とは逆方向の磁界をつくり、再び光磁気ディスク２上に
光ビームを当てることにより、記録を行うものである。
このように光磁気は集束した光ビームをディスク上に当
てることにより情報の記録および消去を行うことができ
る。また、上記従来技術においては光磁気ティスクに対
向してＳ極が位置するように永久磁石４を設けたが、Ｎ
極を対向させて消去し、永久磁石とをコイル５によって
回転させ、Ｓ極と磁気ディスク２を対向させて記録を行
うことも行われるものである。
あり、第４図は薄形化を図った他の従来技術の要部概略
構成図である。第３図によると１は対物レンズ1aおよび
レーザ光源を有する光学ヘッドであり、上部に光磁気デ
ィスク２が配置され、この光磁気ディスク２はモータ３
により回転する。さらに、光磁気ディスク２をはさん
で、光学ヘッド１に対向する位置に磁気バイアス発生の
ための永久磁石生が配置され、このとき、永久磁石４を
Ｓ極が光磁気ディスクと対向するように設置し、一定の
磁界を光懲気ディスク２上につくり、光学ヘッド１よ
り、集束した光ビームを当てることによりデータの消去
を行う。次に永久磁石４の上部に設けたコイル５によっ
て永久磁石４を上記磁極を逆方向に反転させて、消去時
とは逆方向の磁界をつくり、再び光磁気ディスク２上に
光ビームを当てることにより、記録を行うものである。
このように光磁気は集束した光ビームをディスク上に当
てることにより情報の記録および消去を行うことができ
る。また、上記従来技術においては光磁気ティスクに対
向してＳ極が位置するように永久磁石４を設けたが、Ｎ
極を対向させて消去し、永久磁石とをコイル５によって
回転させ、Ｓ極と磁気ディスク２を対向させて記録を行
うことも行われるものである。
【０００４】 なお、第４図は光磁気ディスク２に対して永久磁石４
とコイル５を平行に配置して薄形化を図ったものであ
る。
とコイル５を平行に配置して薄形化を図ったものであ
る。
【０００５】
光磁気ディスクドライプ装置はできるだけ小型，薄型
が望まれる。そのため、磁気バイアス装置においてもで
きるだけ薄型化する必要があるが、上記構成において、
磁界の反転のためにコイル５は永久磁石４の上部に位置
させるので磁気バイアス装置を薄く構成することができ
ないという課題を有していた。また薄形化を図った第４
図の磁気バイアス装置においては初期の永久磁石４の回
転力ｆは極めて小さいもので、装置としてのレスポンス
に時間のかかるものであった。
が望まれる。そのため、磁気バイアス装置においてもで
きるだけ薄型化する必要があるが、上記構成において、
磁界の反転のためにコイル５は永久磁石４の上部に位置
させるので磁気バイアス装置を薄く構成することができ
ないという課題を有していた。また薄形化を図った第４
図の磁気バイアス装置においては初期の永久磁石４の回
転力ｆは極めて小さいもので、装置としてのレスポンス
に時間のかかるものであった。
【０００６】
上記課題を解決するために本発明は、永久磁石を反転
するためのコイルをその巻き線の中心の方向が棒状の永
久磁石の反転中心と一致するように、さらに記録・消去
の磁界発生時の上記永久磁石の両極を結ぶ直線と直角と
なるように配置するとともに光磁気ディスク面と平行に
なるように配置し、かつ上記永久磁石の側面の片側にの
みに１つだけ配置し、上記永久磁石の位置を示す信号に
基づき上記コイルに流す電流を制御することで上記永久
磁石の反転、保持を制御可能にしたものである。
するためのコイルをその巻き線の中心の方向が棒状の永
久磁石の反転中心と一致するように、さらに記録・消去
の磁界発生時の上記永久磁石の両極を結ぶ直線と直角と
なるように配置するとともに光磁気ディスク面と平行に
なるように配置し、かつ上記永久磁石の側面の片側にの
みに１つだけ配置し、上記永久磁石の位置を示す信号に
基づき上記コイルに流す電流を制御することで上記永久
磁石の反転、保持を制御可能にしたものである。
【０００７】
上記構成により、磁気バイアス装置の厚さ形状を薄く
し、かつ、磁石を反転するための磁束を効率よく印加す
ることができるものである。
し、かつ、磁石を反転するための磁束を効率よく印加す
ることができるものである。
【０００８】
本発明の一実施例を第１図，第２図により説明する。
第１図は本発明による磁気バイアス発生装置を示す概略
構成図であり、第２図は同永久磁石の回転を説明する説
明図である。同図によると、11は磁界発生のための永久
磁石であり、10はこの永久磁石11を反転させるためのコ
イルであり、永久磁石11は回転のための軸６で保持さ
れ、７はコイル10を通電するための駆動回路、８は磁界
の方向を検知し通電の方向を決めるためのホール素子、
９は反転の方向を決めるためのスイッチであり、以上の
構成において、スイッチ９を磁界反転の方向に入れるこ
とによりコイル10にある方向の電流を流し永久磁石11は
反転を始める。反転が終了した位置でホール素子８はそ
の位置を検知し、駆動回路７に信号を入力し、コイル10
に流す電流を大小あるいは正逆調整し、永久磁石11の位
置を保持するものである。
第１図は本発明による磁気バイアス発生装置を示す概略
構成図であり、第２図は同永久磁石の回転を説明する説
明図である。同図によると、11は磁界発生のための永久
磁石であり、10はこの永久磁石11を反転させるためのコ
イルであり、永久磁石11は回転のための軸６で保持さ
れ、７はコイル10を通電するための駆動回路、８は磁界
の方向を検知し通電の方向を決めるためのホール素子、
９は反転の方向を決めるためのスイッチであり、以上の
構成において、スイッチ９を磁界反転の方向に入れるこ
とによりコイル10にある方向の電流を流し永久磁石11は
反転を始める。反転が終了した位置でホール素子８はそ
の位置を検知し、駆動回路７に信号を入力し、コイル10
に流す電流を大小あるいは正逆調整し、永久磁石11の位
置を保持するものである。
【０００９】 このときコイル５により発生する磁束の様子を第２図
に示す。すなわちコイル10の巻き方向を図のように永久
磁石の反転中心である軸６の方向とし、かつそれが、永
久磁石11の記録・消去時の位置での両極を結ぶ直線と直
角である位置に配置することにより、コイル10より発生
する磁束により永久磁石11に加わる力Ｆは反転の初期に
おいてほぼ回転方向一致するため、効率のよい大きな力
となる。従って、本発明による磁気バイアス装置の構成
では反転速度が早くなり、効率の良い磁気バイアス装置
が得られるものである。
に示す。すなわちコイル10の巻き方向を図のように永久
磁石の反転中心である軸６の方向とし、かつそれが、永
久磁石11の記録・消去時の位置での両極を結ぶ直線と直
角である位置に配置することにより、コイル10より発生
する磁束により永久磁石11に加わる力Ｆは反転の初期に
おいてほぼ回転方向一致するため、効率のよい大きな力
となる。従って、本発明による磁気バイアス装置の構成
では反転速度が早くなり、効率の良い磁気バイアス装置
が得られるものである。
【００１０】
以上のように本発明による磁気バイアス発生装置は、
簡単な構成で磁界の高速反転が可能となり、小型かつ薄
型の光磁気ディスクドライブ用磁気バイアス装置の提供
を可能とするものである。
簡単な構成で磁界の高速反転が可能となり、小型かつ薄
型の光磁気ディスクドライブ用磁気バイアス装置の提供
を可能とするものである。
【００１１】 また磁束が効率よく利用されるため、反転速度が早い
のみでなく、コイルへの電流を減らすことができ省電力
化が可能という効果をも有する産業上有用なものであ
る。
のみでなく、コイルへの電流を減らすことができ省電力
化が可能という効果をも有する産業上有用なものであ
る。
【図１】 本発明による磁気バイアス装置の一実の概略構成図
【図２】 同永久磁石の回転を説明する説明図
【図３】 従来の光磁気ディスクドライプの概略構成図
【図４】 薄形化を図った他の従来技術の磁気バイアス装置の要部
概略構成図
概略構成図
【符号の説明】 ７……駆動回路 ８……ホール素子 ９……スイッチ 10……コイル 11……永久磁石
Claims (1)
- 【請求項１】光磁気ディスクドライブ装置における記録
・消去のための磁界発生用の反転可能な棒状の永久磁石
と、この永久磁石を反転させるために巻き線の中心の方
向と上記永久磁石の反転中心を一致させ、さらに記録・
消去の磁界発生時の上記永久磁石の両極を結ぶ直線と直
角となるように配置するとともに光磁気ディスク面と平
行になるように配置し、かつ上記永久磁石の側面の片側
にのみに１つだけ配置したコイルと、このコイルを駆動
する駆動回路とから構成され、上記駆動回路は上記永久
磁石の位置を示す信号に基づき上記コイルに流す電流を
制御することで上記永久磁石の回転、保持を制御可能に
した磁気バイアス装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31684689A JP3211085B2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | 磁気バイアス装置 |
| DE69018207T DE69018207T2 (de) | 1989-12-06 | 1990-12-05 | Magnetisches Vorspanngerät für ein magnetooptisches Platten-Antriebsgerät. |
| EP90123348A EP0431604B1 (en) | 1989-12-06 | 1990-12-05 | A magnetic bias apparatus for a magnetooptical disk drive apparatus |
| US08/099,763 US5317548A (en) | 1989-12-06 | 1993-07-29 | Reduced height magnetic bias apparatus for a magnetooptical disk drive including a coil means having a central axis perpendicular to the rotating axis of a rotatable magnet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31684689A JP3211085B2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | 磁気バイアス装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03178007A JPH03178007A (ja) | 1991-08-02 |
| JP3211085B2 true JP3211085B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=18081572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31684689A Expired - Fee Related JP3211085B2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | 磁気バイアス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3211085B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-06 JP JP31684689A patent/JP3211085B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03178007A (ja) | 1991-08-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070719 Year of fee payment: 6 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719 Year of fee payment: 7 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |