JP2870840B2 - カメラのモード設定装置 - Google Patents
カメラのモード設定装置Info
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- JP2870840B2 JP2870840B2 JP1223619A JP22361989A JP2870840B2 JP 2870840 B2 JP2870840 B2 JP 2870840B2 JP 1223619 A JP1223619 A JP 1223619A JP 22361989 A JP22361989 A JP 22361989A JP 2870840 B2 JP2870840 B2 JP 2870840B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- mode
- setting
- standard mode
- photographing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Focusing (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、複数のモードからいずれかを選択して設定
するカメラのモード設定装置に関する。
するカメラのモード設定装置に関する。
B.従来の技術 例えば、フィルムに日付などのデータを写込む写込み
装置を備えたカメラでは、データ写込みモードとして例
えば撮影年月日を写込む年月日モード、撮影日と時間と
を写込む日時分モード、フィルムカウント値を写込むフ
ィルムカウント値モードなどを有し、操作部材の操作に
よりいずれかのモードが選択設定可能とされている。
装置を備えたカメラでは、データ写込みモードとして例
えば撮影年月日を写込む年月日モード、撮影日と時間と
を写込む日時分モード、フィルムカウント値を写込むフ
ィルムカウント値モードなどを有し、操作部材の操作に
よりいずれかのモードが選択設定可能とされている。
また、このように複数のモードが設定可能な制御モー
ドとしては、上述したデータ写込みモードの他に、露出
制御モードや測光モード、あるいは焦点調節モード等が
ある。
ドとしては、上述したデータ写込みモードの他に、露出
制御モードや測光モード、あるいは焦点調節モード等が
ある。
C.発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のカメラにおいては、一度設定さ
れたモードは次にモード変更操作を行なわない限り保持
される構成となっている。このため、前回のカメラ使用
時にたまたま通常使用するモード(標準モード)と異な
るモードを設定して撮影を行なった場合には、今回のカ
メラ使用時に当ってモード変更操作を行ない標準モード
に戻さなくてはならず、そのための操作が煩わしく、ま
たモード変更操作を忘れた場合には不所望な写真が撮影
されるおそれがある。
れたモードは次にモード変更操作を行なわない限り保持
される構成となっている。このため、前回のカメラ使用
時にたまたま通常使用するモード(標準モード)と異な
るモードを設定して撮影を行なった場合には、今回のカ
メラ使用時に当ってモード変更操作を行ない標準モード
に戻さなくてはならず、そのための操作が煩わしく、ま
たモード変更操作を忘れた場合には不所望な写真が撮影
されるおそれがある。
本発明の技術的課題は、標準モード以外のモードで撮
影を行った場合でも、次のカメラ使用時には標準モード
が設定されるようにすることにある。
影を行った場合でも、次のカメラ使用時には標準モード
が設定されるようにすることにある。
D.課題を解決するための手段 クレーム対応図である第1図(a),(b)により説
明すると、本発明は、所定の標準モードを含む複数のモ
ードからいずれかを選択するために操作される操作手段
501と、操作手段501の操作に応じていずれかのモードを
選択して設定する設定手段502とを備えたカメラのモー
ド設定装置に適用される。
明すると、本発明は、所定の標準モードを含む複数のモ
ードからいずれかを選択するために操作される操作手段
501と、操作手段501の操作に応じていずれかのモードを
選択して設定する設定手段502とを備えたカメラのモー
ド設定装置に適用される。
そして請求項1の発明は、第1図(a)に示すよう
に、撮影に伴って計時を開始する計時手段503と、撮影
が行われるたびに前回撮影から当該撮影までの撮影間隔
時間を計時手段503の計時結果から求めて記憶する記憶
手段504と、記憶された撮影間隔時間から標準モード設
定時間を演算する演算手段505とを備え、上記設定手段5
02を以下のように構成することにより上記技術的課題を
解決する。
に、撮影に伴って計時を開始する計時手段503と、撮影
が行われるたびに前回撮影から当該撮影までの撮影間隔
時間を計時手段503の計時結果から求めて記憶する記憶
手段504と、記憶された撮影間隔時間から標準モード設
定時間を演算する演算手段505とを備え、上記設定手段5
02を以下のように構成することにより上記技術的課題を
解決する。
すなわち設定手段502は、撮影が行なわれた時点から
上記標準モード設定時間が経過すると、操作手段501の
操作の有無に拘らず所定の標準モードを設定する。
上記標準モード設定時間が経過すると、操作手段501の
操作の有無に拘らず所定の標準モードを設定する。
また請求項2の発明は、第1図(b)に示すように、
カメラからフィルムが取出されたことを検出する検出手
段601を備え、上記設定手段502を以下のように構成した
ものである。
カメラからフィルムが取出されたことを検出する検出手
段601を備え、上記設定手段502を以下のように構成した
ものである。
すなわち、フィルムが取出されたことが検出される
と、操作手段501の操作の有無に拘らず上記所定の標準
モードを設定する。
と、操作手段501の操作の有無に拘らず上記所定の標準
モードを設定する。
E.作用 (1)請求項1の発明 撮影が行われると、そのたびに記憶手段504は、前回
撮影から当該撮影までの撮影間隔時間を計時手段503の
計時結果から求めて記憶する。演算手段505は、記憶さ
れた撮影間隔時間から標準モード設定時間を演算し、設
定手段502は、撮影が行なわれた時点から上記標準モー
ド設定時間が経過すると、操作手段501の操作の有無に
拘らず所定の標準モードを設定する。ここで、標準モー
ドとは、複数のモードのうち細も常用されると考えられ
るモードであり、例えばカメラ側で予め決められていて
もよいし、過去のモード使用回数から決定するようにし
てもよい。
撮影から当該撮影までの撮影間隔時間を計時手段503の
計時結果から求めて記憶する。演算手段505は、記憶さ
れた撮影間隔時間から標準モード設定時間を演算し、設
定手段502は、撮影が行なわれた時点から上記標準モー
ド設定時間が経過すると、操作手段501の操作の有無に
拘らず所定の標準モードを設定する。ここで、標準モー
ドとは、複数のモードのうち細も常用されると考えられ
るモードであり、例えばカメラ側で予め決められていて
もよいし、過去のモード使用回数から決定するようにし
てもよい。
以上の構成によれば、標準モード以外のモードで撮影
を行った場合でも上記標準モード設定時間が経過すると
自動的に標準モードが設定される。この標準モード設定
時間は、その撮影者がどの程度の撮影間隔で撮影を行う
かによって決まるものである。
を行った場合でも上記標準モード設定時間が経過すると
自動的に標準モードが設定される。この標準モード設定
時間は、その撮影者がどの程度の撮影間隔で撮影を行う
かによって決まるものである。
(2)請求項2の発明 フィルムが取出されたことが検出手段601で検出され
ると、設定手段502は、操作手段501の操作の有無に拘ら
ず上記所定の標準モードを設定する。すなわち、フィル
ムが取外されたことをもってその後に長時間カメラを使
用しないと判断し、強制的に標準モードとする。
ると、設定手段502は、操作手段501の操作の有無に拘ら
ず上記所定の標準モードを設定する。すなわち、フィル
ムが取外されたことをもってその後に長時間カメラを使
用しないと判断し、強制的に標準モードとする。
F.実施例 −第1の実施例− 第2図〜第4図により本発明の第1の実施例を説明す
る。
る。
全体構成を示す第2図において、100はカメラ本体、2
00はカメラの裏蓋内に設けられたデータ写込み装置であ
り、カメラ本体200内のマイクロコンピュータ101とデー
タ写込み装置200内のマイクロコンピュータ201とは接点
C1,C2,C3を介して電気的に接続されている。マイクロコ
ンピュータ101は電池103により給電され、基準発振源10
5および不図示の発振回路(マイクロコンピュータ101に
内蔵される)から演算や計時に必要なクロックパルスを
得ている。
00はカメラの裏蓋内に設けられたデータ写込み装置であ
り、カメラ本体200内のマイクロコンピュータ101とデー
タ写込み装置200内のマイクロコンピュータ201とは接点
C1,C2,C3を介して電気的に接続されている。マイクロコ
ンピュータ101は電池103により給電され、基準発振源10
5および不図示の発振回路(マイクロコンピュータ101に
内蔵される)から演算や計時に必要なクロックパルスを
得ている。
107はパトローネ検出スイッチであり、カメラ本体100
にパトローネ、すなわちフィルムが装填されるとオンす
る。スイッチ107の一端は接地され、他端はマイクロコ
ンピュータ101の入力ポートI11に接続される。この入力
ポートI11は、プルアップ抵抗109によりプルアップされ
ている。
にパトローネ、すなわちフィルムが装填されるとオンす
る。スイッチ107の一端は接地され、他端はマイクロコ
ンピュータ101の入力ポートI11に接続される。この入力
ポートI11は、プルアップ抵抗109によりプルアップされ
ている。
111は、不図示のメイン釦の操作に連動してオンする
メインスイッチであり、このスイッチ111のオンにより
カメラが撮影可能な状態となる。すなわち、スイッチ11
1がオフしているときにはレリーズ釦を操作しても撮影
は行なわれない。スイッチ111の一端は接地され、他端
はマイクロコンピュータ101の入力ポートI12に接続され
ている。入力ポートI12はプルアップ抵抗113によりプル
アップされている。
メインスイッチであり、このスイッチ111のオンにより
カメラが撮影可能な状態となる。すなわち、スイッチ11
1がオフしているときにはレリーズ釦を操作しても撮影
は行なわれない。スイッチ111の一端は接地され、他端
はマイクロコンピュータ101の入力ポートI12に接続され
ている。入力ポートI12はプルアップ抵抗113によりプル
アップされている。
115は、不図示のレリーズ釦の操作に連動してオンす
るレリーズスイッチであり、メインスイッチ111のオン
時にこのレリーズスイッチ115がオンすると撮影が行な
われる。スイッチ115の一端は接地され、他端はマイク
ロコンピュータ101の入力ポートI13に接続される。この
入力ポートI13はプルアップ抵抗117によりプルアップさ
れている。
るレリーズスイッチであり、メインスイッチ111のオン
時にこのレリーズスイッチ115がオンすると撮影が行な
われる。スイッチ115の一端は接地され、他端はマイク
ロコンピュータ101の入力ポートI13に接続される。この
入力ポートI13はプルアップ抵抗117によりプルアップさ
れている。
またマイクロコンピュータ101には、露出制御装置119
およびフィルム巻上装置121が接続されている。露出制
御装置119は、マイクロコンピュータ101からの指令によ
り絞りやシャッタを駆動して撮影を行なう。フィルム巻
上装置121は、モータ,スプロケット,スプールなどか
ら構成され、マイクロコンピュータ101からの指令によ
りフィルムを巻上げる。
およびフィルム巻上装置121が接続されている。露出制
御装置119は、マイクロコンピュータ101からの指令によ
り絞りやシャッタを駆動して撮影を行なう。フィルム巻
上装置121は、モータ,スプロケット,スプールなどか
ら構成され、マイクロコンピュータ101からの指令によ
りフィルムを巻上げる。
マイクロコンピュータ101の出力ポートO11,O12は、抵
抗125,129を介してNPNトランジスタ123,127のベースに
それぞれ接続されている。トランジスタ123のエミッタ
は接地され、コレクタは接点C1に接続されている。また
トランジスタ127のエミッタは接地されるとともに接点C
3に接続され、コレクタは接点C2に接続されている。
抗125,129を介してNPNトランジスタ123,127のベースに
それぞれ接続されている。トランジスタ123のエミッタ
は接地され、コレクタは接点C1に接続されている。また
トランジスタ127のエミッタは接地されるとともに接点C
3に接続され、コレクタは接点C2に接続されている。
一方、データ写込み装置200側のマイクロコンピュー
タ201は、電池203により給電され、基準発振源205およ
び不図示の発振回路(マイクロコンピュータ201に内蔵
される)から演算や計時に必要なクロックパルスを得て
いる。
タ201は、電池203により給電され、基準発振源205およ
び不図示の発振回路(マイクロコンピュータ201に内蔵
される)から演算や計時に必要なクロックパルスを得て
いる。
マイクロコンピュータ201には、モード変更装置207,
数値修正装置209および駆動回路219が接続されている。
モード変更装置207には操作部材が設けられ、フィルム
にデータを写込むモード(データ写込みモード)を変更
するために操作される。すなわち本実施例のカメラで
は、このデータ写込みモードとして、上述した年月日モ
ード,日時分モードおよびフィルムカウント値モードが
設定可能とされており、このうち最も常用される年月日
モードが後述する標準モードとされている。そして、上
記操作部材の操作に応じてモード変更の操作を行ったこ
とを示す信号がモード変更装置207からマイクロコンピ
ュータ201に入力される。
数値修正装置209および駆動回路219が接続されている。
モード変更装置207には操作部材が設けられ、フィルム
にデータを写込むモード(データ写込みモード)を変更
するために操作される。すなわち本実施例のカメラで
は、このデータ写込みモードとして、上述した年月日モ
ード,日時分モードおよびフィルムカウント値モードが
設定可能とされており、このうち最も常用される年月日
モードが後述する標準モードとされている。そして、上
記操作部材の操作に応じてモード変更の操作を行ったこ
とを示す信号がモード変更装置207からマイクロコンピ
ュータ201に入力される。
数値修正装置209にも操作部材が設けられ、この操作
部材により写込むデータの数値の変更操作が行なわれ
る。例えば日時分モードにおいて、時刻が正確でない場
合にはその修正を行なう。そしてその出力は、マイクロ
コンピュータ201に入力される。
部材により写込むデータの数値の変更操作が行なわれ
る。例えば日時分モードにおいて、時刻が正確でない場
合にはその修正を行なう。そしてその出力は、マイクロ
コンピュータ201に入力される。
駆動回路219は、マイクロコンピュータ201からの指令
により外部表示装置221および写込み液晶219を駆動す
る。外部表示装置221は、例えば裏蓋の表面に設けられ
た液晶表示装置であり、写込むデータが表示される。ま
た写込み液晶219は、日付等のデータを実際にフィルム
に写込むときに用いられるものである。
により外部表示装置221および写込み液晶219を駆動す
る。外部表示装置221は、例えば裏蓋の表面に設けられ
た液晶表示装置であり、写込むデータが表示される。ま
た写込み液晶219は、日付等のデータを実際にフィルム
に写込むときに用いられるものである。
またマイクロコンピュータ201の出力ポートO21は、抵
抗229を介してNPNトランジスタ227のベースに接続され
ている。トランジスタ227のエミッタは接地され、コレ
クタはランプ225の一端に接続され、ランプ225の他端は
電源に接続される。そして、出力ポートO21がハイレベ
ルになるとトランジスタ227がオンしてランプ225が点灯
し、写込み液晶223を透過したランプ225の光がカメラ本
体100に装填されたフィルムに達してフィルムが感光さ
れ、これによりデータが写込まれる。ここで、マイクロ
コンピュータ201の出力ポートO21がハイレベルになるこ
とを発光信号の出力と称する。
抗229を介してNPNトランジスタ227のベースに接続され
ている。トランジスタ227のエミッタは接地され、コレ
クタはランプ225の一端に接続され、ランプ225の他端は
電源に接続される。そして、出力ポートO21がハイレベ
ルになるとトランジスタ227がオンしてランプ225が点灯
し、写込み液晶223を透過したランプ225の光がカメラ本
体100に装填されたフィルムに達してフィルムが感光さ
れ、これによりデータが写込まれる。ここで、マイクロ
コンピュータ201の出力ポートO21がハイレベルになるこ
とを発光信号の出力と称する。
211は、不図示の写込み切換操作部材の操作に連動し
てオンする写込み切換スイッチであり、写込み状態でス
イッチ211がオンすると写込み解除状態となり、写込み
解除状態でスイッチ211がオンすると写込状態となる。
写込み状態のときには撮影に連動して上述の日付等のデ
ータが写込まれ、写込み解除状態のときには写込みは行
なわれない。スイッチ211の一端は接地され、他端はマ
イクロコンピュータ201の入力ポートI21に接続されてい
る。この入力ポートI21は、プルアップ抵抗213によりプ
ルアップされている。
てオンする写込み切換スイッチであり、写込み状態でス
イッチ211がオンすると写込み解除状態となり、写込み
解除状態でスイッチ211がオンすると写込状態となる。
写込み状態のときには撮影に連動して上述の日付等のデ
ータが写込まれ、写込み解除状態のときには写込みは行
なわれない。スイッチ211の一端は接地され、他端はマ
イクロコンピュータ201の入力ポートI21に接続されてい
る。この入力ポートI21は、プルアップ抵抗213によりプ
ルアップされている。
マイクロコンピュータ201の入力ポートI22,I23は、接
点C1,C2にそれぞれ接続されるとともに、プルアップ抵
抗215,127によりプルアップされている。接点C3は、デ
ータ写込み装置200側でも接地され、カメラ本体100とデ
ータ写込み装置200との接地電位レベルが等しくされて
いる。
点C1,C2にそれぞれ接続されるとともに、プルアップ抵
抗215,127によりプルアップされている。接点C3は、デ
ータ写込み装置200側でも接地され、カメラ本体100とデ
ータ写込み装置200との接地電位レベルが等しくされて
いる。
次に、マイクロコンピュータ101,201間で接点C1,C2,C
3を介して授受される信号について説明する。
3を介して授受される信号について説明する。
カメラ本体100内にパトローネが装填されることによ
りパトローネ検知スイッチ107がオンして入力ポートI11
がローレベルになると、マイクロコンピュータ101は、
出力ポートO11WOローレベルにしてパトローネ信号を出
力する。これによりトランジスタ123がオンしてマイク
ロコンピュータ201の入力ポートI22がローレベルとな
る。したがってマイクロコンピュータ201は、入力ポー
トI22がローレベルになることでカメラ本体100にパトロ
ーネ、すなわちフィルムが装填されたことを検知でき
る。
りパトローネ検知スイッチ107がオンして入力ポートI11
がローレベルになると、マイクロコンピュータ101は、
出力ポートO11WOローレベルにしてパトローネ信号を出
力する。これによりトランジスタ123がオンしてマイク
ロコンピュータ201の入力ポートI22がローレベルとな
る。したがってマイクロコンピュータ201は、入力ポー
トI22がローレベルになることでカメラ本体100にパトロ
ーネ、すなわちフィルムが装填されたことを検知でき
る。
またマイクロコンピュータ101は、撮影の終了に伴っ
て出力ポートO12をハイレベルにする。これによりトラ
ンジスタ127がオンしてマイクロコンピュータ201の入力
ポートI23がローレベルとなる。ここで、マイクロコン
ピュータ101の出力ポートO12がハイレベルになることを
写込み信号の出力と称するとともに、マイクロコンピュ
ータ201の入力ポートI23がローレベルになることを写込
み信号の入力と称する。
て出力ポートO12をハイレベルにする。これによりトラ
ンジスタ127がオンしてマイクロコンピュータ201の入力
ポートI23がローレベルとなる。ここで、マイクロコン
ピュータ101の出力ポートO12がハイレベルになることを
写込み信号の出力と称するとともに、マイクロコンピュ
ータ201の入力ポートI23がローレベルになることを写込
み信号の入力と称する。
次に、第3図および第4図のフローチャートによりマ
イクロコンピュータ101,201の制御手順を説明する。
イクロコンピュータ101,201の制御手順を説明する。
第3図はカメラ本体100側のマイクロコンピュータ101
の制御手順を示している。カメラ本体100に電池103が装
填されるとこのプログラムが起動され、まずステップS1
01で入力ポートI11がハイレベルかローレベルかにより
パトローネが装填されているか否かを判定する。入力ポ
ートI11がローレベルの場合には、スイッチ107がオンし
ているのでパトローネ装填と判断してステップS102に進
み、出力ポートO11をハイレベルにして、すなわちパト
ローネ信号を出力してステップS104に進む。このパトロ
ーネ信号の出力によりトランジスタ123がオンし、デー
タ写込み装置200側のマイクロコンピュータ201の入力ポ
ートI22がローレベルとなる。
の制御手順を示している。カメラ本体100に電池103が装
填されるとこのプログラムが起動され、まずステップS1
01で入力ポートI11がハイレベルかローレベルかにより
パトローネが装填されているか否かを判定する。入力ポ
ートI11がローレベルの場合には、スイッチ107がオンし
ているのでパトローネ装填と判断してステップS102に進
み、出力ポートO11をハイレベルにして、すなわちパト
ローネ信号を出力してステップS104に進む。このパトロ
ーネ信号の出力によりトランジスタ123がオンし、デー
タ写込み装置200側のマイクロコンピュータ201の入力ポ
ートI22がローレベルとなる。
一方、ステップS101で入力ポートI11がハイレベルの
場合には、スイッチ107がオフ、すなわちパトローネが
装填されていないと判断してステップS103に進み、出力
ポートO11をローレベルにして、すなわちパトローネ信
号の出力を停止してステップS104に進む。これによりト
ランジスタ123がオフし、マイクロコンピュータ201の入
力ポートI22はハイレベルとなる。
場合には、スイッチ107がオフ、すなわちパトローネが
装填されていないと判断してステップS103に進み、出力
ポートO11をローレベルにして、すなわちパトローネ信
号の出力を停止してステップS104に進む。これによりト
ランジスタ123がオフし、マイクロコンピュータ201の入
力ポートI22はハイレベルとなる。
ステップS104では、入力ポートI12がローレベルかハ
イレベルかによりメインスイッチ111がオンか否かを判
定し、入力ポートI12がハイレベルの場合には、メイン
スイッチ111がオフと判断してステップS101に戻り、上
述の処理を繰返し行なう。このときレリーズ釦が操作さ
れても撮影は行なわれない。
イレベルかによりメインスイッチ111がオンか否かを判
定し、入力ポートI12がハイレベルの場合には、メイン
スイッチ111がオフと判断してステップS101に戻り、上
述の処理を繰返し行なう。このときレリーズ釦が操作さ
れても撮影は行なわれない。
ステップS104で入力ポートI12がローレベルであると
判定された場合には、メインスイッチ111がオンである
と判定してステップS105に進み、入力ポートI13の状態
によりレリーズスイッチ115のオン・オフを判定する。
入力ポートI13がハイレベルの場合には、レリーズスイ
ッチ115がオフと判定してステップS101に戻り、入力ポ
ートI13がローレベルの場合にはレリーズスイッチ115が
オンと判断してステップS106に進み撮影を行なう。すな
わち、不図示の測光装置やフィルム感度設定装置から入
力される被写体輝度やフィルム感度などの情報から露出
値を演算し、この露出値に基づいて露出制御装置119は
絞りやシャッタを駆動してフィルムの露光を行なう。
判定された場合には、メインスイッチ111がオンである
と判定してステップS105に進み、入力ポートI13の状態
によりレリーズスイッチ115のオン・オフを判定する。
入力ポートI13がハイレベルの場合には、レリーズスイ
ッチ115がオフと判定してステップS101に戻り、入力ポ
ートI13がローレベルの場合にはレリーズスイッチ115が
オンと判断してステップS106に進み撮影を行なう。すな
わち、不図示の測光装置やフィルム感度設定装置から入
力される被写体輝度やフィルム感度などの情報から露出
値を演算し、この露出値に基づいて露出制御装置119は
絞りやシャッタを駆動してフィルムの露光を行なう。
その後、ステップS107で出力ポートO12を所定時間だ
けハイレベルとする。すなわち写込み信号を所定時間だ
け出力する。これによりトランジスタ127が所定時間だ
けオンし、データ写込み装置200側のマイクロコンピュ
ータ201の入力ポートI23が所定時間だけローレベルとな
る。ここで、この所定時間は、装填されたフィルムの感
度(パトローネのDXコードから不図示の機構を介して読
み込まれる)に応じた時間とされる。
けハイレベルとする。すなわち写込み信号を所定時間だ
け出力する。これによりトランジスタ127が所定時間だ
けオンし、データ写込み装置200側のマイクロコンピュ
ータ201の入力ポートI23が所定時間だけローレベルとな
る。ここで、この所定時間は、装填されたフィルムの感
度(パトローネのDXコードから不図示の機構を介して読
み込まれる)に応じた時間とされる。
次いでステップS108では、フィルム巻上装置121によ
りフィルムを1駒分巻上げてステップS101に戻り、上述
の処理を繰り返す。
りフィルムを1駒分巻上げてステップS101に戻り、上述
の処理を繰り返す。
次に、第4図によりデータ写込み装置200側のマイク
ロコンピュータ201による処理の手順を説明する。
ロコンピュータ201による処理の手順を説明する。
データ写込み装置200に電池203が装填されるとこのプ
ログラムが起動され、まずステップS201で初期リセット
を行なう。その内容は、所定の標準設定モード(ここで
は年月日モード)を設定するとともに、時計やカレンダ
ーを初期状態とし、また、各種パラメータやカウント値
を初期値とする。すなわち、写込み設定パラメータmを
「0」、時間t1およびt2を「0」、平均撮影間隔時間T
を「0」、累積撮影回数のカウント値nを「0」、フィ
ルムカウント値Nを「1」、累積撮影間隔時間T1を
「0」とする。ここで、写込み設定パラメータmは、写
込み状態を示し、mが「0」のときには写込み状態が解
除されており、「1」のときには写込みの状態となって
いる。
ログラムが起動され、まずステップS201で初期リセット
を行なう。その内容は、所定の標準設定モード(ここで
は年月日モード)を設定するとともに、時計やカレンダ
ーを初期状態とし、また、各種パラメータやカウント値
を初期値とする。すなわち、写込み設定パラメータmを
「0」、時間t1およびt2を「0」、平均撮影間隔時間T
を「0」、累積撮影回数のカウント値nを「0」、フィ
ルムカウント値Nを「1」、累積撮影間隔時間T1を
「0」とする。ここで、写込み設定パラメータmは、写
込み状態を示し、mが「0」のときには写込み状態が解
除されており、「1」のときには写込みの状態となって
いる。
次にステップS202では、時計処理やカレンダー処理を
行なうため時間t1の計時を開始し、ステップS203では、
その計時時間t1により1秒,60秒,60分を判定して秒,
分,時をカウントアップしたり零リセットする周知の時
計処理を行なう。またステップS204では、ステップS202
で開始した計時時間が24時間か否かにより日,月,年を
カウントアップしたり「1」にリセットする周知のカレ
ンダー処理を行なう。
行なうため時間t1の計時を開始し、ステップS203では、
その計時時間t1により1秒,60秒,60分を判定して秒,
分,時をカウントアップしたり零リセットする周知の時
計処理を行なう。またステップS204では、ステップS202
で開始した計時時間が24時間か否かにより日,月,年を
カウントアップしたり「1」にリセットする周知のカレ
ンダー処理を行なう。
次いでステップS205に進み、モード変更装置207の出
力を読み込んでモード変更操作が行なわれたか否かを判
定する。ステップS205が否定されるとステップS206に進
み、肯定されるとステップS209でモード変更処理を行な
ってステップS217に進む。モード変更処理とは、モード
変更操作に応じて、例えば年月日モードが設定されてい
た場合には日時分モードに変更して設定する処理であ
る。
力を読み込んでモード変更操作が行なわれたか否かを判
定する。ステップS205が否定されるとステップS206に進
み、肯定されるとステップS209でモード変更処理を行な
ってステップS217に進む。モード変更処理とは、モード
変更操作に応じて、例えば年月日モードが設定されてい
た場合には日時分モードに変更して設定する処理であ
る。
ステップS206では、数値修正装置209の出力を読み込
んで数値修正操作が行なれたか否かを判定し、否定され
るとステップS207に進み、肯定されるとステップS210で
数値修正処理を行なってステップS217に進む。数値修正
処理とは、例えば日時分モードが設定されていた場合に
は、数値修正装置209の操作に応じて時間を変更して設
定する処理である。
んで数値修正操作が行なれたか否かを判定し、否定され
るとステップS207に進み、肯定されるとステップS210で
数値修正処理を行なってステップS217に進む。数値修正
処理とは、例えば日時分モードが設定されていた場合に
は、数値修正装置209の操作に応じて時間を変更して設
定する処理である。
ステップ207では、入力ポートI21がローレベルかハイ
レベルかにより写込み切換スイッチ211がオンか否かを
判定し、入力ポートI21がローレベルの場合には、スイ
ッチ211がオン、すなわち写込み切換操作が行なわれた
と判断してステップS211に進む。ステップS211では、写
込みパラメータmが「0」か否かを判定する。肯定され
るとステップS212でm=1とし、次いでステップS213で
上述した写込み状態とするための処理を行なってステッ
プS217に進む。一方、ステップS211が否定された場合に
は、ステップS214でm=0とし、次いでステップS215で
写込み状態の解除処理を行なってステップS217に進む。
レベルかにより写込み切換スイッチ211がオンか否かを
判定し、入力ポートI21がローレベルの場合には、スイ
ッチ211がオン、すなわち写込み切換操作が行なわれた
と判断してステップS211に進む。ステップS211では、写
込みパラメータmが「0」か否かを判定する。肯定され
るとステップS212でm=1とし、次いでステップS213で
上述した写込み状態とするための処理を行なってステッ
プS217に進む。一方、ステップS211が否定された場合に
は、ステップS214でm=0とし、次いでステップS215で
写込み状態の解除処理を行なってステップS217に進む。
またステップS207で入力ポートI21がハイレベルの場
合には、スイッチ211がオフ、すなわち写込み切換が行
なわれていないと判断してステップS208に進み、 t2<T+t0 か否かを判定する。ここで、t2は、後述するように前回
の写込み信号入力からの計時時間、すなわち前回撮影
(シャッタレリーズ)からの経過時間であり、後述する
ステップS232で計時が開始される。またTは平均撮影間
隔時間(後述するステップS228で求められる)、t0は例
えば数分程度の時間であり、T+t0が標準モード設定時
間に相当する。ステップS208が肯定された場合には、前
回撮影からの経過時間t2が標準モード設定時間に達して
いないと判断してステップS217に進み、ステップS208が
否定された場合には、経過時間t2が標準モード設定時間
に達したと判断しステップS216で上述した標準モードで
ある年月日モードを設定してステップS217に進む。な
お、この標準モードは、年月日モードに限定されない。
合には、スイッチ211がオフ、すなわち写込み切換が行
なわれていないと判断してステップS208に進み、 t2<T+t0 か否かを判定する。ここで、t2は、後述するように前回
の写込み信号入力からの計時時間、すなわち前回撮影
(シャッタレリーズ)からの経過時間であり、後述する
ステップS232で計時が開始される。またTは平均撮影間
隔時間(後述するステップS228で求められる)、t0は例
えば数分程度の時間であり、T+t0が標準モード設定時
間に相当する。ステップS208が肯定された場合には、前
回撮影からの経過時間t2が標準モード設定時間に達して
いないと判断してステップS217に進み、ステップS208が
否定された場合には、経過時間t2が標準モード設定時間
に達したと判断しステップS216で上述した標準モードで
ある年月日モードを設定してステップS217に進む。な
お、この標準モードは、年月日モードに限定されない。
ステップS217では、駆動回路219に表示信号を出力し
て設定されているモードおよびその数値や写込み設定か
否かなどを外部表示装置221に表示させるとともに、写
込み液晶223を同様の数値とする。
て設定されているモードおよびその数値や写込み設定か
否かなどを外部表示装置221に表示させるとともに、写
込み液晶223を同様の数値とする。
次いでステップS218では、カメラ本体100にパトロー
ネすなわちフィルムが装填されているか否かを判定し、
入力ポートI22がハイレベルであれば、フィルムが装填
されていないと判断してステップS219に進む。ステップ
S219では、フィルムカウント値Nを「1」にリセットし
てステップS220に進み、累積撮影回数nが「0」か否か
を判定する。n=0の場合、すなわちこのプログラム起
動後に撮影が1回も行なわれていない場合にはステップ
S203に戻り、n≠0の場合、すなわち撮影が1回でも行
なわれていればステップS221で時間t2の計時を停止し、
次いでステップS222で時間t2を零リセットしてステップ
S203に戻る。
ネすなわちフィルムが装填されているか否かを判定し、
入力ポートI22がハイレベルであれば、フィルムが装填
されていないと判断してステップS219に進む。ステップ
S219では、フィルムカウント値Nを「1」にリセットし
てステップS220に進み、累積撮影回数nが「0」か否か
を判定する。n=0の場合、すなわちこのプログラム起
動後に撮影が1回も行なわれていない場合にはステップ
S203に戻り、n≠0の場合、すなわち撮影が1回でも行
なわれていればステップS221で時間t2の計時を停止し、
次いでステップS222で時間t2を零リセットしてステップ
S203に戻る。
一方、ステップS218で入力ポートI22がローレベルと
判定された場合には、フィルムが装填されていると判断
してステップS223に進み、入力ポートI23がローレベル
かハイレベルかによりカメラ本体100側から写込み信号
が入力されたか否かを判定する。この写込み信号は、上
述したように撮影の直後に出力されるものである。入力
ポートI23がハイレベルの場合には、写込み信号の入力
なしと判断してステップS203に戻り、入力ポートI23が
ローレベルの場合には、写込み信号入力と判断してステ
ップS224に進む。
判定された場合には、フィルムが装填されていると判断
してステップS223に進み、入力ポートI23がローレベル
かハイレベルかによりカメラ本体100側から写込み信号
が入力されたか否かを判定する。この写込み信号は、上
述したように撮影の直後に出力されるものである。入力
ポートI23がハイレベルの場合には、写込み信号の入力
なしと判断してステップS203に戻り、入力ポートI23が
ローレベルの場合には、写込み信号入力と判断してステ
ップS224に進む。
ステップS224では、累積撮影回数nが「0」か否かを
判定し、n=0の場合には、ステップS229に進み、n≠
0の場合には、ステップS225でフィルムカウント値Nが
「1」か否かを判定する。N=1の場合にはステップS2
29に進み、N≠1の場合にはステップS226に進む。
判定し、n=0の場合には、ステップS229に進み、n≠
0の場合には、ステップS225でフィルムカウント値Nが
「1」か否かを判定する。N=1の場合にはステップS2
29に進み、N≠1の場合にはステップS226に進む。
ステップS226では、時間t2の計時を停止し、次いでス
テップS227で累積撮影間隔時間T1に時間t2を加算して新
たな累積撮影間隔時間T1としてステップS228に進み、こ
の累積撮影間隔時間T1を累積撮影回数nで除して平均撮
影間隔時間Tを算出してステップS229に進む。
テップS227で累積撮影間隔時間T1に時間t2を加算して新
たな累積撮影間隔時間T1としてステップS228に進み、こ
の累積撮影間隔時間T1を累積撮影回数nで除して平均撮
影間隔時間Tを算出してステップS229に進む。
ここで、電源電池装填後の第1回目の撮影(ステップ
S224でn=0と判定された場合)ではこの平均撮影間隔
時間Tを算出することができないため、ステップS226〜
S228をスキップする。また、フィルム装填後の第1回目
の撮影(ステップS225でN=1と判定された場合)でも
平均撮影間隔時間Tを算出することができないため、ス
テップS226〜S228をスキップする。
S224でn=0と判定された場合)ではこの平均撮影間隔
時間Tを算出することができないため、ステップS226〜
S228をスキップする。また、フィルム装填後の第1回目
の撮影(ステップS225でN=1と判定された場合)でも
平均撮影間隔時間Tを算出することができないため、ス
テップS226〜S228をスキップする。
ステップS229では、写込み設定パラメータmが「1」
か否かを判定し、m=1すなわち写込み状態の場合に
は、ステップS230で出力ポートO21を所定時間だけハイ
レベルにして、すなわち発光信号を出力してステップS2
31に進む。この発光信号によりトランジスタ227がオン
してランプ225が点灯し、写込み液晶223を透過したラン
プ光によりフィルムにデータが写込まれる。
か否かを判定し、m=1すなわち写込み状態の場合に
は、ステップS230で出力ポートO21を所定時間だけハイ
レベルにして、すなわち発光信号を出力してステップS2
31に進む。この発光信号によりトランジスタ227がオン
してランプ225が点灯し、写込み液晶223を透過したラン
プ光によりフィルムにデータが写込まれる。
ここで、この所定時間とは、カメラ本体から写込み信
号が入力されている時間、すなわち上述したようにフィ
ルム感度に応じた時間である。つまり、データを写込む
ために必要な時間はフィルム感度によって異なり、高感
度のフィルムでは低感度のフィルムに比べて少ない時間
ですむ。したがってここでは、装填されたフィルムの感
度によって写込み時間を変えている。なお本実施例で
は、この写込み時間がカメラ本体100側で調整されるよ
うになっているが、これを写込み装置200側で調整する
ようにしてもよい。この場合には、カメラ本体100側の
写込み信号の出力時間は、最低限マイクロコンピュータ
201がその入力を判定できる時間でよく、写込み時間に
相当する時間である必要はない。
号が入力されている時間、すなわち上述したようにフィ
ルム感度に応じた時間である。つまり、データを写込む
ために必要な時間はフィルム感度によって異なり、高感
度のフィルムでは低感度のフィルムに比べて少ない時間
ですむ。したがってここでは、装填されたフィルムの感
度によって写込み時間を変えている。なお本実施例で
は、この写込み時間がカメラ本体100側で調整されるよ
うになっているが、これを写込み装置200側で調整する
ようにしてもよい。この場合には、カメラ本体100側の
写込み信号の出力時間は、最低限マイクロコンピュータ
201がその入力を判定できる時間でよく、写込み時間に
相当する時間である必要はない。
ステップS231では、時間t2を零リセットし、次いでス
テップS232で時間t2の計時を開始してステップS233に進
む。ステップS233では、累積撮影回数nおよびフィルム
カウント値Nをそれぞれ「1」だけ歩進してステップS2
03に戻る。
テップS232で時間t2の計時を開始してステップS233に進
む。ステップS233では、累積撮影回数nおよびフィルム
カウント値Nをそれぞれ「1」だけ歩進してステップS2
03に戻る。
以上の手順によれば、撮影が行われるたびに計時が開
始され、次の撮影が行われると、その撮影間隔時間が累
積記憶されるとともに、この累積記憶された時間を撮影
回数nで除することにより平均撮影間隔時間Tが演算さ
れる。そして、当該撮影からこの平均撮影間隔時間Tに
数分程度の時間t0をプラスした時間(標準モード設定時
間)が経過すると、モード変更操作の有無に拘らず標準
モード(ここでは年月日モード)が設定される。すなわ
ち、モード変更装置207を構成する操作部材の操作によ
り年月日モードから日時分モードを設定しこのモードで
撮影を行った場合、その撮影から標準モード設定時間が
経過すると、自動的に年月日モードに戻る。
始され、次の撮影が行われると、その撮影間隔時間が累
積記憶されるとともに、この累積記憶された時間を撮影
回数nで除することにより平均撮影間隔時間Tが演算さ
れる。そして、当該撮影からこの平均撮影間隔時間Tに
数分程度の時間t0をプラスした時間(標準モード設定時
間)が経過すると、モード変更操作の有無に拘らず標準
モード(ここでは年月日モード)が設定される。すなわ
ち、モード変更装置207を構成する操作部材の操作によ
り年月日モードから日時分モードを設定しこのモードで
撮影を行った場合、その撮影から標準モード設定時間が
経過すると、自動的に年月日モードに戻る。
この平均撮影間隔時間は撮影者によって異なり、例え
ば短期間に複数回の撮影を行う場合には短くなり、あま
り撮影を行わない場合には長くなる。したがって以上に
よれば、たまたま標準モード以外のモードで撮影を行
い、その後、カメラを使用しなかった場合には次の撮影
時に標準モードが設定されている可能性が高くなり、標
準モードに戻すという煩わしい操作を行う必要がなくな
るとともに、その操作忘れによる不所望な写真を撮影が
防止される。
ば短期間に複数回の撮影を行う場合には短くなり、あま
り撮影を行わない場合には長くなる。したがって以上に
よれば、たまたま標準モード以外のモードで撮影を行
い、その後、カメラを使用しなかった場合には次の撮影
時に標準モードが設定されている可能性が高くなり、標
準モードに戻すという煩わしい操作を行う必要がなくな
るとともに、その操作忘れによる不所望な写真を撮影が
防止される。
以上の実施例の構成において、モード変更装置207が
操作手段501を、マイクロコンピュータ201が設定手段50
2,計時手段503,記憶手段504および演算手段505をそれぞ
れ構成する。
操作手段501を、マイクロコンピュータ201が設定手段50
2,計時手段503,記憶手段504および演算手段505をそれぞ
れ構成する。
また以上では、標準モード設定時間を平均撮影間隔時
間Tに所定時間t0を加えた時間としたが、第4図のステ
ップS227,S228を第5図のステップS241〜244と入換えれ
ば、平均撮影間隔時間に代えて、最頻撮影間隔時間が用
いられることになる。
間Tに所定時間t0を加えた時間としたが、第4図のステ
ップS227,S228を第5図のステップS241〜244と入換えれ
ば、平均撮影間隔時間に代えて、最頻撮影間隔時間が用
いられることになる。
すなわち、第4図のステップS226で時間t2の計時を停
止した後にステップS241に進み、この時間(撮影間隔時
間)t2が予めいくつかに分割された時間範囲のいずれに
含まれるかを判定する。ここで、この時間範囲は、例え
ば1分未満,1分以上2分未満,2分以上3分未満,…,60
分以上のように等間隔としてもよいし、10秒未満,10秒
以上30秒未満,30秒以上1分未満,1分以上2分未満,2分
以上4分未満,…のように等間隔でなくてもよい。
止した後にステップS241に進み、この時間(撮影間隔時
間)t2が予めいくつかに分割された時間範囲のいずれに
含まれるかを判定する。ここで、この時間範囲は、例え
ば1分未満,1分以上2分未満,2分以上3分未満,…,60
分以上のように等間隔としてもよいし、10秒未満,10秒
以上30秒未満,30秒以上1分未満,1分以上2分未満,2分
以上4分未満,…のように等間隔でなくてもよい。
次いでステップS242では、ステップS241で判定された
時間範囲を対応するカウント値を「1」だけカウントア
ップし、ステップS243で各時間範囲のうち最もカウント
値の大きいものを最頻時間範囲とする。その後、ステッ
プS244で最頻時間範囲に含まれるいずれかの時間を最頻
撮影間隔時間Tとして第4図のステップS229に進む。
時間範囲を対応するカウント値を「1」だけカウントア
ップし、ステップS243で各時間範囲のうち最もカウント
値の大きいものを最頻時間範囲とする。その後、ステッ
プS244で最頻時間範囲に含まれるいずれかの時間を最頻
撮影間隔時間Tとして第4図のステップS229に進む。
以上によれば、ある時点での撮影後、この最頻撮影間
隔時間Tに数分程度の時間t0を加えた時間が経過すると
標準モードが設定され、これによっても上述と同様の効
果が得られる。また、最頻撮影間隔時間を用いる方が、
平均撮影間隔時間を用いる場合よりも極端に長い撮影間
隔時間や極端に短い撮影間隔時間の影響が出にくい。
隔時間Tに数分程度の時間t0を加えた時間が経過すると
標準モードが設定され、これによっても上述と同様の効
果が得られる。また、最頻撮影間隔時間を用いる方が、
平均撮影間隔時間を用いる場合よりも極端に長い撮影間
隔時間や極端に短い撮影間隔時間の影響が出にくい。
さらに以上では、標準モードが予めカメラ内で設定さ
れている例を示したが、例えば第6図に示すように、こ
の標準モードとして撮影者が最も頻繁に使用するモード
を用いてもよい。
れている例を示したが、例えば第6図に示すように、こ
の標準モードとして撮影者が最も頻繁に使用するモード
を用いてもよい。
すなわち第6図において、データ写し込み装置200に
電池203が装填されると、まずステップS251で初期リセ
ットを行う。これは、上述した第4図のステップS201の
内容に加えて、各モードに対応して設けられた設定回数
のカウント値を零リセットするものである。
電池203が装填されると、まずステップS251で初期リセ
ットを行う。これは、上述した第4図のステップS201の
内容に加えて、各モードに対応して設けられた設定回数
のカウント値を零リセットするものである。
次に、ステップS202で時間t2の計時を開始した後、第
4図のステップS203〜S215の処理を行い、次いでステッ
プS208で上述と同様に、 t2<T+t0 か否かを判定する。ステップS208が肯定されるとステッ
プS217〜S233の処理を行った後にステップS254に進み、
現在設定されているモードの設定回数のカウント値を
「1」だけカウントアップする。その後、ステップS255
で各モードのうち最も設定回数の多いモードを最頻設定
モード(標準モード)としてステップS203に戻る。
4図のステップS203〜S215の処理を行い、次いでステッ
プS208で上述と同様に、 t2<T+t0 か否かを判定する。ステップS208が肯定されるとステッ
プS217〜S233の処理を行った後にステップS254に進み、
現在設定されているモードの設定回数のカウント値を
「1」だけカウントアップする。その後、ステップS255
で各モードのうち最も設定回数の多いモードを最頻設定
モード(標準モード)としてステップS203に戻る。
またステップS208が否定された場合、すなわち前回の
撮影からの経過時間t2が時間T(平均撮影間隔時間また
は最頻撮影間隔時間)に所定時間t0を加えた時間を越え
た場合には、ステップS252に進み、n≠0か否かを判定
する。n≠0であればステップS253に進み、上述した最
頻設定モードを設定してステップS217に進む。またステ
ップS252でn=0が判定された場合には、ステップS253
をスキップしてステップS217に進む。
撮影からの経過時間t2が時間T(平均撮影間隔時間また
は最頻撮影間隔時間)に所定時間t0を加えた時間を越え
た場合には、ステップS252に進み、n≠0か否かを判定
する。n≠0であればステップS253に進み、上述した最
頻設定モードを設定してステップS217に進む。またステ
ップS252でn=0が判定された場合には、ステップS253
をスキップしてステップS217に進む。
以上によれば、カメラを使用していない間に撮影者が
最も頻繁に使用するモードが標準モードとして設定され
るので、第4図の実施例のようにカメラ内で予め決めら
れた標準モードを設定する場合と比べてより撮影者の意
向に沿わせることができる。
最も頻繁に使用するモードが標準モードとして設定され
るので、第4図の実施例のようにカメラ内で予め決めら
れた標準モードを設定する場合と比べてより撮影者の意
向に沿わせることができる。
−第2の実施例− 次に、第7図および第8図により本発明の第2の実施
例を説明する。
例を説明する。
第1の実施例では、前回の撮影から平均撮影時間ある
いは最頻撮影時間に数分程度の時間を加えた時間(標準
モード設定時間)が経過したら標準モードを設定する例
を示したが、本実施例は、カメラ本体100からパトロー
ネ(フィルム)が取り出されたときに標準モードを設定
するものである。
いは最頻撮影時間に数分程度の時間を加えた時間(標準
モード設定時間)が経過したら標準モードを設定する例
を示したが、本実施例は、カメラ本体100からパトロー
ネ(フィルム)が取り出されたときに標準モードを設定
するものである。
第7図はデータ写し込み装置200側のマイクロコンピ
ュータ201の制御手順を示し、上述と同様に電池203が装
填されるとこのプログラムが起動される。まずステップ
S301で初期リセットを行なう。その内容は、所定の標準
モードを設定するとともに、時計やカレンダーを初期状
態とし、上述した写込みパラメータmを「0」、時計処
理カレンダー処理を行うための計時時間を「0」とす
る。
ュータ201の制御手順を示し、上述と同様に電池203が装
填されるとこのプログラムが起動される。まずステップ
S301で初期リセットを行なう。その内容は、所定の標準
モードを設定するとともに、時計やカレンダーを初期状
態とし、上述した写込みパラメータmを「0」、時計処
理カレンダー処理を行うための計時時間を「0」とす
る。
次にステップS302に進んで計時を開始し、ステップS3
03では、入力ポートI22の状態によりパトローネが装填
されているか否かを判定する。ステップS303が否定され
るとステップS311に進み、ステップS311でデータ処理
を、S312で表示処理を行なってステップS303に戻る。デ
ータ処理の内容は、第8図のサブルーチン(ステップS4
01〜S412)に示すものであり、上述した第4図のステッ
プS203〜S215と同様の内容であるのでここでは詳細な説
明を省略する。またステップS312は、設定されたモード
およびそのモードにおける数値や写込み設定か否かなど
を表示する処理である。
03では、入力ポートI22の状態によりパトローネが装填
されているか否かを判定する。ステップS303が否定され
るとステップS311に進み、ステップS311でデータ処理
を、S312で表示処理を行なってステップS303に戻る。デ
ータ処理の内容は、第8図のサブルーチン(ステップS4
01〜S412)に示すものであり、上述した第4図のステッ
プS203〜S215と同様の内容であるのでここでは詳細な説
明を省略する。またステップS312は、設定されたモード
およびそのモードにおける数値や写込み設定か否かなど
を表示する処理である。
ステップS303が肯定されると、ステップS304で第8図
のデータ処理を行なうとともに、ステップS305で前述の
ステップS312と同様の表示処理を行なってステップS306
に進む。ステップS306では、写込み信号が入力されたか
否かを判定し、入力ポートI23がローレベルであれば写
込み信号入力と判断してステップS307に進み、入力ポー
トI23がハイレベルであれば写込み信号入力なしと判断
してステップS309に進む。
のデータ処理を行なうとともに、ステップS305で前述の
ステップS312と同様の表示処理を行なってステップS306
に進む。ステップS306では、写込み信号が入力されたか
否かを判定し、入力ポートI23がローレベルであれば写
込み信号入力と判断してステップS307に進み、入力ポー
トI23がハイレベルであれば写込み信号入力なしと判断
してステップS309に進む。
ステップS307では、写込み設定パラメータmが「1」
か否かを判定し、m≠1であればステップS309に進み、
m=1であればステップS308で発光信号を出力してステ
ップS309に進む。発光信号の出力は、出力ポートO21を
所定時間だけハイレベルとすることにより行なわれ、こ
れによりトランジスタ227がオンしてランプ225が点灯
し、データ写込みが行なわれる。
か否かを判定し、m≠1であればステップS309に進み、
m=1であればステップS308で発光信号を出力してステ
ップS309に進む。発光信号の出力は、出力ポートO21を
所定時間だけハイレベルとすることにより行なわれ、こ
れによりトランジスタ227がオンしてランプ225が点灯
し、データ写込みが行なわれる。
ステップS309では、再びパトローネすなわちフィルム
が装填されているか否かを判定し、肯定されるとステッ
プS304に戻って上述の処理を繰り返し、否定されるとス
テップS310に進む。ここで、ステップS303が肯定された
後にステップS309が否定されるということは、ステップ
S308での写込み後にパトローネが取外されたということ
であり、この場合にはステップS310で標準モードである
年月日モードを設定してステップS303に戻る。なお、標
準モードが年月日モードに限定されないのはもちろんで
ある。
が装填されているか否かを判定し、肯定されるとステッ
プS304に戻って上述の処理を繰り返し、否定されるとス
テップS310に進む。ここで、ステップS303が肯定された
後にステップS309が否定されるということは、ステップ
S308での写込み後にパトローネが取外されたということ
であり、この場合にはステップS310で標準モードである
年月日モードを設定してステップS303に戻る。なお、標
準モードが年月日モードに限定されないのはもちろんで
ある。
以上の手順によれば、カメラ本体100からパトロー
ネ、すなわちフィルムか取り出されると、カメラを長時
間使用しないと判断して標準モードが設定される。した
がって第1の実施例と同様の効果が得られる。
ネ、すなわちフィルムか取り出されると、カメラを長時
間使用しないと判断して標準モードが設定される。した
がって第1の実施例と同様の効果が得られる。
以上の実施例ではパトローネ検知スイッチ107が検出
手段601を構成する。
手段601を構成する。
第9図は変形例を示し、標準モードを最頻設定モード
とした場合を示している。
とした場合を示している。
すなわち、まずステップS350で初期リセットを行う。
その内容は第4図のステップS301で説明した内容に加え
て、各モードごとに設けられた設定回数のカウント値を
全て零リセットするものである。次いでステップS302お
よび303〜305の処理を行い、ステップS306が肯定される
とステップS351において、設定されたモードに対応する
設定回数のカウント値を「1」だけカウントアップする
とともに、ステップS352で上述したように最頻設定モー
ドを求める。その後、ステップS307,308の処理を行な
い、ステップS309が否定されるとステップS353で最頻設
定モードを設定してステップS303に戻る。
その内容は第4図のステップS301で説明した内容に加え
て、各モードごとに設けられた設定回数のカウント値を
全て零リセットするものである。次いでステップS302お
よび303〜305の処理を行い、ステップS306が肯定される
とステップS351において、設定されたモードに対応する
設定回数のカウント値を「1」だけカウントアップする
とともに、ステップS352で上述したように最頻設定モー
ドを求める。その後、ステップS307,308の処理を行な
い、ステップS309が否定されるとステップS353で最頻設
定モードを設定してステップS303に戻る。
以上によれば、フィルムが取り出された場合には、最
頻設定モードが設定されることになる。
頻設定モードが設定されることになる。
なお以上の第1および第2の実施例では、データ写込
みモードについて説明したが、これに限定されず、例え
ば露出制御モード(プログラムモード,シャッタ優先モ
ード,絞り優先モード,マニュアルモードなど)、焦点
調節モード(自動焦点調節モード,マニュアル焦点調節
モード)、フィルム巻上モード(1駒巻上モードや連続
巻上モードなど)、測光モード(中央重点測光モード,
スポット測光モード,多分割測光モード)、あるいは複
数のモードが設定可能とされたその他の制御モードでも
よい。
みモードについて説明したが、これに限定されず、例え
ば露出制御モード(プログラムモード,シャッタ優先モ
ード,絞り優先モード,マニュアルモードなど)、焦点
調節モード(自動焦点調節モード,マニュアル焦点調節
モード)、フィルム巻上モード(1駒巻上モードや連続
巻上モードなど)、測光モード(中央重点測光モード,
スポット測光モード,多分割測光モード)、あるいは複
数のモードが設定可能とされたその他の制御モードでも
よい。
G.発明の効果 請求項1の発明によれば、撮影間隔時間に基づいて標
準モード設定時間(例えば平均撮影間隔時間あるいは最
頻撮影間隔時間)を求め、前回の撮影からこの標準モー
ド設定時間が経過したら強制的に標準モードを設定する
ようにしたので、たまたま標準モード以外のモードで撮
影を行い、その後、カメラを使用しなくなった場合には
標準モードが設定される。したがって、撮影者が頻繁に
撮影を行う場合でも、あまり撮影を行わない場合でも次
のカメラ使用時には標準モードが設定されている可能性
が高く、標準モードへの変更操作を行わなくて済み、か
つモードの戻し忘れによる不所望な写真の撮影が防止さ
れ、以ってカメラの使い勝手が向上する。
準モード設定時間(例えば平均撮影間隔時間あるいは最
頻撮影間隔時間)を求め、前回の撮影からこの標準モー
ド設定時間が経過したら強制的に標準モードを設定する
ようにしたので、たまたま標準モード以外のモードで撮
影を行い、その後、カメラを使用しなくなった場合には
標準モードが設定される。したがって、撮影者が頻繁に
撮影を行う場合でも、あまり撮影を行わない場合でも次
のカメラ使用時には標準モードが設定されている可能性
が高く、標準モードへの変更操作を行わなくて済み、か
つモードの戻し忘れによる不所望な写真の撮影が防止さ
れ、以ってカメラの使い勝手が向上する。
また、請求項2の発明によれば、カメラからフィルム
が取り出されると強制的に上記標準モードを設定するよ
うにしたので、標準モード以外のモードで撮影を行いフ
ィルム取外し後、カメラを使用を止めた場合には標準モ
ードが設定され、上述と同様の効果が得られる。
が取り出されると強制的に上記標準モードを設定するよ
うにしたので、標準モード以外のモードで撮影を行いフ
ィルム取外し後、カメラを使用を止めた場合には標準モ
ードが設定され、上述と同様の効果が得られる。
第1図(a),(b)はクレーム対応図である。 第2図〜第4図は本発明の第1の実施例を示し、第2図
が本発明に係るモード設定装置の全体構成を示すブロッ
ク図、第3図および第4図が制御回路の処理手順を示す
フローチャート、第5図および第6図が2変形例をそれ
ぞれ示すフローチャートである。 第7図および第8図は本発明の第2の実施例を示す処理
手順のフローチャート、第9図は変形例を示すフローチ
ャートである。 100:カメラ本体 101:マイクロコンピュータ 107:パトローネ検知スイッチ 200:データ写込み装置 201:マイクロコンピュータ 207:モード変更装置 501:操作手段、502:設定手段 503:計時手段、504:記憶手段 505:演算手段、601:検出手段
が本発明に係るモード設定装置の全体構成を示すブロッ
ク図、第3図および第4図が制御回路の処理手順を示す
フローチャート、第5図および第6図が2変形例をそれ
ぞれ示すフローチャートである。 第7図および第8図は本発明の第2の実施例を示す処理
手順のフローチャート、第9図は変形例を示すフローチ
ャートである。 100:カメラ本体 101:マイクロコンピュータ 107:パトローネ検知スイッチ 200:データ写込み装置 201:マイクロコンピュータ 207:モード変更装置 501:操作手段、502:設定手段 503:計時手段、504:記憶手段 505:演算手段、601:検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳沢 正明 東京都品川区西大井1丁目6番3号 株 式会社ニコン大井製作所内 (72)発明者 松沢 由雄 東京都品川区西大井1丁目6番3号 株 式会社ニコン大井製作所内 (56)参考文献 実開 昭61−88120(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 7/08 G03B 17/00 G03B 17/24
Claims (2)
- 【請求項1】所定の標準モードを含む複数のモードから
いずれかを選択するために操作される操作手段と、 該操作手段の操作に応じていずれかのモードを選択して
設定する設定手段とを備えたカメラのモード設定装置に
おいて、 撮影に伴って計時を開始する計時手段と、 撮影が行われるたびに前回撮影から当該撮影までの撮影
間隔時間を前記計時手段の計時結果から求めて記憶する
記憶手段と、 前記記憶された撮影間隔時間から標準モード設定時間を
演算する演算手段とを備え、 前記設定手段は、前記撮影が行なわれた時点から前記標
準モード設定時間が経過すると、前記操作手段の操作の
有無に拘らず前記所定の標準モードを設定することを特
徴とするカメラのモード設定装置。 - 【請求項2】所定の標準モードを含む複数のモードから
いずれかを選択するために操作される操作手段と、 該操作手段の操作に応じていずれかのモードを選択して
設定する設定手段とを備えたカメラのモード設定装置に
おいて、 カメラのフィルムが取出されたことを検出する検出手段
を備え、 前記設定手段は、前記フィルムが取出されたことが検出
されると、前記操作手段の操作の有無に拘らず前記所定
の標準モードを設定することを特徴とするカメラのモー
ド設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1223619A JP2870840B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | カメラのモード設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1223619A JP2870840B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | カメラのモード設定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0385537A JPH0385537A (ja) | 1991-04-10 |
JP2870840B2 true JP2870840B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=16801043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1223619A Expired - Lifetime JP2870840B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | カメラのモード設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2870840B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100462814B1 (ko) * | 1997-09-23 | 2005-04-06 | 삼성테크윈 주식회사 | 카메라의 동작 모드 절환 장치 및 그 방법 |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP1223619A patent/JP2870840B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0385537A (ja) | 1991-04-10 |
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