JPH0746194B2 - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JPH0746194B2 JPH0746194B2 JP62097872A JP9787287A JPH0746194B2 JP H0746194 B2 JPH0746194 B2 JP H0746194B2 JP 62097872 A JP62097872 A JP 62097872A JP 9787287 A JP9787287 A JP 9787287A JP H0746194 B2 JPH0746194 B2 JP H0746194B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distance
- subject
- camera
- shooting
- range
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
写体までの距離が撮影可能距離範囲外にある場合に警告
する機能を有するカメラに関する。
接近しすぎを警告する近距離警告や、被写体がストロボ
光到達以遠にあることを警告する遠距離警告を行うもの
があった。
可能距離範囲はレンズ開放状態を基準にする等、最も不
利な条件においても画質が満足されるようにその値は固
定的に設定されていた。すなわち、撮影条件によっては
撮影可能な距離であるにもかかわらず、その値は固定的
である為、設定された距離範囲外にある場合には一律に
警告が出され、ユーザは撮影チャンスを失う結果となる
という問題があった。
撮影条件に応じて撮影可能距離範囲を変えて、従来撮影
出来なかった範囲も撮影出来るようにしたカメラを提供
することを目的とするものである。
が撮影可能距離範囲外にあることを警告する警告手段を
備えたカメラにおいて、絞り値を決定するための撮影条
件を検出する検出手段と、被写体と撮影レンズとの間の
距離を測定する測距手段と、前記検出手段及び測距手段
の出力信号を取り込み、これらの出力信号に基づいて被
写界深度を求め、被写体までの距離が前記求めた被写界
深度範囲外にあるときに前記警告手段を駆動する制御手
段と、を有することを特徴とするものである。
撮影条件に応じて撮影可能距離範囲が決定される。測距
手段により測定された被写体までの距離が上記撮影可能
範囲外にある場合にのみ警告が出される。
実施例について説明する。第1図には本発明に係るカメ
ラの回路部の構成が示されている。同図において、10は
フイルムが収納されたパトローネであり、パトローネ10
がカメラ本体に装填された際にフイルム感度情報が後述
する制御回路30に読み込まれるようになっている。12は
カメラ本体に配設され、被写界光を測光する測光セン
サ、14はレリーズスイッチ、16は撮影モードを設定する
ためのモードスイッチである。撮影モードとしては定常
光(外光)による通常の撮影を行う撮影モードの他にス
トロボ光により撮影を行うフラッシュモード等がある。
18はシャッタ駆動回路であり、他の撮影条件に応じて決
定されたシャッタスピードによりシャッタを駆動する回
路である。
学系を駆動するための回路である。
測距回路、24は制御回路30により決定された発光時間だ
けシャッタレリーズ時にストロボを発光させるためのス
トロボ制御回路、26は被写体までの距離が制御回路30に
より決定された撮影可能距離範囲外である場合にその
旨、警告表示する表示部である。
り、マイクロコンピュータ等で構成されている。
る。同図においてカメラ本体のレリーズ釦が押され、レ
リーズスイッチ14がオン状態になるとカメラ本体に装填
されたフイルムのパトローネ10からフイルム感度情報が
読み込まれる。次いで測光が開始され、測光センサ12の
検出出力が制御回路30に入力される(ステップ50、51、
52)。カメラの撮影光学系が焦点調節回路20により被写
体に焦点を合わせるべく駆動され、合焦時における撮影
レンズ系の焦点距離が読み込まれる(ステップ53)。ま
たストロボ制御回路24から絞り等の撮影条件により定ま
るストロボのガイドナンバー(G.No.)のデータが読み
込まれ、測距回路22により被写体までの距離が測定され
る(ステップ54、55)。
使用するフラッシュモード(FM)に設定されているの
で、制御回路30ではストロボ使用時における露光条件
(絞りAv、シャッタ速度Tv)の演算が行われ、次いで被
写界深度の演算が行われる(ステップ56、57)。更に測
距回路22から取り込んだ測距情報から演算された測距値
がステップ57で算出された被写界深度の範囲内にあるか
否かの判定がなされる(ステップ58)。測距値が被写界
深度の範囲外にある場合には撮影レンズから被写体まで
の距離が撮影可能距離範囲外にあると判定され、距離警
告表示が表示部26に出されると共に、ステップ51にもど
る(ステップ58、59)。
の距離が撮影可能距離範囲にあると判定されて撮影レン
ズを含む撮影光学系が焦点調節回路20により駆動され、
自動焦点合わせが行われると共に、シャッタ駆動回路18
によりシャッタが作動する(ステップ60、61)。
値、フイルム感度、撮影光学系の焦点等)から算出され
た絞り値に基づいて錯乱円の直径を演算することにより
求める。実際には制御回路30内のメモリに露光値と錯乱
円の直径データがテーブルとして記憶されている。
撮影可能距離範囲内にあるか否かの判定を被写体までの
測距値が被写界深度内にあるか否かにより行っている
が、これに限定されることなく、例えば外光とストロボ
光とを加えた露光時における全像面光量を各種撮影デー
タ(測光値、フイルム感度、ストロボのガイドナンバ、
レンズ開放F値)から求め、該全像面光量が所定値以下
の場合に撮影可能距離範囲外にあると判定するように構
成してもよい。
でなく、撮影光学系の焦点距離、フイルム感度、更には
上述したすべての撮影条件を加味した条件により変更す
るように構成してもよい。
可能距離範囲を変更できるように構成したので、実用可
能な画像が得られる撮影条件下においては撮影チャンス
を逃すことなく確実に撮影することが可能となる。
ック図、第2図は第1図における制御回路の動作を示す
フローチャートである。 10……パトローネ、12……測光センサ、14……レリーズ
スイッチ、16……モードスイッチ、18……シャッタ駆動
回路、20……焦点調節回路、22……測距回路、24……ス
トロボ制御回路、26……表示部、30……制御回路。
Claims (1)
- 【請求項1】被写体までの距離が撮影可能距離範囲外に
あることを警告する警告手段を備えたカメラにおいて、 絞り値を決定するための撮影条件を検出する検出手段
と、 被写体と撮影レンズとの間の距離を測定する測距手段
と、 前記検出手段及び測距手段の出力信号を取り込み、これ
らの出力信号に基づいて被写界深度を求め、被写体まで
の距離が前記求めた被写界深度範囲外にあるときに前記
警告手段を駆動する制御手段と、 を有することを特徴とするカメラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62097872A JPH0746194B2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | カメラ |
US07/357,681 US4908642A (en) | 1987-04-20 | 1989-05-26 | Camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62097872A JPH0746194B2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63262636A JPS63262636A (ja) | 1988-10-28 |
JPH0746194B2 true JPH0746194B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=14203838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62097872A Expired - Lifetime JPH0746194B2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746194B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02230227A (ja) * | 1989-03-03 | 1990-09-12 | Asahi Optical Co Ltd | カメラの自動焦点装置 |
JP4551708B2 (ja) * | 2004-07-21 | 2010-09-29 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
JP2011211662A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-20 | 3R Systems Corp | 画像処理装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60143438U (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-24 | 富士写真光機株式会社 | カメラの警報装置 |
JPS6279433A (ja) * | 1985-10-03 | 1987-04-11 | Minolta Camera Co Ltd | カメラの表示制御装置 |
-
1987
- 1987-04-20 JP JP62097872A patent/JPH0746194B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63262636A (ja) | 1988-10-28 |
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