JP2588211Y2 - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JP2588211Y2
JP2588211Y2 JP1991080316U JP8031691U JP2588211Y2 JP 2588211 Y2 JP2588211 Y2 JP 2588211Y2 JP 1991080316 U JP1991080316 U JP 1991080316U JP 8031691 U JP8031691 U JP 8031691U JP 2588211 Y2 JP2588211 Y2 JP 2588211Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
fixed state
value
tripod
shutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991080316U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0525428U (ja
Inventor
良夫 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP1991080316U priority Critical patent/JP2588211Y2/ja
Publication of JPH0525428U publication Critical patent/JPH0525428U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2588211Y2 publication Critical patent/JP2588211Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カメラを三脚などに固
定した状態で撮影する場合と手持ち状態で撮影する場合
とで、カメラに設定する絞り値または/およびシャッタ
秒時値との組合わせを適正EV値の範囲内で異ならせる
ようしたカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】可変焦点式の撮影レンズを備えたカメラ
の中には、撮影レンズの焦点距離の変化に応じて絞り値
とシャッタ秒時値との組合わせを変えるように構成され
たカメラがある。
【0003】例えば特開昭62−288817号公報に
開示されたカメラがそれに当たる。すなわち、この公報
は、焦点距離が変化するのに応じて開放F値が変化する
可変焦点式撮影レンズと、絞り兼用シャッタセクターを
用いるプログラムシャッタ装置(以下、単に「プログラ
ムシャッタ装置」という)と、このプログラムシャッタ
装置を電磁的に駆動する電磁駆動源とを備えたカメラに
おいて、撮影レンズの焦点距離が変化(それに伴ってF
No.が変化)したときに、そのときの焦点距離情報に基
づいて電磁駆動源の駆動速度を変化させて、絞り兼用シ
ャッタセクターの開閉スピードと開き始めタイミングと
を制御することによって、FNo.の変化に対応したEV
値の変化を補正するという技術を開示している。
【0004】そして、このように構成されたカメラで
は、長焦点距離側ではシャッタ秒時値をなるべく高速に
設定するようにして手振れ現象が発生するのを抑え、長
焦点距離側に比べて手振れ撮影の可能性が低いとされる
短焦点距離では、絞り値を出来る限り大きく設定して被
写界深度を大きくするように制御している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな制御方法を採用すると、同一の焦点距離では、シャ
ッタ秒時値と絞り値との組み合わせが、そのときの被写
体輝度で特定されてしまうという結果を招くことにな
る。
【0006】そのため、例えば旅行での記念撮影などで
遠距離に在る背景をバックにして近距離に位置する人物
を撮影しようとする場合、人物にピントを合せて撮影す
ると背景部分のピントボケが大きくなって、後日になっ
て、何処で撮影したものか判別することが出来なくなる
という虞れを生じる。
【0007】一方、ストロボ光を利用した閃光撮影で
は、ストロボ装置のガイドナンバーと撮影距離とからそ
のときの絞り値が決まることになり、一般には、1〜3
mの近距離領域での撮影が行われることになる。
【0008】この場合、1〜3mの近距離領域では、ガ
イドナンバーで設定される絞り値が大きくなるから、本
来ならば被写界深度が深くなるのであるが、閃光撮影で
はストロボ光の到達距離内でしか適正露出が得られない
ため、折角の被写界深度が無駄になるという結果とな
る。
【0009】従って、前述のように遠距離に在る背景を
バックにして近距離に位置する人物を閃光撮影しようと
する場合には、近距離に位置する人物は、適正露出にな
っても遠距離に在る背景は著しく露出不足になって、前
述の例と同様に、後日になって何処で撮影したものか判
別することが出来なくなるという虞れを生じる。
【0010】本考案は、記念撮影などではカメラを三脚
などに固定して撮影する場合が多いことに着眼してなさ
れたもので、カメラが三脚などに固定された状態に在る
のか否かを検出する固定状態検出手段をカメラ側に設置
し、通常撮影モードにおいてカメラを三脚などに固定し
て撮影する場合には、固定状態検出手段からの状態検出
情報に基づいて絞り優先方式で露出制御を行い得るよう
に構成し、また、閃光モードにおいてカメラを三脚など
に固定して撮影する場合には、スローシンクロ方式で露
出制御を行い得るように構成して、カメラを三脚などに
固定して撮影する場合には、遠距離に位置する背景と近
距離に位置する被写体(人物)とを共に適正露出で撮影
することの出来る新しいカメラを提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の考案は、撮影時に三脚で代
表される不動対象物にカメラを固定し得るカメラ姿勢固
定手段と、このカメラ姿勢固定手段にカメラを固定した
状態に在るのか否かを検出する固定状態検出手段と、被
写体の輝度を測光する測光手段と、この測光手段からの
測光情報に基づいてそのときの適正EV値を演算する適
正露出演算手段と、前記固定状態検出手段からの情報に
基づき、カメラが固定状態に設定されている場合と非固
定状態に設定されている場合とで、設定する絞り値とシ
ャッタ秒時値との組合わせを、前記適正EV値の範囲内
において異ならせるように設定する露出制御手段を有
し、カメラが固定状態に設定されているときには、前記
露出制御手段が、そのときの絞り値をカメラが非固定状
態に設定されているときの絞り値よりも、大きい絞り値
に設定するように構成したことを特徴としたものであ
る。
【0012】また、請求項2に記載の考案は、撮影時に
三脚で代表される不動対象物にカメラを固定し得るカメ
ラ姿勢固定手段と、このカメラ姿勢固定手段にカメラを
固定した状態に在るのか否かを検出する固定状態検出手
段と、被写体の輝度を測光する測光手段と、この測光手
段からの測光情報に基づいてそのときの適正EV値を演
算する適正露出演算手段と、被写体までの距離を自動的
に測距し得る自動測距手段と、ストロボ発光手段と、ス
トロボ発光手段による撮影のときには、ストロボ発光手
段のガイドナンバーと撮影距離とに基づいて閃光撮影時
の絞り値を演算するフラッシュマチック演算手段と、前
記固定状態検出手段からの情報と自動測距手段からの測
距情報とに基づき、カメラが固定状態に設定されている
場合と非固定状態に設定されている場合とで、少なくと
もシャッタ秒時値を異ならせるように設定する露出制御
手段とを有するように構成したことを特徴としたもので
ある。
【0013】また、請求項3に記載の考案は、カメラが
固定状態に設定されているときには、前記露出制御手段
が、少なくともそのときのシャッタ秒時値をカメラが非
固定状態に設定されているときのシャッタ秒時値よりも
長いシャッタ秒時値に設定するように構成したことを特
徴としたものである。
【0014】さらにまた、請求項4に記載の考案は、前
記カメラ姿勢固定手段を三脚取付け穴として構成し、前
記固定状態検出手段を、三脚取付け穴に取付けねじ部材
が取り付けられているか否かを検出し得る構造の検出手
段として構成したことを特徴としたものである。
【0015】
【作用】上記のように構成されたカメラは、自身が三脚
などに固定された状態に在るのか否かを検出し得る固定
状態検出手段からの検出情報に基づいて、カメラの露出
制御の状態を、次のように設定する。 (a) 通常撮影モードにおいて手持ち撮影を行うとき
には、シャッタ優先方式で露出制御を行い得るように設
定し、 (b) 閃光撮影モードにおいて手持ち撮影を行うとき
には、普通のフラッシュマチック方式で露出制御を行う
ように設定して、手振れ撮影の発生をできるだけ抑制す
るようにしている。 (c) 通常撮影モードにおいてカメラを三脚などに固
定して撮影するときには、絞り優先方式で露出制御を行
うように設定し、 (d) 閃光撮影モードにおいてカメラを三脚などに固
定して撮影するときには、スローシンクロ方式で露出制
御を行うように設定して、カメラを三脚などに固定して
撮影する場合には、遠距離に位置する背景と近距離に位
置する人物とを共にピントボケがなく、適正露出で撮影
することが出来るようにしている。
【0016】
【実施例】以下、図示の一実施例に基づいて本考案に係
るカメラを詳細に説明する。
【0017】図1は、本考案のカメラに係る一実施例の
基本構成を示すブロック図、図2は、図1に示すカメラ
の基本構成を制御系統を含めてさらに詳細に示す制御・
構成ブロック図、図3および図4は、本考案に係るカメ
ラの概略外観図で、図3はカメラを前斜め上方から見た
ときの外観図を、図4はカメラを後斜め下方から見たと
きの後側外観図を示す。
【0018】各図において、1は自然光による通常撮影
モードと閃光撮影モードとを選択的に実行し得るカメラ
で、裏蓋2、撮影レンズ3、対物レンズ4および接眼レ
ンズ5から成る透視ファインダおよびシャッタレリーズ
操作部材6を備えている。
【0019】7はカメラ1の上面に設けられた状態表示
手段で、例えばそのときに設定されている撮影モード等
を表示するように構成されている。
【0020】8はアクティブ式の自動測距手段で、カメ
ラ前面に設けられた投光部8aから赤外線を投光し、そ
の反射光を受光部8bで受光して目標被写体までの撮影
距離を測定し得るように構成されている。
【0021】なお、この自動測距手段8は、シャッタレ
リーズ操作部材6の操作に連動して測距動作を開始する
ように構成されている。
【0022】9はカメラ前面に測光部9aを有する測光
手段で、自動測距手段8と同様に、シャッタレリーズ操
作部材6の操作に連動して測光動作を開始するように構
成されている。
【0023】10はカメラ前面に発光部10aを有する
ストロボ発光手段で、図に示すように、二次電源10
b、クセノン管10c、トリガー電極10d、発光制御
手段10eから成るそれ自体公知のストロボ発光回路を
備えている。
【0024】11はフィルム感度読取り手段で、カメラ
1内に装填されたフィルムパトローネPのフィルム感度
情報(以下、「ISO情報」という)を読み込み得るよ
うに構成されている。
【0025】12は適宜のフィルム巻上げ機構およびフ
ィルム巻戻し機構(いずれも、図示せず)を備えたフィ
ルム給送手段で、給送モータ駆動手段12bを介して制
御される給送モータ12aの駆動力により作動されるよ
うに構成されている。
【0026】13はカメラ1のモードを通常撮影モード
か閃光撮影モードかに選択的に設定するためのモード選
択手段で、いずれかの選択信号が総合制御部CPUに入
力されると、カメラ1のモードが入力された選択信号に
係るモードに設定されるように構成されている。
【0027】20はそれ自体公知の構成から成る絞り兼
用シャッタ手段で、例えば、それぞれの軸21によって
正逆方向に回動可能に軸支された一対の絞り兼用シャッ
タセクター22と、この一対の絞り兼用シャッタセクタ
ー22を開閉するために、軸23によって回転可能に軸
支され且つ絞り兼用シャッタセクター22の長孔22a
と係合する駆動レバー24と、この絞り兼用シャッタセ
クター22を正逆方向に駆動するシャッタ駆動モータ2
5と、このシャッタ駆動モータ25により正逆方向に回
転される回転連動部材26と、この回転連動部材26に
植設された連動ピン26aとから構成されている。
【0028】27は絞り兼用シャッタ手段20を駆動制
御するためのシャッタ駆動制御手段で、後述する総合制
御部CPUからの指令に基づいて一対の絞り兼用シャッ
タセクター22を開閉し得るように構成されている。な
お、絞り兼用シャッタセクター22の開閉制御の内容に
ついては動作ないし作用の項で説明する。
【0029】図5〜図7、図8〜図10および図11〜
図13にグループ別に示すのは、いずれも、本考案の特
徴部分を構成するカメラ姿勢固定手段と固定状態検出手
段との構造および作用を説明するための説明図である。
【0030】先ず、図5〜図7に示すグループに属する
カメラ姿勢固定手段31と固定状態検出手段33につい
て説明する。
【0031】31は本考案の特徴部分の一部であるカメ
ラ姿勢固定手段で、例えばカメラ1の下面に設けられた
dなる深さを持つ三脚取付け穴として構成され、その内
面にはそれ自体周知の三脚ねじ31aを有している。
【0032】32は撮影時にカメラ1を固定するための
三脚または雲台(図示せず)の取付ねじ部材で、前述の
三脚取付け穴31に螺合し得るように構成されている。
【0033】33は本考案の特徴部分の他の一部である
固定状態検出手段で、例えば三脚取付け穴31の対向す
る内周面に設けられたフォトインタラプタとして構成さ
れている。
【0034】このフォトインタラプタ33は、左方向
(図上)に発光する発光源部33aとこの発光源部33
aからの検出光を受光する検出受光部33bとから構成
され、その検出出力Vout を総合制御部CPUに出力す
るように構成されている。
【0035】この場合、フォトインタラプタ33は、 (a) カメラ1が三脚の取付ねじ部材32に取付けら
れていない場合には、図5に示すように、発光源部33
aから出射された検出光がそのまま検出受光部33bに
入射して、そのときの検出出力Vout が図7中に示す高
レベル(H信号)になるように、構成されている。
【0036】(b) また、カメラ1が三脚の取付ねじ
部材32に固定されている場合には、図6に示すよう
に、発光源部33aからの検出光が取付ねじ部材32の
頭部で遮断された状態になって、そのときの検出出力V
out が図7中に示す低レベル(L信号)になるように、
構成されている。
【0037】次に、図8〜図10のグループに属するカ
メラ姿勢固定手段としての三脚取付穴31と固定状態検
出手段としてのフォトリフレクタ133について説明す
る。このフォトリフレクタ133は、下向きに発光する
発光源部と、この発光源部から発光された検出光が三脚
の取付ねじ部材32の頭部先端面32aで反射されたと
きに、その反射光を受光する検出受光部(いずれも、図
示せず)とから構成され、その検出出力Vout を総合制
御部CPUに出力するように構成されている。
【0038】この場合、フォトリフレクタ133は、 (c) カメラ1が三脚の取付ねじ部材32に取付けら
れていない場合には、図8に示すように、発光源部から
発光された検出光が下方に出射されたままの状態となっ
て、そのときの検出出力Vout が、図10中に示す低レ
ベル(L信号)になるように構成されている。
【0039】(d) カメラ1が三脚の取付ねじ部材3
2に固定されている場合には、図9に示すように、発光
源部から発光された検出光が取付ねじ部材32の頭部先
端面32aで反射されて検出受光部に入射し、そのとき
の検出出力Vout が図10中に示す高レベル(H信号)
になるように、構成されている。
【0040】さらに、図11〜図13のグループに属す
るカメラ姿勢固定手段としての三脚取付穴31と固定状
態検出手段233について説明する。
【0041】このグループに属する固定状態検出手段2
33は、機械的検出部材233aと機械作動式のスイッ
チ233bとから構成され、カメラ1が三脚に固定され
ているのか否かを機械的な動作で検出して、この検出情
報Vout を総合制御部CPUに出力するように構成され
ている。
【0042】すなわち、機械的検出部材233aは、例
えば三脚取付け穴31の内周壁に三脚取付け穴31に対
して出入可能に設けられており、その先端部分は、取付
ねじ部材32が三脚取付け穴31に取付けられたときに
取付ねじ部材32の頭部によって三脚取付け穴31の内
周壁内に押し込まれるような形状に形成されている。
【0043】なお、この機械的検出部材233aは、適
宜の付勢手段によって常に内方向に付勢されるように構
成されている。
【0044】233bは、この機械的検出部材233a
の出入動作によってオン・オフされる機械作動式のスイ
ッチである。
【0045】この場合、スイッチ233bは、 (e) 機械的検出部材233aの先端部分が三脚取付
け穴31内に突出しているときには、オフ状態を保っ
て、そのときの検出出力Vout が図13中に示す低レベ
ル(L信号)になるように構成され、 (f) 機械的検出部材233aの先端部分が三脚取付
け穴31の内周壁に没入しているときには、オン状態に
なって、そのときの検出出力Vout が図13中に示す高
レベル(信号)になるように、構成されている。
【0046】しかし、いずれの場合にも、カメラ1に三
脚が固定されているのか否かの検出は、固定状態検出手
段33・133・233からのH・L信号を利用して行
うように構成されているから、以下の説明では、図5〜
図7のグループに属する固定状態検出手段33を使用す
る場合を代表例として説明することにする。
【0047】CPUは、撮影シーケンス制御を始めとす
るこのカメラ1に必要な全ての制御を司る総合制御部
で、適正露出演算手段とフラッシュマチック演算手段と
を少なくとも含んでおり、適宜のマイクロコンピュータ
から構成されている。
【0048】そして、例えば自然光による通常撮影モー
ドでの露出制御の場合には、モード選択手段13からの
モード選択信号およびフォトインタラプタ33からのH
・L信号に基づいて、次のように制御するように構成さ
れている。
【0049】(A) カメラ1が通常撮影モードに設定
され、且つ、カメラ1が三脚の取付ねじ部材32に取付
けられていない場合(フォトインタラプタ33からの検
出出力Vout がH信号のとき)には、適正露出演算手段
(図示せず)は、測光手段9からの被写体輝度情報およ
びフィルム感度読取り手段11からのISO情報に基い
てそのときの適正EV値を演算する。さらに、露出制御
手段としてのシャッタ駆動制御手段27は、この適正E
V値に適合する1組の絞り値とシャッタ秒時値との組み
合わせを、例えば図14に示すプログラム線図表の
[1]線図に則って選択して、これに基づいた絞り値と
シャッタ秒時値との組み合わせで絞り兼用シャッタ手段
20を駆動制御する。
【0050】この場合、プログラム線図表の[1]線図
の例では、1/30秒と1/60秒との中間のシャッタ
秒時値で絞り兼用シャッタセクター22が開放となり、
そのときのEV値が9となるように構成されている。
【0051】(B) カメラ1が通常撮影モードに設定
され、且つ、カメラ1が三脚の取付ねじ部材32に固定
されている場合(フォトインタラプタ33からの検出出
力Vout がL信号のとき)には、前述の(A)項の場合
と同様に演算された適正EV値に適合する1組の絞り値
とシャッタ秒時値との組み合わせを、図14に示すプロ
グラム線図表の[2]線図に則って選択し、これに基づ
いた絞り値とシャッタ秒時値との組み合わせで絞り兼用
シャッタ手段20を駆動制御する。
【0052】この場合、プログラム線図表の[2]線図
の例では、1/8秒のシャッタ秒時値で絞り兼用シャッ
タセクター22が開放となり、そのときのEV値が6.
5となるように構成されている。
【0053】このようにカメラ1が通常撮影モードに設
定されているときには、同一のEV値の場合でも、カメ
ラ1が三脚の取付ねじ部材32に固定されているときの
方が絞り値が大きくなるように制御される。
【0054】一方、ストロボ光を利用する閃光撮影モー
ドでの露出制御の場合には、モード選択手段13からの
モード選択信号およびフォトインタラプタ33からのH
・L信号に基づいて、次のように制御するように構成さ
れている。
【0055】(C) カメラ1が閃光撮影モードに設定
され、且つ、カメラ1が三脚の取付ねじ部材32に取付
けられていない場合には、フラッシュマチック演算手段
(図示せず)は、自動測距手段8からの測距情報に基づ
いてガイドナンバー方式に則った絞り値演算を行い、こ
の絞り値を用いて、例えば図16に示すような線図に則
って絞り兼用シャッタ手段20を駆動制御(フラッシュ
マチック制御)し、同時に、同図に示すような発光タイ
ミングX1〜X5でストロボ発光手段10を同調発光さ
せるように制御する。
【0056】この場合、絞り兼用シャッタセクター22
は、そのときの絞り値まで開き、ストロボ発光の直後に
閉じるように制御される。
【0057】(D) カメラ1が閃光撮影モードに設定
され、且つ、カメラ1が三脚の取付ねじ部材32に固定
されている場合には、測光結果を考慮して、(C)項の
場合と同様に演算された絞り値と前述の(A)項の場合
と同様に演算された適正EV値に適合するシャッタ秒時
値とを用いて、例えば図17に示すような線図に則って
絞り兼用シャッタ手段20を駆動制御(スローシンクロ
方式の制御)し、同時に、同図に示すような発光タイミ
ングX1〜X5で、ストロボ発光手段10を同調発光さ
せるように制御する。
【0058】この場合、絞り兼用シャッタセクター22
は、先ずフラッシュマチック演算手段で設定された絞り
値まで開き、ストロボ発光手段10の発光後は、適正E
V値に適合するシャッタ秒時値が経過するまで開き状態
を保ち、その後に閉じるように制御されることになる。
【0059】なお、発光タイミングX1〜X5は、
(C)項および(D)項のいずれの場合でも、測距情報
に基づいて変化することになる。
【0060】また、総合制御部CPUは、測光手段9か
らの被写体輝度情報に基づいて、そのときの被写体輝度
がストロボ発光レベルであるか否かの判定をも行う。
【0061】さらに、自動測距手段8から測距情報が入
力されたときには、この情報に基づいてそのときの撮影
距離を演算し、この演算結果に従って撮影レンズ3をそ
のときの焦点合せ位置に自動的に移動させるように駆動
制御する。
【0062】次に、このように構成された図示実施例の
カメラ1の動作ないし作用について説明する。
【0063】先ず、モード選択手段13が、通常撮影モ
ードに設定されている場合における動作ないし作用を、
図15に示すフローチャート図に従って説明することに
する。
【0064】フィルムパトローネPをカメラ1内に装填
し、フィルムFのリーダー部分をフィルム給送手段12
のフィルム巻上げ機構に係止させてから裏蓋2を閉じ、
この状態でシャッタレリーズ操作部材6を押圧操作する
[ステップ:S1]。
【0065】このような操作を行うと、フィルム感度読
取り手段11がフィルムパトローネPのISO情報を読
み取ってその情報を総合制御部CPUに入力する[ステ
ップ:S2]。
【0066】このとき、同時に自動測距手段8が測距動
作を開始してそのときの測距情報を総合制御部CPUに
入力するから、総合制御部CPUでは、この測距情報に
基づいてそのときの撮影距離を演算する[ステップ:S
3]。
【0067】また、測光手段9も測光動作を開始してそ
のときの被写体輝度情報を総合制御部CPUに入力する
から、総合制御部CPU内の適正露出演算手段では、こ
の被写体輝度情報と前述したフィルム感度読取り手段1
1からのISO情報とに基づいてそのときの適正EV値
を演算する[ステップ:S3およびS5]。
【0068】さて、総合制御部CPUは、固定状態検出
手段33からの検出出力Vout (三脚取付信号)に基づ
いてこの段階でカメラ1に三脚の取付ねじ部材32が取
付けられているのか否かの判断を行うことになる[ステ
ップ:S6]。
【0069】もし、カメラ1が三脚の取付ねじ部材32
に取付けられていない場合には、フォトインタラプタ3
3の発光源部33aからの検出光線がそのまま検出受光
部33bに入射して、その検出出力Vout がH信号にな
るから、総合制御部CPUのフラッシュマチック演算手
段は、測光手段9からの被写体輝度情報およびフィルム
感度読取り手段11からのISO情報に基いてそのとき
の適正EV値を演算し、この適正EV値に適合する1組
の絞り値とシャッタ秒時値との組み合わせを例えば図1
4に示すプログラム線図表の[1]線図(プログラム
1)に則って選択する[ステップ:S7]。
【0070】一方、カメラ1が三脚の取付ねじ部材32
に固定されている場合には、フォトインタラプタ33の
発光源部33aからの検出光線が取付ねじ部材32に遮
断されてその検出出力Vout がL信号になるから、総合
制御部CPUは、演算された適正EV値に適合する1組
の絞り値とシャッタ秒時値との組み合わせを図14に示
すプログラム線図表の[2]線図(プログラム2)に則
って選択する[ステップ:S8]。
【0071】そして、いずれの場合にも、総合制御部C
PUは、このようにして選択された絞り値とシャッタ秒
時値との組み合わせを用いて絞り兼用シャッタ手段20
を駆動制御する[ステップ:S9およびS10]。
【0072】このようにして絞り兼用シャッタ手段20
による露光動作が終了すると、総合制御部CPUは、例
えばその終了信号に基づいてフィルム給送手段12を駆
動制御してフィルムFを所定量だけ巻上げる[ステッ
プ:S11]。
【0073】これで通常撮影モードによる一連の撮影動
作が完了することになるが、図示実施例の通常撮影モー
ドでは、同一のEV値の場合でも、カメラ1が三脚の取
付ねじ部材32に固定されているときの方が絞り値が大
きくなるように制御されることになる。
【0074】次に、モード選択手段13が閃光撮影モー
ドに設定されている場合における動作ないし作用を、図
18に示すフローチャート図に従って説明する。
【0075】裏蓋2を閉じた状態でシャッタレリーズ操
作部材6を押圧操作すると、前述した通常撮影モードの
場合と同様に、フィルム感度読取り手段11からのIS
O情報、自動測距手段8からの測距情報、測光手段9か
らの被写体輝度情報が、それぞれ総合制御部CPUに入
力され、これらに基づいて、総合制御部CPUが、その
ときの撮影距離および適正EV値を演算する[ステッ
プ:S1〜S5]。
【0076】そして、総合制御部CPUは、この段階で
そのときの被写体輝度がストロボ発光レベルであるか否
かの判定を行う[ステップ:S6]。
【0077】そして、もし被写体輝度がストロボ発光レ
ベル以上であるときには、前述した通常撮影モードの場
合と同様に、適正EV値に適合する1組の絞り値とシャ
ッタ秒時値との組み合わせを図14に示すプログラム線
図表の[1]線図または[2]線図から選択し、この選
択された絞り値とシャッタ秒時値との組み合わせでの制
御を決定する[ステップ:S7]。
【0078】一方、被写体輝度がストロボ発光レベル
(以下)にあるときには、総合制御部CPUは、測距情
報に基づいてガイドナンバー方式に則った絞り値と発光
タイミングX1〜X5とを演算する[ステップ:S
8]。
【0079】そして、総合制御部CPUは、この段階で
カメラ1が三脚の取付ねじ部材32に取付けられている
のか否かの判断を行うことになる[ステップ:S9]。
【0080】もし、カメラ1が取付ねじ部材32に取付
けられていない場合には、通常撮影モードの場合と同様
に、フォトインタラプタ33からの検出出力Vout がH
信号になるから、総合制御部CPUは、ガイドナンバー
方式に則った絞り値と図16に示す発光タイミングX1
〜X5とを使用してフラッシュマチック方式での制御を
決定する[ステップ:S10]。
【0081】しかし、カメラ1が取付ねじ部材32に固
定されている場合には、フォトインタラプタ33からの
検出出力Vout がL信号になるから、総合制御部CPU
は、ガイドナンバー方式に則った絞り値と測光結果に基
づいて演算されたシャッタ秒時値とを用いて、図17に
示すような線図を使用した、いわゆるスローシンクロ方
式での制御を決定する[ステップ:S11]。
【0082】その後、総合制御部CPUは、ステップ:
S7、S10、S11のそれぞれの段階で決定された制
御方式に従い、選択された制御方式による絞り値とシャ
ッタ秒時値とをもって絞り兼用シャッタ手段20を駆動
制御する[ステップ:S12〜S13]。
【0083】このようにして絞り兼用シャッタ手段20
による露光動作が終了すると、総合制御部CPUは、例
えばその終了信号に基づいてフィルム給送手段12を駆
動制御してフィルムFを所定量だけ巻上げる[ステッ
プ:S14]。
【0084】これで閃光撮影モードによる一連の撮影動
作が完了することになる。
【0085】以上一実施例について説明したが、本考案
は、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲内で種々に変形実施することが可能である。
【0086】例えば、図示実施例では、カメラ姿勢固定
手段31を三脚取付け穴として構成してあるが、他の形
状・構造のものとして構成することも可能である。
【0087】なお、本考案は、銀塩式カメラの外、電子
スチールカメラやビデオカメラにも適用し得るものであ
る。
【0088】
【考案の効果】以上述べたように、本考案では、カメラ
が三脚などに固定された状態に在るのか否かを検出し得
る固定状態検出手段をカメラ側に設置し、この固定状態
検出手段からの検出情報に応じて、カメラ1の露出制御
の形態を、 (a) 通常撮影モードにおいて手持ち状態で撮影する
ときには、シャッタ優先方式で露出制御を行い、また、
通常撮影モードにおいてカメラを三脚などに固定して撮
影するときには絞り優先方式で露出制御を行うように構
成し、
【0089】(b) 一方、閃光撮影モードにおいて手
持ち状態で撮影するときにはフラッシュマチック方式で
露出制御を行い、また、閃光撮影モードにおいてカメラ
を三脚などに固定して撮影するときにはスローシンクロ
方式で露出制御を行うように、構成したため、
【0090】通常撮影モードの場合には、手持ち状態で
は手振れ現象を防止し得る高速秒時を使って撮影するこ
とが可能になり、また、カメラを三脚などに固定して撮
影するときには、手振れ現象を気にせずにピントの合う
範囲を広く設定した状態で撮影することが可能になっ
た。
【0091】また、閃光撮影モードの場合には、手持ち
状態では通常のフラッシュマチック制御による撮影が可
能になり、また、カメラを三脚などに固定して撮影する
ときには、比較的近距離から遠距離に位置する背景まで
も適正露出で撮影することが可能になった。
【0092】その結果、いずれの場合にも、遠距離に位
置する背景と近距離に位置する人物とを共にピントずれ
が少なく、適正露出で撮影することが出来るようにな
り、より高い品質の写真が得られるカメラを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のカメラに係る一実施例の基本構成を示
すブロック図である。
【図2】図1に示すカメラの基本構成を制御系統を含め
てさらに詳細に示す制御・構成ブロック図である。
【図3】本考案に係るカメラを前斜め上方から見たとき
の前側斜視図である。
【図4】同カメラを後斜め下方から見たときの後側斜視
図である。
【図5】本考案の特徴部分である固定状態検出手段の第
一例に係るもので、カメラが三脚に取付けられていない
状態における三脚取付け穴部分の構成を示す断面図であ
る。
【図6】カメラが三脚などに固定されている状態におけ
る三脚取付け穴部分の構成を示す断面図である。
【図7】図5、図6に示す固定状態検出手段からの出力
の変化を示す出力状態図である。
【図8】固定状態検出手段の第二例に係るもので、カメ
ラが三脚に取付けられていない状態における三脚取付け
穴部分の構成を示す断面図である。
【図9】図8と異なりカメラが三脚などに固定されてい
る状態における三脚取付け穴部分の構成を示す断面図で
ある。
【図10】図8、図9に示す固定状態検出手段からの出
力の変化を示す出力状態図ある。
【図11】固定状態検出手段の第三例に係るもので、カ
メラが三脚に取付けられていない状態における三脚取付
け穴部分の構成を示す断面図である。
【図12】図11とは異なりカメラが三脚などに固定さ
れている状態における三脚取付け穴部分の構成を示す断
面図である。
【図13】図11、図12に示す固定状態検出手段から
の出力の変化を示す出力状態図である。
【図14】図1に示すカメラにおける通常撮影モード時
の露出制御に用いる絞り値−シャッタ秒時値のプログラ
ム線図である。
【図15】図1に示すカメラにおける通常撮影モード時
のフローチャート図である。
【図16】図1に示すカメラに三脚が取りつけられてい
ない場合における閃光撮影モード時の絞り兼用シャッタ
セクターの露光時の開口状態を示す露光線図である。
【図17】図1に示すカメラに三脚が取りつけられてい
る場合における閃光撮影モード時の絞り兼用シャッタセ
クターの露光時の開口状態を示す露光線図である。
【図18】図1に示すカメラにおける閃光撮影モード時
のフローチャート図である。
【符号の説明】
F フィルム P パトローネ CPU 総合制御部 1 カメラ 2 裏蓋 3 撮影レンズ 4 対物レンズ 5 接眼レンズ 6 シャッタレリーズ操作部材 7 状態表示手段 8 自動測距手段 8a 投光部 8b 受光部 9 測光手段 10 ストロボ発光手段 11 フィルム感度読取り手段 12 フィルム給送手段 12a 給送モータ 12b 給送モータ駆動手段 13 モード選択手段 20 絞り兼用シャッタ手段 22 絞り兼用シャッタセクター 24 駆動レバー 25 シャッタ駆動モータ 26 回転連動部材 26a 連動ピン 27 シャッタ駆動制御手段 31 カメラ姿勢固定手段(三脚取付け穴) 31a 三脚ねじ 32 三脚または雲台の取付ねじ部材 32a 頭部先端面 33 固定状態検出手段(フォトインタラプタ) 33a 発光源部 33b 検出受光部 133 固定状態検出手段(フォトリフレクタ) 233 固定状態検出手段(機械作動式) 233a 機械的検出部材 233b 機械作動式のスイッチ X1〜X5 発光タイミング

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影時に三脚で代表される不動対象物に
    カメラを固定し得るカメラ姿勢固定手段と、このカメラ
    姿勢固定手段にカメラを固定した状態に在るのか否かを
    検出する固定状態検出手段と、被写体の輝度を測光する
    測光手段と、この測光手段からの測光情報に基づいてそ
    のときの適正EV値を演算する適正露出演算手段と、前
    記固定状態検出手段からの情報に基づき、カメラが固定
    状態に設定されている場合と非固定状態に設定されてい
    る場合とで、設定する絞り値とシャッタ秒時値との組合
    わせを、前記適正EV値の範囲内において異ならせるよ
    うに設定する露出制御手段とを有し、カメラが固定状態
    に設定されているときには、前記露出制御手段が、その
    ときの絞り値をカメラが非固定状態に設定されていると
    きの絞り値よりも、大きい絞り値に設定するように構成
    したことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 撮影時に三脚で代表される不動対象物に
    カメラを固定し得るカメラ姿勢固定手段と、このカメラ
    姿勢固定手段にカメラを固定した状態に在るのか否かを
    検出する固定状態検出手段と、被写体の輝度を測光する
    測光手段と、この測光手段からの測光情報に基づいてそ
    のときの適正EV値を演算する適正露出演算手段と、被
    写体までの距離を自動的に測距し得る自動測距手段と、
    ストロボ発光手段と、ストロボ発光手段による撮影のと
    きには、ストロボ発光手段のガイドナンバーと撮影距離
    とに基づいて閃光撮影時の絞り値を演算するフラッシュ
    マチック演算手段と、前記固定状態検出手段からの情報
    と自動測距手段からの測距情報とに基づき、カメラが固
    定状態に設定されている場合と非固定状態に設定されて
    いる場合とで、少なくともシャッタ秒時値を異ならせる
    ように設定する露出制御手段とを有するように構成した
    ことを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 カメラが固定状態に設定されているとき
    には、前記露出制御手段が、少なくともそのときのシャ
    ッタ秒時値をカメラが非固定状態に設定されているとき
    のシャッタ秒時値よりも長いシャッタ秒時値に設定する
    ように構成したことを特徴とする請求項2に記載のカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 前記カメラ姿勢固定手段を三脚取付け穴
    として構成し、前記固定状態検出手段を、三脚取付け穴
    に取付けねじ部材が取り付けられているか否かを検出し
    得る構造の検出手段として構成したことを特徴とする請
    求項1または2のいずれかに記載のカメラ。
JP1991080316U 1991-09-07 1991-09-07 カメラ Expired - Lifetime JP2588211Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991080316U JP2588211Y2 (ja) 1991-09-07 1991-09-07 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991080316U JP2588211Y2 (ja) 1991-09-07 1991-09-07 カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0525428U JPH0525428U (ja) 1993-04-02
JP2588211Y2 true JP2588211Y2 (ja) 1999-01-06

Family

ID=13714856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991080316U Expired - Lifetime JP2588211Y2 (ja) 1991-09-07 1991-09-07 カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2588211Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0525428U (ja) 1993-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6473568B2 (en) Camera having illumination device and control function for same
JPH02254432A (ja) オートフオーカスカメラ
JP2759836B2 (ja) カメラのセルフ撮影方法
US6314243B1 (en) Electronic flash light-emission controlling method and apparatus and camera
JP2588211Y2 (ja) カメラ
JPH07199261A (ja) カメラの像振れ補正装置
JP3103620B2 (ja) 露光間ズ−ミング装置を有するカメラ
US6597866B2 (en) Camera for taking a picture in a good focus condition
JP2683132B2 (ja) カメラのセルフ撮影方法及び装置
JP4074799B2 (ja) カメラ
US6744981B2 (en) Camera with diaphragm restriction clearing section
JP3204116B2 (ja) 光学装置
JPH0560967A (ja) カメラ
JP2604913B2 (ja) ストロボ内蔵カメラ
JPH0553186A (ja) カメラ
JP2769701B2 (ja) 多重露出装置を有するカメラ
US6356714B1 (en) Electronic flash light-emission controlling method and apparatus and camera
JP4428882B2 (ja) カメラ
JP3013400B2 (ja) Ttl自動調光カメラ
JP2899839B2 (ja) 赤外線フイルム用カメラ
JP2630967B2 (ja) 自動焦点装置
JPH0720664Y2 (ja) 小型カメラの絞り制御装置
JP3025039B2 (ja) オートフォーカスカメラ
JPH05173056A (ja) 特殊撮影機能付カメラ
JP3333459B2 (ja) 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term