JP2769701B2 - 多重露出装置を有するカメラ - Google Patents
多重露出装置を有するカメラInfo
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- JP2769701B2 JP2769701B2 JP63247723A JP24772388A JP2769701B2 JP 2769701 B2 JP2769701 B2 JP 2769701B2 JP 63247723 A JP63247723 A JP 63247723A JP 24772388 A JP24772388 A JP 24772388A JP 2769701 B2 JP2769701 B2 JP 2769701B2
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- lens
- mirror
- circuit
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Shutter-Related Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、与め多重露出の回数を設定できるように
し、フィルムの同一画面に複数回の露出を行わせ、動き
のある被写体を撮影し、その移動量を測定できるカメラ
に関する。
し、フィルムの同一画面に複数回の露出を行わせ、動き
のある被写体を撮影し、その移動量を測定できるカメラ
に関する。
(従来の技術) 従来から、ゴルフスイングの分解写真を同一画面上に
多重露出撮影で得る場合、腕とクラブは動くが、主被写
体である人物はほとんど動かないため、主被写体の露出
オーバーをさける目的で適正露出量の多重露出回数分の
1の露出量で各回の撮影を行うものに特公昭62−39406
号(引例)が知られている。
多重露出撮影で得る場合、腕とクラブは動くが、主被写
体である人物はほとんど動かないため、主被写体の露出
オーバーをさける目的で適正露出量の多重露出回数分の
1の露出量で各回の撮影を行うものに特公昭62−39406
号(引例)が知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この引例は、多重露出の各回の撮影の
ためのシャッタ動作間の間隔、つまりシャッタが閉成し
て次のシャッタが開きはじめるまでの間隔は一定であ
り、シャッタの開閉時間だけが被写体の測光値によって
変化するため、多重露出の第1回目が始じまり、最終回
の露出が終了するまでの多重撮影期間は被写体の測光値
によって変化するものであった。
ためのシャッタ動作間の間隔、つまりシャッタが閉成し
て次のシャッタが開きはじめるまでの間隔は一定であ
り、シャッタの開閉時間だけが被写体の測光値によって
変化するため、多重露出の第1回目が始じまり、最終回
の露出が終了するまでの多重撮影期間は被写体の測光値
によって変化するものであった。
したがって、多重露出回数が同一であっても、被写体
の明るさによって多重撮影期間が変化するため、被写体
の動きの分解写真は撮影できても、動体がどのくらいの
時間で移動しているかはわからなかった。
の明るさによって多重撮影期間が変化するため、被写体
の動きの分解写真は撮影できても、動体がどのくらいの
時間で移動しているかはわからなかった。
(課題を解決するための手段) 上述の事情に鑑み、本発明は、被写体の明るさが基準
測光値より明るい場合は、第1回目のシャッタ開成開始
時間からN回目のシャッタ開成開始までの時間を一定と
し、多重露出各回のシャッタ閉成から次のシャッタ開成
がはじまるまでの間隔を測光値と多重回数とにより可変
となすことにより、撮影した画面上の移動物体がどの位
置で分割撮影されているかにより動体の移動時間を測定
できるようになしたものである。
測光値より明るい場合は、第1回目のシャッタ開成開始
時間からN回目のシャッタ開成開始までの時間を一定と
し、多重露出各回のシャッタ閉成から次のシャッタ開成
がはじまるまでの間隔を測光値と多重回数とにより可変
となすことにより、撮影した画面上の移動物体がどの位
置で分割撮影されているかにより動体の移動時間を測定
できるようになしたものである。
(実施例) 以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説
明する。
明する。
第1図は本発明に係るカメラの一実施例を示すブロッ
ク図、第2図は本発明による撮影動作を説明する流れ
図、第3図は本発明を適用して好適な小型一眼レフカメ
ラを例示する概略側断面図、第4図はシャッタ開閉図で
ある。
ク図、第2図は本発明による撮影動作を説明する流れ
図、第3図は本発明を適用して好適な小型一眼レフカメ
ラを例示する概略側断面図、第4図はシャッタ開閉図で
ある。
これらの図において、まず、全体を符号1で示す小型
一眼レフカメラの外観を、第3図を用いて簡単に説明す
ると、このカメラ1は、その前、後面部の一方向(幅方
向)を薄型に形成する略箱形形状を呈し縦型として使用
されるカメラ本体2を備えている。また、この本体前面
部2a上端部には、ストロボユニット3を構成するストロ
ボ発光部3aが、この前面部2aを上下方向中央で下方寄り
部分には、四群の撮影レンズ系からなるズーム式撮影レ
ンズ4がそれぞれ露呈して設けられている。なお、5は
カメラ本体2前側下端部分にストロボユニット3、ズー
ム式撮影レンズ4と平行して内設されている各種電子機
構部品の動力源となるバッテリ(電池)である。さら
に、本体2背面部上端側には、撮影レンズ4を介して視
野を決定するためのファインダ部6(接眼レンズ)が設
けられ、またその下側は開閉自在な蓋体7で閉塞される
開口部とされ、その内側のフィルム装填部8に対しロー
ルフィルム9を収容したパトローネ9aを装填または取外
し可能になっている。
一眼レフカメラの外観を、第3図を用いて簡単に説明す
ると、このカメラ1は、その前、後面部の一方向(幅方
向)を薄型に形成する略箱形形状を呈し縦型として使用
されるカメラ本体2を備えている。また、この本体前面
部2a上端部には、ストロボユニット3を構成するストロ
ボ発光部3aが、この前面部2aを上下方向中央で下方寄り
部分には、四群の撮影レンズ系からなるズーム式撮影レ
ンズ4がそれぞれ露呈して設けられている。なお、5は
カメラ本体2前側下端部分にストロボユニット3、ズー
ム式撮影レンズ4と平行して内設されている各種電子機
構部品の動力源となるバッテリ(電池)である。さら
に、本体2背面部上端側には、撮影レンズ4を介して視
野を決定するためのファインダ部6(接眼レンズ)が設
けられ、またその下側は開閉自在な蓋体7で閉塞される
開口部とされ、その内側のフィルム装填部8に対しロー
ルフィルム9を収容したパトローネ9aを装填または取外
し可能になっている。
ここで、上述したズーム式撮影レンズ4は、鏡胴14内
にレンズ枠を介して設けられた四群の撮影レンズ4a,4b,
4c,4dを有し、かつその第3のレンズ4cは鏡胴14に対し
固定して設けられ、残りの三群4a,4b,4dは軸線方向に摺
動動作自在に設けられ、望遠/広角に至るズーミング駆
動を行なうとともに、第1のレンズ4aは、後述するAFセ
ンサからの信号により駆動されて自動焦点合せ(オート
フォーカス)を行なうような構成とされている。そし
て、上述したレンズ系のうち固定側である第3のレンズ
4cの前面側にはプログラム式電子シャッタによるレンズ
シャッタ11が設けられている。なお、この例示したカメ
ラ1では、薄型箱体形状のカメラ本体2内にズーム式撮
影レンズ4を固定的に内設しており、さらにフィルム装
填部8、ファインダ光学系12、主ミラー13等を適宜効率
よくカメラ本体2内に内設することで、その小型かつコ
ンパクト化を図っている。ここで、上述したレンズシャ
ッタ11は、常時は開放状態に置かれるとともにレリーズ
操作時においてミラーアップ前に閉塞され、かつシャッ
タ動作が終了しミラーダウンが行なわれてから開放され
るように動作する。
にレンズ枠を介して設けられた四群の撮影レンズ4a,4b,
4c,4dを有し、かつその第3のレンズ4cは鏡胴14に対し
固定して設けられ、残りの三群4a,4b,4dは軸線方向に摺
動動作自在に設けられ、望遠/広角に至るズーミング駆
動を行なうとともに、第1のレンズ4aは、後述するAFセ
ンサからの信号により駆動されて自動焦点合せ(オート
フォーカス)を行なうような構成とされている。そし
て、上述したレンズ系のうち固定側である第3のレンズ
4cの前面側にはプログラム式電子シャッタによるレンズ
シャッタ11が設けられている。なお、この例示したカメ
ラ1では、薄型箱体形状のカメラ本体2内にズーム式撮
影レンズ4を固定的に内設しており、さらにフィルム装
填部8、ファインダ光学系12、主ミラー13等を適宜効率
よくカメラ本体2内に内設することで、その小型かつコ
ンパクト化を図っている。ここで、上述したレンズシャ
ッタ11は、常時は開放状態に置かれるとともにレリーズ
操作時においてミラーアップ前に閉塞され、かつシャッ
タ動作が終了しミラーダウンが行なわれてから開放され
るように動作する。
また、15,16は図示しない操作釦からの信号等により
ズーミング駆動を行なうパワーズームドライバおよびAF
ドライバで、これら両ドライバ15,16は各レンズを駆動
するためのモータおよびその制御系で構成され、それぞ
れのモータからの回転伝達系が前記鏡胴14側のズームリ
ングおよび測距リング(共に図示せず)側に連結されて
いる。なお、上述した四群のレンズ系のうち,適宜のレ
ンズ(第3のレンズ4cを除く)を駆動することで、各ド
ライバ15,16によるズームあるいは合焦が行なえる。
ズーミング駆動を行なうパワーズームドライバおよびAF
ドライバで、これら両ドライバ15,16は各レンズを駆動
するためのモータおよびその制御系で構成され、それぞ
れのモータからの回転伝達系が前記鏡胴14側のズームリ
ングおよび測距リング(共に図示せず)側に連結されて
いる。なお、上述した四群のレンズ系のうち,適宜のレ
ンズ(第3のレンズ4cを除く)を駆動することで、各ド
ライバ15,16によるズームあるいは合焦が行なえる。
また、この例では、薄型箱体形状のカメラ本体2前側
で撮影レンズ4上、下両側のスペース内に、ストロボユ
ニット3,バッテリ5、さらに撮影レンズ4を駆動するパ
ワーズームドライバ15、AFドライバ16等を適宜並設して
配設することで上述したカメラ本体2内のスペースを効
率よく利用するようにしており、小型カメラ1をより一
層効果的に構成し得る。
で撮影レンズ4上、下両側のスペース内に、ストロボユ
ニット3,バッテリ5、さらに撮影レンズ4を駆動するパ
ワーズームドライバ15、AFドライバ16等を適宜並設して
配設することで上述したカメラ本体2内のスペースを効
率よく利用するようにしており、小型カメラ1をより一
層効果的に構成し得る。
一方、カメラ本体2後側には、撮影レンズ4背面側に
露光面を臨ませた状態でロールフィルム9を走行させる
とともにその上、下方向の両側にパトローネ収納部およ
び巻上スプールを有する前記フィルム装填部8が設けら
れ、その巻上げスプール側にはフィルム9の巻上げ、巻
戻しを行なう駆動モータ10が内蔵され、モータドライブ
としての機能を有している。さらに、その上方には撮影
レンズ4を通る光路を主ミラー13を介して導くファイン
ダ光学系12で撮影視野を決定するためのファインダ部6
が設けられている。
露光面を臨ませた状態でロールフィルム9を走行させる
とともにその上、下方向の両側にパトローネ収納部およ
び巻上スプールを有する前記フィルム装填部8が設けら
れ、その巻上げスプール側にはフィルム9の巻上げ、巻
戻しを行なう駆動モータ10が内蔵され、モータドライブ
としての機能を有している。さらに、その上方には撮影
レンズ4を通る光路を主ミラー13を介して導くファイン
ダ光学系12で撮影視野を決定するためのファインダ部6
が設けられている。
ここで、ファインダ光学系12を説明すると、主ミラー
13はフィルム装填部8中央部前側に開閉自在に軸支され
て設けられており、常時はそのミラー枠17がフィルム感
光面を蛇腹状フード17aと協動して遮光することで、撮
影レンズ4からの光路を主ミラー13によりカメラ本体2
の斜め上方に反射させて導くような構成とされる。ま
た、開放時には主ミラー13はミラー枠17と共に図中想像
線で示す位置まで回動し、これによりフィルム感光面に
撮影レンズ4を介して光束が到達し、撮影が行なわれる
ことは勿論である。
13はフィルム装填部8中央部前側に開閉自在に軸支され
て設けられており、常時はそのミラー枠17がフィルム感
光面を蛇腹状フード17aと協動して遮光することで、撮
影レンズ4からの光路を主ミラー13によりカメラ本体2
の斜め上方に反射させて導くような構成とされる。ま
た、開放時には主ミラー13はミラー枠17と共に図中想像
線で示す位置まで回動し、これによりフィルム感光面に
撮影レンズ4を介して光束が到達し、撮影が行なわれる
ことは勿論である。
さらに、このファインダ光学系12は、第1焦点面を構
成する第1のレンズ系18、リレーレンズ18b、ストロボ
ユニット3背面側に配設された反射ミラー12a、さらに
第2焦点面を構成する第2のレンズ系18cからなり、こ
の第2のレンズ系18c前側には撮影時においてファイン
ダ部6からの逆光がフィルム感光面に導入されるのを阻
止するアイピースシャッタ19が配設されている。すなわ
ち、ロールフィルム9の走行方向と平行して巻上スプー
ル室側面部近傍にファインダ接眼部6を設けているた
め、従来よりも第1焦点面18aからファインダ接眼部6
までの光路長が長くなることから、その光路途中にリレ
ーレンズ18bを設けることで第2焦点面18cを設けてい
る。
成する第1のレンズ系18、リレーレンズ18b、ストロボ
ユニット3背面側に配設された反射ミラー12a、さらに
第2焦点面を構成する第2のレンズ系18cからなり、こ
の第2のレンズ系18c前側には撮影時においてファイン
ダ部6からの逆光がフィルム感光面に導入されるのを阻
止するアイピースシャッタ19が配設されている。すなわ
ち、ロールフィルム9の走行方向と平行して巻上スプー
ル室側面部近傍にファインダ接眼部6を設けているた
め、従来よりも第1焦点面18aからファインダ接眼部6
までの光路長が長くなることから、その光路途中にリレ
ーレンズ18bを設けることで第2焦点面18cを設けてい
る。
また、上述したカメラ1においてファインダ光学系12
の途中に配設される反射ミラー12aをハーフミラーで構
成するとともに、その背面側に測光用の集光レンズ20a
を介して測光センサ20が設けられている。このような構
成とすると、中央部重点測光を可能とする測光機構部が
安価に構成し得る。
の途中に配設される反射ミラー12aをハーフミラーで構
成するとともに、その背面側に測光用の集光レンズ20a
を介して測光センサ20が設けられている。このような構
成とすると、中央部重点測光を可能とする測光機構部が
安価に構成し得る。
一方、主ミラー13をハーフミラーとするとともにその
背面側に位置するようにして測距用のサブミラー17b
を、測距時にフィルム露光防止可能な構成とされるミラ
ー枠17に一体的に固定し、さらにこのサブミラー17bで
反射された撮影レンズ4からの光路の一部を、斜め下方
でバッテリ5の背面側に配設された測距センサ21側に導
くことで、オートフォーカス機能を発揮させ得るような
構成とした場合を示している。これは、このような一眼
レフカメラ1においてTTL測距方式を採用する場合、距
離センサ21に光束を導くために観察用ミラー背面側に折
畳み可能なサブミラーを設置することが一般に行なわれ
るが、このサブミラーを可動式とするとその精度が不安
定となるばかりでなく、観察時の遮光を考慮しなければ
ならず、またサブミラーを固定式とすると、開放時にフ
ィルム露光面への光束をカットしてしまうという問題を
もつためである。
背面側に位置するようにして測距用のサブミラー17b
を、測距時にフィルム露光防止可能な構成とされるミラ
ー枠17に一体的に固定し、さらにこのサブミラー17bで
反射された撮影レンズ4からの光路の一部を、斜め下方
でバッテリ5の背面側に配設された測距センサ21側に導
くことで、オートフォーカス機能を発揮させ得るような
構成とした場合を示している。これは、このような一眼
レフカメラ1においてTTL測距方式を採用する場合、距
離センサ21に光束を導くために観察用ミラー背面側に折
畳み可能なサブミラーを設置することが一般に行なわれ
るが、このサブミラーを可動式とするとその精度が不安
定となるばかりでなく、観察時の遮光を考慮しなければ
ならず、またサブミラーを固定式とすると、開放時にフ
ィルム露光面への光束をカットしてしまうという問題を
もつためである。
以上の構成による小型一眼レフカメラ1によれば、薄
型形状によるカメラ本体2内に選別した各種機構部品を
効率より配設し、全体の小型、軽量かつコンパクト化を
達成するようにしている。
型形状によるカメラ本体2内に選別した各種機構部品を
効率より配設し、全体の小型、軽量かつコンパクト化を
達成するようにしている。
さて、本発明によれば、上述したカメラ1構成におい
て、第1図のISO情報20によるフィルム感度情報と測光
情報21とから、CPU(中央処理装置)22で演算され、シ
ャッタ駆動回路23を介してプログラム式レンズシャッタ
11が駆動される。このレンズシャッタ11は、具体的構成
は省略するが、シャッタ駆動回路23からシャッタ開成信
号により開成し、シャッタ閉成信号によりモータ11bを
回動して閉成される。シャッタ閉成完了信号はライン11
cを介してシャッタ制御回路26に送られる。
て、第1図のISO情報20によるフィルム感度情報と測光
情報21とから、CPU(中央処理装置)22で演算され、シ
ャッタ駆動回路23を介してプログラム式レンズシャッタ
11が駆動される。このレンズシャッタ11は、具体的構成
は省略するが、シャッタ駆動回路23からシャッタ開成信
号により開成し、シャッタ閉成信号によりモータ11bを
回動して閉成される。シャッタ閉成完了信号はライン11
cを介してシャッタ制御回路26に送られる。
ここで第1図の構成をさらに詳細に説明すると、ま
ず、図示しない手段でシングルショット(S)か又は多
重露出撮影(M)に設定すると、モード信号24が、CPU2
2、露出間隔設定回路25、及びシャッタ制御回路26に入
力され、各回路を各モードにセットする。
ず、図示しない手段でシングルショット(S)か又は多
重露出撮影(M)に設定すると、モード信号24が、CPU2
2、露出間隔設定回路25、及びシャッタ制御回路26に入
力され、各回路を各モードにセットする。
多重撮影モードに設定されている場合、その最初の撮
影開始から最終回の撮影開始までの期間は多重期間設定
回路27で設定することができ、その信号は露出間隔設定
回路25に入力される。
影開始から最終回の撮影開始までの期間は多重期間設定
回路27で設定することができ、その信号は露出間隔設定
回路25に入力される。
露出間隔設定回路25は、多重撮影モードに設定されて
いる場合には、ISO情報20と測光情報21によるCPU22の演
算出力を取込み、各撮影間の露出間隔時間信号をシャッ
タ制御回路26に入力する。
いる場合には、ISO情報20と測光情報21によるCPU22の演
算出力を取込み、各撮影間の露出間隔時間信号をシャッ
タ制御回路26に入力する。
シャッタ制御回路26は、内部にカウンタ回路を有し、
シャッタ11からの第1回目のシャッタ閉成完了信号はラ
イン26aを介してCPU22に送られ、ミラー駆動回路28を駆
動してミラーを上昇させるが、シングルショットモード
の時、第2回目のシャッタ閉成信号はシャッタ閉成最終
信号としてライン26bを介してCPU22に送られ、モータド
ライブ回路29を駆動してフィルム巻上を行わせる。多重
撮影モードのときは、モード信号24により設定された多
重撮影回数におうじた数をカウンタ回路にセットし、シ
ャッタ11からのシャッタ閉成信号におうじてカウンタ回
路を減算し、残余の回数の撮影を露出間隔信号に基い
て、シャッタ駆動回路23に出力信号を与えるとともに、
最終のシャッタ閉成完了信号をライン26bを介してCPU22
に送る。
シャッタ11からの第1回目のシャッタ閉成完了信号はラ
イン26aを介してCPU22に送られ、ミラー駆動回路28を駆
動してミラーを上昇させるが、シングルショットモード
の時、第2回目のシャッタ閉成信号はシャッタ閉成最終
信号としてライン26bを介してCPU22に送られ、モータド
ライブ回路29を駆動してフィルム巻上を行わせる。多重
撮影モードのときは、モード信号24により設定された多
重撮影回数におうじた数をカウンタ回路にセットし、シ
ャッタ11からのシャッタ閉成信号におうじてカウンタ回
路を減算し、残余の回数の撮影を露出間隔信号に基い
て、シャッタ駆動回路23に出力信号を与えるとともに、
最終のシャッタ閉成完了信号をライン26bを介してCPU22
に送る。
ミラー駆動回路28はCPU22の指令に基いて、図示しな
いモータを駆動して主ミラー13の上昇、下降駆動を行
い、上昇完了信号及び下降完了信号をCPU22に送る。
いモータを駆動して主ミラー13の上昇、下降駆動を行
い、上昇完了信号及び下降完了信号をCPU22に送る。
モータドライブ回路29は、CPU22の指令に基いて、フ
ィルム巻上を行い、その完了信号をCPU22及びシャッタ
制御回路26に送る。
ィルム巻上を行い、その完了信号をCPU22及びシャッタ
制御回路26に送る。
次に本発明の動作を第2図、第4図により説明する。
操作者がシングルショットモードを選択すると、モー
ド信号24はCPU22と、シャッタ制御回路26に入力され
る。
ド信号24はCPU22と、シャッタ制御回路26に入力され
る。
レリーズ信号30がCPU22に入力されると、CPU22は閉成
信号を出し、このため、常時開放していたシャッタ11は
閉成し、ライン11cを通って閉成完了信号がシャッタ制
御回路26に送られる。この閉成完了信号はライン26aを
通ってCPU22に送られ、ミラーを上昇させる(101)。次
にISO情報20と測光情報21からシャッタ速度が演算(10
2)され、多重カウンタを1と設定(103)する。そし
て、多重露出モードかどうかの判断(106)がされ、シ
ングルショットモードの場合は、CPU22は出力端16から
出力信号を送り、ミラー駆動回路28を駆動してミラーを
上昇させ、ミラーが上昇を完了すると上昇完了信号がCP
U22の入力端1に送られ、CPU22はISO情報20と測光情報2
1からきめられる露出信号を出力端14からシャッタ駆動
回路23に送られ、シャッタ11を駆動する(107)。シャ
ッタ11の閉成完了信号はライン11cを介してシャッタ制
御回路26の多重カウンタをゼロとする(108)。このカ
ウンタがゼロとなると、ライン26aは閉じられ、ライン2
6bが開とされ、このライン26bを介して出力信号が閉成
完了信号としてCPU22に入力される。ここで多重カウン
タがゼロであるかどうかの判断(109)がされ、ゼロで
あれば、CPU22の出力端13はモータドライブ回路29に出
力信号を送り、該回路29を駆動してフィルムを巻上げ
(110)、巻上が完了すると完了信号がライン29aを介し
てシャッタ制御回路26及びCPU22に送られ、ミラーを下
降させ、シャッタを開とする(114)。
信号を出し、このため、常時開放していたシャッタ11は
閉成し、ライン11cを通って閉成完了信号がシャッタ制
御回路26に送られる。この閉成完了信号はライン26aを
通ってCPU22に送られ、ミラーを上昇させる(101)。次
にISO情報20と測光情報21からシャッタ速度が演算(10
2)され、多重カウンタを1と設定(103)する。そし
て、多重露出モードかどうかの判断(106)がされ、シ
ングルショットモードの場合は、CPU22は出力端16から
出力信号を送り、ミラー駆動回路28を駆動してミラーを
上昇させ、ミラーが上昇を完了すると上昇完了信号がCP
U22の入力端1に送られ、CPU22はISO情報20と測光情報2
1からきめられる露出信号を出力端14からシャッタ駆動
回路23に送られ、シャッタ11を駆動する(107)。シャ
ッタ11の閉成完了信号はライン11cを介してシャッタ制
御回路26の多重カウンタをゼロとする(108)。このカ
ウンタがゼロとなると、ライン26aは閉じられ、ライン2
6bが開とされ、このライン26bを介して出力信号が閉成
完了信号としてCPU22に入力される。ここで多重カウン
タがゼロであるかどうかの判断(109)がされ、ゼロで
あれば、CPU22の出力端13はモータドライブ回路29に出
力信号を送り、該回路29を駆動してフィルムを巻上げ
(110)、巻上が完了すると完了信号がライン29aを介し
てシャッタ制御回路26及びCPU22に送られ、ミラーを下
降させ、シャッタを開とする(114)。
多重期間27が所定期間に設定され、多重撮影回数がN
回と設定されている場合、CPU22にレリーズ信号が入来
すると、前述の(101)から(103)の動作の後に、多重
モードかどうかの判断(106)がされ、多重露出モード
の場合は、多重カウンタをnにセットし(111)、露出
間隔設定回路25により露出間隔が演算され(112)、ミ
ラーを駆動し、上昇完了後シャッタ制御回路26の多重時
の分割露出条件にしたがって、シャッタを駆動し(10
7)、シャッタ11からの閉成信号を受け多重カウンタは
1を減じ(108)、多重カウンタがゼロかどうかを判断
し(109)、ゼロでない場合は、シャッタ制御回路26の
条件にしたがって、時間間隔を待って(113)、シャッ
タを駆動する。多重カウンタがゼロになると(109)、
ライン26bを介してCPU22に完了信号が入り、モータドラ
イブ回路29を駆動(110)し、巻上完了信号によりミラ
ーを下降させ、シャッタを開とする。
回と設定されている場合、CPU22にレリーズ信号が入来
すると、前述の(101)から(103)の動作の後に、多重
モードかどうかの判断(106)がされ、多重露出モード
の場合は、多重カウンタをnにセットし(111)、露出
間隔設定回路25により露出間隔が演算され(112)、ミ
ラーを駆動し、上昇完了後シャッタ制御回路26の多重時
の分割露出条件にしたがって、シャッタを駆動し(10
7)、シャッタ11からの閉成信号を受け多重カウンタは
1を減じ(108)、多重カウンタがゼロかどうかを判断
し(109)、ゼロでない場合は、シャッタ制御回路26の
条件にしたがって、時間間隔を待って(113)、シャッ
タを駆動する。多重カウンタがゼロになると(109)、
ライン26bを介してCPU22に完了信号が入り、モータドラ
イブ回路29を駆動(110)し、巻上完了信号によりミラ
ーを下降させ、シャッタを開とする。
(効果) 以上、説明したように本発明は、多重露出の最初の露
出開始から最終露出の開始までを一定時間としているた
め、動体の分割写真だけでなく、動体の移動時間をも測
定することができる。
出開始から最終露出の開始までを一定時間としているた
め、動体の分割写真だけでなく、動体の移動時間をも測
定することができる。
第1図は本発明に係るカメラの一実施例を示すブロック
図、第2図は本発明による撮影動作を説明するための流
れ図、第3図は本発明を適用して好適な小型一眼レフカ
メラを例示する概略側断面図、第4図はシャッタ開閉図
である。 1……小型一眼レフカメラ、2……カメラ本体、4……
ズーム式撮影レンズ、11……プログラム式レンズシャッ
タ、11a……シャッタ羽根、11b……シャッタ駆動用モー
タ、13……主ミラー、15……AFドライブ、20……ISO情
報、21……測光情報、22……CPU、23……シャッタ駆動
回路、24……モード信号、25……露出間隔設定回路、26
……シャッタ制御回路、27……多重期間設定回路、28…
…ミラー駆動回路、29……モータドライブ回路、30……
レリーズ信号
図、第2図は本発明による撮影動作を説明するための流
れ図、第3図は本発明を適用して好適な小型一眼レフカ
メラを例示する概略側断面図、第4図はシャッタ開閉図
である。 1……小型一眼レフカメラ、2……カメラ本体、4……
ズーム式撮影レンズ、11……プログラム式レンズシャッ
タ、11a……シャッタ羽根、11b……シャッタ駆動用モー
タ、13……主ミラー、15……AFドライブ、20……ISO情
報、21……測光情報、22……CPU、23……シャッタ駆動
回路、24……モード信号、25……露出間隔設定回路、26
……シャッタ制御回路、27……多重期間設定回路、28…
…ミラー駆動回路、29……モータドライブ回路、30……
レリーズ信号
Claims (1)
- 【請求項1】シャッタ駆動回路と、多重露出設定回路
と、基準測光値より明るい場合は一定値をとる多重撮影
期間を設定する回路と、設定された前記多重露出設定回
路の設定情報と測光情報とにより設定される露出間隔設
定回路と、この露出間隔設定回路と前記多重露出設定回
路とにより設定された露出回数により前記シャッタ駆動
回路を制御するシャッタ制御回路とを有し、フィルムの
同一画面を複数回露出することを特徴とする多重露出装
置を有するカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63247723A JP2769701B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 多重露出装置を有するカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63247723A JP2769701B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 多重露出装置を有するカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0293627A JPH0293627A (ja) | 1990-04-04 |
JP2769701B2 true JP2769701B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=17167714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63247723A Expired - Fee Related JP2769701B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 多重露出装置を有するカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2769701B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010103612A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-05-06 | Nikon Corp | 電子カメラおよび画像処理プログラム |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP63247723A patent/JP2769701B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010103612A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-05-06 | Nikon Corp | 電子カメラおよび画像処理プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0293627A (ja) | 1990-04-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |