JP2870690B1 - バランス型配筋方法及び装置 - Google Patents

バランス型配筋方法及び装置

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JP2870690B1 JP5333698A JP5333698A JP2870690B1 JP 2870690 B1 JP2870690 B1 JP 2870690B1 JP 5333698 A JP5333698 A JP 5333698A JP 5333698 A JP5333698 A JP 5333698A JP 2870690 B1 JP2870690 B1 JP 2870690B1
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崎 幸 雄 野
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石 佳 久 松
本 憲 二 岡
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Abstract

【要約】 【課題】 鉄筋を把持して平面的な位置と上下レベルと
を容易に位置決めできるバランス型配筋方法及び装置を
提供する。 【解決手段】 先端部を鉛直状態に保って前後(C)及
び上下(D)方向に平行移動可能な平行リンク式のアー
ム(3)を有する車体(1)を走行装置(2)上に旋回
自在に搭載した配筋装置(30)を準備し、前記アーム
(3)の先端部に荷重計(8)と、ワーク(W)を把持
するワーク把持部(11)をチルトシリンダ(9)で起
伏(F)自在に軸支したアタッチメント(6)とを取り
付け、前記把持部(11)をチルトシリンダ(9)で倒
して水平に仮置きしたワーク(W)を把持し、前記荷重
計(8)で検出した重量を記憶しアーム(3)をバラン
ス状態に保持してワーク(W)を持ち上げ、そのワーク
(W)を垂直に立て起し、鉄筋ジョイント部に運搬して
配筋する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋を配筋するバ
ランス型配筋方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水平に仮置きされた鉄筋を吊り起
して配筋する作業は、高所での玉掛け作業が必要であ
り、また、配筋には平面的な位置決めが重要であるが、
鉄筋のジョイントがねじ式の場合には上下レベルが合わ
ないとナットのピッチが合わず、ねじ込むことができな
いので大変厄介な作業であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に対処し、一人作業で容易に配筋ができるバランス型
配筋方法及び装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のバランス型配筋
方法によれば、先端部を鉛直状態に保って前後及び上下
方向に平行移動可能な平行リンク式のアームを有する車
体を走行装置上に旋回自在に搭載した配筋装置を準備
し、前記アームの先端部に荷重計と、ワークを把持する
ワーク把持部をチルトシリンダで起伏自在に軸支したア
タッチメントとを取り付け、前記把持部をチルトシリン
ダで倒して水平に仮置きしたワークを把持し、前記荷重
計で検出した重量を記憶しアームをバランス状態に保持
してワークを持ち上げ、そのワークを垂直に立て起し、
鉄筋ジョイント部に運搬して配筋する。
【0005】また、本発明のバランス型配筋装置によれ
ば、先端部を鉛直状態に保って前後及び上下方向に平行
移動可能な平行リンク式のアームを設けた車体を走行装
置上に旋回自在に搭載し、前記アームの先端部に荷重計
と、ワークを把持するワーク把持部をチルトシリンダで
起伏自在に軸支したアタッチメントとを設け、前記荷重
計が検出した荷重を記憶してアームをバランス状態に保
つバランサ手段を設けている。
【0006】なお、本発明のバランス型配筋方法あるい
は装置は、ワークとして鉄筋の配筋、あるいはその他の
柱状体等のハンドリングのいずれに適用しても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1において、全体を符号30で
示すバランス型配筋機は、矢印A方向に走行可能なクロ
ーラ式の走行装置2に垂直軸心B回りに旋回自在に車体
1が搭載され、その車体1には、平行リンク式アーム3
が設けられ、そのアーム3の先端部にはアタッチメント
6が取付けられ、アーム3の中間には中折れ部を有して
先端のアタッチメント6は鉛直状態を保って前後C方向
及び上下D方向に平行移動可能に構成されている。そし
て、アーム3先端のアタッチメント部にはバランサ用荷
重計8が設けられ、バランス手段(図示しない)によっ
て、その荷重計8が検出したワークWを把持した状態の
荷重が記憶され、アーム3が常にバランス状態になるよ
うに出力制御されている。そして、人力等で後記する把
持部11に上下方向の外力が加わると、記憶された荷重
と外力によって変化した荷重とが比較され、後者の荷重
が前者より小さい時は持ち上げる方向にアーム3を作動
させ、したがって、見掛上は大重量のワークWが無重力
状態の様にバランスして上下される。なお、符号4はア
ーム3を作動するロッドを示している。
【0008】図2にはアタッチメント6の構成が示され
ている。アーム3の先端に鉛直軸心E回りに回転自在な
支持体7と、その回転をフリー/ロックする回転ロック
レバー15とが設けられ、その支持体7の上部にはバラ
ンサ用荷重計8が設けられている。そして、支持体7の
下方には、チルトシリンダ9の操作によって起伏(チル
ト)F自在にアタッチメントベース10が軸支されてい
る。なお、符号16は鉛直調整ストッパを示している。
【0009】図3をも参照し、アタッチメントベース1
0の上部には前後方向に延びる軸が設けられてワーク把
持部11が左右方向傾斜G可能に枢着されている。そし
て、アタッチメントベース10及びワーク把持部11の
それぞれの下端部にはねじ部が突設され、傾き調整ハン
ドル17で互いに螺合されて左右方向傾斜を調整可能に
構成され、ロックレバー18、18でロックできるよう
になっている。
【0010】また、図4及び図5に示す様に、ワーク把
持部11には、その上下の端部にクランプ12、12と
によってワークWを把持する直角方向に位置する2つの
クランプエッジ11a、11aが設けられており、クラ
ンプ12、12の一端を固着して回転するクランプ軸1
3が設けられている。このクランプ軸13の回転は、軸
13下部に一端が固着されたレバー21で操作され、ワ
ーク把持部11の下端部には、そのレバー21の作動を
ガイドしロックする下方に開口したコ字状の溝11bが
設けられている。そして、図6に示すようにレバー21
を溝11bのロック位置に保持するために、ストッパ2
2がロック側にバネ23で付勢されて設けられている。
【0011】次に、図7を参照して配筋方法の一実施形
態を説明する。まず、(イ)の状態では、水平に仮置き
された鉄筋Wをアタッチメントのワーク把持部11にク
ランプ12で把持し、ロックレバー21をロックする。
そして、(ロ)で鉄筋Wを持ち上げ、荷重計8で重量を
検出してアーム3をバランス状態にする。次に、(ハ)
でチルトシリンダ9を作動して、鉄筋Wを立て起し、
(ニ)に示す状態ではあたかも無重力の感覚で作業者M
は鉄筋Wをハンドリングできるのでロックレバー15を
フリー状態にし、(ニ)の鉄筋ジョイント部Jに運んで
ナットNをかけ、クランプ12を外す。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明した様に構成され、
下記の効果を奏する。 (1) 鉄筋のジョイントがねじ式の場合も、バランサ
によって上下が自由に手操作でき、鉄筋のねじピッチを
容易に合わせることができる。 (2) 水平に仮置きされた鉄筋を把持して立て起すこ
とができるので従来の吊り起しの様な高所での玉掛け作
業が不要で、一人で配筋作業ができる。 (3) 微妙な位置決めをスイッチ操作でなく、鉄筋を
直接小荷重で操作できるので作業が直感的で容易かつ効
率良く行える。そして、旋回及び前後の動きはフリーで
あり、人の力加減に合わせてハンドリングでき、上下の
バランサと合わせて3次元的な複合動作を同時に行うこ
とができ、無駄のないハンドリングが可能である。 (4) 平行リンク式のためアームの角度が変化しても
先端把持部の回転軸は常に鉛直を保つことができる。な
お、把持部はチルト手段によりワークの角度は自由に変
えられる。 (5) 把持部はワンタッチのクランプ操作でワークの
着脱を容易に行え、レバーは安全ストッパーを操作しな
いと外せないので安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体を示す側面図。
【図2】アタッチメントを示す側面図。
【図3】アタッチメントベースを示す正面図。
【図4】アタッチメントのワーク把持部の要部を示す斜
視図。
【図5】アタッチメントのワーク把持部のクランプ部を
示す断面図。
【図6】安全レバーの作用を説明する図。
【図7】本発明の配筋機による配筋作業を説明する図。
【符号の説明】
1・・・車体 2・・・走行装置 3・・・平行リンク式アーム 6・・・アタッチメント 8・・・バランサ用荷重計 9・・・チルトシリンダ 10・・・アタッチメントベース 11・・・アタッチメントのワーク把持部 12・・・クランプ 13・・・クランプ軸 30・・・配筋機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工 藤 正 志 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島 建設株式会社東京支店内 (72)発明者 松 石 佳 久 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島 建設株式会社東京支店内 (72)発明者 岡 本 憲 二 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島 建設株式会社東京支店内 (72)発明者 大 野 茂 雄 東京都港区赤坂二丁目3番6号 株式会 社小松製作所本社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 21/12 105

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部を鉛直状態に保って前後及び上下
    方向に平行移動可能な平行リンク式のアームを有する車
    体を走行装置上に旋回自在に搭載した配筋装置を準備
    し、前記アームの先端部に荷重計と、ワークを把持する
    ワーク把持部をチルトシリンダで起伏自在に軸支したア
    タッチメントとを取り付け、前記把持部をチルトシリン
    ダで倒して水平に仮置きしたワークを把持し、前記荷重
    計で検出した重量を記憶しアームをバランス状態に保持
    してワークを持ち上げ、そのワークを垂直に立て起し、
    鉄筋ジョイント部に運搬して配筋することを特徴とする
    バランス型配筋方法。
  2. 【請求項2】 先端部を鉛直状態に保って前後及び上下
    方向に平行移動可能な平行リンク式のアームを設けた車
    体を走行装置上に旋回自在に搭載し、前記アームの先端
    部に荷重計と、ワークを把持するワーク把持部をチルト
    シリンダで起伏自在に軸支したアタッチメントとを設
    け、前記荷重計が検出した荷重を記憶してアームをバラ
    ンス状態に保つバランサ手段を設けていることを特徴と
    するバランス型配筋装置。
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