JP2870296B2 - アンチロック手段付きブレーキ装置 - Google Patents

アンチロック手段付きブレーキ装置

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JP2870296B2
JP2870296B2 JP4124415A JP12441592A JP2870296B2 JP 2870296 B2 JP2870296 B2 JP 2870296B2 JP 4124415 A JP4124415 A JP 4124415A JP 12441592 A JP12441592 A JP 12441592A JP 2870296 B2 JP2870296 B2 JP 2870296B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーキ装置に関し、
特に、雪路や凍結路等の低摩擦係路面を走行する自動車
に用いて好適の、アンチロック手段付きブレーキ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、アンチロック機構をそなえたブレ
ーキ装置、つまり、アンチロックブレーキシステム(A
BS)をそなえた自動車が提供されている。かかるアン
チロックブレーキシステムは、雪路や凍結路等の摩擦係
数μの低い道路(低μ路)を走行する際にブレーキ操作
によって生じる車輪のロックを防止するもので、走行中
に、車輪のロック状態の有無を検出し、この検出したロ
ック状態に対応して、車両の制動状態を適切に制御する
ように構成されている。
【0003】すなわち、ブレーキ機構において車輪を過
度に拘束すると、車輪と走行路面との間にすべりが発生
し、車輪がロック状態になって、車輪の減速に対応した
車両の制動が行なわれず、効率の良い制動を行なえなく
なる。そこで、車輪の路面に対するグリップ力を最大限
に発揮させるように、車輪速度を適度に保ち、車両を効
率よく制動すべく、車輪のブレーキ機構による拘束力を
制御する拘束力制御機構にアンチロック制御機構を付設
し、このアンチロックブレーキ制御機構により車輪拘束
力の作用速度を所定状態に制御している。
【0004】ここで、エアブレーキを例にアンチロック
制御の動作を説明すると、このアンチロック制御の際の
ブレーキペダル,車輪速度及びブレーキエア圧(車輪の
拘束力に相当する)との関係は、例えば図2のグラフに
示すようになる。まず、ブレーキペダルの踏込量に応じ
た通常モードにおいて、時刻T1でブレーキペダルが踏
み込まれると、拘束力制御機構における拘束力を発生さ
せるブレーキエア圧が急速に上昇する。この時、車輪が
過大に拘束されると車輪速度が急速に低下する(P1部
参照)。
【0005】これは、車輪がロック状態に近づいている
ことを示しており、車輪の拘束力を低下させて、車輪速
度を上昇させる必要がある。そこで、アンチロックモー
ドに切り換えられるが、このアンチロックモード中は、
車輪速度が急減したらブレーキエア圧を所定レベルまで
低下させ、車輪速度の急減が止まってもブレーキエア圧
の増加速度を一定レベル以下に抑制する。
【0006】つまり、時刻T2の時点で、拘束力制御機
構のブレーキエアを所定量排出させ、ブレーキエア圧を
所定レベルまで低下させる。この後、ブレーキエアの供
給と供給停止とを交互に行ない、ブレーキエアを緩やか
な階段状に上昇させる。つまり、供給停止の時間分だけ
加圧達成時間を延期させて、ブレーキエア供給速度を所
定状態まで減速させる。
【0007】これにより、車輪の制動は緩かに行なわ
れ、車輪の速度がグリップ力を効率よく作用させうる状
態に保たれる。そして、時刻T3におけるように、車輪
速度が再び大幅に低下し(P2部参照)車輪のロック状
態が所定量以上に発生すると、再びブレーキエアの所定
量排出が行なわれ、その後、上述のブレーキエアの供給
と供給停止とを交互に行なう緩やかな階段状の上昇が行
なわれる。
【0008】このようにして、グラフ上における2点鎖
線で示すように、車輪速度の変化の包絡線に沿い車体速
度が低下していく。なお、アンチロックモードは、ブレ
ーキペダルが踏み込まれない状態が所定時間以上継続し
たときに解除され、通常のブレーキペダルの踏込量に応
じた通常モードに復帰する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなブレーキ装置では、次のような課題が発生する。す
なわち、アンチロック制御機構により車輪拘束力の作用
速度を所定状態に制御している状態の時(図2に示す時
刻T4)に、運転者がブレーキペダルの踏み込みを中止
すると、ブレーキ装置内のブレーキエアが排出される。
【0010】この状態において、アンチロックモードが
まだ解除されない時期(図2に示す時刻T5)に、運転
者が再度ブレーキペダルを踏み込むと、2点鎖線におけ
るように、車輪のロックが解消しようとしているのに、
アンチロック制御機構により、ブレーキエア圧の増加速
度が一定レベル以下に抑制されて、時刻T2からT3に
至る状態と同様のタイミングで、ブレーキエアの供給と
供給停止が交互に行なわれる。
【0011】したがって、グラフにおけるように段階的
で緩やかな制動力の増加が行なわれ、車両の減速状態
は、ブレーキペダルの踏み込みを解除する前の状態を延
長した状態に近いものとなる。しかし、時刻T4から時
刻T5の間、ブレーキペダルの踏み込みが解除されてい
たので、コントロールバルブ3内のエアが排出されてお
り、エア圧が小さく制動力の小さい状態から緩やかな制
動力の増加を行なうため、制動の効果が小さいという状
態も招来する可能性がある。
【0012】ところが、運転者はブレーキペダルを再度
踏み込んだことにより、ブレーキペダルの踏み込みを解
除する前の状態より高い制動状態を期待する。この期待
と現実の減速状態とのギャップが、運転者にとっては空
走感として感じられ、運転上違和感を残してしまう。そ
こで、ブレーキペダルの踏み込みを解除した時点でアン
チロック制御機構の作動を停止し、ブレーキペダルを再
度踏み込んだ時点からブレーキ装置をリセットした状態
で起動して、図2に示す時刻T1からの動作特性を得る
ことが考えられる。
【0013】しかしながら、低摩擦係数の路面に対する
制御を、ブレーキペダルの踏み換えにより中止すること
は、運転者の操作により車輪のロック状態を必要以上に
増加させる可能性があり、ロック状態が増加した場合に
は、アンチロック制御機構を装備しているにもかかわら
ず、車両の制動を適確に行なえない。したがって、アン
チロック制御機構による低摩擦係数の路面に対する制御
は、運転者の操作に起因して解除することは望ましくな
く、所定の制動減速状態に至ったことを確認して解除す
ることが望ましい。
【0014】本発明は、このような課題に鑑みて案出さ
れたもので、車輪のアンチロック制御中に一旦ブレーキ
操作を中断してもこの後のブレーキ操作開始時に運転者
に空走感を与えないようにした、アンチロック手段付き
ブレーキ装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のアン
チロック手段付きブレーキ装置は、自動車の車輪の回転
を拘束することで該車輪に制動力を加えるブレーキ機構
と、該ブレーキ機構を操作するブレーキ操作手段と、該
ブレーキ機構の該車輪への拘束力を制御する拘束力制御
機構と、上記ブレーキ操作手段の操作状態を検出するブ
レーキ操作状態検出手段と、上記自動車の車輪速度を検
出する車輪速度検出手段と、該ブレーキ操作状態検出手
からのブレーキ操作情報及び該車輪速度検出手段から
の車輪速情報に基づいて該拘束力制御機構を制御する
制御手段とをそなえ、該制御手段が、ブレーキ操作中で
且つ該車輪が適切な拘束状態であると該ブレーキ操作手
の操作量に応じて上記拘束力を与える通常ブレーキ制
御を行ないブレーキ操作中で且つ該車輪が過拘束状態
であると上記拘束力を一旦低下させた後に緩やかに増加
させていくアンチロック制御を行なうように構成された
アンチロック手段付きブレーキ装置において、上記制御
手段は、上記アンチロック制御中においてはアンチロッ
ク制御解除条件が整うまで上記アンチロック制御を維持
するとともに、該アンチロック制御中におけるブレーキ
操作の解除後、上記アンチロック制御解除条件によりア
ンチロック制御が解除されないときに、再びブレーキ操
作が行なわれると、一時的に上記アンチロック制御によ
る上記拘束力の増加よりも大きく、且つ、上記通常ブレ
ーキ制御力による上記拘束力の増加よりも小さく、上記
拘束力の増加を行なうように該拘束力制御機構を制御す
る拘束力急増制御手段が設けられていることを特徴とし
ている。
【0016】
【作用】上述の本発明のアンチロック手段付きブレーキ
装置では、アンチロック制御中に一旦ブレーキ操作が解
除された後、アンチロック制御解除条件が整わずにアン
チロック制御が維持されているときに、再びブレーキ操
作が行なわれると、制御手段の拘束力急増制御手段が、
一時的に上記の通常のアンチロック制御による上記拘束
力の増加よりも大きく、且つ、上記通常ブレーキ制御力
による上記拘束力の増加よりも小さく、上記拘束力の増
加を行なうように該拘束力制御機構を制御する。
【0017】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
アンチロック手段付きブレーキ装置について説明する
と、図1はその要部構成を摸式的に示すブロック図、図
2はその作動特性を示すグラフ、図3はその要部の作動
を示すフローチャート、図4はそのコントロールバルブ
の構造を示す摸式的縦断面図、図5〜8はいずれもその
コントロールバルブの作動を示す摸式的縦断面図であ
る。
【0018】図1に示すように、自動車において、ブレ
ーキ操作手段としてのブレーキペダル13と、ブレーキ
機構14と、ブレーキ機構14を駆動するブレーキ駆動
手段Bと、ブレーキ駆動手段Bにおける車輪の拘束力を
制御する拘束力制御機構Kとが設けられている。ブレー
キ駆動手段Bは、各車輪に付設されたホイールシリンダ
12と、ホイールシリンダ12に油圧を供給すべくオイ
ル回路Lを介し接続されたるエアマスタ11とをそなえ
て構成されている。
【0019】エアマスタ11には、エア回路M1を介し
エアタンク5が接続されており、エアタンク5のエアが
エアマスタ11において空油変換(空気圧から油圧への
変換)され、ホイールシリンダ12に油圧が供給される
ようになっている。そして、ホイールシリンダ12の伸
縮により、車輪の拘束力が調整されるが、この拘束力を
制御すべく拘束力制御機構Kが装備されている。
【0020】すなわち、エア回路M1,M2に、拘束力
制御機構Kを構成するコントロールバルブ3およびブレ
ーキバルブ6が介装されており、これらの作動によりエ
アマスタ11へ供給されるエア量が制御されるようにな
っている。ブレーキバルブ6は、ブレーキペダル13に
接続され、ブレーキペダル13の踏み込みにより開状態
となって、エアタンク5の流通を許容するようになって
いる。
【0021】このとき、エアの流通を検知してストップ
ランプスイッチ9がオン状態になるように構成されてい
る。なお、このストップランプスイッチ9は、ブレーキ
操作状態検出手段としてのブレーキスイッチを兼ねてい
る。コントロールバルブ3は、図4の摸式的断面図に示
すような構造をそなえ、そのソレノイドバルブ101お
よびソレノイドバルブ102が、図1に示すように、電
気回路Nを介し制御手段としてのコントローラ2に接続
されている。
【0022】すなわち、拘束力制御機構Kの一部を構成
するコントロールバルブ3がコントローラ2に接続され
ており、コントローラ2から、拘束力制御機構Kに対
し、所要の制御信号が出力されるようになっている。ま
た、4個の車輪W1,W1,W2,W2のそれぞれに
は、車輪速度を検出してコントローラ2に車輪速度信号
を伝達する車輪速度検出手段としての車輪速度センサ1
が付設されている。
【0023】そして、コントローラ2では、これらの車
輪速度センサ1からの車輪速情報及びブレーキスイッチ
としてのストップランプスイッチ9からのブレーキ作動
情報に基づいて、ブレーキ操作中で且つ車輪が非ロック
状態であると判断する通常制動時には、ブレーキペダル
13の操作量に応じて拘束力を与えるように拘束力制御
機構Kを制御するようになっている。
【0024】一方、コントローラ2には、車輪速度セン
サ1からの車輪速情報及びブレーキスイッチ9からのブ
レーキ作動情報に基づいて、ブレーキ操作中で且つ車輪
がロック状態(ロックしようとするロック前段階状態を
含む)であると判断する時に作動する、アンチロック制
御部2Uが設けられている。このアンチロック制御部2
Uでは、ブレーキ操作中に車輪がロック状態にあるとア
ンチロック制御モードで拘束力制御機構Kの制御を行な
うようになっている。なお、このアンチロック制御モー
ドでは、車輪がロック状態から解除するように拘束力を
一旦低下させた上で、車輪が再びロック状態にならない
ように拘束力を緩やかに増加させていきながら制動を行
なう。
【0025】また、このアンチロック制御部2Uは、ア
ンチロック制御中にアンチロック制御解除条件が整って
始めてアンチロック制御から通常のブレーキペダル13
の操作量に応じたブレーキ制御に復帰するように構成さ
れている。なお、例えば、ブレーキペダルが踏み込まれ
ない状態が所定時間以上継続することをこのアンチロッ
ク制御解除条件とすることができる。
【0026】このアンチロック制御部2Uにより制御さ
れる部分について、説明すると、次のようになる。すな
わち、コントロールバルブ3は、図4に示すように、ピ
ストン103の変位により駆動されうる筒状の弁体10
4と、ピストン103を所定の状態に変位させるべく装
備されたソレノイドバルブ101,102とをそなえて
いる。
【0027】そして、弁体104をそなえた通路の末端
にはエキゾーストバルブ105が付設されている。弁体
104の内端面とケーシング110の内端面とはインレ
ットバルブ109を構成しており、弁体104は通常ス
プリング111に付勢されて閉状態を保ち、ピストン1
03の右方への駆動により開状態となると、エア回路M
1の上流側と下流側とを連通させ、エアタンク5の作動
エアをエアマスタ11側に流通させうるようになってい
る。
【0028】このとき、作動エアの流通量は、インレッ
トバルブ109の開度に応じて調整され、所要量の作動
エアにより所要のエア圧がエアタンク5からエアマスタ
11に供給されるようになっている。また、弁体104
の内端面と、この内端面に対向するピストン103の端
面とは排出バルブ108を構成しており、ピストン10
3を図4中左方に所要量駆動した状態で開状態となり、
この開状態においては、インレットバルブ109により
エア回路M1のエアマスタ11側とエアタンク5側とは
遮断状態となり、エアマスタ11側のエアをエキゾース
トバルブ105を通じて排出させるように構成されてい
る。
【0029】一方、ソレノイドバルブ101は、ブレー
キバルブ6からピストン103に至るエア回路M2に介
装されており、弁体112の図4中上方への駆動による
開作動がコントローラ2の制御信号による励磁により行
なわれると、ブレーキバルブ6を経由したエアタンク5
のエア圧がピストン103に作用するようになってい
る。
【0030】さらに、ソレノイドバルブ101とピスト
ン103との間にはソレノイドバルブ102が介装され
ており、弁体113の図4中下方への駆動による開作動
がコントローラ2の制御信号による励磁により行なわれ
ると、所定時においてピストン103を図4中右方へ加
圧しているエアを、排出口107から排出させるように
なっている。
【0031】このように、インレットバルブ109,排
出バルブ108およびピストン103により、ブレーキ
駆動手段Bの拘束力制御機構Kが構成されるとともに、
ソレノイドバルブ101,ソレノイドバルブ102,ピ
ストン103およびコントローラ2のアンチロック制御
部2Uによりアンチロック制御機構Uが構成されてい
る。
【0032】コントローラ2内には、アンチロック制御
部2Uによる制御時(つまり、アンチロック制御モード
の時)に、車輪拘束力の増加速度を増加させる拘束力急
増制御手段2Zが設けられている。この拘束力急増制御
手段2Zは、通常のアンチロック制御モードのよりも拘
束力増加速度が大きく設定されている。そして、コント
ローラ2内の拘束力急増制御手段2Zからの制御信号が
コントロールバルブ3に出力されて、ブレーキペダル1
3の踏み換え時における所定の制御作動が行なわれるよ
うになっている。
【0033】このコントローラ2内の拘束力急増制御手
段2Zは、起動後には所定の周期で制御動作を行なうよ
うになっている。そして、コントローラ2は、ABSが
オン状態(アンチロック制御機構Uが動作状態)である
かどうかの判断に基づき、オン状態でない場合には、通
常のブレーキペダル13の操作量に応じてエア圧を増減
するモード(ブレーキペダル対応増減モード)を選択
、ABSオン状態であるときに、ブレーキペダル13
の踏み換え状態が発生したかどうかによって、通常のア
ンチロック制御モード(緩加圧モード)と、拘束力増加
速度の大きいアンチロック制御モード(急加圧モード)
との何れかを選択するようになっている。もちろん、急
加圧モードといえどもアンチロック制御モードなので、
拘束力の増加速度は通常ブレーキ制御時(アンチロック
非作動時)よりも小さい。
【0034】つまり、ABSオン状態であるときに、ブ
レーキペダル13を踏込み状態から一旦踏込みを解除し
て再び踏込み状態にすると、拘束力増加速度の大きいア
ンチロック制御モード(急加圧モード)を選択して、A
BSオン状態であるときに、ブレーキペダル13の踏み
換えが生じなければ、通常のアンチロック制御モード
(緩加圧モード)を選択するようになっている。ただ
し、急加圧モードは上記の条件の成立後に1サイクル或
いは短い一定時間だけ行なわれる。
【0035】すなわち、従来の構造では、アンチロック
制御機構Uにより、段階的で緩やかな制動力の増加制御
を延長した状態が、ブレーキペダルの踏み換えに対して
も続行されるが、本実施例の構造では、拘束力急増制御
手段2Zによって、ブレーキ駆動手段Bにおける拘束力
の増加速度が所定状態まで大きくなるように構成されて
いる。
【0036】なお、図1中符号4は警告灯を示してい
る。本発明の一実施例としての車輪拘束力作用増速手段
付きブレーキ装置は上述のごとく構成されているので、
車輪速度センサ1からの検出信号に基づいた制御信号が
コントローラ2からブレーキ駆動手段Bに出力され、拘
束力制御機構Kにより制御されたブレーキ駆動手段Bに
よる車輪の拘束が、エアタンク5のエア圧を用いて行な
われる。
【0037】このとき、車輪の過拘束状態(つまり、ロ
ック状態)が生じると、ABSモードで車輪の拘束が行
なわれ、車輪の過拘束状態が生じていないと、通常モー
ドで車輪の拘束が行なわれる。ただし、ABSモード
は、通常は緩やかにエア圧を上昇させる緩加圧モードで
あるが、ブレーキペダル13の踏み換えが生じると拘束
力増加速度の大きいアンチロック制御モード(急加圧モ
ード)が一時的に行なわれる。
【0038】例えば図3のフローチャートに示すような
流れで、車輪の拘束力の制御が行なわれる。つまり、制
御系の起動により、まず、ステップS1で、初期設定を
行なう。この初期設定は、各制御フラグを0クリヤする
とともに、タイマを0クリヤする。ここでは、ABSの
作動中にブレーキスイッチがオンからオフに切り換えら
れると1となるフラグF1と、ABSの作動中にブレー
キスイッチがオンからオフに切り換えられた後に再びオ
ンに復帰されると1となるフラグF2とを0にクリヤ
し、急加圧モードの開始とともにカウントされるタイマ
Tを0にクリヤする。
【0039】次に、ステップS2で、ABSの作動情報
及びブレーキスイッチのオン・オフ情報をコントローラ
2内にこの入力は所定の周期で行なわれて、この入力が
新たに行なわれると、ステップS2以降の動作が行なわ
れる。したがって、ステップS2以降の動作は所定の周
期で行なわれる。また、所定の周期で情報入力が行なわ
れなくなると、この制御はストップする。
【0040】このようにステップS2で情報入力される
と、ステップS3に進んで、フラグF2が1であるかを
判断するが、制御開始後、ABSの作動中にブレーキス
イッチがオンからオフに切り換えられた後に再びオンに
復帰されない限りフラグF2は1でないので、通常は、
ステップS4に進む。ステップS4では、ABSが作動
中であるかどうか(つまり、ABSがオン状態であるか
どうか)を判断して、ABSが作動中でなければ、ステ
ップS14に進んで、通常の車輪の拘束力の制御モー
ド、つまり、ブレーキペダル対応加圧モードで車輪の拘
束制御を行なう。
【0041】すなわち、車輪のロック傾向がない通常の
制動時には、ソレノイドバルブ101,102は作動せ
ず、ソレノイドバルブ101が開状態で、ソレノイドバ
ルブ102が閉状態になっており、ブレーキバルブ6か
らのエアは、ソレノイドバルブ101を通過してピスト
ン103を図4中右方へ移動させる。これにより、図5
に示すようにピストン103の右端が弁体104を駆動
しながらインレットバルブ109を開状態にする。
【0042】したがって、エアタンク5からインレット
バルブ109を介しその開度に対応したエアがエアマス
タ11へエアが供給される。ここで、インレットバルブ
109の開度は、ピストン103の位置により決定され
るが、ピストン103は、ブレーキバルブ6からソレノ
イドバルブ101を通じて作用するピストン103の左
側圧力と、エアタンク5からインレットバルブ109を
介し供給されるピストン103の右側圧力とのバランス
によりその位置を決定されるため、エアマスタ11に
は、ブレーキバルブ6からの供給圧すなわちブレーキペ
ダル13の踏み込み状態に対応したエア圧が供給され
る。
【0043】これにより、ブレーキ装置Bのホイールシ
リンダ12による車輪の拘束力は、ブレーキペダル13
の踏み込み状態に対応したものとなり、図2にT1から
T2に示すような動作状態となる。ところで、ABSが
作動中である時には、ステップS4からステップS5に
進んで、ブレーキスイッチがオンであるかを判断して、
ABSの作動中には、多くの場合ブレーキスイッチを踏
んでおり、ブレーキスイッチがオンであるので、ステッ
プS6に進む。
【0044】ステップS6では、フラグF1が1である
かを判断するが、制御開始後、ABSの作動中にブレー
キスイッチがオンからオフに切り換えられない限りフラ
グF1は1でないので、通常は、ステップS13に進ん
で、通常のABSモード、つまり、車輪がロック状態か
ら解除するように拘束力を一旦低下させた上で、車輪が
再びロック状態にならないように拘束力を緩やかに増加
させていく緩加圧モードで、車輪の拘束制御を行なう。
具体的には、図2におけるエア圧の時刻T2からT2′
の変化のように拘束力を一旦低下させ、続いて、時刻T
2′からT3にかけて行なわれているように、エア圧を
緩やか階段状に変化させる。
【0045】つまり、緩加圧モードでは、制御信号によ
り、図6に示すようにソレノイドバルブ101を作動さ
せ閉弁してブレーキバルブ6からのエアを遮断するする
とともに、ソレノイドバルブ102を作動させて開弁す
る。これにより、図5中におけるピストン103の左側
のエアは、図6に示すようにソレノイドバルブ102を
通じ排出され、ピストン103は左端へ向け駆動され
る。
【0046】ピストン103が左端に駆動されると、ピ
ストン103右端による弁体104の押圧状態は解除さ
れインレットバルブ109が閉弁されてエア回路M1が
遮断されるとともに、排出バルブ108が開弁され、イ
ンレットバルブ109より下流側であるエアマスタ11
側のエアが排気減圧される。エアマスタ11側のエア圧
は、図2における時刻T2からT2′に至るようにな
り、車輪のホイールシリンダ12による拘束力が低下し
て、車輪のロック傾向が減少する。
【0047】そして、図2に示す時刻T2′において、
車輪速度が回復し、ロックしてない状態となると、ソレ
ノイドバルブ101の作動を停止させ開弁するととも
に、ソレノイドバルブ102も作動を停止させて閉弁す
る。これにより、ブレーキバルブ6からのエアは図7に
示すように、ピストン103の左側に供給され、ピスト
ン103を図中右方向へ駆動する。
【0048】ピストン103は、弁体104に当接する
ようになり、排出バルブ108が閉弁され、エキゾース
トバルブ105を通じてのエアの排出が停止される。そ
して、ブレーキバルブ6からのエアがソレノイドバルブ
101を通じて供給され、ピストン103を左側へ押圧
することにより、ピストン103の右側からエアマスタ
11に至るエアは加圧される。
【0049】ついで、図2における時刻T2″における
ような状態まで加圧された時点において、ソレノイドバ
ルブ101が作動して閉弁され、所定時間ΔTの間、エ
ア圧が保持される。そして、上述の時刻T2′から時刻
T2″に至る加圧と所定時間ΔTの圧力保持とが繰り返
されるが、車輪が再びロック傾向を持つようになると、
図6に示すエアの排出作動に戻り、その後、図7に示す
加圧と保持とが繰り返される。これは、図におけるは時
刻T3から時刻T4に至るエア圧変化が相当する。
【0050】ところで、ABSの作動中に、ブレーキス
イッチの踏込みを解除すると、ブレーキスイッチがオフ
となるので、ステップS5からステップS9に進む。ス
テップS9では、フラグF1を1として、ステップS1
3に進んで、上述の通常のABSモードで車輪の拘束制
御を行なう。さらに、このようにして、フラグF1が1
に設定された上で、行なわれる制御サイクルでは、AB
Sの作動中に再びブレーキスイッチがオンであると判断
すると、フラグF1が1なので、ステップS6からステ
ップS7に進んで、フラグF1を0、フラグF2を1に
設定して、ステップS8に進む。
【0051】さらに、ステップS8では、タイマ値Tに
一定値T1 (T1 は制御周期に対応した時間)を加算し
てタイムカウントする。したがって、フラグF1が1と
なって始めての制御サイクルでは、T=T1 となる。ス
テップS12に進んで、特殊のABSモード、つまり、
車輪が再びロック状態にならないように加減はするが通
常のABSモードよりも拘束力の増加を速める急加圧モ
ードで、車輪の拘束制御を行なう。具体的には、具体的
には、図2の時刻T5からの実線のエア圧特性線に示す
ように、エア圧をやや急な階段状に変化させる。
【0052】ただし、この急加圧モードは、次に、車輪
が再びロック状態になろうとして、拘束力を一旦低下さ
せる必要が生じるまでの1回だけ行なわれるか、又は、
このフローチャートに示すように、所定の時間(ある程
度短い時間)だけに限って行なわれる。つまり、急加圧
モードになると、前述のごとくフラグF2が1とされる
ので、ステップS3からステップS10に進み、タイマ
値Tが基準値T0 に達しているかが判断され、タイマ値
Tが基準値T0 に達していなければ、ステップS8に進
んで、タイムカウントして、さらに、ステップS12の
急加圧モードを続行する。
【0053】この急加圧モードでは、制御信号が出力さ
れると、図2における時刻T5から時刻T6に至る時間
において、図7に示す加圧作動が行なわれる。すなわ
ち、ソレノイドバルブ101が開弁され、ソレノイドバ
ルブ102が閉弁されて、ブレーキバルブ6からのエア
供給が行なわれるが、この供給時間が、アンチロック制
御機構Uにおける時刻T2′から時刻T2″に至る時間
より長く設定されており、加圧作動が短時間に行なわれ
る。
【0054】そして、ソレノイドバルブ101の閉弁に
よる保持が所定時間行なわれ、その後上述の加圧作動が
行なわれる。このようにして、拘束力急増制御手段2Z
における加圧作動は、2点鎖線で示すアンチロック制御
機構Uにおける加圧動作より、その作用速度が速く、ホ
イールシリンダ12におけるブレーキ装置Bの拘束力の
作用速度が増速される。
【0055】これにより、ブレーキ踏み換え時における
車輪の拘束力が一時的に高まり、運転者は、アンチロッ
ク制御機構Uにおける制動時に比べ、車輪の拘束感が得
られ、従来感じていた空走感が回避される。すなわち、
従来の構造では、アンチロック制御機構Uにより、段階
的で緩やかな制動力の増加制御を延長した状態が、ブレ
ーキペダルの踏み換えに対しても続行されるが、本実施
例の構造では、ステップS4における制御動作により、
ブレーキ装置Bにおける拘束力の増加速度が所定状態ま
で大きくなり、空走感が回避される。
【0056】そして、このような急加圧モードが所定期
間続行されると、タイマ値Tが基準値T0 に達するの
で、ステップS10からステップS11に進み、フラグ
F2を0に戻した上で、ステップA4に進んで、上述の
制御を繰り返す。つまり、拘束力急増制御手段2Zの制
御の後はアンチロック制御機構Uによる制御作動に復帰
し、アンチロック制御機構Uによる車輪のロック傾向を
減少させる状態での制動が行なわれ、従来同様の効率的
な制動が行なわれる。
【0057】なお、図8はブレーキペダル13の踏み込
みを解除した状態の動作を示しており、排出バルブ10
8およびカットバルブ106を介し、コントロールバル
ブ3ないの作動エアが排出される。なお、急加圧モード
を1回だけ行なう場合には、急加圧モード中に、車輪速
度が急低下してロック状態になろうとしたのを検出し
て、急加圧モードを停止し、通常のアンチロック制御の
モード(緩加速)に復帰する。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のアンチロ
ック手段付きブレーキ装置によれば、自動車の車輪の回
転を拘束することで該車輪に制動力を加えるブレーキ機
構と、該ブレーキ機構を操作するブレーキ操作手段と、
該ブレーキ機構の該車輪への拘束力を制御する拘束力制
御機構と、上記ブレーキ操作手段の操作状態を検出する
ブレーキ操作状態検出手段と、上記自動車の車輪速度を
検出する車輪速度検出手段と、該ブレーキ操作状態検出
手段からのブレーキ操作情報及び該車輪速度検出手段か
らの車輪速情報に基づいて該拘束力制御機構を制御す
る制御手段とをそなえ、該制御手段が、ブレーキ操作中
で且つ該車輪が適切な拘束状態であると該ブレーキ操作
手段の操作量に応じて上記拘束力を与える通常ブレーキ
制御を行ないブレーキ操作中で且つ該車輪が過拘束状
態であると上記拘束力を一旦低下させた後に緩やかに増
加させていくアンチロック制御を行なうように構成さ
アンチロック手段付きブレーキ装置において、上記制
御手段は、上記アンチロック制御中においてはアンチロ
ック制御解除条件が整うまで上記アンチロック制御を維
持するとともに、該アンチロック制御中におけるブレー
キ操作の解除後、上記アンチロック制御解除条件により
アンチロック制御が解除されないときに、再びブレーキ
操作が行なわれると、一時的に上記アンチロック制御に
よる上記拘束力の増加よりも大きく、且つ、上記通常ブ
レーキ制御力による上記拘束力の増加よりも小さく、
記拘束力の増加を行なうように該拘束力制御機構を制御
する拘束力急増制御手段が設けられるという構成によ
り、車輪のアンチロック制御中に一旦ブレーキ操作を中
断してもこの後のブレーキ操作開始時に運転者に空走感
を与えないようにできて、アンチロック制御時のブレー
キの操作フィーリングが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのアンチロック手段付
きブレーキ装置の要部構成を摸式的に示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の一実施例としてのアンチロック手段付
きブレーキ装置の作動特性を示すグラフである。
【図3】本発明の一実施例としてのアンチロック手段付
きブレーキ装置のコントロールバルブの作動を示す摸式
的縦断面図である。
【図4】本発明の一実施例としてのアンチロック手段付
きブレーキ装置のコントロールバルブの構造を示す摸式
的縦断面図である。
【図5】本発明の一実施例としてのアンチロック手段付
きブレーキ装置のコントロールバルブの作動を示す摸式
的縦断面図である。
【図6】本発明の一実施例としてのアンチロック手段付
きブレーキ装置のコントロールバルブの作動を示す摸式
的縦断面図である。
【図7】本発明の一実施例としてのアンチロック手段付
きブレーキ装置のコントロールバルブの作動を示す摸式
的縦断面図である。
【図8】本発明の一実施例としてのアンチロック手段付
きブレーキ装置のコントロールバルブの作動を示す摸式
的縦断面図である。
【符号の説明】
1 車輪速度センサ 2 コントローラ 2U アンチロック制御部 2Z 拘束力急増制御手段 3 コントロールバルブ 4 警告灯 5 エアタンク 6 ブレーキバルブ 9 ブレーキ操作状態検出手段としてのブレーキスイッ
チを兼ねるストップランプスイッチ 11 エアマスタ 12 ホイールシリンダ 13 ブレーキ操作手段としてのブレーキペダル 14 ブレーキ機構 101,102 ソレノイドバルブ 103 ピストン 104 弁体 105 エキゾーストバルブ 107 排出口 108 排出バルブ 109 インレットバルブ 110 ケーシング 111 スプリング 112,113 弁体 B ブレーキ駆動手段 K 拘束力制御機構 L オイル回路 M1,M2 エア回路 N 電気回路 U アンチロック制御機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車輪の回転を拘束することで該
    車輪に制動力を加えるブレーキ機構と、 該ブレーキ機構を操作するブレーキ操作手段と、 該ブレーキ機構の該車輪への拘束力を制御する拘束力制
    御機構と、 上記ブレーキ操作手段の操作状態を検出するブレーキ操
    作状態検出手段と、 上記自動車の車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、 該ブレーキ操作状態検出手段からのブレーキ操作情報
    び該車輪速度検出手段からの車輪速情報に基づいて該
    拘束力制御機構を制御する制御手段とをそなえ、 該制御手段が、ブレーキ操作中で且つ該車輪が適切な拘
    束状態であると該ブレーキ操作手段の操作量に応じて上
    記拘束力を与える通常ブレーキ制御を行ないブレーキ
    操作中で且つ該車輪が過拘束状態であると上記拘束力を
    一旦低下させた後に緩やかに増加させていくアンチロッ
    ク制御を行なうように構成されたアンチロック手段付き
    ブレーキ装置において、 上記制御手段は、上記アンチロック制御中においてはア
    ンチロック制御解除条件が整うまで上記アンチロック制
    御を維持するとともに、該アンチロック制御中における
    ブレーキ操作の解除後、上記アンチロック制御解除条件
    によりアンチロック制御が解除されないときに、再びブ
    レーキ操作が行なわれると、一時的に上記アンチロック
    制御による上記拘束力の増加よりも大きく、且つ、上記
    通常ブレーキ制御力による上記拘束力の増加よりも小さ
    く、上記拘束力の増加を行なうように該拘束力制御機構
    を制御する拘束力急増制御手段が設けられていることを
    特徴とする、アンチロック手段付きブレーキ装置。
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