JP2870283B2 - アンダーラン検出方法 - Google Patents

アンダーラン検出方法

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JP2870283B2
JP2870283B2 JP1963992A JP1963992A JP2870283B2 JP 2870283 B2 JP2870283 B2 JP 2870283B2 JP 1963992 A JP1963992 A JP 1963992A JP 1963992 A JP1963992 A JP 1963992A JP 2870283 B2 JP2870283 B2 JP 2870283B2
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JP
Japan
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data
underrun
cell
transmission
transfer
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JP1963992A
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昌子 丸山
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ伝送のアンダ
ーラン検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアンダーラン検出方法で
は、HDLC手順を用いた場合にはアボートパターンの
送信によって受信側に識別できるようになっている(C
CITT勧告X.25等)。また、転送データを任意の
セル長に区切ってシリアル転送を行う手順を用いた場合
には送信アンダーランは受信側では識別することができ
ない方法となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のアンダーラ
ン検出方法では、HDLC手順に準拠せずに転送データ
を任意のセル長に区切ってシリアル転送を行う手順を用
いた場合には、送信アンダーランを受信側で識別するこ
とができないので、受信したデータが誤ったデータであ
ってもこれを処理してしまう。このため、転送するデー
タ種別が音声や映像データのときは、誤ったデータを再
生するので雑音やノイズにより品質が低下するという
点があった
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、主制御
部と、転送データ格納メモリと、回線インタフェース部
と、バスインタフェース部を持つデータ送受信装置間の
転送データを任意のセル長に区切ってHDLC手順に準
拠せずにシリアル転送を行うデータ送受信装置のアンダ
ーラン検出方法であって、セルフォーマットの最終ワー
ドに送信アンダーランの有無を識別するフィールドを定
義し、セル送信時にこのセル送信処理の正誤を識別する
コードを付加して送信し、セル受信時にこのコードから
送信アンダーランの有無を検出することを特徴とする
ンダーラン検出方法が得られる
【0005】また、前記回線インタフェース部はDMA
コントローラと、2ワード分のシリアル/パラレル変換
器とを備え、前記セルフォーマットは転送するデータ種
別を識別するセル識別子と、転送先のルート情報を示す
パケットヘッダと、パケットデータと、アンダーラン識
別子とから構成され、前記DMAコントローラは前記セ
ル識別子と前記アンダーラン識別子とを生成し前記主制
御部の指示により前記転送データ格納メモリから読み出
した前記パケットヘッダおよびパケットデータと共に前
記シリアル/パラレル変換器をして回線に送信するこ
とを特徴とするアンダーラン検出方法が得られる
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明のアンダーラン検出方法の一実施例を
示す通信制御装置のブロック図、図2は本実施例で使用
した回線のセルフォーマットの一例を示す図である。
【0007】図1を参照すると、本実施例の装置間の転
送データを任意のセル長に区切ってHDLC手順に準拠
せずにシリアル転送を行うデータ送受信装置(通信制御
装置5)は、主制御部1,転送データ格納メモリ2,D
MAコントローラ(以下DMAと記す)31と2ワード
分のシリアル/パラレル変換器(以下S/Pと記す)3
とを有する回線インタフェース部3およびデータの入
出力を行うバスインタフェース部4で構成される。
【0008】次に、図2を参照すると、回線に転送され
るデータは、転送するデータ種別を識別するセル識別子
21,転送先のルート情報を示すパケットヘッダ22,
パケットデータ23およびアンダーラン識別子24で構
成される。このうち、セル識別子21とアンダーラン識
別子24は回線インタフェース部3で生成され、パケ
ットヘッダ22とパケットデータ23は転送データ格
納メモリ2に格納されている。
【0009】バスインタフェース部4をして転送デー
タ格納メモリ2にデータが格納され、主制御部1にバス
受信信号を活性化して通知する。主制御部1は回線イン
タフェース部3に回線送信データがあることを通知す
る。回線インタフェース部3はS/P32によって
線から供給されるクロックに従って回線送信データをシ
リアル変換し、最初にセル識別子21を送信し、この間
にDMA31を起動して転送データ格納メモリ2からパ
ケットヘッダ22を1ワード読み出して送信する。この
1ワード分の送信が完了したらその後はパケットヘッダ
22またはパケットデータ23を1ワード分ずつS/P
32によって変換して回線に送信する。
【0010】この送信処理の最中に1ワード分のDMA
転送が行われる前に回線への1ワード分のデータ送信が
完了してしまうと後続のデータが正しく送信されな
い。この時、残りのデータは無効データを送信し、アン
ダーラン識別子を誤り有りに設定し送信する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、送信アン
ダーランの有無を識別するコードを付加することによ
り、受信側で無効なセルを廃棄できるようになったの
、音声や映像の品質が向上するという効果を有する。
また、受信側で送信アンダーランを検出できれば送信側
で再送手順をとることが可能となるので、データ抜けが
なくなりさらに品質が向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンダーラン検出方法の一実施例を示
通信制御装置のブロック図である。
【図2】本実施例で使用した回線のセルフォーマットの
一例を示す図である。
【符号の説明】
1 主制御部 2 転送データ格納メモリ 3 回線インタフェース部 4 バスインタフェース部5 通信制御装置 21 セル識別子 22 パケットヘッダ 23 パケットデータ 24 アンダーラン識別子 31 DMAコントローラ(DMA) 32 シリアル/パラレル変換器(S/P)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主制御部と、転送データ格納メモリと、
    回線インタフェース部と、バスインタフェース部を持つ
    データ送受信装置間の転送データを任意のセル長に区切
    ってHDLC手順に準拠せずにシリアル転送を行うデー
    タ送受信装置のアンダーラン検出方法であって、セルフ
    ォーマットの最終ワードに送信アンダーランの有無を識
    別するフィールドを定義し、セル送信時にこのセル送信
    処理の正誤を識別するコードを付加して送信し、セル受
    信時にこのコードから送信アンダーランの有無を検出す
    ることを特徴とするアンダーラン検出方法
  2. 【請求項2】 前記回線インタフェース部はDMAコン
    トローラと、2ワード分のシリアル/パラレル変換器と
    を備え、前記セルフォーマットは転送するデータ種別を
    識別するセル識別子と、転送先のルート情報を示すパケ
    ットヘッダと、パケットデータと、アンダーラン識別子
    とから構成され、前記DMAコントローラは前記セル識
    別子と前記アンダーラン識別子とを生成し前記主制御部
    の指示により前記転送データ格納メモリから読み出した
    前記パケットヘッダおよびパケットデータと共に前記シ
    リアル/パラレル変換器をして回線に送信することを
    特徴とする請求項1記載のアンダーラン検出方法
JP1963992A 1992-02-05 1992-02-05 アンダーラン検出方法 Expired - Lifetime JP2870283B2 (ja)

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JPH05236051A JPH05236051A (ja) 1993-09-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6282422A (ja) * 1985-10-07 1987-04-15 Nec Corp 磁気デイスク制御装置

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