JP2576364B2 - ループ型伝送装置 - Google Patents

ループ型伝送装置

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JP2576364B2
JP2576364B2 JP5159197A JP15919793A JP2576364B2 JP 2576364 B2 JP2576364 B2 JP 2576364B2 JP 5159197 A JP5159197 A JP 5159197A JP 15919793 A JP15919793 A JP 15919793A JP 2576364 B2 JP2576364 B2 JP 2576364B2
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生 藤永
均 若松
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル通信に利用す
る。ネットワーク構成が可変的に設定される通信網に利
用するに適する。特に、通信網立ち上げ時のスレーブ局
のアドレス割当て重複検出技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のループ型伝送装置のポーリング方
式は、マスタ局がスレーブ局に対する制御要求と、その
スレーブ局のアドレスとをデータフレーム内に挿入し、
スレーブ局では自アドレスとデータフレーム内のアドレ
スとが一致した場合に、この制御要求に応答する制御を
行っている(特開平3−34059号公報、特開平3−
147442号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このとき、スレーブ局
のアドレスが重複していたとすると、マスタ局から出力
されるデータフレームに対し、該当するスレーブ局が同
時に応答してしまうが、マスタ局においては無応答また
は一方の応答のみ認識することとなり、アドレスの重複
を識別できない。
【0004】本発明は、このような背景に行われたもの
であり、重複して付与されたスレーブ局のアドレスを検
出し、誤りのない通信を行うことができるループ型伝送
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、マスタ局と、
複数のスレーブ局とがループ型伝送路で接続され、前記
マスタ局は、通信に先立ってその宛先スレーブ局の接続
状態を確認するための制御信号を前記ループ型伝送路に
送信する手段と、そのループ型伝送路を一巡した当該制
御信号を受信する手段とを備えたループ型伝送装置であ
る。
【0006】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記制御信号は、宛先スレーブ局を表示するアドレス要求
フレームと、ビットシフトフレームと、その宛先スレー
ブ局が応答を表示するアドレス応答フレームとを含み、
前記マスタ局は、送信時に前記ビットシフトフレームの
その先頭ビットに符号“1”を送信する手段を備え、前
記複数のスレーブ局は、そのビットシフトフレームを中
継する毎にその符号“1”を1ビットづつ後にシフトさ
せる手段を備えたところにある。
【0007】前記アドレス要求フレームは、前記ビット
シフトフレームと等しいビット数構成であり、前記マス
タ局は、宛先スレーブ局が前記ループ型伝送路のi番目
に接続されている局であるときにはそのアドレス要求
レームのi番目に“1”を送信する手段を備え、前記ス
レーブ局は、受信する前記制御信号の前記アドレス要求
フレームと前記ビットシフトフレームの内容が等しいと
きに前記アドレス応答フレームに応答信号を送信する手
段を備えることが望ましい。
【0008】前記応答信号を送信する手段は、そのスレ
ーブ局が前記ループ型伝送路の何番目に接続されている
かを設定する手段と、この設定する手段と前記ビットシ
フトフレームの表示とが一致しないときには前記応答フ
レームの送信を禁止する手段とを含む構成とすることも
できる。
【0009】前記応答信号を送信する手段は、応答信号
を送信するときに前記制御信号の誤り検出符号を設計す
る手段を備え、前記マスタ局には、その制御信号を受信
したときにその誤り検出符号による信号の正否判断を実
行する手段を備えることが望ましい。
【0010】
【作用】マスタ局は、ネットワーク立ち上げ時に、アド
レス問合わせ用の制御信号を用いてスレーブ局のアドレ
スを確認する。このとき、制御信号内にアドレス要求フ
レームとビットシフトフレームとを挿入して被確認スレ
ーブ局に転送する。
【0011】被確認スレーブ局においてはアドレス要求
フレームとビットシフトフレームとを参照し、参照結果
が一致した場合のみ自アドレスの値を制御信号内のアド
レス応答フレームに挿入する。このビットシフトフレー
ムは、スレーブ局がN個あればNビットのフレームで構
成されている。データフレームがマスタ局を出発すると
きのビットシフトフレームは先頭ビットが“1”であ
り、一つのスレーブ局を通過する毎に“1”のビット位
置はシフトされる。すなわち、i番目のスレーブ局は、
ビットシフトフレームのi番目のビットが“1”であ
り、なおかつアドレス要求フレームのアドレス情報が自
局のものであればアドレス応答フレームに自局のアドレ
スを挿入する。
【0012】したがって、例えばアドレスiのスレーブ
局のビット位置は先頭からi番目というように、アドレ
ス情報とビット位置情報とを必ず一対の情報として各ス
レーブ局に付与することにすれば、i番目とi−1番目
のスレーブ局との間にアドレスiが重複したとき、i−
1番目のスレーブ局はアドレス要求フレーム内のアドレ
ス情報は自局と一致してもシフトビットフレーム内の
“1”となっているビット位置がi番目であることか
ら、自局に対する問合わせではないことを認識し、アド
レス応答フレームに自局のアドレスの挿入は行わない。
【0013】これにより、マスタ局はi−1番目のスレ
ーブ局からの回答が得られず、このスレーブ局のアドレ
スが誤っていることを認識することができる。
【0014】
【実施例】本発明第一実施例の構成を図1および図2を
参照して説明する。図1は本発明第一実施例装置のブロ
ック構成図である。図2は制御信号のフレームフォーマ
ットを示す図である。
【0015】本発明は、マスタ局1と、三局のスレーブ
局21〜23とがループ型伝送路に構成された通信パス
10、20、30、40で接続され、マスタ局1は、通
信に先立ってその宛先スレーブ局21〜23の接続状態
を確認するための制御信号を通信パス10に送信する手
段としてアドレス要求フレーム挿入部12、制御フレー
ム挿入部13、同期フラグ挿入部14と、通信パス1
0、20、30、40を一巡した当該制御信号を受信す
る手段として同期フラグ検出部15、アドレス応答フレ
ーム受信部16とを備えたループ型伝送装置である。
【0016】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記制御信号は、宛先のスレーブ局21〜23を表示する
アドレス要求フレームARと、ビットシフトフレームB
と、その宛先のスレーブ局が応答を表示するアドレス応
答フレームAAとを含み、マスタ局1は、送信時にビッ
トシフトフレームBのその先頭ビットに符号“1”を送
信する手段としてビットシフトフレーム挿入部11を備
え、三局のスレーブ局21〜23は、そのビットシフト
フレームBを中継する毎にその符号“1”を1ビットづ
つ後にシフトさせる手段としてビットシフト部215を
備えたところにある。
【0017】アドレス要求フレームARは、ビットシフ
トフレームBと等しいビット数構成であり、マスタ局1
は、宛先のスレーブ局21〜23が通信パス10、2
0、30、40のi番目に接続されている局であるとき
にはそのアドレス要求フレームARのi番目に“1”を
送信する手段としてアドレス要求フレーム挿入部12を
備え、スレーブ局21〜23は、受信する前記制御信号
のアドレス要求フレームARとビットシフトフレームB
の内容が等しいときにアドレス応答フレームAAに応答
信号を送信する手段としてフレーム一致検出部218お
よびアドレス応答フレーム挿入部217を備えている。
【0018】また、このアドレス応答フレーム挿入部2
17は、応答信号を送信するときに前記制御信号の誤り
検出符号を設計する手段を備え、マスタ局1のアドレス
応答フレーム受信部16には、その制御信号を受信した
ときにその誤り検出符号による信号の正否判断を実行す
る手段を備えている。
【0019】次に、本発明第一実施例の動作を説明す
る。通信網の立ち上げ時において、マスタ局1が3局の
スレーブ局21〜23に対し、アドレス確認を行うとき
に、マスタ局1では通信パス10に図2に示すフレーム
フォーマットを有する制御信号を送出する。スレーブ局
21では、同期フラグ検出部211でフレームの同期を
検出した後に、制御フレーム検出部212により、アド
レス検出モードであることを認識する。アドレス要求フ
レーム検出部213にてアドレス要求フレームARを検
出し、ビットシフトフレーム検出部214にてビットシ
フトフレームBをそれぞれ検出する。ここで、アドレス
要求フレームAR内のデータは、3ビットの長さを有
し、例えばマスタ局1がi(i=1、2、3)番目のス
レーブ局2iに対し、アドレス確認を要求する場合は、
先頭からi番目のビットのみ“1”として、他はすべて
“0”とする。また、ビットシフトフレームB内のデー
タも3ビットの長さを有し、マスタ局1より出力され、
スレーブ局21にて検出されるときは、先頭のみ“1”
であり、他は“0”である。この後、ビットシフトフレ
ームB内データは、ビットシフト部215において1ビ
ットシフトされ、ビットシフトフレーム挿入部216に
よってフレームフォーマットに対応する位置に挿入され
る。一方、アドレス要求フレームARと、ビットシフト
フレームBのデータは、それぞれフレーム一致検出部2
18に入力され、比較された後で結果が一致すればスレ
ーブ局21の有するアドレス値がアドレス応答フレーム
挿入部217によりフレームフォーマットの対応する位
置に挿入され、通信パス20に出力される。
【0020】以上の処理は、同様に3局のスレーブ局2
1〜23において実施されるが個々のスレーブ局21〜
23が有するアドレス値がいずれかのスレーブ局21〜
23と重複していた場合においても、1回のポーリング
シーケンスにおいて、アドレス応答フレームAAに自ア
ドレスを挿入するスレーブ局21〜23は唯一つに限定
される。
【0021】なお、以上の処理はスレーブ局21〜23
の数により、フレームフォーマットのビット長が長くな
るが、アドレス検出により正常なアドレスをマスタ局1
がアドレス応答フレーム受信部16により認識した後
は、アドレス値を利用した効率のよいポーリングシーケ
ンスに移る。
【0022】次に、本発明第二実施例の動作を図3を参
照して説明する。図3は本発明第二実施例装置のブロッ
ク構成図である。本発明第二実施例装置は、スレーブ局
21〜23にアドレス設定記憶部219を設けている。
このアドレス設定記憶部219は、そのスレーブ局21
〜23に割当てられたアドレスを記憶している。アドレ
ス応答フレーム挿入部217は、アドレス設定記憶部2
19およびビットシフトフレームBの表示とが一致しな
いときにはアドレス応答フレームAAの送信を禁止する
手段を含んでいる。
【0023】このように、あらかじめ割り当てられてい
る自局のアドレスも含めて比較対象とすることにより、
誤って割当てられたアドレス番号情報も含めて誤設定を
速やかに検出することができる。
【0024】本発明実施例では説明を簡単にするため
に、スレーブ局21〜23を3局として説明したがスレ
ーブ局数に制限はない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればア
ドレスが重複するスレーブ局が存在しても、マスタ局か
らの1回のポーリングシーケンスでは、応答するスレー
ブ局が唯一つに限定されるため、重複するアドレス値を
有するスレーブ局を認識することができる。
【0026】特に、スレーブ局の数が固定的ではなく、
ネットワーク立ち上げ毎に各スレーブ局にアドレスを付
与するようなシステムにおいては、データ伝送の誤りを
防止する上で有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例装置のブロック構成図。
【図2】データのフレームフォーマットの構成を示す
図。
【図3】本発明第二実施例装置のブロック構成図。
【符号の説明】 1 マスタ局 10、20、30、40 通信パス 11 ビットシフトフレーム挿入部 12 アドレス要求フレーム挿入部 13 制御フレーム挿入部 14 同期フラグ挿入部 15 同期フラグ検出部 16 アドレス応答フレーム受信部 21〜23 スレーブ局 211 同期フラグ検出部 212 制御フレーム検出部 213 アドレス要求フレーム検出部 214 ビットシフトフレーム検出部 215 ビットシフト部 216 ビットシフトフレーム挿入部 217 アドレス応答フレーム挿入部 218 フレーム一致検出部 219 アドレス設定記憶部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタ局と、複数のスレーブ局とがルー
    プ型伝送路で接続され、前記マスタ局は、通信に先立っ
    てその宛先スレーブ局の接続状態を確認するための制御
    信号を前記ループ型伝送路に送信する手段と、そのルー
    プ型伝送路を一巡した当該制御信号を受信する手段とを
    備えたループ型伝送装置において、 前記制御信号は、宛先スレーブ局を表示するアドレス要
    求フレームと、ビットシフトフレームと、その宛先スレ
    ーブ局が応答を表示するアドレス応答フレームとを含
    み、前記アドレス要求フレームは、前記ビットシフトフレー
    ムと等しいビット数構成であり、 前記マスタ局は、送信時に前記ビットシフトフレームの
    その先頭ビットに符号“1”を送信する手段と、宛先ス
    レーブ局が前記ループ型伝送路のi番目に接続されてい
    る局であるときにはそのアドレス要求フレームのi番目
    に“1”を送信する手段とを備え、 前記複数のスレーブ局は、そのビットシフトフレームを
    中継する毎にその符号“1”を1ビットづつ後にシフト
    させる手段を備え 前記宛先スレーブ局は、受信する制御信号の前記アドレ
    ス要求フレームと前記ビットシフトフレームの内容が等
    しいときに前記アドレス応答フレームに応答信号を送信
    する手段を備え、 この応答信号を送信する手段は、応答信号を送信すると
    きに前記制御信号の誤り検出符号を設計する手段を備
    え、 前記マスタ局には、その制御信号を受信したときにその
    誤り検出符号による信号の正否判断を実行する手段を備
    えた ことを特徴とするループ型伝送路。
  2. 【請求項2】 前記応答信号を送信する手段は、そのス
    レーブ局が前記ループ型伝送路の何番目に接続されてい
    るかを設定する手段と、この設定する手段と前記ビット
    シフトフレームの表示とが一致しないときには前記応答
    フレームの送信を禁止する手段とを含む請求項記載の
    ループ型伝送装置。
JP5159197A 1993-06-29 1993-06-29 ループ型伝送装置 Expired - Lifetime JP2576364B2 (ja)

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JPH07143150A JPH07143150A (ja) 1995-06-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57168555A (en) * 1981-04-10 1982-10-16 Fujitsu Ltd Detecting system for overlapped setting of node number in loop network system
JPS63258134A (ja) * 1987-04-15 1988-10-25 Mitsubishi Electric Corp ル−プ伝送網における被監視局の接続位置検索方式

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