JP2868866B2 - 対話型部品配置cadシステム - Google Patents

対話型部品配置cadシステム

Info

Publication number
JP2868866B2
JP2868866B2 JP2224951A JP22495190A JP2868866B2 JP 2868866 B2 JP2868866 B2 JP 2868866B2 JP 2224951 A JP2224951 A JP 2224951A JP 22495190 A JP22495190 A JP 22495190A JP 2868866 B2 JP2868866 B2 JP 2868866B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unplaced
component
display
area
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2224951A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04106667A (ja
Inventor
正宏 礒野
秀之 棚橋
昌弘 青野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2224951A priority Critical patent/JP2868866B2/ja
Publication of JPH04106667A publication Critical patent/JPH04106667A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2868866B2 publication Critical patent/JP2868866B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プリント基板の部品配置設計を対話形式で
行う対話型部品配置CADシステムに関する。
[従来の技術] 従来、プリント基板の部品配置CADシステムにおい
て、未配置部品を表示する場合の一般的な手法として
は、未配置部品の部品名を直接入力して、1個ずつ呼び
出す方法があった。
また、未配置部品の全部品名リストを表示し、そのリ
ストから部品を選択して呼び出す方法もあった。
さらに、未配置部品を常に1個だけ画面に表示してお
き、表示されている部品を配置すれば、自動的に次の部
品を1個表示する方法もあった。
以上述べたような従来の部品配置CADシステムにおい
ては、複数個の未配置部品の形状を同時に知ることがで
きないため、表示されている部品から配置していかなけ
ればならず、設計者の意図に添った配置設計作業が効率
的に行えないという問題点があった。
また、未配置部品と他の部品との接続関係が分かりに
くく、配置位置が制約される部品の配置が行いにくいと
いう問題点があった。
そこで、特開平1−311370号公報に記載のように、表
示画面上のプリント基板枠外に、未配置部品を全て表示
し、これらを順次選択するようにした方式がある。
この方式は、未配置部品を全て表示する際に、予め決
定された表示優先度の順で表示するものである。表示優
先度の種類としては、例えば、部品サイズの大なるもの
から小なるものへの順といった部品サイズがある。
一方、従来、配置設計作業を中断し、状態を保存して
終了するときに、終了コマンドを投入すると、状態保存
の確認をシステムが行い、それに対して作業者が応答す
るという方法が採られていた。
また、検索を行った場合、検索対象にマーク表示する
ことは従来より行われているが、検索対象に関する情報
を同時に表示することは行われていない。
[発明が解決しようとする課題] 上述した未配置部品を全て表示するようにした方式
は、全ての未配置部品を一度に表示するため、大半の部
品が未配置状態である設計開始時などのように、未配置
部品が多くなると、少しずつずらしながらも、重なって
表示されるようになっており、実際に作業する上で、部
品形状の全景が分かりづらいという問題点がある。
また、表示優先度が予め決定されているので、作業途
中に、表示優先度の種類を変更して表示することができ
ない。例えば、実際に設計する際に考えるであろうプリ
ント基板端子と接続のある部品を先に配置したい場合
や、部品種でLSI,IC,抵抗,コンデンサの順に配置した
い場合など、種々の場合にあった順序で表示することが
できないので、効率的な配置設計作業が行えないという
問題点がある。
また、配置設計を中断し、状態を保存して終了しよう
としたときに、従来は、未配置部品がある場合や配置状
態にエラーがある場合でも、終了コマンドを投入すれ
ば、後はコマンド実行の確認応答をするだけであったの
で、状態の保存をしたくないときでも、誤って保存して
しまう可能性が高いという問題点がある。
また、部品の検索を行おうとしたときに、例えば、プ
リント基板の両面で2つの部品形状が完全に重なった場
合、検索対象の部品がその内の1つであると、検索対象
の部品をマーク表示しても、どちらの部品が検索対象で
あるか非常に分かりにくいという問題点がある。
本発明の目的は、未配置部品の表示優先度の種類を、
部品配置設計作業中に、任意に変更できるようにするこ
とにある。
また、本発明の他の目的は、全ての未配置部品を重な
らないように表示することにある。
また、本発明の他の目的は、配置状態の不具合や未配
置部品があり、配置状態の保存をしたくないときに、誤
って保存してしまうことを防ぐことにある。
また、本発明の他の目的は、検索対象をより分かりや
すく表示することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本発明は、 画面表示したプリント基板に、対話形式で未配置部品
の実装位置を決定する対話型部品配置CADシステムにお
いて、 未配置部品の表示優先度の種類ごとに、未配置部品の
表示優先順位を記憶した表示優先順位記憶手段と、 表示優先度の種類の指定を受け付ける表示優先度受付
け手段と、 連続した複数の未配置部品表示領域と、 上記各未配置部品表示領域ごとに、当該未配置部品表
示領域を格子状に分割した複数の矩形領域のそれぞれに
ついて、当該矩形領域が未配置部品の表示に使用されて
いるか否かを示す領域使用状況を記憶する領域使用状況
記憶手段と、 上記表示優先順位記憶手段に記憶された表示優先度の
種類のうち、上記表示優先度受付け手段が受け付けた表
示優先度の種類に対応する表示優先順位にしたがう配列
で未配置部品が上記一連の未配置部品表示領域に表示さ
れるように、上記一連の未配置部品表示領域の未使用状
態の矩形領域内への未配置部品の表示を上記最初の未配
置部品表示領域から開始し、上記未使用状態の矩形領域
内に未配置部品を新たに表示するごとに当該矩形領域の
領域使用状況を使用状態に変更するとともに、上記未配
置部品表示領域に未配置部品が表示できなくなると次の
未配置部品表示領域への未配置部品の表示を開始する未
配置部品表示手段と、 未配置部品表示領域の指定を受け付ける未配置部品表
示領域受付け手段と、上記未配置部品表示領域受付け手
段が指定を受け付けた未配置部品表示領域を上記表示画
面に切替表示する切替表示手段とを備えることを特徴と
する対話型部品配置CADシステムを提供する。
なお、上記未配置部品表示領域は、プリント基板を表
示する領域と同一画面上にあるようにすることができ
る。
また、本発明は、画面表示したプリント基板に、対話
形式で未配置部品の実装位置を決定する対話型部品配置
CADシステムにおいて、作業の終了時に、未配置部品の
有無および/または配置状態の正誤を調べ、未配置部品
がある場合または配置状態に誤りがある場合に、終了で
きないと判定し、そうでない場合に、終了できると判定
する手段と、上記終了可否判定手段が終了できると判定
した場合に、配置状態を保存して終了する手段とを備え
ている。
さらに、強制終了の指示を受付ける手段を備え、上記
終了手段は、上記終了可否判定手段が終了できないと判
定した場合でも、上記強制終了受付け手段が強制終了の
指示を受付けたならば、配置状態を保存して終了するよ
うにすることができる。
また、本発明は、指定された検索対象を検索し、マー
ク表示する手段と、検索対象に関する情報をメッセージ
出力する手段とを備えている。
[作用] 未配置部品を表示するためには、部品形状の大きさ,
部品種,端子との接続数,他部品との接続数,近傍に配
置しなければならない部品等といった各部品の情報を記
憶している部品テーブルを備えているので、例えば、こ
の部品テーブルにおける各部品の順番を表す番号を、各
表示優先度の種類ごとに、表示優先度の高い順に記憶す
る部品情報テーブルを設けることにより、上記表示優先
順記憶手段を実現することができる。
また、表示優先度の種類を指定するコマンドを設ける
ことにより、上記表示優先度受付け手段は、このコマン
ドのパラメータで指定された表示優先度の種類を受付け
ることができる。
表示優先度の種類を指定するコマンドにより表示優先
度の種類が指定されると、上記部品情報テーブルの該当
欄をサーチすれば、未配置部品を表示する際に、各未配
置部品の表示優先順位が分かるので、この順位に従って
表示することにより、指定された表示優先順度の種類
で、未配置部品が表示される。
従って、部品の配置設計作業中に、上記表示優先度の
種類を指定するコマンドを入力することにより、自由に
表示優先度の種類を変更することができる。
また、未配置部品を表示する領域を所定ピッチで矩形
格子に分割し、各格子について、未配置部品の表示に使
用されているか否かを示す領域使用状況を記憶するテー
ブルを設けることにより、上記領域使用状況記憶手段を
実現することができる。
そこで、未配置部品を表示する際に、このテーブルに
基づいて、未配置部品表示領域を管理することができ
る。つまり、未配置部品を表示した格子を使用禁止と
し、次の未配置部品を表示する際に、該未配置部品を表
示可能な格子の塊を探索するようにする。
これにより、未配置部品同士が重なりあうことなく表
示される。
なお、未配置部品表示領域の格子全てが使用される
か、次の未配置部品を表示するには格子が足りない場合
は、上記未配置部品表示領域を複数個有するようにし、
同様の処理を行えば良い。この際に、未配置部品表示領
域を指定するコマンドを設けることにより、上記未配置
部品表示領域受付け手段は、このコマンドのパラメータ
で指定された未配置部品表示領域を受付けることができ
るので、表示する未配置部品表示領域を切替えることが
できる。
また、例えば、従来からある終了コマンドに、強制終
了を指示するパラメータを設けることにより、上記強制
終了受付け手段は、このパラメータを受付けることがで
きる。また、未配置部品数,配置チェックの実行の有
無,配置チェック結果のエラーの有無を記憶しておくこ
とにより、上記終了可否判定手段は、未配置部品数を判
定し、未配置部品がない場合で、配置チェックの実行が
行われており、かつ、配置チェック結果のカラーがない
場合に、終了できると判定することができる。
上記終了可否判定手段が終了できないと判定しても、
上記強制終了を指示するパラメータが指定されている場
合は、配置状態を保存して終了するので、上記強制終了
を指示するパラメータを指定しないようにすることによ
り、未配置部品がある場合や、配置チェックの実行が行
われていなかった場合や、配置チェック結果のエラーが
ある場合に、誤って保存することを防止できる。
また、例えば、各部品に関する情報を記憶しておくこ
とにより、部品を検索する際に、上記メッセージ出力手
段は、検索対象の部品に関する情報をメッセージとして
出力することができるので、検索対象がより分かりやす
くなる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の対話型部品配置CADシス
テムの構成を示すブロック図である。
図中、1は表示装置、2は入力装置、3は処理装置、
4は記憶装置、5は画像メモリである。
第1図において、表示装置1は、例えば、グラフィック
ディスプレイである。入力装置2は、例えば、未配置部
品を指定するためのポインティングデバイスおよびコマ
ンドを入力するためのキーボードである。
記憶装置4は、処理装置3が実行するプログラムのほ
かに、部品の配置状態や部品およびプリント基板に関す
る情報等のデータを記憶している。画像メモリ5は、部
品形状のグラフィックデータを記憶している。
処理装置3は、入力装置2から入力されたコマンドを
解析し、解析結果に応じた処理を行う。そして、処理結
果によっては、表示装置1に結果を表示し、また、記憶
装置4に結果を登録する。
第2図は処理装置3の内部構成を示すブロック図であ
る。
図中、10は表示優先度切替表示部、11はコマンドパラ
メータ解析部、12は部品抽出部、13は表示位置決定部、
14はページ管理部、15はページ内位置決定部、16は未配
置ページ切替部、17は終了制御部、18はコマンドパラメ
ータ解析部、19は未配置判定部、20はチェックモード判
定部、21はエラー判定部、22は終了処理部、23は検索制
御部、24は検索部、25は部品検索部、26はメッセージ出
力部である。
第2図において、表示優先度切替表示部10は、未配置
部品の表示優先度の種類を切替える処理を行い、未配置
ページ切替部16は、表示ページを切替える処理を行い、
終了制御部17は、終了時の制御を行い、検索制御部23
は、種々の検索を行う。
処理装置3には、図示していないが、このほかにも、
部品の移動を制御する移動制御部や、目盛やグリッドや
各種設計補助情報の表示を制御する補助情報制御部など
がある。
表示優先度切替表示部10において、コマンドパラメー
タ解析部11は、入力されたコマンドのパラメータを解析
して、指定された表示優先度の種類を決定する。部品抽
出部12は、コマンドパラメータ解析部11で決定された表
示優先度の種類について、表示優先度の高い順に未配置
部品を抽出する。表示位置決定部13は、1ページ内で未
配置部品が重ならないように表示位置を決定する。ま
た、表示位置決定部13において、ページ管理部14は、プ
リント基板枠外に設けた各ページごとの表示状態を管理
し、部品抽出部12が抽出した未配置部品を表示するペー
ジを決定する。ページ内位置決定部15は、ページ管理部
14が決定したページ内の表示位置を決定する。
終了制御部17において、コマンドパラメータ解析部18
は、入力されたコマンドのパラメータを解析する。未配
置判定部19は、未配置部品の有無を判定する。チェック
モード判定部20は、配置チェックをリアルタイムに行っ
たか否かを示すチェックモードのオン/オフを判定す
る。エラー判定部21は、配置チェックをリアルタイムに
行った場合、チェック結果における部品の配置状態の不
具合の有無を判定する。終了処理部22は、配置状態の保
存などの終了処理を行う。
検索制御部23において、検索部24は、部品の検索を行
う部品検索部25をはじめとする各種検索部を有し、検索
処理を行う。メッセージ出力部26は、補助メッセージを
出力する。
なお、これらの詳細な動作については、後に説明す
る。
第3図は部品テーブルおよび部品情報テーブルの構成
を示す図である。
第3図において、部品テーブル30は、全部品数と、各
部品の部品名,配置座標,配置状態とを記憶するための
テーブルである。
「配置座標」は、例えば、プリント基板の座標原点を
基準として、1/100mm単位で表した座標であり、未配置
部品の場合は、(0,0)としている。「配置状態」は、
「0」が配置済み、「1」が未配置としている。
また、部品情報テーブル31は、表示優先度の種類ごと
に、部品テーブル30中の各部品の表示順を記憶するため
のテーブルである。
「面積」は、部品サイズが大きい順に番号を付けてお
り、「部品接続度」は、端子を除いて、接続している他
部品の数が多い順に番号を付けている。また、「部品
種」は、LSI,IC,コンデンサの順に優先度を高くし、順
に番号を付けており、「配置条件」は、位置指定や配線
長指定等により優先度を高くし、順に番号を付けてい
る。
部品テーブル30および部品情報テーブル31は、第1図
の記憶装置4に格納されている。
次に、入力装置2から各種コマンドが入力された場合
の処理装置3の処理について、詳細に説明する。
入力装置2から入力されたコマンドが表示優先度の種
類を変更するコマンドである場合は、処理装置3におい
て、表示優先度切替表示部10が起動される。
変更する表示優先度の種類が「部品の接続度」である
ときの処理手順を、第4図に示す。
第4図において、まず、ステップ40で、表示優先度切
替表示部10は、変数Iに「1」を代入する。続いて、ス
テップ41で、コマンドパラメータ解析部11を起動する。
コマンドパラメータ解析部11は、コマンドのパラメータ
を解析して、変更する表示優先度(「部品の接続度」)
を決定する。
次に、ステップ42で、変数Iが部品数と等しくなるま
で、以下の処理を繰り返す。
まず、ステップ43で、部品抽出部12を起動する。部品
抽出部12は、部品情報テーブル31の「部品接続度」の欄
をサーチし、データが「I]であるレコードを見つけ
る。このレコードのレコード番号が部品テーブル30のイ
ンデックス番号として使用される。ステップ44で、部品
テーブル30における上記インデックス番号のレコードの
「配置状態」を抽出する。
次に、ステップ44で、抽出した「配置状態」を判定
し、「1(未配置)」ならば、ステップ45で、表示位置
決定部13を起動する。表示位置決定部13は、ページ管理
部14において、ページ位置を決定し、ページ内位置決定
部15において、決定したページ内の表示位置を決定す
る。
ステップ44の判定で、抽出した「配置状態」が「0
(配置済み)」ならば、ステップ45をスキップする。
そして、ステップ46で、変数Iをカウントアップして
ステップ42に戻る。
次に、ステップ45で表示位置決定部13が行う処理につ
いて具体的に説明する。
第5図(a)は本実施例における画面表示の例を示し
た図であり、プリント基板全景50と未配置部品表示領域
51とが合わせて表示されている様子を示している。
第6図は未配置部品表示領域51を(m×n)の矩形状
格子(m,n:1以上の整数)に区分した様子を示す図、第
7図は第6図の矩形状格子各々の使用状況を記憶する未
配置部品表示領域管理テーブルの様子を示す図である。
第7図において、使用されている格子に対応する箇所
は、使用フラグ「1」、空いている格子に対応する箇所
には、未使用フラグ「0」が記憶されている。
さて、表示位置決定部13は、部品抽出部12が抽出した
未配置部品を配置しようとする場合に、まず、配置した
い未配置部品の縦横の格子数を求める。例えば、ある部
品を配置しようとする場合、縦2格子×横3格子を必要
とするならば、第7図(a)の未配置部品表示領域管理
テーブル70において、第6図の左下に対応する箇所から
未使用の格子を探していく。見つかれば、そこから縦2
格子×横3格子に含まれる格子全てに使用フラグが立っ
ていないことを確認し、使用されている格子がなけれ
ば、使用フラグを立てれば良い。この状態を第7図
(b)に示す。
続いて、次の部品の配置を行うときは、先に立てた使
用フラグに対応する格子を避け、同様の処理を行う。
このようにすることにより、複数の部品を重ねること
なく、表示していくことができる。
以上は1ページ中で表示させる領域を決定する場合で
あるが、ページの概念を導入するためには、第7図の未
配置部品表示領域管理テーブル70をページ数分持つこと
により実現できる。すなわち、1ページ中に表示できな
い場合は、次のページについ、以上の処理を行えば良
い。
本実施例においては、表示位置決定部13において、ペ
ージ管理部14が、部品形状よりも大きな使用可能な格子
の塊があるか否かを判定することにより、そのページに
表示可能か次ページに表示するかを判定する。そして、
ページ内位置決定部15が、そのページまたは次のページ
について、上述の処理を行う。
なお、表示位置が決定した部品には、その部品の存在
するページに対応するグループ番号を付与し、グルーピ
ングを行うようにしておく。
未配置部品表示領域管理テーブル70は、第1図の記憶
装置4に格納されている。
以上説明した処理手順により、「部品接続度」の大き
い順に、未配置部品をページ分けして表示することがで
きる。他の表示優先度の種類についても、同様にして未
配置部品の表示を行うことができる。
このように、本実施例では、配置設計作業中に、未配
置部品の表示優先度の種類を変更することができるの
で、配置したい未配置部品を常に最初に表示するように
することができ、設計者が意図する配置を行いやすいよ
うにすることができるので、配置設計の作業性を向上さ
せることができる。
さて、本実施例においては、未配置部品を複数ページ
に分けて表示しているので、これらのページを切替える
ためには、ページを切替えるコマンドを入力する。
入力装置2から入力されたコマンドがページを切替え
るコマンドである場合は、処理装置3において、未配置
ページ切替部16が起動される。
未配置ページ切替部16は、まず、現在表示されている
ページに対応するグループを非表示化する。次に、非表
示化したページの次のページ以降で、未配置部品の存在
するページに対応するグループを表示化する。ここで、
次ページ以降で最終ページまでに未配置部品が存在しな
いときには、再び、1ページ目から表示を行っていく。
第5図(b)は本実施例における未配置ページの情報
の画面表示の例を示した図であり、未配置ページの情報
は、第5図(a)に示したプリント基板全景50および未
配置部品表示領域51に加えて表示される。
本実施例では、未配置ページの情報として、全未配置
部品数,未配置ページ数,表示ページを表示しており、
未配置部品の存在するページを分かりやすくしている。
第5図(b)の例では、「全未配置部品数」は87個で
あり、「未配置ページ数」は8ページであり、未配置部
品の存在しないページ(4ページ目および7ページ目)
は、ページ番号を表示しないようにしている。また、
「表示ページ」は3ページ目であり、高輝度表示を行う
ようにしている。
第5図(c)は本実施例における画面表示の例を示し
た図であり、ラットネストと呼ばれる部品ピンの接続を
仮想線により表示している様子を示している。
第5図(c)に示すように、未配置部品を重ならない
ように表示することで、接続状況が分かりやすくなって
いる。ここで、他ページ接続仮定点52は、画面上の部品
から表示されていない未配置ページの部品へ接続がある
場合に、他ページの部品をこの点に仮定して接続を表す
ようにしている。このようにすれば、ページが異なる部
品への接続の有無も分かる。
このように、本実施例では、未配置部品が重ならない
ようにページ分けして表示しているので、部品形状の全
景が分かりやすく、ラットネスト等の部品に関する情報
も、分かりやすくなる。
さて、配置設計作業を中断し、状態を保存して終了す
るためには、終了コマンドを入力する。
入力装置2から入力されたコマンドが終了コマンドで
ある場合は、処理装置3において、終了制御部17が起動
される。
第8図は終了コマンドが投入されたときの処理手順を
示すフローチャートである。
第8図において、まず、ステップ80で、終了制御部17
は、コマンドパラメータ解析部18を起動する。コマンド
パラメータ解析部18は、コマンドのパラメータを解析し
て、配置状態の保存の指示があるか否かを判定する。保
存指示がなければ、そのまま終了し、そうでなければ、
以下のような処理を行う。
まず、ステップ81で、未配置判定部19を起動する。未
配置判定部19は、記憶装置4に格納されている部品テー
ブル30を参照することにより、未配置部品数を調べ、未
配置部品の有無を判定する。未配置部品があれば、ステ
ップ84に進み、未配置部品がなければ、ステップ82に進
む。
ステップ82では、チェックモード判定部20を起動す
る。チェックモード判定部20は、配置チェックをリアル
タイムに行ったか否かを示すチェックモードのオン/オ
フを判定する。チェックモードがオンならば、ステップ
83に進み、オフならば、コマンド処理を中断し、コマン
ド入力待ちの状態に戻る。
ステップ83では、チェックモードがオンとなってお
り、配置チェックをリアルタイムに行ったので、そのチ
ェック結果を判定するために、エラー判定部21を起動す
る。エラーがなければ、ステップ85に進み、エラーがあ
れば、ステップ84に進む。
ステップ84では、再び、コマンドパラメータ解析部18
を起動する。コマンドパラメータ解析部18は、コマンド
入力の際に強制的に状態保存の指示を意味するパラメー
タが指定がされたか否かを解析する。指定されていなけ
れば、終了処理を中断し、コマンド入力待ちの状態に戻
る。指定されていれば、ステップ85に進む。
ステップ85では、終了処理部22を起動する。終了処理
部22は、記憶装置4にデータを保存し、終了する。
本実施例では、終了コマンドのパラメータとして、通
常の保存指示のほかに、強制的に状態保存の指示を意味
するパラメータを設けている。そして、このパラメータ
が指定されたときのみ、未配置部品が残っている場合や
リアルタイムで行った配置チェックにエラーがある場合
でも、強制的に終了することができるようにしている。
従って、上記パラメータが指示されていないときに
は、誤って終了コマンドを入力しても、未配置部品が残
っている場合やリアルタイムで行った配置チェックにエ
ラーがある場合は、終了処理を行わないので、そのよう
な場合の配置状態は保存されず、設計者が誤って配置し
た状態を保存しないようにすることができる。
さて、配置設計作業中に、部品を検索するためには、
検索コマンドを入力する。
入力装置2から入力されたコマンドが検索コマンドで
ある場合は、処理装置3において、検索制御部23が起動
される。
第9図は検索コマンドが投入されたときの処理手順を
示すフローチャートである。
第9図において、まず、ステップ90で、検索制御部23
は、検索部24を起動する。検索部24においては、部品検
索部25が、パラメータで指定された部品名を持つ部品の
有無をチェックし、そのような部品があれば、ステップ
91で、検索対象の部品を塗りつぶしたり、高輝度表示し
たり、ブリンク表示したりすることにより、マーク表示
を行う。
さらに、ステップ92で、メッセージ出力部26を起動
し、検索対象の部品に関する情報を、メッセージとして
表示する。
第5図(d)は本実施例における画面表示の例を示し
た図であり、メッセージ表示領域53を有している様子を
示している。
第5図(d)において、メッセージ表示領域53に表示
されるメッセージとしては、例えば、第5図(e)に示
すように、検索対象である部品の部品名54,位置名55,部
品種名56,搭載面57がある。
本実施例では、検索対象の部品をマーク表示する際
に、さらに、その部品に関する情報をメッセージとして
表示するので、検索対象がより分かりやすくなる。
なお、本実施例では、未配置部品を重ならずに表示す
るために、ページという概念を取り入れたが、1つのペ
ージに全ての未配置部品を重ならずに配置し、表示部分
をスクロールさせるようにしても良い。この場合は、未
配置ページの情報は、第5図(b)に示した例とは異な
り、未配置部品数のみとなる。
また、検索時に限らず、配置設計作業中に、指定され
た未配置部品に関する情報をメッセージとして出力する
ようにしても良い。これにより、マニュアルの代わりと
することができる。
さらに、本実施例は、スタンドアロン型の装置に適用
した例を説明したが、ホストコンピュータと接続された
端末装置に適用することもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、配置設計作業
中に、未配置部品の表示優先度の種類を変更することが
できるので、配置したい未配置部品を優先して表示する
ことができ、設計者が作業する場合に、部品を捜す手間
がなくなり、設計者が意図する配置を行いやすいように
することができるので、配置設計の作業性を向上させる
ことができるという効果がある。
また、全ての未配置部品を重ならないように表示する
ので、部品形状の全景が分かりやすく、ラットネスト等
の部品に関する情報も、分かりやすくなるという効果が
ある。
また、強制終了するためには、特別な指示を必要とす
るので、通常の終了時は、未配置部品がある場合や配置
状態にエラーがある場合に、誤って保存することがなく
なり、設計者自ら注意する必要がなくなるという効果が
ある。
また、検索時に、検索対象の部品に関する情報をメッ
セージとして表示するので、検索対象がより分かりやす
くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の対話型部品配置CADシステ
ムの構成を示すブロック図、第2図は処理装置の内部構
成を示すブロック図、第3図は部品テーブルおよび部品
情報テーブルの構成を示す説明図、第4図は表示優先度
の種類を変更するときの処理手順を示すフローチャー
ト、第5図は本実施例における画面表示の例を示した説
明図、第6図は未配置部品表示領域を矩形状格子に区分
した様子を示す説明図、第7図は第6図の矩形状格子各
々の使用状況を記憶する未配置部品表示領域管理テーブ
ルの様子を示す説明図、第8図は終了コマンドが投入さ
れたときの処理手順を示すフローチャート、第9図は検
索コマンド投入されたときの処理手順を示すフローチャ
ートである。 1……表示装置、2……入力装置、3……処理装置、4
……記憶装置、5……画像メモリ、10……表示優先度切
替表示部、11……コマンドパラメータ解析部、12……部
品抽出部、13……表示位置決定部、14……ページ管理
部、15……ページ内位置決定部、16……未配置ページ切
替部、17……終了制御部、18……コマンドパラメータ解
析部、19……未配置判定部、20……チェックモード判定
部、21……エラー判定部、22……終了処理部、23……検
索制御部、24……検索部、25……部品検索部、26……メ
ッセージ出力部、30……部品テーブル、31……部品情報
テーブル、70……未配置部品表示領域管理テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−311370(JP,A) 特開 昭64−76279(JP,A) 特開 平2−205974(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面表示したプリント基板に、対話形式で
    未配置部品の実装位置を決定する対話型部品配置CADシ
    ステムにおいて、 未配置部品の表示優先度の種類ごとに、未配置部品の表
    示優先順位を記憶した表示優先順位記憶手段と、 表示優先度の種類の指定を受け付ける表示優先度受付け
    手段と、 連続した複数の未配置部品表示領域と、 上記各未配置部品表示領域ごとに、当該未配置部品表示
    領域を格子状に分割した複数の矩形領域のそれぞれにつ
    いて、当該矩形領域が未配置部品の表示に使用されてい
    るか否かを示す領域使用状況を記憶する領域使用状況記
    憶手段と、 上記表示優先順位記憶手段に記憶された表示優先度の種
    類のうち、上記表示優先度受付け手段が受け付けた表示
    優先度の種類に対応する表示優先順位にしたがう配列で
    未配置部品が上記一連の未配置部品表示領域に表示され
    るように、上記一連の未配置部品表示領域の未使用状態
    の矩形領域内への未配置部品の表示を上記最初の未配置
    部品表示領域から開始し、上記未使用状態の矩形領域内
    に未配置部品を新たに表示するごとに当該矩形領域の領
    域使用状況を使用状態に変更するとともに、上記未配置
    部品表示領域に未配置部品が表示できなくなると次の未
    配置部品表示領域への未配置部品の表示を開始する未配
    置部品表示手段と、 未配置部品表示領域の指定を受け付ける未配置部品表示
    領域受付け手段と、 上記未配置部品表示領域受付け手段が指定を受け付けた
    未配置部品表示領域を上記表示画面に切替表示する切替
    表示手段とを備えることを特徴とする対話型部品配置CA
    Dシステム。
  2. 【請求項2】画面表示したプリント基板に、対話形式で
    未配置部品の実装位置を決定する対話型部品配置CADシ
    ステムにおいて、 作業の終了時に、未配置部品の有無および/または配置
    状態の正誤を調べ、未配置部品がある場合または配置状
    態に誤りがある場合には、終了できないと判定し、そう
    でない場合には、終了できると判定する終了可否判定手
    段と、 上記終了可否判定手段が終了できると判定した場合に、
    配置状態を保存して終了する終了手段とを備えることを
    特徴とする対話型部品配置CADシステム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の対話型部品配置CADシステ
    ムにおいて、 強制終了の指示を受付ける強制終了受付け手段を備え、 上記終了手段は、上記終了可否判定手段が終了できない
    と判定した場合に、上記強制終了受付け手段が強制終了
    の指示を受け付けたならば、配置状態を保存して終了す
    ることを特徴とする対話型部品配置CADシステム。
  4. 【請求項4】画面表示したプリント基板に、対話形式で
    未配置部品の実装位置を決定する対話型部品配置CADシ
    ステムにおいて、 指定された検索対象を検索し、マーク表示する手段と、 検索対象に関する情報をメッセージ出力する手段とを備
    えることを特徴とする対話型部品配置CADシステム。
JP2224951A 1990-08-27 1990-08-27 対話型部品配置cadシステム Expired - Lifetime JP2868866B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2224951A JP2868866B2 (ja) 1990-08-27 1990-08-27 対話型部品配置cadシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2224951A JP2868866B2 (ja) 1990-08-27 1990-08-27 対話型部品配置cadシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04106667A JPH04106667A (ja) 1992-04-08
JP2868866B2 true JP2868866B2 (ja) 1999-03-10

Family

ID=16821750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2224951A Expired - Lifetime JP2868866B2 (ja) 1990-08-27 1990-08-27 対話型部品配置cadシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2868866B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5195519B2 (ja) * 2009-02-27 2013-05-08 株式会社リコー 文書管理装置、文書処理システム、文書管理方法
JP6235416B2 (ja) * 2014-06-18 2017-11-22 株式会社Pfu 基板実装設計システム
JP6402599B2 (ja) * 2014-11-13 2018-10-10 富士通株式会社 情報処理装置、設計支援方法、及び設計支援プログラム
JP6239034B2 (ja) * 2016-05-19 2017-11-29 東芝エレベータ株式会社 Bimシステムおよび方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04106667A (ja) 1992-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5745371A (en) System and method for mounting components and layout for printed boards
US20060259891A1 (en) System and method of generating an auto-wiring script
JP4156274B2 (ja) 対話型フロアプランナ装置
JP2868866B2 (ja) 対話型部品配置cadシステム
JP2983368B2 (ja) 配線パターン設計方法および配線パターン設計用cadシステム
JP3037232B2 (ja) 回路図データ編集装置における回路図の表示方法
EP0654745A2 (en) Graphical display system for routing and repartitioning circuits during layout
JP2785751B2 (ja) 部品番号整列方法
JP2866105B2 (ja) 図形処理装置におけるプリント基板のピン表示方法
EP0315172A2 (en) Automatic program generation method with a visual data structure display
JPH04138574A (ja) 回路情報表示装置
JP2861136B2 (ja) 未結線表示方式
JP3095308B2 (ja) 電気部品概略位置決定装置
JP3187199B2 (ja) 電気回路設計支援システム
JPH02217967A (ja) プリント配線板設計システムの部品配置方式
JP3076458B2 (ja) 部品配置位置決定装置
JPH0147819B2 (ja)
JPH044471A (ja) 部品位置決定装置
JP2914302B2 (ja) 配線設計の配線制限表示方法
JPH07325854A (ja) 印刷配線板の設計装置
JPH10269268A (ja) マルチ画面表示装置及び配線装置
Klemetsmo et al. Graphic display techniques in the automated interconnection process
JPH02148272A (ja) グラフィックエディタ装置
WO2000001212A1 (en) Method for setting an option for automatic insertion path generation of a component inserter
JPH0944538A (ja) 配線処理装置