JP2914302B2 - 配線設計の配線制限表示方法 - Google Patents

配線設計の配線制限表示方法

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JP2914302B2 JP8167389A JP16738996A JP2914302B2 JP 2914302 B2 JP2914302 B2 JP 2914302B2 JP 8167389 A JP8167389 A JP 8167389A JP 16738996 A JP16738996 A JP 16738996A JP 2914302 B2 JP2914302 B2 JP 2914302B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷配線板や集積
回路の配線設計として対話形式で配線設計を行う時、そ
の配線の制限範囲図形を表示する配線制限表示方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の配線長制限表示方法として、特開
平4−243484号公報に示されるものがある。この
設計方法は、図5のフロー図に示すように、操作者に配
置対象部品を選択させ(S11)、配置対象部品が配線
長制限ネットを有しているか判断し(S12)、配線長
制限ネットを有している場合は配置対象部品が有してい
る配線長制限ネット各々に対して既配置部品の位置より
仮想配線長を算出し(S13)、配置対象部品が有して
いる配線長制限ネット各々に対してネット固有の配線長
の制限値と、S13で算出した仮想配線長との差より許
容値Lを算出する(S14)。
【0003】次に、操作者の意図しているマウスカーソ
ル位置に配置イメージを表示し(S15)、同一ネット
内で最短距離(マンハッタン長)にある既配置部品のピ
ン(対象ピン)を算出する(S16)。このS16で算
出した対象ピン間にラットネストを表示装置上に表示す
る(S17)。このS17で算出した許容値Lが正値の
場合配線長制限エリアを表示する(S18)。さらに操
作者が配置対象部品の配置イメージが表示されている位
置に配置を決定するか否かを判断し(S19)、配置位
置を変更したい場合は操作者の意図するマウスカーソル
位置を取り込み(S20)、配置位置を決定し(S2
1)他の部品に対して一連の処理を行なうか否かを判断
して(S22)終了する。
【0004】この場合、配線レイアウトの配線長制限エ
リアは、図6のレイアウト図を用いて説明する。ステッ
プS14で算出した許容値L1 ,L2 の2倍の長さを
縦、横の対角とする正方形の配線長制限ゲージ26,2
7で示し、これらの中心位置は当該ピンに対応する対象
ピン14,16の存在位置としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の配線長表示
方法では、部品配置の段階では有効であるが、配線長に
制限がある場合の設計で配線完了後の配線長がその配線
長制限を守る保障はない。また配線長制限エリアの表示
が正方形となっているために、その配線長制限が正確な
ものではないという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、配線設計時に配線長の制
限がある場合に、その配線長制限の表示を見易くし、配
線設計ミスを生じないようにした配線設計の配線長表示
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、印刷配
線板や集積回路の配線設計時におけるその配線長の制限
長を表示画面上に制限範囲図形として表示する配線設計
の配線制限表示方法において、配線がxy軸に実施さ
れ、配線した二点の座標を(x 1 ,y 1 )(x 2
2 )とし、この配線の配線余裕長をLとした時、その
配線の配線長を計算する配線長計算工程と、前記各配線
の配線長制限線長を記憶する配線長制限線長記憶工程
と、前記配線長制限線長と既配線長とを比較する配設長
比較工程と、前記配線長を比較した比較した結果の既配
線長を考慮して(x 1 −L/2,y 1 )(x 1 ,y 1
L/2)(x 2 +L/2,y 2 )(x 2 ,y 2 +L/
2)の四点を頂点として含む外形の図形からなる制限範
囲図形を表示する図形表示工程とを有することを特徴と
する。
【0008】また本発明において、配線がxy軸および
その45°傾斜方向に実施され、かつ配線した二点の座
標を前記45°傾斜座標上で(0,0)(a,b)と
し、この配線の配線余裕長をLとした時、その配線の配
線長を計算する配線長計算工程と、前記各配線の配線長
制限線長を記憶する配線長制限線長記憶工程と、前記配
線長制限線長と既配線長とを比較する配設長比較工程
と、前記配線長を比較した比較した結果の既配線長を考
慮して45°方向にL/2+bの距離、135°,22
5°方向にL/2の距離、315°の方向にL/2+a
の距離にある各点および前記四点とからなる八点を頂点
とする外形の図形からなる制限範囲図形を表示する図形
表示工程とを有することもできる。さらに本発明におい
て、制限範囲図形が前記四点または前記八点を頂点とす
る四辺形また八辺形とすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施の形態を説明するブ
ロック図である。
【0010】本実施形態は、入力された配線の長さを計
算する線長計算処理工程1と、結線する2点の配線長の
制限を記憶する配線長制限記憶処理工程2と、線長計算
処理工程1で計算した配線長と配線長制限記憶処理工程
2で記憶している配線長制限長とを比較する配線長比較
処理工程3と、この配線長比較処理工程3から得られた
結果のゲージを表示する図形表示処理工程4とを備えて
いる。
【0011】次に、ゲージの表示方法について、図2の
レイアウト図を用いて説明する。ここでは、配線の方向
がx方向とy方向のみが許されている場合で、結線する
2点A,Bに対して点Bから配線を追加するとする。図
2(a)では、点Bから+y方向に2cm配線を引いて
配線の先端(カーソル)a5がある段階であり、配線長
制限長が8cmであることから、追加配線可能な配線制
限長5〜7cmとし方向と距離はa5から+x方向に2
cm,−x方向に1cm,+y方向に4cm,−y方向
に1cmという点a1〜a4で結ばれた四辺形(矩形)
になる。
【0012】図2(b)は図2(a)の段階からさらに
配線が追加される場合である。点Bからy方向に4cm
配線を引いて点a5に配線の先端(カーソル)a5が段
階であり、追加配線可能な方向と距離は点a5から+x
方向に2cm,−x方向に1cm,+y方向に2cm,
−y方向に1cmという点a1〜a4に四辺形の電線長
ゲージとなる。さらに図2(c)では、点Bから+y方
向に5cm配線を引き、この配線の先端a5から+x方
向に2cm,−x方向に1cm、+y方向に1cm,−
y方向に1cmとした四辺形からなる配線長ゲージ7を
示している。なお45°単位系の場合には線分成分をx
y方向成分に分解することで同形状の配線長制限表示が
できる。
【0013】次に、配線の方向がx方向とy方向のみ許
されている場合の図3を用いて配線長制限ゲージの表示
方法を詳細に説明する。この場合、結線点A(x,
y),B(x2 ,y2 )間を配線するための最低配線長
は(x2 −x1 )+(y2 −y1)となり、配線長制限
表をL3 とすると、余裕のある配線長L4 はL4 =L3
とすると、余裕のある配線長L4 はL4 =L3 −{(x
2 −x1 )+(y2 −y1)}となる。この配線長制限
表示を表わす点Dは点Aから−x方向にL4 /2とな
り、点Eは点Aから+x方向にL4 /2+(x2
1 )となり、点下は点Aから+y方向にL4 /2+
(y2 −y1 )となり、点Gは点Aから−y方向にL4
/2となる。なお、2で割る理由は点A,Bを対角の座
標とする矩形内に納まらない配線を追加した場合に必ず
矩形内に戻ってくる分が必要であるためである。
【0014】次に、配線の方向が45°の方向も許され
る場合のゲージの表示方法を図4を用いて説明する。こ
の場合点A,Bから45°方向の直交点をS,Tとし、
2点A,Bを結線する場合の線分ASの長さa,線分B
Sの長さbを算出する。この場合、余裕のある配線長L
4 は(配線長制限長L3 )−(a+b)となる。90°
方向の点J,L,N,Rの計算は90°系の算出方法に
より可能である。従って、45°方向にはL4 /2+b
の距離にある点K、135°,225°方向にはL4
2の距離にある点M,P、315°方向にはL4 /2+
aの距離にある点Hの計8点を頂点とする図形が配線可
能な領域となる。
【0015】この表示図形は、多角形や十字,各頂点を
円弧で結んだものでもかまわない。
【0016】また、45°単位も90°単位と同じく配
線長制限長から45°単位のみでの最低配線長を引いた
長さである余裕配線長をA,S,B,Tで囲まれた図形
に納まらない場合に必らずこの図形に戻る分が必要にな
るためL4 /2という式となる。また、結線する点が3
点以上ある場合は、配線の途中で分岐が生じる場合があ
る。このような場合は、最も近い結線する点に対して配
線可能な領域を表示すればよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、配線長制
限表示を任意の四角形に表示しているので、その配線の
追加可能な方向の長さ成分の制限を確認しながら、配線
長制限長を厳守し、配線を追加することができるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を説明する工程図であ
る。
【図2】本実施形態の90°配線の場合を説明するレイ
アウト図である。
【図3】本実施形態の線長制限エリア作成方法を説明す
るレイアウト図である。
【図4】本実施形態の45°配線の場合を説明するレイ
アウト図である。
【図5】従来の印刷配線板設計の配線制限表示方法を説
明するフロー図である。
【図6】図5により配線設計を行う場合の表示のレイア
ウト図である。
【符号の説明】
1 線長計算処理工程 2 配線長制限記憶工程 3 配線長比較処理工程 4 図形表示処理工程 5,6,7,26,27 配線長制限ゲージ 8,9 既配線部品 11 配置対象部品 12〜21 ピン 22〜25 ラットネスト A,B,S,T 結線する端点 C〜G,H〜R 配線長制限ゲージの頂点

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷配線板や集積回路の配線設計時にお
    けるその配線長の制限長を表示画面上に制限範囲図形と
    して表示する配線設計の配線制限表示方法において、
    線がxy軸に実施され、配線した二点の座標を(x 1
    1 )(x 2 2 )とし、この配線の配線余裕長をLとした時、その
    配線の配線長を計算する配線長計算工程と、前記各配線
    の配線長制限線長を記憶する配線長制限線長記憶工程
    と、前記配線長制限線長と既配線長とを比較する配設長
    比較工程と、前記配線長を比較した比較した結果の既配
    線長を考慮して(x 1 −L/2,y 1 )(x 1 1 −L/2)(x 2 +L/2,y 2 )(x 2 ,y 2
    L/2)の四点を頂点として含む外形の図形からなる
    限範囲図形を表示する図形表示工程とを有することを特
    徴とする配線設計の配線制限表示方法。
  2. 【請求項2】 印刷配線板や集積回路の配線設計時にお
    けるその配線長の制限長を表示画面上に制限範囲図形と
    して表示する配線設計の配線制限表示方法において、
    線がxy軸およびその45°傾斜方向に実施され、かつ
    配線した二点の座標を前記45°傾斜座標上で(0,
    0)(a,b)とし、この配線の配線余裕長をLとした
    時、その配線の配線長を計算する配線長計算工程と、前
    記各配線の配線長制限線長を記憶する配線長制限線長記
    憶工程と、前記配線長制限線長と既配線長とを比較する
    配設長比較工程と、前記配線長を比較した比較した結果
    の既配線長を考慮して45°方向にL/2+bの距離、
    135°,225°方向にL/2の距離、315°の方
    向にL/2+aの距離にある各点および前記四点とから
    なる八点を頂点とする外形の図形からなる制限範囲図形
    を表示する図形表示工程とを有することを特徴とする配
    線設計の配線制限表示方法。
  3. 【請求項3】 制限範囲図形が、前記四点または前記八
    点を頂点とする四辺形または八辺形である請求項また
    は請求項記載の配線設計の配線制限表示方法。
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