JPH07325854A - 印刷配線板の設計装置 - Google Patents
印刷配線板の設計装置Info
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- JPH07325854A JPH07325854A JP6118830A JP11883094A JPH07325854A JP H07325854 A JPH07325854 A JP H07325854A JP 6118830 A JP6118830 A JP 6118830A JP 11883094 A JP11883094 A JP 11883094A JP H07325854 A JPH07325854 A JP H07325854A
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- printed wiring
- wiring board
- parts
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷配線板の設計における部品名の変更を部
品を個々に指定して変更することなく、その部品の実装
位置で判断して行えるようにする。 【構成】 図形処理装置、操作端末、表示装置および記
憶装置を設け、図形処理装置に、すでに設計された印刷
配線板について旧部品名に対応して新部品名への変更指
示があったときに、当該印刷配線板の表面に部分的な仮
想のエリアを設定してそのエリア内に旧部品名の部品が
あるかを検索する手段を備え、設計データをその仮想の
エリアに指定して分割し、変更作業の基準となる点とそ
のエリア内をどの方向に検索するのかを指示する。この
とき、部品が複数のエリアにまたがる場合があるで、部
品のどの位置があればエリア内に入るのかを示すポイン
トを指示し、この指示にしたがってデータの検索を行
い、部品を指定した位置が検索中に見つかったときに部
品面の変更処理を行う。
品を個々に指定して変更することなく、その部品の実装
位置で判断して行えるようにする。 【構成】 図形処理装置、操作端末、表示装置および記
憶装置を設け、図形処理装置に、すでに設計された印刷
配線板について旧部品名に対応して新部品名への変更指
示があったときに、当該印刷配線板の表面に部分的な仮
想のエリアを設定してそのエリア内に旧部品名の部品が
あるかを検索する手段を備え、設計データをその仮想の
エリアに指定して分割し、変更作業の基準となる点とそ
のエリア内をどの方向に検索するのかを指示する。この
とき、部品が複数のエリアにまたがる場合があるで、部
品のどの位置があればエリア内に入るのかを示すポイン
トを指示し、この指示にしたがってデータの検索を行
い、部品を指定した位置が検索中に見つかったときに部
品面の変更処理を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷配線板の設計に利
用する。本発明は、印刷配線板の設計における部品名変
更を短時間で行うことができる装置に関するもので、特
に印刷配線板を設計する際にコンピュータを用いて部品
名の変更を行う印刷配線板の設計装置に関する。
用する。本発明は、印刷配線板の設計における部品名変
更を短時間で行うことができる装置に関するもので、特
に印刷配線板を設計する際にコンピュータを用いて部品
名の変更を行う印刷配線板の設計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷配線板の設計における部品名
変更方法は、部品ライブラリに交換可能な部品がまとめ
られその部品の属性および部品番号名が格納されてい
る。部品の属性とは、例えば抵抗の場合は100Ω1/
2Wなどの特性であり、部品の番号名はその部品を特定
する記号である。図5は従来の部品交換の手順を示した
ものである。
変更方法は、部品ライブラリに交換可能な部品がまとめ
られその部品の属性および部品番号名が格納されてい
る。部品の属性とは、例えば抵抗の場合は100Ω1/
2Wなどの特性であり、部品の番号名はその部品を特定
する記号である。図5は従来の部品交換の手順を示した
ものである。
【0003】まず、回路設計を行い、このとき回路図上
の部品に対して部品名および部品属性を付加する。この
回路図からネットリストを作成し、このネットリストを
もとに設計を行う。次いでシンボルを作成する。このシ
ンボルには「SCHEMA」と呼ばれる部品属性のテキ
ストと「BUBAN」と呼ばれる部品番号のテキストが
格納される。シンボルの作成後に部品配置を行い、配置
確定後に部品番号を割り付ける。割り付けを行ったとき
に「BUBAN」に部品番号を格納する。続いて部品交
換が必要か否かをチェックする。変更の必要がある場合
は部品番号シンボルを変更する。
の部品に対して部品名および部品属性を付加する。この
回路図からネットリストを作成し、このネットリストを
もとに設計を行う。次いでシンボルを作成する。このシ
ンボルには「SCHEMA」と呼ばれる部品属性のテキ
ストと「BUBAN」と呼ばれる部品番号のテキストが
格納される。シンボルの作成後に部品配置を行い、配置
確定後に部品番号を割り付ける。割り付けを行ったとき
に「BUBAN」に部品番号を格納する。続いて部品交
換が必要か否かをチェックする。変更の必要がある場合
は部品番号シンボルを変更する。
【0004】部品交換は図6に示す手順により行われ
る。部品交換を行うためにCRT画面に表示されている
交換対象の部品をカーソルピックすると、その部品の属
性が画面に表示される。この属性を参照して交換可能部
品に対する検索条件が設定されると、部品ライブラリが
検索されて交換可能部品が抽出され、ヒットした部品が
表示される。この表示された部品の中から交換部品を特
定してやれば部品の変更処理が行われ、交換可能な部品
の情報が表示される(特開平3−191477号公
報)。
る。部品交換を行うためにCRT画面に表示されている
交換対象の部品をカーソルピックすると、その部品の属
性が画面に表示される。この属性を参照して交換可能部
品に対する検索条件が設定されると、部品ライブラリが
検索されて交換可能部品が抽出され、ヒットした部品が
表示される。この表示された部品の中から交換部品を特
定してやれば部品の変更処理が行われ、交換可能な部品
の情報が表示される(特開平3−191477号公
報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
では、部品名を変更するときに、基板上に配置してある
部品の各々をCRT表示画面に表示し、部品をピックし
て部品の情報を検索してから変更する作業が行われてい
るので、部品名の変更作業に時間がかかり、場合によっ
ては変更作業を忘れてしまうようなことが生じる。
では、部品名を変更するときに、基板上に配置してある
部品の各々をCRT表示画面に表示し、部品をピックし
て部品の情報を検索してから変更する作業が行われてい
るので、部品名の変更作業に時間がかかり、場合によっ
ては変更作業を忘れてしまうようなことが生じる。
【0006】本発明はこのような背景のもとに行われた
もので、部品名変更作業に要する時間を短縮することが
できる印刷配線板の設計装置を提供することを目的とす
る。
もので、部品名変更作業に要する時間を短縮することが
できる印刷配線板の設計装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図形処理装置
(1)と、この図形処理装置に操作入力を与える操作端
(2、3)と、この図形処理装置の処理結果を表示する
表示装置(4)と、すでに設計された印刷配線板の情報
を保持する記憶装置(5)とを備えた印刷配線板の設計
装置において、前記図形処理装置は、すでに設計された
印刷配線板について旧部品名に対応して新部品名への変
更指示があるときに、当該印刷配線板の表面に部分的な
仮想のエリアを設定してそのエリア内にその旧部品名の
部品があるかを検索する手段を備えたことを特徴とす
る。
(1)と、この図形処理装置に操作入力を与える操作端
(2、3)と、この図形処理装置の処理結果を表示する
表示装置(4)と、すでに設計された印刷配線板の情報
を保持する記憶装置(5)とを備えた印刷配線板の設計
装置において、前記図形処理装置は、すでに設計された
印刷配線板について旧部品名に対応して新部品名への変
更指示があるときに、当該印刷配線板の表面に部分的な
仮想のエリアを設定してそのエリア内にその旧部品名の
部品があるかを検索する手段を備えたことを特徴とす
る。
【0008】前記仮想のエリアは、操作にしたがって指
定された基準点を起点に複数設定され、前記検索する手
段はその複数設定されたエリアについて順次検索を実行
する手段を含み、前記図形処理装置は、該当する旧部品
名が発見されたときにその旧部品名を対応する新部品名
に置換する手段を備え、前記変更指示は、前記操作端か
らの入力により設定されるか、また当該印刷配線板の部
品ライブラリを検索することにより自動的に設定される
ことが望ましい。
定された基準点を起点に複数設定され、前記検索する手
段はその複数設定されたエリアについて順次検索を実行
する手段を含み、前記図形処理装置は、該当する旧部品
名が発見されたときにその旧部品名を対応する新部品名
に置換する手段を備え、前記変更指示は、前記操作端か
らの入力により設定されるか、また当該印刷配線板の部
品ライブラリを検索することにより自動的に設定される
ことが望ましい。
【0009】
【作用】操作入力によりすでに設計された印刷配線板に
ついて旧部品名に対応して新部品名への変更指示がある
ときに、当該印刷配線板の表面に部分的な仮想のエリア
を設定して、そのエリア内に旧部品名の部品があるか否
かを検索する。
ついて旧部品名に対応して新部品名への変更指示がある
ときに、当該印刷配線板の表面に部分的な仮想のエリア
を設定して、そのエリア内に旧部品名の部品があるか否
かを検索する。
【0010】仮想エリアは、操作端からの操作にしたが
って指定された基準点を起点に複数設定され、その複数
設定されたエリアについて順次検索を実行する。この検
索により該当する旧部品名が発見されたときに、その旧
部品名を対応する新部品名に置換する。
って指定された基準点を起点に複数設定され、その複数
設定されたエリアについて順次検索を実行する。この検
索により該当する旧部品名が発見されたときに、その旧
部品名を対応する新部品名に置換する。
【0011】変更指示は、操作端からの入力により設定
されるか、当該印刷配線板の部品ライブラリを検索する
ことにより自動的に設定される。
されるか、当該印刷配線板の部品ライブラリを検索する
ことにより自動的に設定される。
【0012】これにより、印刷配線板の設計における部
品名の変更を個々に指定して変更することなく、その部
品の実施位置で判断し変更することができ、作業時間を
大幅に低減することができる。
品名の変更を個々に指定して変更することなく、その部
品の実施位置で判断し変更することができ、作業時間を
大幅に低減することができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
【0014】(第一実施例)図1は本発明第一実施例の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【0015】本発明第一実施例は、図形処理装置1と、
この図形処理装置1に操作入力を与えるキーボード2お
よびマウス3の操作端と、この図形処理装置1の処理結
果を表示するCRT表示装置4と、すでに設計された印
刷配線板の情報を保持する記憶装置5とを備え、さら
に、本発明の特徴として図形処理装置1は、すでに設計
された印刷配線板について旧部品名に対応して新部品名
への変更指示があるときに、当該印刷配線板の表面に部
分的な仮想のエリアを設定してそのエリア内にその旧部
品名の部品があるかを検索する手段を備える。
この図形処理装置1に操作入力を与えるキーボード2お
よびマウス3の操作端と、この図形処理装置1の処理結
果を表示するCRT表示装置4と、すでに設計された印
刷配線板の情報を保持する記憶装置5とを備え、さら
に、本発明の特徴として図形処理装置1は、すでに設計
された印刷配線板について旧部品名に対応して新部品名
への変更指示があるときに、当該印刷配線板の表面に部
分的な仮想のエリアを設定してそのエリア内にその旧部
品名の部品があるかを検索する手段を備える。
【0016】前記仮想のエリアは、操作にしたがって指
定された基準点を起点に複数設定され、前記検索する手
段はその複数設定されたエリアについて順次検索を実行
する手段を含み、図形処理装置1は、該当する旧部品名
が発見されたときにその旧部品名を対応する新部品名に
置換する手段を備える。前記変更指示は、前記操作端か
らの入力により設定されるか、当該印刷配線板の部品ラ
イブラリを検索することにより自動的に設定される。
定された基準点を起点に複数設定され、前記検索する手
段はその複数設定されたエリアについて順次検索を実行
する手段を含み、図形処理装置1は、該当する旧部品名
が発見されたときにその旧部品名を対応する新部品名に
置換する手段を備える。前記変更指示は、前記操作端か
らの入力により設定されるか、当該印刷配線板の部品ラ
イブラリを検索することにより自動的に設定される。
【0017】ここで、このように構成された本発明第一
実施例装置による印刷配線板の設計処理動作について説
明する。図2は本発明第一実施例における設計手順の流
れを示す流れ図である。
実施例装置による印刷配線板の設計処理動作について説
明する。図2は本発明第一実施例における設計手順の流
れを示す流れ図である。
【0018】印刷配線板の設計は、まず、支給された回
路図をもとにネットリストを作成する(S1)。ここで
ネットリストとは、回路図上のどの部品のピンとどの部
品のピンとが接続しているかが記述されたリストであ
る。次に、支給された部品カタログをもとに部品ライブ
ラリを作成する(S2)。部品ライブラリには、各ピン
の位置、シルク図データ、部品の大きさを示すデータ、
ピンの形状、部品の高さ、部品の種別を示すデータが含
まれている。部品の種別とは“IC”、“抵抗”、“コ
ンデンサ”などをいう。ネットリストおよび部品ライブ
ラリの作成が終了すると設計を開始する(S3)。この
設計では部品の配置や配線設計が終了した後に部品名の
変更を行う必要が生じたときに部品名変更が行われる
(S5)。
路図をもとにネットリストを作成する(S1)。ここで
ネットリストとは、回路図上のどの部品のピンとどの部
品のピンとが接続しているかが記述されたリストであ
る。次に、支給された部品カタログをもとに部品ライブ
ラリを作成する(S2)。部品ライブラリには、各ピン
の位置、シルク図データ、部品の大きさを示すデータ、
ピンの形状、部品の高さ、部品の種別を示すデータが含
まれている。部品の種別とは“IC”、“抵抗”、“コ
ンデンサ”などをいう。ネットリストおよび部品ライブ
ラリの作成が終了すると設計を開始する(S3)。この
設計では部品の配置や配線設計が終了した後に部品名の
変更を行う必要が生じたときに部品名変更が行われる
(S5)。
【0019】本発明はこの部品名変更に関するもので、
図3は本発明第一実施例における部品名変更手順の流れ
を示す流れ図である。印刷配線板に使用する部品の形
状、属性を含む部品データは、あらかじめキーボード2
からの操作入力で記憶装置5に登録される。
図3は本発明第一実施例における部品名変更手順の流れ
を示す流れ図である。印刷配線板に使用する部品の形
状、属性を含む部品データは、あらかじめキーボード2
からの操作入力で記憶装置5に登録される。
【0020】キーボード2から配線設計のための操作入
力を受け、設計とは直接関係のないデータ層に対角にな
る2点がマウス3により指定されると、複数個の矩形の
検索エリアが作成されCRT表示装置4に表示される
(S11)。この検索エリアは個々に作成され順次検索
されるが、このように検索エリアを指定せずに全体を一
括して検索する処理を行わないのは、変更後の部品をあ
る程度整然とした流れになるようにするためである。
力を受け、設計とは直接関係のないデータ層に対角にな
る2点がマウス3により指定されると、複数個の矩形の
検索エリアが作成されCRT表示装置4に表示される
(S11)。この検索エリアは個々に作成され順次検索
されるが、このように検索エリアを指定せずに全体を一
括して検索する処理を行わないのは、変更後の部品をあ
る程度整然とした流れになるようにするためである。
【0021】次に、基板のどの位置から部品名の変更を
行うかを示す基準点がCRT表示装置4の画面上に指定
され(S12)、続いて指定された基準点からの検索方
向が指定される(S13)。そして部品のどの位置が検
索エリア内に存在すればそこに部品があると判断するか
を示す位置指定が行われる(S14)。これは例えば、
1番ピンの位置もしくは部品の中心が検索エリアの中に
あるか否かを判断することで、部品のデータが複数の検
索エリアに跨がっていても部品がどの検索エリアに存在
するかを特定するために行われる。
行うかを示す基準点がCRT表示装置4の画面上に指定
され(S12)、続いて指定された基準点からの検索方
向が指定される(S13)。そして部品のどの位置が検
索エリア内に存在すればそこに部品があると判断するか
を示す位置指定が行われる(S14)。これは例えば、
1番ピンの位置もしくは部品の中心が検索エリアの中に
あるか否かを判断することで、部品のデータが複数の検
索エリアに跨がっていても部品がどの検索エリアに存在
するかを特定するために行われる。
【0022】このようにして検索位置が指定されると、
基準点に近いエリアから基準点を基点として指定された
方向にあらゆるデータが調査される。CADデータで
は、そのデータが部品に関するものかパターンに関する
ものかの指標があるので、部品に関する指標でステップ
S14で指定されたデータであれば、ステップS16の
部品名変更処理で部品名が変更される。このとき見つけ
られた部品名がまず取り出される。例えば、部品番号が
IC1の場合、文字列であるICの部分の変更は行わ
ず、部品ライブラリを作成したときの部品種別情報をも
とにして、ステップS11から順番に部品番号を発生さ
せ、一つの検索エリアが終わるまでデータの検索が行わ
れる。ステップS11で作成した検索エリアの枠までデ
ータ検索が終われば次のエリアへ移動し、基準点に近い
部分から同様にエリア検索が行われる。
基準点に近いエリアから基準点を基点として指定された
方向にあらゆるデータが調査される。CADデータで
は、そのデータが部品に関するものかパターンに関する
ものかの指標があるので、部品に関する指標でステップ
S14で指定されたデータであれば、ステップS16の
部品名変更処理で部品名が変更される。このとき見つけ
られた部品名がまず取り出される。例えば、部品番号が
IC1の場合、文字列であるICの部分の変更は行わ
ず、部品ライブラリを作成したときの部品種別情報をも
とにして、ステップS11から順番に部品番号を発生さ
せ、一つの検索エリアが終わるまでデータの検索が行わ
れる。ステップS11で作成した検索エリアの枠までデ
ータ検索が終われば次のエリアへ移動し、基準点に近い
部分から同様にエリア検索が行われる。
【0023】(第二実施例)本発明第二実施例は図1に
示す第一実施例同様に構成される。図4は本発明第二実
施例における部品名変更手順の流れを示す流れ図であ
る。本発明第二実施例における処理は、ステップS21
〜ステップS24まで第一実施例同様の処理手順で行わ
れる。まず、部品を検索する検索エリアが作成され(S
21)、どの位置から部品名変更を行っていくかを示す
基準点が指定され(S22)、基準点からどの方向にデ
ータを検索していくかが指示される(S23)。次い
で、部品のどの点が検索エリア内に存在すれば、部品が
検索エリア内にあるものと判断することができるかの点
が指定される(S24)。第一実施例と異なる点は、こ
こで変更前の部品名をどのように変更するかの指示が行
われることにある(S25)。例えば、ICを変更前は
“U1”だったものを“IC1”に変更したり、コネク
タを“CN1”から“CON1”に変更するなど変更前
後の部品名の対応が行われる。
示す第一実施例同様に構成される。図4は本発明第二実
施例における部品名変更手順の流れを示す流れ図であ
る。本発明第二実施例における処理は、ステップS21
〜ステップS24まで第一実施例同様の処理手順で行わ
れる。まず、部品を検索する検索エリアが作成され(S
21)、どの位置から部品名変更を行っていくかを示す
基準点が指定され(S22)、基準点からどの方向にデ
ータを検索していくかが指示される(S23)。次い
で、部品のどの点が検索エリア内に存在すれば、部品が
検索エリア内にあるものと判断することができるかの点
が指定される(S24)。第一実施例と異なる点は、こ
こで変更前の部品名をどのように変更するかの指示が行
われることにある(S25)。例えば、ICを変更前は
“U1”だったものを“IC1”に変更したり、コネク
タを“CN1”から“CON1”に変更するなど変更前
後の部品名の対応が行われる。
【0024】次に、ステップS24で指定された位置の
データが存在するか否か検索し、それが該当するデータ
であればステップ25で指定した部品名に変更し、数値
部分も部品種別毎にカウントアップして、検索エリア内
を指定した方向に検索する。その検索エリアについての
検索が終われば、次の検索エリアに移動して同様に検索
を行う。
データが存在するか否か検索し、それが該当するデータ
であればステップ25で指定した部品名に変更し、数値
部分も部品種別毎にカウントアップして、検索エリア内
を指定した方向に検索する。その検索エリアについての
検索が終われば、次の検索エリアに移動して同様に検索
を行う。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
刷配線板の部品名の変更作業にコンピュータを利用して
部品の配置位置を判断して部品名を変更することによ
り、部品名変更に要する作業時間を大幅に低減すること
ができる効果がある。
刷配線板の部品名の変更作業にコンピュータを利用して
部品の配置位置を判断して部品名を変更することによ
り、部品名変更に要する作業時間を大幅に低減すること
ができる効果がある。
【図1】本発明第一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明第一実施例における設計手順の流れを示
す流れ図。
す流れ図。
【図3】本発明第一実施例における部品名変更手順の流
れを示す流れ図。
れを示す流れ図。
【図4】本発明第二実施例における部品名変更手順の流
れを示す流れ図。
れを示す流れ図。
【図5】従来例における設計手順の流れを示す流れ図。
【図6】従来例における部品変更手順の流れを示す流れ
図。
図。
1 図形処理装置 2 キーボード 3 マウス 4 CRT表示装置 5 記憶装置 6 出力装置
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図形処理装置
(1)と、この図形処理装置に操作入力を与える操作端
末(2、3)と、この図形処理装置の処理結果を表示す
る表示装置(4)と、すでに設計された印刷配線板の情
報を保持する記憶装置(5)とを備えた印刷配線板の設
計装置において、前記図形処理装置は、すでに設計され
た印刷配線板について旧部品名に対応して新部品名への
変更指示があるときに、当該印刷配線板の表面に部分的
な仮想のエリアを設定してそのエリア内にその旧部品名
の部品があるかを検索する手段を備えたことを特徴とす
る。
(1)と、この図形処理装置に操作入力を与える操作端
末(2、3)と、この図形処理装置の処理結果を表示す
る表示装置(4)と、すでに設計された印刷配線板の情
報を保持する記憶装置(5)とを備えた印刷配線板の設
計装置において、前記図形処理装置は、すでに設計され
た印刷配線板について旧部品名に対応して新部品名への
変更指示があるときに、当該印刷配線板の表面に部分的
な仮想のエリアを設定してそのエリア内にその旧部品名
の部品があるかを検索する手段を備えたことを特徴とす
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】前記仮想のエリアは、操作にしたがって指
定された基準点を起点に複数設定され、前記検索する手
段はその複数設定されたエリアについて順次検索を実行
する手段を含み、前記図形処理装置は、該当する旧部品
名が発見されたときにその旧部品名を対応する新部品名
に置換する手段を備え、前記変更指示は、前記操作端末
からの入力により設定されるか、また当該印刷配線板の
部品ライブラリを検索することにより自動的に設定され
ることが望ましい。
定された基準点を起点に複数設定され、前記検索する手
段はその複数設定されたエリアについて順次検索を実行
する手段を含み、前記図形処理装置は、該当する旧部品
名が発見されたときにその旧部品名を対応する新部品名
に置換する手段を備え、前記変更指示は、前記操作端末
からの入力により設定されるか、また当該印刷配線板の
部品ライブラリを検索することにより自動的に設定され
ることが望ましい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】変更指示は、操作端末からの入力により設
定されるか、当該印刷配線板の部品ライブラリを検索す
ることにより自動的に設定される。
定されるか、当該印刷配線板の部品ライブラリを検索す
ることにより自動的に設定される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】本発明第一実施例は、図形処理装置1と、
この図形処理装置1に操作入力を与えるキーボード2お
よびマウス3の操作端末と、この図形処理装置1の処理
結果を表示するCRT表示装置4と、すでに設計された
印刷配線板の情報を保持する記憶装置5とを備え、さら
に、本発明の特徴として図形処理装置1は、すでに設計
された印刷配線板について旧部品名に対応して新部品名
への変更指示があるときに、当該印刷配線板の表面に部
分的な仮想のエリアを設定してそのエリア内にその旧部
品名の部品があるかを検索する手段を備える。
この図形処理装置1に操作入力を与えるキーボード2お
よびマウス3の操作端末と、この図形処理装置1の処理
結果を表示するCRT表示装置4と、すでに設計された
印刷配線板の情報を保持する記憶装置5とを備え、さら
に、本発明の特徴として図形処理装置1は、すでに設計
された印刷配線板について旧部品名に対応して新部品名
への変更指示があるときに、当該印刷配線板の表面に部
分的な仮想のエリアを設定してそのエリア内にその旧部
品名の部品があるかを検索する手段を備える。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】前記仮想のエリアは、操作にしたがって指
定された基準点を起点に複数設定され、前記検索する手
段はその複数設定されたエリアについて順次検索を実行
する手段を含み、図形処理装置1は、該当する旧部品名
が発見されたときにその旧部品名を対応する新部品名に
置換する手段を備える。前記変更指示は、前記操作端末
からの入力により設定されるか、当該印刷配線板の部品
ライブラリを検索することにより自動的に設定される。
定された基準点を起点に複数設定され、前記検索する手
段はその複数設定されたエリアについて順次検索を実行
する手段を含み、図形処理装置1は、該当する旧部品名
が発見されたときにその旧部品名を対応する新部品名に
置換する手段を備える。前記変更指示は、前記操作端末
からの入力により設定されるか、当該印刷配線板の部品
ライブラリを検索することにより自動的に設定される。
Claims (5)
- 【請求項1】 図形処理装置と、この図形処理装置に操
作入力を与える操作端と、この図形処理装置の処理結果
を表示する表示装置と、すでに設計された印刷配線板の
情報を保持する記憶装置とを備えた印刷配線板の設計装
置において、 前記図形処理装置は、すでに設計された印刷配線板につ
いて旧部品名に対応して新部品名への変更指示があると
きに、当該印刷配線板の表面に部分的な仮想のエリアを
設定してそのエリア内にその旧部品名の部品があるかを
検索する手段を備えたことを特徴とする印刷配線板の設
計装置。 - 【請求項2】 前記仮想のエリアは、操作にしたがって
指定された基準点を起点に複数設定され、前記検索する
手段はその複数設定されたエリアについて順次検索を実
行する手段を含む請求項1記載の印刷配線板の設計装
置。 - 【請求項3】 前記図形処理装置は、該当する旧部品名
が発見されたときにその旧部品名を対応する新部品名に
置換する手段を備えた請求項2記載の印刷配線板の設計
装置。 - 【請求項4】 前記変更指示は、前記操作端からの入力
により設定される請求項1記載の印刷配線板の設計装
置。 - 【請求項5】 前記変更指示は、当該印刷配線板の部品
ライブラリを検索することにより自動的に設定される請
求項1記載の印刷配線板の設計装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6118830A JP2643834B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 印刷配線板の設計装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6118830A JP2643834B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 印刷配線板の設計装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07325854A true JPH07325854A (ja) | 1995-12-12 |
JP2643834B2 JP2643834B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=14746213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6118830A Expired - Lifetime JP2643834B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 印刷配線板の設計装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2643834B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03191477A (ja) * | 1989-12-21 | 1991-08-21 | Yokogawa Electric Corp | プリント基板設計における部品交換方法 |
JPH0479349A (ja) * | 1990-07-23 | 1992-03-12 | Toppan Printing Co Ltd | 半導体集積回路のレイアウト設計装置 |
JPH04344570A (ja) * | 1991-05-21 | 1992-12-01 | Nec Corp | Cadシステム |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP6118830A patent/JP2643834B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03191477A (ja) * | 1989-12-21 | 1991-08-21 | Yokogawa Electric Corp | プリント基板設計における部品交換方法 |
JPH0479349A (ja) * | 1990-07-23 | 1992-03-12 | Toppan Printing Co Ltd | 半導体集積回路のレイアウト設計装置 |
JPH04344570A (ja) * | 1991-05-21 | 1992-12-01 | Nec Corp | Cadシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2643834B2 (ja) | 1997-08-20 |
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