JP2868798B2 - 電子写真装置における現像剤制御方式 - Google Patents

電子写真装置における現像剤制御方式

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JP2868798B2 JP1257116A JP25711689A JP2868798B2 JP 2868798 B2 JP2868798 B2 JP 2868798B2 JP 1257116 A JP1257116 A JP 1257116A JP 25711689 A JP25711689 A JP 25711689A JP 2868798 B2 JP2868798 B2 JP 2868798B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真装置における二成分現像剤使用の
現像装置に係わる現像剤制御方式に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、二成分現像剤使用の現像装置に係わる現像剤制
御方式として、二成分現像剤のトナー濃度を検知・制御
するために、現像剤をコイル中に流し、その透磁率をイ
ンダクタンスとして捉えて検知し、この検知出力を基準
出力と比較してトナーの供給量を制御し、トナー濃度を
制御する方法(以下、Fセンサ制御法という)があり、
この方法では、コイル中を流れる現像剤の流動性が悪く
なったり、異物が混入して現像剤の動きが停止すると、
トナー濃度を誤って検知し、この結果、トナーの補給が
行われず、画像が極端に薄くなったり、或いはトナーの
補給がなされ放しとなり、現像剤のトナー濃度が極端に
上がり、トナーの飛散が発生し、装置内の他の部分を汚
し、機器の故障の原因の一つとなっている。
また、感光体上に基準像を形成し、この現像濃度を一
定に保つようにトナー補給をオン・オフ制御するトナー
濃度の制御方法(以下、Pセンサ制御法という)があ
り、これによって、環境変化にもとずく現像剤の現像能
力を補償することができる。この方法では、基準像を画
像の間に作ることが必要であるため、高速の複写機には
搭載することが困難である。
そのため、前記Pセンサ制御法とFセンサ制御法とを
組み合わせたトナー濃度の制御方法が採用されており、
これは、Pセンサ制御法における検知を作像終了時に行
い、その検知の結果にもとずきFセンサ制御法における
基準出力を調整してトナー濃度を決め、作像時に所定の
トナー濃度を得るように制御するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記のようなPセンサ制御法とFセンサ制御法を組み
合わせたトナー濃度の制御方法では、環境変化による現
像剤の現像能力の補償は可能であるが、Fセンサにおい
て現像剤のコイル詰まりが発生した場合、これに対応し
た補償手段を備えておらず、画像濃度低下やトナー飛散
によるマシントラブル等の欠点を有している。
本発明は、前記のような欠点を解消し、Fセンサ制御
法におけるボビンに対する現像剤のコイル詰まり等の装
置の異常を検知できる手段を備えたトナー濃度制御方式
を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前記目的を達成するために、現像剤として
二成分現像剤を用い、現像剤のトナー濃度を検地する第
1のセンサを設け、該第1のセンサによるトナー濃度検
知出力が基準出力に合致するようにトナーの濃度を制御
し、該制御されたトナー濃度の現像剤により感光体の基
準潜像を現像して基準像を作成し、該基準像の濃度を検
知する第2のセンサを設け、該第2のセンサによる検知
濃度が所定の範囲より高いか低いかに応じて、前記基準
出力を下げ又は上げてトナーの濃度を調整する電子写真
装置における現像剤制御方式において、 前記第2のセンサによる検知濃度が前記所定の範囲よ
り高い又は低いが連続し、かつ前回の検知濃度と比較し
て、その差が所定値以下である場合に、現像装置の異常
を表示または電子写真装置の動作を停止することを特徴
とするものである。
〔作用〕
本発明の構成により、Fセンサ制御法における現像剤
のコイル詰まり等の装置の異常を検知でき、画像濃度低
下やトナー飛散によるマシントラブル等を未然に防止で
きる。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明のトナー濃度制御方式が適用される
現像装置の概略図であり、静電潜像を形成して感光体1
は矢印方向に搬送され、二成分現像剤を用いる現像装置
Aの現像スリーブ2a,2b,2cにより汲み上げられる現像剤
で現像される。
現像装置Aは、トナーカートリッジ3、アジテータ4
a,4bを備えたトナー収容室5と、パドルホイール6a,6
b、マグネットを内蔵する現像スリーブ2a,2b,2cを備え
た現像剤収容室7とを有し、トナー収容室5内のトナー
はトナー補給ローラ8を制御することにより現像剤収容
室7に送り込まれる。11a,11b,11cは現像バックアップ
ローラ、12は搬送オーガ、13はFセンサ制御基板であ
る。
本発明において、トナー濃度を制御するため、現像剤
のトナー濃度を検知する第一のセンサ、いわゆるFセン
サ9が、第三の現像スリーブ2cにより感光体1上の静電
潜像を現像した後の現像剤の通過位置に配置され、その
現像剤の一部がFセンサ9のボビンを通り抜けることに
より、Fセンサ9はトナー濃度に応じた検知出力VRを出
力する。この検知出力VRは、予め適正トナー濃度である
として設定される基準出力V0と比較され、検知出力VR
基準出力V0よりも低い場合、トナー補給ローラ8を駆動
してトナーを現像剤収容室7に供給し、検知出力VRが基
準出力V0よりも高い場合、トナー補給ローラ8は停止
し、現像剤収容室7にトナーは供給されない。
現像装置Aには、現像スリーブ2の下流側で感光体1
と対向する位置に第二のセンサであるPセンサ10が配置
され、コピー動作の終了時又はメインスイッチの投入時
に、感光体1を空走させ、感光体1表面には図示してい
ない帯電装置、電位計により所定の電位のPセンサパタ
ーンが形成され、これを現像したトナー像(パターン)
の反射濃度を前記第二のセンサ10、いわゆるPセンサに
より検知する。このPセンサ10による検知は、感光体1
の地肌とパターンについて各々行う。感光体1の地肌の
検知出力をVSGとし、感光体1のパターンの検知出力をV
SPとする。
このPセンサ10による地肌の検知出力VSGとパターン
の検知出力VSPとの比に基ずいて、トナー濃度の濃淡を
判定し、トナー濃度が薄いと判断された場合、Fセンサ
制御法における基準出力V0は下げられ、トナー濃度が濃
いと判断された場合、Fセンサ制御法における基準出力
V0は上げられる。よって、二つのセンサ9,10が正常に作
動している場合、Pセンサ10がトナー濃度は濃いと判定
して後、Fセンサ制御法の基準出力V0が下がることによ
り、トナー濃度は下がり、次のPセンサによる検知にお
いて前回のPセンサによる検知濃度以下の出力が得られ
ることになる。Pセンサ10がトナー濃度は薄いと判定し
た後は、前述とは逆の結果が得られる。
本発明のトナー濃度制御方式において、第2図のフロ
ーに示すように、コピー動作の終了時又はメインスイッ
チの投入時に、Pセンサ10により感光体1における地肌
の検知出力VSGとパターンの検知出力VSPとの比に基ずい
て、トナー濃度の濃淡を判定する。この場合、前回検知
したPセンサ10による感光体1における地肌の検知出力
をVSG1とし、パターンの検知出力をVSP1とする。
そして、Pセンサによる地肌の検知出力VSGとパター
ンの検知出力VSPとの比が、VSG/VSP<7となり、トナー
濃度が薄いと判定した場合、前回の地肌の検知出力VSG1
とパターンの検知出力VSP1との比がVSG1/VSP1<7であ
り、前回もトナー濃度が薄いと判定しており、今回の出
力比から前回の出力比を引いた差T1(VSG/VSP−VSG1/V
SP1)がT1<0であることを検知した際、トナー濃度の
制御装置に異常が発生したことを表示し、装置を停止す
る。
また、同じくVSG/VSP<7の場合、前回の検知出力比V
SG1/VSP1<7であっても、今回の出力比から前回の出力
比を引いた差T1がT1>0であるとき、または前回の検知
出力比VSG1/VSP1>7であったときは、Fセンサの基準
出力V0を前回の基準出力V01からV0=V01+0.12と上昇さ
せ、作像シーケンスを終了する迄継続する。
次に、Pセンサによる地肌の検知出力VSGとパターン
の検知出力VSPとの比が、VSG/VSP>9となり、トナー濃
度が濃いと判定した場合、前回の地肌の検知出力VSG1
パターンの検知出力VSP1との比がVSG1/VSP1>9であ
り、前回もトナー濃度が濃いと判定しており、前回の出
力比から今回の出力比を引いた差T2(VSG1/VSP1−VSG/V
SP)がT2<−2であることを検知した際、トナー濃度の
制御装置に異常が発生したことを表示し、装置を停止す
る。
また、同じくVSG/VSP>9の場合、前回の検知出力比V
SG1/VSP1>9であっても、前回の出力比から今回の出力
比を引いた差T2がT2>−2であるとき、または前回の検
知出力比VSG1/VSP1<9であったときは、Fセンサの基
準出力V0を前回の基準出力V01からV0=V01−0.12と下降
させ、作像シーケンスを終了する迄継続する。
本発明においては、トナー濃度が正常な値を示してい
ない場合、Pセンサによる今回の検知出力比と前回の検
知出力比を比較し、そのトナー濃度の判定結果が濃いま
たは薄い状態が連続し、且つFセンサの基準出力が変更
されたにも拘らず、両者の検知出力比の差が逆向きであ
ることから、Fセンサであるボビンに現像剤が詰まった
り、異物が混入したことを知ることができ、装置を停止
したり、装置の異常を表示することができる。
このため、濃度低下の異常な画像の作成をすることな
く、トナーの飛散による他のサブシステムの故障を未然
に防止できる。
なお、Pセンサによるトナー濃度の判定の基準や二つ
の検知出力比の差のとり方等は、個々の装置のトナー補
給能力、現像能力、Pセンサ検知情報等により異なって
くる。第2図のフローでは、センサによるトナー濃度の
判定が連続して濃すぎる場合、面積率の低い原稿が使用
された場合を想定して少し幅を持たせている。
〔効 果〕
本発明の構成により、Pセンサ制御法とFセンサ制御
法とを用いたトナー濃度制御方式において、Fセンサに
おける現像剤の詰まりによる異常を検知でき、異常な濃
度の画像の作成やトナー飛散による機器の故障を未然に
防止できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトナー濃度制御方式を適用した現像装
置の断面図、 第2図は本発明のトナー濃度制御方式を示すフローチャ
ートである。 1……感光体、2a,2b,2c……現像スリーブ、5……トナ
ー収容室、7……現像剤収容室、8……トナー補給ロー
ラ、9……Fセンサ、10……Pセンサ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/08 G03G 15/00 303

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像剤として二成分現像剤を用い、現像剤
    のトナー濃度を検地する第1のセンサを設け、該第1の
    センサによるトナー濃度検知出力が基準出力に合致する
    ようにトナーの濃度を制御し、該制御されたトナー濃度
    の現像剤により感光体の基準潜像を現像して基準像を作
    成し、該基準像の濃度を検知する第2のセンサを設け、
    該第2のセンサによる検知濃度が所定の範囲より高いか
    低いかに応じて、前記基準出力を下げ又は上げてトナー
    の濃度を調整する電子写真装置における現像剤制御方式
    において、 前記第2のセンサによる検知濃度が前記所定の範囲より
    高い又は低いが連続し、かつ前回の検知濃度と比較し
    て、その差が所定値以下である場合に、現像装置の異常
    を表示または電子写真装置の動作を停止することを特徴
    とする電子写真装置における現像剤制御方式。
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