JP2889289B2 - 画像形成制御方法 - Google Patents

画像形成制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光露光,静電記録,磁気潜像形成などを
利用した電子写真作像装置に適用できる画像形成制御方
法に関する。
〔従来の技術〕
従来、画像形成制御方法として種々のものが提案さ
れ、実施されている。
例えば、特公昭43-161199号公報のゼロクラブ装置で
は、感光体に予め決められた電位の部分を設けて現像を
行い、その現像量を光学的に検知し、トナー補給制御を
行うことが示されている。
また特開昭59-87465号公報の記録濃度制御方法では、
通常のコピープロセスと同様に基準濃度板(例えば、原
稿台先端の裏面に設けたもの)を露光・現像し、その現
像量を光学的に検知し、トナー補給制御を行うことが示
されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の従来技術において、特公昭43-16199号公報の発
明では、現像能力は一定に保たれるが、感光体の基準電
位を有する特別な部分を設ける必要があり、また特開昭
59-87465号公報の発明では、感光体の電位が大きく変動
すると、現像能力の安定化が困難となる問題がある。
さらに他の従来技術においても、感光体の電位の変動
による制御のばらつきを受けてしまうという問題があ
る。
本発明の目的は、像担持体の電位の変動による制御の
ばらつきを低減できる画像形成制御方法を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、像担持体上の静電潜像を現像して画像の
形成を行い、かつ前記像担持体に検知用静電潜像を形成
し、この検知用静電潜像を現像して検知用顕像として顕
像化した後、検知用顕像のトナー付着量をセンサで検知
して、このセンサからの検知信号により、前記画像の形
成の条件を制御する画像形成制御方法において、前記検
知用静電潜像の現像時の現像能力を、通常の画像形成時
の現像能力よりも小さくした構成により達成される。
〔作用〕
検知用静電潜像の現像時の現像能力(検知用顕像のト
ナー付着量を現像ポテンシヤル電位で割つた値)を、通
常の画像形成時の現像能力(通常の画像形成の顕像のト
ナー付着量を現像ポテンシヤル電位で割つた値)よりも
小さくしたため、制御データの検出に際し、検知用静電
潜像の現像時の現像ポテンシヤルの変動に対するトナー
付着量の変化を安定させることができ、像担持体の電位
変動による制御のばらつきが低減される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の画像形成制御方法を適用した画像形
成装置の一実施例の側面を示す構成図であって、1は原
稿台、2は原稿剤1の上に原稿Gに光を照射するための
ランプ、3は像担持体である感光体ドラム、4は帯電
器、5はクリーニング部、6は転写部、7は現像部、8
はトナー供給部、9はレジストローラ、10は定着部、11
は転写紙である。
第2は像担持体3の正面図であって、12は有効画像
域、13は非有効画像域、14と15は検知用のトナー濃度セ
ンサであり、それぞれ発光素子と受光素子である。
第1図の画像形成装置の基本的な画像形成方法は公知
であって、原稿Gを照射した光を感光体ドラム3に入射
させて静電潜像を形成し、現像部7でトナー顕像化し
て、転写紙11に転写部6により画像転写するものであ
る。そして転写紙11の上の転写像が定着部10で定着され
て、転写紙11を排紙するようにしてある。
第2図において、有効画像域12に原稿Gに対応した静
電潜像が形成され、非有効画像域13に検知用静電潜像が
形成される。
前記非有効画像域13の検知用静電潜像をトナー顕像化
(現像)して検知用顕像として、発光素子14からの光を
照射し、その反射光を受光素子15で受光し、検知用静電
潜像へのトナー付着量(つまり検知用顕像のトナー付着
量)を検知している。
前記検知用静電潜像の現像時の現像条件は、例えば現
像部7の現像ローラ(図示せず)の速度を感光体ドラム
3の1.5〜2倍程度にし、通常の画像形成時の現像条
件、すなわち現像ローラの速度が感光体ドラム3の2〜
4倍程度であることに比べ、検知用静電潜像の現像時の
現像能力を下げている。
通常の画像作成時には検知用静電潜像が形成されず、
センサ14,15による検知作動が行われない。
上記のセンサ14,15のトナー付着量の検知信号に基づ
いて、通常の画像作成における画像形成の条件が制御さ
れる。
第3図は現像能力(以下、γ値という。γ値とは検知
用静電潜像の現像時のトナー付着量あるいは通常の画像
形成時のトナー付着量を現像ポテンシヤル電位で割った
値であり、検知用静電潜像の現像時の現像能力あるいは
通常の画像形成時の現像能力をそれぞれ表している)を
説明する説明図であつて、現像ポテンシヤル(帯電電位
と現像ポテンシヤル電位の差)と感光体ドラム3上のト
ナー付着量との関係を示しており、A1〜A3は通常の画像
形成時のγ値(装置全体の現像能力)であり、高い現像
能力を示し、高い濃度のコントラストの大きい画像が得
られ、B1〜B3は検知用静電潜像を現像する時のγ値であ
り、A1〜A3より低い。
同図において、センサ14,15による制御レベルは、ト
ナー付着量が0.4mg/cm2になるようになっている。つま
り0.4mg/cm2より少ないことが検知された場合にはトナ
ー補充信号が出され、0.4mg/cm2より多いと検知された
場合にはトナー補充信号を止める。
また検知用静電潜像を現像する条件は後述する線速比
(Vr/VP)が1.75であり、帯電電位VSが約750Vで、現像
バイアス電位VBが250Vに設定されている。
第4図は線速比(現像ローラの線速Vr/感光体ドラム
の線速VP)と感光体ドラム上のトナー付着量との関係を
示す説明図であって、検知用静電潜像の現像時には線速
比(Vr/VP)を1.75にしている。
前述したようにセンサ(トナー濃度センサ)14,15は
トナー付着量0.4mg/cm2を制御レベルとしている。この
0.4mg/cm2というトナー付着量を得るために、線速比を
1.75とし、現像ポテンシヤルは500Vに設定されている。
そして、線速比を3.5とした場合、0.4mg/cm2という所定
のトナー付着量を得るためには、現像ポテンシヤルは25
0Vとなる。
帯電電位VSは感光体ドラム3の特性変動によって、実
際にはばらつき(例えば700〜800V)があるため、γ値
は第3図のB2(700V)からB3(800V)まで変化する。
ところで、通常の画像形成時と同じ画像形成条件(線
速比(Vr/VP)=3.5)でトナー補給を制御する場合に
は、現像ポテンシヤルは250Vであるため、現像バイアス
電位VBは500Vと高くして検知用静電潜像を現像する必要
がある。この時もセンサ14,15の制御レベルを0.4mg/cm2
に設定することで第3図に示すようなA1のγ値(現像能
力)が得られる。
しかし、帯電電位VSが700〜800Vの範囲でばらつく
と、第3図のA2〜A3の間でγ値(現像能力)が変動して
しまう。
本実施例において、検知用静電潜像の現像時、前記線
速比(Vr/VP)の値を1.75に下げて、トナー補給の制御
を行うと第3図のB2〜B3にばらつくことを示したが、こ
の時、通常の画像形成時には線速比(Vr/VP)を3.5に
戻すと、A1のγ値を中心とした現像能力が得られる。こ
のときのばらつきの幅はA2′〜A3′の範囲となり、従来
の検知方法よりばらつきが半減する。
ここで、ばらつきが半減する理由を以下さらに詳しく
述べる。第3図に示すように、A1のとき現像ポテンシヤ
ルが±50Vずれ、250Vを中心に200Vから300Vになったと
すると、γは0.4mg/cm2/300V〜0.4mg/cm2/200V=1.33〜
2.0×10-3mg/cm2/Vの範囲でばらつき、これがA2、A3
該当する。線速比を1.75にしたB1で現像ポテンシヤルが
±50Vずれ、450Vから500Vばらついたとすると、γは0.4
mg/cm2/550V〜0.4mg/cm2/450V=0.73〜0.89×10-3mg/cm
2/Vのばらつきとなり、これがB2、B3に該当する。
このように線速比を1.75とすると、ばらつきは小さく
なるが、目標のγはA1の中心である0.4mg/cm2/250V=1.
6×10-3mg/cm2/Vであり、低い現像能力になってしま
う。そこで、線速比を3.5に戻すと、γは2倍(=3.5/
1.75:第4図)になり、1.46〜1.78×10-3mg/cm2/Vとな
り、これがA2′、A3′に該当する。このA2′、A3′のと
きのばらつきは前記B2、B3のときより大きくなるが、従
来の前記A2、A3のときより小さくなる。
なお、上記説明はγで説明したが、感光体上トナー付
着量で説明すると、以下のように、 A2、A3のときの感光体上トナー付着量のばらつき幅 (2.0−1.33)×10-3mg/cm2/V×250V=0.167mg/cm2 A2′、A3′のときの感光体トナー付着量のばらつき幅 (1.78−1.46)×10-3mg/cm2/V×250V=0.080mg/cm2 となり、従来の前記A2、A3のときより前記A2′、A3
のときの方がばらつき幅が略半分になる。
前記線速比(Vr/VP)を変える場合は、第2図の有効
画像域12と非有効画像域13との領域で線速比が安定する
時間(約1.1sec)を必要とする。
上記の実施例では、現像能力を下げる(γ値を下げ
る)方法として線速比(Vr/VP)を小さくすることを示
したが、他の方法でγ値を下げてもよい。
例えば、多段ローラ現像構造のものでは、上流側にあ
る現像ローラに印加する現像バイアス電位を下流側より
も高くする方法でもよい。
また、現像バイアス電位に交流を重畳する方法があ
り、この交流の周波数,交流電圧を変えることでγ値が
変化する。例えば、通常の画像形成時より低い周波数,
交流電圧を設定するか、または交流成分をオフとして検
知用静電潜像を現像することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、検知用静電潜
像の現像時の現像能力を、通常の画像形成時の現像能力
よりも小さくしたことにより、像担持体における電位の
変動による制御のばらつきを低減できる画像形成制御方
法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による画像形成方法を適用した画像形成
装置の一実施例の側面を示す構成図、第2図は像担持体
の正面図、第3図は現像ポテンシヤルとトナー付着量と
の関係を示す説明図、第4図は線速比とトナー付着量と
の関係を示す説明図である。 3……像担持体(感光体ドラム)、12……有効画像域、
13……非有効画像域、14,15……センサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上の静電潜像を現像して画像の形
    成を行い、かつ前記像担持体に検知用静電潜像を形成
    し、この検知用静電潜像を現像して検知用顕像として顕
    像化した後、検知用顕像のトナー付着量をセンサで検知
    して、このセンサからの検知信号により、前記画像の形
    成の条件を制御する画像形成制御方法において、前記検
    知用静電潜像の現像時の現像能力を、通常の画像形成時
    の現像能力よりも小さくしたことを特徴とする画像形成
    制御方法。
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