JP2867720B2 - 無線選択呼び出し受信機に内蔵されたromへの不正アクセス防止機構及びその方法 - Google Patents
無線選択呼び出し受信機に内蔵されたromへの不正アクセス防止機構及びその方法Info
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- G08B3/10—Audible signalling systems; Audible personal calling systems using electric transmission; using electromagnetic transmission
- G08B3/1008—Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems
- G08B3/1016—Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems using wireless transmission
- G08B3/1025—Paging receivers with audible signalling details
- G08B3/1066—Paging receivers with audible signalling details with other provisions not elsewhere provided for, e.g. turn-off protection
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線選択呼び出し受信
機に内蔵された少なくとも自己の選択呼び出し番号を記
憶するための書き替え可能なROMが、ROMライタを
使用して不正にアクセスされることを防止する機構に関
する。
機に内蔵された少なくとも自己の選択呼び出し番号を記
憶するための書き替え可能なROMが、ROMライタを
使用して不正にアクセスされることを防止する機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】無線選択呼び出し受信機は、周知の如
く、自己の選択呼び出し番号と同一の選択呼び出し番号
を含む無線信号を受信することによりLEDの点滅,ス
ピーカの鳴動といった形態で受信機携帯者に呼び出し報
知を行う受信機である。
く、自己の選択呼び出し番号と同一の選択呼び出し番号
を含む無線信号を受信することによりLEDの点滅,ス
ピーカの鳴動といった形態で受信機携帯者に呼び出し報
知を行う受信機である。
【0003】このような受信機では、自己の選択呼び出
し番号や鳴音パターンの指定情報等を受信機内部の不揮
発性のメモリに記憶しているが、そのメモリを書き替え
不可能なROMとしておくと後の保守等が容易に行えな
い。そこで、自己の選択呼び出し番号などを書き替え可
能なROMたとえばEEPROMに記憶させ、その無線
選択呼び出し受信機の機種に対応して別途用意されたR
OMライタによってEEPROMの内容を読み出したり
或いは任意の値に書き替えたりできるようにした無線選
択呼び出し受信機が報告されている。
し番号や鳴音パターンの指定情報等を受信機内部の不揮
発性のメモリに記憶しているが、そのメモリを書き替え
不可能なROMとしておくと後の保守等が容易に行えな
い。そこで、自己の選択呼び出し番号などを書き替え可
能なROMたとえばEEPROMに記憶させ、その無線
選択呼び出し受信機の機種に対応して別途用意されたR
OMライタによってEEPROMの内容を読み出したり
或いは任意の値に書き替えたりできるようにした無線選
択呼び出し受信機が報告されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような無線選択呼
び出し受信機によれば、所定のROMライタを使用する
ことによりEEPROMの内容の読み出しや書き替えが
簡単に実施でき、その保守等が容易となる。しかしなが
ら、その反面、無線選択呼び出し受信機およびそれに対
応するROMライタが盗難にあった場合、受信機内部の
EEPROMの内容の読み出しや書き替えが簡単に行え
ることになり、EEPROMの内容が不正に書き替えら
れて使用される危険性が大きい。
び出し受信機によれば、所定のROMライタを使用する
ことによりEEPROMの内容の読み出しや書き替えが
簡単に実施でき、その保守等が容易となる。しかしなが
ら、その反面、無線選択呼び出し受信機およびそれに対
応するROMライタが盗難にあった場合、受信機内部の
EEPROMの内容の読み出しや書き替えが簡単に行え
ることになり、EEPROMの内容が不正に書き替えら
れて使用される危険性が大きい。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みて為された
もので、その目的は、無線選択呼び出し受信機およびR
OMライタを入手した悪意者によって受信機内部のEE
PROM等の如く自己の選択呼び出し番号を記憶する書
き替え可能なROMが容易にアクセスされないよう保護
することにある。
もので、その目的は、無線選択呼び出し受信機およびR
OMライタを入手した悪意者によって受信機内部のEE
PROM等の如く自己の選択呼び出し番号を記憶する書
き替え可能なROMが容易にアクセスされないよう保護
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の無線選択呼び出
し受信機に内蔵されたROMへの不正アクセス防止機構
は上記の目的を達成するために、機種コード及び予め定
められた特定のパスワードを記憶することができるEE
PROMと予め定められた特定のロック解除コードを記
憶するロック解除コード記憶領域とを備えた無線選択呼
び出し受信機と、アクセスユニットとから構成され、ア
クセスユニットは、入力器と、該入力器からパスワード
の入力を受け付ける前に前記機種コードと予め設定され
た機種コードとを比較し、一致した場合に限りパスワー
ドの入力を受け付ける機種コード照合手段と、前記EE
PROMに対するアクセスを行う読み出し書き込み手段
と、前記入力器から入力されたパスワードと前記特定の
パスワードとを比較し、両者が一致した場合に前記読み
出し書き込み手段による前記EEPROMに対するアク
セスを可能にするパスワード照合手段と、前記入力され
たパスワードと前記特定のパスワードとの不一致回数を
計数する計数手段と、前記不一致回数が所定回数になっ
た場合に前記読み出し書き込み手段による前記EEPR
OMに対するアクセスが行えないロック状態とするロッ
ク手段と、前記入力器から入力されたロック解除コード
と前記特定のロック解除コードとを比較し、両者が一致
した場合に前記読み出し書き込み手段による前記EEP
ROMに対するアクセスを可能にするロック解除コード
照合手段とを含んでいる。また本発明の無線選択呼び出
し受信機に内蔵されたROMへの不正アクセス防止方法
は上記の目的を達成するために、機種コード及び予め定
められた特定のパスワードを記憶することができる無線
選択呼び出し受信機内のEEPROMに前記機種コード
が記憶されている場合に、オペレータからパスワードの
入力を受け付ける前に前記機種コードと予め設定された
機種コードとを比較し、一致した場合に限りパスワード
の入力を受け付けるステップと、前記EEPROMに前
記特定のパスワードが記憶されている場合に、オペレー
タから入力されたパスワードと前記特定のパスワードと
を比較するステップと、前記入力されたパスワードと前
記特定のパスワードとが一致した場合に、前記EEPR
OMに対するアクセスを可能にするステップと、前記入
力されたパスワードと前記特定のパスワードとの不一致
回数を計数するステップと、前記不一致回数が予め定め
られた回数になった場合に前記EEPROMに対するア
クセスを行えないロック状態とするステップと、オペレ
ータから入力されたロック解除コードと無線選択呼び出
し受信機のロック解除コード記憶手段に記憶された特定
のロック解除コードとを比較するステップと、前記入力
されたロック解除コードと前記特定のロック解除コード
とが一致した場合に前記EEPROMに対するアクセス
を可能にするステップとを含んでいる。図1は本発明の
構成説明図であり、以下、図1を参照して本発明をより
具体的に説明する。本発明は、図1に示すように、自己
の選択呼び出し番号を記憶する書き替え可能なROMa
を内蔵し受信信号中に含まれる選択呼び出し番号とRO
Maに記憶された自己の選択呼び出し番号とが一致する
ことにより呼び出し報知を行う無線選択呼び出し受信機
Pに、パスワード記憶領域bを備え、入力器cからの入
力情報に従ってROMaの内容の読み出しおよび書き込
みを行う読み出し書き込み手段dを有するROMライタ
Wに、入力器cからパスワードを入力するパスワード入
力手段eと、パスワード入力手段eで入力されたパスワ
ードとパスワード記憶領域bに記憶されたパスワードと
を照合するパスワード照合手段fとを備え、読み出し書
き込み手段dは、パスワード照合手段fで一致が検出さ
れることを条件に前記入力情報に従ってROMaをアク
セスする構成を有している。
し受信機に内蔵されたROMへの不正アクセス防止機構
は上記の目的を達成するために、機種コード及び予め定
められた特定のパスワードを記憶することができるEE
PROMと予め定められた特定のロック解除コードを記
憶するロック解除コード記憶領域とを備えた無線選択呼
び出し受信機と、アクセスユニットとから構成され、ア
クセスユニットは、入力器と、該入力器からパスワード
の入力を受け付ける前に前記機種コードと予め設定され
た機種コードとを比較し、一致した場合に限りパスワー
ドの入力を受け付ける機種コード照合手段と、前記EE
PROMに対するアクセスを行う読み出し書き込み手段
と、前記入力器から入力されたパスワードと前記特定の
パスワードとを比較し、両者が一致した場合に前記読み
出し書き込み手段による前記EEPROMに対するアク
セスを可能にするパスワード照合手段と、前記入力され
たパスワードと前記特定のパスワードとの不一致回数を
計数する計数手段と、前記不一致回数が所定回数になっ
た場合に前記読み出し書き込み手段による前記EEPR
OMに対するアクセスが行えないロック状態とするロッ
ク手段と、前記入力器から入力されたロック解除コード
と前記特定のロック解除コードとを比較し、両者が一致
した場合に前記読み出し書き込み手段による前記EEP
ROMに対するアクセスを可能にするロック解除コード
照合手段とを含んでいる。また本発明の無線選択呼び出
し受信機に内蔵されたROMへの不正アクセス防止方法
は上記の目的を達成するために、機種コード及び予め定
められた特定のパスワードを記憶することができる無線
選択呼び出し受信機内のEEPROMに前記機種コード
が記憶されている場合に、オペレータからパスワードの
入力を受け付ける前に前記機種コードと予め設定された
機種コードとを比較し、一致した場合に限りパスワード
の入力を受け付けるステップと、前記EEPROMに前
記特定のパスワードが記憶されている場合に、オペレー
タから入力されたパスワードと前記特定のパスワードと
を比較するステップと、前記入力されたパスワードと前
記特定のパスワードとが一致した場合に、前記EEPR
OMに対するアクセスを可能にするステップと、前記入
力されたパスワードと前記特定のパスワードとの不一致
回数を計数するステップと、前記不一致回数が予め定め
られた回数になった場合に前記EEPROMに対するア
クセスを行えないロック状態とするステップと、オペレ
ータから入力されたロック解除コードと無線選択呼び出
し受信機のロック解除コード記憶手段に記憶された特定
のロック解除コードとを比較するステップと、前記入力
されたロック解除コードと前記特定のロック解除コード
とが一致した場合に前記EEPROMに対するアクセス
を可能にするステップとを含んでいる。図1は本発明の
構成説明図であり、以下、図1を参照して本発明をより
具体的に説明する。本発明は、図1に示すように、自己
の選択呼び出し番号を記憶する書き替え可能なROMa
を内蔵し受信信号中に含まれる選択呼び出し番号とRO
Maに記憶された自己の選択呼び出し番号とが一致する
ことにより呼び出し報知を行う無線選択呼び出し受信機
Pに、パスワード記憶領域bを備え、入力器cからの入
力情報に従ってROMaの内容の読み出しおよび書き込
みを行う読み出し書き込み手段dを有するROMライタ
Wに、入力器cからパスワードを入力するパスワード入
力手段eと、パスワード入力手段eで入力されたパスワ
ードとパスワード記憶領域bに記憶されたパスワードと
を照合するパスワード照合手段fとを備え、読み出し書
き込み手段dは、パスワード照合手段fで一致が検出さ
れることを条件に前記入力情報に従ってROMaをアク
セスする構成を有している。
【0007】また、パスワードの組み合わせ全てを試行
する者に対しての保護を強化するため、ROMライタW
に、パスワード照合手段fで不一致が検出された回数を
計数する計数手段gと、計数手段gの計数値が所定値を
越えることによりパスワードの受け付けを停止させる停
止手段hとを備え、また、不正なアクセスをパスワード
入力前に阻止し得るようにするために、書き換え可能な
ROMaに機種コードを記憶する領域があり、入力器か
らパスワードの入力を受け付ける前に前記機種コードと
予め設定された機種コードとを比較し、一致した場合に
限りパスワードの入力を受け付けるようにしている。
する者に対しての保護を強化するため、ROMライタW
に、パスワード照合手段fで不一致が検出された回数を
計数する計数手段gと、計数手段gの計数値が所定値を
越えることによりパスワードの受け付けを停止させる停
止手段hとを備え、また、不正なアクセスをパスワード
入力前に阻止し得るようにするために、書き換え可能な
ROMaに機種コードを記憶する領域があり、入力器か
らパスワードの入力を受け付ける前に前記機種コードと
予め設定された機種コードとを比較し、一致した場合に
限りパスワードの入力を受け付けるようにしている。
【0008】さらに、パスワードの受け付けが停止され
た場合であっても、正当な者に対してはROMaのアク
セスを可能ならしめるために、無線選択呼び出し受信機
Pに、ロック情報記憶領域iと好ましくはパスワードよ
り複雑なコードとしたロック解除コードを記憶するロッ
ク解除コード記憶領域jとを備え、ROMライタWに、
計数手段gの計数値が前記所定値を越えることによりロ
ック情報記憶領域iにロック中を示す情報を書き込むロ
ック情報書き込み手段kと、ロック情報記憶領域iにロ
ック中を示す情報が書き込まれている場合に入力器cか
らロック解除コードを入力するロック解除コード入力手
段lと、ロック解除コード入力手段lで入力されたロッ
ク解除コードとロック解除コード記憶領域jに記憶され
たロック解除コードとを照合するロック解除コード照合
手段mとを備え、読み出し書き込み手段dは、ロック解
除コード照合手段mで一致が検出されることを条件に前
記入力情報に従ってROMaをアクセスする構成を有し
ている。
た場合であっても、正当な者に対してはROMaのアク
セスを可能ならしめるために、無線選択呼び出し受信機
Pに、ロック情報記憶領域iと好ましくはパスワードよ
り複雑なコードとしたロック解除コードを記憶するロッ
ク解除コード記憶領域jとを備え、ROMライタWに、
計数手段gの計数値が前記所定値を越えることによりロ
ック情報記憶領域iにロック中を示す情報を書き込むロ
ック情報書き込み手段kと、ロック情報記憶領域iにロ
ック中を示す情報が書き込まれている場合に入力器cか
らロック解除コードを入力するロック解除コード入力手
段lと、ロック解除コード入力手段lで入力されたロッ
ク解除コードとロック解除コード記憶領域jに記憶され
たロック解除コードとを照合するロック解除コード照合
手段mとを備え、読み出し書き込み手段dは、ロック解
除コード照合手段mで一致が検出されることを条件に前
記入力情報に従ってROMaをアクセスする構成を有し
ている。
【0009】また、更に、ROMaを未書き込み状態の
ROMと交換しその交換後のROMaにROMライタW
を使用して任意のデータを書き込もうとする悪意者から
保護するために、無線選択呼び出し受信機Pに未書き込
みコード記憶領域nを備え、ROMライタWに、ROM
aが未書き込み状態か否かを識別する識別手段oと、識
別手段oで未書き込み状態と識別されることにより入力
器cから未書き込みコードを入力する未書き込みコード
入力手段pと、未書き込みコード入力手段pで入力され
た未書き込みコードと未書き込みコード記憶領域nに記
憶された未書き込みコードとを照合する未書き込みコー
ド照合手段qとを備え、読み出し書き込み手段dは、未
書き込みコード照合手段qで一致が検出されることを条
件に前記入力情報に従ってROMaをアクセスするよう
にしている。
ROMと交換しその交換後のROMaにROMライタW
を使用して任意のデータを書き込もうとする悪意者から
保護するために、無線選択呼び出し受信機Pに未書き込
みコード記憶領域nを備え、ROMライタWに、ROM
aが未書き込み状態か否かを識別する識別手段oと、識
別手段oで未書き込み状態と識別されることにより入力
器cから未書き込みコードを入力する未書き込みコード
入力手段pと、未書き込みコード入力手段pで入力され
た未書き込みコードと未書き込みコード記憶領域nに記
憶された未書き込みコードとを照合する未書き込みコー
ド照合手段qとを備え、読み出し書き込み手段dは、未
書き込みコード照合手段qで一致が検出されることを条
件に前記入力情報に従ってROMaをアクセスするよう
にしている。
【0010】
【作用】本発明においては、無線選択呼び出し受信機P
にROMライタWを接続し、入力器cの操作によって自
己の選択呼び出し番号を記憶する書き替え可能なROM
aの内容を読み出したり或いは書き替えようとする場
合、無線選択呼び出し受信機Pのパスワード記憶領域b
に設定されたパスワードと同一のパスワードの入力が必
要である。このパスワードは、ROMライタWのパスワ
ード入力手段eが入力器cから入力し、次いでパスワー
ド照合手段fが入力されたパスワードと無線選択呼び出
し受信機P側のパスワード記憶領域bに事前に設定され
ているパスワードとを照合し、一致が検出された場合に
限り、ROMライタWの読み出し書き込み手段dが入力
器cからの入力情報に従ってROMaの内容の読み出
し,書き込みにかかるアクセスを行う。よって、パスワ
ードを知らない者は、たとえ無線選択呼び出し受信機P
とROMライタWを入手し得ても、ROMaの内容を読
み出したり書き替えたりすることが困難になる。
にROMライタWを接続し、入力器cの操作によって自
己の選択呼び出し番号を記憶する書き替え可能なROM
aの内容を読み出したり或いは書き替えようとする場
合、無線選択呼び出し受信機Pのパスワード記憶領域b
に設定されたパスワードと同一のパスワードの入力が必
要である。このパスワードは、ROMライタWのパスワ
ード入力手段eが入力器cから入力し、次いでパスワー
ド照合手段fが入力されたパスワードと無線選択呼び出
し受信機P側のパスワード記憶領域bに事前に設定され
ているパスワードとを照合し、一致が検出された場合に
限り、ROMライタWの読み出し書き込み手段dが入力
器cからの入力情報に従ってROMaの内容の読み出
し,書き込みにかかるアクセスを行う。よって、パスワ
ードを知らない者は、たとえ無線選択呼び出し受信機P
とROMライタWを入手し得ても、ROMaの内容を読
み出したり書き替えたりすることが困難になる。
【0011】また、計数手段gがパスワード照合手段f
で不一致が検出された回数を計数ししており、種々のパ
スワードが次々に投入されることにより、不一致回数が
予め定められた回数を越えると、停止手段hがパスワー
ドの受け付けを停止させる。よって、パスワードを知ら
ない者によってROMaがアクセスされる確率をほぼ零
とすることができる。
で不一致が検出された回数を計数ししており、種々のパ
スワードが次々に投入されることにより、不一致回数が
予め定められた回数を越えると、停止手段hがパスワー
ドの受け付けを停止させる。よって、パスワードを知ら
ない者によってROMaがアクセスされる確率をほぼ零
とすることができる。
【0012】さらに、計数手段gの計数値が所定値を越
えると、ロック情報書き込み手段kが無線選択呼び出し
受信機P側のロック情報記憶領域iにロック中を示す情
報を書き込み、それが書き込まれているとロック解除コ
ード入力手段lが入力器cを介して操作者からロック解
除コードを入力し、次いでロック解除コード照合手段m
が上記入力されたロック解除コードと無線選択呼び出し
受信機P側のロック解除コード記憶領域jに事前に設定
されているロック解除コードとを照合し、一致が検出さ
れた場合に限り、読み出し書き込み手段dが動作するの
で、パスワードの受け付けが停止された場合であって
も、ロック解除コード記憶領域jに設定されているロッ
ク解除コードを知っている正当な者は、ROMライタW
を使用してROMaの内容の読み出し或いは書き込みが
できる。他方、ロック解除コードを知らない悪意者はそ
れが不可能となる。この場合、ロック解除コードの桁数
をパスワードの桁数より大きくしておく、即ち複雑なロ
ック解除コードを採用することにより、ロック解除コー
ドが破られる恐れを皆無とすることができる。
えると、ロック情報書き込み手段kが無線選択呼び出し
受信機P側のロック情報記憶領域iにロック中を示す情
報を書き込み、それが書き込まれているとロック解除コ
ード入力手段lが入力器cを介して操作者からロック解
除コードを入力し、次いでロック解除コード照合手段m
が上記入力されたロック解除コードと無線選択呼び出し
受信機P側のロック解除コード記憶領域jに事前に設定
されているロック解除コードとを照合し、一致が検出さ
れた場合に限り、読み出し書き込み手段dが動作するの
で、パスワードの受け付けが停止された場合であって
も、ロック解除コード記憶領域jに設定されているロッ
ク解除コードを知っている正当な者は、ROMライタW
を使用してROMaの内容の読み出し或いは書き込みが
できる。他方、ロック解除コードを知らない悪意者はそ
れが不可能となる。この場合、ロック解除コードの桁数
をパスワードの桁数より大きくしておく、即ち複雑なロ
ック解除コードを採用することにより、ロック解除コー
ドが破られる恐れを皆無とすることができる。
【0013】また、更に、ROMaを未書き込み状態の
ROMと交換しその交換後のROMaにROMライタW
を使用して任意のデータを書き込む場合、ROMライタ
Wの識別手段oがそれを検出する。このような場合は、
無線選択呼び出し受信機Pの未書き込みコード記憶領域
nに事前に設定された未書き込みコードと同一のコード
を入力する必要がある。このコードは、ROMライタW
の未書き込みコード入力手段pが入力器cから入力し、
次いで未書き込みコード照合手段qが上記入力されたコ
ードと未書き込みコード記憶領域nに記憶された未書き
込みコードとを照合し、両者が一致した場合に限り読み
出し書き込み手段dが入力器cからの入力情報に従って
ROMaをアクセスして書き込みを行う。よって、RO
Maを未書き込み状態のROMと交換して無線選択呼び
出し受信機を悪用しようとする者から保護することがで
きる。
ROMと交換しその交換後のROMaにROMライタW
を使用して任意のデータを書き込む場合、ROMライタ
Wの識別手段oがそれを検出する。このような場合は、
無線選択呼び出し受信機Pの未書き込みコード記憶領域
nに事前に設定された未書き込みコードと同一のコード
を入力する必要がある。このコードは、ROMライタW
の未書き込みコード入力手段pが入力器cから入力し、
次いで未書き込みコード照合手段qが上記入力されたコ
ードと未書き込みコード記憶領域nに記憶された未書き
込みコードとを照合し、両者が一致した場合に限り読み
出し書き込み手段dが入力器cからの入力情報に従って
ROMaをアクセスして書き込みを行う。よって、RO
Maを未書き込み状態のROMと交換して無線選択呼び
出し受信機を悪用しようとする者から保護することがで
きる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図2は本発明を適用した無線選択呼
び出し受信機およびROMライタの構成例を示すブロッ
ク図である。
て詳細に説明する。図2は本発明を適用した無線選択呼
び出し受信機およびROMライタの構成例を示すブロッ
ク図である。
【0015】図2において、無線選択呼び出し受信機1
は、アンテナ2と、これに接続された無線部3と、その
出力を入力する波形整形回路4と、その出力を入力する
デコーダ5と、これに接続されたEEPROM6,水晶
振動子7,操作部8,LED駆動回路9,スピーカ駆動
回路11およびROMライタ接続端子13と、LED駆
動回路9に接続されたLED10と、スピーカ駆動回路
11に接続されたスピーカ12とを含んでいる。ここ
で、ROMライタ接続端子13は、EEPROM6の内
容の読み出し,書き込みの際にROMライタ14と接続
するための端子である。
は、アンテナ2と、これに接続された無線部3と、その
出力を入力する波形整形回路4と、その出力を入力する
デコーダ5と、これに接続されたEEPROM6,水晶
振動子7,操作部8,LED駆動回路9,スピーカ駆動
回路11およびROMライタ接続端子13と、LED駆
動回路9に接続されたLED10と、スピーカ駆動回路
11に接続されたスピーカ12とを含んでいる。ここ
で、ROMライタ接続端子13は、EEPROM6の内
容の読み出し,書き込みの際にROMライタ14と接続
するための端子である。
【0016】無線選択呼び出し受信機1の呼び出し報知
にかかる動作は次の通りである。先ず、アンテナ2によ
り受信された無線信号は無線部3で増幅,復調された
後、波形整形回路4によりデコーダ5で読み取り可能な
ディジタル信号に変換される。デコーダ5は、送られて
きたディジタル信号を水晶振動子7で生成された基準ク
ロックで同期をとりながら取り入れ、信号中にEEPR
OM6に予め記憶された自己の選択呼び出し番号と同一
の番号が含まれているか否かを検出し、含まれている場
合にはLED駆動回路9を起動してLED10を点滅さ
せたり、スピーカ駆動回路11を起動してスピーカ12
から鳴音を発生させたりして、受信機携帯者に呼び出し
報知を行う。また、呼び出し報知中に操作部8が操作さ
れると、呼び出し報知を停止する等の制御も行う。
にかかる動作は次の通りである。先ず、アンテナ2によ
り受信された無線信号は無線部3で増幅,復調された
後、波形整形回路4によりデコーダ5で読み取り可能な
ディジタル信号に変換される。デコーダ5は、送られて
きたディジタル信号を水晶振動子7で生成された基準ク
ロックで同期をとりながら取り入れ、信号中にEEPR
OM6に予め記憶された自己の選択呼び出し番号と同一
の番号が含まれているか否かを検出し、含まれている場
合にはLED駆動回路9を起動してLED10を点滅さ
せたり、スピーカ駆動回路11を起動してスピーカ12
から鳴音を発生させたりして、受信機携帯者に呼び出し
報知を行う。また、呼び出し報知中に操作部8が操作さ
れると、呼び出し報知を停止する等の制御も行う。
【0017】他方、ROMライタ14は、制御部15
と、これに接続されたキーボード部16,受信機接続端
子17およびLCD駆動回路18と、LCD駆動回路1
8に接続されたLCD部19とを含んでいる。このRO
Mライタ14は、当該ROMライタ14が扱える機種の
無線選択呼び出し受信機内に設けられたEEPROM6
の内容の読み出し,書き込みを行う場合、ROMライタ
接続端子13と受信機接続端子17とを接続ケーブル2
0で接続することにより無線選択呼び出し受信機1と接
続される。ここで、キーボード16はEEPROM6の
内容の読み出し,書き込みに必要な各種のデータ等を入
力する入力器として使用され、LCD部19は読み出し
た内容の表示やキーボードの操作指示等を表示する表示
器として使用される。そして、制御部15はキーボード
部16から入力されたデータに従って受信機接続端子1
7,接続ケーブル20,ROMライタ接続端子13およ
びデコーダ5を介しEEPROM6の内容を読み出して
LCD駆動回路18によりLCD部19に表示したり、
指定された内容をEEPROM6に書き込んだりする制
御を行う。また、キーボードの操作指示等の表示をLC
D部19に表示する制御やEEPROM6の不正アクセ
スを防止するのに必要な各種の制御を実行する。
と、これに接続されたキーボード部16,受信機接続端
子17およびLCD駆動回路18と、LCD駆動回路1
8に接続されたLCD部19とを含んでいる。このRO
Mライタ14は、当該ROMライタ14が扱える機種の
無線選択呼び出し受信機内に設けられたEEPROM6
の内容の読み出し,書き込みを行う場合、ROMライタ
接続端子13と受信機接続端子17とを接続ケーブル2
0で接続することにより無線選択呼び出し受信機1と接
続される。ここで、キーボード16はEEPROM6の
内容の読み出し,書き込みに必要な各種のデータ等を入
力する入力器として使用され、LCD部19は読み出し
た内容の表示やキーボードの操作指示等を表示する表示
器として使用される。そして、制御部15はキーボード
部16から入力されたデータに従って受信機接続端子1
7,接続ケーブル20,ROMライタ接続端子13およ
びデコーダ5を介しEEPROM6の内容を読み出して
LCD駆動回路18によりLCD部19に表示したり、
指定された内容をEEPROM6に書き込んだりする制
御を行う。また、キーボードの操作指示等の表示をLC
D部19に表示する制御やEEPROM6の不正アクセ
スを防止するのに必要な各種の制御を実行する。
【0018】図3は本発明の一実施例における、無線選
択呼び出し受信機1のEEPROM6の内容の読み出
し、書き込みにかかる操作員の操作方法とその際のRO
Mライタ14の動作とを併せ示すフローチャートであ
り、以下、同図を参照して本実施例を説明する。なお、
本実施例においては、EEPROM6には機種コードを
記憶する領域とパスワードを記憶する領域とが設けられ
ており、各々事前に機種コードとパスワードとが記憶さ
れているものとする。
択呼び出し受信機1のEEPROM6の内容の読み出
し、書き込みにかかる操作員の操作方法とその際のRO
Mライタ14の動作とを併せ示すフローチャートであ
り、以下、同図を参照して本実施例を説明する。なお、
本実施例においては、EEPROM6には機種コードを
記憶する領域とパスワードを記憶する領域とが設けられ
ており、各々事前に機種コードとパスワードとが記憶さ
れているものとする。
【0019】EEPROM6の内容の読み出しまたは書
き込みを行う場合、前述したようにROMライタ接続端
子13と受信機接続端子17とを接続用ケーブル20で
接続する(S1)。次に、操作者は読み出しか書き込か
を選択し(S2)、読み出しの場合はROMライタ14
のキーボード部16上の読み出しキー(図示せず)を押
す(S3)。
き込みを行う場合、前述したようにROMライタ接続端
子13と受信機接続端子17とを接続用ケーブル20で
接続する(S1)。次に、操作者は読み出しか書き込か
を選択し(S2)、読み出しの場合はROMライタ14
のキーボード部16上の読み出しキー(図示せず)を押
す(S3)。
【0020】ROMライタ14の制御部15は、これに
応答して無線選択呼び出し受信機1のEEPROM6か
ら機種コードを読み出し、制御部15内に設定された機
種コードと比較することによりEEPROM6の内容全
てを読み出せる機種か否か、即ち当該ROMライタ14
が扱える無線選択呼び出し受信機であるか否かを識別す
る(S4)。そして、読み出し不可能な機種の場合、制
御部15はLCD駆動回路18を制御してLCD部19
に読み出しができない機種である旨のメッセージを表示
する(S5)。
応答して無線選択呼び出し受信機1のEEPROM6か
ら機種コードを読み出し、制御部15内に設定された機
種コードと比較することによりEEPROM6の内容全
てを読み出せる機種か否か、即ち当該ROMライタ14
が扱える無線選択呼び出し受信機であるか否かを識別す
る(S4)。そして、読み出し不可能な機種の場合、制
御部15はLCD駆動回路18を制御してLCD部19
に読み出しができない機種である旨のメッセージを表示
する(S5)。
【0021】他方、読み出し可能な機種の場合、制御部
15はLCD駆動回路18を制御してLCD部19にパ
スワードの入力促進メッセージを表示して入力待ちとな
り、パスワードがキーボード部16から入力されると、
それを取り込む(S6)。次に、この取り込んだパスワ
ードと無線選択呼び出し受信機1のEEPROM6に記
憶されているパスワードとを照合する(S7)。そし
て、パスワードが一致しなければ、再び処理S6に戻っ
て再度パスワードの入力を行う。また、パスワードが一
致した場合、制御部15はEEPROM6の内容全てを
読み出し(S8)、この読み出した内容をLCD駆動回
路18を制御してLCD部19に表示する(S9)。こ
の表示内容により、操作員はEEPROM6の内容を確
認することが可能となる。
15はLCD駆動回路18を制御してLCD部19にパ
スワードの入力促進メッセージを表示して入力待ちとな
り、パスワードがキーボード部16から入力されると、
それを取り込む(S6)。次に、この取り込んだパスワ
ードと無線選択呼び出し受信機1のEEPROM6に記
憶されているパスワードとを照合する(S7)。そし
て、パスワードが一致しなければ、再び処理S6に戻っ
て再度パスワードの入力を行う。また、パスワードが一
致した場合、制御部15はEEPROM6の内容全てを
読み出し(S8)、この読み出した内容をLCD駆動回
路18を制御してLCD部19に表示する(S9)。こ
の表示内容により、操作員はEEPROM6の内容を確
認することが可能となる。
【0022】他方、EEPROM6へ書き込みを行う場
合、操作員はROMライタ14のキーボード部16から
書き込み内容を設定し(S10)、書き込みキー(図示
せず)を押下する(S11)。
合、操作員はROMライタ14のキーボード部16から
書き込み内容を設定し(S10)、書き込みキー(図示
せず)を押下する(S11)。
【0023】ROMライタ14の制御部15は、これに
応答してEEPROM6から機種コードを読み出し、E
EPROM6の内容を書き換えることが可能な機種か否
かを識別する(S12)。そして、書き替え不可能な機
種の場合、制御部15はLCD駆動回路18を制御して
LCD部19に書き込みができない機種である旨のメッ
セージを表示する(S5)。
応答してEEPROM6から機種コードを読み出し、E
EPROM6の内容を書き換えることが可能な機種か否
かを識別する(S12)。そして、書き替え不可能な機
種の場合、制御部15はLCD駆動回路18を制御して
LCD部19に書き込みができない機種である旨のメッ
セージを表示する(S5)。
【0024】他方、書き替え可能な機種の場合、制御部
15は、読み出しモードと同様にLCD駆動回路18を
制御してLCD部19にパスワードの入力促進メッセー
ジを表示して入力待ちとなり、パスワードがキーボード
部16から入力されると、それを取り込む(S13)。
次に、この取り込んだパスワードと無線選択呼び出し受
信機1のEEPROM6に記憶されているパスワードと
を照合し(S14)、パスワードが一致しなければ、再
び処理S13に戻って再度パスワードの入力を行う。パ
スワードが一致した場合、制御部15は、処理S10に
おいて設定された書き込み内容に基づいてEEPROM
6の内容を書き替える(S15)。そして、LCD駆動
回路18を制御してLCD部19に書き込みが終了した
こと旨を表示する(S16)。なお、本実施例において
はパスワードをEEPROM6に記憶しているので、E
EPROM6の書き替え時にパスワードも書き替えるこ
とができる。これによって、受信機携帯者が望む任意の
パスワードの設定が可能である。
15は、読み出しモードと同様にLCD駆動回路18を
制御してLCD部19にパスワードの入力促進メッセー
ジを表示して入力待ちとなり、パスワードがキーボード
部16から入力されると、それを取り込む(S13)。
次に、この取り込んだパスワードと無線選択呼び出し受
信機1のEEPROM6に記憶されているパスワードと
を照合し(S14)、パスワードが一致しなければ、再
び処理S13に戻って再度パスワードの入力を行う。パ
スワードが一致した場合、制御部15は、処理S10に
おいて設定された書き込み内容に基づいてEEPROM
6の内容を書き替える(S15)。そして、LCD駆動
回路18を制御してLCD部19に書き込みが終了した
こと旨を表示する(S16)。なお、本実施例において
はパスワードをEEPROM6に記憶しているので、E
EPROM6の書き替え時にパスワードも書き替えるこ
とができる。これによって、受信機携帯者が望む任意の
パスワードの設定が可能である。
【0025】図4は本発明の別の実施例における、無線
選択呼び出し受信機1のEEPROM6の内容の読み出
し、書き込みにかかるROMライタ14の動作の要部を
示すフローチャートであり、以下、同図を参照して本実
施例を説明する。なお、本実施例においては、EEPR
OM6に機種コードを記憶する機種コード記憶領域とパ
スワードを記憶するパスワード記憶領域とが設けられて
いると共に、デコーダ5内のメモリ部にカウント領域と
ロック情報記憶領域とロック解除コード記憶領域とが設
けられ、機種コード記憶領域とパスワード記憶領域とロ
ック解除コード記憶領域とには各々事前に機種コードと
パスワードとロック解除コードとが記憶されている。な
お、ロック解除コードはパスワードに比べ複雑なコード
となっている。また、ロック情報記憶領域には初期値と
してロック中でない旨の情報が記憶され、カウント領域
は初期値として零が設定されている。
選択呼び出し受信機1のEEPROM6の内容の読み出
し、書き込みにかかるROMライタ14の動作の要部を
示すフローチャートであり、以下、同図を参照して本実
施例を説明する。なお、本実施例においては、EEPR
OM6に機種コードを記憶する機種コード記憶領域とパ
スワードを記憶するパスワード記憶領域とが設けられて
いると共に、デコーダ5内のメモリ部にカウント領域と
ロック情報記憶領域とロック解除コード記憶領域とが設
けられ、機種コード記憶領域とパスワード記憶領域とロ
ック解除コード記憶領域とには各々事前に機種コードと
パスワードとロック解除コードとが記憶されている。な
お、ロック解除コードはパスワードに比べ複雑なコード
となっている。また、ロック情報記憶領域には初期値と
してロック中でない旨の情報が記憶され、カウント領域
は初期値として零が設定されている。
【0026】図3の実施例と同様に、無線選択呼び出し
受信機1とROMライタ14とを接続ケーブル20で接
続し、キーボード部16の操作により読み出しか書き込
みかを選択し、更に書き込み時には書き込み内容を設定
すると、制御部15は無線選択呼び出し受信機1のEE
PROM6から機種コードを読み出し、EEPROM6
の内容全てを読み出せる機種か否か或いは書き替え可能
な機種か否かを識別し、読み出し不可能な機種或いは書
き替え不可能な機種の場合、制御部15はLCD駆動回
路18を制御してLCD部19にその旨のメッセージを
表示する。
受信機1とROMライタ14とを接続ケーブル20で接
続し、キーボード部16の操作により読み出しか書き込
みかを選択し、更に書き込み時には書き込み内容を設定
すると、制御部15は無線選択呼び出し受信機1のEE
PROM6から機種コードを読み出し、EEPROM6
の内容全てを読み出せる機種か否か或いは書き替え可能
な機種か否かを識別し、読み出し不可能な機種或いは書
き替え不可能な機種の場合、制御部15はLCD駆動回
路18を制御してLCD部19にその旨のメッセージを
表示する。
【0027】他方、読み出し可能な機種或いは書き替え
可能な機種の場合、制御部15は図4に示した処理を実
行する。先ず、デコーダ5内のメモリ部のロック情報記
憶領域からロック情報を読み出してロック中か否かを識
別する(S20)。そして、ロック中であれば処理S2
8へ進み、ロック中でなければ処理S22へ進む。
可能な機種の場合、制御部15は図4に示した処理を実
行する。先ず、デコーダ5内のメモリ部のロック情報記
憶領域からロック情報を読み出してロック中か否かを識
別する(S20)。そして、ロック中であれば処理S2
8へ進み、ロック中でなければ処理S22へ進む。
【0028】今、ロック中でないとすると、制御部15
は処理S22に進み、LCD駆動回路18を制御してL
CD部19にパスワードの入力促進メッセージを表示し
て入力待ちとなり、パスワードがキーボード部16から
入力されると、それを取り込む。次に、この取り込んだ
パスワードと無線選択呼び出し受信機1のEEPROM
6に記憶されているパスワードとを照合する(S2
3)。そして、パスワードが一致しなければ、デコーダ
5のメモリ部にあるカウント領域のカウント値を1だけ
増加させ(S24)、そのカウント値が予め設定された
値以内かどうかを調べ(S25)、設定値以内であれ
ば、再び処理S22に戻って再度パスワードの入力を行
う。しかし、設定値を越えていると、処理S22には戻
らず処理S26へ進む。即ち、パスワードの受け付けを
停止する。処理S26ではデコーダ5のメモリ部のロッ
ク情報記憶領域にロック中である旨の情報を設定する。
そして、処理S28へ進む。
は処理S22に進み、LCD駆動回路18を制御してL
CD部19にパスワードの入力促進メッセージを表示し
て入力待ちとなり、パスワードがキーボード部16から
入力されると、それを取り込む。次に、この取り込んだ
パスワードと無線選択呼び出し受信機1のEEPROM
6に記憶されているパスワードとを照合する(S2
3)。そして、パスワードが一致しなければ、デコーダ
5のメモリ部にあるカウント領域のカウント値を1だけ
増加させ(S24)、そのカウント値が予め設定された
値以内かどうかを調べ(S25)、設定値以内であれ
ば、再び処理S22に戻って再度パスワードの入力を行
う。しかし、設定値を越えていると、処理S22には戻
らず処理S26へ進む。即ち、パスワードの受け付けを
停止する。処理S26ではデコーダ5のメモリ部のロッ
ク情報記憶領域にロック中である旨の情報を設定する。
そして、処理S28へ進む。
【0029】また、処理S23でパスワードの一致が検
出された場合、制御部15はデコーダ5のメモリ部のカ
ウント領域のカウント値を初期値にリセットし(S2
7)、EEPROM6の読み出しまたは書き込みを実施
する(S30)。
出された場合、制御部15はデコーダ5のメモリ部のカ
ウント領域のカウント値を初期値にリセットし(S2
7)、EEPROM6の読み出しまたは書き込みを実施
する(S30)。
【0030】他方、処理S21でロック中であると識別
した場合、または処理S26によってロックをかけた場
合、制御部15は、LCD駆動回路18を制御してLC
D部19にロック解除コードの入力促進メッセージを表
示して入力待ちとなり、ロック解除コードがキーボード
部16から入力されると、それを取り込む(S28)。
次に、この取り込んだロック解除コードとデコーダ5の
メモリ部のロック解除コード記憶領域に設定されている
ロック解除コードとを照合し(S29)、一致しない場
合は処理S28に戻って再度ロック解除コードの入力待
ちとなる。他方、一致した場合、制御部15はEEPR
OM6の読み出しまたは書き込みを実行する(S3
0)。
した場合、または処理S26によってロックをかけた場
合、制御部15は、LCD駆動回路18を制御してLC
D部19にロック解除コードの入力促進メッセージを表
示して入力待ちとなり、ロック解除コードがキーボード
部16から入力されると、それを取り込む(S28)。
次に、この取り込んだロック解除コードとデコーダ5の
メモリ部のロック解除コード記憶領域に設定されている
ロック解除コードとを照合し(S29)、一致しない場
合は処理S28に戻って再度ロック解除コードの入力待
ちとなる。他方、一致した場合、制御部15はEEPR
OM6の読み出しまたは書き込みを実行する(S3
0)。
【0031】図5は本発明の更に別の実施例における、
無線選択呼び出し受信機1のEEPROM6の書き込み
時におけるROMライタ14の動作の要部を示すフロー
チャートであり、以下、同図を参照して本実施例を説明
する。なお、本実施例においては、デコーダ5のメモリ
部に未書き込みコードを記憶する領域が追加されてい
る。
無線選択呼び出し受信機1のEEPROM6の書き込み
時におけるROMライタ14の動作の要部を示すフロー
チャートであり、以下、同図を参照して本実施例を説明
する。なお、本実施例においては、デコーダ5のメモリ
部に未書き込みコードを記憶する領域が追加されてい
る。
【0032】図5の実施例においては、EEPROM6
への書き込み時、パスワードの照合に先立って、制御部
15はEEPROM6が未書き込み状態か否かを識別す
る(31)。この識別は例えばEEPROM6に機種コ
ードやパスワードが記憶されていないか否か等を調べる
ことにより行う。そして、未書き込み状態であれば処理
S32へ進み、未書き込み状態でなければ処理S36へ
進む。
への書き込み時、パスワードの照合に先立って、制御部
15はEEPROM6が未書き込み状態か否かを識別す
る(31)。この識別は例えばEEPROM6に機種コ
ードやパスワードが記憶されていないか否か等を調べる
ことにより行う。そして、未書き込み状態であれば処理
S32へ進み、未書き込み状態でなければ処理S36へ
進む。
【0033】処理S32では、制御部15は、LCD駆
動回路18を制御してLCD部19に未書き込みコード
の入力促進メッセージを表示して入力待ちとなり、未書
き込みコードがキーボード部16から入力されると、そ
れを取り込む。そして、この取り込んだ未書き込みコー
ドとデコーダ5のメモリ部の未書き込みコード記憶領域
に設定されている未書き込みコードとを照合し(S3
3)、一致しない場合は処理S32に戻って再度未書き
込みコードの入力待ちとなる。他方、一致した場合、制
御部15はキーボード部16から書き込み内容の設定を
受け付け(S34)、次いでその内容に従ってEEPR
OM6の書き込みを実施する(S35)。
動回路18を制御してLCD部19に未書き込みコード
の入力促進メッセージを表示して入力待ちとなり、未書
き込みコードがキーボード部16から入力されると、そ
れを取り込む。そして、この取り込んだ未書き込みコー
ドとデコーダ5のメモリ部の未書き込みコード記憶領域
に設定されている未書き込みコードとを照合し(S3
3)、一致しない場合は処理S32に戻って再度未書き
込みコードの入力待ちとなる。他方、一致した場合、制
御部15はキーボード部16から書き込み内容の設定を
受け付け(S34)、次いでその内容に従ってEEPR
OM6の書き込みを実施する(S35)。
【0034】他方、EEPROM6が未書き込み状態で
ないことから処理S36へ進んだ場合、制御部15はL
CD部19にパスワードの入力促進メッセージを表示し
てパスワードの入力を行い(S36)、EEPROM6
に設定されているパスワードと照合する(S37)。そ
して、不一致の場合は処理S36へ戻って再度パスワー
ドを受け付け、一致した場合は処理S34,S35を実
行してEEPROM6の書き込みを行う。
ないことから処理S36へ進んだ場合、制御部15はL
CD部19にパスワードの入力促進メッセージを表示し
てパスワードの入力を行い(S36)、EEPROM6
に設定されているパスワードと照合する(S37)。そ
して、不一致の場合は処理S36へ戻って再度パスワー
ドを受け付け、一致した場合は処理S34,S35を実
行してEEPROM6の書き込みを行う。
【0035】
【発明の効果】以上説明した本発明の無線選択呼び出し
受信機に内蔵されたROMへの不正アクセス防止機構に
よれば、次のような効果を得ることができる。
受信機に内蔵されたROMへの不正アクセス防止機構に
よれば、次のような効果を得ることができる。
【0036】(1)無線選択呼び出し受信機に設定され
たパスワードと同一のパスワードを入力しなければ、選
択呼び出し番号等を記憶する受信機内蔵の書き替え可能
ROMをROMライタによってアクセスできないため、
無線選択呼び出し受信機およびROMライタを入手した
悪意者によって上記ROMの内容が読み出されたり、書
き替えられて悪用される危険性を少なくすることができ
る。
たパスワードと同一のパスワードを入力しなければ、選
択呼び出し番号等を記憶する受信機内蔵の書き替え可能
ROMをROMライタによってアクセスできないため、
無線選択呼び出し受信機およびROMライタを入手した
悪意者によって上記ROMの内容が読み出されたり、書
き替えられて悪用される危険性を少なくすることができ
る。
【0037】(2)入力されたパスワードが不一致とな
った回数が所定回数を越えると、パスワードの受け付け
が停止するため、パスワードの組み合わせ全てを試行す
る者に対しての保護を強化することができ、パスワード
を知らない者がROMの内容の読み出し,書き込みがで
きる確率をほぼ零にすることができる。
った回数が所定回数を越えると、パスワードの受け付け
が停止するため、パスワードの組み合わせ全てを試行す
る者に対しての保護を強化することができ、パスワード
を知らない者がROMの内容の読み出し,書き込みがで
きる確率をほぼ零にすることができる。
【0038】(3)パスワードの受け付けが停止された
後であっても、無線選択呼び出し受信機に予め設定され
たロック解除コードを入力すれば、ROMライタによる
ROMへのアクセスが可能となるので、正当な者による
ROMへのアクセスの道を確保することができる。この
場合、ロック解除コードをパスワードに比べ充分複雑な
コードとしておくことにより、悪意者によるアクセスを
ほぼ阻止できる。
後であっても、無線選択呼び出し受信機に予め設定され
たロック解除コードを入力すれば、ROMライタによる
ROMへのアクセスが可能となるので、正当な者による
ROMへのアクセスの道を確保することができる。この
場合、ロック解除コードをパスワードに比べ充分複雑な
コードとしておくことにより、悪意者によるアクセスを
ほぼ阻止できる。
【0039】(4)未書き込み状態のROMの場合、無
線選択呼び出し受信機に予め設定された未書き込みコー
ドを入力しなければ、ROMライタによってROMへア
クセスすることができないため、無線選択呼び出し受信
機のROMを未書き込み状態のROMに交換して利用し
ようとする悪意者からの保護が可能となる。
線選択呼び出し受信機に予め設定された未書き込みコー
ドを入力しなければ、ROMライタによってROMへア
クセスすることができないため、無線選択呼び出し受信
機のROMを未書き込み状態のROMに交換して利用し
ようとする悪意者からの保護が可能となる。
【図1】本発明の構成説明図である。
【図2】本発明を適用した無線選択呼び出し受信機およ
びROMライタの構成例を示すブロック図である。
びROMライタの構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例における、無線選択呼び出し
受信機1のEEPROM6の内容の読み出し、書き込み
にかかる操作員の操作方法とその際のROMライタ14
の動作とを併せ示すフローチャートである。
受信機1のEEPROM6の内容の読み出し、書き込み
にかかる操作員の操作方法とその際のROMライタ14
の動作とを併せ示すフローチャートである。
【図4】本発明の別の実施例における、無線選択呼び出
し受信機1のEEPROM6の内容の読み出し、書き込
みにかかるROMライタ14の動作の要部を示すフロー
チャートである。
し受信機1のEEPROM6の内容の読み出し、書き込
みにかかるROMライタ14の動作の要部を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の更に別の実施例における、無線選択呼
び出し受信機1のEEPROM6の書き込み時における
ROMライタ14の動作の要部を示すフローチャートで
ある。
び出し受信機1のEEPROM6の書き込み時における
ROMライタ14の動作の要部を示すフローチャートで
ある。
P…無線選択呼び出し受信機 g…計数手段 W…ROMライタ h…停止手段 a…書き替え可能なROM i…ロック情報
記憶領域 b…パスワード記憶領域 j…ロック解除
コード記憶領域 c…入力器 k…ロック情報
書き込み手段 d…読み出し書き込み手段 l…ロック解除
コード入力手段 e…パスワード入力手段 m…ロック解除
コード照合手段 f…パスワード照合手段 n…未書き込み
コード記憶領域 o…識別手段 q…未書き込み
コード照合手段 p…未書き込みコード入力手段
記憶領域 b…パスワード記憶領域 j…ロック解除
コード記憶領域 c…入力器 k…ロック情報
書き込み手段 d…読み出し書き込み手段 l…ロック解除
コード入力手段 e…パスワード入力手段 m…ロック解除
コード照合手段 f…パスワード照合手段 n…未書き込み
コード記憶領域 o…識別手段 q…未書き込み
コード照合手段 p…未書き込みコード入力手段
Claims (4)
- 【請求項1】 機種コード及び予め定められた特定のパ
スワードを記憶することができるEEPROMと予め定
められた特定のロック解除コードを記憶するロック解除
コード記憶領域とを備えた無線選択呼び出し受信機と、 入力器と、該入力器からパスワードの入力を受け付ける
前に前記機種コードと予め設定された機種コードとを比
較し、一致した場合に限りパスワードの入力を受け付け
る機種コード照合手段と、前記EEPROMに対するア
クセスを行う読み出し書き込み手段と、前記入力器から
入力されたパスワードと前記特定のパスワードとを比較
し、両者が一致した場合に前記読み出し書き込み手段に
よる前記EEPROMに対するアクセスを可能にするパ
スワード照合手段と、前記入力されたパスワードと前記
特定のパスワードとの不一致回数を計数する計数手段
と、前記不一致回数が所定回数になった場合に前記読み
出し書き込み手段による前記EEPROMに対するアク
セスが行えないロック状態とするロック手段と、前記入
力器から入力されたロック解除コードと前記特定のロッ
ク解除コードとを比較し、両者が一致した場合に前記読
み出し書き込み手段による前記EEPROMに対するア
クセスを可能にするロック解除コード照合手段とを含む
アクセスユニットとを備えることを特徴とする無線選択
呼び出し受信機に内蔵されたROMへの不正アクセス防
止機構。 - 【請求項2】 前記無線選択呼び出し受信機に、予め定
められた特定の未書き込みコードを記憶する未書き込み
コード記憶領域を備え、且つ、 前記アクセスユニットに、前記EEPROMが未書き込
み状態か否かを識別する識別手段と、前記EEPROM
が未書き込み状態である場合に前記入力器から入力され
る未書き込みコードと前記特定の未書き込みコードとを
比較し、両者が一致した場合に前記読み出し書き込み手
段による前記EEPROMに対するアクセスを可能にす
る未書き込みコード照合手段とを備えることを特徴とす
る請求項1記載の無線選択呼び出し受信機に内蔵された
ROMへの不正アクセス防止機構。 - 【請求項3】 機種コード及び予め定められた特定のパ
スワードを記憶することができる無線選択呼び出し受信
機内のEEPROMに前記機種コードが記憶 されている
場合に、オペレータからパスワードの入力を受け付ける
前に前記機種コードと予め設定された機種コードとを比
較し、一致した場合に限りパスワードの入力を受け付け
るステップと、 前記 EEPROMに前記特定のパスワードが記憶されて
いる場合に、オペレータから入力されたパスワードと前
記特定のパスワードとを比較するステップと、 前記入力されたパスワードと前記特定のパスワードとが
一致した場合に、前記EEPROMに対するアクセスを
可能にするステップと、 前記入力されたパスワードと前記特定のパスワードとの
不一致回数を計数するステップと、 前記不一致回数が予め定められた回数になった場合に前
記EEPROMに対するアクセスが行えないロック状態
とするステップと、 オペレータから入力されたロック解除コードと無線選択
呼び出し受信機のロック解除コード記憶手段に記憶され
た特定のロック解除コードとを比較するステップと、 前記入力されたロック解除コードと前記特定のロック解
除コードとが一致した場合に前記EEPROMに対する
アクセスを可能にするステップとを含むことを特徴とす
る無線選択呼び出し受信機に内蔵されたROMへの不正
アクセス防止方法。 - 【請求項4】 前記EEPROMが未書き込み状態か否
かを識別するステップと、 前記EEPROMが未書き込み状態である場合に前記入
力器から入力される未書き込みコードと前記無線選択呼
び出し受信機の未書き込みコード記憶手段に記憶された
特定の未書き込みコードとを比較するステップと、 前記入力された未書き込みコードと前記特定の未書き込
みコードとが一致した場合に前記EEPROMに対する
アクセスを可能にするステップとを含むことを特徴とす
る請求項3記載の無線選択呼び出し受信機に内蔵された
ROMへの不正アクセス防止方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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