JP2007124470A - 携帯電話機、その利用者認証方法、および利用者認証プログラム - Google Patents

携帯電話機、その利用者認証方法、および利用者認証プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成かつ単純な操作でセキュリティを向上できる携帯電話機を提供する。
【解決手段】利用者の認証に使用する複数の暗証番号を記憶する暗証番号記憶部104と、複数の暗証番号の中から利用者に入力を要求する暗証番号を決定する決定部112と、決定した暗証番号の入力を利用者に要求する入力要求部114と、利用者から暗証番号の入力を受け付ける暗証番号受付部116と、入力要求部114が要求した暗証番号と暗証番号受付部116が受け付けた暗証番号を照合し、二つの暗証番号が一致したとき、利用者を認証する判定部118と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話機、その利用者認証方法、および利用者認証プログラムに関し、特に、暗証番号による利用者認証を行う携帯電話機、その利用者認証方法、および利用者認証プログラムに関する。
近年、携帯電話機は飛躍的に進歩し、多機能化高機能化が進む一方であり、従来の通話という機能以外にも様々な機能が実現可能となってきている。たとえば、電子マネー機能やクレジットカード機能、電子鍵機能など様々な機能が搭載されたものも登場している。また、携帯電話機には、アドレス帳などの保護すべき個人情報が大量に記憶されている。したがって、紛失や盗難などにより、個人情報が流出し、悪用されたり、電子マネー機能が不正に利用されたりしてしまう恐れがある。そこで、携帯電話機に利用者認証機能を持たせて、個人情報の流出や電子マネーなどの不正利用を守る仕組みが採用されている。
従来の携帯電話機の利用者認証システムとしては、たとえば指紋認証によるものがあり、たとえば特許文献1に記載されている。また、暗証番号による個人認証方法も、構成が簡単で携帯電話機の小型化およびコストを抑えることができることから多く採用されている。
特開2001−290778号公報
しかしながら、携帯電話機の認証に使用される暗証番号は、通常、テンキーからの入力のし易さを考慮して、数字数桁で構成されているものが多い。したがって、パスワードなどの数字と文字の組み合わせによるものに比較して解読が容易であり、セキュリティの強化が課題として残っている。また、指紋認証などの生体認証機能を搭載する場合、装置の小型化が難しくなり、小型化のためには開発に膨大な費用がかかり、生産コスト、販売価格が高くなってしまう恐れがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡単な構成かつ単純な操作でセキュリティを向上できる携帯電話機を提供することにある。
本発明によれば、利用者の認証に使用する複数の暗証番号を記憶する暗証番号記憶部と、
前記複数の暗証番号の中から前記利用者に入力を要求する暗証番号を決定する決定部と、
前記決定部が決定した前記暗証番号の入力を前記利用者に要求する入力要求部と、
前記利用者から暗証番号の入力を受け付ける受付部と、
前記入力要求部が要求した前記暗証番号と前記受付部が受け付けた前記暗証番号を照合し、二つの前記暗証番号が一致したとき、前記利用者を認証する認証部と、
を備えることを特徴とする携帯電話機が提供される。
入力要求部は、たとえば、表示部に「第1暗証番号を入力してください。」などのメッセージを表示したり、スピーカからメッセージを出力したりすることにより、利用者にどの暗証番号を入力すれば良いかを提示することができる。
この発明によれば、複数の暗証番号の中から選択された暗証番号を用いて利用者の認証を行うことができるので、一つの暗証番号による認証に比較して、単純な暗証番号でも複数の暗証番号の組み合わせで、パターンを増やすことができるので、解読が難しくなり、セキュリティを向上することができる。また、単純な暗証番号であってもセキュリティを低下させないので、利用者が複雑な暗証番号を記憶する必要がなくなり負担が軽減する。
上記携帯電話機において、前記暗証番号に、認証に使用する時間帯を対応付けて記憶する時間対応テーブルと、現在時刻を計時する計時部と、をさらに備えることができ、前記決定部は、前記計時部から前記現在時刻を取得し、前記時間対応テーブルを参照し、前記現在時刻が含まれる前記時間帯を判別し、前記時間帯に対応する暗証番号を前記要求する暗証番号として決定することができる。
ここで、時刻とは、たとえば、偶数時刻/奇数時刻、午前/午後、指定時刻、偶数日/奇数日、指定日、指定曜日、平日/休日などで設定することができる。
この構成によれば、時間帯によって暗証番号を切り替えることができるので、万が一、暗証番号を盗み見られた場合でも、時間帯によっては暗証番号が無効となるので、暗証番号が一つの場合に比較してセキュリティが向上する。
上記携帯電話機において、前記複数の暗証番号の入力要求順序に時間帯を対応付けて記憶する順序テーブルと、現在時刻を計時する計時部と、を含むことができ、前記決定部は、前記計時部から前記現在時刻を取得し、前記順序テーブルを参照し、前記現在時刻が含まれる前記時間帯を判別し、前記時間帯に対応する前記入力要求順序を決定し、前記入力要求部、前記受付部、および前記認証部は一連の処理を前記決定部が決定した前記入力要求順序に従って、少なくとも二つの前記暗証番号について繰り返し、前記認証部は、前記少なくとも二つの暗証番号について照合された場合に、前記利用者を認証することができる。
この構成によれば、複数の暗証番号を用いて利用者認証を行うだけでなく、時間帯によって入力を要求する順序を変更するので、簡素な構成かつ単純な暗証番号であっても、セキュリティを強化することができる。
上記携帯電話機において、前記決定部が、前記複数の暗証番号の中から前記利用者に入力を要求する暗証番号をランダムに選択する選択部を含むことができる。
上記携帯電話機において、前記複数の暗証番号を識別する所定の識別情報を対応付けて記憶する識別情報記憶部を含むことができ、前記入力要求部は、前記決定部が決定した前記暗証番号に対応する前記識別情報を取得し、前記識別情報を提示して前記暗証番号の入力を前記利用者に要求することができる。
ここで、識別情報とは、たとえば、暗証番号に対応付けられた記号、文字、色である。たとえば、第1暗証番号には赤、第2暗証番号には青、第3暗証番号には黄色などの背景色を表示部に表示して利用者に暗証番号の入力を要求することができる。あるいは、識別情報は、暗証番号に対応付けられたメロディや音声であり、入力要求部が暗証番号の入力を要求する際、対応するメロディや音声をスピーカから出力して、利用者に暗証番号の入力を要求することができる。
この構成によれば、「第1暗証番号を入力してください。」などのメッセージを表示せずに、複数の暗証番号毎に予め設定された識別情報を用いて暗証番号の入力を利用者に要求するので、他者に暗証番号入力画面を盗み見られた場合でも、暗証番号が複数あり、その中から選択された暗証番号の入力を要求されていることを知られる危険性が低減する。また、利用者が自身で設定した暗証番号を記憶する際も、視覚効果により忘れ難くする効果も期待できる。
上記携帯電話機において、前記暗証番号は、少なくとも数字4桁であり、前記受付部は、数字を入力するテンキーを含むことができる。この構成によれば、簡単な構成の携帯電話機で、比較的少ない桁数の数字のみからなる単純な暗証番号を使用していても、セキュリティ効果を増大させることができる。また、暗証番号を数字のみで構成するので、文字入力の必要がないので複雑な操作を行わずに済み、暗証番号入力時の操作性が向上する。携帯電話機の電話番号を入力するためのテンキーをそのまま使用することができるので、入力操作に特別な構成を必要としない。
本発明によれば、利用者の認証に使用する複数の暗証番号を記憶する暗証番号記憶部を準備し、
前記複数の暗証番号の中から前記利用者に入力を要求する暗証番号を決定し、
前記決定した前記暗証番号の入力を前記利用者に要求し、
前記利用者から暗証番号の入力を受け付け、
前記利用者に要求した前記暗証番号と前記受け付けた前記暗証番号を照合し、二つの前記暗証番号が一致したとき、前記利用者を認証することを特徴とする携帯電話機の利用者認証方法が提供される。
本発明によれば、利用者の認証に使用する複数の暗証番号を記憶する暗証番号記憶部を備えたコンピュータを、
前記複数の暗証番号の中から前記利用者に入力を要求する暗証番号を決定する手段、
前記決定する手段が決定した前記暗証番号の入力を前記利用者に要求する手段、
前記利用者から暗証番号の入力を受け付ける手段、
前記入力要求する手段が要求した前記暗証番号と前記受け付ける手段が受け付けた前記暗証番号を照合し、二つの前記暗証番号が一致したとき、前記利用者を認証する手段、として機能させるための携帯電話機の利用者認証プログラムが提供される。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、簡単な構成かつ単純な操作でセキュリティを向上できる携帯電話機が提供される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第一の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯電話機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。携帯電話機100は、CPU(Central Processing Unit)2と、ROM(Read Only Memory)6と、作業用メモリ8と、電話帳記憶メモリ10と、キー12と、キー入力受付部14と、表示部16と、表示制御部18と、時計20と、を備えている。CPU2、ROM6、作業用メモリ8、電話帳記憶メモリ10、キー入力受付部14、表示部16、表示制御部18、および時計20は、互いにバス4で接続される。なお、以下の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、たとえば、無線通信処理部、着呼部、発呼部、通話処理部、ウェブアクセス部、メール送受信部、画像処理部、音声処理部などは図示されていない。
CPU2は、携帯電話機100の各要素とともに装置全体を制御する。ROM6は、携帯電話機100を制御するための各種プログラムおよび制御に必要なデータが記憶されている。作業用メモリ8は、CPU2がROM6に記憶されているプログラムを実行する際、一時的に使用する領域を含む。電話帳記憶メモリ10は、アドレス帳や各種設定が記憶されている。電話帳記憶メモリ10内のアドレス帳や各種設定のデータは、利用者により設定および変更、編集が可能である。
キー12は、数字を入力するテンキーなどの操作ボタンを含む。キー入力受付部14は、キー12を利用者が操作したとき、入力された情報を受け付け、CPU2に通知する。表示部16は、液晶表示器やLED(Light Emitting Diode)などである。表示制御部18は、CPU2からの指示に従って表示部16に各種画面の表示制御や、LEDの点灯点滅制御を行う。時計20は、現在時刻を計時し、CPU2に通知する。
また、携帯電話機100の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
図2は、本実施形態の携帯電話機100の要部構成を示す機能ブロック図である。本実施形態の携帯電話機100は、利用者の認証に使用する複数の暗証番号を記憶する暗証番号記憶部104と、複数の暗証番号の中から利用者に入力を要求する暗証番号を決定する決定部112と、決定部が決定した暗証番号の入力を利用者に要求する入力要求部114と、利用者から暗証番号の入力を受け付ける受付部(暗証番号受付部116)と、入力要求部が要求した暗証番号と受付部が受け付けた暗証番号を照合し、二つの暗証番号が一致したとき、利用者を認証する認証部(判定部118)と、を備える。さらに、本実施形態の携帯電話機100は、暗証番号に、認証に使用する時間帯を対応付けて記憶する時間対応テーブル(時間帯記憶部108、図4(b)の設定テーブル140)と、現在時刻を計時する計時部(時計20)と、を含み、決定部112は、計時部(時計20および時刻取得部110)から現在時刻を取得し、時間対応テーブルを参照し、現在時刻が含まれる時間帯を判別し、時間帯に対応する暗証番号を要求する暗証番号として決定することができる。
本実施形態の携帯電話機100は、ROM6に予め記憶されたプログラムをCPU2が実行することにより実現される。本実施形態のプログラムは、利用者の認証に使用する複数の暗証番号を記憶する暗証番号記憶部104を備えたコンピュータ(CPU2)を、複数の暗証番号の中から利用者に入力を要求する暗証番号を決定する手段(決定部112)、決定する手段が決定した暗証番号の入力を利用者に要求する手段(入力要求部114)、利用者から暗証番号の入力を受け付ける手段(暗証番号受付部116)、入力要求する手段が要求した暗証番号と受け付ける手段が受け付けた暗証番号を照合し、二つの暗証番号が一致したとき、利用者を認証する手段(判定部118)、として機能させるためのものである。
詳細には、携帯電話機100は、暗証番号設定受付部102と、暗証番号記憶部104と、時間帯設定受付部106と、時間帯記憶部108と、時刻取得部110と、決定部112と、入力要求部114と、暗証番号受付部116と、判定部118と、解除部120と、ロック部122と、実行部124と、を備える。
暗証番号設定受付部102は、利用者がキー12を操作して入力した複数の暗証番号をキー入力受付部14から受け付ける。暗証番号設定受付部102が受け付けた複数の暗証番号は、暗証番号記憶部104にそれぞれ格納される。暗証番号記憶部104は、図3に示すように、本実施形態では、二つの第1暗証番号および第2暗証番号を記憶する。ここでは、第1暗証番号に「1234」が設定され、第2暗証番号に「9876」が設定されている例が示されている。本実施形態において、各暗証番号は数字4〜8桁からなる。
図2に戻り、時間帯設定受付部106は、利用者がキー12を操作して入力した複数の暗証番号に対応付ける時間帯の設定をキー入力受付部14から受け付ける。本実施形態では、はじめに利用者に複数の暗証番号を切り替える時間帯を選択させ、次に選択された時間帯の選択肢を提示し、設定する。
時間帯記憶部108は、図4に示す選択肢テーブル130および設定テーブル140を含むことができる。本実施形態において、複数の暗証番号に時間帯を対応付けるとき、たとえば、「奇数時/偶数時」や「午前/午後」、あるいは「指定曜日」などの複数の項目の中から選択して指定することができる。なお、図4(a)に示すように、選択肢テーブル130は、複数の項目にそれぞれ対応する時間帯の選択肢が記憶されている。時間帯設定受付部106は、時間帯の選択を受け付けるとともに、選択肢テーブル130から選択された時間帯に対応する選択肢を利用者に提示し、選択肢の中から暗証番号に対応付ける時間帯の選択を受け付ける。たとえば、「奇数時/偶数時」により暗証番号を切り替える場合、選択肢としては、「奇数時」および「偶数時」が対応付けられているので、この二つの選択肢を利用者に提示し、利用者は各暗証番号に対応付ける時間帯を選択肢から選択して設定することができる。また、「指定曜日」により暗証番号を切り替える場合、選択肢としては、各曜日が対応付けられている。この7つの選択肢を利用者に提示し、利用者は各暗証番号に対応付ける曜日をそれぞれ選択して時間帯の設定を行うことができる。
また、図4(b)に示す設定テーブル140は、時間帯設定受付部106が受け付けた時間帯を記憶する。設定テーブル140は、複数の暗証番号、ここでは、第1暗証番号144および第2暗証番号146に時間帯142と対応付けて記憶する。図4(b)では、時間帯142として「奇数時/偶数時」が選択され、第1暗証番号144に「奇数時」、第2暗証番号146に「偶数時」が設定されている例が示されている。本実施形態では、時間帯の設定や変更は利用者が行う構成としたが、これに限定されない。携帯電話機100で予め固定的に設定されていて、利用者による設定や変更はできなくてもよい。
図2に戻り、時刻取得部110は、時計20にアクセスし、現在時刻を取得し、決定部112に通知する。決定部112は、時間帯記憶部108にアクセスし、現在時刻に対応する暗証番号が第1暗証番号か第2暗証番号かを判別し、利用者に入力を要求する暗証番号を決定する。たとえば、現在時刻が11時だった場合、「奇数時」であるので、時間帯記憶部108の奇数時に対応する第1暗証番号に決定する。入力要求部114は、決定部112が決定した暗証番号の入力を利用者に要求する。具体的には、たとえば、表示部16に「第1暗証番号を入力してください。」などのメッセージを表示する。
暗証番号受付部116は、利用者が入力要求部114での要求に応じてキー12を操作して入力した暗証番号をキー入力受付部14から受け付け、判定部118に通知する。判定部118は、決定部112が決定した暗証番号、ここでは第1暗証番号と、暗証番号受付部116が受け付けた利用者が入力した暗証番号を照合し、一致するか否かを判定する。2つの暗証番号が一致したとき、利用者を認証し、解除部120に通知する。解除部120は、ロック部122に解除指示を行う。
ロック部122は、実行部124における所定の機能の実行を暗証番号でロックする。所定の機能とは、たとえば、アドレス帳の表示や編集機能、電子マネー決済機能、メールボックス表示など個人認証による保護が必要な機能である。解除部120から解除指示を受け付けたとき、ロックを解除し、実行部124に所定の機能の実行を許可する。実行部124は、上述の所定の機能を実行するものである。実行部124が実行する所定の機能は、暗証番号によって予めロックされており、暗証番号が入力され利用者認証がなされたとき、解除部120によってロックが解除されて実行部124による実行が許可される。これらの機能は、携帯電話機100の所有者以外が暗証番号による利用者認証無しには実行することができないように設定することができる。
このように構成された携帯電話機100の動作について、以下に説明する。はじめに、本実施形態の携帯電話機100において、複数の暗証番号を登録する処理について説明する。図5は、本実施形態の携帯電話機の暗証番号登録処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図2、図3および図5を用いて説明する。
まず、利用者に第1暗証番号の登録を促すメッセージを表示制御部18を介して表示部16の画面に表示し、利用者がキー12を操作して入力した暗証番号、ここでは、4桁の数字をキー入力受付部14から暗証番号設定受付部102が受け付ける(ステップS11)。ここで、各暗証番号は、初期値として「0000」が設定されている。
そこで、暗証番号設定受付部102は、ステップS11で受け付けた暗証番号が初期設定値「0000」ではないかどうかを判別し(ステップS13)、初期設定値から変更された場合(ステップS13のYES)、次のステップS15に進む。そして、利用者に第2暗証番号の登録を促すメッセージを表示制御部18を介して表示部16の画面に表示し、利用者がキー12を操作して入力した暗証番号をキー入力受付部14から暗証番号設定受付部102が受け付ける(ステップS15)。そして、暗証番号設定受付部102は、ステップS15で受け付けた暗証番号が初期設定値「0000」でないかどうかを判別し(ステップS17)、初期設定値から変更された場合(ステップS17のYES)、次のステップS19に進む。
そして、ステップS11およびステップS15でそれぞれ受け付けた第1および第2暗証番号が同一でないことを確認した場合(ステップS19のYES)、第1および第2暗証番号を暗証番号記憶部104に記憶する(ステップS21)。第1および第2暗証番号が同一だった場合(ステップS19のNO)、ステップS15に戻り、第2暗証番号の登録を再度利用者に促す。このようにして、複数の暗証番号の登録が行われる。
次に、本実施形態の携帯電話機100における複数の暗証番号の使用時間帯の設定処理の手順について説明する。図6は、本実施形態の携帯電話機100の時間帯設定処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図2、図4および図6を用いて説明する。
まず、時間帯設定受付部106が図4(a)の選択肢テーブル130から複数の時間帯を取得し、利用者に提示する。具体的には、表示部16に表示制御部18を介して時間帯を選択させる画面を表示する。ここで、利用者は、複数の暗証番号に対応する時間帯を選択する。たとえば、各暗証番号に曜日を指定したたり、二つの暗証番号に奇数時および偶数時のいずれかをそれぞれ指定したりすることができる。ここでは、たとえば、奇数時/偶数時の時間帯が選択されたものとする。時間帯設定受付部106は、利用者がキー12を操作して選択した時間帯をキー入力受付部14から受け付け(ステップS31)、時間帯記憶部108の設定テーブル140の時間帯142に記憶する(ステップS33)。つづいて、時間帯設定受付部106は、選択肢テーブル130から「奇数時/偶数時」の選択肢を取得し、利用者に提示する(ステップS35)。具体的には、表示部16に表示制御部18を介して選択肢「奇数時」および「偶数時」を表示し、利用者にいずれかを選択させる画面を表示する。ここで、利用者は、複数の選択肢の中から第1暗証番号を使用する時間帯を選択する。具体的には、キー12を操作して選択された「奇数時」を時間帯設定受付部106がキー入力受付部14から受け付ける(ステップS37)。
つづいて、時間帯設定受付部106は、選択肢テーブル130の時間帯に対応する複数の選択肢の中から、ステップS37で選択されなかった選択肢をすべて取得し、第2暗証番号を使用する時間帯とする(ステップS39)。具体的には、ステップS37では、選択肢の中から「奇数時」が選択されたので、残りの選択肢「偶数時」が第2暗証番号を使用する時間帯として取得される。
また、他の例として、ステップS31で時間帯として「指定曜日」が選択された場合、ステップS35では、選択肢として「日、月、火、水、木、金、土」が提示され、ステップS37では、少なくとも一つの曜日が選択される。ここで、「土、日」が第1暗証番号を使用する時間帯として選択された場合、ステップS39では、「月、火、水、木、金」が第2暗証番号を使用する時間帯として設定される。
ステップS37およびステップS39で設定された第1および第2暗証番号に対応する時間帯をそれぞれ図4(b)の設定テーブル140の第1暗証番号144および第2暗証番号146の時間帯142にそれぞれ記憶する(ステップS41)。このようにして、複数の暗証番号に対応した時間帯が設定され、以後、設定された時間帯に応じて、認証に使用される暗証番号が決定されることとなる。
次に、本実施形態の携帯電話機100における利用者認証処理の手順について説明する。図7は、本実施形態の携帯電話機100の利用者認証処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図2乃至図4および図7を用いて説明する。本実施形態の携帯電話機100の利用者認証方法において、利用者の認証に使用する複数の暗証番号を記憶する暗証番号記憶部104を準備し、複数の暗証番号の中から利用者に入力を要求する暗証番号を決定し(ステップS115)、決定した暗証番号の入力を利用者に要求し(ステップS121、ステップS131)、利用者から暗証番号の入力を受け付け(ステップS123、ステップS133)、利用者に要求した暗証番号と受け付けた暗証番号を照合し(ステップS125、ステップS135)、二つの暗証番号が一致したとき、利用者を認証する(ステップS141)。さらに、本実施形態の携帯電話機100の利用者認証方法において、暗証番号に、認証に使用する時間帯を対応付けて記憶する時間対応テーブル(設定テーブル140)を準備し、現在時刻を計時し(ステップS113)、時間対応テーブルを参照して(ステップS111)、計時された現在時刻が含まれる時間帯を判別し(ステップS115)、時間帯に対応する暗証番号を要求する暗証番号として決定する(ステップS115)ことができる。
なお、本処理は、たとえば、実行部124において利用者認証が必要な機能の実行を利用者が要求したことを契機として開始する。利用者認証が必要な機能とは、たとえば、アドレス帳の表示や電子マネー決済機能、あるいは、各種設定や情報を全件削除する場合などである。予めこれらの機能はロック部122によって暗証番号によりロックされている。
具体的には、まず、決定部112は、時間帯記憶部108および暗証番号記憶部104にアクセスし、それぞれ時間帯および暗証番号を読み出す(ステップS111)。そして、時刻取得部110が時計20にアクセスし、時計20から現在時刻を取得し、決定部112に通知する(ステップS113)。そして、決定部112は、設定テーブル140の第1暗証番号144を参照し、現在時刻が第1暗証番号144に該当するか否かを判定する(ステップS115)。現在時刻が第1暗証番号144に一致した場合(ステップS115のYES)、利用者認証に使用する暗証番号を第1暗証番号に決定し、入力要求部114に通知する。入力要求部114は、利用者に第1暗証番号の入力を促すメッセージの表示を表示制御部18に指示し、表示部16上に表示する(ステップS121)。
つづいて、暗証番号受付部116が、利用者により入力された暗証番号を受け付け(ステップS123)、判定部118が、ステップS115で決定部112が決定した第1暗証番号と、ステップS123で暗証番号受付部116が受け付けた暗証番号が一致するか否かを判定する(ステップS125)。たとえば、図3に示すように第1暗証番号に「1234」が設定されている場合、暗証番号受付部116が「1234」を受け付けたときに一致したと判定される。暗証番号が一致した場合(ステップS125のYES)、解除部120にロック解除を指示する(ステップS141)。解除部120は、指示を受けてロック部122によるロックを解除し、実行部124は、はじめに利用者が要求した機能を実行する。一方、ステップS125で暗証番号が一致しなかった場合(ステップS125のNO)、ステップS113に戻る。たとえば、利用者が第2暗証番号にあたる「9876」を入力した場合でも、ステップS115で決定された暗証番号とは一致しないので(ステップS125のNO)、ステップS113に戻る。
また、ステップS115で現在時刻が第1暗証番号144に一致しなかった場合(ステップS115のNO)、利用者認証に使用する暗証番号を第2暗証番号に決定し、入力要求部114に通知する。入力要求部114は、利用者に第2暗証番号の入力を促すメッセージの表示を表示制御部18に指示し、表示部16上に表示する(ステップS131)。
つづいて、暗証番号受付部116が、利用者により入力された暗証番号を受け付け(ステップS133)、判定部118が、ステップS115で決定部112が決定した第2暗証番号と、ステップS133で暗証番号受付部116が受け付けた暗証番号が一致するか否かを判定する(ステップS135)。たとえば、図3に示すように第2暗証番号に「9876」が設定されている場合、暗証番号受付部116が「9876」を受け付けたときに一致したと判定される。暗証番号が一致した場合(ステップS135のYES)、解除部120にロック解除を指示する(ステップS141)。解除部120は、指示を受けてロック部122によるロックを解除し、実行部124は、はじめに利用者が要求した機能を実行する。一方、ステップS135で暗証番号が一致しなかった場合(ステップS135のNO)、ステップS113に戻る。たとえば、利用者が第1暗証番号にあたる「1234」を入力した場合でも、ステップS115で決定された暗証番号とは一致しないので(ステップS135のNO)、ステップS113に戻る。
以上説明したように、本実施形態の携帯電話機100によれば、複数の暗証番号の中から選択された暗証番号を用いて利用者の認証を行うことができるので、一つの暗証番号による認証に比較して、単純な暗証番号でも複数の暗証番号の組み合わせで、パターンを増やすことができるので、解読が難しくなり、セキュリティを向上することができる。また、単純な暗証番号であってもセキュリティを低下させないので、利用者が複雑な暗証番号を記憶する必要がなくなり負担が軽減する。また、時間帯などによって暗証番号を切り替えることができるので、万が一、暗証番号を盗み見られた場合でも、異なる時間帯には暗証番号が無効となるので、セキュリティ上有効である。
(第二の実施の形態)
本発明の実施の形態に係る携帯電話機100は、図1および図2の上記実施の形態の携帯電話機100と同様な構成を有するが、時間帯によって入力を要求する複数の暗証番号の順序を変更する点で上記実施形態とは相違する。
本実施形態の携帯電話機100は、利用者の認証に使用する複数の暗証番号を記憶する暗証番号記憶部104と、複数の暗証番号の中から利用者に入力を要求する暗証番号を決定する決定部112と、決定部が決定した暗証番号の入力を利用者に要求する入力要求部114と、利用者から暗証番号の入力を受け付ける受付部(暗証番号受付部116)と、入力要求部が要求した暗証番号と受付部が受け付けた暗証番号を照合し、二つの暗証番号が一致したとき、利用者を認証する認証部(判定部118)と、複数の暗証番号の入力要求順序に時間帯を対応付けて記憶する順序テーブル(図8の順序テーブル150および時間対応テーブル152)と、現在時刻を計時する計時部(時計20)と、を備え、決定部は、計時部から現在時刻を取得し、順序テーブルを参照し、現在時刻に対応する複数の暗証番号の入力要求順序を決定し、入力要求部、受付部、および認証部は一連の処理を決定部が決定した入力要求順序に従って、少なくとも二つの暗証番号について繰り返し、少なくとも二つの暗証番号について照合された場合に、認証部は、利用者を認証する。
図8は、本実施形態の携帯電話機100の時間帯記憶部108に記憶される順序テーブル150および時間対応テーブル152の構造の一例を示す図である。図8(a)に示される順序テーブル150は、複数の暗証番号の入力要求順序のパターンを記憶する。ここでは、二つの暗証番号を使用し、二つの入力要求順序のパターンが記憶されている。パターン1では、第1暗証番号、第2暗証番号の順に入力要求を行う。パターン2では、第2暗証番号、第1暗証番号の順に入力要求を行う。本実施形態では、さらにこの入力要求順序に時間帯を対応付けて図8(b)の時間対応テーブル152に記憶する。時間対応テーブル152は、時間帯設定受付部106で設定された入力要求順序に対応付けられた時間帯が記憶される。ここでは、時間帯として「奇数時/偶数時」が選択されているので、入力要求順序の2つのパターンに、「奇数時」および「偶数時」のいずれの時間帯を対応付けるかが設定される。図8(b)では、パターン1に「奇数時」、パターン2に「偶数時」の時間帯が設定されている。
このように構成された本実施形態の携帯電話機100の暗証番号による利用者認証時の動作について、以下に説明する。図9は、本実施形態の携帯電話機100の利用者認証処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図2、図8および図9を用いて説明する。
まず、決定部112は、時間帯記憶部108および暗証番号記憶部104にアクセスし、それぞれ時間帯および暗証番号を読み出す(ステップS111)。そして、時刻取得部110が時計20にアクセスし、時計20から現在時刻を取得し、決定部112に通知する(ステップS113)。
そして、決定部112は、図8(b)の時間対応テーブル152にアクセスし、現在時刻に対応する入力要求順序のパターンを取得し、取得したパターンの順序を図8(a)の順序テーブル150から取得する。ここでは、たとえば、現在時刻が13時だとすると、決定部112は、現在時刻が奇数時であるので、パターン1を取得し、さらにパターン1の最初に入力要求すべき暗証番号が第1暗証番号であることを判別し、入力要求部114に通知する(ステップS211のYES)。このとき、決定部112は、第1暗証番号が認証された後、次に入力要求すべき暗証番号は、第2暗証番号であることも入力要求部114に通知しておく。そして、入力要求部114は、はじめに、利用者に第1暗証番号の入力を促すメッセージの表示を表示制御部18に指示し、表示部16上に表示する(ステップS121)。
つづいて、暗証番号受付部116が、利用者により入力された暗証番号を受け付け(ステップS123)、判定部118が、ステップS211で決定部112が決定した第1暗証番号と、ステップS123で暗証番号受付部116が受け付けた暗証番号が一致するか否かを判定する(ステップS125)。そして、暗証番号が一致した場合(ステップS125のYES)、入力要求部114は、利用者に第2暗証番号の入力を促すメッセージの表示を表示制御部18に指示し、表示部16上に表示する(ステップS221)。
つづいて、暗証番号受付部116が、利用者により入力された暗証番号を受け付け(ステップS223)、判定部118が、ステップS211で決定部112が決定した2番目の暗証番号である第2暗証番号と、ステップS223で暗証番号受付部116が受け付けた暗証番号が一致するか否かを判定する(ステップS225)。そして、暗証番号が一致した場合(ステップS225のYES)、解除部120にロック解除を指示する(ステップS141)。解除部120は、指示を受けてロック部122によるロックを解除し、実行部124は、はじめに利用者が要求した機能を実行する。一方、ステップS225で暗証番号が一致しなかった場合(ステップS225のNO)、ステップS113に戻る。
このように、現在時刻が奇数時の場合、パターン1の入力要求順序、すなわち、第1暗証番号、第2暗証番号の順で、利用者に暗証番号の入力要求を行い、それぞれ認証することによって、解除操作が可能となる。
さらに、現在時刻が偶数時の場合、ロック部122は、パターン2を取得し、入力要求順序が、第2暗証番号、第1暗証番号の順であることを判別し、入力要求部114に通知する(ステップS211のNO)。そして、入力要求部114は、はじめに利用者に第2暗証番号の入力を促すメッセージの表示を表示制御部18に指示し、表示部16上に表示する(ステップS131)。
つづいて、暗証番号受付部116が、利用者により入力された暗証番号を受け付け(ステップS133)、判定部118が、ステップS211で決定部112が決定した第2暗証番号と、ステップS133で暗証番号受付部116が受け付けた暗証番号が一致するか否かを判定する(ステップS135)。そして、暗証番号が一致した場合(ステップS135のYES)、入力要求部114は、利用者に第1暗証番号の入力を促すメッセージの表示を表示制御部18に指示し、表示部16上に表示する(ステップS231)。
つづいて、暗証番号受付部116が、利用者により入力された暗証番号を受け付け(ステップS233)、判定部118が、ステップS211で決定部112が決定した2番目の暗証番号である第1暗証番号と、ステップS233で暗証番号受付部116が受け付けた暗証番号が一致するか否かを判定する(ステップS235)。そして、暗証番号が一致した場合(ステップS235のYES)、解除部120にロック解除を指示する(ステップS141)。解除部120は、指示を受けてロック部122によるロックを解除し、実行部124は、はじめに利用者が要求した機能を実行する。一方、ステップS235で暗証番号が一致しなかった場合(ステップS235のNO)、ステップS113に戻る。
このように、現在時刻が偶数時の場合、パターン2の入力要求順序、すなわち、第2暗証番号、第1暗証番号の順で、利用者に暗証番号の入力要求を行い、それぞれ認証することによって、解除操作が可能となる。
以上説明したように、本実施形態の携帯電話機100によれば、複数の暗証番号を用いて利用者認証を行うだけでなく、時間帯によって入力を要求する順序を変更するので、簡素な構成かつ単純な暗証番号であっても、セキュリティを強化することができる。
(第三の実施の形態)
本実施形態の携帯電話機100は、図1および図2の上記実施の形態の携帯電話機100と同様な構成を有するが、複数の暗証番号の中から、第n暗証番号の入力要求を行う際、「第1」、「第2」などの用語を使用せずに、視覚的に識別可能な記号や色や聴覚的に識別可能なメロディなどで代替する点で相違する。
本実施形態の携帯電話機100は、上記の構成に加え、複数の暗証番号を識別する所定の識別情報を記憶する識別情報記憶部(図10の識別情報テーブル160)を含むことができ、入力要求部114は、決定部112が決定した暗証番号に対応する識別情報を取得し、識別情報を提示して暗証番号の入力を利用者に要求する。
図10は、本実施形態の携帯電話機100の暗証番号記憶部104に記憶される識別情報テーブル160の構造の一例を示す図である。識別情報テーブル160は、複数の暗証番号毎に、記号162または背景色164を記憶する。たとえば、第1暗証番号には、記号162の「●」、および背景色164の「赤」が設定されている。これらの設定は、図5の暗証番号の設定処理において、同時に設定することができ、暗証番号設定受付部102によって受け付け、暗証番号記憶部104の識別情報テーブル160に複数の暗証番号に対応付けて記憶される。
そして、入力要求部114が利用者に暗証番号の入力要求を行う際、識別情報テーブル160に記憶された記号162や背景色164を用いる。すなわち、たとえば、第1暗証番号の入力要求を行う場合、入力要求部114は、表示制御部18に対して、暗証番号の入力要求を行う画面の背景色を赤にするよう指示し、表示部16上に表示させる。あるいは、第2暗証番号の入力要求を行う場合、入力要求部114は、表示制御部18に対して画面の背景色を青にするよう指示し、表示部16上に表示させる。そして、第3暗証番号の場合、背景色は黄色にするようにする。
あるいは、たとえば、第1暗証番号の場合は、暗証番号の入力要求の画面上に「●」を表示させ、第2暗証番号の場合には、画面上に「★」を表示させることもできる。
このように、「第1」、「第2」などの用語の代わりに記号や色を用いる理由は、万が一、暗証番号を入力している場面を他者に見られて暗証番号を知られてしまった場合でも、「第1」、「第2」などの用語を用いなければ、複数の暗証番号が存在していることまでは認識し難いため、複数の暗証番号を使用することによるセキュリティ効果を維持できるからである。また、複数の暗証番号を設定する場合、利用者にとっても、色や記号で暗証番号を区別することは、視覚効果により、忘れ難くするという効果も期待できる。
あるいは、識別情報を暗証番号に対応付けられたメロディや音声とすることもできる。入力要求部が暗証番号の入力を要求する際、対応するメロディや音声をスピーカから出力して、利用者に暗証番号の入力を要求することができる。また、識別情報をLEDの点灯色とすることもできる。入力要求部が暗証番号の入力を要求する際、対応する点灯色を表示して、利用者に暗証番号の入力を要求することができる。これらの識別情報は、たとえば、背景色とメロディなどを複数組み合わせてもよいし、いずれかを選択的に用いてもよい。
以上説明したように、本実施形態の携帯電話機100によれば、「第1暗証番号を入力してください。」などのメッセージを表示せずに、複数の暗証番号毎に予め設定された識別情報を用いて暗証番号の入力を利用者に要求するので、他者に暗証番号入力画面を盗み見られた場合でも、暗証番号が複数あり、その中から選択された暗証番号の入力を要求されていることを知られる危険性が低減する。また、利用者が自身で設定した暗証番号を記憶する際も、視覚効果により忘れ難くする効果も期待できる。
特に、本実施形態の携帯電話機100は、図8および図9で説明した上記実施形態の携帯電話機100のように、時間帯によって入力を要求する複数の暗証番号の順序を変更する構成と組み合わせることにより、よりセキュリティを強化することができる。すなわち、複数の暗証番号の入力順序を「第1」、「第2」などの用語を使用せずに、視覚的に識別可能な記号や色や聴覚的に識別可能なメロディなどで代替して利用者に伝達することができ、一方で、第三者には暗証番号が複数あることを認識され難くすることができる。
(第四の実施の形態)
本発明の実施の形態に係る携帯電話機100は、図1および図2の上記実施の形態の携帯電話機100と同様な構成を有するが、複数の暗証番号の中から認証に使用するものの選択を時間帯によらずに、ランダムに設定する点で上記実施形態とは相違する。
本実施形態の携帯電話機100は、上記実施形態の構成に加え、決定部112が、複数の暗証番号の中から利用者に入力を要求する暗証番号をランダムに選択する選択部(不図示)を含むことができる。この選択部は、n個の暗証番号が登録されている際(nは2以上の自然数)、利用者に入力を要求する暗証番号をn個の中からランダムに設定し、入力要求部114に通知する。なお、本実施形態において、図10に示すように、三つの暗証番号が識別情報に対応付けて登録されている。
本実施形態において、入力要求部114は、上記実施の形態と同様に、「第n暗証番号を入力してください。」などのメッセージを表示部16上に表示したり、スピーカから音声出力したりすることができる。あるいは、入力要求部114は、複数の暗証番号に対応付けられた識別情報に基づいて、表示部16上に対応する記号を表示したり、背景色を替えたり、LEDの点灯色を替えたり、メロディを替えたりすることにより、利用者にどの暗証番号を入力すべきかを伝達してもよい。
このように構成された本実施形態の携帯電話機100の暗証番号の認証時の動作について、以下に説明する。図11は、本実施形態の携帯電話機100の利用者認証処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図2および図11を用いて説明する。
まず、決定部112は、暗証番号記憶部104にアクセスし、予め登録されている複数の暗証番号を読み出す(ステップS311)。そして、決定部112は、選択部により、認証に使用する暗証番号をランダムに決定する(ステップS313)。ステップS313で決定された第n暗証番号に対応する識別記号を識別情報テーブル160から取得し(ステップS315)、そして、入力要求部114に通知する。入力要求部114は、利用者に第n暗証番号に対応した識別記号を用いて暗証番号の入力画面の表示を表示制御部18に指示し、表示部16上に表示する(ステップS317)。
つづいて、暗証番号受付部116が、利用者により入力された暗証番号を受け付け(ステップS319)、判定部118が、ステップS313で決定部112が決定した第n暗証番号と、ステップS319で暗証番号受付部116が受け付けた暗証番号が一致するか否かを判定する(ステップS321)。そして、暗証番号が一致した場合(ステップS321のYES)、解除部120にロック解除を指示する(ステップS323)。解除部120は、指示を受けてロック部122によるロックを解除し、実行部124は、はじめに利用者が要求した機能を実行する。一方、ステップS321で暗証番号が一致しなかった場合(ステップS321のNO)、ステップS317に戻る。
以上説明したように、本発明の実施の形態の携帯電話機100によれば、複数の暗証番号の中から選択された暗証番号を用いて利用者の認証を行うことができるので、一つの暗証番号による認証に比較して、単純な暗証番号でも複数の暗証番号の組み合わせで、パターンを増やすことができるので、解読が難しくなり、セキュリティを向上することができる。また、単純な暗証番号であってもセキュリティを低下させないので、利用者が複雑な暗証番号を記憶する必要がなくなり負担が軽減する。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
本発明の実施の形態に係る携帯電話機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態の携帯電話機の要部構成を示す機能ブロック図である。 図1の暗証番号記憶部の構造の一例を示す図である。 図1の時間帯記憶部の構造の一例を示す図である。 図1の携帯電話機の暗証番号登録処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図1の携帯電話機の時間帯設定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図1の携帯電話機の利用者認証処理の手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係る携帯電話機の順序テーブルおよび時間対応テーブルの構造の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る携帯電話機の利用者認証処理の手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る携帯電話機の識別情報テーブルの構造の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る携帯電話機の利用者認証処理の手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
2 CPU
4 バス
6 ROM
8 作業用メモリ
10 電話帳記憶メモリ
12 キー
14 キー入力受付部
16 表示部
18 表示制御部
20 時計
100 携帯電話機
102 暗証番号設定受付部
104 暗証番号記憶部
106 時間帯設定受付部
108 時間帯記憶部
110 時刻取得部
112 決定部
114 入力要求部
116 暗証番号受付部
118 判定部
120 解除部
122 ロック部
124 実行部
130 選択肢テーブル
140 設定テーブル
142 時間帯
144 第1暗証番号
146 第2暗証番号
150 順序テーブル
152 時間対応テーブル
160 識別情報テーブル
162 記号
164 背景色

Claims (16)

  1. 利用者の認証に使用する複数の暗証番号を記憶する暗証番号記憶部と、
    前記複数の暗証番号の中から前記利用者に入力を要求する暗証番号を決定する決定部と、
    前記決定部が決定した前記暗証番号の入力を前記利用者に要求する入力要求部と、
    前記利用者から暗証番号の入力を受け付ける受付部と、
    前記入力要求部が要求した前記暗証番号と前記受付部が受け付けた前記暗証番号を照合し、二つの前記暗証番号が一致したとき、前記利用者を認証する認証部と、
    を備えることを特徴とする携帯電話機。
  2. 請求項1に記載の携帯電話機において、
    前記暗証番号に、認証に使用する時間帯を対応付けて記憶する時間対応テーブルと、
    現在時刻を計時する計時部と、をさらに備え、
    前記決定部は、前記計時部から前記現在時刻を取得し、前記時間対応テーブルを参照し、前記現在時刻が含まれる前記時間帯を判別し、前記時間帯に対応する暗証番号を前記要求する暗証番号として決定することを特徴とする携帯電話機。
  3. 請求項1に記載の携帯電話機において、
    前記複数の暗証番号の入力要求順序に時間帯を対応付けて記憶する順序テーブルと、
    現在時刻を計時する計時部と、を含み、
    前記決定部は、前記計時部から前記現在時刻を取得し、前記順序テーブルを参照し、前記現在時刻が含まれる前記時間帯を判別し、前記時間帯に対応する前記入力要求順序を決定し、
    前記入力要求部、前記受付部、および前記認証部は一連の処理を前記決定部が決定した前記入力要求順序に従って、少なくとも二つの前記暗証番号について繰り返し、前記認証部は、前記少なくとも二つの暗証番号について照合された場合に、前記利用者を認証することを特徴とする携帯電話機。
  4. 請求項1に記載の携帯電話機において、
    前記決定部が、前記複数の暗証番号の中から前記利用者に入力を要求する暗証番号をランダムに選択する選択部を含むことを特徴とする携帯電話機。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の携帯電話機において、
    前記複数の暗証番号を識別する所定の識別情報を対応付けて記憶する識別情報記憶部を含み、
    前記入力要求部は、前記決定部が決定した前記暗証番号に対応する前記識別情報を取得し、前記識別情報を提示して前記暗証番号の入力を前記利用者に要求することを特徴とする携帯電話機。
  6. 請求項1乃至5いずれかに記載の携帯電話機において、
    前記暗証番号は、少なくとも数字4桁であり、
    前記受付部は、数字を入力するテンキーを含むことを特徴とする携帯電話機。
  7. 利用者の認証に使用する複数の暗証番号を記憶する暗証番号記憶部を準備し、
    前記複数の暗証番号の中から前記利用者に入力を要求する暗証番号を決定し、
    前記決定した前記暗証番号の入力を前記利用者に要求し、
    前記利用者から暗証番号の入力を受け付け、
    前記利用者に要求した前記暗証番号と前記受け付けた前記暗証番号を照合し、二つの前記暗証番号が一致したとき、前記利用者を認証することを特徴とする携帯電話機の利用者認証方法。
  8. 請求項7に記載の携帯電話機の利用者認証方法において、
    前記暗証番号に、認証に使用する時間帯を対応付けて記憶する時間対応テーブルを準備し、
    現在時刻を計時し、
    前記時間対応テーブルを参照して、前記計時された前記現在時刻が含まれる前記時間帯を判別し、
    前記時間帯に対応する暗証番号を前記要求する暗証番号として決定することを特徴とする携帯電話機の利用者認証方法。
  9. 請求項7に記載の携帯電話機の利用者認証方法において、
    前記複数の暗証番号の入力要求順序に時間帯を対応付けて記憶する順序テーブルを準備し、
    現在時刻を計時し、
    前記順序テーブルを参照して、前記計時された前記現在時刻が含まれる前記時間帯を判別し、
    前記時間帯に対応する前記入力要求順序を決定し、
    前記決定された前記入力要求順序に従って、少なくとも二つの前記暗証番号について、前記暗証番号の入力要求、前記暗証番号の受け付け、前記暗証番号の認証を含む一連の処理を繰り返し、
    前記少なくとも二つの暗証番号について照合された場合に、前記利用者を認証することを特徴とする携帯電話機の利用者認証方法。
  10. 請求項7に記載の携帯電話機の利用者認証方法において、
    前記複数の暗証番号の中から前記利用者に入力を要求する暗証番号をランダムに選択する選択部を含むことを特徴とする携帯電話機の利用者認証方法。
  11. 請求項7乃至10に記載の携帯電話機の利用者認証方法において、
    前記複数の暗証番号を識別する所定の識別情報を対応付けて記憶する識別情報記憶部を準備し、
    前記決定された前記暗証番号に対応する前記識別情報を取得し、
    前記識別情報を提示して前記暗証番号の入力を前記利用者に要求することを特徴とする携帯電話機の利用者認証方法。
  12. 利用者の認証に使用する複数の暗証番号を記憶する暗証番号記憶部を備えたコンピュータを、
    前記複数の暗証番号の中から前記利用者に入力を要求する暗証番号を決定する手段、
    前記決定する手段が決定した前記暗証番号の入力を前記利用者に要求する手段、
    前記利用者から暗証番号の入力を受け付ける手段、
    前記入力要求する手段が要求した前記暗証番号と前記受け付ける手段が受け付けた前記暗証番号を照合し、二つの前記暗証番号が一致したとき、前記利用者を認証する手段、として機能させるための携帯電話機の利用者認証プログラム。
  13. 請求項12に記載の携帯電話機の利用者認証プログラムにおいて、
    前記コンピュータは、前記暗証番号に、認証に使用する時間帯を対応付けて記憶する時間対応テーブルを備え、
    前記コンピュータを、
    現在時刻を計時する手段、
    前記時間対応テーブルを参照し、前記計時する手段で取得した前記現在時刻が含まれる前記時間帯を判別し、前記時間帯に対応する暗証番号を前記要求する暗証番号として決定する手段、として機能させるための携帯電話機の利用者認証プログラム。
  14. 請求項12に記載の携帯電話機の利用者認証プログラムにおいて、
    前記コンピュータは、前記複数の暗証番号の入力要求順序に時間帯を対応付けて記憶する順序テーブルを備え、
    前記コンピュータを、
    現在時刻を計時する手段、
    前記順序テーブルを参照し、前記計時する手段で取得した前記現在時刻が含まれる前記時間帯を判別し、前記時間帯に対応する前記入力要求順序を決定する手段、
    前記入力要求する手段、前記受け付ける手段、および前記認証する手段における一連の処理を前記決定された前記入力要求順序に従って、少なくとも二つの前記暗証番号について繰り返す手段、
    前記少なくとも二つの暗証番号について照合された場合に、前記利用者を認証する手段として機能させるための携帯電話機の利用者認証プログラム。
  15. 請求項12に記載の携帯電話機の利用者認証プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記複数の暗証番号の中から前記利用者に入力を要求する暗証番号をランダムに選択する手段として機能させるための携帯電話機の利用者認証プログラム。
  16. 請求項12乃至15のいずれかに記載の携帯電話機の利用者認証プログラムにおいて、
    前記コンピュータは、前記複数の暗証番号を識別する所定の識別情報を対応付けて記憶する識別情報記憶部を備え、
    前記コンピュータを、
    前記決定された前記暗証番号に対応する前記識別情報を取得し、前記識別情報を提示して前記暗証番号の入力を前記利用者に要求する手段として機能させるための携帯電話機の利用者認証プログラム。
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