JP2867626B2 - 板ばねホースバンドおよびその製造方法 - Google Patents

板ばねホースバンドおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、板状部材および管状部材を相手物に取付け
る薄板ばね部品、特に自動車用の板ばねホースバンドお
よびその製造方法に関する。
更に詳述すれば、本発明は、自動車用の管状部材を取
付ける際に用いる板ばねホースバンド(flat spring ho
se clamp)およびその製造方法に関する。
本発明にかかる板ばねホースバンドは、熱処理後の強
度が優れ、さらに製造工程、搬送工程、使用過程での脆
化割れの発生の抑制効果に優れている。
(従来の技術) 板ばねホースバンド、特に自動車用板ばねホースバン
ドは、例えばホース、管、索類等の管状部材を他の自動
車構成部品である相手物に取付ける際に用いる。かかる
自動車用板ばねホースバンド10は、第1図および第2図
に略式斜視図で示すように、先端に嵌め合い式に操作片
1,1′を設けた板バネ2をその先端がクロスするように
丸めたものである。必要により板ばね2の本体には第2
図に示すように打抜口3を設けてもよい。
これは一般に素材として、JIS G 3311またはJIS G 48
02等に規定されているS30CM−S70CMあるいはSK7M〜SK4M
の高炭素鋼板や、SCM435あるいはSCM445等の低合金高炭
素鋼を熱間圧延した後、酸洗により脱スケールした熱延
鋼板や、またはさらに適当な圧下率の冷間圧延とAc1
近い温度で長時間加熱する球状化焼鈍を適用した冷延鋼
板を用いている。
これら素材を打ち抜き、曲げ、プレス成形等の成形加
工を施し、第1図および第2図に示される形状に形成さ
れた後、焼入れ・焼戻しあるいはオーステンパ等の熱処
理により硬化することで製造されるのが普通である。
このようなホースバンドは成形加工後に施される熱処
理によって初めて所望の強度が得られ、かつ製品として
使用するのに十分な硬さ、引張り強度、および高いばね
性を発揮するように設計されている。したがって、材質
として前述の如き炭素含有量の高いもの(C≧0.50)が
選ばれる。しかし、高炭素であると、特にオーステンパ
処理を行う場合、得られる特性はそのテンパ温度に大き
く影響されることから、目的とする硬さ、引張り強度お
よびばね性に応じて、500℃まで、通常200〜450℃の温
度条件が注意深く選択される。
しかし、JISに規定されている前述の高炭素薄板で
は、オーステナイト粒径が粗大であったり、オーステナ
イト粒界にPの偏析があったりすることなどから、注意
深い熱処理条件の選択にもかかわらず150kgf/mm2以上の
高強度レベルとしたホースバンドでは脆化割れが生じる
場合があった。
すなわち、従来にあっては、第1図および第2図に示
すような管状のクランプ部を構成する板ばね2と一対の
操作片1、1′を備えたホースバンド10においては、高
いばね性が要求されるため、C量が0.50〜0.85%の高炭
素鋼(S50CM,SK5M,SK7M等)をオーステンパ処理して得
られたTS:150kgf/mm2以上の高強度鋼板が処理されてき
た。しかし、このような鋼を適用した場合、前述のよう
に高強度域であるために、応力を付加した状態での保管
中あるいは使用中に、応力集中部より脆化割れが発生す
る問題が生じる場合があった。
このような脆化割れを防止するには、C≦0.50%とC
量を低減したCrMo系のSCM435、SCM445等の低合金鋼を用
いることが多い。焼入れ・焼戻し、オーステンパ等の熱
処理後にあって高いC量の場合にみられる鋼中の歪の増
大を抑制するためである。また、割れの伝播を抑制する
ためオーステナイト粒径を微細化する方法としては、ス
ラブ加熱工程あるいは焼入れ、オーステンパ等の熱処理
に先立つ均熱工程においてAlN等の微細粒子を析出させ
る方法が一般的であり、このためAl、N等の化学成分を
適当に調整することが必要であるとされていた。
しかし、これらの方法による対策にもかかわらず脆化
割れに対する耐久性は不十分でその向上が望まれてい
た。
(発明が解決しようとする課題) ここに、本発明の目的は、150kgf/mm2以上の強度レベ
ルで耐脆化割れ性に優れた板ばねオースバンドとその製
造方法を提供することである。
本発明の別の目的は、150kgf/mm2以上の強度レベルで
ばね鋼特有のへたり現象を抑制し、しかも耐脆化割れ性
にすぐれた板ばねホースバンドとその製造方法を提供す
ることである。
(課題を解決するための手段) すでに述べたように、製造プロセスの点からは、この
ホースバンドの耐衝撃性、耐脆化割れ性の向上のため
に、オーステンパ処理鋼が求められているのが現状であ
る。しかも、使用量の増大によりそのオーステンパ処理
時間の短縮への要求も高まっている。
このようにオーステンパ処理時間の短縮がなされた場
合、上記のような低炭素の低合金鋼では、前組織のフェ
ライト−パーライト組織から均一なオーステナイトへの
移行が合金元素等の影響により遅れがちとなり、鋼中の
炭素濃度の不均一が生じてオーステンパ処理後にマルテ
ンサイトとベイナイトの混合組織が形成される場合があ
った。そのような混合組織が形成されると、耐衝撃性、
水素等による脆化割れ等に対する耐久性ともに低いもの
となる。
このように短時間オーステンパ処理を行ってなおか
つ、耐衝撃性、耐脆化割れ性の向上を図る必要がある。
そこで本発明者らは、上述のような観点からこれら素
材としての高強度鋼板について検討したところ、次に示
すような知見が得られた。
高炭素鋼板の硬度、引張り強度の向上には、オーステ
ンパ処理後の軟化抵抗を増大させる必要があり、そのた
めにはC:0.30%以上、Cr:0.50%以上、Mo:0.10%以上の
添加が必要である。特に前述のような短時間オーステン
パ処理後の耐衝撃性、耐脆化割れ性の劣化防止には、組
織を均一ベイナイトとする必要があり、そのためには、
かつ軟化抵抗を増大させるためにはCを従来のJIS G 33
11のCrMo鋼に規定されているC量よりもやや高めにする
必要がある。
また、これらの材質において当初の目的の強度(150
〜200kgf/mm2)を確保するためには、従来より高目の80
0〜900℃の温度域に加熱することが望ましく、またテン
パー温度を400℃以下とすることが望ましい。
ばね鋼におけるへたを防止するためにも安定したベイ
ナイト形成を促進するとともに鋼中のマルテンサイトの
生成を抑制する必要がある。
従来、材料強度の高い150kgf/mm2以上の鋼種において
生じ易い水素による脆化や切欠脆化は完全に防止するこ
とはできないと考えられているが、このような鋼種に対
し、成分として厳密に調整された特定量のNb(0.005〜
0.100%)を添加すると、オーステナイト粒が効果的に
微細化されて水素による脆化割れの伝播は著しく抑制さ
れる。
さらに必要に応じ0.005〜0.100%のTiを添加するとス
ラブ加熱時あるいは焼入れに先立つ均熱時においてTiNb
N、TiNb(CN)を形成しオーステナイト粒成長をさらに
効果的に抑制することができる。
また、鋼中のPを0.030%以下に低減すると、オース
テナイト粒界に偏析したP量が減って、脆化割れの要因
となる粒界脆化が抑えられ、材料のさらなる靭性改善が
もたらされる。また、適量のBを添加すると、BがPに
対し優先的に粒界へ偏析しPの粒界偏析を抑制し、これ
により粒界が強化され脆化割れ防止が図られる。これに
より、Pを非常な低レベルまで低減することなく、その
低P化と同様の効果が得られることになる。
一方、Mn含有量の低減はSの0.020%以下への低減と
相まってMnS生成抑制を通じて靭性改善に大きく寄与す
る。また高Mnの場合、Pとの相互作用によりPの粒界偏
析を促進する場合があるが、このMn低減によってPの粒
界偏析は抑制される。またMn低減により予想される焼入
れ性低下も製品が薄鋼板であるために高い焼入れ性は特
に必要とはせず、Cr、Moの添加効果で強度も十分に保証
できることからMnの上限を1.00%とすることができる。
なお、強度向上に必要なC、Cr、Siは過剰に添加され
た場合、脆化割れに対し悪影響を及ぼすためその上限を
C:0.70%、Si:0.70%、Cr:2.00%とすればよい。
ここに本発明の要旨とするところは、重量割合にて C :0.30〜0.70%、Si:0.70%以下、 Mn:0.05〜1.00%、P :0.030%以下、 S :0.020%以下、Cr:0.50〜2.00%、 Mo:0.10〜0.50%、Nb:0.005〜0.100%、 sol.Al:0.10%以下、N :0.002%超〜0.015%以下、 さらに必要によりTi:0.005〜0.10%および/ またはB:0.0003〜0.0020%、 Feおよび不可避不純物:残部 から成る鋼組成を有し、均一なベイナイト組織から成る
板ばねホースバンドである。
別の面からは、本発明は、上記鋼板を成形加工後、80
0〜900℃の温度域に加熱してから、240〜400℃の温度域
に急冷・保持するオーステンパ処理を行うことにより、
均一なベイナイト組織を形成することを特徴とする耐脆
化割れ性に優れた板ばねホースバンドの製造方法であ
る。
ここに、「均一」ベイナイト組織とは、実質上フェラ
イトあるいはマルテンサイトが混在しない全面的なベイ
ナイト組織である。
(作用) 次に、本発明において使用する薄鋼板の成分組成を上
記のごとくに数値限定した理由を説明する。
C: 鋼板に所望の硬度、強度、焼入れ性を得るためには0.
30%以上のCの添加が必要である。またC含有量が0.70
%超の場合熱処理前の加工性が劣化するばかりか、熱処
理後も脆性も増大するためC添加量を0.30〜0.70%とす
る。
Si: 0.70%を超えて含有させると鋼板が硬質となって脆化
する傾向を見せることから、Si含有量は0.70%以下とす
る。
Mn: 本発明が対象としている板ばねホースバンドでは、靭
性向上のためMnを低減する必要がある。特に本発明にあ
っては1.0%を超えて含有されると熱処理後の硬度が大
きくなり過ぎて靭性低下を招く。一方、Mn含有量が0.05
%未満であると、固溶S量が多くなって熱間加工時の脆
化が生じる鋼板の製造性を害するようになることから、
Mn含有量は0.05〜1.00%と定め、望ましくは0.80%以下
に制限するのがよい。
P: Pは旧オーステナイト粒界に偏析し、粒界破壊等の脆
性の増大に対し大きな影響を持つものである。このため
P含有量は低いほど靭性上好ましいことは言うまでもな
い。そこでP含有量は0.030%以下とする。しかし、本
発明のようにSi、Mnを一定量含有する場合、さらに添加
量を低減するのが望ましく、特に0.015%以下に制限し
たときに効果が増大する。しかし製鋼上のコストアップ
が問題となるため添加量の下限は0.010%までとするの
が望ましい。
S: 含有量は低いほどMnSの析出を抑制し、靭性上好まし
いことは言うまでもない。このためS含有量は0.020%
以下と定めたが望ましくは0.010%以下に制限するのが
よい。このために、Ca単独添加あるいはCa−Siインジェ
クション処理の何れかの手段を取るとよい。ただCaを0.
02%以上添加すると大型の介在物を形成するので、これ
を超えないような範囲で添加処理する必要がある。
Cr: Crは、主として焼入れ性向上を目的として添加される
成分であるが、その含有量が2.00%を超えて含有される
と鋼の硬質化を招いて脆化することから、Cr含有量は0.
50〜2.00%とする。
Mo: Moは重要な成分であり、0.10%以上のMoの添加によっ
て、鋼板のオーステンパ処理前の加工性を劣化させるこ
となくオーステンパ処理後の耐脆化割れ性を維持する効
果がある。一般に、鋼は焼入れ後300℃前後の温度で焼
戻しをするといわゆる「低温焼き戻し脆化」を生じて著
しく脆くなる。ところが目的とする硬度によっては、そ
れを得るためにどうしても上記温度での焼戻しが必要な
場合がある。その場合の脆化に対してMoの添加は非常に
有効である。しかし、0.50%超のMoの添加はコスト上昇
を招くことから上限を0.50%とする。
Nb: Nbは、オーステナイト粒を微細化して鋼の靭性を向上
させる作用を有しており、この作用は水素脆化による破
壊の防止にも非常に有効である。したがって、これら割
れ発生防止を目的としてNbの添加がなされるが、その含
有量が0.005%未満では前記作用による所望の効果が確
保できず、一方、0.100%を超えて含有させてもこれら
の効果は飽和状態に達することから、Nb含有量は0.005
〜0.100%とする。またTiを添加する場合、望ましくはT
iNb系複合析出物を形成するために、Ti/Nbの範囲は0.1
〜0.7程度がよい。
Ti: Tiは、必要により添加され、鋼の焼入れ性を向上させ
るとともに、TiNあるいはTiCを形成し、これが微細分散
することにより鋼の硬度および引張り強度を増大させる
作用を有している。その上、NbBとの複合析出物としてT
iNb(CN)を形成し、オートステナイト結晶粒の微細化
を促進する作用をも発揮する。また、Bの添加に際して
はBNの析出を抑制しBの粒界への偏析を促進することで
Pの粒界偏析による耐衝撃性、耐水素割れ性の低下を抑
制するものである。しかし、Ti含有量が0.005%未満で
は前記作用による所望の効果は得られず、一方、0.100
%を超えて過剰に含有されるとコストアップになるだけ
でなく、鋼の硬化につながって利点がなくなることか
ら、Ti含有量は0.005〜0.10%と定めた。またTiNb系の
複合析出物を形成するにはNb添加量を超えないようにす
ることが望ましい。
B: Bも必要に応じ添加され、鋼中に適量のBを添加する
と、BがPに対し優先的に粒界へ偏析しPの粒界偏析を
抑制する。このPの粒界偏析抑制効果は脆化割れ防止の
ための粒界強化にも有効である。そのためには0.0003%
以上の添加が必要であるが、逆に0.0020%超の添加によ
りBN、あるいはFe2Bを形成して、耐脆化割れ性を阻害す
る場合があるので上限を0.0020%とする必要がある。
sol.Al: Alは鋼の脱酸材として必要に応じて添加される成分で
あるが、sol.Alの含有量が0.10%を超えるとコストアッ
プになるばかりか、鋼板の硬化をもたらすので何ら利点
はない。またAlNによるオーステナイト粒径制御につい
ても過剰のAlNの形成は不要である。このように、sol.A
lの0.10%含有量まで許容されるとの理由から、その含
有量を0.10%以下とする。
N: Nの含有は鋼の硬度や引張り強度の向上に効果がある
他、AlN、TiN等を形成してオーステナイトの粗粒化を防
止し、靭性向上に役立つ。この効果を確保するためN添
加量は0.0020%を超えるものとする。また、その含有量
が0.015%超の場合には硬度上昇により焼入れ前の加工
性を阻害することから、その含有量を0.015%以下に制
限する。
次に、本発明にかかる板ばねホースバンドの製造方法
について説明する。
本発明のホースバンドの成形加工は、慣用の手段で行
ってもよく、打抜きプレス加工等、特に制限されない。
代表的には鋼帯をランキング加工と打ち抜き加工するこ
とで母材とし、これに1回以上の曲げ加工を施し、第1
図または第2図に示す元製品とする。これに以下に示す
オーステンパ処理を施した後に最終製品とするのであ
る。
なお、本発明にあってホースバンドそれ自体の形状は
特定のものに制限されないことは云うまでもない。
前述のオーステンパ処理にあっては鋼中のセメンタイ
トをオーステナイト中に固溶させるには800℃以上の温
度で均熱する必要があり、それより低い温度ではオース
テンパ後にセメンタイトが鋼中に残留する場合がある。
また均熱温度が900℃を超える場合には、オーステナイ
ト結晶粒が過度に粒成長し、耐脆化割れ性の観点から望
ましくない。これらの理由から均熱温度は800〜900℃と
する。
均熱時間については特に規定されていないが、セメン
タイトを完全にオーステナイト中に固溶させるためには
3分間以上の均熱が望ましい。しかし40分間以上均熱し
た際、過度の粒成長が生じることにより、耐脆化割れ性
に悪影響を及ぼすことから、均熱時間の上限は40分間と
するのが望ましい。
またテンパー温度は、均一なベイナイトを形成するた
め温度下限を240℃とした。これを下回る場合には、鋼
中にマルテンサイトが形成されるときがあり、耐脆化割
れ性や、靭性の面からも好ましくない。また、上限を40
0℃としたが、これを越えた場合ではベイナイトでのセ
メンタイトが粗大化し十分な強度が得られない。また合
金元素の含有比率によっては残留オーステナイトが形成
され、オーステンパ処理後にマルテンサイトが形成され
る場合があり、割れ発生に対し悪影響を与える場合もあ
る。このためテンパー温度の範囲を240〜400℃とした。
このときの均熱時間についても特に規定はしていない
が、均一なベイナイトを形成するため10分間以上の均熱
を行うことが望ましい。これ以下の場合ではマルテンサ
イトの生成等の問題が生じる場合がある。また、60分間
超保持する場合、操業面でコストアップにつながること
から均熱時間の上限は60分間とするのが望ましい。
以上のごとくに製造された板ばねホースバンドは、必
要によりさらに、亜鉛電気メッキ、焼付け亜鉛皮膜等の
防錆処理を施した後、自動車メーカー等でゴムホース等
の接続に使用される。
本発明にかかる板ばねホースバンドは、従来の板ばね
ホースバンドよりも固定圧力が高まり、高温での熱へた
りや脆化割れに対する耐久性にも優れた特性を有する製
品である。
次に、本発明の効果を実施例により比較例と対比しな
がら説明する。
実施例1 第1表に示す鋼No.1〜13の供試鋼から板厚1.0mmの冷
延鋼板をそれぞれ製造し、それぞれ適当なオーステンパ
処理を行うことにより引張り強度を約180kgf/mm2とし、
ここから板幅12.5mm、深さ2.0mm、角度60゜、先端径0.1
Rのノッチを入れた引張試験片を作製し、これに対して5
5℃の温水中にて100kgf/mm2の荷重を付加した。この
時、試験片に脆化割れが発生するまでの経過時間を求
め、結果を第1表に示す。またその経過時間とC、Nb量
との相関を第3図にグラフで示す。図中、白丸内の数字
は鋼No.を示し、破線で本発明の範囲を示す。
調査の結果、鋼No.2では炭素量が少なすぎ所定の強度
確保ができない。一方、鋼No.13では炭素量が本発明の
範囲を超えて高く炭化物も過剰で早期に割れが発生して
いる。また鋼No.5ではNbの添加量が低く早期に割れが発
生しているのに対し、鋼No.6では時間が伸びる傾向がみ
られる。また、鋼No.10のようにNbが本発明の範囲を超
えて添加されても、脆化割れに対する耐久性は良好であ
るが鋼No.9との差がなく、コストアップとなる。
実施例2 第2表に示す鋼組成を有する鋼No.14〜21から板厚1.6
mmの冷延鋼板を得、それぞれについて球状化焼鈍後、第
3表に示す条件のオーステンパ処理を施し、そのときの
強度を調べた。結果は第4図にグラフで示す。
これによると本発明にかかる鋼No.14〜18は第3表に
示す本発明条件(〜)においてほぼ全体的に140kgf
/mm2の強度を得ることができる。
これに対し、比較用の鋼No.19においてはC量が低く
本発明にかかる熱処理方法による140kgf/mm2以上の強度
確保は困難である。
実施例3 次に、実施例2で得た各鋼種の冷延鋼板から打ち抜き
・曲げ加工により、第1図のような板ばねホースバンド
を作成した。この板ばねホースバンドに、前掲の第3表
に示す条件のオーステンパ処理を施して最終製品とし
た。
得られたクランプ内径40.1mm、板厚1.8mm、板幅18mm
の板ばねホースバンドを使って、外径40.0mm、肉厚1.8m
mの鋼製のパイプに、外径48.0mm、肉厚4.5mmのゴムホー
スを接続した。この接続部に対して水圧を加え、接続部
からの漏水が確実に抑制できる臨界圧力を比較した。結
果を第5図にグラフで示す。図中、鋼種記号は第4図に
同じであった。
第5図に示すように本発明例では第3表の〜の何
れの条件でも2.0kgf/mm2までの圧力に耐えることがで
き、一方、比較用の鋼No.20、21もこの圧力まで対応で
きた。これに対し比較用の鋼No.19および本発明例を含
む数種の鋼に対し第3表のの条件にてオーステンパ処
理を行った場合には、引張り強度が低く、1.5kgf/mm2
漏水が発生している。
実施例4 実施例3で示した板ばねホースバンドを、同じ取り付
け条件にて150℃の温度雰囲気にて、24h保持する加速試
験を実施した。この加速試験において、バンド径の縦、
横方向の寸法変化が2mm以下であることを必要条件とし
て評価を行った結果を第6図にグラフで示す。図中、鋼
種記号は第4図に同じである。
第6図の結果からも明らかなように、本発明例である
鋼No.14〜18および比較用の鋼No.20、21は、何れもこの
条件を満足しているが、鋼No.19では本発明の熱処理範
囲内では上記の耐へたり条件を満足することができな
い。また、各鋼種共にテンパー温度の低下により、強度
上昇とは逆にへたり幅が上昇する傾向を見せることか
ら、オーステンパ処理に際してのテンパー温度は強度条
件の許容範囲内で、極力高めろすることが望ましい。
次に、これら板ばねホースバンドを第7図に示すよう
に開いた状態とし、これに幅方向について円周方向とは
直角に深さ=2.0mm、先端r=0.1mmのスリットを切り、
20℃、0.05Nの希硫酸水溶液中にて、保持する脆化割れ
加速試験を行った。この結果を第8図にグラフで示し
た。図中、鋼種記号は第4図に同じである。
この結果、水素割れに対する耐久性は、本発明例の鋼
No.14〜18では、第3表の〜とのオーステンパ処
理条件で熱処理した場合、500hrまで割れの発生はなか
った。しかし、第3表ののオーステンパ処理条件では
一部にこの時間条件よりも早く割れの発生が認められる
ものがあり、また図示しないが、比較用の鋼No.13では
本発明の何れのオーステンパ処理条件でも500hrまでに
割れの発生が認められた。
実施例5 第4表にこの他の本発明鋼を用いた板はねホースバン
ド(サイズは実施例2に同じ)の強度、ばねへたり性、
酸性雰囲気での脆化割れに対する耐久性を比較した結果
を示す。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、高い臨界圧力
に対応可能で、かつ使用中の温度上昇による熱へたり、
さらには使用中の脆化割れが極めて有効に抑制できるこ
とが分かる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明にかかる板ばねホースバ
ンドの略式斜視図; 第3図ないし第6図は、実施例の結果を示すグラフ; 第7図は、脆化割れ試験の試験要領の説明図; および 第8図は、脆化割れ試験の結果を示すグラフである。 1,1′:操作片、2:板ばね 3:打抜口、10:ホースバンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 尚 愛知県愛知郡東郷町大字春木字蛭池1番 地 株式会社東郷製作所内 (72)発明者 福井 清 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金属工業株式会社内 (72)発明者 岡本 篤樹 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金属工業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C22C 38/00 - 38/60 F21D 6/00,9/00,9/02 F16L 33/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量割合にて C :0.30〜0.70%、Si:0.70%以下、 Mn:0.05〜1.00%、P :0.030%以下、 S :0.020%以下、Cr:0.50〜2.00%、 Mo:0.10〜0.50%、Nb:0.005〜0.100%、 sol.Al:0.10%以下、 N :0.002%超〜0.015%以下、 Feおよび不可避不純物:残部 から成る鋼組成を有し、均一なベイナイト組織から成る
    ことを特徴とする耐脆化割れ性に優れた板ばねホースバ
    ンド。
  2. 【請求項2】前記鋼組成がさらにTi:0.005〜0.10%およ
    び/またはB:0.0003〜0.0020%を含有する請求項1記載
    の板ばねホースバンド。
  3. 【請求項3】重量割合にて C :0.30〜0.70%、Si:0.70%以下、 Mn:0.05〜1.00%、P :0.030%以下、 S :0.020%以下、Cr:0.50〜2.00%、 Mo:0.10〜0.50%、Nb:0.005〜0.100%、 sol.Al:0.10%以下、 N :0.002%超〜0.015%以下、 Feおよび不可避不純物:残部 から成る鋼組成を有する熱延鋼板あるいは冷延鋼板を、
    成形加工後、800〜900℃の温度域に加熱してから、240
    〜400℃の温度域に急冷・保持するオーステンパ処理を
    行って均一なベイナイト組織を形成することを特徴とす
    る耐脆化割れ性に優れた板ばねホースバンドの製造方
    法。
  4. 【請求項4】前記鋼組成がさらにTi:0.005〜0.10%およ
    び/またはB:0.0003〜0.0020%を含有する請求項3記載
    の板ばねホースバンドの製造方法。
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