JP2867148B2 - メモリ・アクセス終了条件判定方式 - Google Patents

メモリ・アクセス終了条件判定方式

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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 メモリ・アクセス終了条件判定方式の改良に関し、 メモリ・リクエストの発行回数を減少できるようにな
ったメモリ・アクセス終了条件判定方式を提供すること
を目的とし、 プロセッサと、メモリと、プロセッサがメモリをアク
セスする際のデータが格納されるデータ・バッファと、
アクセス・コード,メモリ・アドレス,データ・バッフ
ァ・アドレス及びポート状態を持つポートの複数個と、
WAIT命令の実行時に当該命令のデータ・バッファ・アド
レスとポートのデータ・バッファ・アドレスの一致判定
を行う一致判定手段とを具備し、各一致判定手段は、ポ
ート内のアクセス・コード中の転送バイト数をも条件と
して使用して一致判定を行うように構成されていること
を構成要件としている。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、メモリ・アクセス終了条件判定方式の改良
に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は本発明の対象となるプロセッサの概要を示す
図、第6図はポートに格納される情報を示す図である。
同図において、1はポート、2はプロセッサ、3はメモ
リ・アクセス・バッファ(以下、MABと言う)、4はメ
モリをそれぞれ示している。
プロセッサ2は例えばI/Oプロセッサであり、MAB3と
複数のポート1を用いてメモリ・アクセスを行うもので
ある。MAB3は、メモリへのストア・データやメモリから
のフェッチ・データを格納する。メモリ4は、メモリ・
コントローラを含んでいるものであり、例えば主記憶装
置である。
ポート1は、第6図に示すように、アクセス・コード
やメモリ・アドレス,MABアドレス,ポート状態などを示
す情報を格納する。アクセス・コードは、フェッチかス
トアの区別,転送データ量などを示すコードである。ポ
ート状態は、アイドル(IDLE),ビジー(BUSY),エラ
ー(ERROR)の三つの状態の何れかを示す。ポートに対
してリクエストが発行されると、ポートの状態はアイド
ルからビジーに変化し、メモリから正常終了が送られて
来ると、ポートの状態はビジーからアイドルに変化す
る。メモリから異常終了が送られてきた時には、ポート
の状態はビジーからエラーに変化する。プロセッサ2
は、エラーの状態をアイドルの状態にすることが出来
る。
一つのポートは、プロセッサ2からの一つのメモリ・
リクエストに対応する。プロセッサ2は、複数のポート
を使用することにより、複数のメモリ・アクセスを同時
に発行することができる。
メモリの動作速度はプロセッサの動作速度に比べて遅
いので、プロセッサは複数のメモリ・アクセスをパイプ
ライン状に発行することにより、動作効率を上げること
ができる。
プロセッサは、メモリ・アクセスの終了条件を検査す
る命令(WAIT命令)を備えている。WAIT命令は、WAIT命
令であることを示すOPコードやMABアドレス・フィール
ド,分岐アドレス・フィールド等を有している。
第7図は従来技術におけるMABアドレスの比較を示す
図、第8図は従来の一致判定手段の例を示す回路図であ
る。同図において、5−Aないし5−nは一致判定手
段、7ないし10は一致回路、11はAND回路、Sはセレク
タをそれぞれ示す。
先ず、第8図について説明する。なお、PortAとは、
ポート1−Aのことである。一致回路7は、ポート1−
AのMABアドレスのビット0とWAIT命令のMABアドレスの
ビット0とを比較し、両者が一致すれば論理‘1'を出力
する。他の一致回路8,9,10も同様な動作を行う。AND回
路11は、一致回路7ないし10が全て‘1'を出力したとき
に‘1'を出力する。AND回路11の出力がMatch−PortAに
なる。
WAIT命令では、WAIT命令のMABアドレス・フィールド
の値と全てのポート内のMABアドレスとを一致判定手段
5−Aないし5−nで以て比較し、MABアドレスが一致
した総てのポートの状態がビジーでなければWAIT終了条
件を判定する。MABアドレスが一致したポートの中にビ
ジー状態のものが一つでも有る限り、プロセッサはWAIT
命令の実行を続ける。
〔発明が解決しようとする課題〕
第9図は従来のプログラムの例を示す図である。同図
に示すサブルーチンAA,BBを使うプログラムにおいて、
それぞれのサブルーチンが用いるMABのエリアA,B及びメ
モリ中のエリアX,Yが隣接している時、両エリアを含む
メモリ・リクエスト(この場合は64バイト・フェッチ)
を使用すれば、一回のリクエストの発行ですむが、サブ
ルーチンBBで用いるWAIT命令のMABアドレスがエリアB
を指しているので、WAIT命令の判定条件が正しく計算さ
れない。従って、AA,BBと言う二つのサブルーチンを使
用する場合は、リクエストを二回の32バイト・フェッチ
に分けて発行しなければならないと言う欠点があった。
本発明は、この点に鑑みて創作されたものであって、
メモリ・リクエストの発行回数を減少できるようになっ
たメモリ・アクセス終了判定方式を提供することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図である。本発明の前提と
なる情報処理システムは、第1図(a)に示すように、
プロセッサ2と、メモリ4と、プロセッサ2がメモリ4
をアクセスする際のデータが格納されるデータ・バッフ
ァ3と、プロセッサ2がメモリ4をアクセスする機構で
あり且つアクセス・コード,メモリ・アドレス,データ
・バッファ・アドレス及びポート状態を持つポートの複
数個1−A,1−B,…とを有している。
第1図(b)はデータ・バッファ・アドレスの一致判
定を行う部分を示す図である。WAIT命令が命令保持手段
6にセットされると、この命令の実行が開始される。WA
IT命令とは、データ・バッファ・アドレスを指定し、当
該データ・バッファ・アドレスと一致するデータ・バッ
ファ・アドレスを持つポートの状態でメモリ・アクセス
の終了を判断する命令である。一致判定手段12−A,12−
B,…は、上記命令の実行時に当該命令のデータ・バッフ
ァ・アドレスとポートのデータ・バッファ・アドレスの
一致判定を行う。各一致判定手段12−A,12−B,…は、一
致判定を行う場合、アドレスだけでなく、ポート内のア
クセス・コード中の転送バイト数をも考慮して一致判定
を行う。
〔実施例〕
第2図は本発明におけるMABアドレスの比較を説明す
る図、第3図は本発明の一致判定手段の例を示す図であ
る。同図において、12−Aないし12−nは一致判定手
段、13ないし16は一致回路、17ないし19はOR回路、20は
AND回路をそれぞれ示す。
一致回路13にはポート1−AのMABアドレスのビット
0とWAIT命令のMABアドレスのビット0とが入力され、
一致回路14にはポート1−AのMABアドレスのビット1
とWAIT命令のMABアドレスのビット1とが入力され、一
致回路15にはポート1−AのMABアドレスのビット2とW
AIT命令のMABアドレスのビット2とが入力され、一致回
路16にはポート1−AのMABアドレスのビット3とWAIT
命令のMABアドレスのビット3とが入力される。なお、
ビット0は23の重みを持ち、ビット1は22の重みを持
ち、ビット2は21の重みを持ち、ビット3は20の重みを
持つ。
OR回路17には、一致回路14の出力と64B−PortAが入力
される。64B−PortAは、ポート1−Aの転送バイト数が
64バイトか否かを示すものであり、‘1'で64バイトを示
す。OR回路18には、一致回路15の出力と、64B−PortA
と、32B−PortAとが入力される。OR回路19には、一致回
路16の出力と、64B−PortAと、32B−PortAと、16B−Por
tAとが入力される。AND回路20には、一致回路13の出力
と、OR回路17〜19の出力とが入力される。AND回路20の
出力がMatch−Port−Aとなる。
MAB3は、ワード単位に割り付けられたアドレスを有し
ている。1ワードは8バイトである。第3図の一致判定
手段は、ポートに格納されるアクセス・コードの転送バ
イト数が2ワード(16バイト)である場合にはポートに
格納されるMABアドレスは2の倍数とされ、転送バイト
数が4ワード(32バイト)である場合にはMABアドレス
は4の倍数とされ、転送バイト数が8ワード(64バイ
ト)である場合にはMABアドレスは8の倍数とされるこ
とを前提としている。
第3図の一致判定手段は、WAIT命令のMABアドレスが
ポート1−AのMABアドレス以上であって且つポート1
−AのMABアドレスに転送ワード数を加算したものより
小さいときに、論理‘1'を出力する回路である。
例えば、ポートAのMABアドレスが「0100」であり、
転送バイト数が32バイトである場合には、一致回路13と
14の出力だけが有効になり、一致回路15と16の出力は無
視される。即ち、WAIT命令のMABアドレスの上位2ビッ
トが「01」であるときに、AND回路20は論理‘1'を出力
する。
第4図は本発明を使用するプログラムの例を示す図で
ある。同図に示すように、隣接するA,Bのエリアをそれ
ぞれ使用する二つのサブルーチンAA,BBを使うプログラ
ムでは、メモリ・リクエストとして64バイト・フェッチ
一回を発行すれば良くなり、従来技術に比べ、プログラ
ム・ステップ数および実行時間が削減される。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、プ
ログラムにおけるメモリ・リクエストの回数を減少する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明における
MABアドレスの比較を示す図、第3図は本発明の一致判
定手段の例を示す図、第4図は本発明を使用する場合の
プログラムの例を示す図、第5図は本発明の対象となる
プロセッサの例を示す図、第6図はポートの構成を示す
図、第7図は従来技術におけるMABアドレスの比較を示
す図、第8図は従来の一致判定手段の例を示す図、第9
図は従来のプログラムの例を示す図である。 1……ポート、2……プロセッサ、3……メモリ・アク
セス・バッファ、4……メモリ、12−Aないし12−n…
…一致判定手段、13ないし16……一致回路、17ないし19
……OR回路、20……AND回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセッサ(2)と、 メモリ(4)と、 プロセッサ(2)がメモリ(4)をアクセスする際のデ
    ータが格納されるデータ・バッファ(3)と、 プロセッサ(2)がメモリ(4)をアクセスする機構で
    あり、且つアクセス・コード,メモリ・アドレス,デー
    タ・バッファ・アドレス及びポート状態を持つポートの
    複数個(1−A,1−B,…)と、 データ・バッファ・アドレスを指定し当該データ・バッ
    ファ・アドレスと一致するデータ・バッファ・アドレス
    を持つポートの状態でメモリ・アドレスの終了を判断す
    る命令がセットされる命令保持手段(6)と、 上記命令の実行時に当該命令のデータ・バッファ・アド
    レスとポートのデータ・バッファ・アドレスの一致判定
    を行う一致判定手段(12−A,12−B,…)と、 を具備し、 各一致判定手段(12−A,12−B,…)は、ポート内のアク
    セス・コード中の転送バイト数をも条件として使用して
    一致判定を行うように構成されている ことを特徴とするメモリ・アクセス終了条件判定方式。
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